1: 2008/12/30(火) 17:20:38.30 ID:UHm1ytHK0
結局落ちちゃったので立て直し
年末深夜の恐ろしさを味わったぜ・・・

2: 2008/12/30(火) 17:23:33.95 ID:UHm1ytHK0
前回までのあらすじ

水銀燈「肉肉肉肉肉肉肉・・・」キュキュー

蒼星石「ああ・・・翠星石の額に肉の字が・・・」

真紅「今日のMVPは翠星石に送るのだわ・・・」

金糸雀「さて水銀燈、次は誰を選ぶのかしら?」

水銀燈「・・・」キュポ

水銀燈(難しいわねぇ・・・ただ、真紅と蒼星石じゃあ蒼星石の方が強かったわね・・・ならば!)

水銀燈「真紅、決着を付けてやるわぁ」

真紅「・・・望む所よ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・

4: 2008/12/30(火) 17:28:22.64 ID:UHm1ytHK0
ジュン(とうとう真紅と水銀燈の決戦か・・・)

水銀燈(あの時の恨み、今こそ晴らしてあげるわぁ!)

真紅(今度は完膚なきまでに叩きのめすのだわ!!)

蒼星石(何だかドキドキしてきちゃった。まだ僕のこってるのに・・・)

6: 2008/12/30(火) 17:30:39.35 ID:UHm1ytHK0
金糸雀「それじゃあ両者、前へ!」

さくさくさくさくさくさくさくさく・・・

金糸雀「よおぉぉ~~~~い・・・」




雛苺「うにゅーーーーー!?!?」

翠星石「いだだだだだだだだ!?!?」



金・銀・紅・JUM「え?」

7: 2008/12/30(火) 17:34:36.87 ID:UHm1ytHK0
雛苺「トゲがいたいのー!放せなのーーー!!」

翠星石「棘ですぅ!これは急展開ですぅいだだだだ!!」

真紅「水銀燈コンチクショウ・・・」キュピ~ン

水銀燈「いや、私は何もしてないわよぉ!!」

金糸雀「ウザいしウソくさいかしら」

水銀燈「コラァーーーー!!」ドギャ--ン

???「フフフ・・・」

8: 2008/12/30(火) 17:39:03.11 ID:UHm1ytHK0
蒼星石「誰だ!翠星石を放すんだ!!あと雛苺も」

???「初めましてお姉様方、私の名前は雪華綺晶・・・」

水銀燈「雪華綺晶ですって!?」

真紅「なんて胡散臭い名前!!」

金糸雀「でも言われてみれば雪華綺晶って感じかしらー」

雪華綺晶「別に名前はどうでもいいわよぉーーーー!!」ガビ-ン

9: 2008/12/30(火) 17:42:57.15 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶「私は私の体を手に入れにきたの・・・」

真紅「どうやら幽霊みたいね」

水銀燈「幽霊なんかに勝負を邪魔されたら胸糞悪いわね」

雪華綺晶「無駄な抵抗はやめてください、抵抗すれば二人をジャンクにして差し上げる・・・」

紅・銀「一か八かいっけーーー!!!」

雪華綺晶「ナニーーーー!?」ガビ-ン

10: 2008/12/30(火) 17:47:45.71 ID:UHm1ytHK0
翠・雛「ゲフゥ!!!」

水銀燈「この白幽霊、何てことしてくれんのよ!」

真紅「二人を殴るなんて・・・信じられないのだわ!!」

雪華綺晶「は、話が違う・・・!人質がいれば襲ってこないはずなのに・・・!!」

水銀燈「許せないわぁ・・・」

真紅「二人共、今のうちに早く逃げちゃうのだわ!!」

雪華綺晶「ハッ・・・、今のはもしかして演技!?」

12: 2008/12/30(火) 17:51:12.94 ID:UHm1ytHK0
雛苺「わかったのー!ハアアアァァァァ・・・」

雛苺「『うにゅー身代わりの術』なのーーー!!!」

スッ

雪華綺晶「え・・・!消えた!?」

○○・←苺大福
↑↑
翠雪

雪華綺晶「苺大福ーーー!?」

雛苺「ちょろいの」

14: 2008/12/30(火) 17:54:35.63 ID:UHm1ytHK0
真紅「翠星石、貴女も早く!」

蒼星石「身代わりの術だ!」

翠星石「ちょ、できねぇですよ・・・」

水銀燈「それなら貴女のその長い髪を利用すればいいじゃなぁい」

ジュン「なるほど、秘技ネコジャラシか」

真紅「ネコジャラシよ、翠星石!!」

16: 2008/12/30(火) 18:00:17.26 ID:UHm1ytHK0
翠星石「!それはセクシーコマンドー倶楽部で読んだですぅ!」

雪華綺晶「え、何??」

翠星石「『ネコジャラシ』!!」

ズルズルゥ・・・

雪華綺晶「ギャー!!気持ち悪ぅーーーー!!!」ガビ-ン

秘技【ネコジャラシ】とは?
毛の生えたネコジャラシが手の中をすり抜けるのと同じ原理で 体と筒のの間に髪の毛をたらし込ませ筒などから抜け出す技かしら。 自分の体幅より細い筒からも脱出できるかしら。
この場合翠星石は自分の長い髪を全身に絡みつけて棘から脱出したというわけかしら!

翠星石「アバヨ!白幽霊!!」

17: 2008/12/30(火) 18:04:54.77 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶「あぁ・・・逃げられた・・・」

翠星石「逃げたんじゃねぇです・・・」

蒼星石「よくも翠星石を傷だらけにしてくれたな・・・」

雪華綺晶「え?」

真紅「しかもいい感じの緊張感を台無しにしやがって・・・」

水銀燈「フフ・・・覚悟はいいかしらぁ?」

雛苺「力がみなぎるのーーー!!」

金糸雀「それじゃあ審判として私も参加しちゃうかしら」

ジュン「じゃあ、僕は副審として・・・」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・

18: 2008/12/30(火) 18:08:23.64 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶(え・・・もしかしてヤバい?)

雪華綺晶(袋叩き!?イヤ・・・フクロはいやよ…)

雪華綺晶(私は体が欲しかっただけなのに・・・うぅ・・・)

雪華綺晶「イヤアアアァァァーーーーー!」

真紅「あっ、逃げたわ!!」

蒼星石「引きずり回してやんよ!!ヒャッハーーーー!!!」

19: 2008/12/30(火) 18:12:08.40 ID:UHm1ytHK0
だばだばだばだばだば・・・

水銀燈「お、思ったより早いわねぇ・・・」

真紅「逃げられたらおしまいだわ!」

蒼星石「フフフ・・・心配ご無用。この先に罠を仕掛けてあるんだ」

翠星石「さすが蒼星石ですぅ!」

ギャーーー・・・

金糸雀「かかったみたいかしら!!」

27: 2008/12/30(火) 18:46:29.64 ID:UHm1ytHK0
ただいまー

水銀燈「どんな罠か気になるわねぇ。貴女の性格が分かりそうで・・・」

蒼星石「うるさいな、この先だよ!」

バッ!

雪華綺晶「うぅ・・・」

蒼星石「無様だねぇ」

水銀燈(なによこれぇ・・・筒?)

蒼星石「『デグチ=ホソナール』!!」

28: 2008/12/30(火) 18:52:13.98 ID:UHm1ytHK0
金糸雀「ああ、こいつも馬鹿なだけかしらー」

翠星石「馬鹿ばっかりですぅ・・・」ガビ~ン・・・

雪華綺晶「うごけないぃぃぃ・・・」

真紅「今のうちにタコ殴りだわ!」

雪華綺晶「仕方ない・・・『見よう見まねのネコジャラシ』!」

ズルゥ~

一同「気持ち悪いーーーーー!!!」ガビ-ン!

翠星石(翠星石もあんなだったですか・・・)

29: 2008/12/30(火) 19:02:40.46 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶「しかし・・・今回はタイミングが悪かったみたい・・・」

雪華綺晶「出直さなきゃ・・・今はまだお姉様方には勝てない」

雪華綺晶「都合よくnのフィールド!」

翠星石「ああ!いきなりnのフィールドへの入り口が出てきたですぅ!!」

雪華綺晶「エイッ」シュ-ン

ジュン「追えーーーーー!!」

一同「応!!」

30: 2008/12/30(火) 19:20:21.11 ID:UHm1ytHK0
水銀燈「いちばぁん」ピョン

真紅「いまだ!2getだわー!」ピョン

ジュン「オリャー」ピョン

翠星石「ちょっと狭くなってきてるですぅ!」ピョン

蒼星石「アイタッ!」ピョン

雛苺「ぎりぎりなのー!」ガツン

金糸雀「ギャーーー!!」グッ

金糸雀「ぎりぎりで通れなかったかしらー!!」

31: 2008/12/30(火) 19:25:03.42 ID:UHm1ytHK0
金糸雀「いだだだだだ!裂けちゃうかしらーーー!!」

水銀燈「太ったよのあなたぁ」

真紅「太ったなら仕方ないのだわ」

蒼星石「ごんぶと」

金糸雀「言ってる場合じゃないかしらー!!助けてかしらーーー!!」

真紅「冗談だわ、必ず助けるから安心するのだわ!!」

真紅「帰りにでも・・・」

金糸雀(ガビ~ン・・・)


金糸雀・・・脱落

32: 2008/12/30(火) 19:28:22.82 ID:UHm1ytHK0
真紅「まさかnのフィールドまで行くはめになるとはね・・・」

翠星石「ハッキリ言って>>1はノープランですぅ」

ジュン「言わなくていいよそんな事・・・」

水銀燈「見つけたわぁ!チェックメイトってとこねぇ・・・」

雪華綺晶「!・・・」

雛苺「覚悟するのー!」

雪華綺晶「フフフ・・・」

33: 2008/12/30(火) 19:31:59.56 ID:UHm1ytHK0
水銀燈「あらぁ、追い詰められちゃってジャンクになっちゃったの?」

雪華綺晶「(ニタァ・・・)」

水銀燈「・・・気味悪いわねぇ」

蒼星石「自分の体のどうのこうのって言ってたけど、もうお終いだよ」

雪華綺晶「誤算でした・・・嬉しい誤算も誤算のうち・・・!」

真紅「何ですって?」

35: 2008/12/30(火) 19:37:32.17 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶「とうとう手に入った・・・私のからだ・・・」

ズズズ・・・

真紅「あれは金糸雀!」

蒼星石「まさか最初からこれが目的だったのか!?」

水銀燈「まさか、どうせあそこで引っかかった金糸雀を運良く見つけたってとこじゃないのぉ」

雛苺「金糸雀、ピクリともしないのー」

翠星石「・・・ローザミスティカはどうしたですぅ?」

36: 2008/12/30(火) 19:45:01.94 ID:UHm1ytHK0
ピチカート「 ! 」フラフラ・・・

真紅「ピチカート・・・!これは金糸雀のローザミスティカだわ!!」

元・金糸雀「うう・・・不覚かしら・・・」

翠星石「しょうがないですよ、元・チビカナ」

蒼星石「いまはあいつに集中しよう、元・金糸雀」

雛苺「元・カナなのー!」

元・金糸雀「普通に呼んでほしいかしらーーー!!」オロ-ン!

37: 2008/12/30(火) 19:52:34.13 ID:UHm1ytHK0
ズズズ・・・

ジュン「!雪華綺晶がいないぞ!!」

金糸雀『・・・私は私、雪華綺晶・・・。この体はもう私のもの、ありがとうお姉さま』

翠星石「金糸雀のボロっちい体に乗り移ったですぅ!」

水銀燈「幽霊は芸が細かいわねぇ」

金糸雀『ここであなたたちを倒し、私はアリスへと昇華する・・・』

銀・紅・翠・蒼・雛「ア・・・アリス・・・??」

元・金糸雀(セクシーコマンドー漬けですっかり忘れてるかしら・・・)

38: 2008/12/30(火) 19:57:17.80 ID:UHm1ytHK0
ヒュッ

雪華綺晶『まずは一人、さようなら』

水銀燈「は、早い!!」

ドゴォ!!

蒼星石「し・・・真紅ぅーーー!!」

雪華綺晶『フフフ・・・』


  無   駄   だ   わ   !


雪華綺晶『へ??』

真紅「ドラァーーー!!」ブンッ

雪華綺晶『上から!?』

39: 2008/12/30(火) 20:02:41.90 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶『今、確かにやったはず・・・』

真紅「甘いわ、これぞセクシーコマンドー『くんくんディフェンス』!!」

ゴロン・・・【くんくん人形】

蒼星石「くんくんが可哀想だよーーーー!!」

真紅「心配ご無用、まだあるわよ!」

水銀燈「次の手が!?」

真紅「いや、くんくん人形が」

ジュン「AHOー!」ガビ-ン

40: 2008/12/30(火) 20:08:06.26 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶『それなら人形が尽きるまで殴ってあげる・・・』

雪華綺晶『オラオラオラオラーーーッ!!』ドカドカ

真紅「く・・・、このままじゃくんくん人形が尽きてしまうのだわ!!」

蒼星石「仕方ないね、ハアアアアアァァァァァァ!」ススゥ・・・

ゴゴゴゴ・・・

雪華綺晶(ビクッ!)

翠星石「蒼星石が仕掛けるですぅ!!」

42: 2008/12/30(火) 20:10:49.76 ID:UHm1ytHK0
蒼星石「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」ビカ-ン!

真紅「この目の光り方・・・流石ね蒼星石!」

水銀燈「でもちょっと光りすぎ・・・」

雛苺「目が!目がああああ!!なのー」

翠星石「な、何も見えないですぅーーー!」

ジュン「お前は電球かーーー!?!?」ガビ-ン

雪華綺晶『み、見えない!?』

43: 2008/12/30(火) 20:15:25.21 ID:UHm1ytHK0
蒼星石「今のうちだね・・・!」

キュ、キュー、キュー

雪華綺晶『な、何の音・・・??』

ゴソゴソ・・・

真紅「蒼星石ーーー!?!?」

雪華綺晶『ヒィ!?』

雪華綺晶『暗闇とは違う怖さがある・・・何なの・・・??』

真紅「貴女何てものをーーーー!?」

雪華綺晶『一体何を!?』ドキドキ

44: 2008/12/30(火) 20:19:15.72 ID:UHm1ytHK0
真紅「しかもそんな鋭利なものを・・・!?」

雪華綺晶『さ・・・刺される!?』

真紅「え・・・貴女・・・!!!!それを・・・えっ!?」ドキドキ

雪華綺晶『・・・』バクバク

真紅「ええっ!?!?」ドキドキドキドキ・・・

雪華綺晶『ヒィィ・・・』バクバクバクバク・・・

真紅「あ・・・なーんだ」ホッ

雪華綺晶『何がーーーーーー!?!?』ガビ-ン

45: 2008/12/30(火) 20:21:53.37 ID:UHm1ytHK0
蒼星石「またせたね、ご披露の時間だよ!!」

雪華綺晶『ヒィイイイイイ・・・』ガクガクブルブル

翠星石「お、ようやく目の光が収まったですぅ」

水銀燈「それで蒼星石は・・・」

バッ!

蒼星石「ハフゥン・・・!」



一同「三角木馬ーーーーーーーー!?!?」ガビ-ン!

48: 2008/12/30(火) 20:29:55.81 ID:UHm1ytHK0
水銀燈「ウ・・・ウホーーーー!(蒼星石、何いきなり変Oプレイに走ってんだアホーーーーー!!の略)」

蒼星石「このままじゃ綺麗な蒼星石で終わっちゃうじゃないか・・・オウッフゥ・・・」

蒼星石「イエーイ変Oたち見てるぅー?」

翠星石「ああ・・・ウホーーー・・・(蒼星石、ローゼンファンを逆撫でするなアホー・・・の略)」

蒼星石「テンション上がってきたよwwwwww」

ヒュ

蒼星石「ギャース!!!」

雪華綺晶『あんなのにビビってたなんて・・・氏にたい』

49: 2008/12/30(火) 20:37:34.98 ID:UHm1ytHK0
真紅「ああ、蒼星石が変Oプレイに夢中になっててやられたのだわ!」

水銀燈「あんなの妹じゃないわぁ・・・」

雛苺「誇り高き薔薇乙女(暗黒微笑)」

翠星石「よくも蒼星石を!この翠星石がとどめを刺してやるですぅ!!」

真紅「あ、危ないのだわ!翠星石!!」

翠星石「新技、見せてやるですぅ!!」

51: 2008/12/30(火) 20:43:17.20 ID:UHm1ytHK0
翠星石「翠星石が肉体派として華々しくデビューする記念すべき舞台ですぅ」

翠星石「『スィドリーム・ミューティレーション!!』」

シュバッ!

雪華綺晶『消えた!?!?』

雛苺「何かこういうのってみんな消えるのがステータスなのー」

ジュン「あんまりそういうことういな!!」

元・金糸雀「たまにでないと忘れられちゃうかしら」

57: 2008/12/30(火) 21:05:57.92 ID:UHm1ytHK0
やらねーよwwwwwwwwww

翠星石「ホラホラホラホラですぅ!攻撃してみるですぅ吉良なんたら!」

雪華綺晶『ほ、本当に見えない・・・』

水銀燈「なんてこと・・・あなた見える、真紅ぅ?」

真紅「いえ、ちっとも・・・」

翠星石「これが翠星石が開発した高速移動『スィドリーム・ミューティレーション』ですぅ!」

雛苺「ど・・・どんな仕掛けなのー??」

58: 2008/12/30(火) 21:17:26.27 ID:UHm1ytHK0
ジュン「すごいな・・・まさかあんな動きが出来るなんて!なあ変O蒼星石」

蒼星石「フニャフニャフニャ・・・」

ジュン「し・・・しぼんでるーーー!?!?」ガビ-ン

翠星石(フフフ・・・双子である蒼星石の力を借りて(強奪)して自らのスピードを向上させる・・・)

翠星石「翠星石は策士ですぅ!まだまだ『加速』するですよぉーーー!!」

雪華綺晶『お・・・音すら聞こえない!!』

真紅「蒼星石が梅干になってるのだわ・・・!?」ビクッ

59: 2008/12/30(火) 21:22:37.21 ID:UHm1ytHK0
翠星石「ホラホラオhラホラホラホラぁですぅ!!!」

雪華綺晶『・・・』

翠星石「ホラホラホラホラですぅ」

真紅「・・・」

翠星石「ホラホラぁ・・・」

水銀燈「・・・」

翠星石「は・・・早くかかって来いですぅ・・・」ヘロヘロ・・・

ジュン「・・・」

61: 2008/12/30(火) 21:30:44.16 ID:UHm1ytHK0
翠星石「はぁ・・・はぁ・・・」ヘロヘロ・・・

雛苺「・・・」

翠星石「あ・・・あのぅ・・・」ピタ

翠星石「調子こいてすいませんでした・・・」

雪華綺晶『・・・』

ドゴォ!!

紅・銀・雛・JUM「す・・・翠星石ーーーーー!!」

62: 2008/12/30(火) 21:42:02.01 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶『フフフ・・・確実に私はアリスに近づいている!』

雛苺「うう・・・これでドールズほ残り3人なのー・・・」

真紅「あんなムカつく恰好していてかなりやるようだわ」

水銀燈「不愉快極まりないわぁ」

元・金糸雀「それはカナの悪口かしら・・・」ガビ~ン

水銀燈「仕方ないわねぇ・・・全滅する前に私がやってあげるわぁ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

63: 2008/12/30(火) 21:46:20.00 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶『お姉様・・・あなたは試練。私はあなたを乗り越える・・・それがアリスへの道!!』

水銀燈「正統派のセクシーコマンドーで相手してあげるわぁ!」ススゥ・・・

雛苺「空気が張り詰めているの・・・」

真紅「どっちが先に仕掛けるの・・・!?」

雪華綺晶『・・・』

水銀燈「・・・」

64: 2008/12/30(火) 21:51:29.27 ID:UHm1ytHK0
水銀燈「・・・!!」グッ

雪華綺晶『かかってきなさい!』

水銀燈「くらいなさぁい!!」

バサバサバサバサバサバサバサ・・・

雪華綺晶『目くらましのつもり・・・ですか、小賢しい』ブンッ

スカスカッ

雪華綺晶『!?』

真紅「水銀燈は何処に!?」

バッサバッサ・・・・・・



真紅・雛苺「逃げてるーーーーーーーーーー!!!!」ガビ----ン!!

66: 2008/12/30(火) 22:03:23.70 ID:UHm1ytHK0
水銀燈「バカバカしいわぁ。後はあなたたちで勝手にやって頂戴・・・チャオ」

真紅「あのメス豚めぇぇ!!!!」

雛苺「ガチで最低なのー」

雪華綺晶『あのお姉様は後回しでもいいです・・・先にあなたたちを始末しましょう』

真紅「これは地味にピンチだわ」

雛苺「うにゅぅぅぅぅ・・・」

水銀燈「・・・」

68: 2008/12/30(火) 22:18:14.43 ID:UHm1ytHK0
雛苺「うにゅぅぅぅぅぅぅーーーー・・・」スゥ~

真紅(雛苺・・・、仕方ないのだわ、フォローだわ!!)

雛苺「行くのーーーー!!」ダッ

雪華綺晶『そのままつっこんでくるなんて・・・無謀。』

雛苺「うにゅぅ!?!?」

真紅「雛苺ぉーーー!!」

雪華綺晶『壊れちゃいなさい!!』

ギリギリ・・・・

雛苺「い・・・いいいいたああああいのおおおおお!!!」

71: 2008/12/30(火) 22:31:39.07 ID:UHm1ytHK0
雛苺「そう、そうなの!この瞬間を待ってたの!!」

ガシッ

雪華綺晶『何!?』

雛苺「『ロック』したのッ!!」

雪華綺晶『グゥ・・!離しなさい!!』

雛苺「そっちが放すのー・・・」グググ

雛・雪「どりゃあああああああああああああ!!!!!」

72: 2008/12/30(火) 22:41:17.25 ID:UHm1ytHK0
ギッコンバッタン!

真紅「ぎ…擬音だけは工口ティックなのだわ・・・」ゴクリ

雛苺「いただいたのぉ!!!」ブンッ!

雪華綺晶『!?』

雛苺「『ドロォォォップキーーーーックなのーーー』!!」ダダダダダダダ

雪華綺晶『・・・ニヤリ』

真紅「雛苺!戻りなさい!!」

雛苺「これでKOなのーーーー!!」

73: 2008/12/30(火) 22:44:33.19 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶『いただきました!』スゥ・・・

雛苺「え?え?」

ガシッ

雪華綺晶『カウンター式ツームストンパイルドライバー!!』

グルン!

雛苺「何ぃぃぃ!?!?」

ドゴン!!!!

雛苺「         」

真紅「魂出てるぅーーーーーーー!!」ガビ-ン!

74: 2008/12/30(火) 23:00:50.35 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶『これで後はお姉様一人・・・くすくす』

真紅「く・・・まさかここまでとはね」

雪華綺晶『まあその前に・・・これなあんだ??』スッ

真紅「・・・ローザミスティカ!?まさか!!!!」

雪華綺晶『そう・・・お姉様方のローザミスティカ・・・。』

真紅(想像以上に切れ者・・・いや、したたかなだけ?)

雪華綺晶『これをどうしたいの?・・・私には分からない。』

真紅「・・・」




元・金糸雀「今かしら、ジュン!!!!!!」

ジュン「よっしゃあああああ!」

76: 2008/12/30(火) 23:10:05.81 ID:UHm1ytHK0
ジュン「いっけえええええぇぇぇぇ!!!!」ドヒュゥ!

雪華綺晶『!?』

元・金糸雀「何人の体で暴れまわってるのかしら!?この体はカナのものかしら!!!」

元・金糸雀「『ピチカート』!この私を体に押し込むかしら」

ピチカート「  !  」

ドキュゥン!

雪華綺晶『お姉様・・・もう諦めてください。この体は私のもの!!』

雪華綺晶『本当はいらないけど・・・レンピカ、スィドリーム、ベリーベル』

77: 2008/12/30(火) 23:20:19.00 ID:UHm1ytHK0
レ・ス・ベ「(ヘイ、お待ち!)」ピカピカ!

雪華綺晶『このお姉さまをひっぺがして頂戴。』

レ・ス・ベ「(おやすいごようでさあ!)」ピカピカ-ン!

ピチカート「(何裏切ってんだテメーら!!!!)」ピカ-ン

レンピカ「(もうの変Oの時代は終わったんだよ!!)」ピカピカ-ン

スィドリーム「(あばよ、時代遅れ!)」ピッピカ-

ベリーベル「(そのまま消えちまえな!!)」ピカピカピカ-ン!

ピチカート「(うう・・・クソッタレ・・・)」シュ-ン

78: 2008/12/30(火) 23:28:08.57 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶『駄目じゃない・・・お姉様』

雪華綺晶『 お 仕 置 き し な く ち ゃ 』ニタァ・・・

真紅「か、金糸雀ーーーーーー!!!」

元・金糸雀「し・・・しんくぅ・・・!!」

グシャァ!!!

ジュン「  」

真紅「  」

雪華綺晶『ウフフ・・・いい音』




水銀燈「 ・ ・ ・ 」

81: 2008/12/30(火) 23:36:53.59 ID:UHm1ytHK0
真紅「雪華綺晶ぉぉぉーーーーーー!!」

ジュン「なんて野郎だ・・・ローザミスティカを砕きやがった!」

雪華綺晶『これでローゼンメイデンが集まることもなくなる・・・確実に・・・ゆっくりとアリスへの道は開かれる』

雪華綺晶『貴女が最後の試練・・・お姉様、お相手願います』

真紅「上等だわ・・・」






水銀燈「そんな・・・金糸雀・・・」

水銀燈「雪華綺晶・・・!!」

82: 2008/12/30(火) 23:41:25.19 ID:UHm1ytHK0
真紅(一瞬だけ!セクシーコマンドーで隙を作らないと・・・)

真紅(負けるのは確実!どうやってこいつの気を引く!?)

真紅(考えるのだわ!真紅!!)

真紅「・・・・・・・??」

真紅「今のは・・・」

雪華綺晶『来ないのなら・・・こっちから行きますよ??』

真紅(成程、活路が見えた!)

真紅「ハアアアアァァァァァァァァ・・・・・・!!」ススゥ

83: 2008/12/30(火) 23:45:45.49 ID:UHm1ytHK0
雪華綺晶『またその動き・・・だけどなれてしまえば何てことない。問題ないのぉ!!』

真紅「そう、それこそがセクシーコマンドー最大の欠点なの」

真紅「慣れというのは恐ろしいのだわ・・・相手の手の内が見えてしまう。これは氏活問題!」

真紅「ならば!相手が慣れてないようなアクションを起こせばいいだけだわ!!」

雪華綺晶『無理ですよ、お姉様』

雪華綺晶『私は雪華綺晶!全てのことを見据える存在!!』

真紅「・・・見なさい、覚悟を決めたセクシーコマンドーを!」

87: 2008/12/30(火) 23:54:18.96 ID:UHm1ytHK0
俺携帯が好きになった

真紅「ハアアアアアアアア!!!!」

グサッ!!!

雪華綺晶『え・・・!?』

ジュン「自分を自分で刺して・・・ローザミスティカが出てきた!!」

ジュン「真紅ぅーーーーーー!!何を!何をやってるんだーーーー!!」

真紅「さあ・・・早くジャンクにしなさい・・・もうじき私の体は動かなくなるのだわ・・・」

雪華綺晶『・・・そ、それがお姉さまの覚悟ですね・・・』

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・












水銀燈「さあ、覚悟なんかしてないんじゃないのぉ?」

89: 2008/12/31(水) 00:00:51.73 ID:DaRVtN4x0
雪華綺晶『!?』

水銀燈「遅いわぁ・・・無駄よ無駄ぁ!!」

バサバサァッ!!

雪華綺晶『は、羽がまとわりつく・・・!!』

雪華綺晶『ウウッ!離れない!身動きがとれない!!!』

水銀燈「だから無駄、その羽はいつもよりパワーアップしてるわぁ。空中に固定されてるみたいにねぇ・・・」

雪華綺晶『ど…何処に隠れていたんですか、お姉様!!!』

水銀燈「貴女の影よぉ。・・・真紅用に考えたのに全く違うところで使うハメになるとわねぇ」

90: 2008/12/31(水) 00:06:11.38 ID:DaRVtN4x0
水銀燈「貴女の『影』をコピーして、私がその影を被る・・・。一旦逃げたふりをしたのもれを完璧に成功させるため」

水銀燈「黒い羽は都合が良かったわぁ・・・『影縫い』とでも名づけましょうかしら・・・」

雪華綺晶『そんな、デタラメみたいな技で・・・!』

水銀燈「デタラメじゃなくてセクシーコマンドーよぉ。ね、真紅」

雪華綺晶『!!』

真紅「その通りだわ・・・!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・!!

92: 2008/12/31(水) 00:10:34.85 ID:DaRVtN4x0
真紅「傷つけたところが痛むのだわ・・・もうこんな痛い思いはこりごりだわ、ねぇホーリエ」

ホーリエ「  !  」

雪華綺晶『まさか・・・その人工精霊に!』

真紅「『ローザミスティカ』を戻してもらった!・・・あの時貴女がビビらなかったら私達わ負けていたのだわ」

水銀燈「さて・・・そろそろ止め、刺すわよぉ」

雪華綺晶『ヒ・・・!!』

水銀燈「今度こそチェックメイトねぇ!!」

93: 2008/12/31(水) 00:14:22.73 ID:DaRVtN4x0
雪華綺晶『お…お姉様?私は自分の体が欲しかっただけなの・・・それだけだったんです!』

雪華綺晶『誇り高き薔薇乙女の第7ドールとしての器が!欲しかっただけ!!!』

雪華綺晶『悔い改めます!器も返します!!どうか…ご慈悲を・・・!』

真紅「・・・」

水銀燈「・・・真紅?」




















真紅「そんなもの、地獄で受け取るがいいのだわ!」

94: 2008/12/31(水) 00:21:33.56 ID:DaRVtN4x0
真紅「 絆 パ ン チ !」ドゴォ!

雪華綺晶『グフゥ!』

真紅「そのまま引きずり出すのだわ、ホーリエ!」

水銀燈「メイメイ!!」

雪華綺晶『い・・・いやあああああああああああ!!!』

ドギュゥン!!

雪華綺晶「あ・・・!!」

真紅「これでようやくボコボコにできるのだわ・・・」キュピ~ン

水銀燈「外道には外道のやられ方が有るのよぉ・・・」キュピ~ン

雪華綺晶「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

96: 2008/12/31(水) 00:25:08.05 ID:DaRVtN4x0
真紅・水銀燈「 絆 ラ ッ シ ュ !!!」

絆パンチ!絆パンチ!絆パンチ!
絆パンチ!絆パンチ!絆パンチ!
絆パンチ!絆パンチ!絆パンチ!
絆パンチ!絆パンチ!絆パンチ!
絆パンチ!絆パンチ!絆パンチ!
絆パンチ!絆パンチ!絆パンチ!
 絆! 絆! 絆!

ギュイーン!!!!

ジュン「バ、バリカンーーーーーーー!?」ガビ~ン!

真紅・水銀燈「 絆 刈 り ! ! 」

バリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・・・!!!!

97: 2008/12/31(水) 00:31:20.16 ID:DaRVtN4x0
――――――――・・・

翠星石「うぅ・・・」ムクリ

蒼星石「翠星石!よかった・・・無事で・・・」

翠星石「えぇ!?一体どうしたですかぁ?」

翠星石「・・・あぁ!吉良なんたらはどうなったですぅ!?」

真紅「・・・やっつけたのだわ」

翠星石「真紅!」

雛苺「・・・」

翠星石「・・・チビ苺?」

98: 2008/12/31(水) 00:34:39.93 ID:DaRVtN4x0
水銀燈「あいつを倒すための犠牲が大きすぎたの・・・」

翠星石「どういう事・・・!!」

蒼星石「金糸雀のローザミスティカが砕かれたんだ」

雛苺「必氏で集めたけど・・・全然駄目なの・・・」

真紅「・・・金糸雀は氏んだわ」

101: 2008/12/31(水) 00:39:19.07 ID:DaRVtN4x0
翠星石「そんな・・・チビカナが・・・」

翠星石「氏んじゃったですぅ・・・?」

ジュン「・・・」

翠星石「うぅ・・・うえぇん・・・」

水銀燈「翠星石・・・」

102: 2008/12/31(水) 00:47:41.06 ID:DaRVtN4x0
真紅「何が薔薇乙女よ、何がアリスよ・・・」

真紅「至高に上り詰めたって、失われた命は戻らない!」

真紅「こんな命の削りあいなんかで!アリスに何かなれるとでも言うの!?!?」

水銀燈「真紅!黙りなさい!」

真紅「水銀燈!!」

水銀燈「創造主であるお父様の言いつけは絶対なのよ・・・」

水銀燈「この悲しみを乗り越えないとアリスには近づけないのよぉ・・・!!」

真紅(ちがう・・・ちがう・・・!こんなのおかしい!!)

103: 2008/12/31(水) 00:52:59.36 ID:DaRVtN4x0
真紅(お父様・・・私はもうこんな思いはしたくない!)

真紅(姉妹で闘いたくなんかない!!)

真紅「ああ・・・お父様!!」

――――――――…

しかし・・・この少女の思いが奇跡を起こした!

なんと、金糸雀のローザミスティカが復活したのだ!

それだけではない!この闘いで傷ついた人形たちが傷一つ無い元の姿に戻ることが出来たのだ!!!

104: 2008/12/31(水) 00:57:37.78 ID:DaRVtN4x0
そして数年後・・・
薔薇乙女達は戦うことなくして全員がアリスになることが出来るのです。
至高の少女となった薔薇乙女達は世界平和に貢献、世界は一つになり、戦争や犯罪は一切起こらなくなるのです。
そしてこの中から一人の少女が新しい国の大統領となり、一人100万ずつお金が支給されて、やがて貧富の差がなくなります。
そして全ての人間、動物達が平等になかよく暮らせる世界が訪れるでしょう・・・

105: 2008/12/31(水) 01:01:55.87 ID:DaRVtN4x0
真紅「と・・・言う訳で・・・」



真紅「あけましておめでとうございま~す!今年もヨロシク!」

A HAPPY NEW YEAR 2009!  真 紅 歴 元 年 !

――――――――・・・

真紅「てのを作ったんだけど、どうかしら?」

銀・金・翠・蒼・雛・JUM「 ・ ・ ・ 」 ガビ~ン・・・





おしまい

106: 2008/12/31(水) 01:02:36.93 ID:1xRqL8xQO

引用: 真紅「セクシーコマンドー!」ドールズ・ナイト・フィーバー