1: 2012/04/14(土) 16:54:19.51 ID:mk+yLAw50
2010/5/7(FRI)
岡部「どういう気まぐれだ?俺が一月前にラボに誘った時は全く興味なし、といった感じだったではないか!」
ダル「いやあ、マジでオカリンがアキバに部屋借りちゃうなんて思ってなかったお」
岡部「この俺を見くびってもらっては困る。この『運命探知の魔眼』の力を持ってすれば"機関"の妨害をすり抜けるなどいとも容易いことなのだ、フゥーハハハ!」
ダル「妄想乙。つーか立地を教えてくれればマッハで駆けつけてた件について。メイクイーンの真裏とか一等地すぎだろ常考」
岡部「どういう気まぐれだ?俺が一月前にラボに誘った時は全く興味なし、といった感じだったではないか!」
ダル「いやあ、マジでオカリンがアキバに部屋借りちゃうなんて思ってなかったお」
岡部「この俺を見くびってもらっては困る。この『運命探知の魔眼』の力を持ってすれば"機関"の妨害をすり抜けるなどいとも容易いことなのだ、フゥーハハハ!」
ダル「妄想乙。つーか立地を教えてくれればマッハで駆けつけてた件について。メイクイーンの真裏とか一等地すぎだろ常考」
56: 2012/04/14(土) 18:57:14.50 ID:SSYfwlF30
3: 2012/04/14(土) 16:58:30.68 ID:mk+yLAw50
岡部「何とも世間とは狭いものだな。これも運命石の扉の選択か…」
ダル「激しく同意。しかしまゆ氏はメイクイーンのダークホースだお。僕が言うんだから間違いない。まあ僕はフェイリスたん一筋な訳だが(キリッ」
岡部「そんな事を言う割には学祭でまゆりの目を見て混ぜ混ぜを耐え切れていなかったではないかHENTAIめ」
ダル「あれは反則だお。…確かにほぼイきかけました」
岡部(そう。まゆりがメイクイーンで接客を始めた日、俺とダルは思いがけない形で会うことになった)
岡部(話は3日前に遡る)
ダル「激しく同意。しかしまゆ氏はメイクイーンのダークホースだお。僕が言うんだから間違いない。まあ僕はフェイリスたん一筋な訳だが(キリッ」
岡部「そんな事を言う割には学祭でまゆりの目を見て混ぜ混ぜを耐え切れていなかったではないかHENTAIめ」
ダル「あれは反則だお。…確かにほぼイきかけました」
岡部(そう。まゆりがメイクイーンで接客を始めた日、俺とダルは思いがけない形で会うことになった)
岡部(話は3日前に遡る)
5: 2012/04/14(土) 17:02:14.78 ID:mk+yLAw50
2010/5/4(TUE)
~未来ガジェット研究所~
岡部(ここにBakcのリンクを貼り付けて…更新情報にはupdeto!!とするか)
岡部「ククク…フゥーハッハッハッ…フゥーハハハ!」
まゆり「オカリンどうしたの~?何かあったの?」
岡部「聞いて驚くがいいまゆりよ。たった今、栄誉ある未来ガジェット研究所の公式サイトがこの世に生まれようとしているのだ!」
まゆり「ほんと~?すごいね~!」
~未来ガジェット研究所~
岡部(ここにBakcのリンクを貼り付けて…更新情報にはupdeto!!とするか)
岡部「ククク…フゥーハッハッハッ…フゥーハハハ!」
まゆり「オカリンどうしたの~?何かあったの?」
岡部「聞いて驚くがいいまゆりよ。たった今、栄誉ある未来ガジェット研究所の公式サイトがこの世に生まれようとしているのだ!」
まゆり「ほんと~?すごいね~!」
8: 2012/04/14(土) 17:06:05.09 ID:mk+yLAw50
岡部「ああ。永きに渡る"機関"との戦いに終止符を打つ切り札が着々と構築されつつあるのだ。奴らは勝ったつもりだろうが…実に浅はかなものだ!」
まゆり「これでラボのことを知ってくれる人が増えるといいね~」
岡部「…まゆりよ、お前はわかっていないな。あくまでもラボは極秘の研究機関なのだ。奴らに実情を知られてはならん。」
岡部「この公式サイトは奴らを騙すためのダミーとしての役割をも担っているのだ」
岡部「…とは言っても今はまだhtmlファイルを作成している段階で公開は少し先になるがな」
まゆり「これでラボのことを知ってくれる人が増えるといいね~」
岡部「…まゆりよ、お前はわかっていないな。あくまでもラボは極秘の研究機関なのだ。奴らに実情を知られてはならん。」
岡部「この公式サイトは奴らを騙すためのダミーとしての役割をも担っているのだ」
岡部「…とは言っても今はまだhtmlファイルを作成している段階で公開は少し先になるがな」
10: 2012/04/14(土) 17:10:09.47 ID:mk+yLAw50
まゆり「まゆしぃには難しいことはよくわからないけど…オカリンが嬉しそうなのでまゆしぃも嬉しいのです♪」チクチク
岡部「…コスプレ衣装の作成は順調なのか?」
まゆり「うん♪最近ね、フブキちゃんとカエデちゃん、っていうコス仲間もできたんだよ~?」
岡部「ああ…『雷ネット翔』のオンリーイベントがどうとか言っていたな。そこで知り合ったのか?」
まゆり「そうだよ~?まゆしぃが作ったコスを喜んで着てくれるのでまゆしぃも気合いが入るのです!」
まゆり「オカリンも着てくれたらいいのになあ。男の人のもあるよ~?」
岡部「…コスプレ衣装の作成は順調なのか?」
まゆり「うん♪最近ね、フブキちゃんとカエデちゃん、っていうコス仲間もできたんだよ~?」
岡部「ああ…『雷ネット翔』のオンリーイベントがどうとか言っていたな。そこで知り合ったのか?」
まゆり「そうだよ~?まゆしぃが作ったコスを喜んで着てくれるのでまゆしぃも気合いが入るのです!」
まゆり「オカリンも着てくれたらいいのになあ。男の人のもあるよ~?」
12: 2012/04/14(土) 17:14:18.42 ID:mk+yLAw50
岡部「だ、だから俺にそういった趣味はないと何度言えば分かるのだ!
岡部「この神聖なる白衣をコスプレなどと呼ぶ輩がいる以上、コスプレは遠慮しておく」
まゆり「え~…せっかくオカリンの好きな『コードジアース』のコスもあるのになあ」
岡部(うむむ、気にはなるが我慢だ我慢。恥じらいの心を失ってはいけない)
岡部(しかしまゆりにもコス友達が出来たのか)
岡部(…俺も負けてはいられないな)
岡部(共に"機関"の野望を打ち砕く仲間を探さねば)
岡部「この神聖なる白衣をコスプレなどと呼ぶ輩がいる以上、コスプレは遠慮しておく」
まゆり「え~…せっかくオカリンの好きな『コードジアース』のコスもあるのになあ」
岡部(うむむ、気にはなるが我慢だ我慢。恥じらいの心を失ってはいけない)
岡部(しかしまゆりにもコス友達が出来たのか)
岡部(…俺も負けてはいられないな)
岡部(共に"機関"の野望を打ち砕く仲間を探さねば)
13: 2012/04/14(土) 17:18:05.26 ID:mk+yLAw50
岡部「……………」カタカタ
まゆり「……………」
岡部(俺とまゆりが話していると、不意に会話が途切れる、といったことがよくある)
岡部(リズムが合っている、とも言うべきなのだろうか。俺にとってこの沈黙は苦痛じゃない。むしろ心地よいぐらいだ)
岡部(しかしまゆりはどうなのだろう。やはりこうやって黙っているのは苦痛なのだろうか)
岡部「……………」ッターン!
まゆり「ふーんふーんふんふーんふーん♪」
岡部「…何か良いことでもあったのか?」
まゆり「……………」
岡部(俺とまゆりが話していると、不意に会話が途切れる、といったことがよくある)
岡部(リズムが合っている、とも言うべきなのだろうか。俺にとってこの沈黙は苦痛じゃない。むしろ心地よいぐらいだ)
岡部(しかしまゆりはどうなのだろう。やはりこうやって黙っているのは苦痛なのだろうか)
岡部「……………」ッターン!
まゆり「ふーんふーんふんふーんふーん♪」
岡部「…何か良いことでもあったのか?」
14: 2012/04/14(土) 17:22:03.54 ID:mk+yLAw50
まゆり「えっとねえ、いいことはなかったけど、あったよ~♪」
岡部「……そうか、幻想を見たのだな」
岡部「それはもしかすると"機関"の幹部の一人、通称『幻想案内』からの精神攻撃である可能性がある」
まゆり「そっかあ~。じゃ気をつけなきゃ」
岡部「うむ。奴らに狙われて命を落とした者は数知れんからな」
まゆり「…でもね、きっとその『イリュージョン・こだくさん』って人は」
岡部「コンダクターだ」
まゆり「その人はきっと悪い人じゃないと思うな~♪」
岡部「…………」スチャッ
岡部「……そうか、幻想を見たのだな」
岡部「それはもしかすると"機関"の幹部の一人、通称『幻想案内』からの精神攻撃である可能性がある」
まゆり「そっかあ~。じゃ気をつけなきゃ」
岡部「うむ。奴らに狙われて命を落とした者は数知れんからな」
まゆり「…でもね、きっとその『イリュージョン・こだくさん』って人は」
岡部「コンダクターだ」
まゆり「その人はきっと悪い人じゃないと思うな~♪」
岡部「…………」スチャッ
15: 2012/04/14(土) 17:26:04.93 ID:mk+yLAw50
岡部「俺だ。ああ、奴らめ、汚い手を使いおって!……うむ。そちらの方は俺の方で片付けておく」
まゆり「ねぇ~、誰と話してるの~?」
岡部「まゆりは黙っていろ!…ああ、すまない。こちらの話だ。それではよろしく頼む。エル・プサイ・コングルゥ」スチャッ
まゆり「~~~?」
岡部「これは人質のお前が心配することではないのだ。ククク…この鳳凰院凶真にかかればこのような状況、苦難でもなんでもないのだよ」
まゆり「ねぇ~、誰と話してるの~?」
岡部「まゆりは黙っていろ!…ああ、すまない。こちらの話だ。それではよろしく頼む。エル・プサイ・コングルゥ」スチャッ
まゆり「~~~?」
岡部「これは人質のお前が心配することではないのだ。ククク…この鳳凰院凶真にかかればこのような状況、苦難でもなんでもないのだよ」
17: 2012/04/14(土) 17:30:04.97 ID:mk+yLAw50
まゆり「そっかあ。でもねオカリン」
岡部「何だ?」
まゆり「あんまり無理しちゃダメだよ~?」
岡部「!!………クッ、フ、ファッハッハッハ、フゥーハッハッハッハ!むぅわーゆーりーよー、お前はいつからそんなに偉くなったのだ?」
岡部「人質に心配されるマッドサイエンティストとは笑えないぞ、フゥーハハハ!」
岡部「何だ?」
まゆり「あんまり無理しちゃダメだよ~?」
岡部「!!………クッ、フ、ファッハッハッハ、フゥーハッハッハッハ!むぅわーゆーりーよー、お前はいつからそんなに偉くなったのだ?」
岡部「人質に心配されるマッドサイエンティストとは笑えないぞ、フゥーハハハ!」
19: 2012/04/14(土) 17:34:02.02 ID:mk+yLAw50
岡部「……ところでまゆりよ」
まゆり「ん~?」
岡部「バイトの方はどうなのだ?ちゃんと上手くやれているか?周りに迷惑はかけていないか?」
まゆり「もぉ~、まゆしぃは子供じゃないのです。他のバイトの子とも仲良くなったんだよ~?」
岡部「そうか、それはよかったな」
岡部(……今の、ダルがいたらもう一度言ってだの何だのとやかましかっただろうな)
まゆり「それでねぇ、今までは厨房だったんだけどね?なんと今日から接客を任されることになったのです!ぱんぱかぱーん!」
まゆり「ん~?」
岡部「バイトの方はどうなのだ?ちゃんと上手くやれているか?周りに迷惑はかけていないか?」
まゆり「もぉ~、まゆしぃは子供じゃないのです。他のバイトの子とも仲良くなったんだよ~?」
岡部「そうか、それはよかったな」
岡部(……今の、ダルがいたらもう一度言ってだの何だのとやかましかっただろうな)
まゆり「それでねぇ、今までは厨房だったんだけどね?なんと今日から接客を任されることになったのです!ぱんぱかぱーん!」
20: 2012/04/14(土) 17:38:12.08 ID:mk+yLAw50
岡部「何だと!?」
まゆり「まゆしぃもちょっと早いかな~なんて思ってたんだけど、フェリスちゃんが『今こそマユシィのモエモエぱぅあを解き放つのニャ!』って言ってね~」
岡部「大体たった一月前に入ったばかりではないか!あの猫娘め、一体何を企んでいるというのだ」
まゆり「えっへへ~♪ね、まゆしぃのこと見直した?」
岡部「ああ、今回ばかりは恐れ入った。なかなかやるではないか」
岡部(とは言うものの不安が消えるはずもない。まゆりは上手くやれるだろうか?)
岡部「………俺も行く」
まゆり「え?オカリン来てくれるの?嬉しいなあ~♪」
岡部「かっ、勘違いするな!これはその、あれだ、人質の管理は俺の役目だから、見届けてやるだけなのだからな!」
まゆり「まゆしぃは嬉しいのです♪」
まゆり「まゆしぃもちょっと早いかな~なんて思ってたんだけど、フェリスちゃんが『今こそマユシィのモエモエぱぅあを解き放つのニャ!』って言ってね~」
岡部「大体たった一月前に入ったばかりではないか!あの猫娘め、一体何を企んでいるというのだ」
まゆり「えっへへ~♪ね、まゆしぃのこと見直した?」
岡部「ああ、今回ばかりは恐れ入った。なかなかやるではないか」
岡部(とは言うものの不安が消えるはずもない。まゆりは上手くやれるだろうか?)
岡部「………俺も行く」
まゆり「え?オカリン来てくれるの?嬉しいなあ~♪」
岡部「かっ、勘違いするな!これはその、あれだ、人質の管理は俺の役目だから、見届けてやるだけなのだからな!」
まゆり「まゆしぃは嬉しいのです♪」
21: 2012/04/14(土) 17:42:29.20 ID:mk+yLAw50
岡部「ククク、このマッドサイエンティストは猫娘ほど甘くないぞ。覚悟しているのだ!」
まゆり「じゃあじゃあ、今日のシフトはお昼過ぎからだから、その時に来てね!」
岡部「了解した。…というかもう1時ではないか。そろそろ出かけた方がいいんじゃないか?」
まゆり「ん~、確かにそうなのです。じゃあ行ってくるのです!」ドタバタ
岡部「気を付けて行くのだぞ」
まゆり「は~い」ガチャ,トントントン...
まゆり「じゃあじゃあ、今日のシフトはお昼過ぎからだから、その時に来てね!」
岡部「了解した。…というかもう1時ではないか。そろそろ出かけた方がいいんじゃないか?」
まゆり「ん~、確かにそうなのです。じゃあ行ってくるのです!」ドタバタ
岡部「気を付けて行くのだぞ」
まゆり「は~い」ガチャ,トントントン...
23: 2012/04/14(土) 17:46:30.33 ID:mk+yLAw50
岡部(俺ももう少し作業を続けたら出るとしよう)カタカタ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岡部(このくらいで十分だろう)ッターン!
岡部(さて、いい時間だな。メイクイーンに行くとするか)ガチャリ
???「おう、ちょうどよかった」ヌッ
岡部「うわっ!……何だ貴方かミスターブラウン」
天王寺「ああん?何だお前。人を化け物みたいに言いやがって。まあいい、今日来たのはお前のホームページのことだ」
岡部「何?…ミスターブラウン、貴方はどこでその情報を得たのだ?まさか、"機関"に通じているとでも言うのか!」
天王寺「おう。ってそんなわけねぇだろバカ野郎。まゆりちゃんに聞いたんだよ」
岡部「まゆりの奴…機密事項だとあれほど言い含めておいたのに!」
天王寺「…………どうしてまゆりちゃんみたいなのがお前みてえな奴にくっ付いてるのかねえ。…本題に戻るとだな。お前ウチを宣伝しろ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岡部(このくらいで十分だろう)ッターン!
岡部(さて、いい時間だな。メイクイーンに行くとするか)ガチャリ
???「おう、ちょうどよかった」ヌッ
岡部「うわっ!……何だ貴方かミスターブラウン」
天王寺「ああん?何だお前。人を化け物みたいに言いやがって。まあいい、今日来たのはお前のホームページのことだ」
岡部「何?…ミスターブラウン、貴方はどこでその情報を得たのだ?まさか、"機関"に通じているとでも言うのか!」
天王寺「おう。ってそんなわけねぇだろバカ野郎。まゆりちゃんに聞いたんだよ」
岡部「まゆりの奴…機密事項だとあれほど言い含めておいたのに!」
天王寺「…………どうしてまゆりちゃんみたいなのがお前みてえな奴にくっ付いてるのかねえ。…本題に戻るとだな。お前ウチを宣伝しろ」
25: 2012/04/14(土) 17:50:11.61 ID:mk+yLAw50
岡部「…俺のサイトでブラウン管工房を宣伝しろ、と仰るのですか?」
天王寺「そうよ!お前も話が分かるようになってきたじゃねえか!」
岡部「ハハ、それは光栄です。…もし断ったら?」
天王寺「家賃二倍だ」
岡部「ち、ちょっと待てミスターブラウン!この前倍になったばかりではないか!それをまた倍にすると言うのか?」
岡部(そう。俺は未来ガジェットの開発に取り掛かろうとラボの前に廃家電を集めていた。それを咎められ、ついこの間家賃を倍にされたばかりなのだ)
天王寺「お前が首を縦に振りゃなかったことに出来る値上げ話だぜ?」
岡部「わ、わかった分かりましたミスターブラウン!この俺がブラウン管工房を見事にコメァーシャルしてやろうではないか!」
天王寺「そう、そんな風にいつも素直が一番ってもんだ。じゃ、よろしく頼む」ガチャリ
天王寺「そうよ!お前も話が分かるようになってきたじゃねえか!」
岡部「ハハ、それは光栄です。…もし断ったら?」
天王寺「家賃二倍だ」
岡部「ち、ちょっと待てミスターブラウン!この前倍になったばかりではないか!それをまた倍にすると言うのか?」
岡部(そう。俺は未来ガジェットの開発に取り掛かろうとラボの前に廃家電を集めていた。それを咎められ、ついこの間家賃を倍にされたばかりなのだ)
天王寺「お前が首を縦に振りゃなかったことに出来る値上げ話だぜ?」
岡部「わ、わかった分かりましたミスターブラウン!この俺がブラウン管工房を見事にコメァーシャルしてやろうではないか!」
天王寺「そう、そんな風にいつも素直が一番ってもんだ。じゃ、よろしく頼む」ガチャリ
26: 2012/04/14(土) 17:54:04.57 ID:mk+yLAw50
岡部(やれやれ、大変な目にあった)
岡部(家賃を倍にされるのは痛い。この前3千円に値上げされたばかりだからな)
岡部(月6千円ともなれば学生には少々厳しい)
岡部(汚いさすがミスターブラウン汚い。…しかしやはりブラウン管工房は儲からないのだな。ミスターブラウンはどうやって生計を立てているのだろうか)
岡部(……まあオンボロビルとは言えオーナーなのだ。何らかの副業でもやっているのだろう)
岡部(おっとこうしてはいられない。まゆりの元へ急がねば)ガチャリ,トントントン...
岡部(家賃を倍にされるのは痛い。この前3千円に値上げされたばかりだからな)
岡部(月6千円ともなれば学生には少々厳しい)
岡部(汚いさすがミスターブラウン汚い。…しかしやはりブラウン管工房は儲からないのだな。ミスターブラウンはどうやって生計を立てているのだろうか)
岡部(……まあオンボロビルとは言えオーナーなのだ。何らかの副業でもやっているのだろう)
岡部(おっとこうしてはいられない。まゆりの元へ急がねば)ガチャリ,トントントン...
28: 2012/04/14(土) 17:59:40.01 ID:mk+yLAw50
~メイクイーン・ニャン^2~
フェイリス「いらっしゃませご主人様!ってキョーマ!久しぶりだニャン!」
岡部「ああ、久しぶりだな猫娘よ。……まゆりはどうしている?」
フェイリス「にゃうう~、フェイリスというものがありながらキョーマはマユシィの心配かニャ?うう、フェイリスちょっと傷付いたニャ…」
岡部「ぐっ…」
フェイリス「にゃーんてニャ。マユシィならあそこでお客さんの相手をしてるニャン。ホールに出てくるのは初めてなのに大変な人気ニャン」マ•ユ•シ!!マ•ユ•シ!!
岡部「確かに…」
フェイリス「マユシィを見込んだフェイリスのこの目に狂いはなかったニャ。……キョーマ、立ち話もなんだからお席までご案内するニャ。ご主人様一名、ご案内ニャーン!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フェイリス「ご注文は何になさいますかニャ?」
岡部「アイスコーヒー、ブラックで頼む」
フェイリス「かしこまりましたニャ」スタスタ
フェイリス「いらっしゃませご主人様!ってキョーマ!久しぶりだニャン!」
岡部「ああ、久しぶりだな猫娘よ。……まゆりはどうしている?」
フェイリス「にゃうう~、フェイリスというものがありながらキョーマはマユシィの心配かニャ?うう、フェイリスちょっと傷付いたニャ…」
岡部「ぐっ…」
フェイリス「にゃーんてニャ。マユシィならあそこでお客さんの相手をしてるニャン。ホールに出てくるのは初めてなのに大変な人気ニャン」マ•ユ•シ!!マ•ユ•シ!!
岡部「確かに…」
フェイリス「マユシィを見込んだフェイリスのこの目に狂いはなかったニャ。……キョーマ、立ち話もなんだからお席までご案内するニャ。ご主人様一名、ご案内ニャーン!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フェイリス「ご注文は何になさいますかニャ?」
岡部「アイスコーヒー、ブラックで頼む」
フェイリス「かしこまりましたニャ」スタスタ
29: 2012/04/14(土) 18:02:04.10 ID:mk+yLAw50
岡部(……まゆりはどうしているだろうか)
岡部(おお、なかなか様になっているな。コーヒーを持って行って…もしや目を見て混ぜ混ぜか?)
ドン!
岡部「何だ!?」
???「ちょっといいかお。せっかくナンバーワンにして女神のフェイリスたんが付いてくれたのに他の女の子ばっか見るとはこれいかに!許さない、絶対にだ」
岡部「………?その声は…」クルッ
岡部(おお、なかなか様になっているな。コーヒーを持って行って…もしや目を見て混ぜ混ぜか?)
ドン!
岡部「何だ!?」
???「ちょっといいかお。せっかくナンバーワンにして女神のフェイリスたんが付いてくれたのに他の女の子ばっか見るとはこれいかに!許さない、絶対にだ」
岡部「………?その声は…」クルッ
31: 2012/04/14(土) 18:06:07.73 ID:mk+yLAw50
岡部「ダル!ダルじゃないか!」
ダル「へっ?オカリン?mjd?」
岡部「どうしてお前がここにいるのだ?」
ダル「つーかそれはこっちのセリフだお。オカリンこういう趣味あったん?」
岡部「なっ何を言うか!俺は狂気のメァッドサイエンティストなのだ。メイド喫茶などに現を抜かしている暇はないのだよ、フゥーハハハ!」
ダル「じゃ何なん?……あれ?あの子まゆ氏じゃね?」
ダル「へっ?オカリン?mjd?」
岡部「どうしてお前がここにいるのだ?」
ダル「つーかそれはこっちのセリフだお。オカリンこういう趣味あったん?」
岡部「なっ何を言うか!俺は狂気のメァッドサイエンティストなのだ。メイド喫茶などに現を抜かしている暇はないのだよ、フゥーハハハ!」
ダル「じゃ何なん?……あれ?あの子まゆ氏じゃね?」
35: 2012/04/14(土) 18:10:02.23 ID:mk+yLAw50
岡部「いかーぬぅいむぉー。つまりはそういうことだ。これが運命石の扉の選択なのだよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ダル「なるほどね。まあ僕の方はここの常連だお。といっても四月からだけど」
岡部「そんなメイクイーンジャンキーのお前に朗報だ。実はこの店の真裏にだな」
ダル「また妄想かお?はいはいワロスワr」
岡部「俺のラボがある」
ダル「えっ」
岡部「えっ」
36: 2012/04/14(土) 18:14:02.81 ID:mk+yLAw50
岡部「いやいやいや、お前にも話しただろう。ラボ、いや未来ガジェット研究所について」
ダル「またいつもの厨二の妄想かと思ってたお」
まゆり「なになに~?あっ、ダルくんだあ~!トゥットゥル~!」
岡部「まゆり、頑張っているようだな。しかしすごいな、大した人気じゃないか」
まゆり「うん♪お客さんが喜んでくれると何だかまゆしぃまで嬉しくなってくるのです!」ニコニコ
ダル「ああ、マジで天使だお……」
岡部「お前…フェイリス一筋ではなかったのか?」
ダル「フェイリスたんが一番。これは変わらないんだお。でも他の子も可愛いんだお…まあフェイリスたんには敵わないけどね」
岡部「まったく節操のない奴め」
ダル「可愛いは正義(キリッ」
ダル「またいつもの厨二の妄想かと思ってたお」
まゆり「なになに~?あっ、ダルくんだあ~!トゥットゥル~!」
岡部「まゆり、頑張っているようだな。しかしすごいな、大した人気じゃないか」
まゆり「うん♪お客さんが喜んでくれると何だかまゆしぃまで嬉しくなってくるのです!」ニコニコ
ダル「ああ、マジで天使だお……」
岡部「お前…フェイリス一筋ではなかったのか?」
ダル「フェイリスたんが一番。これは変わらないんだお。でも他の子も可愛いんだお…まあフェイリスたんには敵わないけどね」
岡部「まったく節操のない奴め」
ダル「可愛いは正義(キリッ」
39: 2012/04/14(土) 18:17:53.70 ID:mk+yLAw50
ダル「しかしこの真裏なんて。マジアリエンティ」
岡部「信じられないのなら見せてやる。付いてくるのだ」
ダル「ほいほい。あ、フェイリスたん、オムライス美味しかったお!また来るから!」
フェイリス「ニャフフ、まった来てニャーン!」
まゆり「オカリン、ダルくん、ありがとう!また来てね~!」
岡部「信じられないのなら見せてやる。付いてくるのだ」
ダル「ほいほい。あ、フェイリスたん、オムライス美味しかったお!また来るから!」
フェイリス「ニャフフ、まった来てニャーン!」
まゆり「オカリン、ダルくん、ありがとう!また来てね~!」
40: 2012/04/14(土) 18:21:03.53 ID:mk+yLAw50
~未来ガジェット研究所~
ダル「うはー、ガスと水道と…ネットまで通ってんのかよ!テレビもあるし」
岡部「そのテレビとパソコンのディスプレイはミスターブラウン…つまり大家から譲り受けたのだ」
ダル「今時CRTのディスプレイのパソコンってのもなかなか乙ですな。…つーかこれ遅!やってらんねーお」
岡部「まあ本体に関してはウチで昔使ってたパソコンのお古だからな」
ダル「このソファーとかはどうしたん?」
岡部「ああ、それはだな……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ダル「うはー、ガスと水道と…ネットまで通ってんのかよ!テレビもあるし」
岡部「そのテレビとパソコンのディスプレイはミスターブラウン…つまり大家から譲り受けたのだ」
ダル「今時CRTのディスプレイのパソコンってのもなかなか乙ですな。…つーかこれ遅!やってらんねーお」
岡部「まあ本体に関してはウチで昔使ってたパソコンのお古だからな」
ダル「このソファーとかはどうしたん?」
岡部「ああ、それはだな……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
42: 2012/04/14(土) 18:25:29.28 ID:mk+yLAw50
2010/5/7(FRI)
岡部(…というわけなのだ)
岡部「……で、手に持っているそれは何だ?」
ダル「ラボのパソコン重すぎたっしょ?だから僕のサブを持ってきたんだお。これにアキバでパーツを買い足せば十分使えるレベルになるお」
ダル「あとラボの公式サイト、BBSも新設したほうがいんじゃね?未来ガジェットを買う人が現れたとき質問フォームにもなるし」
岡部「お前、そこまでラボのことを…いいだろう!」
岡部「スーパーハカーにして『頼れる我が右腕』、橋田至よ!」
岡部「お前は今日からラボメンNo.003だ!この俺と共に戦えることを誇りに思うがいい」
まゆり「ダルくんおめでと~!」
ダル「ありがとうだお、まゆ氏。で、でもさ、べ、別に僕はオカリンのためにラボに入るんじゃないんだからね!」
岡部「ダルのツンデレとか誰得」
ダル「自分でもそう思ったお。あとハカーじゃなくてハッカーだろ常考」
岡部(…というわけなのだ)
岡部「……で、手に持っているそれは何だ?」
ダル「ラボのパソコン重すぎたっしょ?だから僕のサブを持ってきたんだお。これにアキバでパーツを買い足せば十分使えるレベルになるお」
ダル「あとラボの公式サイト、BBSも新設したほうがいんじゃね?未来ガジェットを買う人が現れたとき質問フォームにもなるし」
岡部「お前、そこまでラボのことを…いいだろう!」
岡部「スーパーハカーにして『頼れる我が右腕』、橋田至よ!」
岡部「お前は今日からラボメンNo.003だ!この俺と共に戦えることを誇りに思うがいい」
まゆり「ダルくんおめでと~!」
ダル「ありがとうだお、まゆ氏。で、でもさ、べ、別に僕はオカリンのためにラボに入るんじゃないんだからね!」
岡部「ダルのツンデレとか誰得」
ダル「自分でもそう思ったお。あとハカーじゃなくてハッカーだろ常考」
43: 2012/04/14(土) 18:29:39.02 ID:mk+yLAw50
ダル「あと僕の得意分野はハードウェアよりもソフトウェアなんでそこんとこよろしく」
岡部「そうなのか。しまったな、ダルに聞こうと思っていたことがあるのだが…」
ダル「ハードもそこそこなら出来るから一応聞くお」
岡部「そうか。いやな、この電子レンジ、タイマーの表示が壊れていて使い物にならないのだ。そこでニキシー管をタイマーに使おうと思うのだが」
ダル「なんだ、そんな事かお。ちょっくら見てみる。……んー、これは思ったより簡単だお。材料ある?」
岡部「!!…さすがダル!材料は揃っているぞ。すぐに始めて貰えるか?」
ダル「オーキードーキー」
岡部「そうなのか。しまったな、ダルに聞こうと思っていたことがあるのだが…」
ダル「ハードもそこそこなら出来るから一応聞くお」
岡部「そうか。いやな、この電子レンジ、タイマーの表示が壊れていて使い物にならないのだ。そこでニキシー管をタイマーに使おうと思うのだが」
ダル「なんだ、そんな事かお。ちょっくら見てみる。……んー、これは思ったより簡単だお。材料ある?」
岡部「!!…さすがダル!材料は揃っているぞ。すぐに始めて貰えるか?」
ダル「オーキードーキー」
46: 2012/04/14(土) 18:34:30.51 ID:mk+yLAw50
まゆり「やったよ~♪これでラボでもジューシーからあげナンバーワンが食べられるねぇ~♪」
ダル「つーかさ、思ったんだけど、この電子レンジに電話付けたら出先からでも調理出来て便利じゃね?」
岡部「お前天才だな!」
ダル「褒め言葉として受け取っておくお」
岡部「??…それ以外に何の意図があるというのだ。しかしお前ハードよりもソフトとか言いながらハードもバリバリではないか」
ダル「いやぁそれほどでも」
岡部「他にもだな、このテレビなんかリモコンがなくて困っているのだ…」
ワーワー,ナラコウセンジュウガタニシヨウデハナイカ!
フゥーハハハ,オッオッオッ
ダル「つーかさ、思ったんだけど、この電子レンジに電話付けたら出先からでも調理出来て便利じゃね?」
岡部「お前天才だな!」
ダル「褒め言葉として受け取っておくお」
岡部「??…それ以外に何の意図があるというのだ。しかしお前ハードよりもソフトとか言いながらハードもバリバリではないか」
ダル「いやぁそれほどでも」
岡部「他にもだな、このテレビなんかリモコンがなくて困っているのだ…」
ワーワー,ナラコウセンジュウガタニシヨウデハナイカ!
フゥーハハハ,オッオッオッ
47: 2012/04/14(土) 18:37:06.37 ID:mk+yLAw50
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~ブラウン管工房前ベンチ~
まゆり(なんだかオカリンはとっても嬉しそうなのです)ンジャサキカエルオー
まゆり(ダルくんと話してるときのオカリンは子供の頃みたいにはしゃいじゃってて)アア,アリガトウナ
まゆり(なんだかよく分からないけどまゆしぃは寂しくなってしまうのです)ビットリュウシホウノデキガココロノコリダオ
まゆり(えっへへ~、おかしいよね~……仲間が増えて逆に賑やかになったはずなのに)...オマエハヨクヤッタ
ダル「じゃまた明日だおー、見送りサンキュ」
岡部「ああ、またな。…………まゆりよ、どうかしたか?」
まゆり「う、ううん、なんでもないよ。ちょっとボーッとしてただけなのです」
~ブラウン管工房前ベンチ~
まゆり(なんだかオカリンはとっても嬉しそうなのです)ンジャサキカエルオー
まゆり(ダルくんと話してるときのオカリンは子供の頃みたいにはしゃいじゃってて)アア,アリガトウナ
まゆり(なんだかよく分からないけどまゆしぃは寂しくなってしまうのです)ビットリュウシホウノデキガココロノコリダオ
まゆり(えっへへ~、おかしいよね~……仲間が増えて逆に賑やかになったはずなのに)...オマエハヨクヤッタ
ダル「じゃまた明日だおー、見送りサンキュ」
岡部「ああ、またな。…………まゆりよ、どうかしたか?」
まゆり「う、ううん、なんでもないよ。ちょっとボーッとしてただけなのです」
48: 2012/04/14(土) 18:41:53.79 ID:mk+yLAw50
岡部「ククク……これから忙しくなるのだからな、きっとすぐにボーッとする暇もなくなるぞ?」
まゆり「じゃあじゃあ、お星様にお願いしとかなきゃだね」
まゆり(ダルくんがラボメンになって、まゆしぃも嬉しいのです)
まゆり(オカリンの幸せは、まゆしぃの幸せでもあるから。でも少しだけ、わがままを言わせて欲しいのです)
岡部「『星空との握手』…か。何を願ったのだ?」
まゆり「えっへへ~♪秘密なのです!」
岡部「…………そうか。もう夜も遅いし俺たちも帰るとしよう」
まゆり「そうだね。じゃ一緒に帰ろっか、オカリン」
岡部「ああ」
まゆり(まゆしぃたちの周りも、まゆしぃたち自身も、どんどん変わっていくのです。それでも)
まゆり(叶うのなら、ずっとオカリンと一緒にいられますように)
おしまい
まゆり「じゃあじゃあ、お星様にお願いしとかなきゃだね」
まゆり(ダルくんがラボメンになって、まゆしぃも嬉しいのです)
まゆり(オカリンの幸せは、まゆしぃの幸せでもあるから。でも少しだけ、わがままを言わせて欲しいのです)
岡部「『星空との握手』…か。何を願ったのだ?」
まゆり「えっへへ~♪秘密なのです!」
岡部「…………そうか。もう夜も遅いし俺たちも帰るとしよう」
まゆり「そうだね。じゃ一緒に帰ろっか、オカリン」
岡部「ああ」
まゆり(まゆしぃたちの周りも、まゆしぃたち自身も、どんどん変わっていくのです。それでも)
まゆり(叶うのなら、ずっとオカリンと一緒にいられますように)
おしまい
54: 2012/04/14(土) 18:49:50.95 ID:mk+yLAw50
ごめんこれ以上はストーリー上あんまし進展がないのよ
ようやく過去編終わったから今本編パロとかクロスオーバーとか後日談とか構想練ってる
見てくれてありがとう
ようやく過去編終わったから今本編パロとかクロスオーバーとか後日談とか構想練ってる
見てくれてありがとう
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