1: 2013/12/01(日) 16:13:30 ID:GBaOmJRk
―846年・開拓地―
ミカサ「エレン」ツンツン
エレン「え?」
ミカサ「ちょっと耳貸して」
エレン「何だよ。早く言え。オレもう眠い」ズイッ
ミカサ「あのね、エレン」ヒソヒソ
エレン「うん」
ミカサ「胸が、痛い」ヒソヒソ
エレン「………え」
ミカサ「エレン」ツンツン
エレン「え?」
ミカサ「ちょっと耳貸して」
エレン「何だよ。早く言え。オレもう眠い」ズイッ
ミカサ「あのね、エレン」ヒソヒソ
エレン「うん」
ミカサ「胸が、痛い」ヒソヒソ
エレン「………え」
2: 2013/12/01(日) 16:14:26 ID:GBaOmJRk
ミカサ「何だか最近、胸が硬く?なってて?…痛い」ヒソヒソ
エレン「………」
ミカサ「…び、病気、かも」ヒソヒソ
エレン「今も痛むのか?」ヒソヒソ
ミカサ「ううん。でも、押すと痛い」ヒソヒソ
エレン「ちょっと見せろ」ヒソヒソ
ミカサ「うん」ヒソヒソ
エレン「アルミン。ちょっと先に寝ててくれ」
アルミン「え?」
エレン「行くぞ、ミカサ」グイッ
ミカサ「うん」タタッ
アルミン「?」
エレン「………」
ミカサ「…び、病気、かも」ヒソヒソ
エレン「今も痛むのか?」ヒソヒソ
ミカサ「ううん。でも、押すと痛い」ヒソヒソ
エレン「ちょっと見せろ」ヒソヒソ
ミカサ「うん」ヒソヒソ
エレン「アルミン。ちょっと先に寝ててくれ」
アルミン「え?」
エレン「行くぞ、ミカサ」グイッ
ミカサ「うん」タタッ
アルミン「?」
3: 2013/12/01(日) 16:15:41 ID:GBaOmJRk
―倉庫―
エレン「とりあえず、見せてみろよ」
ミカサ「うん」ヌギヌギ
エレン「どの辺が痛いんだ?」
ミカサ「この辺り」
エレン「乳O周辺か」
ミカサ「…うん」
エレン「ちょっと触って良いか」
ミカサ「うん」
サワサワ
エレン「ほんとだ。腫れてる…。いつからだ?」
ミカサ「一月くらい前から」
エレン「一月!?お前、一ヶ月も何で黙ってたんだよ…!?」
ミカサ「ご、ごめんなさい」
エレン「………」
エレン「とりあえず、見せてみろよ」
ミカサ「うん」ヌギヌギ
エレン「どの辺が痛いんだ?」
ミカサ「この辺り」
エレン「乳O周辺か」
ミカサ「…うん」
エレン「ちょっと触って良いか」
ミカサ「うん」
サワサワ
エレン「ほんとだ。腫れてる…。いつからだ?」
ミカサ「一月くらい前から」
エレン「一月!?お前、一ヶ月も何で黙ってたんだよ…!?」
ミカサ「ご、ごめんなさい」
エレン「………」
4: 2013/12/01(日) 16:16:43 ID:GBaOmJRk
ミカサ「……病気なの?」
エレン「わからん…」
ミカサ「どうしよう。ここにはお医者さんなんて…」
エレン「とりあえず、明日アルミンに」
ミカサ「いや」ガシッ
エレン「何でだよ!?」
ミカサ「恥ずかしい」
エレン「は?そんなこと言ってる場合かよ!?」
ミカサ「でも、だって…」
エレン「明日アルミンに言うからな」
ミカサ「駄目…!お願い、だから…」ジワッ
エレン「………」
ミカサ「嫌。誰にも知られたくない。見せたくない。お、おっOいを、なんて…」ウルウル
エレン「………」
エレン「わからん…」
ミカサ「どうしよう。ここにはお医者さんなんて…」
エレン「とりあえず、明日アルミンに」
ミカサ「いや」ガシッ
エレン「何でだよ!?」
ミカサ「恥ずかしい」
エレン「は?そんなこと言ってる場合かよ!?」
ミカサ「でも、だって…」
エレン「明日アルミンに言うからな」
ミカサ「駄目…!お願い、だから…」ジワッ
エレン「………」
ミカサ「嫌。誰にも知られたくない。見せたくない。お、おっOいを、なんて…」ウルウル
エレン「………」
5: 2013/12/01(日) 16:17:38 ID:GBaOmJRk
ミカサ「恥ずかしくて」グス…
エレン「………」
ミカサ「うっ…うぅぅ…」グスグス
エレン「………」
ミカサ「ひっ、く…うぅ…」グスグス
エレン「…わかったよ」
ミカサ「え、エレン…」グスグス
エレン「ただし」
ミカサ「う、ぅん」グス…
エレン「オレにだけは、症状きちんと言え。嘘つくなよ」
ミカサ「うん、わかった」
エレン「よし。ならいい」
エレン「………」
ミカサ「うっ…うぅぅ…」グスグス
エレン「………」
ミカサ「ひっ、く…うぅ…」グスグス
エレン「…わかったよ」
ミカサ「え、エレン…」グスグス
エレン「ただし」
ミカサ「う、ぅん」グス…
エレン「オレにだけは、症状きちんと言え。嘘つくなよ」
ミカサ「うん、わかった」
エレン「よし。ならいい」
6: 2013/12/01(日) 16:18:16 ID:GBaOmJRk
ミカサ「………これから…どうすれば」
エレン「とりあえず冷やしてみよう。腫れてんだから」
ミカサ「どうやって?」
エレン「寝るとき濡れた布当てるくらいしか…」
ミカサ「うん、濡れた布…」
エレン「とにかく今夜から冷やそう」
ミカサ「うん」
エレン「とりあえず冷やしてみよう。腫れてんだから」
ミカサ「どうやって?」
エレン「寝るとき濡れた布当てるくらいしか…」
ミカサ「うん、濡れた布…」
エレン「とにかく今夜から冷やそう」
ミカサ「うん」
7: 2013/12/01(日) 16:18:52 ID:GBaOmJRk
翌日
エレン「どうだ、ミカサ」ヒソヒソ
ミカサ「まだ、よくわからない」ヒソヒソ
エレン「…だよな」ヒソヒソ
アルミン「二人とも、何話してるの」
エレミカ「!!」ビクッ
エレン「何でも…」
アルミン「?そっか」
エレン「どうだ、ミカサ」ヒソヒソ
ミカサ「まだ、よくわからない」ヒソヒソ
エレン「…だよな」ヒソヒソ
アルミン「二人とも、何話してるの」
エレミカ「!!」ビクッ
エレン「何でも…」
アルミン「?そっか」
8: 2013/12/01(日) 16:19:35 ID:GBaOmJRk
数日後・夜中
アルミン「………」スースー
エレン「どうだ?効き目は」ヒソヒソ
ミカサ「変化なし、と思う」ヒソヒソ
エレン「そうか…」ヒソヒソ
ミカサ「ちょっと見てみて」ヒソヒソ
エレン「おう」ヒソヒソ
ミカサ「………」ゴソゴソヌギヌギ
エレン(あんまり変わってねえな…)
ミカサ「どう思う?」ヒソヒソ
エレン「ちょっと触るぞ」ヒソヒソ
ミカサ「…」コクン
アルミン「………」スースー
エレン「どうだ?効き目は」ヒソヒソ
ミカサ「変化なし、と思う」ヒソヒソ
エレン「そうか…」ヒソヒソ
ミカサ「ちょっと見てみて」ヒソヒソ
エレン「おう」ヒソヒソ
ミカサ「………」ゴソゴソヌギヌギ
エレン(あんまり変わってねえな…)
ミカサ「どう思う?」ヒソヒソ
エレン「ちょっと触るぞ」ヒソヒソ
ミカサ「…」コクン
9: 2013/12/01(日) 16:20:59 ID:GBaOmJRk
サワサワ
エレン(やっぱり変わってない…)
ギュッ
ミカサ「いっ…」
エレン「あ、すまん。痛かったか」ヒソヒソナデナデ
ミカサ「大丈夫」ヒソヒソ
エレン「………」ナデナデ
ミカサ「え、エレン」ヒソヒソ
エレン「!何だ?」ヒソヒソ
ミカサ「あ、あの、これが、もし…」ジワッ
エレン「え?何だ、どうした」ヒソヒソ
ミカサ「うっ…感染する病気、なら…」ウルウル
エレン「バカ、何言ってんだ」ヒソヒソ
ミカサ「で、でも…」ウルウル
エレン(やっぱり変わってない…)
ギュッ
ミカサ「いっ…」
エレン「あ、すまん。痛かったか」ヒソヒソナデナデ
ミカサ「大丈夫」ヒソヒソ
エレン「………」ナデナデ
ミカサ「え、エレン」ヒソヒソ
エレン「!何だ?」ヒソヒソ
ミカサ「あ、あの、これが、もし…」ジワッ
エレン「え?何だ、どうした」ヒソヒソ
ミカサ「うっ…感染する病気、なら…」ウルウル
エレン「バカ、何言ってんだ」ヒソヒソ
ミカサ「で、でも…」ウルウル
10: 2013/12/01(日) 16:21:53 ID:GBaOmJRk
エレン「オレもアルミンも四六時中お前と一緒にいても感染ってねぇじゃねえか」ヒソヒソ
ミカサ「………」グシュ…
エレン「大丈夫だって。多分冷やすってのが間違ってたんだ」
ミカサ「え?」
エレン「あっためてみよう」
ミカサ「どうやって?」
エレン「寝てる間、オレが手であっためてやる」
ミカサ「あ、え、えと…」
ミカサ「………」グシュ…
エレン「大丈夫だって。多分冷やすってのが間違ってたんだ」
ミカサ「え?」
エレン「あっためてみよう」
ミカサ「どうやって?」
エレン「寝てる間、オレが手であっためてやる」
ミカサ「あ、え、えと…」
11: 2013/12/01(日) 16:22:39 ID:GBaOmJRk
エレン「だからこっち向け」
ミカサ「え」
エレン「だってお前、そうしなきゃ手、届かないだろ。お前の体の下に手入れたら痺れそうでやだし」
ミカサ「あ、うん」コテン…
エレン「じゃあ、あたためるぞ」
ミカサ「うん」
サワ…
エレン「このくらいで痛くないか?」
ミカサ「うん」
エレン「よし、じゃあ当分はこうやって寝てみよう」
ミカサ「うん」
ミカサ「え」
エレン「だってお前、そうしなきゃ手、届かないだろ。お前の体の下に手入れたら痺れそうでやだし」
ミカサ「あ、うん」コテン…
エレン「じゃあ、あたためるぞ」
ミカサ「うん」
サワ…
エレン「このくらいで痛くないか?」
ミカサ「うん」
エレン「よし、じゃあ当分はこうやって寝てみよう」
ミカサ「うん」
12: 2013/12/01(日) 16:23:22 ID:GBaOmJRk
エレン「………」
ミカサ「エレン」
エレン「え?」
ミカサ「ごめんなさい」
エレン「謝んなよ。別に、これくらい」
ミカサ「うん。…ありがとう」
ミカサ「エレン」
エレン「え?」
ミカサ「ごめんなさい」
エレン「謝んなよ。別に、これくらい」
ミカサ「うん。…ありがとう」
13: 2013/12/01(日) 16:24:10 ID:GBaOmJRk
数日後・昼
エレン「あー、腹減ったぁ」グタッ
アルミン「うん、疲れた」グタッ
ミカサ「待ってて、二人とも。お昼を貰って来るから」スクッ
エレン「あ、オレも行く」
アルミン「エレンも行くの?じゃあ僕も」
エレン「いや、アルミンは…」
アルミン「ん?」
エレン「水、用意してくれ。三人分」
アルミン「あ、うん。わかったよ」
エレン「じゃあ、行くぞミカサ」
ミカサ「うん」
スタタタタタ
アルミン「………?」
エレン「あー、腹減ったぁ」グタッ
アルミン「うん、疲れた」グタッ
ミカサ「待ってて、二人とも。お昼を貰って来るから」スクッ
エレン「あ、オレも行く」
アルミン「エレンも行くの?じゃあ僕も」
エレン「いや、アルミンは…」
アルミン「ん?」
エレン「水、用意してくれ。三人分」
アルミン「あ、うん。わかったよ」
エレン「じゃあ、行くぞミカサ」
ミカサ「うん」
スタタタタタ
アルミン「………?」
14: 2013/12/01(日) 16:25:23 ID:GBaOmJRk
エレン「最近どうだ」
ミカサ「うん、最近少し良い気がする」
エレン「ほんとか!?」
ミカサ「少し痛みが和らいだ気がする。だから…きっと」
エレン「ああ、絶対治る」
ミカサ「うん……でも」
エレン「でも?」
ミカサ「最近…先っぽが、擦れて痛い…」
エレン「え」
ミカサ「ほ、本当になおってる?…よね?」
エレン「大丈夫だって。きっと治りがけだ。他に身体に異変は無いだろ?」
ミカサ「………」コクッ
エレン「じきに完治する。それまで暖め続けよう」
ミカサ「うん」
ミカサ「うん、最近少し良い気がする」
エレン「ほんとか!?」
ミカサ「少し痛みが和らいだ気がする。だから…きっと」
エレン「ああ、絶対治る」
ミカサ「うん……でも」
エレン「でも?」
ミカサ「最近…先っぽが、擦れて痛い…」
エレン「え」
ミカサ「ほ、本当になおってる?…よね?」
エレン「大丈夫だって。きっと治りがけだ。他に身体に異変は無いだろ?」
ミカサ「………」コクッ
エレン「じきに完治する。それまで暖め続けよう」
ミカサ「うん」
15: 2013/12/01(日) 16:26:29 ID:GBaOmJRk
数ヶ月後・夜
エレン「最近どうだ?」
ミカサ「数ヶ月前と比べて随分良くなったと思う」
エレン「そうか…」
ミカサ「エレン、今日もお願い」
エレン「ああ…」
ミカサ「?……どうかした?」
エレン「いや、その、暖めるの自分でできないか?」
ミカサ「…あ……うん」
エレン「最近どうだ?」
ミカサ「数ヶ月前と比べて随分良くなったと思う」
エレン「そうか…」
ミカサ「エレン、今日もお願い」
エレン「ああ…」
ミカサ「?……どうかした?」
エレン「いや、その、暖めるの自分でできないか?」
ミカサ「…あ……うん」
16: 2013/12/01(日) 16:27:16 ID:GBaOmJRk
エレン「………」
ミカサ「大丈夫。……できる」
エレン「そうか、なら今度から」
ミカサ「うん。自分でやる。……エレン、今までごめんなさい」
エレン「いや、そんな。お前、病気なんだし…」
ミカサ「ううん。今までありがとう」クルッ
エレン「ああ…」
エレン(ミカサのおっOい、なんか最近、大きくなってる気がして…。触りにくかったんだよな……)
スー…スー…
ミカサ「大丈夫。……できる」
エレン「そうか、なら今度から」
ミカサ「うん。自分でやる。……エレン、今までごめんなさい」
エレン「いや、そんな。お前、病気なんだし…」
ミカサ「ううん。今までありがとう」クルッ
エレン「ああ…」
エレン(ミカサのおっOい、なんか最近、大きくなってる気がして…。触りにくかったんだよな……)
スー…スー…
17: 2013/12/01(日) 16:28:05 ID:GBaOmJRk
翌日・夜
エレミカアル「「「おやすみなさい」」」
数分後
アルミン「………」スースー
ミカサ「………」クルッ
エレン「………」チラッ
ミカサ「………」スリスリスリスリ
エレン「?」
ミカサ「………」スリスリスリスリ
エレン(何やってんだ、こいつ)ノゾキッ
ミカサ「……」スリスリスリ…
エレン「お前…」
ミカサ「あ、エレン…」
エレン「手が…」グイッ
ミカサ「あっ」
エレミカアル「「「おやすみなさい」」」
数分後
アルミン「………」スースー
ミカサ「………」クルッ
エレン「………」チラッ
ミカサ「………」スリスリスリスリ
エレン「?」
ミカサ「………」スリスリスリスリ
エレン(何やってんだ、こいつ)ノゾキッ
ミカサ「……」スリスリスリ…
エレン「お前…」
ミカサ「あ、エレン…」
エレン「手が…」グイッ
ミカサ「あっ」
18: 2013/12/01(日) 16:28:47 ID:GBaOmJRk
エレン「やっぱり冷たい」
ミカサ「………」
エレン「何で言わねんだよ」
ミカサ「…ごめんなさい」
エレン「…こっち向け」
ミカサ「え」
エレン「あっためてやるから」
ミカサ「!…うん」クルッ
エレン「痛くないか?」サワ…
ミカサ「うん」
エレン「…寝るぞ」
ミカサ「うん。……エレン」
エレン「あ?」
ミカサ「ありがとう」ニコ…
エレン「……ああ」
ミカサ「………」
エレン「何で言わねんだよ」
ミカサ「…ごめんなさい」
エレン「…こっち向け」
ミカサ「え」
エレン「あっためてやるから」
ミカサ「!…うん」クルッ
エレン「痛くないか?」サワ…
ミカサ「うん」
エレン「…寝るぞ」
ミカサ「うん。……エレン」
エレン「あ?」
ミカサ「ありがとう」ニコ…
エレン「……ああ」
19: 2013/12/01(日) 16:29:29 ID:GBaOmJRk
さらに数ヶ月後
アルミン「明日から訓練兵かぁ」
エレン「ああ、そうだな」
ミカサ「寮になるって」
エレン「え?ああ」
アルミン「そうみたいだね。ずっと三人で寝てたけどそれも出来なくなる」
エレン「!!!」
ミカサ「二人とも、お腹出して寝ないでね」
アルミン「うん、大丈夫だよ」
ミカサ「そう。なら良い」
エレン「おい、ミカサ」ヒソヒソ
ミカサ「…わかってる」ヒソヒソ
エレン「寝るとき、マフラー巻いとけ。胸に」ヒソヒソ
ミカサ「………」コクン
アルミン「明日から訓練兵かぁ」
エレン「ああ、そうだな」
ミカサ「寮になるって」
エレン「え?ああ」
アルミン「そうみたいだね。ずっと三人で寝てたけどそれも出来なくなる」
エレン「!!!」
ミカサ「二人とも、お腹出して寝ないでね」
アルミン「うん、大丈夫だよ」
ミカサ「そう。なら良い」
エレン「おい、ミカサ」ヒソヒソ
ミカサ「…わかってる」ヒソヒソ
エレン「寝るとき、マフラー巻いとけ。胸に」ヒソヒソ
ミカサ「………」コクン
20: 2013/12/01(日) 16:30:12 ID:GBaOmJRk
訓練兵生活・初日・風呂
ガヤガヤ…
「やっとお風呂だねー」
「あー、怖かったあの教官」
「そうだよね…やっていけるかな…」
「私もう、帰りたくなっちゃったぁ…」
「大丈夫だよ。皆で頑張ろう」
ガヤガヤ…
ミカサ(入団前の身体検査で病気がバレるかと思ったけど…)ヌギヌギ
ミカサ(バレずに入団できて良かった)ヌギヌギ
ミカサ(多分、病気が治りかけてるからバレなかった)ヌギヌギ
ミカサ(これからもしっかり暖めよう)ヌギヌギ
ミカサ(………?)
ガヤガヤ…
「やっとお風呂だねー」
「あー、怖かったあの教官」
「そうだよね…やっていけるかな…」
「私もう、帰りたくなっちゃったぁ…」
「大丈夫だよ。皆で頑張ろう」
ガヤガヤ…
ミカサ(入団前の身体検査で病気がバレるかと思ったけど…)ヌギヌギ
ミカサ(バレずに入団できて良かった)ヌギヌギ
ミカサ(多分、病気が治りかけてるからバレなかった)ヌギヌギ
ミカサ(これからもしっかり暖めよう)ヌギヌギ
ミカサ(………?)
21: 2013/12/01(日) 16:31:00 ID:GBaOmJRk
ミカサ「あの、すみません」
女「え?何?」
ミカサ「あの、あなたが着てるそれ、何ですか?」
女「え?これ胸当てだけど?」
ミカサ「胸当て?」
女「うん。女の人は胸が大きくなってきたら着けるの。お母さんから教えてもらわなかった?」
ミカサ「いや…それは」
女「あなた持ってないの?」
ミカサ「…ええ」
女「えーっほんとに!?」
女2「え?なになに?とうしたの?」
女「この子胸当て持ってないって」
女2「えっ結構、胸大きいのに」
女「でしょー?ねえ、あなた胸当て買いなよ」
ミカサ「え」
女「え?何?」
ミカサ「あの、あなたが着てるそれ、何ですか?」
女「え?これ胸当てだけど?」
ミカサ「胸当て?」
女「うん。女の人は胸が大きくなってきたら着けるの。お母さんから教えてもらわなかった?」
ミカサ「いや…それは」
女「あなた持ってないの?」
ミカサ「…ええ」
女「えーっほんとに!?」
女2「え?なになに?とうしたの?」
女「この子胸当て持ってないって」
女2「えっ結構、胸大きいのに」
女「でしょー?ねえ、あなた胸当て買いなよ」
ミカサ「え」
22: 2013/12/01(日) 16:31:51 ID:GBaOmJRk
女2「うん、買った方が良いよ」
ミカサ「いくらくらいするの?」
女「えっと私のは確か……」
―――――――
―――――
―――
就寝時間
ミカサ(胸当て……)
ミカサ(高くて買えない…)
ミカサ(それに私のおっOい病気だから、胸当て着けたらきっと痛い…)
ミカサ(女「お母さんから教えてもらわなかった?」)
ミカサ(お母さん…おばさん…)
ミカサ(何で氏んじゃったの……?)
ミカサ「いくらくらいするの?」
女「えっと私のは確か……」
―――――――
―――――
―――
就寝時間
ミカサ(胸当て……)
ミカサ(高くて買えない…)
ミカサ(それに私のおっOい病気だから、胸当て着けたらきっと痛い…)
ミカサ(女「お母さんから教えてもらわなかった?」)
ミカサ(お母さん…おばさん…)
ミカサ(何で氏んじゃったの……?)
23: 2013/12/01(日) 16:32:43 ID:GBaOmJRk
翌朝
ミカサ(朝…)パチ
ミカサ(起きよう)ムクリ
ミカサ(早く着替えて食堂に行ってエレンとアルミンに会いたい)ゴソゴソ…
ミカサ「………」ヌギヌギ
ミカサ「………」ヌギヌギ
ミカサ「!?」
ミカサ(あの子、私と同じ病気…おっOいにしこりが…)
ミカサ(まだ全然治ってない)
ミカサ(暖めたら良いって知ってるのかな)
ミカサ(一応、教えなきゃ………)スクッ
ミカサ「!?」
ミカサ(え?…え?胸当て着けてる…???)
ミカサ(朝…)パチ
ミカサ(起きよう)ムクリ
ミカサ(早く着替えて食堂に行ってエレンとアルミンに会いたい)ゴソゴソ…
ミカサ「………」ヌギヌギ
ミカサ「………」ヌギヌギ
ミカサ「!?」
ミカサ(あの子、私と同じ病気…おっOいにしこりが…)
ミカサ(まだ全然治ってない)
ミカサ(暖めたら良いって知ってるのかな)
ミカサ(一応、教えなきゃ………)スクッ
ミカサ「!?」
ミカサ(え?…え?胸当て着けてる…???)
24: 2013/12/01(日) 16:33:25 ID:GBaOmJRk
ミカサ(痛くないの?あの子)ジィー
ミカサ(い、いや、とにかく暖めた方が良いって言わなきゃ)
ミカサ「あの、あなた」
女子「え?どうしたの?」
ミカサ「胸、痛くない?」
女子「え…と、どういうこと、かな?」
ミカサ「胸にしこりがある。私も。同じびょu」
女子「ああ、これは、胸が成長してるからだよ」
ミカサ「え!!!???」
ミカサ(い、いや、とにかく暖めた方が良いって言わなきゃ)
ミカサ「あの、あなた」
女子「え?どうしたの?」
ミカサ「胸、痛くない?」
女子「え…と、どういうこと、かな?」
ミカサ「胸にしこりがある。私も。同じびょu」
女子「ああ、これは、胸が成長してるからだよ」
ミカサ「え!!!???」
25: 2013/12/01(日) 16:35:11 ID:GBaOmJRk
女子「え?…私はそう教えられた…けど」
ミカサ「あの、あの、でも、胸当て痛くない?」
女子「え、痛くないよ?あなたは胸当ては?」
ミカサ「持ってない。…買うお金も…無い」
女子「あ、ごめんね、なんだか。初対面なのに失礼なこと聞いちゃったよね…ごめんなさい」
ミカサ「ううん。私が先に聞いたのだし…。でも」
女子「でも?」
ミカサ「胸当ては必要?」
女子「うーん。必要だと思うなぁ」
ミカサ「そう…」
女子「たしか兵団から支給されるはずだけど」
ミカサ「本当!?」
ミカサ「あの、あの、でも、胸当て痛くない?」
女子「え、痛くないよ?あなたは胸当ては?」
ミカサ「持ってない。…買うお金も…無い」
女子「あ、ごめんね、なんだか。初対面なのに失礼なこと聞いちゃったよね…ごめんなさい」
ミカサ「ううん。私が先に聞いたのだし…。でも」
女子「でも?」
ミカサ「胸当ては必要?」
女子「うーん。必要だと思うなぁ」
ミカサ「そう…」
女子「たしか兵団から支給されるはずだけど」
ミカサ「本当!?」
26: 2013/12/01(日) 16:35:56 ID:GBaOmJRk
女子「うん。あと、失礼だけどあなた手持ちはいくらなの…?」
ミカサ「えと、このくらい」
女子「そのくらいなら、胸当て一枚くらい買えるんじゃないかな?」
ミカサ「本当?でも、昨日値段を聞いたら高かった」
女子「値段はピンからキリまであるから…。そのくらいのお金なら支給品よりも良いのが買えるかも…?」
ミカサ「本当に!?」
女子「い、いや、その、よくはわからないけど…」
ミカサ「そうなの」
女子「ごめんね。思わせぶりなこと言って」
ミカサ「ううん。ありがとう。あなた、名前は?」
女子「あ、私はクリスタっていうの。あなたは?」
ミカサ「私は、ミカサ」
クリスタ「そっか。これからもよろしくね。ミカサ」
ミカサ「ええ。クリスタ」
ミカサ「えと、このくらい」
女子「そのくらいなら、胸当て一枚くらい買えるんじゃないかな?」
ミカサ「本当?でも、昨日値段を聞いたら高かった」
女子「値段はピンからキリまであるから…。そのくらいのお金なら支給品よりも良いのが買えるかも…?」
ミカサ「本当に!?」
女子「い、いや、その、よくはわからないけど…」
ミカサ「そうなの」
女子「ごめんね。思わせぶりなこと言って」
ミカサ「ううん。ありがとう。あなた、名前は?」
女子「あ、私はクリスタっていうの。あなたは?」
ミカサ「私は、ミカサ」
クリスタ「そっか。これからもよろしくね。ミカサ」
ミカサ「ええ。クリスタ」
27: 2013/12/01(日) 16:36:31 ID:GBaOmJRk
ミカサ(私のおっOい、病気じゃなかった)
ミカサ(嬉しい)
ミカサ(早くエレンに伝えないと…)
ミカサ(嬉しい)
ミカサ(早くエレンに伝えないと…)
28: 2013/12/01(日) 16:38:03 ID:GBaOmJRk
夕食時間
ミカサ「エレン」ツンツン
エレン「何だ。どうした」ヒソヒソ
ミカサ「おっOいのことで話が…」ヒソヒソ
エレン「!わかった。とりあえず二人だけで話そう」ヒソヒソ
ミカサ「うん」ヒソヒソ
エレン「アルミン、ちょっと先に戻っててくれ」
アルミン「あ、うん」
エレン「行くぞ、ミカサ」
ミカサ「うん」
スタタタタタ
アルミン「?」
ミカサ「エレン」ツンツン
エレン「何だ。どうした」ヒソヒソ
ミカサ「おっOいのことで話が…」ヒソヒソ
エレン「!わかった。とりあえず二人だけで話そう」ヒソヒソ
ミカサ「うん」ヒソヒソ
エレン「アルミン、ちょっと先に戻っててくれ」
アルミン「あ、うん」
エレン「行くぞ、ミカサ」
ミカサ「うん」
スタタタタタ
アルミン「?」
29: 2013/12/01(日) 16:39:43 ID:GBaOmJRk
エレン「で、どうしたんだ?」
ミカサ「私のおっOい病気じゃないって」
エレン「え?」
ミカサ「大きくなりかけだって」
エレン「ほ、本当か?」
ミカサ「うん」
エレン「………」
ミカサ「それで、その、おっOい大きくなるから胸当てが必要らしい」
エレン「…ああ」
ミカサ「だから、明日、午後から訓練無いし一緒に買い物行かない?」
エレン「え」
ミカサ「む、胸当て買いたい」
エレン「は?何でオレと一緒に」
ミカサ「え」
ミカサ「私のおっOい病気じゃないって」
エレン「え?」
ミカサ「大きくなりかけだって」
エレン「ほ、本当か?」
ミカサ「うん」
エレン「………」
ミカサ「それで、その、おっOい大きくなるから胸当てが必要らしい」
エレン「…ああ」
ミカサ「だから、明日、午後から訓練無いし一緒に買い物行かない?」
エレン「え」
ミカサ「む、胸当て買いたい」
エレン「は?何でオレと一緒に」
ミカサ「え」
30: 2013/12/01(日) 16:40:29 ID:GBaOmJRk
エレン「つまるところ下着だろ?女の下着なんか一緒に買いに行けるかよ!?」
ミカサ「でも…」
エレン「とにかく行かねえからな!一人で行け」クルリ
スタタタタタ
ミカサ「あ、エレン…」
ミカサ(行っちゃった…)
ミカサ(一人で買い物…)
ミカサ(でも、この辺りの地理わからないし)
ミカサ(心細い…)
ミカサ「でも…」
エレン「とにかく行かねえからな!一人で行け」クルリ
スタタタタタ
ミカサ「あ、エレン…」
ミカサ(行っちゃった…)
ミカサ(一人で買い物…)
ミカサ(でも、この辺りの地理わからないし)
ミカサ(心細い…)
31: 2013/12/01(日) 16:41:15 ID:GBaOmJRk
翌日・午後
ミカサ(今日は半休)
ミカサ(だけど……)
ミカサ(買い物、一人で行く?)
ミカサ(………)
ミカサ(良いや。行かない)
ミカサ(どうせ近々支給されるし)
ミカサ(安物で十分)
ミカサ(今日は半休)
ミカサ(だけど……)
ミカサ(買い物、一人で行く?)
ミカサ(………)
ミカサ(良いや。行かない)
ミカサ(どうせ近々支給されるし)
ミカサ(安物で十分)
32: 2013/12/01(日) 16:42:29 ID:GBaOmJRk
数日後・夕食前の休み時間
ミカサ(今日、下着が支給されるって)ドキドキ
ミカサ(きっと胸当ても)ドキドキ
女子「ねー女子の下着届いたって!講堂に集合しろって今伝言が!」
ミカサ「!!!」スクッ
ミカサ(今日、下着が支給されるって)ドキドキ
ミカサ(きっと胸当ても)ドキドキ
女子「ねー女子の下着届いたって!講堂に集合しろって今伝言が!」
ミカサ「!!!」スクッ
33: 2013/12/01(日) 16:43:10 ID:GBaOmJRk
講堂
ミカサ(これが…胸当て…)ドキドキ
「うわーこの下着ダッサ」
ミカサ「!?」
「うんうん。ダサいよねー。しかも安物すぎ」
ミカサ「!?」
「胸当てとか着け心地悪そー」
ミカサ「!?」
ミカサ(ダサい…安物…着け心地悪そう…)
ミカサ(で、でも、タダで貰ったのだし)
ミカサ(何より胸当てが手に入ったのだから)
ミカサ(これで良しとしないと…)
ミカサ(…)
ミカサ(早速トイレで着けてみよう)
スタタタタタ
ミカサ(これが…胸当て…)ドキドキ
「うわーこの下着ダッサ」
ミカサ「!?」
「うんうん。ダサいよねー。しかも安物すぎ」
ミカサ「!?」
「胸当てとか着け心地悪そー」
ミカサ「!?」
ミカサ(ダサい…安物…着け心地悪そう…)
ミカサ(で、でも、タダで貰ったのだし)
ミカサ(何より胸当てが手に入ったのだから)
ミカサ(これで良しとしないと…)
ミカサ(…)
ミカサ(早速トイレで着けてみよう)
スタタタタタ
34: 2013/12/01(日) 16:44:15 ID:GBaOmJRk
夕食時間
エレン「明日から本格的に訓練だな」
アルミン「うん。今日、立体機動の説明も受けたしいよいよ明日からだね」
エレン「…あいつらの弱点、うなじなんだな」
アルミン「うん…」
ミカサ「………」
夕食後
ミカサ「エレン」ツンツン
エレン「え?」
ミカサ「ちょっと来て」グイッ
エレン「え、おい」
アルミン「え?」
ミカサ「アルミンは先に戻ってて」グイグイ
グイグイズルズル
アルミン「?」
エレン「明日から本格的に訓練だな」
アルミン「うん。今日、立体機動の説明も受けたしいよいよ明日からだね」
エレン「…あいつらの弱点、うなじなんだな」
アルミン「うん…」
ミカサ「………」
夕食後
ミカサ「エレン」ツンツン
エレン「え?」
ミカサ「ちょっと来て」グイッ
エレン「え、おい」
アルミン「え?」
ミカサ「アルミンは先に戻ってて」グイグイ
グイグイズルズル
アルミン「?」
35: 2013/12/01(日) 16:45:03 ID:GBaOmJRk
倉庫
エレン「何だよお前」
ミカサ「エレン、ちょっと見て」
エレン「え、何を」
ミカサ「良いから」ヌギッ
エレン「おい、待てよ。お前、何脱いで……。ん?」
ミカサ「今日、胸当てが支給された」
エレン「お、おお」
ミカサ「エレン、目をそらさないで。見て」
エレン「いや、その…」
ミカサ「早速着けてみた」
エレン「………」
ミカサ「けれど、着け心地がわるい。痛い」
エレン「………」
エレン「何だよお前」
ミカサ「エレン、ちょっと見て」
エレン「え、何を」
ミカサ「良いから」ヌギッ
エレン「おい、待てよ。お前、何脱いで……。ん?」
ミカサ「今日、胸当てが支給された」
エレン「お、おお」
ミカサ「エレン、目をそらさないで。見て」
エレン「いや、その…」
ミカサ「早速着けてみた」
エレン「………」
ミカサ「けれど、着け心地がわるい。痛い」
エレン「………」
36: 2013/12/01(日) 16:45:55 ID:GBaOmJRk
ミカサ「安物だから?支給品が。でも、私たちにはお金も無いし、支給品で我慢するしか…」
エレン「………」
ミカサ「で、でも痛くて。他の子はお母さんに買って貰ったのがあるって」
エレン「………」
ミカサ「でも、私たちにはお母さんいないし、私は、私、どうすれば…」
エレン「………」
ミカサ「もう、どうしたら良いのかわからなくて。エレン…エレ…」
エレン「ちょっとお前、落ち着けよ」
ミカサ「エレン…」
エレン「とりあえず痛いなら外せ」
ミカサ「うん」ゴソゴソ
エレン「………」
ミカサ「で、でも痛くて。他の子はお母さんに買って貰ったのがあるって」
エレン「………」
ミカサ「でも、私たちにはお母さんいないし、私は、私、どうすれば…」
エレン「………」
ミカサ「もう、どうしたら良いのかわからなくて。エレン…エレ…」
エレン「ちょっとお前、落ち着けよ」
ミカサ「エレン…」
エレン「とりあえず痛いなら外せ」
ミカサ「うん」ゴソゴソ
37: 2013/12/01(日) 16:46:46 ID:GBaOmJRk
エレン「支給品でダメなら次の休みに買いに行こう」
ミカサ「…でも」ゴソゴソ
エレン「オレもついて行くから。それで良いだろ」
ミカサ「エレンは、嫌じゃない?」ゴソゴソ
エレン「別に…。お、外れたな」
ミカサ「うん」
エレン「お前、おっOい服にしまえ」
ミカサ「うん」
エレン「ちょっと胸当て見せろよ。もしかしたら特殊な着け方があるのかも」
ミカサ「はい」パス
エレン「おう」
ミカサ「………」
エレン「これは、肩に紐かけるのか?」
ミカサ「うん。他の子はそうしてた」
ミカサ「…でも」ゴソゴソ
エレン「オレもついて行くから。それで良いだろ」
ミカサ「エレンは、嫌じゃない?」ゴソゴソ
エレン「別に…。お、外れたな」
ミカサ「うん」
エレン「お前、おっOい服にしまえ」
ミカサ「うん」
エレン「ちょっと胸当て見せろよ。もしかしたら特殊な着け方があるのかも」
ミカサ「はい」パス
エレン「おう」
ミカサ「………」
エレン「これは、肩に紐かけるのか?」
ミカサ「うん。他の子はそうしてた」
38: 2013/12/01(日) 16:47:42 ID:GBaOmJRk
エレン「で、こっちの紐で縛るんだよな?」
ミカサ「多分」
エレン「ん?」
ミカサ「何?」
エレン「これって紐が後ろなんじゃねえか?」
ミカサ「え?」
エレン「さっきは逆にしてたよな」
ミカサ「うん」
エレン「さっきとは前後逆に着けてみたら良いかもしれねえぞ」
ミカサ「でも、紐縛れないじゃない」
エレン「だよな。でもとにかくやってみようぜ。オレが結んでやるよ」
ミカサ「うん。上、全部脱いじゃうね」ヌギ
エレン「あ、おう」
ミカサ「多分」
エレン「ん?」
ミカサ「何?」
エレン「これって紐が後ろなんじゃねえか?」
ミカサ「え?」
エレン「さっきは逆にしてたよな」
ミカサ「うん」
エレン「さっきとは前後逆に着けてみたら良いかもしれねえぞ」
ミカサ「でも、紐縛れないじゃない」
エレン「だよな。でもとにかくやってみようぜ。オレが結んでやるよ」
ミカサ「うん。上、全部脱いじゃうね」ヌギ
エレン「あ、おう」
39: 2013/12/01(日) 16:48:29 ID:GBaOmJRk
ミカサ「じゃあエレン、縛って」
エレン「ああ、このくらいで痛くないか?」モタモタ
ミカサ「うん」
エレン「痛くなったらすぐ言えよ」モタモタ
ミカサ「うん、わかってる」
モタモタ
モタモタ
エレン「よし、一応できたぞ。どうだ?」
ミカサ「痛く…ない。エレン、見てみて」クルリ
エレン「うおっ」
ミカサ「どう?おかしくない?」
エレン「いや、オレ胸当てよくわかんねえし。おかしいとかおかしくないとか…」
ミカサ「そう…」
エレン「ああ、このくらいで痛くないか?」モタモタ
ミカサ「うん」
エレン「痛くなったらすぐ言えよ」モタモタ
ミカサ「うん、わかってる」
モタモタ
モタモタ
エレン「よし、一応できたぞ。どうだ?」
ミカサ「痛く…ない。エレン、見てみて」クルリ
エレン「うおっ」
ミカサ「どう?おかしくない?」
エレン「いや、オレ胸当てよくわかんねえし。おかしいとかおかしくないとか…」
ミカサ「そう…」
42: 2013/12/01(日) 16:52:59 ID:GBaOmJRk
エレン「でも痛くないんだよな?」
ミカサ「うん」
エレン「じゃあ着け方が違ったんだよ、さっきは」
ミカサ「そうみたい」
エレン「ああ。じゃあお前服着ろよ」
ミカサ「あ、うん」ゴソゴソ
エレン「………」
ミカサ「!!エレン」
エレン「な、何だよ」
ミカサ「あの紐、前で結んでから後ろにクルッて回せば良いんじゃない?」
エレン「あ、ああ。そうだな」
ミカサ「うん」
ミカサ「うん」
エレン「じゃあ着け方が違ったんだよ、さっきは」
ミカサ「そうみたい」
エレン「ああ。じゃあお前服着ろよ」
ミカサ「あ、うん」ゴソゴソ
エレン「………」
ミカサ「!!エレン」
エレン「な、何だよ」
ミカサ「あの紐、前で結んでから後ろにクルッて回せば良いんじゃない?」
エレン「あ、ああ。そうだな」
ミカサ「うん」
43: 2013/12/01(日) 16:53:42 ID:GBaOmJRk
エレン「服着たらもう行くぞ」
ミカサ「うん」
エレン「お前…」
ミカサ「ん?」
エレン「今みたいに人前ですぐ脱いだりすんなよ」
ミカサ「あ、うん。わかった」
エレン「ならいい」
ミカサ「エレン」
エレン「何だよ」
ミカサ「ありがとう」
エレン「お、おう」
ミカサ「うん」
エレン「お前…」
ミカサ「ん?」
エレン「今みたいに人前ですぐ脱いだりすんなよ」
ミカサ「あ、うん。わかった」
エレン「ならいい」
ミカサ「エレン」
エレン「何だよ」
ミカサ「ありがとう」
エレン「お、おう」
44: 2013/12/01(日) 16:55:15 ID:GBaOmJRk
――――――
――――
――
ミカサ「と、いうことがあった。エレン覚えてる?」
エレン「…ああ。思い出した」
ミカサ「だ、だから、私の胸当てを初めて着けたのはエレンということに…///」
エレン「ああ。それと」
ミカサ「ん?」
エレン「お前の胸当てを最初に外したのもオレだよな?」
ミカサ「っ…うん、そう///」
エレン「…脱がすぞ」
ミカサ「うん。…エレン、今夜も私を愛して」
―頬の傷が桃色に浮き上がるまで―
おわり
――――
――
ミカサ「と、いうことがあった。エレン覚えてる?」
エレン「…ああ。思い出した」
ミカサ「だ、だから、私の胸当てを初めて着けたのはエレンということに…///」
エレン「ああ。それと」
ミカサ「ん?」
エレン「お前の胸当てを最初に外したのもオレだよな?」
ミカサ「っ…うん、そう///」
エレン「…脱がすぞ」
ミカサ「うん。…エレン、今夜も私を愛して」
―頬の傷が桃色に浮き上がるまで―
おわり
45: 2013/12/01(日) 16:56:05 ID:GBaOmJRk
ごめん
なんか強引に終わらせた
読んでくれてありがとうございました
なんか強引に終わらせた
読んでくれてありがとうございました
引用: ミカサ「エレン、胸が痛い」
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