1: 2008/05/30(金) 12:03:13.15 ID:4SNurOeMO
翠星石「これは何ですか?」

真紅「私にもわからないの」

蒼星石「柔らかいね、プルプルしてる」

雛苺「きっとゼリーなのー」

真紅「雛苺食べてはだめ、たしかに甘い匂いはするけど」

翠星石「香水ですか?なんか独特の匂いがするです」

蒼星石「中に穴が開いてるよ、ここに何か入れるんじゃないかな?」

6: 2008/05/30(金) 12:14:47.40 ID:4SNurOeMO
真紅「この穴…」

雛苺「この大きさならちょうど手が入るのー」

蒼星石「僕たちドールの手は入るけどジュン君の手は入らないでしょ」

翠星石「…ひゃぁ」

蒼星石「どうしたの翠星石!」

翠星石「手を入れたら抜けないですー」

真紅「わけがわからないわ…」

蒼星石「これ以外に何か無かったの?」

真紅「もう一つあったわ、なんか容器に入った液体みたいだったかしら」

翠星石「手が抜けないですー」

9: 2008/05/30(金) 12:26:41.23 ID:4SNurOeMO
真紅「これよ」

蒼星石「これは何だろ?」

翠星石「いいから早くこれを取るですー」

蒼星石「開けてみようか」

カパッ

ネトーッ

真紅「ヌルヌルしてるわね」

蒼星石「とりあえずこのヌルヌルを使って翠星石の手を取ろうよ」

23: 2008/05/30(金) 17:45:35.81 ID:fxa2HtOC0
にゅる~

翠星石「キモチわるいです・・・・・」

蒼星石「動かないで」

真紅「服に付いたらしみにならないかしら?」

翠星石「う・・・う・・・」

蒼星石「はい引っ張って」

にゅりゅん

翠星石「取れたです」

蒼星石「やっぱりこのヌルヌルはこのゴムみたいなのと組み合わせて使うんだよ」

真紅「そんな感じがするわね」

24: 2008/05/30(金) 17:47:16.48 ID:fxa2HtOC0
雛苺「美味しそうなのー」

真紅「食べちゃだめよ」

翠星石「うぇぇ、手がヌルヌルです~」

蒼星石「タオルで拭いてきなよ」

翠星石「汚いです~」

蒼星石「ジュンくんの布団のシーツで拭いちゃだめでしょ!」

翠星石「だって~」

真紅「とりあえずティッシュでふき取っておきましょ」

25: 2008/05/30(金) 17:49:24.60 ID:fxa2HtOC0
蒼星石「翠星石がこんなところで拭くから大変になったじゃないか」

翠星石「ごめんなさいですぅ」

真紅「ティッシュがなくなったわね」

雛苺「大丈夫だよ、ここにティッシュたくさんあるよ」

蒼星石「本当だ」

翠星石「何でダンボールの箱の中にティッシュの箱を入れてるんですか?」

真紅「ティッシュの話はもういいわ、はやく箱から出してちょうだい」

雛苺「わかったの~」

26: 2008/05/30(金) 17:52:39.22 ID:fxa2HtOC0
翠星石「もうジュン本人に聞いてみるです」

蒼星石「それが早いかもね」

真紅「だめよ」

翠星石「なんでですか?」

真紅「ジュンが大事にしていたものだったかもしれないじゃない」

蒼星石「そうだね、それを僕たちが勝手に持ち出したとしったらジュン君いやだろうね」

翠星石「嫌どころか絶対怒鳴り散らすです」

真紅「という事でこの件はジュンに秘密にするという事でいいわね」

翠星石・蒼星石・雛苺「はーい」

真紅「それじゃ元に戻すわよ」

蒼星石「翠星石なにしているの?」

翠星石「このブヨブヨをティッシュでくるんでおくです」

蒼星石「え、なんで?」

翠星石「ベタベタしているからティッシュで包んでいた方が机の中が汚れないですむです」

蒼星石「なるほどね」

30: 2008/05/30(金) 18:01:03.15 ID:fxa2HtOC0
ガチャ

ジュン「あれ真紅達は?」

翠星石「下でくんくん探偵みてるです」

ジュン「お前はいいのか?」

翠星石「別に見なくてもいいです」

ジュン(あれ?なんでティッシュの箱が変わってるんだ?)

翠星石「どうしたですか?」

ジュン「いや、なんでもない」

翠星石「変なチビ人間ですね」

ジュン(何かシーツが濡れてるし、こいつがまた何かしたのか?)

翠星石「暇なら一緒に本を読むです」

ジュン「別に暇ってわけじゃないからな」

ヌチャ

ジュン(何だこの感触、椅子になにかが・・・・)

31: 2008/05/30(金) 18:04:01.06 ID:fxa2HtOC0
ジュン(これはぺぺ・・・ペペローションじゃないか)

翠星石「この種籾は無事に畑にまかれたんですかね?」

ジュン(もしかしてこいつが勝手にあれを・・・・)


ジュン(ティッシュが巻きつけてある!!・・・・・・・バレた・・・・・・・)

翠星石「そういえばこの前庭に新しい種を植えたです」

ジュン「お前がやったのか?」

翠星石「そうですよ」

ジュン「・・・・・・・・・・・・」

翠星石「どうしたですか?」

34: 2008/05/30(金) 18:07:48.55 ID:fxa2HtOC0
ジュン「・・・・・・・・あー、もういいや」

翠星石「何がですか?」

ジュン「これはお前がやったんだな?」

翠星石「あっブヨブヨ!」

ジュン「ティッシュ巻いたのはお前だな?」

翠星石「・・・・・・・・そうです」

ジュン「どうして巻いたんだ?」

翠星石「机の中が汚れると思って・・・・」

ジュン「他の奴らには話してないよな?」

翠星石「・・・・・・・・・」

ジュン「どうなんだよ!」

翠星石「はっ話してないです」

ジュン「絶対誰にも言うなよ!」

翠星石「言わないです・・・・・・」

36: 2008/05/30(金) 18:09:50.78 ID:fxa2HtOC0
ジュン「別にしょっちゅう使ってるわけじゃないんだからな」

翠星石「?」

ジュン「まだ買って一回しか使ってないと言ってるんだ!」

翠星石「翠星石がさっき使ったから二回目です」

ジュン「え、使ったのか?蒼星石じゃなくてお前が?」

翠星石「そうです」

ジュン「どうやって使ったんだ?」

翠星石「手を入れたです」

ジュン「・・・・・・・・」

翠星石「どうしたんですか?」

ジュン「なんでもないよ」

39: 2008/05/30(金) 18:12:05.78 ID:fxa2HtOC0
ジュン「でもこんなに洗いもせずに放置したらだめじゃないか」

翠星石「水で洗うんですか?」

ジュン「ああ、前はお風呂場で洗ったんだ」

翠星石「洗わないとどうなるんですか?」

ジュン「話によると中に出した液が凄いことになるらしい、ウジが湧いたとか」

翠星石「汚いですー!」

ジュン「あっこら!」

翠星石「こんなのゴミ箱に捨てるです!」

ジュン「だからまだ一回しか使ってないといっただろ!」

41: 2008/05/30(金) 18:15:16.39 ID:fxa2HtOC0
ジュン「勝手な事するな!」

翠星石「ウジが湧くものを机の中に入れとくなです!」

ジュン「洗えば大丈夫なんだよ!」

翠星石「そんなものもう必要ないです、早く捨てるです」

ジュン「捨てるなって!」

翠星石「こんなの使わないで翠星石と一緒に遊ぶです」

ジュン「え?」

翠星石(こんな汚いブヨブヨに指とか手とか突っ込んで遊ぶより一緒に本を読んで欲しいです)

ジュン(オナホールを使わず一緒に遊べって事は翠星石にもそんな機能が備わっているってことなのか?)

翠星石「どうなんですか!?」

ジュン「う・・・うん、お前がいいならそれでいいよ」

翠星石「やったです!」

ジュン(凄い喜んでる・・・・)

45: 2008/05/30(金) 18:17:24.97 ID:fxa2HtOC0
翠星石「じゃあそれを捨てるです」

ジュン「うん・・・・」

翠星石「念のためにビニールに入れてから捨てるです」

ジュン「うん・・・・」

翠星石「それじゃ一緒に本を読むです」

ジュン「うん・・・・」

翠星石「この字は何て読むんですか?」

ジュン「これは おぶつはしょうどくだ と読むんだよ」

翠星石「それじゃこれは?」

ジュン(まずは気分作りなのか?)

47: 2008/05/30(金) 18:21:07.68 ID:fxa2HtOC0
翠星石「次はこっちを読むです」

ジュン(まだなのか・・・・)

翠星石「座ったままの姿勢でどうやってジャンプするんですか?」

ジュン「なぁそろそろいいだろ?」

翠星石「何がですか?」

ジュン「本はやめて別の遊びにしようよ」

翠星石「別の?」

ジュン「ああ、別のだよ」

翠星石「別のってどんな遊びですか?」

ジュン「あれの変わりに翠星石がなるんだろ?」

翠星石「ブヨブヨ?」

ジュン「うん・・・・」

翠星石「どうやって代わりをするんですか?」

ジュン「そりゃ翠星石に入れたり・・・・・」


48: 2008/05/30(金) 18:24:36.70 ID:fxa2HtOC0
翠星石「手とか指とか入れるんですか?」

ジュン「手は入れないけど・・・・指は入れるかも」

翠星石(いったいどんな遊びですか?)

ジュン「いいだろ?」

翠星石「嫌です」

ジュン「嫌とか言うなよ、お前がアレの代わりになるって言うからアレを捨てたんだぞ!」

翠星石「・・・・・・・・・・・」

ジュン「ちょっとだけでいいから」

翠星石「ちょっとだけですよ?」

ジュン「いいの?」

翠星石「いいです、早く出すです」

ジュン(本当にいいのか?でももうそろそろ夕食だから時間もないし)

翠星石「さっさと出すです!」

ジュン「ああ!」

パク

49: 2008/05/30(金) 18:26:35.52 ID:fxa2HtOC0
翠星石「ほへへいいへふか?」(これでいいですか?)

ジュン「・・・・・・・・・指を咥えただけじゃないか」

翠星石「?」

ジュン「指じゃなくてあれを」

雛苺「・・・・・・・・・」

ジュン「雛苺!」

雛苺「翠星石がジュンの指を食べてるのー」

ジュン「ちょっと待て!」

蒼星石「えなになに?」

真紅「またふざけたこと言わないの!」

61: 2008/05/30(金) 19:58:00.16 ID:fxa2HtOC0

62: 2008/05/30(金) 20:00:20.98 ID:fxa2HtOC0
雛苺「本当なのー」

蒼星石「本当だ」

真紅「本当ね」

ジュン「これは食べてるんじゃなくて・・・・なんていうかその」

真紅「それくらいわかるわよ」

蒼星石「それは新しい遊びなの?」

翠星石「ふいへいへひほは」

蒼星石「なんて言ってるかわからないよ」

翠星石「んが・・・翠星石の中に指を入れる遊びです」

真紅・蒼星石「?」

ノリ「夕御飯できたわよー」

真紅「その遊びは後にして今は御飯を食べるわよ」

ジュン(助かった・・・・)

63: 2008/05/30(金) 20:03:32.13 ID:fxa2HtOC0
ノリ「今日は花丸ハンバーグよ」

翠星石「・・・・・・・・・」

雛苺「うわーい」

真紅「毎日これのような気がするわ」

蒼星石「気のせいだよ」

ノリ「さっきみんなで何をしていたの?」

ジュン「ん・・・・まぁいろいろね」

真紅「翠星石とジュンが遊んでいたのよ」

ノリ「どんな遊びなの?」

真紅「翠星石の中に指を入れる遊びですって」

ノリ「ブッ!」

蒼星石「うわぁ!」

ノリ「ごめんなさい、雛ちゃん味噌汁まみれになっちゃったね」

ジュン「ごちそうさま」

真紅「あら、もういいの?」

64: 2008/05/30(金) 20:07:33.03 ID:fxa2HtOC0
ジュン「危なかった・・・・・・・・」

翠星石「ジュン、いいですか?」

ジュン「もちろん」

翠星石「それじゃさっきの続きです」

ジュン「ほら、ここに座って」

翠星石「じゃあ次はシグルイを読むです」

ジュン「漫画はもういいからさっきの続きをするぞ」

翠星石「あれですか?あれはもういいです」

ジュン「良くないよ」

翠星石「いいです」

ジュン「おい、ふざけるなよ」

翠星石「・・・・・・・・・何か怖いです」

65: 2008/05/30(金) 20:07:55.12 ID:fxa2HtOC0
翠星石「それじゃ寝るです」

ジュン「おやすみー」


引用: 真紅「ジュンの部屋に変な物があったわ」