1: 2011/11/05(土) 00:31:35.17 ID:S1ITrb210
終わらせない


7: 2011/11/05(土) 00:40:40.56 ID:/Hn+IcOV0
千歳「せや、妹であっとるよ」

あかり「す、すみません意味がちょっと」

千歳「だからな、赤座さんがうちの妹になってほしいなぁ~って……」

あかり「……えっと、その…………」

千歳「赤座さん、お姉さま言うてみん?あ、別にお姉さんでもお姉ちゃんでもええんよ?」

あかり「いえ、でもあか……私は、お姉ちゃんの妹ですよ……?」

千歳「!?あ、赤座さん……!いやあかり!!」ガシッ

あかり「ひっ……い、池田先輩!?な、なにするんですか!?」

千歳「あかりがうちをお姉ちゃんと思うてくれとったは思わんかったわ!」ボタボタ

あかり「そ、そうじゃなくて……それより、池田先輩鼻血!鼻血でてます!」

千歳「ありがとな!ほんまありがとな!うち頑張ってあかりんのお姉ちゃんになるな!!」

あかり「違います!あかりにもお姉ちゃんいるけど池田先輩じゃなくて!違う人ですよぉ!!」

千歳「なっ!?誰や!?誰があかりのお姉ちゃんなんや!うらやまかしからんヤツはぁ!!」

あかり「お、お姉ちゃんはお姉ちゃんだよぉ!池田先輩お願いやめてぇ~!」

千歳「あかりは、あかりはうちのもんや!どこぞの馬の骨なんぞにあかりを渡せるかぁー!!」
ゆるゆり、

9: 2011/11/05(土) 00:44:38.36 ID:/Hn+IcOV0
千歳「……もーびっくりさせんといて、家族の話か~」

あかり「は、はい……赤座あかねという私の家族でお姉ちゃんですけど……」

千歳「まったくあかりったら、ほんま心臓に悪いで~?」

あかり「えっと、その……ごめんなさい……?」

あかり(……これ、あかりが悪いの……?)

千歳「それで、さっきの答えが聞かせてもらいたいんやけど」

あかり「さっきの……?」

千歳「だからそのな、あかりがうちの妹になるって話やったろ?」

あかり「なるなんて言ってませんし……そんなの無理ですよぉ……」

千歳「そ、そこまでいや……なんか……?」ガーン

あかり「あ、いやそうじゃなくて……血も繋がってないのに姉妹っておかしいんじゃ」

千歳「なにいうとるん!?」ガシッ

あかり「ひ、ひえっ!?」

千歳「あかり……よう聞き、最近は血がつながってのうても姉妹になれるんやで」

10: 2011/11/05(土) 00:50:29.33 ID:/Hn+IcOV0
あかり「そ、そうなんですか……?」

千歳「そうやぁ、家族とか関係無しにうちとだけでええから」

あかり「はぁ……」

千歳「学校や休みの日に会った時くらいでいいから、な?な?」

あかり「えっと、なにか意味あるんですか?」

千歳「ある!すごいある!」

あかり「……」ビクッ

千歳「お姉ちゃんが学校でもあかりの面倒色々みたる!休みの日にお出かけとかもしよな!」

あかり「は、はぁ……でも、それって特に姉妹になる必要ないんじゃ……」

千歳「あかり可愛いもん!仲ようなりたいもん!うちをお姉ちゃんとも呼んで欲しいて!」

あかり「えっと……」

千歳「な!試しに、多摩市にお姉ちゃん言うてみ!?試しでええから、な!?」

あかと「う、うーん…………ち、千歳お姉ちゃん?」

千歳「あかりぃ!あっかりぃぃぃぃいいいいいいい!!!!!」ギュウゥゥ

12: 2011/11/05(土) 01:02:02.11 ID:S1ITrb210

14: 2011/11/05(土) 01:03:48.33 ID:/Hn+IcOV0
あかり「い、池田先輩くるしいです!」

千歳「え、あっ……すまん、つい……」

あかり「うう、いきなり抱きしめないでくださいよぉ……」

千歳「ごめんな、ほんま悪気はなかったんや……」

あかり「結局、池田先輩はあかりをからかいにきたんですか?」

千歳「あ、あのなあかり……誤解せんでほしいんやけど、うち本気であかりが大好きなんよ」

あかり「え……へ?あ、あの」

千歳「あかりが可愛くて、どう接すればええかわからんってのもあるし緊張しちゃうんや」

あかり「はぅ……」

千歳「そ、それに……あかりと仲良くなりたいのは本当やで……」

あかり「池田先輩……」

千歳「だから、その……と、とりあえず敬語はやめてくれへん……?」

あかり「でも……」

千歳「姉妹みたいに、は無理でも友達に話しかけるみたいにでもええから」

あかり「……うん」

15: 2011/11/05(土) 01:15:11.88 ID:/Hn+IcOV0
千歳「そ、そうや……姉妹が無理なら友達からでええから、その」

あかり「……ち、千歳お姉ちゃん」

千歳「えっ?」

あかり「なんで姉妹かわかんないけど……あかり、がんばってみる」

千歳「ほ、ほんまに?」

あかり「その、上手くできくてもしれないけど……」

千歳「あ、あかり……!」

あかり「あかりも、千歳お姉ちゃんと仲良くなりたいから……」

千歳「あかりいいぃぃぃぃいいいいい!!!!」ギュウゥゥ

あかり「ちょ、お姉ちゃん!くるしい!くるしいよぉ!」

千歳「頑張るな!うちあかりのために精一杯頑張るから!」スリスリ

あかり「ううぅ……」

17: 2011/11/05(土) 01:25:14.77 ID:/Hn+IcOV0
あかり「あのぉ……とりあえず、なにをすれば……」

千歳「え、ああ…………せやな、とりあえず今日は帰ろか」

あかり「帰るんですか?」

千歳「あかり、敬語に戻っとるで~?」

あかり「あっ……ご、ごめんなさい」

千歳「ええよええよ、そのうち慣れてくれればいいから」

あかり「はい!あ……うん!」

千歳「ふふ、日が暮れる前に今日はお姉ちゃんが送ってたるからな~」

あかり「え?で、でもそんな迷惑じゃ……」

千歳「大事な妹やもん、迷惑やないよ?あかりはお姉ちゃんと一緒に帰るのいやなん?」

あかり「い、いやじゃないけど……でも……」

千歳「なら帰ろ帰ろ、カエルが鳴く前に帰ろ~」

あかり「お、お姉ちゃん~」

20: 2011/11/05(土) 01:38:37.13 ID:S1ITrb210

21: 2011/11/05(土) 01:40:10.80 ID:/Hn+IcOV0
千歳「ほな、あかり帰ろか」

あかり「う、うん」

千歳「ん」スッ

あかり「?」

千歳「あかり、手ぇつなご?」

あかり「え……手……?」

千歳「姉妹ならおかしかことないやん、ほらほら」

あかり「う、うん……」ギュッ

千歳「へへ、あかりの手あったかいな」

あかり「……お姉ちゃんの手も、あったかいよ」

千歳「なら離さないようにしっかりつないでこな~」

あかり(千歳さん、本当に嬉しそうだなぁ……)

あかり(でも、なんか本当にあったかいかも)

あかり「……ねぇ、お姉ちゃん楽しい?」

千歳「う~ん、楽しゆうより幸せやな!」

23: 2011/11/05(土) 01:54:10.99 ID:/Hn+IcOV0
千歳「ほんま気分ええわ!あかり、なんか食べてこ~」

あかり「え、でもあかりお金もってないから……」

千歳「大丈夫、お姉ちゃんが買ったるから心配せんで!」

あかり「い、いいです!流石に悪いですよ!」

千歳「ええからええから、あかりちゃんあそこのクレープやでええ?いってくるな!」

あかり「あ、お……お姉ちゃん……」




千歳「えーっと、どれにしよ」

千歳「安いので400円か、財布なんぼあったっけ」

千歳「……600……円……?」

千歳「…………」

千歳「…………」

千歳「……!!」ピコーン

千歳「すんません、このイチゴとチョコの一つください!」

25: 2011/11/05(土) 02:00:46.19 ID:/Hn+IcOV0
千歳「あかり!買ってきたで!」

あかり「大声で言わないでよぉ」

千歳「はい!」

あかり「……あれ、1つ?」

千歳「お金足りひんくてな、二人で一緒に食べよ?」

あかり「で、でも……」

千歳「気にしんでええから、あかりと一緒に食べたいんや」

あかり「……わかった」

千歳「はいあかり、あ~ん♪」

あかり「あ、あーん……はむっ」

千歳「どう、おいしい?」

あかり「んぐんぐ……うん、おいひぃよ」

千歳「そかそか、買った甲斐があったわ~」

27: 2011/11/05(土) 02:07:50.81 ID:/Hn+IcOV0
あかり「お、お姉ちゃんクレープ貸して?」

千歳「ん?ええよええよ、どんどん食べ」

あかり「は、はい!」

千歳「?どしたん?」

あかり「えと、お姉ちゃん……あーん」

千歳「あかりは優しいなぁ……はむっ」

千歳「うんうん、美味し……」ハッ

千歳(あかりと食べたところの近くやし)

千歳(これっていわゆる間接キスになる……?)

千歳(そっか、あかりと間接キスしたことになるんか)

千歳「最高やん……」ボタボタ

あかり「お姉ちゃんどうしたの!?」

30: 2011/11/05(土) 02:22:14.90 ID:/Hn+IcOV0
千歳「あ、ごめんな。考え事しとって」ボタボタ

あかり「へ、へぇ……鼻血すぎけど大丈夫なの……?」

千歳(あかん、あかりほんまにかわええ……)

あかり「と、とりあえずティッシュ出さないと、どっちだっけ」

千歳(今日は幸せすぎて氏んでもおかしないなぁ……)

あかり「お姉ちゃんちょっとクレープもってて、はい」

千歳「え、うん」

あかり「じゃあお姉ちゃん、鼻血拭いてあげるね」

千歳「へ?」ボタボタ

あかり「あかりが綺麗にしてあげるね?」フキフキ

千歳(あかりが……近っ……)ドッバァァァ

おかり「お姉ちゃん鼻血がああああ!?」

32: 2011/11/05(土) 02:30:18.97 ID:/Hn+IcOV0
千歳「あ、あれ……ここは……?」

あかり「あ、お姉ちゃん気がついた?」

千歳「あれ、あかり……なんで……」

あかり「お姉ちゃんが鼻血噴いて倒れちゃって、ベンチで介抱してたんだけど……」

千歳「そっか~……あかりありがとな、迷惑かけてすまんなぁ……」

あかり「ううん……大切なお姉ちゃんだもん、全然迷惑じゃないよ!」

千歳「嬉しいなぁ…………そういや、なんであかりちゃん覗きこんどるの……?」

あかり「へ?……ベンチだけどそのままだと頭が痛そうだったから、その」

千歳「え……それじゃあ今うちが枕にしてるのは……」

あかり「えへへ、あかりの膝枕だよ♪」

千歳「そっか……ここは……」ドバドバ

あかり「お姉ちゃん!?」

千歳「天国やったんや……」バタッ

37: 2011/11/05(土) 02:48:07.10 ID:S1ITrb210
続け

39: 2011/11/05(土) 03:08:03.18 ID:S1ITrb210
千歳「ほな、鼻血も止まった所あかりの家に帰るか~♪」

あかり「お姉ちゃん、引っ張らないで…」

千歳「あ、ごめんなぁ、じゃあ腕組んで歩こうかぁ♪」ガシッ テクテク



綾乃「あれは千歳と赤座さん…? 腕組んで歩いてるとか…ちょっと気になるわね
   あっ、赤座さんの家の中に入っていった」



千歳「今、家の人はおらんの?」

あかり「お父さんとお姉ちゃんは2人で旅行行ってるし、お姉ちゃんはバイトに行ってるから2人きりだよぉ♪」

千歳「そやか…じゃあ2人で料理でも作るか それじゃあ食材の買い出しに行こか」

43: 2011/11/05(土) 03:14:48.95 ID:S1ITrb210
千歳「ウチ、あかりのために愛情込めて作ったるからな  沢庵に…べったら漬に…」テクテク

あかり「(うわぁ…それは流石に)あ、あの!私がお姉ちゃんのためにオムライスを作っていい?」

千歳「あかりが…手料理…?」


カチャッ
―――――
 ―――――
 あかり「あっ、あかり指切っちゃったよぉ~」ピュー
 千歳「見せてみぃ、大丈夫やお姉ちゃんが止めてあげるからなぁ」チュパチュパ
 あかり「あっ、お姉ちゃん///」
                        ―――――
                          ―――――

千歳「た、たまらんわぁ…」ボタボタ
あかり「お姉ちゃんまた鼻血出てるーー!」ガビーン


44: 2011/11/05(土) 03:19:20.95 ID:S1ITrb210

千歳「ほな、材料も買ったし帰るかぁ(ニコッ)」ガシッ(腕を組む)

あかり「うんっ!(恥ずかしいけど…なんかお姉ちゃんの喜ぶ顔を見てるとあかり、嬉しくてニヤニヤしちゃうよぉ)」

千歳「(あかりの笑顔がえらい眩しい… あかりはマジ天使大天使アカリエルややわぁ…)」




あかね「あら?あれは」

47: 2011/11/05(土) 03:27:52.67 ID:S1ITrb210
あかり「お姉ちゃん、何でオムライスに沢庵入れてるのーーー!」

千歳「あ、これはなぁ、こうすればあかりの作ったオムライスが目立つと思て」

あかり「そんな所で目立たなくていいよぉ!」



夕飯も終わってあかりの部屋

千歳「ところであかり、藪から棒に聞くけど、あかりの好きな子って誰なん?」ズイッ

あかり「えーー…えっと…あかりはみんなが好きだよぉっていつもなら答えるとこだけど、
    今は千歳お姉ちゃん、いや、千歳先輩を見てるとお腹の下の辺りが熱くなっちゃうっていうかぁ、
    ちなつちゃんは結衣ちゃんを見るとそうなるみたいだからこれは好きって感情じゃないかなあ!!!」

51: 2011/11/05(土) 03:33:38.24 ID:S1ITrb210
千歳「えっえっつええええええええええええええ…!」眼鏡パリーン

あかり「あかり、先輩の事をもっと知りたいです…あの、したかったらどうぞ…
    大丈夫です…もうちなつちゃんにやられてるからやり方は知ってます…」ヌギッ

千歳「いや、そんな急にやらんでも(あかりちゃんの口リボディたまらんわぁ~)」

あかり「駄目です!早くヤりましょう!あかり、ヤリたいよぉ!あかりはいつも全力ですよぉ!全力少女です!」

千歳「(あかりちゃん完全にキャラ変わっとるな…)」


(●) (●)


「(ドアの方から殺気!いや、霊的な物を感じるで…)」

52: 2011/11/05(土) 03:49:07.43 ID:S1ITrb210
あかり「千歳先輩…」

千歳「あ、あかり…(うわーめっちゃ見とるーめっちゃ見とるでーあの化けもん)」

あかり、千歳に唇に深く口付けをする
クチュクチュ…

千歳「(あかりちゃん、めっちゃディープやん!そんなん知らんで!どんだけやったんやあの腹黒淫乱ピンク)」

ガタッ

あかね「アカリーアカリーアカリーアカリー」

ガシッ ポイッ

千歳「(うわっ化けもんがあかりちゃんを掴んだで投げた…うわ、あかりちゃんにそっくりって…これが…)」」

あかね「そこの銀髪ちゃんーちょっとー私だけのーあかりにー何淫乱な事やらせてるのー?」

千歳「(ウワッ、目は笑ってるけど完全に怒っとるわ)」

あかね「あかりの天使の唇も、なもりパンツの下の味も、知ってるのは私だけでいいのよおおおおおお」

ブォォォォォォォォォォォ

千歳「(バット…!?こ、殺される…ごめんなぁ…あかりちゃん…所詮私は本物のお姉さんには敵わない、紛い物や…)」



ドンッ!

53: 2011/11/05(土) 03:58:28.04 ID:S1ITrb210
あかり「千歳先輩、大丈夫ですか!?」

千歳「あかりちゃん…気絶してたはずじゃ…」

あかり「しょっちゅうあかりをお姉ちゃんは夜這いしようとするから、隠れて合気道の特訓してたんだよぉ!エヘヘ」
あかり「この変Oお姉ちゃんにはいい加減我慢の限界だったんだよぉ!」
あかり「千歳先輩とあかりの仲を邪魔しようとするこの変O女は許せないんだよぉ!」

千歳「(あ、あかりちゃん…恋は人を盲目にさせると言うけど…てか夜這いって…さすがの私も引くわぁ…)」

あかり「さっきのあかりはどうかしてたよぉ…千歳先輩を襲おうとするなんて…」

千歳「いやいや、全然かまへんかまへんでー(正直、襲われるのもありやなぁ…まだ濡れてるわ)」

あかり「あかり、いつも10時には寝ちゃうん…ですヨォ……」zzz


あー寝てもうたかー しゃあないなー お楽しみは後にとっとくかぁ…(ニヤニヤ)


その後千歳はあかりをベッドに運んで2人で並んで就寝

54: 2011/11/05(土) 04:12:08.21 ID:S1ITrb210
チュンチュン…

京子「あかりー来てやったぞー!」 ドンドン!
結衣「おいコラ近所迷惑だっちゅうの」

千歳「(ん…?ここは…そうか昨日あかりちゃんと…)
   ってもう遅刻ギリギリやん!あかりちゃんはよ起きて~」ユサユサ

バタバタバタ…ドンッ!
京子「あかりー!遅いから直接来てやったぜー!…って何で先輩がいるんですか!?」
千歳「いや、あのな…その…」シドロモドロ

あかり「エヘヘー、京子ちゃん、実はねーあかりと千歳先輩は こ い び と なんだよぉ!」

京子「えっ…ええええええあかりー、いくら空気だからって恋人関係を捏造するのは良くないぞぉ~」
あかり「もぅ~嘘じゃないよぉ~(プンスカ)ねっ!千歳センパイ!」

結衣「…本当…なんですか?池田先輩」

千歳「本当や…昨日私があかりちゃんに姉妹になって欲しいて言ったんや」

京子「姉妹ぃ?それって…あのマリア様的な…?おもしろそー!」
あかり「違うよぉ、京子ちゃん。私と先輩はもっと深い関係になりたいんだよぉ」

55: 2011/11/05(土) 04:14:37.85 ID:S1ITrb210
結衣「しかし、あかりのキャラが完全に変わってるな…恋はキャラを変えるのか…」
あかり「あかり、ちなつちゃんの気持ちが海より深く分かった気がするよぉ 結衣ちゃんも早くちなつちゃんと付き合いなよぉ」
千歳「せやで、船見さんも早ぅ、吉川さんとそんな関係になればええと思うで」

結衣「わ、私は…ちなつちゃんをそんな目で見れないよ…(密かに狙ってたあかりを取りやがってこの糞銀髪眼鏡が)


京子「それより早く行かないと遅刻じゃね?」

57: 2011/11/05(土) 04:27:25.36 ID:S1ITrb210
結局1限には間に合わないと言う事で2限から行くことに

ちなつ「あかりちゃん、何か嬉しそうだね」
あかり「えへへー、分かる?」
ちなつ「分かるわよぉ!あかりちゃんから溢れ出るその猛烈なラヴ臭が!」
あかり「それはね…」ガラッ 「あっ、先生来ちゃったからまた後でね」

昼休み
ちなつ「あれ、あかりちゃんどこ行くの?」
あかり「ちょっと用事が…」
櫻子「何あれー私のあかりちゃんが凄い気になるー!」ダッ
向日葵「櫻子!まったくもう櫻子は…、吉川さん、私達も赤座さんを追いましょう!」

ちなつ「(あかりちゃんって何気にモテてね…?」

生徒会室
あかり「ここには誰も来ないんですか…?」
千歳「大丈夫や、綾乃は歳納さん達と教室で食べてるし、大室さん達は吉川さんと食べとるんやろ?」
   さながら2人だけの"愛の巣"って所やな…グフフ…」
あかり「ハイッ♪じゃあ、2人であーんやりながら食べましょうねぇ♪」(ニコッ)


向日葵「何ですの…この甘ったるい空気は」
櫻子「私のあかりちゃんがあかりちゃんがあかりちゃんがあかりちゃんが」
ちなつ「フーンこういう事だったんだ…」

櫻子「ムキー!我慢出来ない!2人の仲をぶち壊してやるぅ!」
向日葵「おやめなさい!櫻子!」ドタバタ
ちなつ「ムッハーあの2人キスしだし…ってディープキッスよー!///」

59: 2011/11/05(土) 04:40:27.19 ID:S1ITrb210
放課後
生徒会室
綾乃「じゃあ千歳、今日も歳納京子のプリント提出忘れがあるからごらく部へ行くわよ!」
千歳「おーっ(やっと来たわー今日はなかなか言い出さなかったからヤキモキしてたわー)」

ごらく部室
綾乃「としのうきょうこー!」
千歳「あかざあかりー!」

京子「おっ、綾乃と千歳じゃん」
ちなつ「あ、あの千歳スイマセン!ちょっと聞きたいことが」
千歳「何や?吉川さん」
ちなつ「昼休み、あかりちゃんと生徒会室でディープキッスしてましたよね!」

綾乃「なーーーーーーっななな何言ってるの吉川さん、何で千歳と赤座さんがキキキキキキ」

あかり「え、京子ちゃん結衣ちゃん、言ってなかったの?」
京子「あー、この反応が見たくてワザと言わなかったー」
結衣「私は認めてないからな…ブツブツ…」

あかり「じゃあ改めて言うよぉ 昨日からあかりと千歳先輩は恋人関係なんだぁ♪」
千歳「エヘヘ…改めて言うと恥ずかしいなぁ…綾乃ちゃん、こういう事や」

綾乃「そそそそそう!隠し事なんて許さないわ!赤座さんを幸せにしてね!(千歳…私なんかより遙かに進んでたのね…)」

結衣「具合が悪くなったから私もう帰るね」スクッ
ちなつ「あっじゃあ私も結衣先輩と一緒に帰りますー」

60: 2011/11/05(土) 04:55:20.33 ID:S1ITrb210
帰り道
千歳「昨日は帰ってないから千鶴が心配してると思うわ…だから今日は帰るな」
あかり「それなら私も変O女が怖いから帰りたくないよぉです♪」

千歳・あかり「ただいまー」
千鶴「おかえり姉さ…って確か歳納京子の友達の赤座…さん?」
あかり「ただいまー千鶴ちゃん♪」

千鶴「私より年下なのにちゃん付けするなー!」
あかり「エヘヘ、千歳先輩は私の恋人だから自動的に千鶴ちゃんはちゃん付けするんだよぉ」
千歳「ごめんな千鶴、こういう関係なんや なに、すぐ慣れるで」
千鶴「」

61: 2011/11/05(土) 04:57:30.28 ID:S1ITrb210
食事の席
千鶴「(気まずい…2人がイチャコラして私の入る隙がない)」
千鶴「(綾乃×姉さんが私のジャスティスだったのに…赤座あかり…憎い…っ)」トクトクトク

千鶴「って熱ぅ!熱ぅ!」
あかり「あっ、千鶴ちゃんお茶こぼしてるよぉ」チュパ
千鶴「なっやっ///」
あかり「あっ、やっと怖い顔じゃなくなった、あかり、千鶴ちゃんに嫌われてると思って悲しかったよぉ」(あかり大天使の笑み)
千鶴「(何コレ可愛い)」

夜 就寝後
千鶴「ん…トイレ…って誰かって赤座あかりーーーーー!?」
あかり「ムニャムニャ千歳ちゃんの沢庵が食べたいよ…」
千鶴「重い!いや軽いけどさ どいて!嬉しいけどどいて!私は姉さんじゃない!」ドサァ!
千鶴「うわぁああああああ赤座あかりを押し倒す体制に…!これはマズイマズイどうしよう…



千歳「ジーーーーーーーー」




姉さん、事件です

63: 2011/11/05(土) 05:10:00.71 ID:S1ITrb210

千歳「もーーーーー許さない!千鶴はケダモノやなあ!あかりちゃんを襲うなんて!」
千鶴「姉さん、それちが…」
千歳「言い訳は聞かんでえ!あかりちゃんの証言はこうや!」


  「あのう、深夜何か気づいたらあかりの上に誰かいて、千歳先輩の臭いとは違うなぁと思って
  顔をよくよく見たら千鶴先輩だったんですよ 
  この感じ、あの変Oお姉ちゃんにやられた感じと瓜二つでしたよぉ!怖いよぉ!」
                                   
千鶴「姉さん、だからそれちが…」
千歳「それ以上言うことはあきまへんで!あかりちゃんに近づかんどいてや!千鶴のバーカ!」
千鶴「(姉さんに嫌われた…!)ガーン」

千歳「じゃ、そういうことやから」

千鶴「気まずいから早く家を出たけど…ハァ…憂鬱だ…赤座あかり…魔性の女…
   おや、あそこの赤座あかりを大きくしたような女性がいるぞ」

あかね「アカリアカリアカリ… あっ銀髪眼鏡ちゃんみーつけた♪」ダッ
千鶴「ちょっ、速っ、何これ怖い」
あかね「確かあなたの名前は千歳と言ったわね?あかりを誑かしてただで済むと思ったら大間違いよフフフフフ」
千鶴「違ーう!私は千歳姉さんじゃないー」
あかね「…そう言われれば声が違うわね…」

千鶴

64: 2011/11/05(土) 05:16:12.01 ID:S1ITrb210
――
 ――
あかね「そうなの…千歳姉さんに勘違いされて嫌われて…」
千鶴「ハイ…私は何もしてないのに…うっうっ姉さん…」

あかね「そうね…あっいい事思いついちゃった♪」

あかね「あ、ハイ、西垣先生…ハイ、惚れ薬を…駄目…?教師と生徒の淫行…ハイ…ありがとうございます♪」

あかね「フフフフフフフフフフ」

千鶴「(何この人怖い)

65: 2011/11/05(土) 05:23:06.40 ID:S1ITrb210

千鶴「ハァ…どうにかして赤座あかりにこの飴玉型惚れ薬を飲ませなきゃ
   私は赤座あかねに半頃しにされるわけだが…おや、あれは」

結衣「あっ、何だ千鶴か」
千鶴「何だとは何だ!」
結衣「いや、千歳だったら思わずビンタしちゃったかもだからさ」
千鶴「言っとくが、姉さんを傷つけたら許さないからな!(そうだ…!)
結衣「ハイハイ…善処しとくよ」
千鶴「これを…ゴニョゴニョ」
結衣「分かった!あかりに飲ませてあかねさんの写真を見せればいいんだな!」
千鶴「頼む…!」
結衣「ああ…大船に乗ったつもりでいてくれ(飲ませた後私がキスでもすれば一発で堕ちるだろうな」

京子・ちなつ「何やってんだ」

67: 2011/11/05(土) 05:32:26.88 ID:S1ITrb210
櫻子「あーかーりーちゅわーん」ガシッ
あかり「櫻子ちゃん、気持ちは嬉しいけどやめてよぉ!私は千歳先輩の物なの!」

櫻子「向日葵ぃ~あがりちゃあああああああんにフラれちゃったよおおおおおワーン」
向日葵「櫻子、いい加減に諦めなさい、敵いませんよ(あー櫻子の泣き顔マジ天使ですわ 涙ペロペロですわ)」


京子「綾乃ー!今度の土曜日空いてるー?一緒にジャスコ行こうぜー!」
綾乃「ちょちょちょ、丁度空いてて暇になる予定だったわ!べ、別にととと歳納京子のために空けたんじゃないんだから!」

綾乃「ところで船見さんは良かったの?」
京子「ああ、アイツはいいんだ 最近ちなつちゃんに拘束され気味なんだよ」


ちなつ「ゆーいせんぱい!(ダキッ)
(何故だか知れないけど最近の結衣先輩は脆い!この隙にオトす!)」
結衣「ハイハイ…(あーうぜえよピンク)」

68: 2011/11/05(土) 05:39:24.41 ID:S1ITrb210
放課後・ごらく部

結衣「ところであかり、アメちゃん食べない?」サッ
あかり「あっ、結衣ちゃんありがとうぉ♪」ポイッ
ちなつ「私にもないんですかぁ~(キラキラ)」
結衣「もちろんちなつちゃんにもあげるよ(普通の飴を)


結衣「ところであかり、私を見てくれ。何か感じる物がないかな?」
あかり「えっ別にないよぉ♪イチゴ味の飴おいしいよぉ」

結衣「(おかしいな…間違ってなかったはずだけど)」
ちなつ「ゆーーーーーいーーーーーーせんぱーーーーーーーい」ムッチュー
結衣「(なっちなつちゃんに押し倒されるとは…もしかして間違えたかああああ?)」

ちなつ「さーあ結衣せんぱーい、脱ぎ脱ぎしましょうねー♪」
結衣「オイコラやめ…アッ…そこは…」

あかり「何かあかりお邪魔虫みたいだから帰るねー 幸せにね結衣ちゃん♪ちなつちゃん♪」スタコラ


京子は生徒会室で綾乃とイチャイチャしてます

69: 2011/11/05(土) 05:44:45.69 ID:S1ITrb210
千鶴「さて…ただいまー姉さん…(ドキドキ)」

千歳「千鶴うううううううううううう(ダキッ)
千鶴「ちょっ、姉さん近…」

千歳「すまんなーよくよくあかりちゃんに問い質してみたら、あかりちゃんが
   間違えて千鶴のベッドに入っただけだったみたいやわ~あんな事言ってごめんな千鶴、許してぇな」

あかり「千鶴お姉ちゃん、ごめんなさいだよぉ」ヒョコッ

千鶴「(赤座あかり…そんな…予定では今頃)」

千歳「どしたん千鶴?何か怖いものでも見たん?」
千鶴「い、いや別に何も…!全然気にしてないよ姉さん」
千歳「そうかー良かったぁ、ウチ、千鶴に嫌われもうたと思ったわぁ」

千鶴「(どうしよう、あの人今頃キレてるんだろうなぁ)」

70: 2011/11/05(土) 05:47:00.50 ID:S1ITrb210
その後、何だかんだあってあかりとあかねは和解
あかりと千歳はあかね公認のカップルになってラブラブやってます 

京子と綾乃は綾乃から告白をして見事カップルに

ちなつと結衣はなし崩し的にカップルとなったとさ


おわり

71: 2011/11/05(土) 05:47:56.77 ID:S1ITrb210
今度そのうち綾乃×あかりで書きたいと思う

引用: 千歳「あ、赤座さん……うちの妹にならへん?」 あかり「へ?妹?」