378: 2013/04/21(日) 20:03:31.18 ID:tGzFyyi60
前回の罰ゲームはこちら
ちひろ「あ、プロデューサーさん。この資料、パンチ穴空いてませんよ」
P「え、あー……ホントだ」
ちひろ「ということはぁー?」
P「罰ゲームですね。はぁ……」
ちひろ「いぇーーーい、ってちょっとプロデューサーさん! ノリ悪いですよ?」
P「いえ、こんなことしてる間に、ぱぱっと仕事終わらせた方がいいかなって」
ちひろ「えー! 楽しいじゃないですかぁ!」
P「それに、いつか取り返しのつかないことになりそうで……」
ちひろ「大丈夫ですよ、その時は一緒に首括りましょう!」
P「絶対やだ……さて、誰かなぁっと」ゴソゴソ
【多田李衣菜】
381: 2013/04/21(日) 20:10:36.24 ID:tGzFyyi60
ちひろ「李衣菜ちゃん! ウッヒョー!」
P「李衣菜か。あいつならなんだかんだで丸く収まる、かな?」
ちひろ「ではでは、李衣菜ちゃんとなにをするんでしょうか!?」
P「そう急かさないで……引きます引きます」
【あすなろ抱きして耳元で囁く】
ちひろ「きゃー! あすなろ抱きですって! 私が入れたやつです!」
P「う、うーん……なんか一昔前のドラマみたいですね、これ」
ちひろ「あ、ひどいです! 私そんなに年取ってないもん!」
P「あーはいはい、可愛くない可愛くない」
ちひろ「ちょっと!?」
P「行ってきまーす」
P(……あれ? そういや囁くって、なにをだ?)
P「李衣菜か。あいつならなんだかんだで丸く収まる、かな?」
ちひろ「ではでは、李衣菜ちゃんとなにをするんでしょうか!?」
P「そう急かさないで……引きます引きます」
【あすなろ抱きして耳元で囁く】
ちひろ「きゃー! あすなろ抱きですって! 私が入れたやつです!」
P「う、うーん……なんか一昔前のドラマみたいですね、これ」
ちひろ「あ、ひどいです! 私そんなに年取ってないもん!」
P「あーはいはい、可愛くない可愛くない」
ちひろ「ちょっと!?」
P「行ってきまーす」
P(……あれ? そういや囁くって、なにをだ?)
384: 2013/04/21(日) 20:17:13.31 ID:tGzFyyi60
―――
李衣菜「~~~♪」
P(結局なにも考えないまま李衣菜のところに来てしまった……囁く、囁く……)
李衣菜「あ、Pさん! お疲れさまでーす」
P「お、おお李衣菜、お疲れさま。なに聴いてたんだ?」
李衣菜「この前みんなで収録した曲です。もう嬉しくって嬉しくって、何度も聴いてるんです!」
P「『お願い!シンデレラ』か。李衣菜もアイドルらしくなったなぁ、随分と成長したよ」
李衣菜「えへへ……Pさんのおかげです。ロックフェスだって私のワガママ聞いてもらっちゃって……」
李衣菜「本当に、ありがとうございますっ」
P「!」
李衣菜「~~~♪」
P(結局なにも考えないまま李衣菜のところに来てしまった……囁く、囁く……)
李衣菜「あ、Pさん! お疲れさまでーす」
P「お、おお李衣菜、お疲れさま。なに聴いてたんだ?」
李衣菜「この前みんなで収録した曲です。もう嬉しくって嬉しくって、何度も聴いてるんです!」
P「『お願い!シンデレラ』か。李衣菜もアイドルらしくなったなぁ、随分と成長したよ」
李衣菜「えへへ……Pさんのおかげです。ロックフェスだって私のワガママ聞いてもらっちゃって……」
李衣菜「本当に、ありがとうございますっ」
P「!」
385: 2013/04/21(日) 20:23:46.43 ID:tGzFyyi60
李衣菜「いやぁえへへ、なんか改まって言うと恥ずかしいですね……」テレテレ
P(……そうか)
P(俺も素直な気持ちを伝えればいい。罰ゲームなんて名目だけど、いい機会だよな)
李衣菜「Pさん? どうしたんですか、黙り込んじゃって。どこか具合でも……」
P「あぁ、いや。なんでもないよ、大丈夫」
李衣菜「ならいいですけど。なにかあったら言ってくださいね! ロックなリーナがPさんを元気づけますから!」
P(……そうか)
P(俺も素直な気持ちを伝えればいい。罰ゲームなんて名目だけど、いい機会だよな)
李衣菜「Pさん? どうしたんですか、黙り込んじゃって。どこか具合でも……」
P「あぁ、いや。なんでもないよ、大丈夫」
李衣菜「ならいいですけど。なにかあったら言ってくださいね! ロックなリーナがPさんを元気づけますから!」
388: 2013/04/21(日) 20:29:43.61 ID:tGzFyyi60
P「うんうん、ありがとな」ナデナデ
李衣菜「ぁぅ……へへ」
P「李衣菜」
李衣菜「ん、なんですか?」
P「ちょっと後ろ向いてくれ」
李衣菜「? はい」クルッ
P「……失礼」
ぎゅっ
李衣菜「ひゃ、わわっ!? どっどどど、どうしたんですかっ!」
P「いいから、このまま聞いてくれ」
李衣菜「はっ、はいぃ!」
李衣菜「ぁぅ……へへ」
P「李衣菜」
李衣菜「ん、なんですか?」
P「ちょっと後ろ向いてくれ」
李衣菜「? はい」クルッ
P「……失礼」
ぎゅっ
李衣菜「ひゃ、わわっ!? どっどどど、どうしたんですかっ!」
P「いいから、このまま聞いてくれ」
李衣菜「はっ、はいぃ!」
390: 2013/04/21(日) 20:35:53.00 ID:tGzFyyi60
P「……んん、李衣菜はあったかいな」
李衣菜「そそそそうでふか」
P「なぁ李衣菜?」
李衣菜「な、なんでしょ……?」
P「ロックフェスのステージ、素敵だったよ。最高に輝いてた」
李衣菜「……んく、はい」
P「本当に嬉そうに、ステージの上を駆け回ってはしゃいでさ……あの時のお前の笑顔、忘れないよ」
李衣菜「はい……」
李衣菜「そそそそうでふか」
P「なぁ李衣菜?」
李衣菜「な、なんでしょ……?」
P「ロックフェスのステージ、素敵だったよ。最高に輝いてた」
李衣菜「……んく、はい」
P「本当に嬉そうに、ステージの上を駆け回ってはしゃいでさ……あの時のお前の笑顔、忘れないよ」
李衣菜「はい……」
392: 2013/04/21(日) 20:41:36.54 ID:tGzFyyi60
P「夏樹だって、お前のことべた褒めだぞ? だいぶロックが分かってきたとか言ってたぞ」
李衣菜「なつきちが……。なつきち、私にはそんなこと言わないのに」
P「あいつなりの照れ隠しだよ。ギターも頑張ってるんだろ?」
李衣菜「はいっ、もう少し待っててくださいね。私の魂がこもった演奏、きっと聴かせますから」
P「あぁ、楽しみにしてるよ」
李衣菜「……へへへ。もっとぎゅってしてくれます?」
P「ん」
ぎゅー
李衣菜「はふ……んふふ」
李衣菜「なつきちが……。なつきち、私にはそんなこと言わないのに」
P「あいつなりの照れ隠しだよ。ギターも頑張ってるんだろ?」
李衣菜「はいっ、もう少し待っててくださいね。私の魂がこもった演奏、きっと聴かせますから」
P「あぁ、楽しみにしてるよ」
李衣菜「……へへへ。もっとぎゅってしてくれます?」
P「ん」
ぎゅー
李衣菜「はふ……んふふ」
395: 2013/04/21(日) 20:46:11.86 ID:tGzFyyi60
P「……」
李衣菜「……」
P「……李衣菜」
李衣菜「はい」
P「アイドル、楽しいか?」
李衣菜「はい……はいっ! すっごく楽しいです! もっともっとかっこよくて可愛いアイドルになりたい!」
P「うん、そうか」
李衣菜「だから、だから……えと、その……」
P「……あぁ」
P「ずっと、李衣菜のこと見てるよ(かすれ声)」
P(決まった……!)
李衣菜「……」
P「……李衣菜」
李衣菜「はい」
P「アイドル、楽しいか?」
李衣菜「はい……はいっ! すっごく楽しいです! もっともっとかっこよくて可愛いアイドルになりたい!」
P「うん、そうか」
李衣菜「だから、だから……えと、その……」
P「……あぁ」
P「ずっと、李衣菜のこと見てるよ(かすれ声)」
P(決まった……!)
397: 2013/04/21(日) 20:47:58.86 ID:tGzFyyi60
李衣菜「……」
P「李衣菜?」
李衣菜「……きゅぅ」プシュー
P「おわ、気絶してる!?」
パシャッ
P「!?」
ちひろ「あ、どうも♪」パシャパシャ
P「なに撮ってんですかちひろさぁぁぁん!?」
P「李衣菜?」
李衣菜「……きゅぅ」プシュー
P「おわ、気絶してる!?」
パシャッ
P「!?」
ちひろ「あ、どうも♪」パシャパシャ
P「なに撮ってんですかちひろさぁぁぁん!?」
398: 2013/04/21(日) 20:51:11.40 ID:tGzFyyi60
ちひろ「いやぁなんだか罰ゲームっていうよりイチャコラだったもので、ついムカついて♪」
P「その写真をどうする気です!?」
ちひろ「んー……掲示板に貼ったり?」
P「やめて!」
ちひろ「李衣菜ちゃん、顔真っ赤ですねー可愛いですねー!」パシャパシャパシャパシャ
P「ちょっとカメラ止めろ! 李衣菜、起きてくれー!」
李衣菜「ふにゃ……えへ、Pしゃん……♪」
おわり
P「その写真をどうする気です!?」
ちひろ「んー……掲示板に貼ったり?」
P「やめて!」
ちひろ「李衣菜ちゃん、顔真っ赤ですねー可愛いですねー!」パシャパシャパシャパシャ
P「ちょっとカメラ止めろ! 李衣菜、起きてくれー!」
李衣菜「ふにゃ……えへ、Pしゃん……♪」
おわり
400: 2013/04/21(日) 20:52:27.43 ID:tGzFyyi60
罰ゲームだと思ったらイチャコラだった
なにを言ってるか云々
なにを言ってるか云々
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります