野久保「雄ちゃん何そのバッグ」
上地「ちょっと今度の役作りで」
野久保「役者の仕事なんかしてたっけ」
つるの「でもそれ重くね？」
真紅「重くないのだわ」
つるの「直樹今なんか言った？」
野久保「きっと天井裏のmisonoの声だよ」

つるの「え、それスタジオまで持ってくの？」

雄輔「なんか置いてったら怒るって」

野久保「誰が？」

真紅「私がなのだわ」

つるの「misono今なんか言った？」

雄輔「それ紳助さんや」

中村「仲間を救え！　底抜けドボン中略」

つるの「げっ、絵しりとりかよ！」
野久保「misonoごめん」
misono「がｗｗｗんｗｗｗばｗｗれｗｗやｗｗーｗｗいｗｗｗｗ」
雄輔「のくちょっとこのバッグ持ってて」
野久保「はい」

　　　　＝本番＝

つるの「またルかよ！」
つるの「よっしゃ、これだ！」

野久保「何あのサル」
真紅「ルパン三世なのだわ」
野久保「！　わかった！」

　　　　＝収録終了＝

つるの「お前今日調子良かったな」
野久保「あの声は誰の声だったんだろう」
雄輔「misonoだろ」
野久保「ああmisonoか」

野久保「さて、楽屋に……！！」
雄輔「どうしたのく……！」


堂本剛「……」
つるの「し……氏んでる！」

雄輔「なんででっかいコナン君が氏んでんの？」
つるの「雄輔それ金田一や」
野久保「ペロッ……これは……」

野久保「フジテレビ名物33分探偵の撮影現場ジャック！」

つるの「何だそれ」
雄輔「聞いたことがあるぜ……ある日俺が楽屋で休んでいたら」
つるの「たら」
雄輔「目が覚めたら前髪の黒いところがなくなってた」
野久保「それ自然に消えたんだ」

つるの「ドアには鍵が掛かっていなかった」
野久保「誰にでも犯行は可能だったんですね」
雄輔（事件があったとき、俺たちはスタジオで収録中だった）

真紅「犯人は出演者たちの中にいるのだわ」
つるの「なんだって！」
雄輔「えちょ」
野久保「雄ちゃん、本当なんですか！」
雄輔「いやま」
つるの「そんな可愛い声で宣言するってくらいだから本当なんだな！」
雄輔「おまちょ」

真紅「今日この撮影所を使っていたのはヘキサゴンの面々だけなのだわ」
野久保「そうか……それじゃあ、犯人は、ヘキサゴン出演者の中に居る！」
雄輔「いやADさんとか」
つるの「ADさんたちは収録中、みんなスタジオでがんばっていた」
野久保「そのADさんたちが犯行に及べるわけがない！」
雄輔「いや、出演者のほうがよりスタジオに入り浸ってたと思うよ？」
真紅「撮影中にどこかにいなくなった人がいるはずなのだわ」
つるの「よし、今日収録した分の映像を見せてもらいに行こう！」
雄輔「なにこれ」

　　＝なんかあのモニタとかいっぱいある部屋＝

野久保「収録分を良く見たけど……誰も途中で居なくなってなんかいないですね」
つるの「今日はFUJIWARAも来なかったしな」
野久保「あの二人居たらもうあの二人で決定なのにね」
雄輔「地味にひどくね？」

つるの「はっ」
つるの「異議あり！」
雄輔「何なのこれ」
つるの「雄輔、さっきお前はこう言ったな」
つるの「この撮影所を使っていたのは俺たちだけだと」
雄輔「はい　いや、いいえ」
真紅「言ったのだわ」
野久保「その可愛い声で確かに言いましたね、雄ちゃん！」
雄輔「いえ　あ、いやもう　はい。はい」
つるの「しかしそれはおかしいっぞ」

つるの「何故堂本剛が俺たちの楽屋に居たのかを考えれば……」
野久保「そうか！　犯行当時、収録現場内には、33分探偵の撮影班も居たはずだ！」

雄輔「そうなの？」
真紅「違うのだわ」
雄輔「違うらしい」
つるの「何ぃ！」
野久保「説明してください雄ちゃん！」
雄輔「えわかんない」
真紅「するのだわ」
雄輔「します」

真紅「33分探偵はなにしろ時間がないのだわ。主演はツアー中、ヒロインは躁鬱、刑事役はハゲているのだわ」
雄輔「だそうです」
つるの「今をときめく俺たちを差し置いてツアーだと……！」
野久保「調子に乗るな」
つるの「すいません」

真紅「彼らが撮影を行うために撮影所を訪れたなら、さっさと撮影だけを済ませていくはずなのだわ」
つるの「そうか！　俺たちの楽屋に立ち寄る理由なんかない！」
野久保「テレビ局内のシーンが必要な回は、もう前回放送していましたもんね！」
雄輔「え、見てるの？」

野久保「じゃあ何故あの人は僕らの楽屋に」

真紅「古来より無人の部屋に忍び込む理由は一つしかないのだわ」
つるの「！　そうか！」


つるの「堂本剛は俺たちのファンだったんだ！」
野久保「調子に乗るな」
つるの「すいません」

雄輔「つまり被害者は俺たちの部屋に空き巣に入った！」

つるの「な」
DAIGO「なんだってウィッシュ」


つるの「誰お前」
DAIGO「でもおかしくないですか」
雄輔「え何が」
DAIGO「年季の入ったアイドルが出たてペーペーのアイドルモドキの楽屋に忍び込んでまで奪いたいものがあるとは思えな」
四人「「「「ウィッシュ」」」」
雄輔「そ、そうか……」
雄輔「じゃなくて」
雄輔「どうなの？」
真紅「そもそも空き巣にはいったとは言ってないのだわ」
真紅「人の話を聴け」
雄輔「すいません」

真紅「被害者がこの撮影所を訪れた理由はただ一つ」

１．堂本兄弟収録のため
２．しんどいの収録のため
３．僕らの勇気～未満都市～の撮影のため

つるの「じゃあ２で」
野久保「じゃ僕は３」
DAIGO「俺も３で」
つるの「えじゃあ俺も３」
紳助「じゃ３で」

真紅「答えが出揃ったようなのだわ」

真紅「答え！」

真紅「３を選んだ貴方は慎重派」
真紅「蝉の抜け殻がラッキーアイテムなのだわ」

つるの「蝉今年いなかったんだけど」
野久保「つるのさん」
野久保「見つけられなくても探すんです」
つるの「直樹……」
雄輔「そうですよ！」
雄輔「いつかたどり着く日までがんばるって決めたじゃないですか！」
つるの「そうだな……そうだったな」
つるの「蝉がいないくらいでくじけられるかよ！」
つるの「取り戻すんだ！　蝉の声の響き渡る夏を！」



羞恥心は地球温暖化による環境破壊を許しません

公共機構です

おわり

終わったwwwwwwwww

次回

伊藤「う、うわああああ！！　し、氏んでるううう！！」

梶原「違う、俺やない！　西野を殺ったんは、俺やない！」
板倉「27時間テレビでのことを考えれば……」
田中「この中の全員に、動機があった……！

錯綜する、謎

虻川「あたし、西野と付き合ってた……」
伊藤「！　あ、虻ちゃん……」

若者たちの心の闇

塚地「映画出演キャラは……俺だけでよかったんやああああ！！」

明かされる、真実―――


山本「この簡単な事件―――――


　　　　　　　　　　　　　俺が33分持たせてやる」



DAIGO「ウィッシュ☆」

待て、次回