513: 2009/03/09(月) 02:30:24 ID:JXbgp02V
宮藤芳佳のお料理教室
ある日、私はふと思った。
料理とはなんだ!
野菜をちぎってバラ撒くのは料理か?否!
豆腐を茹で温めるのは料理か?否!!
白米を圧縮して固めるのは料理なのか?断じて否ぁ!!!
と、朝練ついでに叫んでいたのがどうと言う訳ではないが、食堂で暇そうにしていた宮藤を発見した。
そんな訳で、宮藤に扶桑料理を教えてもらえることになった。
―――
「え、と…坂本さん。扶桑料理の基本は物を切ることです。とりあえずきゅうりでも切ってみましょう」
「はっはっはっ、よし!私はやるぞ!宮藤ぃ!」
「はい!では、まず左手を猫の手にして――」
ふむふむ、お。切れた!もう一度…よし!おお…なんだか楽しくなってきたぞっ!
「あれ…な、坂本さん?坂本さん!坂本さぁああああああんっ!!!!」
「さ、さささ坂本少佐がどうなさいましたの!!!?宮藤さん!!!」
「お、おぉペリーヌか」
「坂本少佐、ご無事でしたか!?……あの、坂本少佐…その薪は…?」
「……まな板です。あ、えと…まな板¨だったもの¨です。ペリーヌさん」
「はっはっはっ!その、なんだ…つい力を入れ過ぎてしまったようだ!スマン、宮藤」
「なんで包丁でまな板が……ブツブツ」
―――
「では…坂本さん。扶桑料理の基本。その2は、物を焼くことです。とりあえず七輪を用意しましたので秋刀魚でも焼いてみましょう」
「はっはっはっ、よし!私はやるぞ!宮藤ぃ!」
「はい!では、まずうちわを右手に持って――」
ふむふむ、お。こうやって火に風を送ると火力が上がるのか!手首にスナップを効かせて…よし!おお…なんだか楽しくなってきたぞっ!
「げほげほっ…な、坂本さん?坂本さん!坂本さぁああああ…っ、げほっ、けほっ…煙い…ケホっ…!」
「こ、今度はな…な、ななな火事ですの!?火事なんですのー!!?」
「お、おお…スマンなペリーヌ。また驚かせてしまったようだな」
「ご、ご無事でなによりですわ坂本少佐!……ところで、その…坂本少佐の後ろで火柱の上がっているそれは……」
「うむ。外に出ていて正解だったな!はっはっは…あー、すまない宮藤。そんな目で睨まないでくれ」
「ぐす…睨んでなんて…ぐすん……ないですよーだ……」
ある日、私はふと思った。
料理とはなんだ!
野菜をちぎってバラ撒くのは料理か?否!
豆腐を茹で温めるのは料理か?否!!
白米を圧縮して固めるのは料理なのか?断じて否ぁ!!!
と、朝練ついでに叫んでいたのがどうと言う訳ではないが、食堂で暇そうにしていた宮藤を発見した。
そんな訳で、宮藤に扶桑料理を教えてもらえることになった。
―――
「え、と…坂本さん。扶桑料理の基本は物を切ることです。とりあえずきゅうりでも切ってみましょう」
「はっはっはっ、よし!私はやるぞ!宮藤ぃ!」
「はい!では、まず左手を猫の手にして――」
ふむふむ、お。切れた!もう一度…よし!おお…なんだか楽しくなってきたぞっ!
「あれ…な、坂本さん?坂本さん!坂本さぁああああああんっ!!!!」
「さ、さささ坂本少佐がどうなさいましたの!!!?宮藤さん!!!」
「お、おぉペリーヌか」
「坂本少佐、ご無事でしたか!?……あの、坂本少佐…その薪は…?」
「……まな板です。あ、えと…まな板¨だったもの¨です。ペリーヌさん」
「はっはっはっ!その、なんだ…つい力を入れ過ぎてしまったようだ!スマン、宮藤」
「なんで包丁でまな板が……ブツブツ」
―――
「では…坂本さん。扶桑料理の基本。その2は、物を焼くことです。とりあえず七輪を用意しましたので秋刀魚でも焼いてみましょう」
「はっはっはっ、よし!私はやるぞ!宮藤ぃ!」
「はい!では、まずうちわを右手に持って――」
ふむふむ、お。こうやって火に風を送ると火力が上がるのか!手首にスナップを効かせて…よし!おお…なんだか楽しくなってきたぞっ!
「げほげほっ…な、坂本さん?坂本さん!坂本さぁああああ…っ、げほっ、けほっ…煙い…ケホっ…!」
「こ、今度はな…な、ななな火事ですの!?火事なんですのー!!?」
「お、おお…スマンなペリーヌ。また驚かせてしまったようだな」
「ご、ご無事でなによりですわ坂本少佐!……ところで、その…坂本少佐の後ろで火柱の上がっているそれは……」
「うむ。外に出ていて正解だったな!はっはっは…あー、すまない宮藤。そんな目で睨まないでくれ」
「ぐす…睨んでなんて…ぐすん……ないですよーだ……」
514: 2009/03/09(月) 02:48:17 ID:JXbgp02V
―――
「気を取り直して…坂本さん。扶桑料理の基本。その3は物を炒めることです。とりあえずそこらにあった野菜でも炒めてみましょう」
「はっはっはっ、よし!私はやるぞ!宮藤ぃ!」
「はい!では、まず手首の動かし方ですが――」
ふむふむ、お…っと!手前にひっくり返す感じで…もう一度…よし!おお…なんだかすこぶる楽しくなってきたぞっ!
「………………へ。な、坂本さん?坂本さん!坂本さぁあああああああんっ!!!!」
「今度は何事でして宮藤さ…熱!?」
「ああ、ペリーヌさん!気をつけて下さい!天井に……って遅かったですか……」
「はっはっはっ!いやぁ…まさかあんなに飛ぶとはな!はっはっはっ……な゛、み、ミーナ…!?いつからそこに!?ま、待て話を聞……」
―――
「…坂本さん。何故か私までミーナさんに凄まじく叱られましたので、今日は終わりです。はぁ…」
「…はっはっはっ。よし、宮藤!今日の礼だ!私が全身をマッサージをしてやろう!」
「え、あ…あの坂本さん、べつに私はお礼とか――あっ、…んぅ…っ!」
なんだ、中々肩も固くなっているな。お、リラックスしてきたな!ここはどうだ宮藤…うむ、いい反応だ!こっちならどうだ!おお…なんだか楽しくなってきたぞっ!
「…あっ…はぁっ!さっ、坂本さん?坂本、さん!坂っ本、さぁああああああぁぁあ…ぁん~~~~~~~っ!!!!」
「な、なんて声上げやがってやがりますの宮藤さ……」
「……あ、スマン宮藤!つい反応が楽しくて!」
「ハァ…ハァ……ぁ、ん…………」
「む、気絶してしまったか。まぁ、宮藤も色々と弱いところがあるのだな…はっはっはっはっはっ!」
今日の成果…宮藤を美味しく頂きました。うむ。
「坂本少佐が……坂本少佐が……ま、豆狸と……きゅう」
「む、何故ペリーヌまで気絶を…?」
終われ
「気を取り直して…坂本さん。扶桑料理の基本。その3は物を炒めることです。とりあえずそこらにあった野菜でも炒めてみましょう」
「はっはっはっ、よし!私はやるぞ!宮藤ぃ!」
「はい!では、まず手首の動かし方ですが――」
ふむふむ、お…っと!手前にひっくり返す感じで…もう一度…よし!おお…なんだかすこぶる楽しくなってきたぞっ!
「………………へ。な、坂本さん?坂本さん!坂本さぁあああああああんっ!!!!」
「今度は何事でして宮藤さ…熱!?」
「ああ、ペリーヌさん!気をつけて下さい!天井に……って遅かったですか……」
「はっはっはっ!いやぁ…まさかあんなに飛ぶとはな!はっはっはっ……な゛、み、ミーナ…!?いつからそこに!?ま、待て話を聞……」
―――
「…坂本さん。何故か私までミーナさんに凄まじく叱られましたので、今日は終わりです。はぁ…」
「…はっはっはっ。よし、宮藤!今日の礼だ!私が全身をマッサージをしてやろう!」
「え、あ…あの坂本さん、べつに私はお礼とか――あっ、…んぅ…っ!」
なんだ、中々肩も固くなっているな。お、リラックスしてきたな!ここはどうだ宮藤…うむ、いい反応だ!こっちならどうだ!おお…なんだか楽しくなってきたぞっ!
「…あっ…はぁっ!さっ、坂本さん?坂本、さん!坂っ本、さぁああああああぁぁあ…ぁん~~~~~~~っ!!!!」
「な、なんて声上げやがってやがりますの宮藤さ……」
「……あ、スマン宮藤!つい反応が楽しくて!」
「ハァ…ハァ……ぁ、ん…………」
「む、気絶してしまったか。まぁ、宮藤も色々と弱いところがあるのだな…はっはっはっはっはっ!」
今日の成果…宮藤を美味しく頂きました。うむ。
「坂本少佐が……坂本少佐が……ま、豆狸と……きゅう」
「む、何故ペリーヌまで気絶を…?」
終われ
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