18: 2010/07/28(水) 23:36:09.01 ID:kkANWN60
絹旗→浜面×滝壺 片思いSS
2レスほどお借りします
2レスほどお借りします
19: 2010/07/28(水) 23:36:48.35 ID:kkANWN60
あぁ、私は浜面のこと好きだったんだ。
気付いた時にはもう遅かった。
頬を伝うのは私の涙、思い浮かべるのは彼らのこと。
彼と彼女が寄り添い歩く姿のこと。
ここにはいない彼らを思って私は今日も涙を流す。
私自身の感情を抑え込みながら。
浜面と滝壺さん。
二人の間には強固な絆があった。
容易に思い出される彼が彼女を見舞う姿。
私も彼と同様に、何度も彼女を見舞った。
思い出の中での彼はいつだって彼女第一で。
その隣にいるだけの私はいつだって彼の眼中にもなくて。
いつだって彼・浜面仕上は、滝壺理后のために動いた。
それを思い出すと羨望と嫉妬が私の心を渦巻く。
ああ、私はなんて自分勝手な人間なのだろう。
私は自分という人間の小ささに愕然とする。
彼らの傍にいるといつだって自分が嫌になった。
どうして彼の一番はいつだって彼女なのか。
どうして彼の隣にいる私の方が小さい存在なのか。
どうしてその事実に胸を痛める自分に気づいてしまったのか。
どうして、どうして、どうして。
こんな想いをしなければいけないのなら、この苦しさが消えることがないのなら。
いっそのこと彼らから離れてしまいたい、そう願った、願ってしまった。
でも自分からは離れることができない、彼女の友でありたい自分が居るから。
でも自分からは離れることができない、彼の傍らにいたい自分が居るから。
気付いた時にはもう遅かった。
頬を伝うのは私の涙、思い浮かべるのは彼らのこと。
彼と彼女が寄り添い歩く姿のこと。
ここにはいない彼らを思って私は今日も涙を流す。
私自身の感情を抑え込みながら。
浜面と滝壺さん。
二人の間には強固な絆があった。
容易に思い出される彼が彼女を見舞う姿。
私も彼と同様に、何度も彼女を見舞った。
思い出の中での彼はいつだって彼女第一で。
その隣にいるだけの私はいつだって彼の眼中にもなくて。
いつだって彼・浜面仕上は、滝壺理后のために動いた。
それを思い出すと羨望と嫉妬が私の心を渦巻く。
ああ、私はなんて自分勝手な人間なのだろう。
私は自分という人間の小ささに愕然とする。
彼らの傍にいるといつだって自分が嫌になった。
どうして彼の一番はいつだって彼女なのか。
どうして彼の隣にいる私の方が小さい存在なのか。
どうしてその事実に胸を痛める自分に気づいてしまったのか。
どうして、どうして、どうして。
こんな想いをしなければいけないのなら、この苦しさが消えることがないのなら。
いっそのこと彼らから離れてしまいたい、そう願った、願ってしまった。
でも自分からは離れることができない、彼女の友でありたい自分が居るから。
でも自分からは離れることができない、彼の傍らにいたい自分が居るから。
20: 2010/07/28(水) 23:37:51.53 ID:kkANWN60
その願いは唐突に叶った、否、叶ってしまった。
彼が彼女を連れて学園都市から逃げた。
私は彼らの背中を押した、私が彼らを逃がした。
これで良かったのか、と自問する自分が居る。
これで良かったのだ、と自答する自分が居る。
だって、こうしなければ、私は彼女を恨んでしまいそうで。
こうしなければ、私は彼らの邪魔をしてしまいそうで。
こうしなければ、私は狂ってしまいそうで…………。
それでもいつだって彼らの事を考えてしまう。
もしも私が彼女の立場だったら、私は彼の一番になれたのだろうか。
もしも私が彼に思いを打ち明けていたら、私は彼の一番になれたのだろうか。
もしも私がもっと早く自分の気持ちに気づいていたら、私は彼の一番になれたのだろうか。
そんな仮定ばかりを考えてしまう。
私はもう彼の事を好きな気持ちに気づいてしまったのだ。
この思いには気付かない方が楽だったのに。
私はもうここにいない彼を思い出す。
今彼は彼女とどこで何をしているのだろうか。
私はもうここにいない彼女を思い出す。
今彼女は彼とどこで何をしているのだろうか。
気づいてしまった自分自身の恋慕の感情を隠しこんで彼らの心配をする。
そんな時の私はいつだって。
「浜面たち、超逃げ切って超幸せになって下さい」
こんな言葉を口にする。
その言葉を口にする私はいつだって胸が苦しくて。
その言葉を口にする私はいつだって涙があふれそうで。
その言葉を口にする私はいつだって本当は違う思いを抱えていて。
それでも私はいつだって私自身の感情を抑え込む。
~終~
彼が彼女を連れて学園都市から逃げた。
私は彼らの背中を押した、私が彼らを逃がした。
これで良かったのか、と自問する自分が居る。
これで良かったのだ、と自答する自分が居る。
だって、こうしなければ、私は彼女を恨んでしまいそうで。
こうしなければ、私は彼らの邪魔をしてしまいそうで。
こうしなければ、私は狂ってしまいそうで…………。
それでもいつだって彼らの事を考えてしまう。
もしも私が彼女の立場だったら、私は彼の一番になれたのだろうか。
もしも私が彼に思いを打ち明けていたら、私は彼の一番になれたのだろうか。
もしも私がもっと早く自分の気持ちに気づいていたら、私は彼の一番になれたのだろうか。
そんな仮定ばかりを考えてしまう。
私はもう彼の事を好きな気持ちに気づいてしまったのだ。
この思いには気付かない方が楽だったのに。
私はもうここにいない彼を思い出す。
今彼は彼女とどこで何をしているのだろうか。
私はもうここにいない彼女を思い出す。
今彼女は彼とどこで何をしているのだろうか。
気づいてしまった自分自身の恋慕の感情を隠しこんで彼らの心配をする。
そんな時の私はいつだって。
「浜面たち、超逃げ切って超幸せになって下さい」
こんな言葉を口にする。
その言葉を口にする私はいつだって胸が苦しくて。
その言葉を口にする私はいつだって涙があふれそうで。
その言葉を口にする私はいつだって本当は違う思いを抱えていて。
それでも私はいつだって私自身の感情を抑え込む。
~終~
21: 2010/07/28(水) 23:40:25.89 ID:kkANWN60
今ありのままに起こったことを話すぜ
浜滝書くつもりが絹旗書いてた
何を言ってるか分からねーと(ry
11冊目初SSがこんな駄文でサーセンwww
浜滝書くつもりが絹旗書いてた
何を言ってるか分からねーと(ry
11冊目初SSがこんな駄文でサーセンwww
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります