511: 2010/07/23(金) 11:13:26.30 ID:8q.rNxs0


土御門「カミやーん! こっくりさんするぜよ!」

上条「は、はぁ? いきなりなんだよ……」

青ピ「えー? 何ゆうとんの、こっくりさんってあれやで? 何でも質問に答えてくれんねんで?」

土御門「そう……気になるあの子の好きな人から明日の晩飯まで何でも教えてくれる、これはやらない訳にはいかないにゃー」

上条「はぁ。まあいいけどよ、いつすんだ?」

土御門「今ぜよ!」

青ピ「補充でいのこっとるのは僕らだけや……今やらずしていつやんねん!」

上条「ふうん。じゃあ紙と10円玉は?」

土御門「用意してるぜよ! これで舞花の好きなタイプを教えてもらうにゃー!」

青ピ「どうやったらモテるんか、その秘訣教えてもらうんやー!」

上条「んじゃあ俺は、どうやったら経済が助かるかでも……」

土御門「そんじゃ始めるぜよ。指を置くんだにゃー」

青ピ「楽しみやわー!」

上条「あらよっと」ピト

こっくりさん「うぎゃああああああああああああああ!? お、おま!! 待機してたのにお前らが呼び出そうとしてたのにうぎゃああああああああああああ!! な、何だよお前らふざけんnアbbbbbbbbbbbbbbbb」

シーン……


512: 2010/07/23(金) 11:13:52.37 ID:8q.rNxs0
青ピ「あー。補習長かったわー……こんな時間に外出歩いても女の子と出会われへんって……まあ小萌センセイに会えたからええか」

「ねぇ……」

青ピ「! はい何でしょうそこの麗しいお姉さん!」

「……私、綺麗?」

青ピ「そらもう、ごっつべっぴんさんですわ! あーやばい、こんな美人さんに話しかけられて僕幸せ者ですよぉ!」

「……。じゃあ、これでもぉ!?」

青ピ「あーあかんあかん! 自分のコンプレックスに日々悩んでいるけど、好きな人の前で思い切って悩み打ち明けてみるこのシチュエーション! そんで男の僕はこう言うんや! あなたの全てが好きですよ、ってぇ! ……て、え?」

「……この裂けてる口見て、まぁだそんな事言えるのかしらぁ!?」

青ピ「……ポマードポマードポマード」

「!? ひ、ひぎぃぃいいいいいいい!!」

青ピ「はぁ……出会い欲しいわぁ……」トボトボ

513: 2010/07/23(金) 11:15:18.53 ID:8q.rNxs0
土御門宅
男「……ベッドの下にもぐりこんで、隙を見せたら頃して……え?」

土御門「……」

男「……」

土御門「どけ。舞花の生足が見れん」

男「あ……すみません」

514: 2010/07/23(金) 11:16:29.16 ID:8q.rNxs0
上条「はぁ……今日もインデックスは大食らいだったなぁ。不幸だ……」

prrrr

上条「はいこちら上条ですよー」

『……私メリーさん。今、学園都市にいるの』

上条「間違い電話ですかね? じゃあ切りますね」

prrrr

『私メリーさん。今あなたがいる学区にいるの』

上条「……あのー。さっきから電話番号間違えてません?」

prrrrr

『私メリーさん。今、あなたのマンションの下にいるの』

上条「……いい加減にしろよテメェ」

prrrrr

『(この反応がたまらないわ)私メリーさん。今、あなたの部屋の前に』

上条「いい加減にしろよテメェ! さっきから何度も電話かけやがって、こっちの経済力舐めんなよ!? ただでさえ節約したい今電話何度もかけまくりやがってふざけんな! テメェの悪戯でどれだけ苦しむと思ってんだ!? それにテメェの相手してやってる間も居候がまた腹を空かしてきたし! これで俺が頭を砕かれて氏んだらテメェのせいだぞ!? どんな出来心か知らねぇけどよ、お前はただの悪戯で俺を[ピーーー]気が!? 電話している間の金も勿体無いし時間も勿体無い、テメェのせいで俺は苦しむばっかりじゃねぇか! いいか、次電話してきてみろ。そん時はお前のふざけた幻想ぶち頃しに行ってやるからな!!」

プツー……ツーツーツー

515: 2010/07/23(金) 11:17:13.20 ID:8q.rNxs0
学校

土御門「昨日変な男が入ってきたせいで、舞花が怖がって俺の部屋に来なくなったにゃー。ムカついたからその男ボコったけど、どうしたものか」

青ピ「僕も昨日、えらい綺麗な人とおうたのに口裂けててんで? 口裂け女ってええなー思ったけど、実際見たらあかんわ……」

上条「俺も昨日変な電話かかりまくってよ。貧乏学生の上条さんはえらい迷惑を被りました」

土御門「はぁ……今日はどっか飲みにでも行くかにゃー」

上条「これ以上上条さんの財布を苦しめて何になると!?」

青ピ「まあこう言う時に使わなあかんやろ。そんじゃ残念やけど今日ばかりは補習サボりますかねー……ん? 何か音聞こえへん?」

テケテケ……

上条「気のせいだろ」

土御門「気のせいだにゃー」

テケテケ

青ピ「気のせいやな。そんじゃ行きますか」

テケテケテケテケテケテケテケ!!!!
土御門「思ったんだけど、ブリッジする女ってどうかにゃー? 自身の体の柔らかさを見せつけつつ、そのおっOいはボインって張られるにゃー」

青ピ「おお、それええなぁ。おっOいがこう、綺麗に張りあがって、体柔らかいと色々な事できそうやし!」

テケテケ「!?」

516: 2010/07/23(金) 11:18:10.12 ID:8q.rNxs0
上条「うん? 何か鏡があるぞ。この学校にこんなのあったっけ?」

土御門「無かったはずだけどにゃー」

青ピ「あ、もしかしてこれ、あれちゃうん? ほら、鏡とじゃんけんしたら負けるってやつ」

上条「そんじゃ不幸体質の上条さんがじゃんけんしたらどうなるのかなーっと」

ジャンケンポイ!……

上条「あいこじゃねーか」

青ピ「あれやな。鏡の中のカミやんもじゃんけんで負けるし、こっちのカミやんもじゃんけんで負けるからあいこになったんとちゃいますの?」

土御門「次は俺だにゃー」

ジャンケンポン!

土御門「……負けた……だと?」

青ピ「不味いんちゃうん? 負けたら鏡に引きずり込まれるとか……」

土御門「よし、デルタフォース総力挙げて鏡を潰すぞ」

ガッシャーン!!

上条「そんじゃ飲みに行きますか……」

青ピ「いこいこー!」

土御門「今回はたっぷり飲むぜよー」




517: 2010/07/23(金) 11:18:59.26 ID:8q.rNxs0
上条「っと、その前にトイレ行こうぜ」

土御門「了解」

青ピ「そういえば僕も催しててん」

ガチャ……

上条「ふー」チョロチョロチョロ

土御門「はー」ジョーー

青ピ「ほー」ジョバジョバジョバジョバ

土御門「そういえばさ」

青ピ「うん?」

土御門「トイレの花子さんって、夜にトイレ行くとあえるんじゃなかったっけ」

青ピ「危ないなぁ。僕が一人でトイレおるとき花子さん出てきたら、何してまうか分からんわ」

土御門「俺は舞花一直線だけど、確かにトイレに一人おるとき出てきたらなんでもできそうだにゃー」

上条「お前ら相変わらずあぶねー話ばっかだな」

青ピ「まあ花子さんてえらい可愛らしい子らしいわ。あー出てこーへんかなー花子さん」

土御門「お前さりげにでかくしてんじゃねーにゃー!」




花子「」ガクガクガクガク


以上で終わりです。これまた怪談じゃなくね?

518: 2010/07/23(金) 12:22:09.42 ID:WLYv6B60
科学の街での怪談の扱いなんてこんなもんなんじゃね?
おもしろかった!おつおつ!

引用: 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-10冊目-【超電磁砲】