1: 2008/08/13(水) 14:32:21.02 ID:J78oXCrhO
ジュン「ん、そうだな」

真紅「なぜそんなに冷静いられるの?」

ジュン「別に誰に見られるってわけでもないからな。
引きこもってるぶんには問題ないだろ」

真紅「…そういうものなの?」
真紅

124: 2008/08/13(水) 19:32:56.25 ID:49vw6gwtO
翌日…

巴「桜田…さん、私の服を持ってきてみたわ」

JUM「別に持ってこなくても…」

のり「ジュンちゃん、せっかく巴ちゃんが持ってきてくれたんだから」

真紅「そうよ。人の行為は無駄にするものではないわ」(指輪が光る)

JUM「うっ…何だ…急に力が…」

真紅「さあのり、巴、今のうちに」

のり「さあジュンちゃん、お着替えしましょうね」

巴「桜田…さん、ごめんね」

JUM「うわー!汚いぞ二人とも!
  この呪い人形後で覚えとけよ!」

‥‥‥

真紅「まったく、世話がやけるのだわ」

142: 2008/08/13(水) 19:54:47.39 ID:49vw6gwtO


数分後…

のり「キャー!ジュンちゃんよく似合ってるわ!カワイイ!!」

JUM「あーもう抱きつくなよなせんたくのり!」

巴「サイズはどう?」

JUM「(ボソッ)ちょっと息苦しい…かな?」

巴「そ…そう、やっぱりサイズが合わなかったのかしらね…」

雛苺「なんか巴こわいのー!」

翠星石「チビ苺は気にすることなんかねーです。オホホホホ!
   (侮れないですチビ人間の胸!)」



151: 2008/08/13(水) 20:37:50.10 ID:49vw6gwtO
じゃあもう少し



さらに数分後…

JUM「(結局お姉ちゃんの服に落ち着いてしまった…)」

のり「ちょっと大きいかもだけどしばらくすれば戻るかも知れないし、お姉ちゃんのでいいわよね」

巴「じゃあ…わたしはこれで…」

JUM「…柏葉…今日はありがとな…」

巴「いえ…あまり役に立てなくてごめんね…」

ガチャ(玄関閉まる音)

雛苺「トモエなんだか元気なかったのー」

翠星石「女としての敗北感に完全にやられてるですぅ…」

JUM「……疲れた…風呂入ってくる……」

………

のり「じゃあ…お姉ちゃんは…」

真紅「のり…なにか企んでるわね」

152: 2008/08/13(水) 20:52:38.51 ID:49vw6gwtO
JUM「…ふぅ…やっとひとりになれた…」

のり「ジュンちゃーん!入るわよー!」

ガチャ!

JUM「だぁぁ!もう!勝手に入ってくるなよせんたくのり!」

のり「大丈夫よ。今は女の子同士なんだし、姉妹で間違いはあるかもしれないけど無いわ」

JUM「ハァ…で?(疲れて反撃する気力がない…)」

のり「女の子の髪はデリケートだからお姉ちゃんが洗ってあげようと思って…」

JUM「もう好きにしてくれ…」

………

雛苺「のりもお風呂に入っちゃったのー」

翠星石「まままままさか姉弟…じゃなかった姉妹で……」

真紅「大丈夫よ。のりは服を着たままだったわ」

蒼星石「そういう問題なのかい?」

162: 2008/08/13(水) 21:34:27.34 ID:49vw6gwtO
翠星石「…で、風呂では何も無かったわけですか?」

JUM「あるわけないだろ性悪人形」

翠星石「ちっ(少し期待して損したです)」

JUM(なんだよその『ちっ』は…)

のり「じゃあジュンちゃん、放っとくと傷むから髪をブローして乾かしましょうね」

JUM「はいはい…」

………

翠星石「チビ人間されるがままですぅ」

真紅「これからはレディとして教育していかないと…」

蒼星石「真紅…それでいいの…?」

164: 2008/08/13(水) 21:41:39.60 ID:49vw6gwtO
雛苺「! あーっ!ジュンの頭、ヒナとおそろいなのー!」

JUM「僕にそんな髪があるわけ…ってなんだこりゃー!」

のり「ためしにリボン結んでみたんだけど、どう?」

JUM「『どう?』じゃなーい!余計なことするなよせんたくのり!それに女物のパジャマなんか僕は絶対に着ないからな!」

真紅「しょうがない下僕だこと。レディはそんなに騒ぐものではないわ」(指輪光る)

の・翠・雛『キャーーーー!!!!!』

JUM「な、なななななんだこりゃー!!!!ぼ、僕が…」

蒼星石「これは…真紅と…同じ…?」

真紅「下僕であるあなたが主人である私と同じ衣装を着られるんだから、感謝しなさい」

翠「ちょっと真紅、いくらなんでもこれはまずいですぅ。一つ間違えたらちび人間が…」

真「大丈夫よ。まだ余裕残してあるから…」

バタッ!

のり「キャー!ジュンちゃん、大丈夫?」

真紅「あまりの嬉しさに気絶したようね」

翠星石「もう明日が分からなくなってきたですぅ…」

168: 2008/08/13(水) 22:06:55.36 ID:49vw6gwtO
JUM「…ぅう~ん…」

のり「大丈夫?」

JUM「悪い夢を見てた…僕が女の子になって真紅の姿に…」

のり「あのね、ジュンちゃん…言いにくいんだけど…」

JUM「ジュン…ちゃん…?…ということは…」

真紅「現実よ、受け入れなさい」

JUM(自分の姿を見て)「悪夢だ…この姿だけでも何とかしてくれ…」

真紅「失礼ね。でも一晩も休めばとりあえず私の姿ではなくなるのだわ」
のり「ジュンちゃんお夕飯は?」

JUM「とりあえず寝る」

のり「じゃあお夜食になりそうなもの作っとくわね」

真紅「じゃあ私は部屋までジュンを送っていくのだわ」

翠星石「気を付けるですよー」

雛苺「ジュンゆっくり休むのー!」

蒼星石「大丈夫かな?」

170: 2008/08/13(水) 22:24:54.44 ID:49vw6gwtO
-1階廊下-

JUM「まったく…何で僕がこんな目に…」

真紅「つべこべ言わないの。受け入れなさい」

JUM「でも… あれ?物置が…」

真紅「nの…フィールド?」

水銀燈「うふふふ…真紅ぅ…この水銀燈が遊びに来てや…( ゚Д゚)!」

J・真『?』

水銀燈「(大きい真紅と小さい真紅?えぇと…)     ほら、あれよ、その、あの…ま、また来るわぁ…」

真紅「何だったのかしらあの子」

JUM「な…何だかわからないけど助かった…」

………

水銀燈「何だったのかしら一体…あの家にあんな女居たかしらぁ…?」

175: 2008/08/13(水) 22:57:57.49 ID:49vw6gwtO
翌日

JUM「ハァ…よく寝た…。真紅の姿ではなくなってるけどまだ女のままか…」

真紅「おはよう、ジュン。朝食ができてるわよ。昨日の夜何も食べてなかったでしょ」

JUM「ああ…。あと真紅、二度とあんな事するなよな」

真紅「…分かってるわよ。あの時は私もちょっと…」

翠星石「おはようですー!」
雛苺「なのー!」

JUM「朝から騒がしいぞお前ら…ってお腹空いたな…。とりあえず朝食…」

真紅「ジュン、抱っこして頂戴」
雛苺「ヒナもヒナもー!」

………

翠星石(真紅が力を使ってああなるって事は…)

177: 2008/08/13(水) 23:18:33.10 ID:49vw6gwtO
JUM「ふう、朝からこんなに食べたのは久しぶりだな」
真紅「朝からきちんと食べるのはいいことだわ」
雛苺「ヒナもいっぱい食べたのー!」
のり「さあ、お片付けしましょうね」
翠星石「さあ腹ごしらえもできたことですし、庭木に水でもあげるですぅ♪スイドリーム!」
JUM「ち、ちょっと待て!」
翠星石「私の如雨露を(ry」

………

JUM「こ…今度はこれかぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
翠星石「ごめんですチビ人間♪ちょっと力加減を間違えてしまったですぅ♪
   でもよく似合ってるですよ~♪(真紅のより)」
JUM「……ハァ……部屋で休んでくる……」
翠星石「ホントにごめんですぅ♪」

バタン

真紅「わざとね」

180: 2008/08/13(水) 23:43:00.87 ID:49vw6gwtO
JUM「昨日に続き何で今日も… あれ?また物置が…」
水銀燈「………(今日は大きな翠星石?私って疲れてるのかしらぁ?)
    またねぇ」
JUM「今日は今日で何だったんだ…」

同時刻

金糸雀「かしらかしらチャンスかしら♪この家のドールと人間はみんな一階かしら♪
    薔薇乙女一の頭脳派の金糸雀が今のうちに二階の窓から侵入してあいつらのスキを伺うかしら♪」

金糸雀「部屋には誰もいないのねピチカート…おじゃまするのかしら~」

ガチャ

JUM「お、お前は一体!?」
金糸雀「ひぃぃぃぃ!翠星石が私に気付いてやってきたのかしら~!しかもなんか巨大化してるかしら~!?
   今日のところは引き上げかしら~!」

………

JUM「翠星石を知ってる…あいつらの知り合いか?」

185: 2008/08/14(木) 00:12:48.63 ID:SJ5+kBifO
真紅「ジュン、何をしているの?」
雛苺「あ、なんかかわいい服見てるのー!」
翠星石「チビ人間!まさか早くもそんな趣味に!」
蒼星石「ジュン君、まだ希望を捨てちゃだめだよ」

JUM「お前ら勘違いしてないか?お姉ちゃんの服はサイズ合わないし長期化するかも知れないだろ?
  だから少しだけ選んどこうかなと思っただけだよ」
真紅「そう、ならこの紅い服になさい」
翠星石「いや、この翠のも捨て難いですぅ」
蒼星石「僕はこの蒼いのがいいと思うな」
雛苺「この苺柄かわいーのー!」
のり「じゃあ全部買っときましょ」

JUM「だぁぁぁぁ!うるさいぞ!しかも味付けのりまで紛れ込んでるし!」
のり「ジュンちゃん、送信されてるみたいよ?」
JUM「(゚Д゚)ハァ?」
真紅「これで一件落着なのだわ」
翠星石「きちんと下着も選んでおいてやったですぅ」
雛苺「わーい!苺柄なのー!」
蒼星石「(………心配だ………)」

190: 2008/08/14(木) 01:06:06.04 ID:SJ5+kBifO
のり「さあ、荷物が届いたわよ。早速着てみましょうか」
JUM「服は自分の部屋で着るからいい。あと下着は絶対に着ないからな!」
のり「でもブラは着けとかないと型くずれが」
JUM「どうせ男に戻るんだからいいんだよ!」

翠星石「……スイドリーム!」
JUM「Zzz…」
翠星石「さあ、今のうちにヤッちまえですぅ!」

真紅「まずはこの紅い服からよ!」
雛苺「苺柄の下着なのー!」
のり「せっかくだからお化粧とアクセサリーも…」

蒼星石「(翠星石…時々君がわからなくなってきたよ…ジュン君大丈夫かな…)」

223: 2008/08/14(木) 09:57:45.75 ID:SJ5+kBifO
>>190続き

のり「やっと脱がせ終わったわね」
翠星石「まったく手がかかるですぅ。真紅も少しは手伝うですぅ。」
真紅「いやよ、めんどくさい。」
雛苺「まずはこれ着せるのー!」
蒼星石「苺柄のパンツ(ショーツではない)とブラ?いくらなんでもそれは…」
雛苺「トモエも着てるから大丈夫なのー!」
のり「巴ちゃんって以外と子供っぽいのね。せっかくだから着せてみましょうか」

バンッ!

水銀燈「真紅ぅ!休養もバッチリ取ったこの水銀燈が遊びに来てや……(〃д〃)」
真紅「あら、いらっしゃい水銀燈。どうしたの?顔が赤いわよ」
水銀燈「なななな何してるのよぉ!?いつの間にそんな趣味に目覚めたわけぇ!?」
真紅「趣味じゃないわ。下僕の躾よ」
水銀燈「下僕って、あなたの下僕は男だったじゃなぁい。コレは女でしょ」
真紅「これには複雑な事情があるのよ。かくかくしかじかで…」
水銀燈「ふぅん…朝起きたらこうなってた訳ねぇ…だからって…」
雛苺「着せ終わったのー!」
翠星石「まだ下着だけですぅ」

ガチャ

225: 2008/08/14(木) 10:19:30.26 ID:SJ5+kBifO
ガチャ

巴「すいませんお邪魔します。チャイム鳴らしても誰も出なかったし鍵が開いてたので勝手に……桜田君!」
雛苺「あーっ!トモエなのー!」
のり「いらっしゃい巴ちゃん」
雛苺「トモエ!トモエ!ジュンの下着トモエとお揃いなのー!」
巴「(えぇと…何が一体…桜田君が私と同じ下着着てて…って私のよりカップ一つ上だし…)
  そ、そう、良かったわね雛苺…」
雛苺「トモエとジュン、お揃いなのー!」

水銀燈「…何かあの子黒くなってなぁい?」
真紅「こういう時は気付かないフリをしてあげるのがマナーよ」
翠星石「チビ人間の胸は罪作りなのですぅ」
蒼星石「早くジュン君に服着せてあげようよ…」

227: 2008/08/14(木) 10:40:30.33 ID:SJ5+kBifO
のり「まずは真紅ちゃんが選んだ服を着せてみたわよ」
雛苺「なのー!」
真紅「さすがは私が選んだ服なのだわ。」
翠星石「まあ、悪くはないですぅ」
水銀燈「…全身紅って悪趣味ぃ…」
真紅「! だったらあなたが選んでみなさい!パソコンとやらの使い方はこの私が教えてあげるのだわ!」
水銀燈「へぇ…面白いじゃないのぉ。私のセンスの良さに愕然とするあなたの顔が今のうちから見えるようだわぁ」
真紅「ジュンの部屋に行くわよ。ついてきなさい」

バタン

蒼星石「あ、水銀燈がまきこまれた」
翠星石「新たなる戦いの序曲ですぅ」
巴「(……桜田君の胸桜田君の胸桜田君の胸…)」

233: 2008/08/14(木) 11:09:07.66 ID:SJ5+kBifO
真紅「…操作方法は以上よ。わからないことがあったらメイメイを使いによこしなさい」
水銀燈「あなたはついとかないわけぇ?」
真紅「あなたが選んでるのを見てても退屈だもの。じゃああとでね」

バタン

水銀燈「……私ってば何やってるのかしらぁ…。まぁいいわぁ…真紅、吠え面をかかせてあげるわよぉ…」

ガチャ

翠星石「あっ、真紅ぅ、水銀燈はどうしてるですぅ?」
真紅「水銀燈ならジュンの服を選んでいるのだわ」
蒼星石「大丈夫なのかい?」
真紅「何故かは分からないけどノリノリだったみたいだし、ホーリエを監視に残しておいたから大丈夫よ。
   いざとなったら4人がかりで押さえつければいいのだわ」

のり「次は翠星石ちゃんが選んだ服にしましょうね」
雛苺「わーい!また脱がせるのー!」

236: 2008/08/14(木) 11:32:48.91 ID:SJ5+kBifO
のり「着せ終わったわよー」
雛苺「なのー!」
翠星石「オホホホホホ!どうです翠星石のこのセンスぅ!」
真紅「なかなか爽やかな感じでいいんじゃない?」
雛苺「花柄なのー!」
蒼星石「これは…すごくいい感じだね翠星石」
翠星石「ですですですぅ!この翠を基調にした花柄が何とも言えないですぅ」

真紅「あら、メイメイ…何?…だからそれは…もう、直接言った方が早そうね……。
   ちょっと水銀燈がテンパったみたいだから見てくるわ」
翠星石「いってらっしゃいですぅ」

のり「次は蒼星石ちゃんが選んだ服よ」
雛苺「また脱がせるのー!」
蒼星石「(雛苺脱がせ担当?)」

238: 2008/08/14(木) 11:50:27.77 ID:SJ5+kBifO
数分後

ガチャ

真紅「私はちゃんと操作方法は教えたはずよ」
水銀燈「初めてなんだから仕方ないわよぉ。あなたが巻き込んだんだからきちんと最後まで面倒を見るのが筋というものよぅ 」

翠星石「おかえりですぅ。無事に片付いたですかぁ?」
真紅「何とかね」
のり「ちょうど着せ終わったところよ」
雛苺「なのー!」

真紅「これは……」
水銀燈「ふぅん…」
翠星石「男装の麗人ですぅ!」
蒼星石「へ…変かな…?」
翠星石「そんなことないですぅ!ジュンによく似合ってるですぅ!さすがは私の妹ですぅ!」
蒼星石「そ…そう?うれしいな…」

のり「最後は、雛ちゃんが選んだのなんだけど…」
真紅「どうしたの?のり」
翠星石「とりあえずみせるですぅ」
水銀燈「?」
のり「これなの…」

雛・のり以外『( ゚Д゚)』

240: 2008/08/14(木) 12:06:54.99 ID:SJ5+kBifO
水銀燈「こ…これって…」
翠星石「スケスケですぅ…」
蒼星石「これが…服?」
真紅「これって…まさか…」
のり「そう、ベビードールなの…」
雛苺「なのー!」

ヒソヒソ
翠星石「チビ苺見かけによらず大胆ですぅ」
蒼星石「いや、見た目で選んだだけで深い意味は無いんじゃないかな?」真紅「でもあれって下着じゃなかったかしら?」

雛苺「ヒナ…変…?」

のり「そんなこと無いわよヒナちゃん」
水銀燈「そうよぅ。いいセンスしてるわぁ。早速着せてみたらぁ?」
翠星石「……そーですそーですぅ!早速着せてみるですぅ!(こうなったらヤケですぅ!)」

蒼星石「真紅…止めなくていいの?」
真紅「どうして?面白い趣向なのだわ」
蒼星石「真紅…楽しんでる…?」

246: 2008/08/14(木) 12:49:47.59 ID:SJ5+kBifO
のり「とりあえず着せてみたわ(姉として複雑…)」
雛苺「なのー!」
真紅「これはこれで…」水銀燈「可愛いんじゃないかしらぁ?」
翠星石「確かにかわいいことはかわいいですが…(なんか負けた気分ですぅ…)」
蒼星石「ジュン君の将来が心配だ…」
雛苺「ジュンかわいーのー!柔らかいのー!」
JUM「…ぅうーん…」
翠星石「しまったですぅ!30分たっちまうですぅ!」

JUM「僕は…一体……って何だこの格好はぁぁぁぁぁっ!」

水銀燈「あらぁ…絶妙のタイミングねぇ…」
真紅「とりあえず一通り着せてみた後で良かったのだわ」
巴「桜田さん…かわいい…////」
雛苺「わーい!トモエが元気になったのー!」
翠星石「いつの間にか立ち直っていたですぅ」
蒼星石「いや、立ち直ったというより目覚めたって感じだね」
水銀燈「あの携帯には何が写ってるのかしらぁ?」
真紅「侮れないわね、巴」

254: 2008/08/14(木) 13:26:21.42 ID:SJ5+kBifO
宅配便「ちわー桜田さん、お届け物で~す。はんこおねがいしまーす」
のり「はーい」
宅配便「それじゃ、失礼しまーす」

真紅「のり、それは?」のり「『衣料』って書いてあるわね」
真紅「ああ、水銀燈が注文したものね。ホーリエ!あの子を呼んできてちょうだい」

数分後…
ガチャ

JUM「姉ちゃん、飯ま…だ……?」
雛苺「ジュン、おそいのー!」
真紅「ようやく来たわね。待ちくたびれたのだわ」
蒼星石「あれから数分しか経ってないけど」
翠星石「まったくノロマですぅ」
巴「桜田さん…お邪魔してます…」
JUM「……で、今度は一体……?」
水銀燈「私が選んだ服を着てもらおうとおもって…」
のり「せっかく水銀燈ちゃんが選んでくれたんだから、しばらくの間だけでも着てみてよ」
JUM「どうせ拒否権は無いんだよな…?」
翠星石「その時はこのスイドリームが火を噴くですぅ♪」
JUM「わかったよ!着ればいいんだろ着れば!(寝てる間に好き勝手されるよりマシだからな…)」

258: 2008/08/14(木) 13:57:15.85 ID:SJ5+kBifO
JUM「着てみたぞ」
のり「キャー!ジュンちゃん!凄く似合ってるわー!」
雛苺「なのー!なのー!」
蒼星石「白と黒のコントラストがシックでエレガントな雰囲気を醸し出してるね」
翠星石「くやしいけど様になってるですぅ…」

真紅「に、似合うじゃないの…少し地味だけど…」
水銀燈「そおねぇ…派手さには欠けるかしらねぇ…」
真紅「! …気に入らないのだわ…!」
水銀燈「面白いじゃないの…やるっていうなら受けて立つわよぉ…!」

ガシャーン!

金糸雀「お揃いかしら皆みなさまー!ローゼンメイデン一の頭脳派のこの金糸雀…が……」
水銀燈&真紅『……………!』
金糸雀「じ、邪魔したかしらー!」
真紅「待ちなさい!」
水銀燈「逃がさないわよ!」

260: 2008/08/14(木) 14:13:10.75 ID:SJ5+kBifO
金糸雀「キャー!放すかしらー!命乞いなんかしないけど命は取らないで欲しいかしらー!」
真紅「あなたも手伝いなさい」
金糸雀「へ?」
翠星石「チビ人間をかわいくするですぅ」
蒼星石「(…そういう趣旨だったっけ?)」

金糸雀「わかったかしら。とりあえず羽根をほどいてほしいかしら。そういう事ならみっちゃんに相談かしら。
    みっちゃんはカナのマスターでそういうのは得意かしら。」
真紅「じゃあそのみっちゃんさんによろしく伝えといてね」
金糸雀「じゃあカナはこれで…」
真紅「待ちなさい。この窓ガラスを直してから行きなさい」
金糸雀「うう…ごまかしきれなかったかしら…」

のり「ジュンちゃん楽しみねー」
雛苺「ねー!」
JUM「何勝手に話を進めて…」
巴「まぁ桜田さん落ち着いて…」
水銀燈「しばらく退屈しないわねぇ…」

272: 2008/08/14(木) 15:39:56.30 ID:SJ5+kBifO
ピンポーン

みつ「こんにちはー!」
のり「あの、どちら様で…」
金糸雀「またまた登場かしらー!皆々様ー!」
みつ「はじめまして。カナのマスターの草笛みつです」
のり「はじめまして。桜田のりです。立ち話もなんですからどうぞ」

みつ「お邪魔しまーす…ってああああああ!ローゼンメイデンのドールズゥゥゥゥゥゥ!」
真紅「何?何?何が起こったの?!」
翠星石「放すですデカ人間!」

………

水銀燈「今日はやけに騒がしいわねぇ…ってあらぁ?」

みつ「あっ…」
水銀燈「………(目が合っちゃたわぁ……)」
みつ「…こっちの子もかわいい!」
水銀燈「一時退避よぉ!」
翠星石「とにかく翠星石達を放すですぅ!」
真紅「だれかこの状況を説明して欲しいのだわ」

281: 2008/08/14(木) 16:16:56.86 ID:SJ5+kBifO
JUM「なんだか下がさわがしいな」
雛苺「ヒナちょっと見てくるの」

ガチャ

水銀燈「ちょっとかくまって頂戴!」
雛苺「あれ?水銀燈?」
JUM「お前また真紅たちにちょっかい出したんだろ」
水銀燈「そんなことしてないわよぅ…いきなり大女が…」

バタン!

みつ「さらに二体見ーつけた!…ってあれ?」
JUM「あの、どちら様でしょうか?」
みつ「あなたね、かわいくなりたいのは!」
真紅「そうよ!」
翠星石「ですぅ!」

JUM「別に僕がかわいくなりたい訳では…」

287: 2008/08/14(木) 17:19:08.74 ID:SJ5+kBifO
真紅「…で、ジュンをかわいくするみっちゃんさんのアイデアっていうのは何かしら?」
みつ「ジュンジュンの写真を見せてもらって思ったのよ、アクセサリーや小物が足りないなーって」

JUM「…写真?最近写真なんか撮った覚えは無いけどなぁ…」
みつ「これよ、これ」

-第1回 ドール対抗ジュンの衣装選び選手権(仮称)の写真-

JUM「だぁぁぁぁ!いつの間にぃぃぃぃ!一体誰だよ!」
雛苺「トモエが撮ってたのよー」
水銀燈「そういえば携帯で撮ってたわねぇ」
翠星石「最近の電話は侮れないですぅ」
JUM「柏葉ぁぁぁ!」
巴「ごめんなさい、あんまりかわいかったからつい…」
JUM「ついって……他のはともかく、このベビードールのは法的にマズいだろ……」
巴「大丈夫よ。関係者以外には見せてないから…」
蒼星石「そういう問題じゃないような…」

292: 2008/08/14(木) 18:00:07.89 ID:SJ5+kBifO
真紅「それはさておき…みっちゃんさん?ジュンに何をするの?」
みつ「これよこれ!私の知り合いにこういう趣味の人が居てね、事情を話して貸してもらったの」
雛苺「わー、お洋服がたくさんなのー!」
翠星石「こっちは小道具ですぅ」
水銀燈「これは何かしらぁ……ネコ耳のカチューシャ……?」
のり「かわいい道は奥が深いのねぇ」

……数十分後

みつ「はーい、ジュンジュンこっち向いてー」
JUM「はいはい」
みつ「うーん、いい感じ♪じゃあ次はこれを着て、これを付けてね」
JUM「はいはい(何をやってるんだ僕は…)」


翠星石「…なんか間違ってる気がするですぅ……」
水銀燈「服は分かるとして怪しげなステッキに銃や刀剣、耳や尻尾はなんなのかしらねぇ…」
雛苺「あー!あれテレビで見たことあるのー!」
真紅「………今夜はのりの部屋で反省会なのだわ」
蒼星石「やっと気付いてくれたね真紅」

巴「桜田さん、かわいい…」

296: 2008/08/14(木) 18:24:47.88 ID:SJ5+kBifO
>>295
あるあるwww

304: 2008/08/14(木) 19:14:48.65 ID:SJ5+kBifO
その日の夜

真紅「ジュンは?」
翠星石「なんかひどく疲れたらしくもう寝たですぅ」
真紅「で、雛苺は?」
蒼星石「雛苺も寝たみたいだよ」
真紅「まあ、雛苺はいいわ。で、何故あなたがここに居るのかしら?」
水銀燈「あら、ご挨拶ねぇ真紅ぅ。勝手に巻き込んでくれたくせに」
真紅「まあいいわ、状況を整理しましょう」

翠星石「ある日突然チビ人間が女になってたですぅ」
真紅「で、私は私の下僕に相応しいレディに育てるために奮闘し始めた…」
蒼星石「で、あれこれやってる間に訳が分かんなくなったんだよね」

水銀燈「……原因を究明してあの人間を元に戻すって選択肢は無いのぉ?」

真・翠・蒼「…………!」

翠星石「蒼星石!なんで今まで気付かなかったですぅ!」
蒼星石「何で僕に言うのさ!真紅、なんでこんな基本的な事に…!」
真紅「気付かなかったのはお互い様じゃないの!
   ちょっと水銀燈!最初に巻き込まれた時に貴女が教えていればこんな事には…」

水銀燈「だって聞いてこなかったじゃなぁい!」

真紅「と、とにかく!明日から原因探しよ!以上解散!」
水銀燈「まだ付き合わされるわけぇ?」

308: 2008/08/14(木) 19:43:33.53 ID:SJ5+kBifO
翌朝

真紅「ちょっとジュン!」
JUM「くんくん変身セットなんか着て、今日は何をさせるつもりなんだ?」
真紅「ちょっと聞きたいことがあるのよ…女になった前後で変わったこと無かった?何でもいいわ」
JUM「変わってない事の方が少なすぎて思いつかないよ」
真紅「変わったものを食べたとか、変わった人に会ったとか」
JUM「別に変なものは…変な夢ならよく見るようになったけどね」
真紅「どんな夢?」
JUM「白い服を着た人形…かな?こっちをじっと見てるんだ。」
真紅「他に特徴は?」
JUM「片目…右目だったかな?花が咲いてるんだ」
真紅「よく覚えてるわね」
JUM「何でかな…やけにはっきり覚えてるんだ」
真紅「そう、他に何か思い出したら教えてちょうだい」
JUM「……(今日は何も無し…か)ふぅ」

313: 2008/08/14(木) 20:22:47.79 ID:SJ5+kBifO
真紅「……という訳なのだわ。人形か人間かはわからないけど、白い服で片目が花の何かが関係してる可能性があるのだわ」
金糸雀「で、カナたちみんなで探すのかしら?」
雛苺「ヒナもがんばるのー!」
翠星石「蒼星石?何を考え込んでるですか?」
蒼星石「白い服で片目が花のドールに何か引っかかるものがあって…」
水銀燈「わたしもなぁんか引っかかるのよねぇ…たまに気配みたいなものも感じるし」

真紅「案外犯人は近いかも知れないわね」

………

JUM「平和だ…」

317: 2008/08/14(木) 20:40:36.97 ID:SJ5+kBifO
数日後

翠星石「駄目ですぅ…手掛かりすらつかめないですう…」
金糸雀「nのフィールドは広すぎるかしら」
雛苺「ヒナあきたのー!ぶー!」
真紅「でも、常に気配は感じるし、今でもジュンは夢に見るらしいから近くにいるのは間違いないのだわ…」
蒼星石「! ひょっとしたら普段はジュン君を見張ってるんじゃないかな?」
真紅「何のために…」
蒼星石「それは分からないけど、闇雲に動くよりは…」
水銀燈「あの人間の部屋にある出入り口ねぇ…窓とモニター…?」

真紅「作戦を立てるわよ」

321: 2008/08/14(木) 21:03:15.29 ID:SJ5+kBifO
真紅「問題のドールが出入り口から見張っているとして…」
翠星石「こちらから仕掛ければ向こうに逃げられてしまうですぅ」
蒼星石「退路を絶つ必要があるね」
水銀燈「フィールドの内側から追い出すしか無いわねぇ…」

真紅「こうしましょう。私と水銀燈がフィールドの内側から仕掛けるわ。その間、問題のドールに気付かれないように金糸雀と翠星石と蒼星石、雛苺はジュンをエサに注意を引いてちょうだい。」翠星石「うまくあぶり出せたとしてもまた逃げられるかも知れないですぅ」
水銀燈「そのためにあなた達がいるんでしょ?そうでしょ、真紅ぅ?」
真紅「相手が出てきたところを翠星石と雛苺で捕縛、金糸雀はバイオリンで窓とモニターを破壊してちょうだい」
翠星石「まかせろですぅ」
雛苺「ヒナがんばるのー!」
金糸雀「そういうことなら任せるかしら」
蒼星石「で、僕は何をすれば…」
真紅「蒼星石は…えぇと…その…
   独自の判断で動いてちょうだい」
蒼星石「真紅…思いつかなかったんだね…」

327: 2008/08/14(木) 21:16:45.61 ID:SJ5+kBifO
物置にて

真紅「作戦開始よ!予定通りに」
水銀燈「真紅ぅ、足を引っ張らないでねぇ…」
真紅「それはこっちのセリフなのだわ!」

………

翠星石「こっちも始めるですぅ!」

ガチャ!

翠星石「チビ人間!この衣装に着替えるですぅ!」
JUM「なななな何だぁぁぁぁ!ここのところ静かだったからもう諦めてくれたと思ってたのにぃぃぃぃ!」
翠星石「甘いですぅ!油断したところに仕掛けるのは基本中の基本ですぅ!
    チビ苺!苺轍でジュンをふんじばるですぅ!蒼星石!脱がすのも面倒だから服は切り刻んじまうですぅ!」
雛苺「はーい!なのー!」
蒼星石「ジュン君、ごめん!」
JUM「やめてくれぇぇぇぇぇ!」
翠星石「オホホホホ!いい声で鳴きよるですぅ!」

329: 2008/08/14(木) 21:28:05.63 ID:SJ5+kBifO
nのフィールド

真紅「水銀燈、二手に分かれるわよ!」
水銀燈「じゃあ私はモニターから仕掛けるわぁ」

ジュンの部屋

翠星石「次はこれを着るですぅ!」
JUM「ってそれボンデージじゃないか!どこからそんなものを…」
翠星石「イヤだというなら別にいいですよぉ…その時はこのスイドリームが…」
JUM「もうわかったよ!着ればいいんだろ着れば!(あれ…目から熱いのが…なんだか視界がにじんできた…)」
雛苺「翠星石怖いのー」
金糸雀「かしらー」
蒼星石「翠星石…君は…」

332: 2008/08/14(木) 21:45:34.33 ID:SJ5+kBifO
nのフィールド

真紅「あれは…見つけたわ、ホーリエ!」

水銀燈「あらぁ?こっちは外れだったみたいねぇ」

ジュンの部屋

翠星石「来たです!チビ苺、準備はいいですか?スイドリーム!」
雛苺「いっけー!なのー!」

捕まる白い服のドール、遅れて現れる真紅と水銀燈

真紅「金糸雀!」
金糸雀「受けてみるかしら!沈黙の鎮魂歌!」

沈黙の鎮魂歌を受けて砕け散る窓とモニター

真紅「さあ、話してちょうだい。貴女がジュンを女にしたの?」
雪華綺晶「女に…したの…?」
真紅「ふざけないで!」
雪華綺晶「わたしはお父様を…探していただけ…
     お父様の気配を感じて来てみたら…あなたのマスターが女に…
     面白かったから…見ていた…だけ…」
水銀燈「お父…様…?」

ガチャ!

339: 2008/08/14(木) 22:13:15.14 ID:SJ5+kBifO
ガチャ!

のり「さっ、さっきの音は何かぁ!ドッ、ドロボーかぁ!」

雪華綺晶「………」

雛苺「あーっ!」
翠星石「すり抜けやがったですぅ!」
蒼星石「待てっ!」

物置の鏡に消える雪華綺晶

のり「何今の…ユーレイ?」
翠星石「多分ドールですぅ…でも…」
真紅「ずいぶん異質なドールだったのだわ…それよりも…」
蒼星石「ジュン君を女の子にしたのがお父様かも知れないなんて…」
真紅「あぁお父様!私達7体を作っただけでは飽きたらずジュンまで…!」
水銀燈「…で、そのジュン君はここでシーツにくるまって泣いてるわけだけど何があったのかしらねぇ…?」
翠星石「そ、それは事故です!作戦成功のための尊い犠牲というやつですぅ!オホホホホ…」
真紅「翠星石、蒼星石…!あなた達庭師の姉妹が責任を取りなさい!」
翠星石「はいですぅ…」
蒼星石「止めなかった僕も悪いか…」

この双子の『責任取り』によりこの日の惨劇?はジュンの記憶から消えることになる

343: 2008/08/14(木) 22:43:46.10 ID:SJ5+kBifO
翌日

真紅「さて…お父様が犯人である可能性が出てきた訳なのだけど…」
水銀燈「でも、アリスにならないとお父様には会えないのよねぇ…」
翠星石「翠星石はアリスゲームはしないですよ」
蒼星石「でも他に方法は…」


真紅「とりあえず、ダメ元であのうさぎにお願いしに行ってみるのだわ。みんなもいらっしゃい」

345: 2008/08/14(木) 22:58:25.77 ID:SJ5+kBifO
nのフィールド

ラプラス「おや?皆さんお揃いでどちらへ?世界には無数の穴があり…」
グイッ
真紅「今あなたの御託を聞いてる暇は無いのだわ…お父様の所への扉を開いてちょうだい…!お父様が近い次元にいらっしゃるのはわかってるのだわ…!」
ラプラス「でも、貴女には会えな…」
バキッ!
真紅「…だからこうしてお願いしてるのだわ…!お父様の所への扉をひ・ら・い・て・ちょ・う・だ・い…!」
ラプラス「………
     ささ、こちらです」
真紅「ご苦労」


水銀燈「ずいぶん変わった『お願い』の仕方ねぇ…」
翠星石「…今の真紅にはセガールでも勝てないですぅ…」

350: 2008/08/14(木) 23:22:26.71 ID:SJ5+kBifO
ローゼンの部屋

ローゼン「(?真紅?それに…)」
真紅「お父様…」
ローゼン「(真紅…)」
真紅「お父様ぁぁぁぁ…」
ローゼン「(真紅ぅぅぅぅ…)」
バッキィィィィ!
金糸雀「キャァァァァ!お父様が吹っ飛んだのかしらぁぁぁぁ!」

真紅「ジュンを女の子に変えたのはお父様?」
ローゼン「(済まない真紅…これには事情が…)」
真紅「問答無用!」

………

水銀燈「真紅が紅く輝いてるわぁ…」
蒼星石「真紅…きみはそんなにまでジュン君を…」
翠星石「通常の3倍ですぅ!トランザム発動ですぅ!」

………

真紅「ジュンを元に戻しなさい。さもないとまた来るのだわ…」
ローゼン「(ばい…ずびばぜんでびた…)」

真紅「さあ、帰るわよ」
水銀燈「私達が着いて来た意味ってあったのかしらぁ…?」
翠星石「お父様は一体何がしたかったですか?」
蒼星石「世の中知らない方がいい事もあるらしいよ…」

358: 2008/08/14(木) 23:42:12.94 ID:SJ5+kBifO
翌朝

真紅「ジュン、起きなさい。体はどう?」
JUM「ぅう~ん…どうって…あれ…元に戻ってる…?僕の体…」
雛苺「わーい!いつものジュンなのー!」
翠星石「やっといつものチビ人間に戻りやがったですぅ。翠星石は毎日心配で心配で…」
蒼星石「心配ならおもちゃにするのかい?」
JUM「そういえばお前ら、最近こそこそ動いてたみたいだけど、僕の体を戻すために…?」
翠星石「まあ、そんなところですぅ」
JUM「何が原因だったんだ?」
真紅「それはその…。と、とりあえずのりに報告してきたら?」
JUM「うん、そうだな、真紅」

………

翠星石「真紅ぅ、どうごまかすですか?」
真紅「nのフィールドに棲む魔物のせいとでも答えとくのだわ」
蒼星石「あながち間違いではないね」

367: 2008/08/14(木) 23:53:47.96 ID:SJ5+kBifO
JUM「お姉ちゃん!僕の体が元に戻ったよ!」
のり「あら…そうなの…残念ねぇ…。いま荷物が届いたばかりなのよぅ」
巴「そんな…」
JUM「なんだよそのリアクション…」
みつ「でもでも、世の中には女装美少年萌えっていうのがあってね…」
巴「桜田君…」
のり「さあジュンくん、お着替えしましょうね♪」

JUM「うわぁぁぁぁ!何をするやめろぉぉぉぉ…」

ジュンの受難の日々はまだまだ続きそうである

 - 一応完 -

371: 2008/08/14(木) 23:59:52.57 ID:SJ5+kBifO
何とかID二つで済んで良かった

引用: 真紅「ジュンが女の子になったわ」