1: 2008/09/13(土) 12:32:08.04 ID:7U2DH3MQ0
JUM「え・・・??」
翠「・・・・」
雛「・・・」
真紅「私たち・・・いえ、アリスゲームは本当は違う目的で存在したの。」
翠「・・・・」
雛「・・・」
真紅「私たち・・・いえ、アリスゲームは本当は違う目的で存在したの。」
2: 2008/09/13(土) 12:33:54.51 ID:7U2DH3MQ0
JUM「??どういみだ。」
真紅「・・・私たちは・・・『兵器』なのよ。」
JUM「・・・は!?」
真紅「う・・うう・・・私たちは・・・人頃しの道具に・・・改造されたのよ。」
真紅「・・・私たちは・・・『兵器』なのよ。」
JUM「・・・は!?」
真紅「う・・うう・・・私たちは・・・人頃しの道具に・・・改造されたのよ。」
4: 2008/09/13(土) 12:38:11.69 ID:7U2DH3MQ0
さかのぼる事・・・・
どこかの独房・・・
ラプラス「・・・・・・」
ラプラス「・・・・幽閉されて、もう10年か。
私の研究は・・・どうなったのだろう・・・。」
???「やっほー」
ラプラス「!!!」
???「おっと、驚かないでくれよ~ジョークジョーク!!」
ラプラス「・・あんた、いつから??いやどうやってこの部屋に??」
???「まずは自己紹介からでしょうが。僕の名前はローゼン!君の名前は・・・??」
ラプラス「ライド・ラプラス・・・・」
ローゼン「おーし!んじゃあ早速ここから脱出だ!!」
どこかの独房・・・
ラプラス「・・・・・・」
ラプラス「・・・・幽閉されて、もう10年か。
私の研究は・・・どうなったのだろう・・・。」
???「やっほー」
ラプラス「!!!」
???「おっと、驚かないでくれよ~ジョークジョーク!!」
ラプラス「・・あんた、いつから??いやどうやってこの部屋に??」
???「まずは自己紹介からでしょうが。僕の名前はローゼン!君の名前は・・・??」
ラプラス「ライド・ラプラス・・・・」
ローゼン「おーし!んじゃあ早速ここから脱出だ!!」
5: 2008/09/13(土) 12:42:02.39 ID:7U2DH3MQ0
真紅「・・元々アリスゲームなんてなかった。
でもある日・・私たち姉妹は、旧ソ連科学研究者に捕まったの・・・・」
JUM「旧ソ連・・・だと??」
真紅「私たちみたいな生きてる人形を見れば誰でも驚くわ・・・。
何年かした後、私たちはある兵器に改造されたの・・・・それが今JUMのしている指輪よ。」
JUM「!!な、なんだって!!?冗談だろ!!?」
真紅「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・・・」
でもある日・・私たち姉妹は、旧ソ連科学研究者に捕まったの・・・・」
JUM「旧ソ連・・・だと??」
真紅「私たちみたいな生きてる人形を見れば誰でも驚くわ・・・。
何年かした後、私たちはある兵器に改造されたの・・・・それが今JUMのしている指輪よ。」
JUM「!!な、なんだって!!?冗談だろ!!?」
真紅「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・・・」
7: 2008/09/13(土) 12:44:00.82 ID:7U2DH3MQ0
真紅「・・・・・・・」
JUM「まさか・・・お前ら全員そうなのか・・・・!!?」
JUM「まさか・・・お前ら全員そうなのか・・・・!!?」
8: 2008/09/13(土) 12:47:05.67 ID:7U2DH3MQ0
少し前・・・・
ローゼン「んで、僕は錬金術に失敗してこんなことになったわけ。
僕の人形である七人の娘も行方不明・・・・」
ラプラス「はあ・・・・・」
ローゼン「君・・・医者だろ??神経をつなぐ義手や赤外線通信を得意とする天才ドクター」
ラプラス「・・・な!?どうしてそれを・・・!!」
ローゼン「僕の情報を舐めてもらっちゃ困るね・・・
こんな体だけど、錬金術のおかげでなんでもありさ!!」
ラプラス「・・・あなたは、一体??」
ローゼン「んで、僕は錬金術に失敗してこんなことになったわけ。
僕の人形である七人の娘も行方不明・・・・」
ラプラス「はあ・・・・・」
ローゼン「君・・・医者だろ??神経をつなぐ義手や赤外線通信を得意とする天才ドクター」
ラプラス「・・・な!?どうしてそれを・・・!!」
ローゼン「僕の情報を舐めてもらっちゃ困るね・・・
こんな体だけど、錬金術のおかげでなんでもありさ!!」
ラプラス「・・・あなたは、一体??」
9: 2008/09/13(土) 12:53:31.44 ID:7U2DH3MQ0
JUM「出てけよ・・・」
真紅「・・え?」
JUM「でてけ・・・!!何なんだよ!!今までのコトは全部ウソで・・・
僕だけが本当に氏んじゃうじゃないか・・!!」
翠「チビ人間・・・」
JUM「く、くるなあああ!!!出てけ!!出て行けよ!!!」
真紅「・・でも、指輪をしたら二度と外れないようになってるのだわ。
どこにいても・・私の体から指輪に伝わる放射線は・・・・・」
JUM「いやだいやだいやだ!!!出てけよおおおおおおおおお!!!
よくも僕の人生をめちゃくちゃにしたな!!!!?」
真紅「ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・・
真紅「・・え?」
JUM「でてけ・・・!!何なんだよ!!今までのコトは全部ウソで・・・
僕だけが本当に氏んじゃうじゃないか・・!!」
翠「チビ人間・・・」
JUM「く、くるなあああ!!!出てけ!!出て行けよ!!!」
真紅「・・でも、指輪をしたら二度と外れないようになってるのだわ。
どこにいても・・私の体から指輪に伝わる放射線は・・・・・」
JUM「いやだいやだいやだ!!!出てけよおおおおおおおおお!!!
よくも僕の人生をめちゃくちゃにしたな!!!!?」
真紅「ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・・
16: 2008/09/13(土) 14:04:13.26 ID:CGamSKWp0
ラプラス「・・私は・・神経を利用した義手や義足の分野を研究し続けていた。
そしてその研究が順調に進んでいた時に、私は何者かによって拉致された・・・
今思えば連中が誰なのか見当もつかない・・そして私がさらわれた理由も・・・」
ローゼン「・・兵器だよ。」
ラプラス「・・え?」
ローゼン「君の発明した画期的な通信システム・・人体の出すマイクロ波を逆利用したモノを完成させるためだ。
そうすると人間からモノにエネルギーが伝わるのではなくその逆が出来る。
・・僕の作った人形はその餌食になって、放射線を出す兵器になってしまったんだ。」
ラプラス「な、なんですって・・!!?一体何がどうなったら・・・・」
ローゼン「僕の調べでは、娘達のしている指輪に細工をし人間にはめ込ませる。
そのあとは何年もかけて放射能が人形から人体へ送り込むようになってくる。
旧ソ連の考えた。殺人兵器だよ・・・・」
ラプラス「・・・そんな、わたしの研究が人頃しに。」
そしてその研究が順調に進んでいた時に、私は何者かによって拉致された・・・
今思えば連中が誰なのか見当もつかない・・そして私がさらわれた理由も・・・」
ローゼン「・・兵器だよ。」
ラプラス「・・え?」
ローゼン「君の発明した画期的な通信システム・・人体の出すマイクロ波を逆利用したモノを完成させるためだ。
そうすると人間からモノにエネルギーが伝わるのではなくその逆が出来る。
・・僕の作った人形はその餌食になって、放射線を出す兵器になってしまったんだ。」
ラプラス「な、なんですって・・!!?一体何がどうなったら・・・・」
ローゼン「僕の調べでは、娘達のしている指輪に細工をし人間にはめ込ませる。
そのあとは何年もかけて放射能が人形から人体へ送り込むようになってくる。
旧ソ連の考えた。殺人兵器だよ・・・・」
ラプラス「・・・そんな、わたしの研究が人頃しに。」
21: 2008/09/13(土) 14:32:23.66 ID:nTfLqlmU0
翠「元にもどす方法はないのですか・・・??真紅」
真紅「無理よ・・こうなったのは旧ソ連が顕在してたときだからなのだわ・・・
今はロシアになって・・この兵器も闇の中・・・だから真実を話しても口封じされないのだわ。」
翠「・・・でも兵器は・・・??」
真紅「健在よ・・・それに、あの男がいるかぎり私たちも。」
雛「うう・・・お父様。」
ラプラス「所であんたはその・・錬金術で不老不氏になったあとどうしたんだい?」
真紅「無理よ・・こうなったのは旧ソ連が顕在してたときだからなのだわ・・・
今はロシアになって・・この兵器も闇の中・・・だから真実を話しても口封じされないのだわ。」
翠「・・・でも兵器は・・・??」
真紅「健在よ・・・それに、あの男がいるかぎり私たちも。」
雛「うう・・・お父様。」
ラプラス「所であんたはその・・錬金術で不老不氏になったあとどうしたんだい?」
24: 2008/09/13(土) 14:40:59.47 ID:nTfLqlmU0
ローゼン「閉じ込められてたのさ、君と同じようにね。
もっとも僕の方が何十倍の年月だけど・・・」
ラプラス「・・・・」
ローゼン「でも妙なんだ。」
ラプラス「何がですか??」
ローゼン「僕はエンジュっていう弟子によって錬金術の力を逆に利用され
nのフィールドっていう・・精神世界みたいなところに閉じ込められたんだ。」
ラプラス「・・・」
ローゼン「けど・・なぜか一週間前に気づいたら元の世界に戻ってたんだ。」
ラプラス「・・そのエンジュという人がワザとそうさせたのでは??」
ローゼン「あいつは、昔から変な所で正々堂々としている部分があるんだ。
おそらく僕と決着をつけるためにね・・・」
もっとも僕の方が何十倍の年月だけど・・・」
ラプラス「・・・・」
ローゼン「でも妙なんだ。」
ラプラス「何がですか??」
ローゼン「僕はエンジュっていう弟子によって錬金術の力を逆に利用され
nのフィールドっていう・・精神世界みたいなところに閉じ込められたんだ。」
ラプラス「・・・」
ローゼン「けど・・なぜか一週間前に気づいたら元の世界に戻ってたんだ。」
ラプラス「・・そのエンジュという人がワザとそうさせたのでは??」
ローゼン「あいつは、昔から変な所で正々堂々としている部分があるんだ。
おそらく僕と決着をつけるためにね・・・」
26: 2008/09/13(土) 14:44:34.82 ID:nTfLqlmU0
ラプラス「・・・そのエンジュという人物はいまどこに??」
ローゼン「察しがいいね。突き止めたのは今日でキミと会う数分まえのことさ・・・
力を貸してくれるかい??」
ラプラス「もちろん!私の医学は人を助けるものですからね!!
あなたの娘さん達もきっと救ってみせますよ。」
ローゼン「・・ありがとう、じゃあ早速行こう。」
ローゼン「察しがいいね。突き止めたのは今日でキミと会う数分まえのことさ・・・
力を貸してくれるかい??」
ラプラス「もちろん!私の医学は人を助けるものですからね!!
あなたの娘さん達もきっと救ってみせますよ。」
ローゼン「・・ありがとう、じゃあ早速行こう。」
28: 2008/09/13(土) 14:49:57.35 ID:nTfLqlmU0
そして一週間後・・・
ローゼン「・・ここがやつの店か。」
ラプラス「まさか・・日本とは・・」
ローゼン「準備は良い??本来は君の方がこの兵器を外す唯一の人物でもあるんだ。」
ラプラス「・・・わかりました。」
ローゼン「・・・では行こう。」
すまん短編集になっちまいそうだ。
29: 2008/09/13(土) 14:52:31.07 ID:nTfLqlmU0
工房
ローゼン「・・・・エンジュ、久しぶりだな。」
ラプラス「・・・・」
エンジュ「・・・・・・・・」
ローゼン「・・何かいったらどうだい??・・・・・・!!」
ラプラス「ど、どうかしたんですか!?」
ローゼン「・・・・・・・ 氏 ん で る 。」
ラプラス「!!!」
ローゼン「・・・・エンジュ、久しぶりだな。」
ラプラス「・・・・」
エンジュ「・・・・・・・・」
ローゼン「・・何かいったらどうだい??・・・・・・!!」
ラプラス「ど、どうかしたんですか!?」
ローゼン「・・・・・・・ 氏 ん で る 。」
ラプラス「!!!」
31: 2008/09/13(土) 14:57:28.24 ID:nTfLqlmU0
「お父様・・・・??」
ローゼン「・・!!雪華綺晶!!」
きらき「お父様あ!!」
ローゼン「エンジュが・・・・君たちを戦わせていたのか??アリスゲームという・・・」
きらき「・・はい。戦わなければお父様の命はないと・・」
ローゼン「そうだったのか・・でもどうしてエンジュは氏んだんだ??ヤツも不老不氏になったはずだが・・・」
きらき「わたしは・・かれに・・・全身から放射線を出すように改造されました。」
ローゼン「・・!!雪華綺晶!!」
きらき「お父様あ!!」
ローゼン「エンジュが・・・・君たちを戦わせていたのか??アリスゲームという・・・」
きらき「・・はい。戦わなければお父様の命はないと・・」
ローゼン「そうだったのか・・でもどうしてエンジュは氏んだんだ??ヤツも不老不氏になったはずだが・・・」
きらき「わたしは・・かれに・・・全身から放射線を出すように改造されました。」
32: 2008/09/13(土) 15:03:08.62 ID:nTfLqlmU0
きらき「それは指輪から介した力ではなく、直接放射するものでした・・・。
この10年余り・・・彼は人形店を偽り・・私の改造やアリスゲームの監視をしていましたが・・・
丁度一週間前・・彼は亡くなりました・・・。」
ローゼン「・・・錬金術に対する放射線が抗体をもったか、いくら不氏身とはいえ任意的に
力を出さなければいつかは深手を負い治療に時間のかかるこの体・・・やつの研究熱心による油断が
招いたのかもな・・・おそらくだが。
ともかくこれで終わったんだよ・・速く解決できて良かった・・・・」
きらき「はい・・・・」
ラプラス「・・・せめて埋葬くらいはいいですかね」
ローゼン「・・・・ああ、息子のように育てたからな。」
この10年余り・・・彼は人形店を偽り・・私の改造やアリスゲームの監視をしていましたが・・・
丁度一週間前・・彼は亡くなりました・・・。」
ローゼン「・・・錬金術に対する放射線が抗体をもったか、いくら不氏身とはいえ任意的に
力を出さなければいつかは深手を負い治療に時間のかかるこの体・・・やつの研究熱心による油断が
招いたのかもな・・・おそらくだが。
ともかくこれで終わったんだよ・・速く解決できて良かった・・・・」
きらき「はい・・・・」
ラプラス「・・・せめて埋葬くらいはいいですかね」
ローゼン「・・・・ああ、息子のように育てたからな。」
33: 2008/09/13(土) 15:06:58.75 ID:nTfLqlmU0
ラプラス「・・・失礼しますよ。グイ・・こ、こいつは!!」
ローゼン「どうした??」
ラプラス「・・・白崎。私の研究所にいた助手です。
そうか、こいつが私の研究資料を・・・・」
ローゼン「・・かわいそうなヤツだよ、エンジュ。一度に二人の親を憎むなんて。」
ラプラス「・・・・・こ、これは放射能を止める理論とワクチンの資料です。」
ローゼン「な、なんだって!!?」
ラプラス「白崎・・・いえ、エンジュがもしもの時のためにとっといたのでしょうか??」
ローゼン「今となってはわからん・・・埋葬しよう。」
ラプラス「はい・・・・・」
ローゼン「どうした??」
ラプラス「・・・白崎。私の研究所にいた助手です。
そうか、こいつが私の研究資料を・・・・」
ローゼン「・・かわいそうなヤツだよ、エンジュ。一度に二人の親を憎むなんて。」
ラプラス「・・・・・こ、これは放射能を止める理論とワクチンの資料です。」
ローゼン「な、なんだって!!?」
ラプラス「白崎・・・いえ、エンジュがもしもの時のためにとっといたのでしょうか??」
ローゼン「今となってはわからん・・・埋葬しよう。」
ラプラス「はい・・・・・」
34: 2008/09/13(土) 15:10:53.48 ID:nTfLqlmU0
ローゼン「このワクチン・・大半の材料は僕の錬金術で補えるよ・・・」
ラプラス「本当ですか!?」
ローゼン「けど、放射能をだす機械とやらはお手上げだよ。任せてもいいかい??」
ラプラス「ふふ、大丈夫ですよ。」
きらき「お父様・・・お姉様達は今、この町に全員います。」
ローゼン「マジで!!?
・・・・よーし、ラプラス!雪華綺晶!!明日からは大忙しだぞ!!」
完
ラプラス「本当ですか!?」
ローゼン「けど、放射能をだす機械とやらはお手上げだよ。任せてもいいかい??」
ラプラス「ふふ、大丈夫ですよ。」
きらき「お父様・・・お姉様達は今、この町に全員います。」
ローゼン「マジで!!?
・・・・よーし、ラプラス!雪華綺晶!!明日からは大忙しだぞ!!」
完
35: 2008/09/13(土) 15:15:12.15 ID:nTfLqlmU0
昨日描いた
ラプラス「究極の少女って何だ?」のオマージュ的なものです。
ソレと比べるとかなり短いし、スケール小さいのですぐ終わってしまいました。
こんな話でも読んでくださった方保守してくれた方々ありがとうございます。
まあもし、別のシナリオで描きたい人いたらどうぞ。
てかこんなに早く終わるSSって滅多にないよね・・・
ラプラス「究極の少女って何だ?」のオマージュ的なものです。
ソレと比べるとかなり短いし、スケール小さいのですぐ終わってしまいました。
こんな話でも読んでくださった方保守してくれた方々ありがとうございます。
まあもし、別のシナリオで描きたい人いたらどうぞ。
てかこんなに早く終わるSSって滅多にないよね・・・
37: 2008/09/13(土) 15:18:30.96 ID:/CN0hRPB0
乙
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