695: 2010/08/07(土) 00:02:43.64 ID:Ec4WaIw0
アレイスター「ふむ」
アレイスター「おい、電話(♂)」
電話(スピーカー)「なんですか?理事長」
アレイスター「寂しい。」
電話(スピーカー)「そうですか。氏ね!」ガチャン
アレイスター「…切られたか。だがそれもまた一興…」
アレイスター「おい、電話(♂)ー」
電話(スピーカー)「うるせえなんだよこれだからさびしんぼおじさんは嫌なんだ…おっと、すみません地が出ました。なんですか?理事長」
アレイスター「…さびしんぼおじさん…」
電話(スピーカー)「すみません地が出ました。で、なんですか?理事長」
アレイスター「だから、寂しいと言っている」
電話(スピーカー)「おや? 氏ねと言ったはずですが…」
アレイスター「心底不思議そうな声で聞き返すのはやめてくれないか」
電話(スピーカー)「理事長お年ですし、聞き取りづらかったのかと思いましてね」
アレイスター「ピッチピチだから心配せんでいい。それより、連れてきて欲しい人物が居る」
電話(スピーカー)「ほう。また暗部で遊ぶんですか? 学園都市チキチキ宝物探し大会は歯牙にもかけられずスルーされたというのに」
アレイスター「いや、あれは私が悪かった。今では反省している。さすがに、この広い学園都市で私のコンタクトレンズ(右)を探してこいというのは無理があった」
電話(スピーカー)「全員にそっぽ向かれてましたもんね」
アレイスター「だから次はもう少し楽しい企画を…ってそれは置いておいてだな」
電話(スピーカー)「連れてきて欲しい人物とは?」
アレイスター「うむ。 人物…いや、天使といったほうがふさわしいな」
696: 2010/08/07(土) 00:03:15.80 ID:Ec4WaIw0
電話(スピーカー)「エイワスさんならうちで小龍包貪り食ってますけど」
アレイスター「ちょっ!? 私の守護天使またそんなことやってんの!? 最近見かけないと思ったら、また一人でいいもの食べてんの!? マジ信じられないんですけど!」
電話(スピーカー)「エイワスさーん。理事長からですよ」
エイワス(スピーカー)「おっふ! おらエイワフ! げんきかアエイフハー! ホフホフ」
アレイスター「食ってから喋れやあああああっ!!!」
エイワス(スピーカー)「ごっくん。 いやいやしかし小龍包とはかくも美味たるものなのだな。うむ。これは旨い。口の中やけどしちゃった。イテテだよー」
アレイスター「幸せの痛みですねわかります! とりあえず殴らせろ!」
エイワス(スピーカー)「だが断る。 それよりもアレイスター、私に何の用だ?」
アレイスター「別にお前に用なんざねーよ! とアレイスターは吐き捨てます。 電話(♂)が勝手に勘違いしただけですしおすし! とアレイスターは寿司食いてぇ」
エイワス(スピーカー)「寿司(笑)。 時価(笑)。 ウニイクラ大トロしか頼まない嫌な客だったなお前は」
アレイスター「黙れ黒歴史晒すな私の守護天使のくせにこいつちっとも私を守護しようとしない! もう!」
電話(スピーカー)「ほらエイワスさんはやく食べちゃってくださいよ」
エイワス(スピーカー)「む、すまない。 このアホと話している間に美味しいご飯が冷めてしまうところだった」
アレイスター「もういいよお前は…」
電話(スピーカー)「私ももういいですよね? 切りますよ?」
アレイスター「駄目。お前には用がある! 天使連れてこいっつったろーが!」
電話(スピーカー)「だから天使ってエイワスさんのことじゃないんですか? ワガママもいい加減にしないと溶液にテトロドトキシン撒きますよ」
アレイスター「確実に頃しに来た! いや、天使といえばエイワスじゃなくて、もっと可愛くて美人で巨Oメガネがいるだろう」
電話(スピーカー)「誰それ。妄想の中の恋人?」
アレイスター「お前とことん私のこと愚弄するの好きだなオイ」
エイワス(スピーカー)「ああ、ヒューズカザキリのほほはなモグモグ」
アレイスター「食いながら話すなムカツクから! というわけで電話(♂)、早めにあの癒し系ドジっ子巨Oメガネを連れてくるがいい」
電話(スピーカー)「それをすることで私に何のメリットが?」
アレイスター「私が退屈しのぎにお前に電話する回数が減る」
電話(スピーカー)「Oh!! そいつぁ最高だぜ! オーケー任せろ、暗部使って速攻見つけてきてやんよ! ヒャッハー!」ブツン
アレイスター「…そんなに私からの電話が嫌なのか…」
アレイスター「ちょっ!? 私の守護天使またそんなことやってんの!? 最近見かけないと思ったら、また一人でいいもの食べてんの!? マジ信じられないんですけど!」
電話(スピーカー)「エイワスさーん。理事長からですよ」
エイワス(スピーカー)「おっふ! おらエイワフ! げんきかアエイフハー! ホフホフ」
アレイスター「食ってから喋れやあああああっ!!!」
エイワス(スピーカー)「ごっくん。 いやいやしかし小龍包とはかくも美味たるものなのだな。うむ。これは旨い。口の中やけどしちゃった。イテテだよー」
アレイスター「幸せの痛みですねわかります! とりあえず殴らせろ!」
エイワス(スピーカー)「だが断る。 それよりもアレイスター、私に何の用だ?」
アレイスター「別にお前に用なんざねーよ! とアレイスターは吐き捨てます。 電話(♂)が勝手に勘違いしただけですしおすし! とアレイスターは寿司食いてぇ」
エイワス(スピーカー)「寿司(笑)。 時価(笑)。 ウニイクラ大トロしか頼まない嫌な客だったなお前は」
アレイスター「黙れ黒歴史晒すな私の守護天使のくせにこいつちっとも私を守護しようとしない! もう!」
電話(スピーカー)「ほらエイワスさんはやく食べちゃってくださいよ」
エイワス(スピーカー)「む、すまない。 このアホと話している間に美味しいご飯が冷めてしまうところだった」
アレイスター「もういいよお前は…」
電話(スピーカー)「私ももういいですよね? 切りますよ?」
アレイスター「駄目。お前には用がある! 天使連れてこいっつったろーが!」
電話(スピーカー)「だから天使ってエイワスさんのことじゃないんですか? ワガママもいい加減にしないと溶液にテトロドトキシン撒きますよ」
アレイスター「確実に頃しに来た! いや、天使といえばエイワスじゃなくて、もっと可愛くて美人で巨Oメガネがいるだろう」
電話(スピーカー)「誰それ。妄想の中の恋人?」
アレイスター「お前とことん私のこと愚弄するの好きだなオイ」
エイワス(スピーカー)「ああ、ヒューズカザキリのほほはなモグモグ」
アレイスター「食いながら話すなムカツクから! というわけで電話(♂)、早めにあの癒し系ドジっ子巨Oメガネを連れてくるがいい」
電話(スピーカー)「それをすることで私に何のメリットが?」
アレイスター「私が退屈しのぎにお前に電話する回数が減る」
電話(スピーカー)「Oh!! そいつぁ最高だぜ! オーケー任せろ、暗部使って速攻見つけてきてやんよ! ヒャッハー!」ブツン
アレイスター「…そんなに私からの電話が嫌なのか…」
697: 2010/08/07(土) 00:04:10.04 ID:Ec4WaIw0
~街~
シスコン「天使ッィィイイイ!天使さああああああん!居ませんかああああっ!!できればぁあっぁぁぁ、メイド服を着用していてくれるとやる気が出るんだがにゃああああっ!」
イケメンアステカ魔術師「ああすみませんそこのお嬢さん、このあたりで天使をみかけませんでした? …いえ天使は本当にいるんですって、ちょっ、通報しないで!」
シOタコン「ねえボク、天使みかけなかった? やーね、おねえさんは天使じゃないわよ。天使みたいに可愛いけどね!」
口リコン「天使…天使ってのはどォいうもンを差すンだ…? 第二位? …だめだアイツ今冷蔵庫だしそもそもアレイスターの糞野郎のとこにいるじゃねェか…
ってことは、天使ってもう打ち止めしかいなくね? やべえ宇宙の心理に辿り着いちまった…学会に発表するしかねェ!」
心理定規「天使ねぇ。 天使ってのは、誰かの心のなかにいるペガサスのことを意味しているのかもしれないわね。 ちょっと心の鏡をのぞかせなさいよ」
ていとうこ「おいおいマジかよ。 おれを差し置いて天使がいるだと? まじで? ちょっと天使の振る舞いについて教示願ってくる」
スパムギ「天使なんかじゃない…」
鯖缶「結局天使なんて御伽話なわけよ」
りこうたん「天使の電波…」
さいあい「超めんどくさいです。超やってられないで超。でも天使が本当にいるなら、超会ってみたいです!」
旗男「え、天使を探してるって? はは、そんなに天使に会いたいなら俺に付いて来いよ。 …天国を見せてやるよ。俺のエンジェル」
禁書さん「天使? それは神の力とか、そういう類の天使のこと? それとも、この街にいるわたしの友達のことなのかな。 変なことするなら通報するんだよ!?」
698: 2010/08/07(土) 00:04:42.79 ID:Ec4WaIw0
~ビル~
アレイスター「見つかったかね」
電話(スピーカー)「いえなんというか、街がカオスに陥ったのを見ておずおずと名乗りでてくれました。こちら、天使さんです」
風斬「…あ、あの、どうも」
エイワス「ヒューズ・カザキリ。ひさしいな」
風斬「黙れよ、私はヒューズ・カザキリじゃなくて か ざ き り ひょ う か。 間違ってんじゃねーよこのズルズルが」
エイワス「…ズルズルっていわれた…」
風斬「ズルズルだろ、服も手足も髪もズルズル引きずってなんなの? 何回私の名前間違えたら気が済むんですかこのやろー。 ひょうかちゃんって呼べって言ってんだろ!」
エイワス「ご、ごめんね氷華ちゃん」
風斬「ううん、わ、私も言い過ぎちゃったから…ごめんなさい、エイワスさん。 それで、私に用事って…あ、あの、なんなんですか…?」
アレイスター「……(思ってた天使とちょっと違うぞ)」
アレイスター「私の話し相手になってもらいたい。 寂しい」
風斬「寝言は、寝て言えって格言があるんですけど、あ、あのぅ。 あなたは昔の人だから、しらないのかもしれません、ね! えへへ…」
アレイスター「…なるほど毒舌じゃねーの…」
風斬「じゃ、じゃあおはなししましょうか。 えと‥なんのお話をしたらいいんですか? あ、そうだ、昔ヨーロッパに住んでいたって伝説の、「愚かなクロウリー」のお話でも」
アレイスター「なるほど毒舌じゃねーのっ!!」クゥッ
風斬「だ、駄目でしたか!? あああのあのあの、ごごごめんなさい! 思ったとおりわがままな人なんですね! ええっと、それじゃあ仕方ないから、「サルでも判る日本語」でも朗読しましょうか…?」
アレイスター「私ちゃんと日本語喋れてるよね!?」
風斬「え? よくきこえない」
アレイスター「だああああああああああああっ!!!!」
エイワス「氷華ちゃんかっこいい…」
電話(スピーカー)「すげぇ天使△…」
699: 2010/08/07(土) 00:05:17.87 ID:Ec4WaIw0
アレイスター「も、もういい! やっぱり私はこれからも引きこもって生きる! 寂しくなんかないし! ネットあるし! 人の私生活とかマジうけるしー!!」
エイワス「おいおい、そう落ち込むなよ。私が居るだろ? おまえの守護天使たるこのエイワスが…」
アレイスター「え、エイワス…!」
エイワス「私たちは一蓮托生。そう決めたのはお前のはずだ。な?」
アレイスター「う、うん! そうだよねエイワス!」
エイワス「ああそうとも! ともに過ごした苦難の日々は夢なんかじゃない…」
アレイスター「絆を育むための」
エイワス「最高の」
エイワス アレイスター 「「 リアルだ 」」
終わり
アレイスター「でもなんで私の守護天使になろうとおもったんだ?」
エイワス「お前からかうと面白いから」
アレイスター「」
風斬「おふたりともすげー面白いですね! 思わずヒューズりかけましたよ」
電話(♂)(つい最後まで聞いちゃったんだけどこれうっかり録音しちゃった。あーうっかりうっかり…)
701: 2010/08/07(土) 00:19:26.21 ID:Xq/F97Q0
どう見てもマダオです本当にありがとうございました
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