758: 2010/08/20(金) 06:43:32.06 ID:IltzVlE0
別のss書いてた時にふと俺の脳内にネタが浮かびました

忘れるのも何かもったいないと思ったネタなので投下します
とある魔術の禁書目録 31巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
759: 2010/08/20(金) 06:46:15.64 ID:IltzVlE0
【フィアンマ「ご飯くれると嬉しいな」】


上条「……」

フィアンマ「どうした上条当麻?俺様はご飯が欲しいと言っているのだぞ?」

上条「あの…ハウルさん?」

フィアンマ「誰だよハウルって。それよりもご飯をくれるのかくれないのかはっきりしろ。俺様は空腹なのだ。」

上条「いや、結論から言うとおめえのメシねえから。」

フィアンマ「なんだとお!!」(巨大な右手を出す)

上条「こんなとこで右手出すんじゃねぇ!」(ばきっ!)

フィアンマ「べつれへむッッ!!」


ヒューーー……ぐしゃっ!


「うわー!飛び降りだ!」

「誰か!救急車よべ!」

「何だァこのデケェ手みたいなモンは?」

「ハウル!私よ!分かる?」

「人工呼吸をするのである」

「アッー!」

上条「……アイツにはどこか遠いところで幸せになってもらおう」


778: 2010/08/20(金) 10:43:50.71 ID:zcCgFAI0
木原くんと一方さんの小ネタで3レスほど投下しますー

779: 2010/08/20(金) 10:44:50.24 ID:zcCgFAI0
キハラ・アマッターと実験動物

木原「今日からテメェの開発に携わる、木原数多だ」

一方通行「くあー」

木原(話聞いてねぇし)

木原「で、一方通行。まずはテメェの能力、ベクトル操作だが」

一方通行「ンー、ねっみー」

木原「今のままじゃまだ足りねぇ。完全な力にするためには」

一方通行「……あのさァ」

木原「! んだよ」

一方通行「顔のソレ、ラクガキ?」スッ

木原「いッ!? いきなり人の顔に手ぇ伸ばすな! これはラクガキじゃねぇ、刺青だボケ!」

一方通行「ンだよ、油性で書かれてンだと思って親切に落としてやろォとしたのに」

木原「大体テメェに体触らせるクソ馬鹿な研究者がどこに――」

一方通行「木原くン、つったかァ?」

木原「あぁ?」

一方通行「オマエ、うっせェ」

木原「……!」ブチン

一方通行「けどよォ」

木原(これ以上侮辱されたら実験中にうっかり頃しちまいそうだ堪えろ数多相手は貴重な実験動物だ堪えろよ数多)

一方通行「クソ弱ェビビリよりは、クソうるせェビビリのほォがマシだわ」

木原「……あ? なんだって?」

一方通行「オマエはごォかく、ってコト」

木原「テメェが俺を判断すんなよ、……クソガキが」

760: 2010/08/20(金) 06:47:46.46 ID:IltzVlE0
Take2

フィアンマ「はぁ…はぁ…今のそげぶは効いたぞ上条当麻」

上条「いや、何でまたもや律儀にベランダに引っ掛かってんだよ。」

フィアンマ「こうしないと話が進まないだろ!」

上条「お前意外と融通が利かないんだな。つーか頭から赤い液体が滝の様に流れてるんですけど…」

フィアンマ「赤はミカエルの象徴だ。だから俺様の血は赤い。」

上条「人間ならみんな赤い血だろ。」

フィアンマ「はぁ?テメェの血は一体なn」

上条「赤だよ。青や緑だったら怖えよ」

フィアンマ「何だよ、俺様だけの特別な色だと思ってたのに。」

上条「ああ、あるよなそういうの。好きな子からチョコ貰って喜んでたら、実はみんなその子から貰ってましたみたいな。」

フィアンマ「あるある。本命だと思ってたのに実は義理でしたってな。
しかも本命チョコを別の奴に渡して告白してるとこを目撃しちゃったりとか……」

上条「……」

フィアンマ「……」

フィアンマ「とりあえずご飯くれよカモ条」

上条「この焼きそばパンで良いか?」

フィアンマ「お前それ今踏んでただろ?」

761: 2010/08/20(金) 06:48:59.15 ID:IltzVlE0

上条「焼きそばパンは踏んで食べるもんなんだ。」

フィアンマ「俺様を外人だと思って馬鹿にしてるな?踏んで食べるのはうどんだ。」

上条「へえ、そうなのか?」

フィアンマ「そうだ。踏む事によってうどんに腰が出るんだ。」

上条「何でお前そんな事知ってんだよ。」

フィアンマ「むしろ何でお前は知らないんだよ。」

上条「俺記憶無いし。」

フィアンマ「いや、消えたのエピソード記憶だけだろ。」

上条「ごちゃごちゃうるせえ!」

フィアンマ「うわっキレやがった。最近の若者怖え」


上条「で、まだそこで布団みたいに引っ掛かってる気か?」

フィアンマ「上やんがご飯をくれるまで動かないぞ」

上条「だから焼きそばパン食えってば。」

フィアンマ「やだよ水虫パンなんて」

上条「みみみみ水虫ちゃうわ!」

フィアンマ「あれ?まさか図星?」

上条「やめろ!俺に変な設定をつけるな!」

762: 2010/08/20(金) 06:49:49.08 ID:IltzVlE0
フィアンマ「なあムシ条」

上条「なんでも条つけりゃ良いってもんじゃないぞ。」

フィアンマ「寿司食いてえ寿司。寿司食わせろ寿司条。」

上条「寿司みたいに酸っぱい野菜ならあるぞ」

フィアンマ「危ないよそれ。食べたらきっと食中毒だよそれ。」

上条「ぜひお前に食べてほしいんだけど。」

フィアンマ「酷いな、仲間だろ俺様達。」

上条「インデックスとサーシャを誘拐して人の右手を狙う奴でも仲間と呼んでいいのでせうか?」

763: 2010/08/20(金) 06:50:44.53 ID:IltzVlE0
フィアンマ「ケツの穴の小さい男だな。お前彼女居ないだろ?」

上条「悪かったな。お前こそ友達居ないだろ?」

フィアンマ「居るから!沢山居るから!」

上条「沢山ってどのくらいだよ?」

フィアンマ「えっと、20億人くらい?」

上条「それローマ正教徒の数だろ!」

フィアンマ「良いじゃねえか!人類みな兄弟だ!」

上条「人類を思いっきり見下してる奴が吐いていいセリフじゃないな。」

フィアンマ「これだから人類は嫌なんだ。やっぱ時代は天使だろ。ミカエルちゃんマジ天使長」

上条「お前、もしかしたら人間の友達ができないから人間辞めようとしてたのか?」

フィアンマ「……」

上条「え?図星?」

764: 2010/08/20(金) 06:51:39.64 ID:IltzVlE0
フィアンマ「……同情するならメシをくれ」

上条「いや、なんかごめんなさい。」

フィアンマ「気にするなよ。友達だろ?」

上条「え?なんか呪いのイタチ人形を手に入れた時と同じ気分なんだけど。」

フィアンマ「お前が友達だと認めてくれないなら、俺様はここから飛び降りるぞ?氏ぬぞ?良いんだな?」

上条「まあさっきも氏ななかったから大丈夫だと思うけど?つーかベランダから落ちただけで氏ぬボスってどうなんだ?」

フィアンマ「ちくしょう俺様をコケにしやがって!見てろよ!見事に氏んでみせるからな!」


ヒューーーグシャッ☆


イン「うわ、何か上から降って来たんだよ」

フィアンマ「……」

ツンツン

フィアンマ「……(ピクッ)」

イン「生きてるんだよ。」

765: 2010/08/20(金) 06:52:44.65 ID:IltzVlE0
Take3

フィアンマ「また[ピーーー]なかった……絶望した!言いたい事も言えないこんな世の中に絶望した!」

イン「禁書でも一位を争うほどの傍若無人なキャラが何か言ってるんだよ。」

上条「つーかだから何でまたベランダに引っ掛かってんだよ。お前はベランダの妖精か何かですか?」

フィアンマ「ベランダ系アイドルとでも呼んでくれ。」

イン「キモい」

フィアンマ「クックックッ、禁書目録と幻想頃しが揃ったな。当初の目的通り、貴様らを回収させてもら…アレ?」

上条「ん?どうした?」

フィアンマ「やべえ、第三の腕が出ねえ。腹が空き過ぎた上にベランダから転落したせいで力が…ねえ上やん、何か食べさせてよ。」

上条「だってよ。どうする?」

イン「かわいそうだしご飯を分けてあげたいのは山々だけど、とりあえずそこはかとなく氏んでほしいかも。」

上条「すまん、そういうことだ。」

フィアンマ「お前献身的な子羊でも何でもねえよもう。」

イン「うるせえよ口リコン。幼女誘拐してんじゃねえよ口リコン。」

766: 2010/08/20(金) 06:54:33.86 ID:IltzVlE0
上条「そうだ、じゃあ一方通行の笑い声をモノマネしてみろよ。そうしたら飯を食わせてやるよ。」

フィアンマ「誰だよその一方通行って?つーか人の名前なのか?」

イン「お前と同じ口リコンだよ。」

上条「よしインnanntokaス、お手本見せてやれ。」

イン「くきき…くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけき
きくくくききかきくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかかーーーーーッ!!!」

フィアンマ「何それ?鳥?一方通行って何かの鳥なの?天然記念物?ヤンバルレータ?」

上条「さあ真似して見せろ。」

フィアンマ「仕方ねえ。くきき…くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけ
けこかくくごふっ!ごほっ!げほっ!いや無理だからごほっ!」

上条「さすがは学園都市第一位の喉の強さを持つ一方通行……常人には真似できないか。」

イン「根性が足りないんだよ。」

767: 2010/08/20(金) 06:55:53.49 ID:IltzVlE0
フィアンマ「ていうか腹が減って声が出ねえよ。」

上条「じゃあ次は何してもらおうかな。」

フィアンマ「上条当麻、もしかしたら俺様で遊んでないか?」

上条「ああ」(イケメンAA)

フィアンマ「初めてですよ、この俺様をここまでコケにしたおバカさん達は。」

イン「バーカバーカwwwwwwwwww」

上条「飽きたから教皇に連絡して引き取ってもらうとするか。」

フィアンマ「いや、お前教皇の連絡先とか知ってんの?つーかあのじいさん携帯とか持ってたっけ?」


prrrrrrr


上条「あ、もしもし俺です。先日はお世話になりましたー。はい……あっはっはっ、
もうそんなんじゃないですよー。はい、ええまたそちらに遊びに行きますから。じゃあそういう事で。」ピッ

フィアンマ「何か楽しそうだったが、一体何を話してたんだ?」

上条「イタリア語だから何て言ってんのか分からなかった。俺日本語しか話せないし。」

768: 2010/08/20(金) 06:57:34.64 ID:IltzVlE0

フィアンマ「え?なんかどう聞いても仲良さそうな会話にしか聞こえなかったけど。」

上条「いや、なんかこっちからかけといて一方的に切るのもアレだからさ。間違いでしたってイタリア語でなんて言うかわからないし。」

フィアンマ「ローマ教皇にイタ電した人間はたぶんお前で二人目だ。仲間だな。」

上条「お前もあんのかよ。」

イン「仕方ないから私が代わりに連絡してあげるんだよ。」


Prrrrrrrr

2分後


イン「終わったよ。」

上条「何だって?」

イン「いらないから適当に処理しといてだって。」

フィアンマ「……」

上条「いや、なんつーかドンマイ?」

769: 2010/08/20(金) 06:59:24.83 ID:IltzVlE0
以上です

すまん、別にもったいなくなかったな

780: 2010/08/20(金) 10:45:59.60 ID:zcCgFAI0
キハラ・アマッターと飛び出す絵本


木原「一方通行。今日の実験まであと数時間あっから適当に遊んでろ」

一方通行「……、……」

木原「オイコラ、聞いてんのか」

一方通行「……どォやって遊べってンだよクソボケ木原」

木原「テメェはガキなんだから適当に遊べるだろうが」

一方通行「オーケェ、そンじゃオマエが俺の遊び相手になってくれンだよなァ」

木原「却ぁぁああっ下! テメェみてぇなクソガキと遊んだら氏んじまうわボケ」

一方通行「ったくさァ、研究者ってどいつもこいつもビビリ野郎しかいねェのォ?」

木原「だーうっせえうっせえ! オラ、絵本でも読んで暇ぁ潰してろ!」スッ

一方通行「……、……」パラパラ

木原「んだよ、文句でもあ――」

一方通行「やァだ。つっまンね」ベシッフミフミ

木原「!!! お、俺が恥ずかしさを忍んでこっそり買ってきた絵本を躊躇なく踏みやがって……こんのクソガキ!」

一方通行「もっとこォ、楽しめる本はァ?」

木原「はぁ? どんな本なら楽しめるんだよ」

一方通行「ンンーう、飛び出すとか? ぎゃは」

木原「飛び出す……、飛び出す……絵本」


とある本屋

店員「飛び出す絵本、ですか?」

木原「おう、可及的速やかに頼むわ。クソガキがビビって泣いちまいそうなレベルの」

781: 2010/08/20(金) 10:47:32.36 ID:zcCgFAI0
キハラ・アマッターと聖夜の鶏肉

一方通行「世間じゃクリスマスらしいぜェ、クソビビリ木原くン」

木原「テメェはそろそろ口の利き方を覚えたほうがいいんじゃねぇか、クソガキ」

一方通行「世間サマが浮かれるよォな日に俺の開発してるなンてさァ、オマエよっぽど寂しい人間なンだな」

木原「うっせえ黙れ。ったく、なんで楽しい楽しいクリスマスにこんなガキの相手しなきゃなんねぇんだか」

一方通行「やーいだっせェ独り身ィ」

木原「俺ぁ年齢を重ねるにつれて渋みが増していくタイプだから今はまだ独身でいいんだっつの」

一方通行「まァ、木原の渋みなンざどォでもイインだが……そのカッコ、ナニ?」

木原「わっかんねぇのか、さすが目上を敬えねぇガキは世間の常識も知らねえな」

一方通行「イヤイヤあンま俺をなめンなよ、なンで似合いもしねェサンタのカッコしてンの? ねェなンで? あはぎゃはッ」

木原「……、……」イラッ

一方通行「俺にどンなリアクション求めてンだァ? わァーサンタさンだァープレゼントくれンのかなァーとか? くかかっ」

木原「……なるほど、たしかにこんなサンタクロースの格好で懐柔されるほど、テメェは素直でも馬鹿でもなかったな」

一方通行「……あン?」

木原「だが、今夜の夕食を見ても俺を馬鹿にできんのかぁクソガキよぉ!」

クーリスマスガコットッシモヤーッテクルー

一方通行「! ちょっ、オマ、コレ、ケンタッキーさンだァァァアアア!!!」

木原「前言撤回しろ、そしたらコレ食わしてや――」

一方通行「木原くンマジサンタ! マジ渋い! マジ優雅な独身!」バンバンッ

木原「……おう、なんかもういいからとっとと食えや」

一方通行「フライドティキンッ、ティッキン、ティーキーンー!」ムシャムシャ

木原「……サンタで懐柔されるよりひでぇと思うんだが、どうなんだろうなオイ」

一方通行「あ、木原くンのは残してやンねェから!」ムシャムシャムシャ

木原「……見てるこっちが胸焼けすんだよクソボケ」

782: 2010/08/20(金) 10:48:14.36 ID:zcCgFAI0
以上、べつに某魔法使いとはまったく関係のないネタでした!
ビビリインテリだった木原くんを想像したいのになかなかできない

引用: ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-12冊目-【超電磁砲】