136: 2017/12/28(木) 21:37:57.82 ID:/xlwmoUX0
最初から:外地鎮守府管理番号 88
前回:第六話 英雄の条件:前編
「司令官~。助けてぇ くだっ ヒック うェエ――――ん。」
川内「泣くな!泣く暇あれば回避行動をしろ!」
ちっちゃなちっちゃな鎮守府。
与えられる任務といえば本土近海の哨戒任務。
「司令官!一緒に頑張っていきましょう!」
初期艦として配属され鎮守府の最高責任者である司令官と二人三脚で。
戦功を挙げていけば当然の様に更なる戦果を求められる。
無情な戦時体制化の常というのを理解していた司令官は
『 ほどほど 』と言う言葉をしっかりと理解していた。
だから鎮守府の規模が大きくなることはなかったが最前線に叩き込まれるという事はなかった。
そしてその『 ほどほど 』を体現する為に大規模作戦にも一応の参加はさせられていた。
鎮守府の規模に合わせて行われる強制徴募。
自己の鎮守府では最先任かつ錬度最高という事で自分が参加していた。
重量艦隊、横綱級、煌びやかとか豪壮華麗とか。
とにかくそういった美辞麗句が似合う精鋭達が道を作り舗装された安全な道を通って。
効率性と言うものを良く理解したパッケージサイズに纏められた物資を運ぶ輸送部隊に参加。
これが彼女、吹雪が今まで参加して見知った大規模作戦なのだ。
135: 2017/12/28(木) 21:36:16.72 ID:/xlwmoUX0
第七話 英雄の条件 中編
137: 2017/12/28(木) 21:38:49.90 ID:/xlwmoUX0
敵はまず出てくることもなく哨戒も主に通商破壊目当ての潜水艦相手。
大型艦は味方の先行部隊や警戒部隊の戦艦や空母、重巡といった艦娘が始末してくれている。
だから、吹雪にとって本当の意味での戦場と言うのを味わうのは今回の大規模作戦が最初だった。。
吹雪「あっ、あぁっ、あぁああ!!」
簡単な輸送作戦に参加して予め決められた回数、それも今まで達成した者等いなかった大規模作戦参加20回。
それを達成して多額の恩給を貰って軍を退役して後は余生を過ごす。
いや、実家のある故郷へ帰って畑仕事や、早い話、家業の農家を継いでいい人見つけて、幸せな家庭を。
もしよければ司令官と。それは甘酸っぱい、少女の描く夢。
そんな夢を描いていたのに。
138: 2017/12/28(木) 21:39:58.08 ID:/xlwmoUX0
目の前に広がっているのは一緒に作戦参加した他の鎮守府艦娘達の凄惨な光景だった。
有る物は腕を失い、有る物は既に形がない。
多くはフレッシュミートパイになり海上を漂っている。
『 者 』が『 物 』へ変わる。
剣林弾雨、山屍血湖。
白が三に赤が七。
激しい砲戦の後、見渡す限りの周囲は敵味方双方の氏体が浮かんでいる状況だった。
それでも自分が生きている事が出来るのは自分の存在を的に利用しようとした
艦隊司令部の偉い人が手配をしてくれた頼もしいボディガードのお陰だろう。
長門「吹雪。ほうけている暇はないぞ。」
ポンと肩を叩かれ顔を向ければ頼もしい戦艦の艦娘の姿。
摩耶「姐さん。やっぱまずった感じ?」
長門「まずるもなにも、なぁ。」
顎をしゃくるその方向には奮戦空しく骸と成り果てた自分以外の輸送任務に付いていた艦娘。
長門「襲撃して橋頭堡の確保と同時に揚陸作戦と言うのはまぁ、分からないではないのだがな。」
雪風「いかんせん敵の砲台に足が生えている事を失念でもしていたのかと問いただしたいですね。」
憤懣遣る方なし、雪風が憮然とした表情で告げる。
そうなのだ敵の陸上砲台には足があり何処へでも移動できる。
139: 2017/12/28(木) 21:41:02.55 ID:/xlwmoUX0
長門「上陸時までこちらへの砲撃が無いのを怪しまないのがそもそも危機感の欠如であろうよ。」
時雨「とは言っても敵の主力は引きつけて先行した艦隊が叩いてはいるんだろうけど。」
長門「そういえば。提督曰くここは戦略的に見れば重要拠点ではあるが
現在構築できてる本土防衛線を崩してまで本来取りに来るべき地ではないそうだ。」
時雨「ここの重要性についての話しかな?」
長門「あぁ。作戦要綱の説明時にメリット、デメリットを教えてくれた。」
長門「付け加えるならデメリットが勝ると言っていたぞ。」
長門「はっきり言って状況は良くないな。」
吹雪「そっ、そんなにですか!?」
長門「そうだな。負け戦だ。」
凡そ躊躇われるであろう負けということをあっさりと認める長門。
時雨「じゃぁ、どうするかい?」
長門「尻に帆をかけて逃げるとしようか。」
摩耶「マラソンかい?」
長門「そうだなどちらかと言うなら鬼ごっこだな。」
雪風「捕まったが最後、罰ゲームが酷そうですね。」
長門「あぁ、その前にだ。伯爵、周囲の索敵状況を聞けるか。」
グラ「そうだな。悪い情報ならグロス単位で店開き出来るほどあるな。」
川内「あら、奥様聞きました?」
摩耶「えぇ。聞きましてよ?悪い情報のバーゲンセールですってよ?」
長門「それで、どんな状況なんだ?」
誰の目にもして負け戦と判じれるほどの危機的状況であるにも関わらずふざける余裕のある一同。
グラ「まぁ、その前に珈琲でも飲むことにしよう。」
吹雪「コっコーヒーィブレイクゥ?!」
吹雪が天を仰ぎ、あきれる様な頓狂な声をあげるのを余所にグラーフから珈琲を受け取る一同。
140: 2017/12/28(木) 21:42:21.55 ID:/xlwmoUX0
時雨「あぁ、流石だね。いい豆だ。」
吹雪「コーヒーなんて飲んでる場合じゃないでしょぉ!?」
長門「吹雪よ。戦闘経験が浅いのは分かるが鉄火場では冷静さを失ったものから命を落とすぞ。」
摩耶「そうそう。海底で魚の餌になりたくなければ少しは落ち着きなって。」
ほれと出される自分の分。
そのカップから立ち上る香りはとても芳醇で芳しく。
吹雪「美味しい。」
グラ「うむ。で、あろうな。」
満足げにうなずくグラーフ。
長門「さてと、落ち着いたところで状況整理だ。」
長門「幸いにして揚陸予定であった島側からの攻撃は現在沈黙している。」
雪風「陸からの砲撃が現状ない事を考えればを先行部隊が砲台を潰してくれてはいるようですね。」
長門「楽観は良くないがな。さて、伯爵、周囲の索敵状況、それから残存味方艦隊の状況を頼む。」
グラ「物資揚陸地点と決められた場所を中心として三方向から敵の艦隊が此方を包囲すべく進撃中。」
グラ「重ねていうならば進撃中の艦隊はバランスよく戦艦と空母が混ざっている。」
長門「ふむ。なかなか酷い状況だな。」
グラ「といっても最悪ではないな。周囲で統制を立て直しつつある味方艦隊と連絡を取ることは出来た。」
グラ「重傷者を抱えている艦隊とは連絡をとっていない。」
長門「成る程。いい知らせだ。」
吹雪「あの傷病者がいるのを放っていくんですか?」
川内「義理がない。」
摩耶「吹雪。気持ちは分かるけどあたしらには余裕が無いんだ。」
雪風「そうですね。現在の状況は既に撤退戦。敵は追撃、それも包囲殲滅戦になっています。」
雪風「傷病者。特に重傷者というのはここを抜けて帰り着いても再度の戦線復帰は厳しいでしょう。」
雪風「高速修復財が治せると言っても無いものを復活させる能力があるとは雪風は聞いた事が有りません。」
雪風「非常に遺憾ではありますが・・・・。」
臓腑から搾り出す。そんな表情を見せながら雪風が説明をする。
後方の輸送任務で安寧を浴してきた自分と比べその駆逐艦は、
陽炎型、その8番艦雪風はどれほどの修羅場を潜り抜けてきたのだろうか?
まさしく、無念。味方を見捨てざるを得ない状況に陥っていることへの怒り。
その双方が言葉に込められていた。
長門「無能な味方、特に上層部にそれが存在することは実に腹立たしいな。」
長門「とぼやいた所で始まらん。伯爵が接触してくれている味方と合流を急ごう。」
一同「了解。」
141: 2017/12/28(木) 21:43:26.48 ID:/xlwmoUX0
日向「いやぁ、敵包囲網の中にありながら
コーヒーブレイクのお誘いを受けてどんな奴かと顔を拝みにくれば。」
日向「君か。」
長門「何処かで逢っていたかな?」
日向「一文字三星の毛利紋と白兎のファンネルマーク。」
長門の煙突に書かれる固有識別マークを指差しながら返答する日向。
日向「『火車曳兎』『業火雷槌』その武勇を称える二つ名に事欠かない有名人だ。」
日向「総じて共通するは万夫不倒、敵を頃す悪鬼羅刹の伝説。」
日向「昔の新人艦娘時代に聞いた英雄譚だが
余りにむちゃくちゃな話過ぎてフーファイターか何かと思っていたよ。」
142: 2017/12/28(木) 21:44:59.56 ID:/xlwmoUX0
摩耶「ヒュウー。姉さんそんなにやばい伝説持ちなの?」
日向「あぁ、鉄底海峡作戦では探照灯で自身の位置をあえて知らせ
敵を大量に引きつけ全滅させた戦闘狂と聞いている。」
長門「そうするしかなかったんだ。昔の話だ。」
日向「とはいえその後の活躍はまったく音沙汰無しだったのでね。
流石に沈んだのかと思ったものだ。」
日向「それが、まさか、まさか。生きていたとは地獄に仏と言う奴だな。」
日向「呉軍管区第三鎮守府所属だ。私と空母が1名、駆逐が4名。世話になる。」
長門「外地鎮守府管理番号88所属だ。まぁ、よろしく頼む。」
握手をする二人。
日向「我々はそちらに対して経験が乏しい。総旗艦としての指揮はそちらにお願いしたい。」
長門「いいのか?我々が行く道は冥府魔道だぞ?」
日向「ここも地獄、そっちも地獄、なれば見知った顔がある方のがましだろ?」ニヤリ
長門「違いない。」ニヤリ
こうして長門達は合流した。
143: 2017/12/28(木) 21:45:46.20 ID:/xlwmoUX0
ル級「重巡棲姫様。まもなく包囲が完了します。」
重巡「戦艦は何て言ってる?」
ル級「島の裏側で万一に備えているので御自由にとの通信です。」
重巡「ふーん。戦果はこっちに譲ってくれるって訳か。ありがたいね。」
ル級「一気に攻め滅ぼしますか?」
重巡「悪くはないな。」
ル級「はぁ。」
重巡「今回、敵がこの地に突出してきてくれた御陰でね。
敵がきっちりと敷いてた敵本土防御警戒線に穴が開いてるのよ。」
144: 2017/12/28(木) 21:46:34.48 ID:/xlwmoUX0
ル級「あぁ、増援が見込めないのですか。」
重巡「理解の早い部下は何にもまして有難いわね。」
重巡「敵がわざわざ親切にもあけてくれた穴を利用しない手はない訳でね。
敵の本土進攻に向けていくつもの艦隊が動き始めている状態。」
ル級「終わった所には余力が有っても向けてはくれませんですよね。」
重巡「そういう事。なので残った手駒で追撃、戦果拡張をしないといけない。」
ル級「他所で火遊びをされるとこっちの薪が足りないという事ですか。」
重巡「そういう事。とりあえず、ここは私達が攻め勝ったと言えるかな。」
ル級「物量のごり押しでしたが・・・。」
重巡「まぁね。質的優勢は艦娘側だけど我々深海側は数量的優位に立てるからね。」
重巡「勝っている点で勝負をするのは自明の理でしょ?」
重巡「相手とのキルレシオが1対5で負けていても物量で押せるなら1の敵に10ぶつけてやればいい。」
重巡「単純に物量ですりつぶしてやればいい。」
145: 2017/12/28(木) 21:49:06.01 ID:/xlwmoUX0
ル級「次はどう動きます?」
重巡「そうだね。現状包囲網は完成しつつある。
そして敵が取ろうとした島を囲むように三方向から包囲する形。」
重巡「敵が教科書通りに動くなら島へ上陸して防御拠点を作りストロングホールドかな。」
ル級「上陸ですか。」
重巡「対艦という事なら陸地から砲撃する方が命中率はいいんだ。」
重巡「海の上は波が有って揺れるから陸上の拠点は狙いにくくなる。
対艦娘ということで海上ならお互いに直接射撃で狙えるけれど・・・。」
重巡「島に防御拠点でも作って遮蔽物に身を隠しながらこちらを砲撃という事になれば
間接射撃になる分こちらからの命中率は落ちる。
さらに敵からしてみれば救助が望めるならそうしたほうが生存率が高い。」
重巡「塹壕でも掘って砲身だけ此方に向ければ簡易トーチカみたいなものだな。」
ル級「上陸前に叩きますか?」
重巡「それが望ましいけれどこちらも敵の本土襲撃に向かわないといけないから
あんまり手勢を減らすわけにはいかないのよ。」
ル級「では、敵を島に追いやって適当に艦砲射撃で戦果拡張して撤収ということですか。」
重巡「敵の救援部隊が来るまで敵を包囲、攻撃しましたという実績を作った後に撤収
で、やることはやった言い訳は立つかな。」
重巡「追撃という意味ではバラバラの状態がやりやすいけど
纏まってくれているほうが包囲はやりやすいから敵が島に上陸するまで放置でいい。」
ル級「島の砲台小鬼が沈黙させられたのが痛いですね。」
重巡「しょせんは使い捨てだから気にすることはないさね。
残っていたところで上陸されれば瞬殺だろうしな。」
ル級「では全体に包囲の間隔を詰めて行きます。」
重巡「宜しく。」
重巡「包囲が完了したら適当に艦砲射撃で弾ばら撒いて撤収するよ。
ヲ級の艦載機に攻撃させようにも茂みが多いようじゃ難しいだろうし。」
ル級「茂みを焼き払えるだけの弾薬も残ってませんしね。」
重巡「次のパーティーへのお誘いも来てるしな。」
ル級「了解です!」
146: 2017/12/28(木) 21:50:58.97 ID:/xlwmoUX0
島の裏側
タ級「撤収準備完了しました。」
戦艦「お疲れ様。最低限の艦隊だけ残して撤収するわよ。」
タ級「よろしいのですか?」
戦艦「救援が来るまで敵も島に篭るでしょう。」
戦艦「当然こちらとしても島に篭られるのが一番厄介よ。」
戦艦「だから、あなたが敵に上陸して篭らせてもいいのかと聞くのも分かるわ。」
戦艦「でも、今は島に篭ってくれた方がこちらもありがたいの。」
タ級「?」
戦艦「敵が島に篭って救援を待つというのが大事。」
戦艦「敵の大艦隊を今回ほぼ壊滅まで持っていったわね?」
タ級「そうなりますね。大戦果です。」
戦艦「えぇ、そうね。そして敵は今回ここへ進撃した為に本来の防御線に穴を開けてしまっているほど。」
タ級「救援の為に戦力を割けばより厳しくなることは分かりますが・・・。」
戦艦「そうね。助けにくるのか?と言いたいのでしょ?」
戦艦「救援に来ずに見捨てるのではないか。って。」
タ級「はい。」
戦艦「その考えは私達から見れば至極当然よ。
でもね。軍隊という組織の中でそれをやっちゃまずいのよ。」
タ級「不味いのですか。」
自分達との考え方の違いに驚きつつも返答するタ級。
147: 2017/12/28(木) 21:52:42.50 ID:/xlwmoUX0
戦艦「えぇ、最低限、救援に向かったくらいのポーズはとっておかないとまずいわ?」
戦艦「ここに進撃して来た娘達は上の命令で向かってきたの。
馬鹿の独断専行や勝手な進軍とかではなく。
上が立案した勝ち目が薄い戦いを忠実に実行する為にね。」
タ級「結果はご覧の有様ですが。」
戦艦「だけにね、上が見捨てると他で同じような事になったときに
今度は自分達が見捨てられるんじゃないかって思う兵士が出るわ。」
タ級「恐怖の伝染ですか。」
戦艦「上が信用ならないと思われた軍組織というのは脆いものよ。」
戦艦「だけに形だけでも救援のポーズは必要なの。
今回の様に上の指示を忠実に守った兵士を相手にした場合はね。」
タ級「救援に来る様な事になりますと敵の防衛線の穴が広がりますね。」
戦艦「そう、それが狙い目な訳よ。重巡もそのギリギリラインまで包囲をして相手することでしょう。」
戦艦「私達にも召集がかかっているからこの地にあまり長く留まれないし。」
戦艦「敵がくれたチャンスは生かさないと。」
タ級「残していく戦力は最低限で宜しいのですか?」
戦艦「よっぽどの馬鹿でなければ島に篭るのが正解よ。」
戦艦「島の裏側に抜けて脱出を図るかもしれないけれど敵もそれなりに消耗しているに間違いないわ。」
戦艦「だから島で救援を待つのが正しい状況よ。」
タ級「それもそうですね。」
戦艦「さ、ここは残留部隊に任せて私達は敵の本土攻撃部隊として移動するわよ?」
タ級「補給艦の要請をしておきます。」
戦艦「お願いね。」
148: 2017/12/28(木) 21:53:39.55 ID:/xlwmoUX0
戦艦「あっ、そうそう・・・。」
タ級「はい?」
戦艦「いえ、やっぱりいいわ。補給艦の要請の連絡だけお願いね。」
タ級「了解。」
何かを言いかけ止める戦艦棲姫。
(敵の方が質的には優位なのは今も変わらずなのよね。)
(熟練の艦娘の中には私達姫級に匹敵する強さをもつ者達も偶にいるけれど・・・。)
(質的優勢で数的劣勢を跳ね返せるものかしら?)
(私達の方が数的優位にあるとは言え勝負は最後の時まで分からないものよね・・・。)
(いえ、流石に無いわね。)
何かに思い至り頭を振る。
(そんな狂人な真似をするとは思えないわ。)
(敵は島に篭って救援を待つでしょう。きっと。)
戦艦棲姫はそう考え一抹の不安を否定し本土進攻へ向けて移動を開始したのだった。
149: 2017/12/28(木) 21:58:12.19 ID:/xlwmoUX0
本日分はこれにて終了です
次回は包囲網からの脱出編で長門のお話は終了です
どうやって包囲網を抜けるのか?
勘のいい方はまさかなと思われているのではないでしょうか?
たぶん、正解です。それについては自分が次回どれだけ格好よく書けるかの問題です
乙レス、感想レスいつもありがとうございます、励みになっております
また、前回の更新時に暖かいお言葉を掛けていただき本当に感謝しております
では、また次回の更新もご都合宜しければお付き合い下さい
第八話 英雄の条件:後編
次回は包囲網からの脱出編で長門のお話は終了です
どうやって包囲網を抜けるのか?
勘のいい方はまさかなと思われているのではないでしょうか?
たぶん、正解です。それについては自分が次回どれだけ格好よく書けるかの問題です
乙レス、感想レスいつもありがとうございます、励みになっております
また、前回の更新時に暖かいお言葉を掛けていただき本当に感謝しております
では、また次回の更新もご都合宜しければお付き合い下さい
第八話 英雄の条件:後編
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