1: 2012/04/20(金) 23:43:46.31 ID:qpAXPmnQO
風呂入ったら思い浮かんだので
書いていきます
書いていきます
6: 2012/04/20(金) 23:48:10.05 ID:qpAXPmnQO
榊原「おはよう……」
勅使河原「おう、サカキ! どうしたんだ? ヤケにテンション低いじゃねーか」
榊原「実はさ……」
勅使河原「なんだ?」
榊原「昨日、東京にいる彼女にメールでフラれちゃったんだ……」
赤沢「」ガタッ
小椋(泉美……)
勅使河原「おう、サカキ! どうしたんだ? ヤケにテンション低いじゃねーか」
榊原「実はさ……」
勅使河原「なんだ?」
榊原「昨日、東京にいる彼女にメールでフラれちゃったんだ……」
赤沢「」ガタッ
小椋(泉美……)
11: 2012/04/20(金) 23:51:52.56 ID:qpAXPmnQO
勅使河原「マジかよ……あんなに仲良いって言ってたじゃねーか」
榊原「うん……なんか好きな人ができたんだって……」
勅使河原「うわ……」
榊原「遠距離になっても何時までも仲良くしようって言ったのに……」
勅使河原「……」
榊原「所詮はこの程度にしか思われてなかったんだよ……。口では調子の良いこと言って……」
勅使河原「お、おい、サカキ……」
榊原「うん……なんか好きな人ができたんだって……」
勅使河原「うわ……」
榊原「遠距離になっても何時までも仲良くしようって言ったのに……」
勅使河原「……」
榊原「所詮はこの程度にしか思われてなかったんだよ……。口では調子の良いこと言って……」
勅使河原「お、おい、サカキ……」
13: 2012/04/20(金) 23:55:42.73 ID:qpAXPmnQO
榊原「もう信じない……女の子なんて」ブツブツ
勅使河原「やべーな、こりゃ…」
赤沢(チャンスだと思ったのに……面倒くさいことになったわね……)
赤沢(いや………)
勅使河原「やべーな、こりゃ…」
赤沢(チャンスだと思ったのに……面倒くさいことになったわね……)
赤沢(いや………)
16: 2012/04/20(金) 23:59:17.77 ID:qpAXPmnQO
―――……
赤沢『恒一君』
榊原『あ、赤沢さん……どうしたの?』
赤沢『大丈夫?』
榊原『……大丈夫そうに見える?』
赤沢『見えないから、心配して声をかけたんじゃない』
榊原『……いいよ、そんな心配しなくて。どうせ口だけなんでしょ?』
17: 2012/04/21(土) 00:04:44.70 ID:a0XYsKGnO
赤沢『そ、そんなことないわ!』ギュー
榊原『あ、赤沢さん……』///
赤沢『私は恒一君が好き……だから本気で心配してるのよ』
榊原『でも……』
赤沢『私は恒一君だけが好き。その子とは違うわ』///
榊原『……嬉しいよ』
赤沢『恒一君……』
榊原『泉美!』ギュー
……―――
赤沢「ふふふ」ニヤニヤ
小椋(泉美が気持ち悪い…)
榊原『あ、赤沢さん……』///
赤沢『私は恒一君が好き……だから本気で心配してるのよ』
榊原『でも……』
赤沢『私は恒一君だけが好き。その子とは違うわ』///
榊原『……嬉しいよ』
赤沢『恒一君……』
榊原『泉美!』ギュー
……―――
赤沢「ふふふ」ニヤニヤ
小椋(泉美が気持ち悪い…)
22: 2012/04/21(土) 00:11:59.59 ID:fA/SIWroO
榊原「はぁ……」
勅使河原「そ、そんな気を落とすなよ! サカキならもっと良い女が見つかるって!」
赤沢(いいわよ、勅使河原)
榊原「そんなことないよ……」
勅使河原「ほら、このクラスにだってレベル高い女子はいっぱいいるだろ!」
榊原「うん……そうだけど」
勅使河原「そ、そんな気を落とすなよ! サカキならもっと良い女が見つかるって!」
赤沢(いいわよ、勅使河原)
榊原「そんなことないよ……」
勅使河原「ほら、このクラスにだってレベル高い女子はいっぱいいるだろ!」
榊原「うん……そうだけど」
23: 2012/04/21(土) 00:16:48.65 ID:fA/SIWroO
赤沢(私のことね!)
勅使河原「サカキなら自然と誰か寄ってくるさ」
榊原「はは……」
赤沢(そろそろ出番かしら……)
赤沢「恒一く……」
見崎「榊原君」
榊原「あ……見崎」
赤沢「」
勅使河原「早速か……」
勅使河原「サカキなら自然と誰か寄ってくるさ」
榊原「はは……」
赤沢(そろそろ出番かしら……)
赤沢「恒一く……」
見崎「榊原君」
榊原「あ……見崎」
赤沢「」
勅使河原「早速か……」
26: 2012/04/21(土) 00:24:13.85 ID:fA/SIWroO
見崎「大丈夫?」
榊原「……大丈夫そうに見える?」
見崎「見えないから心配してるの」
榊原「……いいよ、そんなに心配しなくても……。どうせ口だけなんでしょ?」
見崎「そんなことない…」
榊原「……」
見崎「……」
榊原「……ごめん、言いすぎたよ……でも、今はほっといて」
見崎「…」
赤沢(あ、危なかったわ……今のタイミングじゃ話しかけても駄目だったみたいね……)
榊原「……大丈夫そうに見える?」
見崎「見えないから心配してるの」
榊原「……いいよ、そんなに心配しなくても……。どうせ口だけなんでしょ?」
見崎「そんなことない…」
榊原「……」
見崎「……」
榊原「……ごめん、言いすぎたよ……でも、今はほっといて」
見崎「…」
赤沢(あ、危なかったわ……今のタイミングじゃ話しかけても駄目だったみたいね……)
28: 2012/04/21(土) 00:31:38.14 ID:fA/SIWroO
~昼休み~
榊原「ふぅ……」
勅使河原「よし、飯だ飯!」
勅使河原「一緒に食おうぜ、サカキ!」
榊原「……うん、そうだね」
赤沢(私もご飯に誘うべきかしら……)
赤沢(もし誘ったら……)
榊原「ふぅ……」
勅使河原「よし、飯だ飯!」
勅使河原「一緒に食おうぜ、サカキ!」
榊原「……うん、そうだね」
赤沢(私もご飯に誘うべきかしら……)
赤沢(もし誘ったら……)
33: 2012/04/21(土) 00:39:06.66 ID:fA/SIWroO
―――……
赤沢『恒一君』
榊原『赤沢さん、どうしたの?』
赤沢『私と一緒にご飯食べない……?』
榊原『うん、じゃあ一緒に食べよっか』
~屋上~
榊原『凄いね、赤沢さん……これ全部自分で作ったの?』
赤沢『ええ……恒一君に食べてほしくて』
赤沢『恒一君』
榊原『赤沢さん、どうしたの?』
赤沢『私と一緒にご飯食べない……?』
榊原『うん、じゃあ一緒に食べよっか』
~屋上~
榊原『凄いね、赤沢さん……これ全部自分で作ったの?』
赤沢『ええ……恒一君に食べてほしくて』
34: 2012/04/21(土) 00:44:42.94 ID:fA/SIWroO
榊原『あ、赤沢さんがわざわざ僕のために……』///
赤沢『恒一君のためにしか作らないわ』
榊原『え?』
赤沢『私の料理は一生恒一君にだけ食べて貰うから』///
榊原『嬉しい……泉美!』ギュー
赤沢『恒一君!』ギュー
―――……
赤沢「ふ、ふふ」タラー
赤沢(あ、完璧すぎて鼻血がでたわ…)
赤沢『恒一君のためにしか作らないわ』
榊原『え?』
赤沢『私の料理は一生恒一君にだけ食べて貰うから』///
榊原『嬉しい……泉美!』ギュー
赤沢『恒一君!』ギュー
―――……
赤沢「ふ、ふふ」タラー
赤沢(あ、完璧すぎて鼻血がでたわ…)
36: 2012/04/21(土) 00:49:39.64 ID:fA/SIWroO
勅使河原「場所は屋上でいいか?」
榊原「うん、いいじゃないかな…」
赤沢(ま、マズいわ……このままじゃ行っちゃう!)
赤沢「こ、恒一く…」
綾野「こういっちゃん!」
榊原「え……あ、綾野さん」
赤沢「」
綾野「私も一緒に行っていいかな?」
榊原「え、別にいいけど……」
榊原「うん、いいじゃないかな…」
赤沢(ま、マズいわ……このままじゃ行っちゃう!)
赤沢「こ、恒一く…」
綾野「こういっちゃん!」
榊原「え……あ、綾野さん」
赤沢「」
綾野「私も一緒に行っていいかな?」
榊原「え、別にいいけど……」
46: 2012/04/21(土) 01:13:22.56 ID:fA/SIWroO
榊原「いいよね、勅使河原?」
勅使河原「……」
勅使河原「……あ、悪い、サカキ! そういや課題のことで先生に呼び出しにくらってたんだよ」
榊原「え……」
勅使河原「だから、2人で食っといてくれ、悪い!」
綾野「じゃあ、行こっか♪」
榊原「う、うん」
勅使河原「……」
勅使河原「……あ、悪い、サカキ! そういや課題のことで先生に呼び出しにくらってたんだよ」
榊原「え……」
勅使河原「だから、2人で食っといてくれ、悪い!」
綾野「じゃあ、行こっか♪」
榊原「う、うん」
50: 2012/04/21(土) 01:20:56.48 ID:fA/SIWroO
~屋上~
綾野「こういっちゃんのお弁当美味しそう…… 手作りなの?」
榊原「うん……そうだよ」
綾野「一口ちょうだい」
榊原「はい、どうぞ」ヒョイ
綾野「……」
榊原「?」
綾野「分かってないなーこういっちゃんは……」
榊原「……どういうこと?」
綾野「あーん」
榊原「え……」
綾野「食べさせてほしいの! あーん!」
榊原「……はい、どうぞ」
綾野「こういっちゃんのお弁当美味しそう…… 手作りなの?」
榊原「うん……そうだよ」
綾野「一口ちょうだい」
榊原「はい、どうぞ」ヒョイ
綾野「……」
榊原「?」
綾野「分かってないなーこういっちゃんは……」
榊原「……どういうこと?」
綾野「あーん」
榊原「え……」
綾野「食べさせてほしいの! あーん!」
榊原「……はい、どうぞ」
52: 2012/04/21(土) 01:30:30.21 ID:fA/SIWroO
綾野「んっ」パクッ
榊原「……どう?」
綾野「美味しい!」
榊原「ホントに……?」
綾野「うん、毎日食べたいくらい美味しいよ!」
榊原「……」
榊原(東京の彼女に料理をこんな誉められたこと無かったな……)
榊原(それどころか『料理が趣味なんて止めてよ、もっと男っぽい趣味をさぁ~』とか言われたりしたな……)
綾野「? どうかした?」
榊原「……ううん、なんでもないよ」
榊原「……どう?」
綾野「美味しい!」
榊原「ホントに……?」
綾野「うん、毎日食べたいくらい美味しいよ!」
榊原「……」
榊原(東京の彼女に料理をこんな誉められたこと無かったな……)
榊原(それどころか『料理が趣味なんて止めてよ、もっと男っぽい趣味をさぁ~』とか言われたりしたな……)
綾野「? どうかした?」
榊原「……ううん、なんでもないよ」
53: 2012/04/21(土) 01:37:22.93 ID:fA/SIWroO
綾野「ふぅ、美味しかったねー」
榊原「そうだね……」
綾野「……ねぇ、こういっちゃん」
榊原「?」
綾野「また、一緒にご飯食べてくれる?」
榊原「うん、それくらいなら全然いいよ。なんなら綾野さんの分もお弁当作ってきてあげよっか?」
綾野「ほんと? ありがとう、楽しみにしてるね」
榊原「そうだね……」
綾野「……ねぇ、こういっちゃん」
榊原「?」
綾野「また、一緒にご飯食べてくれる?」
榊原「うん、それくらいなら全然いいよ。なんなら綾野さんの分もお弁当作ってきてあげよっか?」
綾野「ほんと? ありがとう、楽しみにしてるね」
58: 2012/04/21(土) 01:48:37.36 ID:fA/SIWroO
~放課後~
勅使河原「おい、サカキ! 一緒に帰ろーぜ!」
榊原「うん、そうだね」
勅使河原「お、ちょっと元気でてるじゃねーか……ははーん」
榊原「な、なに?」
勅使河原「さては綾野と何かあったな?」
榊原「? 別に何もないけど」
勅使河原「隠さなくて良いぜ、サカキ……」
榊原「?」
勅使河原「おい、サカキ! 一緒に帰ろーぜ!」
榊原「うん、そうだね」
勅使河原「お、ちょっと元気でてるじゃねーか……ははーん」
榊原「な、なに?」
勅使河原「さては綾野と何かあったな?」
榊原「? 別に何もないけど」
勅使河原「隠さなくて良いぜ、サカキ……」
榊原「?」
60: 2012/04/21(土) 01:51:50.29 ID:fA/SIWroO
赤沢(いったい恒一君に何があったの……)
赤沢(で、でも、まだ大丈夫!)
赤沢(ここで一緒に帰る約束をすれば……)
赤沢(で、でも、まだ大丈夫!)
赤沢(ここで一緒に帰る約束をすれば……)
61: 2012/04/21(土) 01:56:39.28 ID:fA/SIWroO
―――……
榊原『え、僕と?』
赤沢『ええ、一緒に帰りたいの。いいでしょ?』
榊原『う、うん』
赤沢『じゃあ、はい』スッ
榊原『?』
赤沢『手を繋ぐのよ』
榊原『え……ちょっと恥ずかしい……』
榊原『え、僕と?』
赤沢『ええ、一緒に帰りたいの。いいでしょ?』
榊原『う、うん』
赤沢『じゃあ、はい』スッ
榊原『?』
赤沢『手を繋ぐのよ』
榊原『え……ちょっと恥ずかしい……』
63: 2012/04/21(土) 02:05:26.12 ID:fA/SIWroO
赤沢『いいからっ!』ギュッ
榊原『わ、わっ』///
赤沢『そんなに驚かなくてもいいじゃない……』
榊原『い、いや違うんだ……』
赤沢『?』
榊原『赤沢さんと手を繋いでると凄くドキドキしちゃって……』///
赤沢『恒一君…』
―――……
赤沢「こういうのもアリね」ニヤニヤ
小椋「榊原君、もう帰ってるよ……」
榊原『わ、わっ』///
赤沢『そんなに驚かなくてもいいじゃない……』
榊原『い、いや違うんだ……』
赤沢『?』
榊原『赤沢さんと手を繋いでると凄くドキドキしちゃって……』///
赤沢『恒一君…』
―――……
赤沢「こういうのもアリね」ニヤニヤ
小椋「榊原君、もう帰ってるよ……」
65: 2012/04/21(土) 02:14:59.77 ID:fA/SIWroO
~翌日~
榊原「……おはよう」
勅使河原「お、おい、サカキ…… なんでまたテンション下がってんだよ……」
榊原「実はさ……」
勅使河原「どうした?」
榊原「元彼女がまた付き合おうって……」
勅使河原「え、良かったじゃねーか!」
榊原「……好きな人に告白したら断られたんだって」
勅使河原「……」
榊原「……おはよう」
勅使河原「お、おい、サカキ…… なんでまたテンション下がってんだよ……」
榊原「実はさ……」
勅使河原「どうした?」
榊原「元彼女がまた付き合おうって……」
勅使河原「え、良かったじゃねーか!」
榊原「……好きな人に告白したら断られたんだって」
勅使河原「……」
68: 2012/04/21(土) 02:22:47.07 ID:fA/SIWroO
榊原「……流石に断ったよ」
勅使河原「そりゃ、そうだろ」
榊原「……そしたら逆ギレされて、悪口言われまくり」
勅使河原「……」
榊原「……どうやら僕は裏でかなり悪口を言われてたらしい」
勅使河原「あ、あのさ……」
榊原「……もう信じない……女なんてどいつもこいつも……」ブツブツ
勅使河原「駄目だ、流石にダメージが大きすぎてどうしようもねー……」
勅使河原「そりゃ、そうだろ」
榊原「……そしたら逆ギレされて、悪口言われまくり」
勅使河原「……」
榊原「……どうやら僕は裏でかなり悪口を言われてたらしい」
勅使河原「あ、あのさ……」
榊原「……もう信じない……女なんてどいつもこいつも……」ブツブツ
勅使河原「駄目だ、流石にダメージが大きすぎてどうしようもねー……」
98: 2012/04/21(土) 10:49:33.56 ID:fA/SIWroO
赤沢(あの感じじゃ今は話しかけない方が良さそうね……)
赤沢(もう少し様子を見ましょう)
榊原「……」ブツブツ
勅使河原「どうすんだ、これ……」
綾野「あれ、どうしたの?」
勅使河原「あ、綾野……サカキをどうにかしてやってくれ……」
綾野「? よく分かんないけど……」
赤沢(馬鹿ね、今話しかけても無駄だわ)
赤沢(もう少し様子を見ましょう)
榊原「……」ブツブツ
勅使河原「どうすんだ、これ……」
綾野「あれ、どうしたの?」
勅使河原「あ、綾野……サカキをどうにかしてやってくれ……」
綾野「? よく分かんないけど……」
赤沢(馬鹿ね、今話しかけても無駄だわ)
101: 2012/04/21(土) 10:55:46.17 ID:fA/SIWroO
綾野「こういっちゃん、大丈夫?」
榊原「……綾野さん」
綾野「大丈夫じゃなさそうだね……何かあったの?」
榊原「……聞いてどうするの?」
綾野「え……」
榊原「……どうせ、僕のことなんて考えてないくせに」
綾野「そ、そんなこと」
榊原「……分かってるよ。表では優しくしてても、裏では悪口言いまくって笑ってるんだよね」
綾野「ひどいよ、こういっちゃん……」
榊原「……酷いのはそっちの方だ」
榊原「……綾野さん」
綾野「大丈夫じゃなさそうだね……何かあったの?」
榊原「……聞いてどうするの?」
綾野「え……」
榊原「……どうせ、僕のことなんて考えてないくせに」
綾野「そ、そんなこと」
榊原「……分かってるよ。表では優しくしてても、裏では悪口言いまくって笑ってるんだよね」
綾野「ひどいよ、こういっちゃん……」
榊原「……酷いのはそっちの方だ」
103: 2012/04/21(土) 11:01:15.23 ID:fA/SIWroO
綾野「うぅ……」グスッ
榊原「……出たよ……なんなの? 泣けば許してくれるとでも思ってるの?」
綾野「……」グスッ
榊原「……女ってみんなそうだよね」
綾野「こういっちゃんの馬鹿!」
パシーン
榊原「……鬱陶しいよ」
赤沢(あ、あれが恒一君? なんであんなことに……)
小椋(彩……)
榊原「……出たよ……なんなの? 泣けば許してくれるとでも思ってるの?」
綾野「……」グスッ
榊原「……女ってみんなそうだよね」
綾野「こういっちゃんの馬鹿!」
パシーン
榊原「……鬱陶しいよ」
赤沢(あ、あれが恒一君? なんであんなことに……)
小椋(彩……)
109: 2012/04/21(土) 11:11:55.07 ID:fA/SIWroO
~昼休み~
榊原「……」ブツブツ
勅使河原「ヤバいぞ、こりゃ……俺が話しかけても反応ねーよ……」
綾野「……」
勅使河原「綾野もかなりヘコんでるし……」
勅使河原「どうすりゃ、いいんだよ……」
榊原「……」ブツブツ
勅使河原「ヤバいぞ、こりゃ……俺が話しかけても反応ねーよ……」
綾野「……」
勅使河原「綾野もかなりヘコんでるし……」
勅使河原「どうすりゃ、いいんだよ……」
111: 2012/04/21(土) 11:17:51.95 ID:fA/SIWroO
赤沢(私が恒一君をなんとかしてあげたいけど……さすがに厳しいわね……)
小椋「……」スクッ
赤沢「え?」
小椋「榊原君、ちょっと屋上まで来てくれる?」
榊原「……別にそれぐらいなら」
勅使河原(頼む、小椋! なんとかしてやってくれ!)
小椋「……」スクッ
赤沢「え?」
小椋「榊原君、ちょっと屋上まで来てくれる?」
榊原「……別にそれぐらいなら」
勅使河原(頼む、小椋! なんとかしてやってくれ!)
114: 2012/04/21(土) 11:23:26.47 ID:fA/SIWroO
~屋上~
榊原「……で、話って?」
小椋「彩のことなんだけど……あんな言い方ってないと思うの」
榊原「……あー、やっぱりね…」
小椋「……」
榊原「……それで謝れとか言うんでしょ? そのパターンは飽きたよ」
小椋「ちゃんと、謝ってあげてほしい……彩は真剣なんだから」
榊原「……どいつもこいつも同じような事ばかり」
榊原「……で、話って?」
小椋「彩のことなんだけど……あんな言い方ってないと思うの」
榊原「……あー、やっぱりね…」
小椋「……」
榊原「……それで謝れとか言うんでしょ? そのパターンは飽きたよ」
小椋「ちゃんと、謝ってあげてほしい……彩は真剣なんだから」
榊原「……どいつもこいつも同じような事ばかり」
118: 2012/04/21(土) 11:31:32.85 ID:fA/SIWroO
榊原「……東京にいた時もよくあったよ。『あの子は真剣に告白してるのよ! 謝って!』とか。僕はただ普通にフっただけなのにさ…」
小椋「……」
榊原「……それで周りの圧力に耐えられないから、嫌々付き合ったのに……何故か最後は僕がフラれるんだよ」
榊原「……もう女なんて嫌いだ」
パシーン
小椋「ふざけないでよ……」
小椋「……」
榊原「……それで周りの圧力に耐えられないから、嫌々付き合ったのに……何故か最後は僕がフラれるんだよ」
榊原「……もう女なんて嫌いだ」
パシーン
小椋「ふざけないでよ……」
123: 2012/04/21(土) 11:39:43.47 ID:fA/SIWroO
榊原「……ははっ、ふざけてるのはどっちだよ」
小椋「彩と私をそんな人と一緒にしないで……」
榊原「……一緒だ、僕からしたら鬱陶しいだけなんだよ」
小椋「違うよ! 榊原君は彩の思いを踏みにじった!」
小椋「いつもの榊原君ならこんなことは……」
榊原「……いつもの僕ってなんだよ。僕はいつもどおりだ」
小椋「……もういい」
小椋「彩と私をそんな人と一緒にしないで……」
榊原「……一緒だ、僕からしたら鬱陶しいだけなんだよ」
小椋「違うよ! 榊原君は彩の思いを踏みにじった!」
小椋「いつもの榊原君ならこんなことは……」
榊原「……いつもの僕ってなんだよ。僕はいつもどおりだ」
小椋「……もういい」
126: 2012/04/21(土) 11:43:51.19 ID:fA/SIWroO
~放課後~
榊原「……帰ろう、勅使河原」
勅使河原「お、おう」チラッ
綾野「……」
小椋「……」
勅使河原(小椋でも駄目だったか……)
赤沢(いったいどうなってるの……)
榊原「……帰ろう、勅使河原」
勅使河原「お、おう」チラッ
綾野「……」
小椋「……」
勅使河原(小椋でも駄目だったか……)
赤沢(いったいどうなってるの……)
128: 2012/04/21(土) 11:52:40.59 ID:fA/SIWroO
勅使河原(やはり、俺がなんとかするしかないのか……仕方ねぇ)
榊原「……勅使河原?」
勅使河原「サカキ」
榊原「……なに」
勅使河原「お前ってホ〇なのか?」
榊原「!?」
榊原「な、何だよ、急に」
勅使河原「いや、今日やたらと女が嫌いって言ってたから……」
榊原「そんなわけないよ!」
ザワザワ
榊原「……勅使河原?」
勅使河原「サカキ」
榊原「……なに」
勅使河原「お前ってホ〇なのか?」
榊原「!?」
榊原「な、何だよ、急に」
勅使河原「いや、今日やたらと女が嫌いって言ってたから……」
榊原「そんなわけないよ!」
ザワザワ
130: 2012/04/21(土) 12:03:24.96 ID:fA/SIWroO
勅使河原「でも、女なんてどいつもこいつも、とか言ってたじゃねーか」
榊原「別に女の子みんなが嫌いとは言ってないよ!」
勅使河原「つまりは女が好きなんだな?」
榊原「そうだよ!」
榊原「はっ……」
ザワザワザワザワ
榊原「勅使河原……」キッ
勅使河原「冗談だよ、冗談」
勅使河原「でも、今ので分かっただろ、サカキ……」
榊原「……?」
勅使河原「お前、今自分で言ったじゃねーか……女みんなが嫌いなわけじゃないって……」
榊原「別に女の子みんなが嫌いとは言ってないよ!」
勅使河原「つまりは女が好きなんだな?」
榊原「そうだよ!」
榊原「はっ……」
ザワザワザワザワ
榊原「勅使河原……」キッ
勅使河原「冗談だよ、冗談」
勅使河原「でも、今ので分かっただろ、サカキ……」
榊原「……?」
勅使河原「お前、今自分で言ったじゃねーか……女みんなが嫌いなわけじゃないって……」
134: 2012/04/21(土) 12:10:22.04 ID:fA/SIWroO
榊原「……」
勅使河原「女にも良い奴はいる、そう思ってんだろ?」
勅使河原「なのに、今のお前は元カノを意識しすぎて、女なら誰でも否定してしまってるんだ」
榊原「……」
勅使河原「少なくともこのクラスにはそんな女いないぜ? みんな真剣にお前の事を考えてくれるはずだ」
榊原「……」
勅使河原「女にも良い奴はいる、そう思ってんだろ?」
勅使河原「なのに、今のお前は元カノを意識しすぎて、女なら誰でも否定してしまってるんだ」
榊原「……」
勅使河原「少なくともこのクラスにはそんな女いないぜ? みんな真剣にお前の事を考えてくれるはずだ」
榊原「……」
136: 2012/04/21(土) 12:13:22.86 ID:fA/SIWroO
友達の家に遊びに行く準備します
行く準備ができたら書きます
行く準備ができたら書きます
145: 2012/04/21(土) 12:39:34.98 ID:fA/SIWroO
綾野「……こういっちゃん」
榊原「あ、綾野さん……」
勅使河原「な、サカキ?」
榊原「……うん」
榊原「ごめん、綾野さん!」
榊原「あ、綾野さん……」
勅使河原「な、サカキ?」
榊原「……うん」
榊原「ごめん、綾野さん!」
149: 2012/04/21(土) 12:48:35.76 ID:fA/SIWroO
綾野「ううん、いいよ……」
榊原「綾野さんは本気で僕のこと心配してくれてたんだね……」
綾野「……うん」///
榊原「嬉しいよ、ありがとう…」
綾野「……」///
小椋「良かったね、彩」
榊原「綾野さんは本気で僕のこと心配してくれてたんだね……」
綾野「……うん」///
榊原「嬉しいよ、ありがとう…」
綾野「……」///
小椋「良かったね、彩」
152: 2012/04/21(土) 12:57:59.31 ID:fA/SIWroO
榊原「小椋さんも……ごめんね」
小椋「私は全然気にしてないよ」
榊原「でも……」
小椋「だって思いっきり叩いちゃったし……」
小椋「ね?」
榊原「うん…」
勅使河原「良かったな、サカキ」
赤沢(あれ?)
小椋「私は全然気にしてないよ」
榊原「でも……」
小椋「だって思いっきり叩いちゃったし……」
小椋「ね?」
榊原「うん…」
勅使河原「良かったな、サカキ」
赤沢(あれ?)
158: 2012/04/21(土) 13:21:36.27 ID:fA/SIWroO
ちょっと席外します
166: 2012/04/21(土) 14:00:45.16 ID:fA/SIWroO
榊原「じゃあ、みんなで帰ろっか」
勅使河原「そうだな」
綾野「私はこういっちゃんと2人っきりで帰りたいなー」チラッ
榊原「あ、綾野さん……」///
小椋「えー……そしたら私勅使河原と2人っきりになっちゃうよ……」
勅使河原「なんだよ、その言い方……」
榊原「と、とりあえずみんなで帰ろうよ」
赤沢(あ、あれ?)
勅使河原「そうだな」
綾野「私はこういっちゃんと2人っきりで帰りたいなー」チラッ
榊原「あ、綾野さん……」///
小椋「えー……そしたら私勅使河原と2人っきりになっちゃうよ……」
勅使河原「なんだよ、その言い方……」
榊原「と、とりあえずみんなで帰ろうよ」
赤沢(あ、あれ?)
169: 2012/04/21(土) 14:19:18.42 ID:fA/SIWroO
~翌日~
榊原「おはよう……」
勅使河原「おう、サカキ…って何でまたテンション下がってんだよ」
榊原「実はさ……」
勅使河原「またこのパターン……」
榊原「昨日、元カノになんでもう一回僕と付き合いたいの? って聞いたんだ……そしたら……」
榊原「顔が良いからに決まってんじゃん、だって……」
勅使河原「あぁ……」
榊原「僕は顔以外見られて無かったんだよ……」
榊原「おはよう……」
勅使河原「おう、サカキ…って何でまたテンション下がってんだよ」
榊原「実はさ……」
勅使河原「またこのパターン……」
榊原「昨日、元カノになんでもう一回僕と付き合いたいの? って聞いたんだ……そしたら……」
榊原「顔が良いからに決まってんじゃん、だって……」
勅使河原「あぁ……」
榊原「僕は顔以外見られて無かったんだよ……」
170: 2012/04/21(土) 14:26:09.65 ID:fA/SIWroO
勅使河原「いや、そんなことは……」
榊原「女の子は顔しか見てないんだよ……」
勅使河原「あ、あのな、サカ…」
綾野「おはよー、こういっちゃん!」
小椋「おはよう、榊原君」
榊原「あぁ、おはよう……」
綾野「また、テンション低いね……どうしたの?」
榊原「女の子は顔しか見てないんだよ……」
勅使河原「あ、あのな、サカ…」
綾野「おはよー、こういっちゃん!」
小椋「おはよう、榊原君」
榊原「あぁ、おはよう……」
綾野「また、テンション低いね……どうしたの?」
171: 2012/04/21(土) 14:31:23.75 ID:fA/SIWroO
榊原「……綾野さん、1つ聞いて良い?」
綾野「いいよ、なに?」
榊原「……僕の一番良いところってどこかな」
勅使河原(嫌な予感が……)
綾野「うーん……顔かな」
榊原「」ガクッ
勅使河原「さ、サカキ!」
綾野「いや、やっぱり優しいとこ……ってこういっちゃん!?」
勅使河原「やっちまったな……」
綾野「いいよ、なに?」
榊原「……僕の一番良いところってどこかな」
勅使河原(嫌な予感が……)
綾野「うーん……顔かな」
榊原「」ガクッ
勅使河原「さ、サカキ!」
綾野「いや、やっぱり優しいとこ……ってこういっちゃん!?」
勅使河原「やっちまったな……」
174: 2012/04/21(土) 14:42:38.95 ID:fA/SIWroO
~昼休み~
榊原「僕は顔だけの男……僕は顔だけの男……」ブツブツ
勅使河原「おい、綾野……どうすんだよ」
綾野「うぅ……ごめん」
小椋「最初から優しい性格って言ってれば良かったね……」
赤沢(どうやら、チャンスが来たようね)
赤沢(ここで性格が好きって言えば……)
榊原「僕は顔だけの男……僕は顔だけの男……」ブツブツ
勅使河原「おい、綾野……どうすんだよ」
綾野「うぅ……ごめん」
小椋「最初から優しい性格って言ってれば良かったね……」
赤沢(どうやら、チャンスが来たようね)
赤沢(ここで性格が好きって言えば……)
178: 2012/04/21(土) 14:50:43.95 ID:fA/SIWroO
―――……
赤沢『恒一君』
榊原『あ、赤沢さん……』
赤沢『恒一君は顔だけの男じゃないわ』
榊原『そんなこと……ないよ』
赤沢『少なくとも私は恒一君の優しいところが好き……』
榊原『赤沢さん…』
赤沢『恒一君』
榊原『あ、赤沢さん……』
赤沢『恒一君は顔だけの男じゃないわ』
榊原『そんなこと……ないよ』
赤沢『少なくとも私は恒一君の優しいところが好き……』
榊原『赤沢さん…』
241: 2012/04/21(土) 20:38:25.00 ID:fA/SIWroO
赤沢『……恒一君は?』
榊原『え?』
赤沢『私のどこが好き……?』
榊原『ぼ、僕は……』
榊原『真面目で優しくて頼りになるところが好きかな……』///
赤沢『嬉しいっ!』ギュー
―――……
赤沢(よし、話しかけましょう)
榊原『え?』
赤沢『私のどこが好き……?』
榊原『ぼ、僕は……』
榊原『真面目で優しくて頼りになるところが好きかな……』///
赤沢『嬉しいっ!』ギュー
―――……
赤沢(よし、話しかけましょう)
246: 2012/04/21(土) 20:49:32.34 ID:fA/SIWroO
赤沢「こ、恒一君!」
榊原「……赤沢さん?」
赤沢「恒一君は見た目だけの男なんかじゃないわ!」
榊原「……は?」
榊原「……何なの、急に」
榊原「そんな口先だけの慰めいらないんだけど。どうせ赤沢さんも僕の見た目だけしか見てないんでしょ?」
赤沢「え、え…?」
榊原「やっぱり否定しないんだね。そういう人だと思ったよ。はっきり言って赤沢さん、うざいよ」
赤沢「う、うぅ……」
榊原「……赤沢さん?」
赤沢「恒一君は見た目だけの男なんかじゃないわ!」
榊原「……は?」
榊原「……何なの、急に」
榊原「そんな口先だけの慰めいらないんだけど。どうせ赤沢さんも僕の見た目だけしか見てないんでしょ?」
赤沢「え、え…?」
榊原「やっぱり否定しないんだね。そういう人だと思ったよ。はっきり言って赤沢さん、うざいよ」
赤沢「う、うぅ……」
248: 2012/04/21(土) 20:56:18.02 ID:fA/SIWroO
赤沢「……」グスッ
榊原「……勅使河原ご飯食べよう」
勅使河原「で、でもよ」
榊原「……いいから」
勅使河原「おう…」
綾野「あの、私たちもいい……?」
榊原「……来なくていいよ」
綾野「あぅ……」
小椋「……」
榊原「……勅使河原ご飯食べよう」
勅使河原「で、でもよ」
榊原「……いいから」
勅使河原「おう…」
綾野「あの、私たちもいい……?」
榊原「……来なくていいよ」
綾野「あぅ……」
小椋「……」
253: 2012/04/21(土) 21:05:28.68 ID:fA/SIWroO
~放課後~
榊原「……帰ろう、勅使河原」
勅使河原「お、おう……」
勅使河原(やべーな、こりゃ……もうどうしようもねぇ……)
見崎「榊原君」
榊原「……なに?」
見崎「ちょっと屋上に来て」
榊原「……僕、早く帰りたいんだけど」
見崎「いいから」ガシッ
榊原「……」
榊原「……帰ろう、勅使河原」
勅使河原「お、おう……」
勅使河原(やべーな、こりゃ……もうどうしようもねぇ……)
見崎「榊原君」
榊原「……なに?」
見崎「ちょっと屋上に来て」
榊原「……僕、早く帰りたいんだけど」
見崎「いいから」ガシッ
榊原「……」
258: 2012/04/21(土) 21:14:01.76 ID:fA/SIWroO
~屋上~
榊原「……で、なに?」
見崎「言いたいことがあるの」
榊原「……早く、言ってよ」
見崎「最近の榊原君、ウザい」
榊原「え……」
見崎「何なの、彼女にフラれたくらいで騒いじゃって」
見崎「全部相手のせいにしてるけど、フラれた原因が自分にあるかもって考えないの?」
見崎「見た目だけの男って言われるのも納得。そんな性格だから言われたんじゃない?」
榊原「」
榊原「……で、なに?」
見崎「言いたいことがあるの」
榊原「……早く、言ってよ」
見崎「最近の榊原君、ウザい」
榊原「え……」
見崎「何なの、彼女にフラれたくらいで騒いじゃって」
見崎「全部相手のせいにしてるけど、フラれた原因が自分にあるかもって考えないの?」
見崎「見た目だけの男って言われるのも納得。そんな性格だから言われたんじゃない?」
榊原「」
267: 2012/04/21(土) 21:19:51.93 ID:fA/SIWroO
見崎「それだけ、じゃあね」
榊原「……」
~翌日~
勅使河原「おいおい、サカキいつもより遅くねーか」
綾野「確かに……大丈夫かな、こういっちゃん……」
小椋「若干、彩のせいでもあるからね…」
綾野「うぅ……」
榊原「……」
~翌日~
勅使河原「おいおい、サカキいつもより遅くねーか」
綾野「確かに……大丈夫かな、こういっちゃん……」
小椋「若干、彩のせいでもあるからね…」
綾野「うぅ……」
269: 2012/04/21(土) 21:25:22.18 ID:fA/SIWroO
ガラッ
榊原「おはよう、勅使河原」ニコッ
勅使河原「お、おう……サカキどうかしたのか?」
榊原「え? 別に何にもないけど」
綾野「こういっちゃん……」
榊原「あ、綾野さんと小椋さんもおはよう」ニコッ
綾野「あ……」ドキッ
小椋「……っ」ドキッ
榊原「昨日はあんな言い方してごめんね、2人とも……」
272: 2012/04/21(土) 21:32:38.72 ID:fA/SIWroO
綾野「い、いいよ……私があんな言い方したのが悪かったんだし……」
榊原「ううん、そんなことないよ。やっぱり僕には内面に魅力が無かったんだよ」
榊原「あんなウジウジしてさ、なんか吹っ切ったら馬鹿みたいに思えてきたよ」
綾野「こういっちゃん……」
勅使河原「やっと元のサカキって感じだな」
小椋さん「良かった……」
榊原「ううん、そんなことないよ。やっぱり僕には内面に魅力が無かったんだよ」
榊原「あんなウジウジしてさ、なんか吹っ切ったら馬鹿みたいに思えてきたよ」
綾野「こういっちゃん……」
勅使河原「やっと元のサカキって感じだな」
小椋さん「良かった……」
278: 2012/04/21(土) 21:48:28.37 ID:fA/SIWroO
榊原「見崎」
見崎「どうしたの、榊原君?」
榊原「……ありがとう」
見崎「? 私は何にもしてない」
榊原「そんなことないよ、見崎のおかげで吹っ切れたんだから」
見崎「そう、なら良かった」
榊原「あとさ、もし良かったらなんだけど……」
見崎「……?」
榊原「こ、今度一緒に遊びに行かない?」
見崎「……別にどっちでもいい」プイッ
榊原「……あれ、ひょっとして照れてる?」
見崎「そ、そんなことない」
見崎「どうしたの、榊原君?」
榊原「……ありがとう」
見崎「? 私は何にもしてない」
榊原「そんなことないよ、見崎のおかげで吹っ切れたんだから」
見崎「そう、なら良かった」
榊原「あとさ、もし良かったらなんだけど……」
見崎「……?」
榊原「こ、今度一緒に遊びに行かない?」
見崎「……別にどっちでもいい」プイッ
榊原「……あれ、ひょっとして照れてる?」
見崎「そ、そんなことない」
289: 2012/04/21(土) 21:59:00.13 ID:fA/SIWroO
勅使河原「おい、ずるいぞ! 俺も一緒に遊びに行っていーか?」
綾野「こういっちゃん私もー」
小椋「私も行こっかな」
榊原「えー……まぁ、いいけどさ……」
見崎「私は行くとは言ってない」プイッ
榊原「ははっ……楽しみだね、見崎」
見崎「……うん」
赤沢(わ、私は……?)
お
わ
り
綾野「こういっちゃん私もー」
小椋「私も行こっかな」
榊原「えー……まぁ、いいけどさ……」
見崎「私は行くとは言ってない」プイッ
榊原「ははっ……楽しみだね、見崎」
見崎「……うん」
赤沢(わ、私は……?)
お
わ
り
292: 2012/04/21(土) 22:01:30.18 ID:GN2TZmMf0
乙
赤沢さん不憫かわいい
赤沢さん不憫かわいい
295: 2012/04/21(土) 22:04:52.87 ID:fA/SIWroO
最後まで読んでくれた人
本当にありがとうございました
こんな適当な終わり方ですいません
※ホントは赤沢さんendを考えてました
本当にありがとうございました
こんな適当な終わり方ですいません
※ホントは赤沢さんendを考えてました
引用: 榊原「彼女にフラれた……」
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