403: 2010/08/02(月) 23:02:05.03 ID:KehOLUAO
結標「ただいまあ……はあ、疲れた。何が悲しくて1日ぶっ通しで『仕事』をしなきゃならないのかしら」
結標「お陰でうっかり買い物するのを忘れて来てしまったわ。一方通行の奴、今度会ったらタダじゃ……あら?」
???「むにゃ……」zzz…
結標(この子は……また家出少女って所かしら? 小萌ったら、本当に悪い癖よね)ハア…
小萌「ただいま帰りましたよー」
結標「あら、随分早かったのね」
小萌「む、結標ちゃんじゃありませんか! 今まで一体どこほっつき歩いてたのですか! 電話にも出ないので心配しましたよ! せっかく私が保護したと言うのに、家出少女に逆戻りなんて許さないのですよ!」ビシッ
結標「はいはい、すいませんでした」ヒラヒラ
小萌「むうー! 謝るのならちゃんと謝って下さいー!」
結標「そんな小さな事はいいじゃない。それより、そこで寝てる女の子はどこで拾って来たのかしら?」
小萌「街中を行くあてもなさそうにさ迷っていたから保護したのですよ」エッヘン
結標(やっぱり……しかし、何の因果かしら? 私以外の暗部の人間を保護するなんて……まあ、小萌の場合は単なる偶然でしょうけど)
???「んむ……ふああ……何ですか超騒々しい……」
小萌「おはようなのですよ絹旗ちゃん。というかもうそろそろこんばんはの時間なのですけどね」
結標「お陰でうっかり買い物するのを忘れて来てしまったわ。一方通行の奴、今度会ったらタダじゃ……あら?」
???「むにゃ……」zzz…
結標(この子は……また家出少女って所かしら? 小萌ったら、本当に悪い癖よね)ハア…
小萌「ただいま帰りましたよー」
結標「あら、随分早かったのね」
小萌「む、結標ちゃんじゃありませんか! 今まで一体どこほっつき歩いてたのですか! 電話にも出ないので心配しましたよ! せっかく私が保護したと言うのに、家出少女に逆戻りなんて許さないのですよ!」ビシッ
結標「はいはい、すいませんでした」ヒラヒラ
小萌「むうー! 謝るのならちゃんと謝って下さいー!」
結標「そんな小さな事はいいじゃない。それより、そこで寝てる女の子はどこで拾って来たのかしら?」
小萌「街中を行くあてもなさそうにさ迷っていたから保護したのですよ」エッヘン
結標(やっぱり……しかし、何の因果かしら? 私以外の暗部の人間を保護するなんて……まあ、小萌の場合は単なる偶然でしょうけど)
???「んむ……ふああ……何ですか超騒々しい……」
小萌「おはようなのですよ絹旗ちゃん。というかもうそろそろこんばんはの時間なのですけどね」
404: 2010/08/02(月) 23:06:48.44 ID:KehOLUAO
絹旗「そうですか……では超お休みなさ」ガシッユサユサ
小萌「もうちょっとでご飯ですから寝ちゃ駄目なのですよ~!」ユラシユラシ
絹旗「分かりましたから超揺らさないで下うぷっ」バッ
タッタッタッ……
結標「心なしか、あの子からアルコール臭がしたんだけど……小萌、飲ませてないわよね?」ニコニコ
小萌「………………………………」ニコニコ
結標「………………………………」ニコニコ
小萌「さてさて、ご飯の準備をするのですよー!」イソイソ
結標「誤魔化すなあああ!」
絹旗「うう……超気持ち悪い……」ウプッ
結標「大丈夫? 全く小萌ったら……こんな若い子にお酒飲ませるなんて信じられないわ……まさか、仲間でも作る気かしら?」
絹旗「仲間、って……? おえっ」
結標「まあ、言うなれば合法口リータ仲間って所かしら? あれでも立派な大人なのよ、あの人……」サスリサスリ
絹旗「超、冗談ですよね……私より超小さいじゃないですかあの人……うぷっ」
結標「私だって最初は疑ったわよ。でも、あれで結構慕われている教師なのよ。前に居候してたって女の子もちょくちょく遊びに来るし」サスリサスリ
絹旗「……こんな超科学漬けの街にも、あんな超オカルトな先生がいるんですね……ありがとうございます、大分楽になりました」
小萌「もうちょっとでご飯ですから寝ちゃ駄目なのですよ~!」ユラシユラシ
絹旗「分かりましたから超揺らさないで下うぷっ」バッ
タッタッタッ……
結標「心なしか、あの子からアルコール臭がしたんだけど……小萌、飲ませてないわよね?」ニコニコ
小萌「………………………………」ニコニコ
結標「………………………………」ニコニコ
小萌「さてさて、ご飯の準備をするのですよー!」イソイソ
結標「誤魔化すなあああ!」
絹旗「うう……超気持ち悪い……」ウプッ
結標「大丈夫? 全く小萌ったら……こんな若い子にお酒飲ませるなんて信じられないわ……まさか、仲間でも作る気かしら?」
絹旗「仲間、って……? おえっ」
結標「まあ、言うなれば合法口リータ仲間って所かしら? あれでも立派な大人なのよ、あの人……」サスリサスリ
絹旗「超、冗談ですよね……私より超小さいじゃないですかあの人……うぷっ」
結標「私だって最初は疑ったわよ。でも、あれで結構慕われている教師なのよ。前に居候してたって女の子もちょくちょく遊びに来るし」サスリサスリ
絹旗「……こんな超科学漬けの街にも、あんな超オカルトな先生がいるんですね……ありがとうございます、大分楽になりました」
405: 2010/08/02(月) 23:12:38.58 ID:KehOLUAO
結標「どう致しまして。ところで……貴女、『アイテム』の絹旗よね?」
絹旗「元、ですけどね。まあそのうち超立ち上がる新組織に超誘われてるので、行く行くはそちらに入るつもりです」
結標「ふうん。そういえば、『アイテム』って何故崩壊したの? 噂では……何て名前だったかしら? まあとにかく。無能力者にリーダーである『原子崩し』が倒されたって話だったけど」
絹旗「超その通りですよ。麦野はうちの雑用係に超倒されたんです。まあ、麦野は自尊心が強いうえに変に拘るとこがある人なんで、それも敗因の一つかと思ってます」
結標「『それも』って、まだあるって言うの? 無能力者が超能力者を倒せた要因が」
絹旗「麦野は自分では超気付いてなかったみたいですけど、そいつに惹かれてたみたいなんですよね。彼がいないとこでは、彼の事ばかり話してましたし」
結標「だから、本気を出し切れなかった、と? そんな人物ではないと聞いていたけれど」
絹旗「……不器用なんですよ、彼女は。素直に伝えるって事が出来なくて、結局他の子にそいつを超取られたんです」
絹旗「まあ私から見れば、取った子とそいつは超相思相愛っぽかったんで、麦野の恋は最初から超成就しないものだった気もしますけどね」
絹旗「元、ですけどね。まあそのうち超立ち上がる新組織に超誘われてるので、行く行くはそちらに入るつもりです」
結標「ふうん。そういえば、『アイテム』って何故崩壊したの? 噂では……何て名前だったかしら? まあとにかく。無能力者にリーダーである『原子崩し』が倒されたって話だったけど」
絹旗「超その通りですよ。麦野はうちの雑用係に超倒されたんです。まあ、麦野は自尊心が強いうえに変に拘るとこがある人なんで、それも敗因の一つかと思ってます」
結標「『それも』って、まだあるって言うの? 無能力者が超能力者を倒せた要因が」
絹旗「麦野は自分では超気付いてなかったみたいですけど、そいつに惹かれてたみたいなんですよね。彼がいないとこでは、彼の事ばかり話してましたし」
結標「だから、本気を出し切れなかった、と? そんな人物ではないと聞いていたけれど」
絹旗「……不器用なんですよ、彼女は。素直に伝えるって事が出来なくて、結局他の子にそいつを超取られたんです」
絹旗「まあ私から見れば、取った子とそいつは超相思相愛っぽかったんで、麦野の恋は最初から超成就しないものだった気もしますけどね」
406: 2010/08/02(月) 23:19:10.05 ID:KehOLUAO
結標「いいわねえ、そういう浮ついた話があるのって……」
絹旗「貴女だって、周りは男ばかりで超選り取り見取りじゃないですか」
結標「……口リコン2人にシスコン1人。そんな連中が私に振り向くと思う? ……おまけにあいつら、私をシOタコン扱いするのよ!? そんな連中好きになれる筈無いでしょう!?」ムキー!
絹旗「ちょ、超落ち着いて下さい! 超大丈夫ですよ、相手が超口リコンや超シスコンでも、きっといつか超振り向いてくれますって!」
結標「あんな奴ら私の方から願い下げよ!」ウガー!
小萌「トイレで何騒いでるのですかー? それよりご飯の準備出来ましたよー?」
結標「……なんだか激しく脱線した気がするけどまあいいわ。この話は終わりにして、食事に行きましょうか」
絹旗「そうですね。気分が楽になったら超お腹空いてきましたし」
姫神「随分。長かったのね。……大きい方?」
結標「食べる前によくそんな冗談が言えるわね……」
姫神「ふっ。相手の食欲を削いで自分がより多くを食す。これぞ弱肉強食」
結標「ふん。その程度で私の食欲を削いだ気でいるなんて、甘いわよ姫神さん」
絹旗「あれ? この人、いつ来たんですか? そして超誰ですか?」
姫神「」
結標「ええと、さっき言った元居候の子よ……足音に気付かなかったの?」
絹旗「まあ超それどころじゃなかったんですが」
絹旗「貴女だって、周りは男ばかりで超選り取り見取りじゃないですか」
結標「……口リコン2人にシスコン1人。そんな連中が私に振り向くと思う? ……おまけにあいつら、私をシOタコン扱いするのよ!? そんな連中好きになれる筈無いでしょう!?」ムキー!
絹旗「ちょ、超落ち着いて下さい! 超大丈夫ですよ、相手が超口リコンや超シスコンでも、きっといつか超振り向いてくれますって!」
結標「あんな奴ら私の方から願い下げよ!」ウガー!
小萌「トイレで何騒いでるのですかー? それよりご飯の準備出来ましたよー?」
結標「……なんだか激しく脱線した気がするけどまあいいわ。この話は終わりにして、食事に行きましょうか」
絹旗「そうですね。気分が楽になったら超お腹空いてきましたし」
姫神「随分。長かったのね。……大きい方?」
結標「食べる前によくそんな冗談が言えるわね……」
姫神「ふっ。相手の食欲を削いで自分がより多くを食す。これぞ弱肉強食」
結標「ふん。その程度で私の食欲を削いだ気でいるなんて、甘いわよ姫神さん」
絹旗「あれ? この人、いつ来たんですか? そして超誰ですか?」
姫神「」
結標「ええと、さっき言った元居候の子よ……足音に気付かなかったの?」
絹旗「まあ超それどころじゃなかったんですが」
407: 2010/08/02(月) 23:24:28.34 ID:KehOLUAO
姫神「もう。個性も存在感もないのよ……」ドヨーン
結標「ドンマイ……」ナデナデ
小萌「今日はたっぷりお肉を買って来たので、みんなで焼き肉パーティーなのですよー!」プシュッ
結標「ちゃんと野菜もっておい酎ハイ持つな!」
姫神「どうしたの? 結標さん」プシュッ
絹旗「酎ハイってなんですか?」プシュッ
結標「いやいやそこの2人何普通に蓋開けてるのよ! というか絹旗さん! 迎え酒なんてやめときなさいって!」
絹旗「えっ? 昨日、これはジュースだと言われて……」
結標「缶をよく見なさいアルコール分何%って書いてある9%でしょ9%それもう立派なお酒だから!」
姫神「結標さん……」ポンッ
結標「哀れむ様な目で私を見るな肩を叩くな! 小萌以外飲んじゃ駄目だから! お酒は二十歳からって法律で決まっているでしょう!?」
小萌「私の酒が飲めないのですか結標ちゃあああん!?」ヒック
結標「ってうわあおつまみなしで既に3本目空けてるしこの合法口リータ!」
絹旗「ういっ……やっぱにがっぷ」
結標「だから飲むなっつっただろうがあああ!」
姫神「くひひひ。結標ェ……ええ乳しとんのう。私に揉ませろやあ」ヒック
結標「ああもう! オヤジかお前はあああ!」
結標「ドンマイ……」ナデナデ
小萌「今日はたっぷりお肉を買って来たので、みんなで焼き肉パーティーなのですよー!」プシュッ
結標「ちゃんと野菜もっておい酎ハイ持つな!」
姫神「どうしたの? 結標さん」プシュッ
絹旗「酎ハイってなんですか?」プシュッ
結標「いやいやそこの2人何普通に蓋開けてるのよ! というか絹旗さん! 迎え酒なんてやめときなさいって!」
絹旗「えっ? 昨日、これはジュースだと言われて……」
結標「缶をよく見なさいアルコール分何%って書いてある9%でしょ9%それもう立派なお酒だから!」
姫神「結標さん……」ポンッ
結標「哀れむ様な目で私を見るな肩を叩くな! 小萌以外飲んじゃ駄目だから! お酒は二十歳からって法律で決まっているでしょう!?」
小萌「私の酒が飲めないのですか結標ちゃあああん!?」ヒック
結標「ってうわあおつまみなしで既に3本目空けてるしこの合法口リータ!」
絹旗「ういっ……やっぱにがっぷ」
結標「だから飲むなっつっただろうがあああ!」
姫神「くひひひ。結標ェ……ええ乳しとんのう。私に揉ませろやあ」ヒック
結標「ああもう! オヤジかお前はあああ!」
408: 2010/08/02(月) 23:28:59.95 ID:KehOLUAO
プッチーン、キレた。 by 結標淡希
結標「ええいお前らそこに直れ! てかいい加減肉食え肉! 焦げちまうだろうがクソッタレ共が! オラそこの飲んだくれ! さっさと焼けた肉配りやがれ!」
小萌「りょ、了解しましたあ!」アセアセ
結標「おいそこホルモンばっか摘んでんじゃねえよサカってんのかクソガキがあ!」
絹旗「ヒイッ! スイマセン! お野菜も超食べます!」アセアセ
結標「そしてあんた! なんでさっきから玉葱ばっか食ってんの! そんなんだから目立たねえんだよ影法師が!」
姫神「がーん! そんな。玉葱好きなのに。お肉も食べないと。目立てないなんて……!」ショボーン
結標「ハア、ハア、ハア……さて、私も食べますか」プシュッ
小姫絹「「「ってお前も飲むんかい!」」」
結標「ああ!?」ギロッ
小姫絹「「「すいませんもう言いません」」」
結標「ふっ……飲まなきゃやってらんねえんだよ畜生共があああ!」
小萌「よっしゃあ! 今夜は飲み明かすのですよー!」ヒック
結姫絹「「「イエーイ!」」」
カァーン!
翌日、何故か全員が素っ裸で雑魚寝している様を、最初に目覚めた結標が目撃して酷く狼狽した事は言うまでもない。
結標「ええいお前らそこに直れ! てかいい加減肉食え肉! 焦げちまうだろうがクソッタレ共が! オラそこの飲んだくれ! さっさと焼けた肉配りやがれ!」
小萌「りょ、了解しましたあ!」アセアセ
結標「おいそこホルモンばっか摘んでんじゃねえよサカってんのかクソガキがあ!」
絹旗「ヒイッ! スイマセン! お野菜も超食べます!」アセアセ
結標「そしてあんた! なんでさっきから玉葱ばっか食ってんの! そんなんだから目立たねえんだよ影法師が!」
姫神「がーん! そんな。玉葱好きなのに。お肉も食べないと。目立てないなんて……!」ショボーン
結標「ハア、ハア、ハア……さて、私も食べますか」プシュッ
小姫絹「「「ってお前も飲むんかい!」」」
結標「ああ!?」ギロッ
小姫絹「「「すいませんもう言いません」」」
結標「ふっ……飲まなきゃやってらんねえんだよ畜生共があああ!」
小萌「よっしゃあ! 今夜は飲み明かすのですよー!」ヒック
結姫絹「「「イエーイ!」」」
カァーン!
翌日、何故か全員が素っ裸で雑魚寝している様を、最初に目覚めた結標が目撃して酷く狼狽した事は言うまでもない。
410: 2010/08/02(月) 23:31:39.18 ID:KehOLUAO
終わり
自分でも何がしたかったのかよく分からない
続きはない、と思っておくのが結標ちゃんの為なのですよ
自分でも何がしたかったのかよく分からない
続きはない、と思っておくのが結標ちゃんの為なのですよ
411: 2010/08/02(月) 23:39:58.49 ID:fYa8O/.0
乙です~
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