680: 2010/07/25(日) 21:15:47.26 ID:JRNDW.DO
最近、暑が夏いのでほのぼの通行止め2レス書いてみた
とある魔術の禁書目録 31巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
681: 2010/07/25(日) 21:16:52.70 ID:JRNDW.DO
一方「あー……あっちィ。暑いンですけどォ」

打止「そんなこと言われても仕方ないよってミサカはミサカはこの暑さに同じくぐったり……」

一方「にしても、サウナみてェな暑さだなァ……」

打止「そうだねー。あ、いいこと考えたってミサカはミサカは――」

一方「はい、却下ァ」

打止「えーっ!? まだなにも言ってないんだけどってミサカはミサカは肩を落としてみる……」

一方「……。まァ、気が紛れるかもしれねェから特別に聞いてやるよ」

打止「ほんとに? ほんとにほんと? ってミサカはミサカはあなたに真意を問うてみる」

一方「本当だっつゥの。信じられねェなら別にいいンだぜ?」

打止「良くない! えっとね、サウナみたいってヒントを得て閃きました! ってミサカはミサカはことの経緯を説明してみる!」

一方「はいはい。でェ、なンだってンだよ?」

打止「すばり、あなたとくっついてサウナ状態になろ――」

一方「あっちィなァ」

打止「最後まで聞いてよって! ミサカはミサカはじたばーた!」

一方「丁重にお断りしますゥ」

打止「え、遠慮しなくていいんだよ? ミサカはミサカは最後のチャンスをあなたにあげてみる!」

一方「チャンスもなにもただでさえクソ暑いってのに更に暑くなろうだなンて、意味分かんねェえこと言ってンじゃねェよ」

打止「やぁ! もうっ! つまんなんないの! ってミサカはミサカは憤慨してみる!」

682: 2010/07/25(日) 21:17:46.48 ID:JRNDW.DO
一方「オゥオゥ、勝手に怒ってろ」

打止「うん、怒ってる。いいもん別に。この暑さに体を持て余すからいいもんってミサカはミサカは床にぐだってみる」

一方「持て余すってオマエ……」

打止「ふん。あなたには関係ないじゃん」

一方「……。あー、アイスでも食うかなァ」

打止「……」

一方「ついでにクーラーも強くすっかなァ」

打止「どうして声に出すの? 勝手にすればすればいいじゃん」

一方「……なァ、打ち止め」

打止「なんなの?」

一方「寒くなったら、サウナ頼むわァ」

打止「あっそ。……えっ!? 今あなたなんて言ったの!? ってミサカはミサカはもう一回聞いてみる!」

一方「さァて、アイスなに食うかなァ」

打止「あ、ねぇ、ちょっと聞いてよ! ってミサカはミサカはあなたに食らいつく!」

一方「この――――が」

打止「聞こえない! もっと大きな声でってミサカはミサカはワンモアセッ!」

一方「我が儘姫って言ったンだよォ」

打止「我が儘姫って!? ああちょっとミサカを引きずらないでってミサカはミサカはずるずるとーっ!」

一方「あァ、うるせェ」

打止「姫なら姫らしい扱いをしてよーってミサカはミサカはミサカの立場を訴えてみるんだけど聞いてないよね!? あぅーん!」ズルズル

683: 2010/07/25(日) 21:18:39.68 ID:JRNDW.DO
終わり。最早禁書キャラを借りた兄妹だけど気にしない

684: 2010/07/25(日) 21:32:46.16 ID:LsHrLn20
すごく、、通行止めです、、、

699: 2010/07/25(日) 22:34:13.90 ID:JRNDW.DO
「暑いなぁスフィンクス……」

「なぅー……」

とうまとスフィンクスが普通に会話をしてるんだよ。暑さでとうまもスフィンクスもおかしくなっちゃったのかも。

「インデックスはその格好で暑くないのか?」

「ぅなー」

やっぱりスフィンクスはとうまの言葉を理解してるんだよ。むむむ、これは興味深いんだよ。

「暑いけどこれは仕方ないんだよ」

「そっか。そうだよな」

「にゃー?」

スフィンクスは私の言葉は理解してないかも!? むきーっ! 私の方がとうまよりスフィンクスとの付き合いは長いのに!

「んなー」

「はは、そんなに冷たいところ冷たいところ行ってたら埃まみれになるぞ?」

なんかバカップルがしそうな会話なんだよ。ハッ!? まさかとうまはスフィンクスにもフラグを!?

「あ゛うっ!」

「いててっ! 分かったよ。もうつつかねぇって」

……ってさすがにそれはないよね。

「ふわっ、ぁー」

とうまの欠伸は大きい。私の手なんか簡単に飲まれちゃうかも。それにしても私までなんだか眠くなってきたんだよ。

700: 2010/07/25(日) 22:34:46.14 ID:JRNDW.DO
んー……あれ? 西日? あ、そうか私あのまま寝ちゃったんだ。これはまた夜寝れなくなっちゃうんだよ。でも日陰がひんやりしててまだ寝てたいかも……。

「んーこの問題わっかんねえなぁ」

とうま? あ、この日陰はとうまのだったんだ。この様子だと宿題やってるのかな? ノートで扇ぎだしたからちゃんとやってるのか怪しいところだけど。

「やっと起きたかインデックス。床で寝てて体痛くないか?」

う、確かに痛いかも。左肩が物凄く凝って痛いんだよ……

「そう思ってるなら起こしてほしいんだよ」

「起こそうと思ったんだけどさ、気持ちよさそうに寝てたから悪いと思ったんだよ」

こう言ってるけど、とうまは凄く迷ったんだと思う。迷って迷って思い付いたのが日陰なんだと思う。とうまの真っ直ぐだけど不器用な優しさが溢れてるんだよ。

「よしっ! 宿題は分かんないしインデックスも起きたし、晩ご飯でも作るか!」

なにを持ってして「よしっ!」なのか分からないけど、こういい時のとうまのご飯はいつもより一品多いからどうでもいいんだよ!

「スフィンクスー、お前はなにが食べたい?」

「んにゃーん」

「ははは、そんな高いもの上条さんが買えるとでも? いつものでいいな」

「うー」

やっぱりお互いに理解しあってるんだよ!? 私はペット以下なのかも!? ぐぬぬ、スフィンクスには負けられないんだよ!

「とうまとうま!」

「どうしたインデックス?」

「私も手伝うんだよ!」

「? それはありがたいけど、左肩痛いんだろ? なら大人しく寝とけよ」

「あ、うん」

私はとうまに一言も左肩が痛いなんて言ってないのにどうして分かったのかな?

「ふんふふん、ふんふふん、ふんふんふーん♪」

とうまはいつもの鼻歌を歌ってる。夕方になってもまだ下がり切らないこの生温い気温と、とうまの鼻歌が最近凄く心地いいんだよ!

引用: 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-10冊目-【超電磁砲】