739: 2010/08/20(金) 00:03:24.97 ID:o7452VY0
ちょっと小ネタ投



レッサー「上条当麻の身も心も私の虜にしたいです」

フ口リス「はあ?」

レッサー「いや、だから上条当麻を私のモノにしたいんです」

ベイロープ「一応聞くけど、何のために?」

レッサー「あの第三次世界大戦を事実上終結させた人物は一体何処の誰ですか!? 彼が英国に来てくれれば、私たちの国は魔術側からも科学側からも一目置かれることとなるんですよっ!」

ベイロープ「で、その手段は?」

レッサー「私の×××に彼の×××を×××して×××させて既成事実を作ります」

ベイロープ「ちょっとコイツ黙らせていいかしら?」

フ口リス「ワタシが許可する。やれ」

レッサー「え、待って……ぎゃあ! ベイロープちょ、タンマタンマ! 私の尻尾はデリケートなんです、私のお尻はピュアなんです、そんな乱暴に弄らないでください!」

ベイロープ「んー? アンタの言ってることはその男にこういうことをされるかもしれないってことでしょ」

レッサー「あ、その辺は抜かりありませんよ。今の彼にそんな度胸があるはずがありません」

フ口リス「羊の皮を被った狼って知ってるか?」

レッサー「いえ、これは確かな情報です。……彼に嫌ってほど説教されましたから」

ベイロープ「ふうん。まあ私はその男がどんな人物か詳しく知らないから何とも言えないけど。フ口リスは会ったんでしょ?」
とある魔術の禁書目録 31巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
740: 2010/08/20(金) 00:04:35.98 ID:o7452VY0
フ口リス「そこのレッサーと同じさ。アイツは人の話を聞かずに自分勝手な行動ばかりするから嫌いだ」

レッサー「ちょっと、何でそこで私が入るんですか」

ベイロープ「なるほど、よく分かったわ」

レッサー「ベイロープも納得しないでください!」

レッサー「とにかくっ! 私は今から学園都市に行って上条当麻を落としてきます」

ベイロープ「アンタ学園都市って簡単に言うけど、あそこは科学サイドの中枢。どうやって侵入するつもり?」

フ口リス「そうだ、オマエが何処で何をしてようが勝手だが、『新たなる光』のメンバーが科学側に捕まる、なんてことは避けたい」

レッサー「大丈夫です。既にイギリス清教に所属している、とある魔術師の協力を得ています」

ベイロープ「誰よ、そのヘンテコな計画に加担した馬鹿は」

レッサー「おっと、もう時間です。では私はこれから学園都市へと向かいますのでこの辺で失礼します」

ベイロープ「何、もう決まってることなの!? ちょっとランシスも何か言いなさい!」

ランシス「……い、いいん、ひゃない? くひ……おもひろそ、ふふっ」

ベイロープ「今は『爪』を装備しなくてもいいでしょ!?」

レッサー「そうそう、上条当麻に関する情報、いわゆる趣味趣向や夜のオカズ等が分かりましたら通信で知らせてください。それではっ!」ダッ

ベイロープ「あッ、待ちなさ――。はぁ、どうする、フ口リス」

フ口リス「もういい。放っておけ。ワタシたちはしばらく動くつもりもないし、好きにさせておけばいいさ」

741: 2010/08/20(金) 00:05:52.39 ID:o7452VY0
――

イギリス-ヒースロー空港

レッサー「おお、これが噂の学園都市製の超音速旅客機ですか」

土御門「そうだにゃー。これから俺たちはこれに乗って学園都市に『正式に』侵入するんだぜい」

レッサー「土御門には感謝感激雨霰です」

土御門「共に利害が一致した者同士、それを助けるのは当然のことだにゃー」

土御門「(カミやんのフラグ立てはもう殺意を超え、呆れを超越して興味が湧いたんだぜい)」

レッサー「それでは行きましょうか」

土御門「了解したっ!」

レッサー「(いよいよ上条当麻を我が国の尖兵にするときがきました……ふふっ)」

土御門「(カミやんがこの猛烈アタック少女相手にどんな反応を示すのか……)」

レッサー・土御門「楽しみです!」「にゃー!」

レッサー・土御門「わはははははははっ!!」

つづく……?

――

台本形式ってほとんど書いたことないんだけど、こういう感じでいいのかな?
どこかでテンポが大事と見たことがあるような気がするんだけど。

742: 2010/08/20(金) 00:20:07.04 ID:TQ7pkA.o
新たなる光とかいいじゃないおもしろそう!
HKB!HKB!

台本は大体はそんなんだぜ 地の文なくてもセリフで補完できるし

引用: ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-12冊目-【超電磁砲】