885: 2013/04/22(月) 23:18:29.10 ID:PI5OXHKd0


前回の罰ゲームはこちら

P「………」

ちひろ「………来ませんねぇ、杏ちゃん」

P「…………」

<プロデューサーサン!メールデスヨ!メール!

from:杏

レッスンには行きたいんだが膝に矢を受けてしまってな…

そういうわけだから今日は休むね


アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 第3巻 [Blu-ray]

P「………」プルプル

886: 2013/04/22(月) 23:20:52.67 ID:PI5OXHKd0
ちひろ「あらら」

P(最近少しは真面目になったかと思ったのに……っ!!)

ちひろ「これはプロデューサーさんの監督不行届」

ちひろ「つまりプロデューサーさんのミスになりますよねぇ~?」

P「ええっ!?」

ちひろ「おやぁ?違いますかぁ?」

P「ぐっ……」

P(後で覚えてろよ杏…!!)

887: 2013/04/22(月) 23:24:03.96 ID:PI5OXHKd0
ちひろ「というわけで!」

P「罰ゲェェェェェェム!!」

ちひろ「イェーーーイ!!」

ちひろ「さぁ~て、今回のアイドルはぁ~?」ペラッ

【対象:白坂小梅】

888: 2013/04/22(月) 23:24:56.90 ID:PI5OXHKd0
【対象:白坂小梅】

P「……小梅かぁ…」

ちひろ「あらら?微妙な反応ですね」

P「小梅とは割と信頼関係築けてるとは思うんですが、あの子をこうびっくりさせたりするのは気が引けるというかなんというか…」

ちひろ「でも仕方ありませんよねー、罰ゲームですもん」

P「うっ…確かに」

ちひろ「肝心の内容はぁ~~これだっ!」

【内容:氏んだふり】

891: 2013/04/22(月) 23:27:15.63 ID:Q7cw2QK50
小梅ちゃん、喜ぶんじゃね?

892: 2013/04/22(月) 23:27:24.35 ID:PI5OXHKd0
小梅「ぷ、プロデューサーさんに呼ばれたけど…なんだ、ろ」

小梅「は、話があるって…言ってた、けど」

グァァァァァァァァァ!!

小梅「!!」

小梅「い、今の…プロデューサーさんの、声……?」

小梅「ぷ、プロデューサー…さん………ッ!!」タタタッ

-----------

小梅「プロデューサー…さんっ…!」ガチャ

P「」

小梅「ぷ、プロデューサーさん……?」

P「」

小梅「ね、ねぇ……」

P「」

894: 2013/04/22(月) 23:30:18.64 ID:PI5OXHKd0
小梅「……あ…も、もしかして…この間の私の…ま、ね?」

P「」

小梅「ふふっ…ぷ、プロデューサーさん…すごい、です」

小梅「まるで…ホラー映画…みたい…」

P「」

P「」

897: 2013/04/22(月) 23:33:32.90 ID:PI5OXHKd0
小梅「……ね、ねぇ」

小梅「お、起き……てよ…プロデューサーさん…」

小梅「…お、お仕事……あります…から…」ユサユサ

P「」ガクッ

小梅「!つ、冷……た、い」

小梅「え…え…」フルフル

小梅「…嘘…嘘…!」

898: 2013/04/22(月) 23:34:26.53 ID:YPsFK0bG0
最近のPは自身の体温までコントロールできるのか

907: 2013/04/22(月) 23:37:45.53 ID:PI5OXHKd0
小梅「ねぇ…ねぇ…プロデューサー、さん…!」ユサユサ

小梅「ねぇ……起きてよぉ……」ポロッ

小梅「グスッ……やです…やぁ…!」

小梅「こ、んな……こんな、の……やだぁ……!」

小梅「…わ、たし…グスッ…プロデューサーさんのおかげで、変われたんです…!」

小梅「みんなの…前、で…歌えるようになったり……」

小梅「たくさん…たくさん!グスッ…新しい友達が出来たり……!」

小梅「なの、に…なのに……!」

小梅「私……!まだ…ヒック…な、何も…返せてないよぅ…!」

910: 2013/04/22(月) 23:42:00.00 ID:PI5OXHKd0
小梅「ごめん……なさいぃ……!」

小梅「あの、時…は…グスッ…驚かしたり…してぇ……!」

小梅「ヒック…プロデューサーさん、が…嫌がってた……のに…一緒にホラー映画…見ようなんて…言ってぇ……!」

小梅「も、もうしません……だから…だから…っ!」

小梅「神様…神様ぁ…!」

小梅「お、願い……します…!」

小梅「どうか……プロデューサーさん……を…!」

912: 2013/04/22(月) 23:43:41.28 ID:PI5OXHKd0
P「ッッッ~~~!小梅ぇぇぇぇっ!」ガバッギュッ

小梅「!?!?!!」

小梅「え……?あ……?プロデューサー……さん?」

P「ごめん…ごめんな……小梅……!」ギュウウ

小梅「ほ、本当に…本当に……プロデューサーさんな、の?」

P「うん…うん…!」

小梅「よ、かった……」

小梅「よか、った…よぅ……うぁぁぁん!!」

P「ごめんな……本当に…ごめん……っ!」

------------

913: 2013/04/22(月) 23:46:00.54 ID:PI5OXHKd0
ちひろ「………」

P「…………」

ちひろ「……あの」

P「小梅なら泣き疲れて寝てますよ」

ちひろ「…ごめんなさい」

P「いえ、いいんですよ…元はと言えば俺の所為なんですし」

ちひろ(世の中には絶対騙したりしたら駄目な人っているんですね…)

916: 2013/04/22(月) 23:49:01.38 ID:PI5OXHKd0
ちひろ「……ま、まぁ!本当に効く罰ゲームになりましたねっ!なんて!」

P「…………そうですね、俺もう二度とミスしませんよ」

ちひろ「……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい………」

P「…まぁ…やってしまったことは仕方ありません」

P「小梅には後で土下座して謝っときますよ」

ちひろ「……私も一緒に行きます」

920: 2013/04/22(月) 23:51:46.76 ID:PI5OXHKd0
杏「はぁ~もぉ~、今日は折角休めると思ったのに…」ガチャ

杏「来なきゃ当分飴なしなんて…プロデューサーは鬼だよ…」

杏「おはようございま~す、そしてさようn…え、何この雰囲気」

P「…………」スタスタスタスタ

杏「え、え、えっ…」

P「………」ガッシ

杏「ひっ!……な、何だよプロデューサー…今日なんか怖いよ?」

P「…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

921: 2013/04/22(月) 23:53:45.96 ID:PI5OXHKd0
その日、双葉杏はいつもの倍以上キツいレッスンをマスタートレーナーに課せられ、半泣きになりながら、それをこなした

また、白坂小梅は無論二人に大変怒ったもののPとちひろの滅多に見れない誠心誠意の平謝りで何とか機嫌を直した

その代わりにPは1週間の心霊スポット巡りと名作ホラーマラソンが義務付けられ、またどういう訳かPもちひろも暫く悪夢と金縛りに苦しめられたのだった

おわり

引用: モバP「罰ゲーム!!!」ちひろ「イェーーーイ!!!」