1: 2008/11/29(土) 22:40:07.98 ID://ll35We0
ジ「どうしたんだ真紅?」

紅「私だって飲みたくなるときがあるのよ」

ジ「っていうか、ビールを淹れるってお前」

紅「いいからはやくして頂戴」

ジ「まあいいけど・・・確か冷蔵庫に姉ちゃんのがあったはず」

紅「グラスも冷やすのよ、いいこと?」

ジ「うるさいなぁ」
アリスゲーム

2: 2008/11/29(土) 22:43:55.17 ID://ll35We0
紅「ジュン!あなた何をしてるの」

ジ「え?」

紅「そんな注ぎ方したらせっかくのビールが台無しじゃない」

ジ「飲めば一緒だよ」

紅「それにおつまみはどうしたの?」

ジ「そこにあるだろ」

紅「これは柿ピーじゃない!他にないの?」

ジ「柿ピーを馬鹿にするな!」

3: 2008/11/29(土) 22:48:49.95 ID://ll35We0
紅「まったく、なにをやらせてもだめね」

ジ「・・・ほらよ、僕は部屋に戻るからな」

紅「・・・ジュン」

ジ「まだなにかあるのか?」

紅「これ・・・本当にビールなの?」

ジ「え?そうだよ」

紅「・・・ならいいわ」

4: 2008/11/29(土) 22:53:19.64 ID://ll35We0
紅「・・・」グビッ

紅「ぐぶぉ」

ジ「ど、どうした真紅!」

紅「ジュ、ジュン」

ジ「なんだ」

紅「なによこれ、凄く苦いじゃない!」

ジ「は?」

6: 2008/11/29(土) 22:58:57.26 ID://ll35We0
ジ「ビールなんて苦いものだろ」

紅「そんなはずないわ」

ジ「というか、お前今日初めてビール飲んだのか?」

紅「そ、そうよ」

ジ「それなのに僕の注ぎ方にケチつけてたのか?」

紅「・・・・」

ジ「なにかあったのか?」

紅「・・・・」

9: 2008/11/29(土) 23:04:05.85 ID://ll35We0
紅「・・・昨日私の夢の中に水銀橙が現れたの」

ジ「え、水銀橙が?」

紅「ええ、片手にワイングラスを持っていたわ」

ジ「は?」

紅「彼女はワインを一口飲んでこう言ったわ」

紅「『このワイン、とっても甘くておいしいわぁ』」

ジ「お、結構似てるな」

紅「昔徹夜で練習したのだわ」

ジ「・・・・」

紅「『あなたお酒も飲めないの?子供ねぇ真紅ぅ』」

紅「そう言うと水銀橙は去っていったわ」

ジ「そろそろ部屋に戻っていいか?」

紅「きいたのはあなたでしょ?最後までききなさい」

ジ「・・・・あのジャンクめ・・・」

12: 2008/11/29(土) 23:11:52.45 ID://ll35We0
紅「水銀橙にお酒が飲めて私が飲めないなんておかしいでしょ?」

ジ「ワインも甘くはないと思うぞ」

紅「え?」

ジ「そんな理由でビール飲もうとしてたのか」

紅「アリスになるためにはお酒を飲めないとだめなのよ」

紅「さっきだって雛苺がビールを飲んでいたのだわ」

ジ「ああ、あれはこどもびいるだよ」

紅「こどもびいる?」

ジ「ビールに似せたジュースだよ。姉ちゃんが雛苺に買ってきたんだ」

紅「そんなの嘘よ・・・ヒック」

ジ「本当だよ、って大丈夫か?」

紅「そんなはずないのだわ~」タッタッタ

ジ「ま、まてよ真紅」

13: 2008/11/29(土) 23:18:27.16 ID://ll35We0
ジ「ったく、あいつどこいったんだ?」

雛「ジュ~ン、うにゅーは?」

ジ「ああ、リビングの机の上においといたよ」

雛「ありがとなのー」

ジ「おーい、真紅ー、でてこいよー」

雛「うにゅうううううううううううう」

ジ「い、今の声は雛苺か?」

15: 2008/11/29(土) 23:24:59.40 ID://ll35We0
ジ「雛苺!」

雛「うゆ・・・・」

ジ「どうしたんだ、しっかりしろ」

翠「どうしたんです?チビ人間」

ジ「雛苺が倒れたんだ」

翠「えぇ、チビ苺?」

雛「うにゅーが・・・うにゅーが・・・」

翠「うにゅー?」

ジ「こ、これは!」

翠「ひ、ひどいですぅ・・・」

16: 2008/11/29(土) 23:29:31.75 ID://ll35We0
ジ「苺大福の苺が・・・取り出されてる・・・」

翠「これじゃただの大福ですぅ!」

ジ「誰がこんなひどいことを・・・」

翠「そういえば真紅はどこいったですか?」

ジ「さっきからいないんだよ・・・まさか」

の「ただいま~」

翠「あ、のりが帰ってきたですぅ」

の「きゃあああああああああああああああ」

ジ「ね、姉ちゃん!?」

17: 2008/11/29(土) 23:35:45.89 ID://ll35We0
ジ「大丈夫か姉ちゃん!」

の「う~ん・・・」ガクッ

ジ「気絶してる・・・」

ジ「なにがあったんだ?」

翠「チビ人間、これを見るですぅ!」

ジ「ん?僕の上履きじゃないか・・・こ、これは!」

翠「上履きの『 JUM 』が『 JUN 』に直ってるですぅ・・・」

ジ「ふ、ふぐぅわああああああああああああ」

翠「気を確かにもつです!ジュン!」

19: 2008/11/29(土) 23:40:07.42 ID://ll35We0
翠「『 JUM 』っと・・・これでいいですぅ」

ジ「ふぅ、ありがとう翠星石。おかげで落ち着いたよ」

翠「いいってことですぅ。それよりこれは誰の仕業ですか?」

ジ「多分、真紅だ」

翠「真紅?」

ジ「まだわからないけどな。とりあえず真紅を探さないと」

翠「そういえばさっき2階で物音がしたですぅ」

ジ「2階?ま、まさかあいつ」

ジ「真紅ううううううううううううううう」ダダダダ

翠「血相変えてどこいくですか!」

21: 2008/11/29(土) 23:45:38.96 ID://ll35We0
ガチャッ

ジ「ここか!真紅!」

翠「・・・誰もいないですぅ」

ジ「よかった、僕のパソコンは無事みたいだ」

翠「それで急いでたですか・・・悲しいやつですぅ」

ジ「なんといわれようが僕にはこれが一番たいせ・・・」

翠「どうかしたですか?」

ジ「あばばばばばばばばばばば」

翠「ど、どうしたですか!なにか壊れてたですか!」

ジ「・・・・」

翠「手に持ってるのは・・・マウスですか?」

22: 2008/11/29(土) 23:49:21.13 ID://ll35We0
ジ「ああ・・・マウスだ・・・」

翠「これがどうしたですか?なんともないみたいですけど」

ジ「左ボタンが・・・壊れてるんだ・・・」

翠「これじゃあ通販もまともにできないですぅ」

ジ「・・・・」

翠「だ、大丈夫ですぅ。マウスくらい買えばすむですぅ」

ジ「これは3年使ってるんだ・・・僕の手に馴染んだ最高の・・・」

翠「ジュン・・・」

ジ「少し・・・一人にしてくれ」

翠「・・・・」

23: 2008/11/29(土) 23:54:40.64 ID://ll35We0
翠「これははやく真紅を捕まえねーと大変なことになるですぅ」

翠「とりあえず蒼星石に応援を頼むですぅ」

蒼「やあ翠星石、遊びにきたよ」

翠「噂をすればですぅ!実はかくかくしかじか」

蒼「真紅が?それは大変だね」

翠「そうなんですぅ!はやく真紅を捕まえないと」

蒼「でも、そんなに難しいことじゃないと思うよ?」

翠「え?なぜです?」

蒼「ほら、もうすぐ・・・」

翠「あ、くんくんが始まる時間ですぅ!」

ジ「無駄だよ・・・」

翠・蒼「え?」

24: 2008/11/29(土) 23:59:35.27 ID://ll35We0
ジ「僕の携帯小型テレビが無くなってるんだ」

翠「じゃあ場所を選ばず絶賛放映中ですか・・・」

蒼「ジュンくん、大丈夫かい?」

ジ「なんとか立ち直ったよ・・・それよりもはやくあいつを」

蒼「ああ、そうだね」

ジ「でももう他に隠れるところなんて」

蒼「隠れてるのが家の中とは限らないんじゃないかな」

ジ「どういうことだ?」

蒼「nのフィールドだよ」

翠「なるほど、さすが私の妹ですぅ」

ジ「姉とは大違いだな」

26: 2008/11/30(日) 00:05:42.30 ID:TQXTP7mI0
nのフィールド

ジ「着いたけど、広くて探すのに苦労しそうだな」

蒼「大丈夫だよジュンくん、そのためにこれを持ってきたんだから」

翠「蒼星石、くんくん人形に鋏をむけてどうするつもりですか!」

蒼「わかるだろう?くんくんを人質にすれば真紅も大人しくでてくるはずさ」

翠「なんですって!でもそれは」

蒼「今の真紅を野放しにしてもいいのかい?」

翠「・・・・」

蒼「真紅~、はやくしないと八つ裂きにしちゃうよ~♪」ニコニコ

翠「こわいですぅ・・・」

ジ「姉とは大違いだな・・・」

28: 2008/11/30(日) 00:11:24.04 ID:TQXTP7mI0
「馬鹿なことはやめなさい、蒼星石!」

蒼「やっと現れたの?もう少しでくんくんを・・・」

ジ「お前は・・・水銀橙!」

銀「はやくくんくんを開放しなさい」

翠「意外な奴が釣れたですぅ」

ジ「その前に水銀橙、お前なんのつもりだ」

銀「え、なんのことよ」

ジ「真紅にちょっかいだしただろ!そのせいで僕達は」

翠「ちょっかい?なんのことです?」

ジ「まだ説明してなかったな。実はうんたらかんたら」

蒼「なるほど、水銀橙が真紅の夢に」

翠「それで真紅は暴走してるですか」

銀「なんのことよぉ」

29: 2008/11/30(日) 00:17:35.13 ID:TQXTP7mI0
ジ「とぼけるなよ水銀橙」

銀「・・・・」

蒼「ジュンくん、真紅がその夢を見たのは昨日なんだよね?」

ジ「そうだよ」

蒼「それじゃあおかしいよ」

ジ「え?」

蒼「だって昨日水銀橙はずっと僕と一緒にいたんだから」

ジ・翠「え?」

銀「そうよぉ・・・」

30: 2008/11/30(日) 00:21:47.54 ID:TQXTP7mI0
翠「蒼星石!説明するですぅ!」

蒼「みんなは知らないかもしれないけど、水銀橙と僕は結構仲良しなんだ」

ジ「初耳だな」

蒼「昨日は水銀橙と徹夜ではさみ将棋をしていたよ」

翠「徹夜で・・・ですか?」

蒼「うん。結果は54勝48敗で僕の勝ちだったよ」

銀「・・・次はジャンクにしてあげるわぁ」

31: 2008/11/30(日) 00:26:08.99 ID:TQXTP7mI0
ジ「なにやってんだよお前ら・・・」

蒼「だから水銀橙が夢にでてくるなんて無理だよ」

蒼「それにドールも人間と同じように夢を見るんだよ」

ジ「そうか・・・ごめんな水銀橙」

銀「まったくいい迷惑だわぁ」

蒼「そうだ水銀橙、また今夜にでもどうだい?」

銀「ええ、望むところよあおっち」

ジ「え、いまなんて」

銀「な、なんでもないわよ・・・ジャンクにされたいの!」

34: 2008/11/30(日) 00:32:23.45 ID:TQXTP7mI0

蒼「ちなみに水銀燈はなぜここに?」

銀「・・・はさみ将棋の特訓よぉ」

ジ「暇なやつだな・・・」

翠「真紅をみてないですか?」

銀「みてないわよ」

蒼「じゃあ真紅はどこにいったんだろう」

36: 2008/11/30(日) 00:36:02.43 ID:TQXTP7mI0
ジ「あ、うっかりしてた」

翠「なんですか?」

ジ「携帯テレビ、結局買わなかったんだった」

蒼「え?」

ジ「安かったから買おうとしたんだけど、よく見たら白黒テレビだったんだ」

ジ「だから買う直前でやめた」

翠「そういうことは早く思い出しやがれです!無駄足ですぅ!」

蒼「じゃあリビングに急ごう」

銀「面白そうだから私も行くわ」

ジ「意外と野次馬なやつだな」

銀「好奇心旺盛といってほしいわぁ」

38: 2008/11/30(日) 00:41:23.51 ID:TQXTP7mI0
バンッ

ジ「真紅!」

翠「いないみたいですね」

蒼「もうくんくんが始まってるのに」

ジ「くそ、あいついったいどこに」

蒼「・・・ジュンくん、雛苺は昨日こどもびいるを飲んでいたんだよね?」

ジ「あ、うん」

蒼「それは雛苺が自分から飲みたいといったのかい?」

ジ「そうだよ、だから僕がねえちゃんに頼んだんだ」

蒼「やっぱり、謎はすべてとけたよ」

ジ・翠・銀「!?」





銀「そこよくんくん!相手は足にきてるわ!」

39: 2008/11/30(日) 00:45:26.84 ID:TQXTP7mI0


蒼「いつまで寝てるつもりだい雛苺」

蒼「そろそろおきたらどうかな」

雛「・・・・」

翠「どういうことです?」

蒼「今回のことはすべて雛苺が仕組んだことなんだよ」

ジ「え?」

蒼「雛苺は甘えん坊だからお父様に会いたくなったんじゃないかな」






銀「くんくんそうよ!そこでボディよ!」

42: 2008/11/30(日) 00:50:37.16 ID:TQXTP7mI0
翠「全く話が見えてこないですぅ」

蒼「つまり雛苺はアリスゲームを始めようとしてたんだよ」

翠「ええ!?」

ジ「あの雛苺が・・・まさか・・・」

蒼「でも雛苺は真紅を通してジュンくんから力を得ている」

蒼「この時点で雛苺は不利なんだ」

蒼「だからまず人数を減らそうと考えたんだよ」

ジ「・・・・」

43: 2008/11/30(日) 00:54:28.26 ID:TQXTP7mI0
蒼「雛苺は真紅をうまく誘導してお酒を飲ませた」

蒼「そして真紅の仕業に見せかけてイタズラしたのさ」

蒼「そうすれば真紅と僕達がアリスゲームをして」

ジ「それっておかしくないか?」

蒼「え?」

ジ「まず真紅が水銀燈の夢を見てなかったらこんなことにはなってなかったんだぞ?」

ジ「真紅が見た夢についてはどう説明するんだ?」

蒼「そ、それは雛苺が催眠術でも使ったんじゃないかな」

翠「そんなのきいたことないですぅ・・・」

44: 2008/11/30(日) 00:59:31.49 ID:TQXTP7mI0
ジ「それに他のドールがローザミスティカを手に入れたらそれこそ雛苺に分が悪くなるだろ」

蒼「きっとそこまで頭がまわらなかったんだよ」

蒼「あいつ馬鹿だし」

翠「馬鹿の一言ですませる気ですか」

ジ「でも真紅が倒れたら雛苺も」

蒼「あ・・・」




銀「くんくんのボディブローは芸術だわぁ」

45: 2008/11/30(日) 01:03:18.69 ID:TQXTP7mI0
スクッ

雛「うゆ、口の中が気持ち悪いのー」

翠「あ、チビ苺が目を覚ましたですぅ」

蒼「ひ、雛苺、いい加減白状したらどうだい?」

雛「!?」

蒼「もうばれてるんだよ、さあ!さあ!!!」

ジ「もうあきらめろよ」

雛「・・・ご、ごめんなさいなのー」

ジ・翠「!?」

蒼「ほぉら、僕のいったとおりじゃないか」

46: 2008/11/30(日) 01:06:51.95 ID:TQXTP7mI0
雛「ヒナもわるい事だと思ったの、でも我慢できなくて」

蒼「ふふふ」

翠「喜ぶところじゃないですぅ」

ジ「・・・雛苺」

雛「ヒナ、あれがジュンのだとは知らなくて・・・」

雛「冷蔵庫のプリン・・・食べちゃってごめんなさいなの!」

翠「はい?」

蒼「え?」

ジ(僕の焼きプリン・・・)

47: 2008/11/30(日) 01:10:38.87 ID:TQXTP7mI0
翠「じゃあ、ジュンのプリンを食べたのは雛苺なのですね?」

雛「うぃー」

翠「それ以外に隠してることはないですか?」

雛「?」

ジ「僕のプリンが・・・」

蒼「僕の完璧な推理がはずれるなんて・・・」




銀「ああ、くんくんがマウントポジションをとられたわ!」

48: 2008/11/30(日) 01:13:32.83 ID:TQXTP7mI0
ガチャ

紅「・・・・」

翠「真紅!」

ジ「真紅、お前僕のプリン・・・じゃなくてどこにいたんだよ」

紅「鞄の中よ」

翠「灯台下暗しですぅ」

49: 2008/11/30(日) 01:15:40.64 ID:TQXTP7mI0
紅「どうやらみんなにひどいことをしてしまったようね」

紅「本当にごめんなさい」

翠「真紅・・・・」

紅「なんだか頭ががんがんするのだわ・・・」

ジ「やっぱり酔ってたのかお前」

蒼「真紅が・・・でもそんな・・・」

52: 2008/11/30(日) 01:19:09.18 ID:TQXTP7mI0


ジ「気にするなよ、お酒のせいなんだろ?」

紅「でも、私は」

翠「そうです、きにすんなですぅ!」

雛「糞むかつくのー、土下座しろなのー」

ジ「おいプリン」

雛「謝らなくてもいいのー、雛は大丈夫なのー」

53: 2008/11/30(日) 01:22:52.11 ID:TQXTP7mI0
紅「みんな・・・ありがとう」ぽろぽろ

翠「泣いちゃったですぅ」

ジ「酔いがさめても罪悪感ででてこれなかったのか・・・」

雛「元気だして!一緒にくんくんを応援するのよ」

雛「この紅茶でも飲むのー」

翠「色が紫色ですぅ・・・」

紅「あなたはまだ怒っているのね・・・」

銀「いまのは肘よ!レフェリーどこみてるのよ!」



蒼「・・・・」ブツブツ

54: 2008/11/30(日) 01:26:01.88 ID:TQXTP7mI0
翠「蒼星石も一緒にくんくんを見るですぅ」

ジ「こっちこいよ、名探偵(笑)」

翠「やめるです!」

ジ「いやあ、つい」

蒼「ちがう」ボソッ

ジ「え?」

銀「いよいよ最終ラウンドよぉ」

雛「くんくんあいとあいとぉーなのー」

56: 2008/11/30(日) 01:29:14.04 ID:TQXTP7mI0
蒼「僕は間違ってない」

蒼「そうさ、僕は間違ってないんだよアハハハハハハ」

翠「蒼星石が壊れたですぅ!どうにかしろです!」

ジ「ええ!」

紅「静かにしなさい、くんくんの名ファイトが見えないじゃない」

ジ「お前はもういつもどおりかよ・・・」

雛「こういう女はうざいのー」

57: 2008/11/30(日) 01:32:44.51 ID:TQXTP7mI0
蒼「そうだよ!僕が正しいんだ!」

ジ「ちょ、ちょっとおちつけ」

翠「蒼星石・・・」

蒼「間違ってるのはこの世界なんだ」

蒼「こんな世界、僕がアリスになってなおしてやる・・・」

雛「にゅ!?」

蒼「さあはじめようか、アリスゲームを・・・」

ジ「ちょwwwwwwなんでそうなるwwwwww」

翠「そうはさせないです!スィドリーム!」

紅「戦うしかないのね・・・」







紅「・・・計画通りなのだわ」ニヤリ


~終わり~

58: 2008/11/30(日) 01:33:22.75 ID:TQXTP7mI0
読んでくれた人ありがとう、久しぶりにかいてみたけどやっぱり難しいね

引用: 真紅「ジュン、ビールを淹れて頂戴」