1: 2012/10/10(水) 23:55:04.96 ID:koDM97gSP
男「だいぶ涼しくなってきて、行き帰りも楽になってきたな……」テクテク
犬「ワン!」
男「お、犬だ」
犬「クーン……」スリスリ
男「おお、人懐っこいやつだなぁ。よーしよしよし、どうしたんだ一人で」ナデナデ
男「首輪は着いてるけど、飼い主はどこだろう。逃げ出したのかな……?」
犬「ワン!ワン!」
男「そうかそうかよしよし。ダメだぞご主人様から離れちゃ。ウチのやつなんて、俺にピッタリくっついて離れないんだから」ナデナデ
犬「ハッハッハッハッ」パタパタ
男「どうしようかな。あいつがやきもち焼いて虐めたりしたらマズいから、ウチで預かるわけにもいかないし……」
女「ポチー!」
犬「クーンクーン!」
男「ん?飼い主の人か?」
女「ポチ!こんなところにいたのね」
犬「ワン!」
犬「ワン!」
男「お、犬だ」
犬「クーン……」スリスリ
男「おお、人懐っこいやつだなぁ。よーしよしよし、どうしたんだ一人で」ナデナデ
男「首輪は着いてるけど、飼い主はどこだろう。逃げ出したのかな……?」
犬「ワン!ワン!」
男「そうかそうかよしよし。ダメだぞご主人様から離れちゃ。ウチのやつなんて、俺にピッタリくっついて離れないんだから」ナデナデ
犬「ハッハッハッハッ」パタパタ
男「どうしようかな。あいつがやきもち焼いて虐めたりしたらマズいから、ウチで預かるわけにもいかないし……」
女「ポチー!」
犬「クーンクーン!」
男「ん?飼い主の人か?」
女「ポチ!こんなところにいたのね」
犬「ワン!」
2: 2012/10/10(水) 23:55:51.43 ID:koDM97gSP
男(綺麗な人だな……)
女「あなたが捕まえていてくださったんですね、ありがとうございます」
男「ええ、すごく人懐っこい子ですね」
女「人懐っこい……?」
男「はい、すぐに仲良くしてくれましたよ」
女「そうですか、普段なかなか人に心を許さないのに……」
男「そうなんですか?」
女「ええ……」
男「まぁ、僕の家にも犬がいるので、気安かったんじゃないですかね?」
女「あ……あの」
男「何ですか?」
女「よかったら、またこの子の遊び相手になってくださらないですか?」
男「え…?」
女「この子もたまには私以外の人と遊んだ方がいいと思うんです。なので気が向いた時でいいので、もしよければ…」
男「ああ、別に構いませんよ。散歩の途中にでも会ったら遊んであげます」
女「あなたが捕まえていてくださったんですね、ありがとうございます」
男「ええ、すごく人懐っこい子ですね」
女「人懐っこい……?」
男「はい、すぐに仲良くしてくれましたよ」
女「そうですか、普段なかなか人に心を許さないのに……」
男「そうなんですか?」
女「ええ……」
男「まぁ、僕の家にも犬がいるので、気安かったんじゃないですかね?」
女「あ……あの」
男「何ですか?」
女「よかったら、またこの子の遊び相手になってくださらないですか?」
男「え…?」
女「この子もたまには私以外の人と遊んだ方がいいと思うんです。なので気が向いた時でいいので、もしよければ…」
男「ああ、別に構いませんよ。散歩の途中にでも会ったら遊んであげます」
4: 2012/10/10(水) 23:57:09.41 ID:koDM97gSP
女「ありがとうございます」
男「では僕はこの辺で。じゃあなポチ~」
ポチ「ワン!」
……
男「もののはずみとはいえ、変な頼み事を引き受けちまったな……。まあいいか、あんな綺麗な人とお近付きになれるなら」
……
男「ただいま」
…バタバタ!
犬娘「おかえり!おかえり男くん!」パタパタパタ
男「ああ、ただいま」
犬娘「犬娘ね、男くんがいなくてさみしかったけどいい子にしてたよ!」パタパタパタパタ
男「犬娘はいい子だな」
犬娘「そうでしょ?もっとほめて!」
男「犬娘はいい子だからご褒美をあげよう」
犬娘「ほんとう!?なぁに?おいしいもの?」
男「では僕はこの辺で。じゃあなポチ~」
ポチ「ワン!」
……
男「もののはずみとはいえ、変な頼み事を引き受けちまったな……。まあいいか、あんな綺麗な人とお近付きになれるなら」
……
男「ただいま」
…バタバタ!
犬娘「おかえり!おかえり男くん!」パタパタパタ
男「ああ、ただいま」
犬娘「犬娘ね、男くんがいなくてさみしかったけどいい子にしてたよ!」パタパタパタパタ
男「犬娘はいい子だな」
犬娘「そうでしょ?もっとほめて!」
男「犬娘はいい子だからご褒美をあげよう」
犬娘「ほんとう!?なぁに?おいしいもの?」
5: 2012/10/10(水) 23:58:12.43 ID:koDM97gSP
男「おもちゃを買ってきてやったよ」
犬娘「おもちゃ!?なんのおもちゃ?」
男「潰すと音が鳴るボール」ピコピコ
犬娘「ありがとう男くん!大切にするね!」
男「飯の準備をするからそれで遊んでな」
犬娘「うん!でもその前に男くんのにおいかぐね!」クンクン
男「おいおい」
犬娘「ん~……!……男くん、知らない子の臭いがする」
男「そ……そうか?」
犬娘「男くん、犬娘の知らない子と仲良くした?」
男「ああ、まあ……」
犬娘「……男くんは世界でいちばんやさしいもんね。でも知らない子と仲良くしちゃダメなんだよ?その子は悪い子だからね?だまされちゃうよ?」
男「……気をつけるよ」
犬娘「うん!犬娘のことだけかわいがらないとイヤだよ?」
男「それよりも飯にしようか」
犬娘「おもちゃ!?なんのおもちゃ?」
男「潰すと音が鳴るボール」ピコピコ
犬娘「ありがとう男くん!大切にするね!」
男「飯の準備をするからそれで遊んでな」
犬娘「うん!でもその前に男くんのにおいかぐね!」クンクン
男「おいおい」
犬娘「ん~……!……男くん、知らない子の臭いがする」
男「そ……そうか?」
犬娘「男くん、犬娘の知らない子と仲良くした?」
男「ああ、まあ……」
犬娘「……男くんは世界でいちばんやさしいもんね。でも知らない子と仲良くしちゃダメなんだよ?その子は悪い子だからね?だまされちゃうよ?」
男「……気をつけるよ」
犬娘「うん!犬娘のことだけかわいがらないとイヤだよ?」
男「それよりも飯にしようか」
6: 2012/10/10(水) 23:59:01.01 ID:koDM97gSP
犬娘「うん!」
……
男「犬娘って料理はできないのか?」
犬娘「リョウリ?」
男「ああ、聞いた俺がバカだったな」
犬娘「男くんはばかじゃないよ!とってもかしこくてえらいよ!」
……
男「ごちそうさま」
犬娘「ごちそうさま!」
男「ちゃんとごちそうさまを言えて偉いな」
犬娘「えへへ~//」
男「お、片付けまでできるのか。ますます偉いな」
犬娘「///」
男「たくさん撫でてやろう」
犬娘「なでてなでて~」スリスリ
……
男「犬娘って料理はできないのか?」
犬娘「リョウリ?」
男「ああ、聞いた俺がバカだったな」
犬娘「男くんはばかじゃないよ!とってもかしこくてえらいよ!」
……
男「ごちそうさま」
犬娘「ごちそうさま!」
男「ちゃんとごちそうさまを言えて偉いな」
犬娘「えへへ~//」
男「お、片付けまでできるのか。ますます偉いな」
犬娘「///」
男「たくさん撫でてやろう」
犬娘「なでてなでて~」スリスリ
7: 2012/10/11(木) 00:00:02.25 ID:RDR660GNP
男「よしよしよしよし」ナデナデ
犬娘「く~ん///」
……
男「さて、そろそろ寝るか」
犬娘「うん!男くん、いっしょにねよ!」
男「ああ、というかここのところ毎日一緒に寝てるな」
犬娘「男くんのにおいかいでねると、ふわふわしてきもちよくねられるの」
男「そんなもんか」
犬娘「男くん、はやくベッドにいこ!」
男「ああ」
犬娘「ごー!」
男「でもその前に」
犬娘「まえに……?」
男「風呂に入らないといけないな」
犬娘「……!!」
犬娘「く~ん///」
……
男「さて、そろそろ寝るか」
犬娘「うん!男くん、いっしょにねよ!」
男「ああ、というかここのところ毎日一緒に寝てるな」
犬娘「男くんのにおいかいでねると、ふわふわしてきもちよくねられるの」
男「そんなもんか」
犬娘「男くん、はやくベッドにいこ!」
男「ああ」
犬娘「ごー!」
男「でもその前に」
犬娘「まえに……?」
男「風呂に入らないといけないな」
犬娘「……!!」
9: 2012/10/11(木) 00:01:23.43 ID:RDR660GNP
男「ほら暴れるな、犬娘はいい子なんだろ?」
犬娘「あ……う、うん。いい子だよ。でもおふろはいや」
男「毎日これだもんなぁ……。いいか犬娘、俺はちゃんと風呂に入ってくれる犬娘が世界で一番好きだな」
犬娘「……!うん!犬娘がまんするよ!だからもっと犬娘のこと好きになって!」
男「よーしよく言った。偉いぞ」
……
犬娘「ふかふかするー!」
男「おい、暴れるな」
犬娘「男くんのにおいだー!」
男「電気消すぞ」カチッ
犬娘「暗い!」
男「ほらちゃんとタオルケット被って。お休み」
犬娘「うん!おやすみ!」クンクン
男「くすぐったいよ」
犬娘「ごめんなさい。でも知らない子のにおいがしないかなとおもって……」
犬娘「あ……う、うん。いい子だよ。でもおふろはいや」
男「毎日これだもんなぁ……。いいか犬娘、俺はちゃんと風呂に入ってくれる犬娘が世界で一番好きだな」
犬娘「……!うん!犬娘がまんするよ!だからもっと犬娘のこと好きになって!」
男「よーしよく言った。偉いぞ」
……
犬娘「ふかふかするー!」
男「おい、暴れるな」
犬娘「男くんのにおいだー!」
男「電気消すぞ」カチッ
犬娘「暗い!」
男「ほらちゃんとタオルケット被って。お休み」
犬娘「うん!おやすみ!」クンクン
男「くすぐったいよ」
犬娘「ごめんなさい。でも知らない子のにおいがしないかなとおもって……」
10: 2012/10/11(木) 00:03:04.65 ID:RDR660GNP
男「もうさすがにしないだろ。風呂にも入ったし」
犬娘「うん」
男「安心したか?」
犬娘「うん」
男「じゃあ、お休み」
犬娘「おやすみ、男くん」
男「ああ」
犬娘「……男くん」
男「……なんだ?」
犬娘「犬娘ね、男くんのこと、せかいでいちばんだいすきだからね」
男「そうか、ありがとうな」
犬娘「だから男くんも、犬娘のことせかいでいちばんだいすきでいてね」
男「わかったよ」
犬娘「男くんの……におい……とっても……いい……におい……」
男「……」
犬娘「うん」
男「安心したか?」
犬娘「うん」
男「じゃあ、お休み」
犬娘「おやすみ、男くん」
男「ああ」
犬娘「……男くん」
男「……なんだ?」
犬娘「犬娘ね、男くんのこと、せかいでいちばんだいすきだからね」
男「そうか、ありがとうな」
犬娘「だから男くんも、犬娘のことせかいでいちばんだいすきでいてね」
男「わかったよ」
犬娘「男くんの……におい……とっても……いい……におい……」
男「……」
11: 2012/10/11(木) 00:03:59.04 ID:RDR660GNP
犬娘「……」クウクウ
男(いつもやかましいのに、寝てる時だけは物凄く静かなんだよなぁ)
男(俺も俺で、こいつと一緒に寝ると、なんというか安心して寝られるような気がする)
男(俺の身体が身体だから、単純に誰かが側にいてくれた方が安心するのは確かなんだが……それともまたちょっと違う、何かが……)
……
犬娘「おはよう男くん。あさだよ!おきて!」モゾモゾ
男「……ん……んん」
犬娘「おきてーーー!!」バフッ!
男「うおおっ!!」ガバッ
犬娘「」Σ
男「あぁビックリした」
犬娘「おはよう男くん!」
男「犬娘は朝っぱらから元気だなぁ……」
犬娘「えらいでしょ?」
男「ああ、偉いえらい。さあ朝飯にしようか」
男(いつもやかましいのに、寝てる時だけは物凄く静かなんだよなぁ)
男(俺も俺で、こいつと一緒に寝ると、なんというか安心して寝られるような気がする)
男(俺の身体が身体だから、単純に誰かが側にいてくれた方が安心するのは確かなんだが……それともまたちょっと違う、何かが……)
……
犬娘「おはよう男くん。あさだよ!おきて!」モゾモゾ
男「……ん……んん」
犬娘「おきてーーー!!」バフッ!
男「うおおっ!!」ガバッ
犬娘「」Σ
男「あぁビックリした」
犬娘「おはよう男くん!」
男「犬娘は朝っぱらから元気だなぁ……」
犬娘「えらいでしょ?」
男「ああ、偉いえらい。さあ朝飯にしようか」
12: 2012/10/11(木) 00:04:54.30 ID:RDR660GNP
犬娘「うん!」
……
犬娘「男くん、これおいしい!」
男「そうか、甘鮭は初めて食うのか」
犬娘「うん!」
男「じゃあ昼は甘鮭のおにぎりにしようか」
犬娘「わーい!」
男「じゃあ作って戸棚にしまっておくからな」
犬娘「うん!」
……
男「じゃあそろそろ行ってくるよ」
犬娘「いってらっしゃい、男くん!シュッキン、がんばってね!」
男「頑張らないといけないのは仕事だよ。出勤はそう頑張らなくてもいいんだよ」
犬娘「そうなんだ!じゃあおシゴトがんばってね!」
男「ああ」
……
犬娘「男くん、これおいしい!」
男「そうか、甘鮭は初めて食うのか」
犬娘「うん!」
男「じゃあ昼は甘鮭のおにぎりにしようか」
犬娘「わーい!」
男「じゃあ作って戸棚にしまっておくからな」
犬娘「うん!」
……
男「じゃあそろそろ行ってくるよ」
犬娘「いってらっしゃい、男くん!シュッキン、がんばってね!」
男「頑張らないといけないのは仕事だよ。出勤はそう頑張らなくてもいいんだよ」
犬娘「そうなんだ!じゃあおシゴトがんばってね!」
男「ああ」
13: 2012/10/11(木) 00:05:47.89 ID:RDR660GNP
犬娘「あ、そのまえに」
男「ん?」
犬娘「いってきますのナデナデして!」
男「おう」ナデナデ
犬娘「むふー」
男「じゃあ行ってきます」
犬娘「いってらっしゃい!」
……
犬娘「昨日の男くんからした知らない子のにおい、あれはそんなにじかんはたってないにおいだった……」
犬娘「それなら男くんはかえりみちで知らない子をかわいがったことになる」
犬娘「ということは、わたしは夕方かえりみちで男くんが知らない子にたぶらかされないようにまもってあげなきゃいけない」
犬娘「そう、わたしは男くんをまもってあげないと……」
犬娘「そうときまったら、いまからおひるねして夕方にそなえなきゃ!」
……
男「ああ、今日も疲れたな。早く帰って犬娘と遊んでやろう」
男「ん?」
犬娘「いってきますのナデナデして!」
男「おう」ナデナデ
犬娘「むふー」
男「じゃあ行ってきます」
犬娘「いってらっしゃい!」
……
犬娘「昨日の男くんからした知らない子のにおい、あれはそんなにじかんはたってないにおいだった……」
犬娘「それなら男くんはかえりみちで知らない子をかわいがったことになる」
犬娘「ということは、わたしは夕方かえりみちで男くんが知らない子にたぶらかされないようにまもってあげなきゃいけない」
犬娘「そう、わたしは男くんをまもってあげないと……」
犬娘「そうときまったら、いまからおひるねして夕方にそなえなきゃ!」
……
男「ああ、今日も疲れたな。早く帰って犬娘と遊んでやろう」
14: 2012/10/11(木) 00:07:41.03 ID:RDR660GNP
犬「ワン!」
男「ん?ああ、昨日のワン公じゃないか」
女「あ、昨日お世話になった……」
男「どうも」
女「奇遇ですね~、昨日の今日に早速お会いできるなんて、ええと……」
男「ああ、まだ名乗っていませんでしたね。男、です」
女「男さん、ですか」
犬「ワン!」
男「おおよしよし」
女「この子もすっかり男さんに懐いて……。きっと飼われているワンちゃんもとても可愛がられてるんでしょうね」
男「ええ、命を助けられたこともありますから、余計にね」
女「え?」
男「実は僕、病気持ちでしてね。以前人のいないところで発作が起きて、危うく氏にかけたことがあるんです」
女「えぇ!?」
男「それでウチのが僕を担いで人のいるところに行ってくれて、九氏に一生を得たんです」
男「ん?ああ、昨日のワン公じゃないか」
女「あ、昨日お世話になった……」
男「どうも」
女「奇遇ですね~、昨日の今日に早速お会いできるなんて、ええと……」
男「ああ、まだ名乗っていませんでしたね。男、です」
女「男さん、ですか」
犬「ワン!」
男「おおよしよし」
女「この子もすっかり男さんに懐いて……。きっと飼われているワンちゃんもとても可愛がられてるんでしょうね」
男「ええ、命を助けられたこともありますから、余計にね」
女「え?」
男「実は僕、病気持ちでしてね。以前人のいないところで発作が起きて、危うく氏にかけたことがあるんです」
女「えぇ!?」
男「それでウチのが僕を担いで人のいるところに行ってくれて、九氏に一生を得たんです」
17: 2012/10/11(木) 00:15:12.58 ID:RDR660GNP
女「……とっても賢いワンちゃんなんですね」
男「そうでもないですよ、この間なんて風呂を嫌がって家の屋根の上に逃げて降りられなくなってましたから」
女「ウフフフ……」
男「ところで……」
……
犬娘「こっちから男くんの匂いがする……」クンクン
キャッキャウフフ
犬娘「」
男「そうでもないですよ、この間なんて風呂を嫌がって家の屋根の上に逃げて降りられなくなってましたから」
女「ウフフフ……」
男「ところで……」
……
犬娘「こっちから男くんの匂いがする……」クンクン
キャッキャウフフ
犬娘「」
23: 2012/10/11(木) 00:52:55.03 ID:RDR660GNP
………
女「そういえば男さんの家のワンちゃんってなんて名前なんですか?」
男「犬娘です」
女「犬娘ちゃんかぁ、素敵な名前ですね」
男「拾ったので元の名前があるはずなんですけど、教えてくれないんですよ」
女「ふふっ、男さんっておもしろい方ですね」
男「いやあ、それほどでm 犬娘「だめーっ!!」」
男「い…犬娘!?」
犬娘「だめ!だめっ!!」
女「お……男さん、この娘は……?」
男「えっと……」
犬娘「男くんっ!犬娘のことほっておいてそんな子となかよくしちゃだめっ!!」
>>21
ありがとう
きをつけるよ
女「そういえば男さんの家のワンちゃんってなんて名前なんですか?」
男「犬娘です」
女「犬娘ちゃんかぁ、素敵な名前ですね」
男「拾ったので元の名前があるはずなんですけど、教えてくれないんですよ」
女「ふふっ、男さんっておもしろい方ですね」
男「いやあ、それほどでm 犬娘「だめーっ!!」」
男「い…犬娘!?」
犬娘「だめ!だめっ!!」
女「お……男さん、この娘は……?」
男「えっと……」
犬娘「男くんっ!犬娘のことほっておいてそんな子となかよくしちゃだめっ!!」
>>21
ありがとう
きをつけるよ
30: 2012/10/11(木) 01:37:10.16 ID:RDR660GNP
男「犬娘、おちつけって!っていうか、たまにはよその子と遊んだっていいだろ!」
犬娘「やだ!男くんはおともだちつくれるから、犬娘がいなくてもへいきかもしれないけど、犬娘には男くんしかいないんだよ!?」
犬娘「おっきくなった犬娘をかわいがってくれるのは男くんだけなんだよ!?」
犬娘「男くんがいたから、犬娘はここにいるのに……!男くんがいなくなっちゃう……!まえのひとたちみたいに!」
男「犬娘……」
犬娘「うぅ……うぇ……ふええええぇぇぇぇん!」
男「犬娘……!」
ギュッ
犬娘「グスン……スン……男くぅん」
男「犬娘、俺がそんな簡単にいなくなると思うか?」
犬娘「男くん……」
男「俺は、犬娘のことが世界で一番大切なんだ。いつだってお前のことを忘れたりなんてしない。いつ、どこにいてもだ。ましてや捨てるなんてもってのほかだ」
犬娘「男くん……男くん……」
男「犬娘、お前は俺がいたから今ここにいるって言ったよな」
犬娘「うん……」
犬娘「やだ!男くんはおともだちつくれるから、犬娘がいなくてもへいきかもしれないけど、犬娘には男くんしかいないんだよ!?」
犬娘「おっきくなった犬娘をかわいがってくれるのは男くんだけなんだよ!?」
犬娘「男くんがいたから、犬娘はここにいるのに……!男くんがいなくなっちゃう……!まえのひとたちみたいに!」
男「犬娘……」
犬娘「うぅ……うぇ……ふええええぇぇぇぇん!」
男「犬娘……!」
ギュッ
犬娘「グスン……スン……男くぅん」
男「犬娘、俺がそんな簡単にいなくなると思うか?」
犬娘「男くん……」
男「俺は、犬娘のことが世界で一番大切なんだ。いつだってお前のことを忘れたりなんてしない。いつ、どこにいてもだ。ましてや捨てるなんてもってのほかだ」
犬娘「男くん……男くん……」
男「犬娘、お前は俺がいたから今ここにいるって言ったよな」
犬娘「うん……」
33: 2012/10/11(木) 01:50:37.69 ID:RDR660GNP
男「俺も、お前が居てくれたから今ここにいられるんだ」
犬娘「……」
男「お前には、二度も命を救われてるから」
男「だから俺は絶対に犬娘の前からいなくなったりしない。絶対に」
犬娘「ずっと……?」
男「ああ、ずっとだ」
犬娘「犬娘がもっとおおきくなっても?」
男「当たり前じゃないか」
犬娘「男くん……」
男「犬娘……」
犬娘「男くん、大好きっ!」
犬娘「……」
男「お前には、二度も命を救われてるから」
男「だから俺は絶対に犬娘の前からいなくなったりしない。絶対に」
犬娘「ずっと……?」
男「ああ、ずっとだ」
犬娘「犬娘がもっとおおきくなっても?」
男「当たり前じゃないか」
犬娘「男くん……」
男「犬娘……」
犬娘「男くん、大好きっ!」
37: 2012/10/11(木) 02:07:30.93 ID:RDR660GNP
男「俺もお前のことが大好きだ!犬むs 女「あの……」Σ!は、はい!」
女「どういうことですか、これ」
男「えっ、どういうことって……?」
女「犬娘って貴方のお家のワンちゃんの名前では?」
男「はい」
女「この娘は今自分のことを犬娘って……」
男「はい……あっ」
女「……まさか、あなた、こんな小さな娘を……」
男「い、いえ、違うんです!たしかにこいつは犬娘なんです、人間みたいな姿ですけど人間とは違ってて、その……」
女「やめてください!もう聞きたくありません!」
男「」
女「しかもそんな娘がいながら私にちょっかいかけようとしたんですか?最低です!」
男「あの…わ、わけを聞いてください!」
女「やめて!私に乱暴する気でしょう?工口同人みたいに!工口同人みたいに!」
犬娘「どうしたのこの人」
女「どういうことですか、これ」
男「えっ、どういうことって……?」
女「犬娘って貴方のお家のワンちゃんの名前では?」
男「はい」
女「この娘は今自分のことを犬娘って……」
男「はい……あっ」
女「……まさか、あなた、こんな小さな娘を……」
男「い、いえ、違うんです!たしかにこいつは犬娘なんです、人間みたいな姿ですけど人間とは違ってて、その……」
女「やめてください!もう聞きたくありません!」
男「」
女「しかもそんな娘がいながら私にちょっかいかけようとしたんですか?最低です!」
男「あの…わ、わけを聞いてください!」
女「やめて!私に乱暴する気でしょう?工口同人みたいに!工口同人みたいに!」
犬娘「どうしたのこの人」
43: 2012/10/11(木) 02:30:47.46 ID:RDR660GNP
………
犬娘「あの人、悪い人だね、男くんをたたくなんて」プンスカ
男「……まあ確かに俺とお前の関係って誤解を招きやすいかもしれないけど、それにしても話が飛躍しすぎだよなぁ……」ヒリヒリ
犬娘「犬娘の言ったとおりだったでしょ。しらない子となかよくしちゃだめって」
男「それとはまた話が違うというか、お前が来なければこんなややこしいことにならなかったんだけどな」
犬娘「あのね、男くん」
男「なんだ?」
犬娘「犬娘ね、思ったの。男くんはにんきものだから、犬娘がひとりじめするのもいけないかもって」
男「?」
犬娘「だからね、ちょっとだけならよその子のこと、かわいがってもいいよ。犬娘が男くんのいちばんなら、犬娘、ちょっとだけがまんするよ」
男「犬娘……」
犬娘「えへへ……えらいでしょ?」
男「ああ、偉いな」ナデナデ
犬娘「むふー/////」
犬娘「あの人、悪い人だね、男くんをたたくなんて」プンスカ
男「……まあ確かに俺とお前の関係って誤解を招きやすいかもしれないけど、それにしても話が飛躍しすぎだよなぁ……」ヒリヒリ
犬娘「犬娘の言ったとおりだったでしょ。しらない子となかよくしちゃだめって」
男「それとはまた話が違うというか、お前が来なければこんなややこしいことにならなかったんだけどな」
犬娘「あのね、男くん」
男「なんだ?」
犬娘「犬娘ね、思ったの。男くんはにんきものだから、犬娘がひとりじめするのもいけないかもって」
男「?」
犬娘「だからね、ちょっとだけならよその子のこと、かわいがってもいいよ。犬娘が男くんのいちばんなら、犬娘、ちょっとだけがまんするよ」
男「犬娘……」
犬娘「えへへ……えらいでしょ?」
男「ああ、偉いな」ナデナデ
犬娘「むふー/////」
45: 2012/10/11(木) 02:40:03.51 ID:RDR660GNP
男「まあそんなことよりもどうやったら女さんの誤解を解けるかが最重要課題なんだがな。下手打つと通報とかされそうだから怖いけど」
犬娘「ねえ男くん、おなかすいた」
男「お前は暢気でいいなぁ……。まあ今日は特別にいつもよりうまいものを食わせてやろう」
犬娘「やったー!」
男「そのかわり明日女さんのところに一緒に行って説明を手伝ってくれ」
犬娘「うん!」
男「さあ、そうと決まったらさっさと家に帰ろうか」
犬娘「うん!……ねえ、男くん」
男「なんだ?」
犬娘「犬娘ね、男くんのことがせかいでいちばんすきだよっ!」
翌日、男と女と犬娘、三者が入り乱れひと騒動起きるが、それはまた別のお話
~おしまい~
犬娘「ねえ男くん、おなかすいた」
男「お前は暢気でいいなぁ……。まあ今日は特別にいつもよりうまいものを食わせてやろう」
犬娘「やったー!」
男「そのかわり明日女さんのところに一緒に行って説明を手伝ってくれ」
犬娘「うん!」
男「さあ、そうと決まったらさっさと家に帰ろうか」
犬娘「うん!……ねえ、男くん」
男「なんだ?」
犬娘「犬娘ね、男くんのことがせかいでいちばんすきだよっ!」
翌日、男と女と犬娘、三者が入り乱れひと騒動起きるが、それはまた別のお話
~おしまい~
48: 2012/10/11(木) 02:43:18.90 ID:RDR660GNP
今日のところは勘弁してつかあさい
万が一明日昼まで残ってたら書くし落ちてたら新しく立てるんで
万が一明日昼まで残ってたら書くし落ちてたら新しく立てるんで
50: 2012/10/11(木) 02:48:04.93 ID:ZoJlaswh0
おつ
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります