1: 2008/07/07(月) 18:17:38.84 ID:itYmOmKxO
真紅「バイオハザード…4?」
翠星石「どうしたですぅ?真紅」
真紅「これなんだかわかる?」
翠星石「なんですぅ?このドーナツをペチャンコにした様な形をしてるですぅ」
雛苺「ドーナツ食べたいのー」

ガジッ

雛苺「食べられないのー…」
翠星石「なんでもかんでも口に入れるんじゃないです!バカ苺!」
JUM「なにしてんだ?」
真紅「ちょうど良かったわJUM。これは何かしら?」
雛苺「ドーナツじゃないのー…」
JUM「バイオハザード4じゃないか。しかもGC版の」
真紅「ゲーム…キューブ?」
翠星石「なんですぅ?」
JUM「ちょっと待ってろ…確かここら辺に…」
真紅

11: 2008/07/07(月) 18:29:23.09 ID:itYmOmKxO
JUM「あった!」
真紅「それは?」
JUM「これがゲームキューブだ。コレをTVに付けて、そのディスクを入れて遊ぶゲームなんだ」
雛苺「面白そうなのー!」
JUM「今でやってみるか」

パカッ ガチャ

JUM「よし。準備完了だ」

ポチっ キュィィーン

雛苺「四角いのが出てきたのー!?」
翠星石「なかなか愉快な音楽ですぅ」
JUM「さぁ、始まるぞ…あっ!今日は図書館で勉強しないとなんだ!」
真紅「!これはどうすればいいのかしら?」JUM「説明書でも読んで勝手にやってろ!行ってくる!」

タッタッタッ

真紅「仕方ないわね…説明書はどこかしら?」
雛苺「これかなぁ?」
真紅「……えぇ。どうやらこれが説明書のようね」

…………………………
翠星石「成る程…とりあえず、NEWゲームから始めるですぅ」

ナインティナイティエイト…なんちゃらかんちゃら

真紅&翠星石「……」
雛苺「なに書いてあるかわかんないのー!つまんないのー!」

12: 2008/07/07(月) 18:30:42.95 ID:itYmOmKxO
携帯の電池切れそうなんで、家に着いてからまたかきはじめますwwwwww

20: 2008/07/07(月) 19:05:01.13 ID:itYmOmKxO
翠星石「うるさいです!」
真紅「静かにしてなさい!」
雛苺「うぅぅ…」
翠星石「男三人でキャンプファイヤー?…意味わかんないですぅ」
真紅「アメリカンジョークってやつね…」
雛苺「あーっ!オシッコしてるのー!」
翠星石「このヒゲ野郎最低ですぅ」
真紅「!…このヒゲ誰かに見られてる?」
翠星石「覗きですぅ…」
雛苺「えOちぃのー」
真紅「村に一人で行かせるの!?最悪な二人組ね!」
翠星石「あれ?動かないですぅ」
真紅「どうやらムービーが終わったようね…さぁ、誰が操作するの?」
翠星石「しゃーねぇーなぁーですぅ」
真紅「翠星石?順番にやるのよ?独り占めはしないでちょうだい?」
翠星石「わかってるですぅ!いざっ!出発ですぅ!」

バサッバサッ

翠星石「ヒィッ!?
真紅「カ、カラス?」
雛苺「翠星石?」
翠星石「び、ビックリなんてしてないですぅ!ただ………ビックリしただけですぅ…」
真紅「いいから先に進みなさい。それとも交代する?」
翠星石「だ、大丈夫ですぅ!」

21: 2008/07/07(月) 19:20:36.13 ID:itYmOmKxO
翠星石「トラックがあっていけないですぅ」
真紅「あの小屋にしか行けないようね」
翠星石「…よし、入ってみるですぅ…」

エクスキューズミー、サー?

真紅「またヒゲ面野郎が出てきたわ」
翠星石「なに語を喋ってるですぅ?…ヒィッ!?」
真紅「行きなり斧を!?」
雛苺「怖いのぉ…」

フリーズ!なんたらフリーズ!

真紅「ムービーが終わったわ!翠星石!」
翠星石「わわわ、解ってるですぅ!えーと、Rで構えて…Aで打つべし!打つべし!打つべし!」

バンッバンッバンッ

ウゥゥ… バタッ

真紅「やったわ!」
翠星石「どんなもんですぅ!」
雛苺「ムービーが始まったのー」

ガシャーン!ププゥー!

真紅「な、なにが起こったの…?」
翠星石「始まったですぅ!」
真紅「なんなの?この音楽…」
翠星石「と、とりあえず外に…!あ、あれ?開かないですぅ!」

24: 2008/07/07(月) 19:36:33.37 ID:itYmOmKxO
真紅「二階よ!二階に行きなさい!」
翠星石「わかったですぅ!」
真紅「…行き止まり…!」
翠星石「どうするんですぅ!?」
雛苺「窓から出れないのー!?」
真紅「そういえば説明書にそんなことが!……窓の近くでAよ!」
翠星石「了解ですぅ!」

パリーンっ!

雛苺「かっこいいのー!」
翠星石「チビ人間とは大違いですぅ」
真紅「確かにJUMよりは使えそうね」
雛苺「あーっ!まだ外にいるのー!」
翠星石「!三人も!」
真紅「撃って撃って撃ちまくりなさい!」
翠星石「こっちくんなぁーっ!ですぅっ!」

バンッバンッバンッバンッバンッ

雛苺「やったのー!」
翠星石「ハァハァハァ…ど、どんなもんですぅ」
真紅「青く光ってるのは何かしら?」
翠星石「拾ってみるですぅ」
真紅「どうやらお金だったようね」
翠星石「なるほどですぅ!倒せば倒すほどお金がでてくるんですぅ!ヒーッヒッヒッ!儲けまくってやるですぅ!」
真紅「あの小さい小屋は何かしら?」
翠星石「行ってみるでぅ」

飯食ってきますwwwwww

30: 2008/07/07(月) 20:54:02.18 ID:itYmOmKxO
スマンwww世界丸見え見てたらスレのこと忘れてたwww

真紅「この機械は何かしら?そしてこの箱は…説明書を読んでみるわ」
真紅「…どうやらこの機械はタイプライターというセーブポイントのようね…あと、その箱は壊せるらしいわ。ナイフでも壊せるみたいよ」
翠星石「了解ですぅ。Lで構えて…どりゃぁっ!ですぅ!」

フュッ バキバキ

翠星石「金が出てきたですぅ!」
真紅「もっと壊すのよ!」

バコッ バキバキ

翠星石「この植物はなんですぅ?見たときないですぅ」
真紅「それはグリーン・ハーブという回復アイテムね。赤いレッド・ハーブなど、ハーブ同士で調合も可能みたいね」
翠星石「なるほどですぅ」

クゥーン クゥーン

真紅「鳴き声?」
雛苺「あっ!罠に犬が引っ掛かってるのー。可哀想なのー…」
翠星石「今助けてやるです!」

ワン! タタタッ

真紅「良いことをしたわね」
雛苺「逃げ出せてよかったのー」
翠星石「良かったですぅ。さぁ、先を急ぐですぅ!…ん?この標識みたいのはなんです?」

33: 2008/07/07(月) 21:05:36.70 ID:itYmOmKxO
真紅「なにか嫌なよかんがする…って書いてあるわ…」
翠星石「無視して先へ進むですぅ~」
真紅「翠星石!なにか罠があるのかもs」

ドガァーン

雛苺「ばばばば、爆発したのー」
翠星石「い、いきなりなんですぅ!?体力がちょびっとしかないですぅ!」
真紅「ほらみなさい。木と木の間になにかあったのがわからなかったの?地面にも気を付けなさい。きっと罠があるはずよ!」
雛苺「すごいのー!くんくんみたいなのー!」
真紅「当然よ///」
翠星石「あ!なんかあったですぅ!どうすればいいですぅ?」
真紅「ナイフで解除可能なようよ」
翠星石「Lで構えて…アチョーッ!ですぅ!」

ガチャン

雛苺「解除されたのー?」
翠星石「大丈夫みたいですぅ!先へ進むでs」

アラレロー!

翠星石「ヒィッ!?」
雛苺「み、見つかったのー!」
真紅「はなてぇ!」
翠星石「くらえーっ!ですぅ!」


34: 2008/07/07(月) 21:21:13.66 ID:itYmOmKxO

バンバン! グチャアッ!

翠星石「グ、グチャアッ!?」
真紅「…結構グロテスクなのね…」
雛苺「気持ちわるいのー…」
翠星石「また小屋があるですぅ」
真紅「また箱と…赤い小さいのは何かしら?」
翠星石「調べてみるですぅ…ハンドガンの弾?」
真紅「その銃から出てくる弾は無限ではないみたいだわ…弾を拾わないと、弾切れになって銃を撃てなくなってしまうわ」
翠星石「貴重なモノですぅ。大事に使わないとですぅ」
雛苺「他の箱にはなにが入ってるのー?」

バキバキ

翠星石「またハーブが出てきたですぅ」
真紅「そのハーブを調合すれば体力が普通のグリーンハーブの二倍回復するはずよ」
翠星石「わかったですぅ。…おおっ!いっきに回復したですぅ」
雛苺「先に進むのー!」

37: 2008/07/07(月) 21:32:41.72 ID:itYmOmKxO
真紅「橋の前にまたやつらがいるわ!」
翠星石「ドラドラドラァ!ですぅ!」
雛苺「またまた小屋があるのー」
翠星石「今度はなにが…ヒャァッ!」
真紅「び、ビックリするじゃない!」
翠星石「隠れてやがったですぅ!とんでもねぇやつですぅっ!」

バンバン

翠星石「弾と、金をゲッチュしたですぅ」
真紅「門があるわ…」
雛苺「レッツゴーなのー!」

ギィ…ガチャン…

真紅「村に来たみたいね…」
翠星石「覗く?……えっと、Zボタンを押すですぅ」
雛苺「いっぱいいるのー…」
真紅「火のなかになにかが…」
翠星石「に、人間ですぅ!人間が、串刺しに!」
真紅「なんてこと!雛苺は見てはダメよ!」
雛苺「雛もみたいのー!」
真紅「翠星石!先に進みなさい!なるべく家の裏から…」
翠星石「了解ですぅ…この小屋の中に…」
真紅「!音楽が変わったわ!見つかってしまったのよ!」
翠星石「い、いっぱい集まってきたですぅ!」
真紅「逃げるが勝ちよ!」
雛苺「早く逃げるのー!」
翠星石「わ、わかってるですぅ!」

40: 2008/07/07(月) 21:50:26.50 ID:itYmOmKxO
真紅「あっちよ!あっちの方に!」
翠星石「わかったですぅ!えっ?」
雛苺「小さい門の前にまたやつらがいるのー」
真紅「てぇ!」
翠星石「アリアリアリアリアリアリアリィイー!ですぅ!…!」
真紅「!あいつだけなんで倒れないの!?」

ブゥンブゥン!ドドドドドドッ

翠星石「あ、あれはなんですぅ?」
雛苺「こっちにきたのー!」
真紅「早く撃ちなさい!」
翠星石「タロォォォ!ですぅ!」

カチッカチッ

真紅「弾切れ!?」
翠星石「に、逃げるですぅ!」
雛苺「反対側もいっぱいいるのー!」

ブゥンブゥンブゥン!ドドドドドドッ

真紅「後ろもあいつが来てるわ!」
翠星石「あっ!ちょっ!離すですぅ!」
真紅「何してるの!レバガチャしなさい!」
翠星石「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァアァアアアァアアアアアア!」

44: 2008/07/07(月) 22:02:28.08 ID:itYmOmKxO
真紅「やったわ!ナイフで顔を…」

アッ―――――!ブゥイィイイイイン!ブシュブシュ…

真紅&翠星石&雛苺「キャァアアアアアアアアアァアアァ―――っ!」

You are dead

真紅「…もう止めるのだわ…」
翠星石「血が…ブゥイィイイイインってなって…血が…」
雛苺「声が怖いの…アッー!って声が怖いの…」

ガンっ!

真紅&翠&雛「!」
真紅「なんの…音…?」
翠星石「二階から聞こえたですぅ…」
雛苺「怖いの…」

ブゥイィイイイイン(バイクの音)

真紅&翠&雛「ヒィヤァッ!」

雛苺「ま、まさか…なの…」
翠星石「な、なにビビってるですか!あれはゲームの世界であって、実際に…」

ウゥゥー…

翠星石「ヒャアッ!」

48: 2008/07/07(月) 22:11:08.44 ID:itYmOmKxO
真紅「…い、行ってみましょう…」
雛苺「でもでも…怖いの」
翠星石「ここはJUMかノリが帰ってくるまで待ってた方が…」

真紅「水銀燈だったとしたら?」
翠星石「!…だったら尚更…」
真紅「なるべくJUMやノリには迷惑や危険な目に合わせたくないの…こんなこと言うのは可笑しいかもしれないけれど」
翠星石「真紅…」
雛苺「…雛も行くの!」
真紅「雛苺…」
翠星石「わぁーったですぅ!翠星石もいくです!」
真紅「翠星石…ありがとう…二人とも。さぁ行くのだわ!」

ギィギィギィ

真紅「確かJUMの部屋から聞こえたのだわ…」
翠星石「…ですぅ」
雛苺「なの…」
真紅「開けるわよ?」
翠&雛「…Gokuri」

ガチャ…ギィィ

真紅「窓ガラスが割れてる!」

49: 2008/07/07(月) 22:40:33.78 ID:itYmOmKxO
翠星石「金糸雀でもまた勝手に侵入したんじゃないんですかぁ?」
真紅「…ドールが血を流すかしら?」
雛苺「赤いのが付いてるのー…」
翠星石「い、イチゴジャムとか」
真紅「甘くないイチゴジャムなんてある?」
雛苺「しょっぱいのー」
翠星石「じゃあ、一体なんだって言うんですぅ!?」
真紅「わからないわ…もしかしたら泥棒かも知れないし…」
雛苺「ドロボー!?」
翠星石「あり得るかもd」

ダッダッダッ…

真&翠&雛「!」ビクッ!
真紅「…階段を下っていったの?」

雛苺「怖いの…」
翠星石「なんなんですぅ…」
JUM「ただいまぁ」
真紅「JUM!」
JUM「あれ?あいつら…ゲームも片付けずにどこにいった…」
真紅「JUM!」
JUM「真紅」
翠星石「チビ人間遅いですぅ!」
雛苺「怖かったのー!」
JUM「いったいどうしたんだ?」
真紅「実は…」
風呂入ってきます

55: 2008/07/07(月) 23:16:04.40 ID:itYmOmKxO
JUM「成る程…そして、これがその赤いやつか…」
翠星石「やっぱり…血なんですか?」
JUM「……わからないなぁ…一体だれが…」
???「もらったぁー!かしらぁっ!」
真紅「…」

ヒョイ

???「イタタタ…さすが真紅!かしら!」
翠星石「やっぱりお前だったんですかぁ!金糸雀!」
金糸雀「なんのことかしらぁ?」
翠星石「しらばっくれんなですぅ!窓ガラス割って、足音とかで翠星石たちを脅かして、楽しかったですぅ!?」
雛苺「金糸雀酷いのー!とーっても怖かったの!」
金糸雀「ちょ、ちょっと待つかしら!そんなことあたししてないかしらぁ!」
真紅「どういうこと?」
金糸雀「どういうこともなにも、アタシはさっきの来たばかりかしらぁ!」
翠星石「嘘をつくなですぅ!じゃあ窓ガラスは誰が割ったんですぅ!」
金糸雀「知らないかしら」
雛苺「じゃあ、さっきの足音は?」
金糸雀「だから、知らないかしら!第一なんでワザワザ相手に気づかれる程の足音を鳴らさないとなのかしら。」

56: 2008/07/07(月) 23:30:10.17 ID:itYmOmKxO
風呂長くてすまんw最近金玉痒くてw
真紅「たしかに…」
翠星石「じゃあ、あれは一体…」

ギィ

雛苺「いま、階段を登る音がしたの…」
翠星石「なにをいって…」

ギィ タン

一同「!」

タンタン

雛苺「ち、近づいてくるの…」
金糸雀「こ、恐いかしらぁ…」
翠星石「…恐いですぅ」ボソッ
真紅「……」ギュッ

JUM「真紅、ズボンを掴まないでくれ…落ちそうだ…」

タンタンタンタンタン ピタッ

翠星石「止まったですぅ…」ブルブル
雛苺「怖いの怖いの怖いの…」ガタガタ
金糸雀「うぅう…なんでアタシはこんなタイミングで来ちゃったかしらぁ…」
真紅「……」ギュギュッ
JUM「おまっ!パンツもろとも!」

58: 2008/07/07(月) 23:37:53.24 ID:itYmOmKxO
ガチャ…

真&翠&雛&金「イヤァアアァァアアァアア―――ッ!!」
JUM「真紅!ちょ、俺の息子が!出る!社会から出ちゃった!」
のり「みんな~!おやつ食べる……JUMちゃん……」
JUM「え?いや、これは真紅が!」
真紅「き、汚ならしい!早くそれをしまいなさい!///」
翠星石「結局あれはなんだったんですぅ?」
のり「なにかあったの?」
雛苺「あのね~えっとモゴモゴ」
翠星石「なんでもないですぅ!それより今日のおやつはなんですぅ?」
のり「今日は……ジャーン!特大大福よ!」
雛苺「あー!でっかいうにゅーなのー!食べたいの!早く食べたいの!」ジュルリ
のり「金糸雀ちゃんも食べてく?」
金糸雀「い、いらないかしら!」チラッチラッチラッ
真紅「食べていきなさい。疑って悪かったわね」
金糸雀「じ、じゃあ!頂いていくかしらぁ!」

61: 2008/07/07(月) 23:59:58.02 ID:itYmOmKxO
真紅「………」
JUM「…気のせいだったんだよ…俺たちも行こうぜ。真紅」
真紅「ええ…」

雛苺「うにゅー♪うにゅー♪おっきなうにゅー♪ふわふわーで~♪おいし~の~♪」
翠星石「あんまりガッついて食べるなですぅ!お行儀が悪いですぅ!」
金糸雀「おいしいかしらぁ~」
真紅「中々ね」ハムッ
のり「はい。紅茶」
雛苺「ありがとうなの~」
翠星石「ありがとうですぅ」
真紅「少し温いわね…でもありがとう。のり」
のり「うふふふ~。で、いったいなにがあったの?」
JUM「実は……」

のり「そんなことが…」
雛苺「すごく怖かったの…」
翠星石「あ、あんなの!全然怖くなかったです!」
金糸雀「じゃあ、帰るかしら」
真紅「とにかく警戒しておいた方がいいわ」
JUM「ああ…」

63: 2008/07/08(火) 00:12:48.59 ID:xWscB9QPO


そして夜

翠星石「今日は帰んないとなんですぅ…なにかあったらすぐ知らせるです!」
真紅「…わかったわ」
雛苺「わかったの!」
翠星石「グッドラックですぅ!」

ヒューン


JUM「じゃあ、部屋に行って寝るか」

ガチャ

JUM「じゃあおやすみ」
真紅「…JUM!あの…やっぱりいいのだわ」
JUM「なんだよ?」
雛苺「JUM!あのね…その…今日怖いこといっぱい起きて怖くて、だから…」
JUM「…わかったよ。お前らが寝るまで起きてるよ」
真紅「JUM…」
雛苺「ありがとうなの~!」

65: 2008/07/08(火) 00:31:04.23 ID:xWscB9QPO
……………
……


JUM「雛苺は寝たか…」
真紅「……」
JUM「真紅?どうした?」
真紅「…あの時怖いという感情と一緒に、寂しいという声が聞こえた気がしたの」
JUM「え!?」
真紅「寝るわ…」
JUM「…真紅」

午前三時

ギィ ギィ ギィ ギィ

真紅「…」パチッ

真紅「(なにかがこの部屋に近づいてきてる…さっきと同じように)」

ガラッ

真紅「(来たみたいね…)」

カチャ

真紅「…あなたは誰?」
???「私は、ダッチ…ドールよ…貴方は?」
真紅「ローゼンメイデン第5ドール真紅よ」
ダッチ「真紅…あなたは羨ましい…いっぱい彼に愛されて………私も昔は愛されていた」

70: 2008/07/08(火) 00:41:24.59 ID:xWscB9QPO
真紅「…」
ダッチ「なのに……貴方たちが来てから変わったわ!私はあいてにされなくなった…私は彼の肉便器。基、オXXー道具なだけだった。…寂しかった…もっと彼に愛されたかった…」
真紅「なんて酷いのかしら…JUM」
ダッチ「だから…あなたをジャンクにする……また彼の愛を手に入れる為に…」
真紅「…例え知らない同士でもドールはドール…私は誰も傷つけたくない…」
ダッチ「じゃあ…あなたがジャンクになりなさい!」

シュッ!

真紅「くっ!お願い止めて!」
ダッチ「愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい」
真紅「くああああっ!」
ダッチ「彼が起きる前に終わらせるわ…アディオス!真紅」
真紅「…!」

ヒュオッ!!

73: 2008/07/08(火) 00:57:16.44 ID:xWscB9QPO
……………………………………………
……
ダッチ「嘘つき……傷つけたくないって言ってたじゃない……」
真紅「ごめんなさい…でも、私もまだジャンクになれないの」
ダッチ「……………かれがスきなのネ…」
真紅「…アレでも私の家来だもの」クスッ

ダッチ「…………あなたのあイがわたシよりまサったのネ…」

ダッチ「でも……このママでハオワラナイ」
フシュゥ~

真紅「!霧状に!」
ダッチ「…ワルいけどアナタノカラダ、ワタシガモラウワ…」
真紅「やめて!お願い!!」
ダッチ「オンネン…人形のオンネンハ、オソロシイノヨ…」
真紅「JUM!助けッ!うぅうぅぅぅ…(JUM…)」



JUM「んん…ふわぁ…」
雛苺「…おはよーなのー」
JUM「おはよぅ……真紅?」
真紅「お「おはようなのだわ」わ」
JUM「大丈夫か?」
真紅「え「ええ、ダイジョブ。スゴく気分がいいの」の」
真紅「こ「これからはずっと愛してね」ね」
完www

引用: 真紅「これは何かしら?」