1: 2008/02/24(日) 21:56:06.60 ID:5ydlJTSR0
ジュン「急に改まったりしてどうしたんだよ」

真紅「これから言う事を茶化したりしないで聞いてくれる?」

ジュン「あぁ、わかったよ」

真紅「あの…前から思ってた事なのだけど…」

ジュン「………」

真紅「………」

ジュン「どうした?早く言えよ」

真紅「あ…あなたの事が…」

ジュン「事が?」

真紅「好き…いえ、いつの間にか愛してしまってたの」
ローゼンメイデン BIGアクリルスタンド Bloom ver./真紅
16: 2008/02/24(日) 22:07:06.53 ID:5ydlJTSR0
ジュン「…本気でいってるのか?」

真紅「私の事…嫌いかしら…?」

ジュン「嫌いじゃない!けど…」

真紅「ごめんなさい…やっぱりこの事は忘れて頂戴…」

ジュン「ちょ、真紅!」

19: 2008/02/24(日) 22:09:22.67 ID:5ydlJTSR0
~外~

真紅(ついに言ってしまったのだわ…この胸の内を伝える事は永遠にないと思ってたのにね…
もう家にも帰れない…これからどうしましょ…)

蒼星石「真紅かい?」

真紅「蒼星石…」

蒼星石「どうしたんだい?顔色が優れないようだけど…」

真紅「何でもないのだわ…」

蒼星石「そう…」

真紅「………」

蒼星石「そ、それにしても今日は寒いね!早くジュン君の所に帰った方が良いよ!
僕もおじいさんに頼まれた買い物が終わったら家に帰るつもりだし」

20: 2008/02/24(日) 22:09:42.70 ID:5ydlJTSR0
真紅「いや!家には帰りたくない!」

蒼星石「えっ!?そっか…ジュン君と喧嘩でもしたのか…」

真紅「………」

蒼星石「じゃあ僕の所に来るかい?」

真紅「良いの?」

蒼星石「もちろん!おじいさん達も歓迎してくれるはずだよ♪」


24: 2008/02/24(日) 22:15:35.21 ID:5ydlJTSR0
ルート2 >>1の続き(ちなみにさっきのはルート1)


ジュン「ちょw冗談だろ!?w」

真紅「本気よ。本当はあなたも私の事好きなんでしょ?」

ジュン「マジあり得ないんスけどwwwテラワロスwwwww」

真紅「もう///正直に言いなさい。あんまり淑女を困らすものじゃないわ///」

ジュン「てか本気で無いんだけど…お前には憎しみの感情はあっても恋愛感情は皆無だから…」

真紅「照れてるのね?本当に可愛いんだからw」

ジュン「もう良いよ…イライラするから糞不人気は黙ってろよ…」

真紅「何ですって!?もう一度言ってみなさい!いくら恋人同士だからって言って良い事と悪い事があるのだわ!!」

ジュン「恋人って…って!いてて!真紅やめろ!」

25: 2008/02/24(日) 22:16:07.15 ID:5ydlJTSR0
真紅「やめないのだわ!だわ!あなたが謝るまで永遠に殴り続けてやるのだわ!!!!」

翠星石「何やら騒がしいですね…って!?真紅何をやっているのですか!?やめるです!」

真紅「離して頂戴!ジュンには一度躾が執拗なのだわ!」

翠星石「離さないですぅ!それにもうちび人間は泡吹いて気絶してるですよ!」

真紅「ハァハァ…まぁこれぐらいで許してあげるだわ。翠星石、ジュンが起きたら
「あなたが謝ってくるまで私は家に帰らない」って言っておいて頂戴」

翠星石「えっ?真紅何所に行くのですか!?真紅~!!」

29: 2008/02/24(日) 22:21:10.24 ID:5ydlJTSR0
>>26
両方同時進行で進めるつもりだよ♪

30: 2008/02/24(日) 22:21:38.62 ID:5ydlJTSR0
~数時間後~

ジュン「う、う~ん…」

翠星石「起きたですかぁ?」

ジュン「いてて…あれ…?僕、一体どうして…」

翠星石「真紅にやられたのですよ。全く…真紅は限度って奴をしらんですぅ!」

ジュン「そうだ…そうだ!あいつは!?」

翠星石「「あなたが謝ってくるまで私は家に帰らない」と言ってました」

ジュン「は…はは…一体なんなんだあいつは…」

33: 2008/02/24(日) 22:25:27.60 ID:5ydlJTSR0
ルート1

蒼星石「ただいま。お客さんを連れてきたよ♪」

元治「蒼星石お帰り。真紅ちゃんもいらっしゃい」

マツ「真紅ちゃんいらっしゃい♪」

真紅「お邪魔します…」

蒼星石「実はジュン君と喧嘩しちゃったみたいで真紅は家に帰れないらしいんだ…
お爺さんにお婆さん、良かったらちょっとの間真紅を家に泊めてあげてくれないかな?」

元治「もちろん良いとも」

マツ「OKボーイ。さぁさぁ、真紅ちゃんも夕食を一緒に頂きましょう」

真紅「…ありがとう」

35: 2008/02/24(日) 22:26:46.47 ID:5ydlJTSR0
書き忘れたけど>>33は>>20の続きね!

36: 2008/02/24(日) 22:34:20.16 ID:5ydlJTSR0
ルート2  >>30


真紅「全く持って不愉快なのだわ!だわ!何故あの下僕は素直に好きと言えないの!?
…でも、どうせ後で「真紅…さっきは悪かった…君を愛し過ぎるあまり遂…ね///」
とか言うに決まってるのだわwそれまで金糸雀の家にお邪魔させて貰いましょう♪」



~草笛家~


真紅「くんくん最高wwwwwwっうぇwwwwwwっうぇwwwww」

みつ「ボソ(ちょっと…あの子いつまで家に住みつく気なの?」

金糸雀「ボソ(し、知らないのかしら」

みつ「ボソ(今日で一週間よ…早く何とかしないと家を乗っ取られるわ…」

金糸雀「ボソ(カナが何とかするからみっちゃんは心配しないでかしら」

みつ「ボソ(何か良い案があるのね?さすが策士♪カナに任せるわ!」

38: 2008/02/24(日) 22:43:43.77 ID:5ydlJTSR0
ルート1  >>33

真紅「ご馳走様」

元治「もう良いのかい?遠慮しなくてもいいんじゃぞ」

真紅「ありがとう。でも、もうお腹いっぱいだわ」

蒼星石「じゃあもう八時になるし寝る準備でもしようか」

真紅「そうね。悪いけど寝室まで案内してくれる?」

蒼星石「わかったよ」

真紅「………」

蒼星石「………」

真紅「………」

蒼星石「………」

39: 2008/02/24(日) 22:44:01.28 ID:5ydlJTSR0
真紅「一体どこまで行くの?寝室ならさっき過ぎたんじゃないかしら?」

蒼星石「真紅の寝室は特別だからね。別の所に用意してあるんだよ」

真紅「別に私はそんな事きにしないのに…でも、ありがとう」

蒼星石「いいよ♪それよりもう着いたよ」

真紅「え…ここって…どう考えても外よね?」

蒼星石「うん。でも、こんな何もない所で真紅を寝させるわけないけどね」

真紅「どういう事?あなたの言ってる事がさっぱりわからないのだわ」

蒼星石「早い話が真紅の寝室はあそこだよ」

真紅「どう見ても犬小屋ね…どういうつもり?」

40: 2008/02/24(日) 22:44:19.52 ID:5ydlJTSR0
蒼星石「君こそどういうつもりだい?まさかだけど家の中でぬくぬくと眠れるって思っていたの?
もしそうなら図々しいにも程があるねwww君は何処かのお偉いさんか何かかい?w
それに文句があるなら出て行っても良いんだよ?でも、今日食べたご飯代は払ってよね。
あっ!ごめんごめんw世間知らずの糞ニートにそんな経済力があるわけないかwww
じゃあ明日、僕がそんなヘタレな君の為に仕事を用意しておいてあげるから一日働いてご飯代を支払ってねw」

真紅「嫌にきまっ…」

蒼星石「まさかだとは思うけどローゼンメイデンたるものが一宿一飯の恩を忘れるわけないよね?」

真紅「……………わかったのだわ…」

蒼星石「わかったのなら返事は「はい」だろ?」

真紅「はい…」

蒼星石「ポチはいい子だねwじゃあ今日はこの位にして僕は家の中で
暖房でもガンガンかけて寝る事にするよ♪あっ、そうそう!明日からは
僕の事を蒼星石様って呼ぶんだよ?良いね?じゃあおやすみポチwww」

真紅「……………ぐすっ…何故私がこんな目に…ジュン…」

43: 2008/02/24(日) 22:57:29.05 ID:5ydlJTSR0
ルート2 >>36

真紅「本当にジュンがこの公園に来るって言ったの?」

金糸雀「間違いないのかしら♪真紅には直接会って謝りたいと言ってたのかしら♪」

真紅「そう、やっと謝る気になったのね♪仲直りした後は一緒のベッドで…キャー///」

金糸雀「(こいつ…)と、とりあえずカナは帰るから真紅ははミーディアムとよろしくやってるがいいかしら」

真紅「ありがとう♪じゃあね!」

44: 2008/02/24(日) 22:57:55.35 ID:5ydlJTSR0
~一時間後~


真紅「寒いのだわ…ジュンはまだかしら…」




~五時間後~

真紅「寒い…寒いわ…本当にジュンは来るの?」




~更に一時間後~

真紅「もう待てないわ…一度公衆電話からジュンの家に連絡してみましょう…」


『turrrrrrrr』

45: 2008/02/24(日) 22:59:55.48 ID:5ydlJTSR0
ジュン「もしもし、桜田です」

真紅「ジュン?遅いじゃないの!今まで何してたの!?」

ジュン「誰?」

真紅「あなた…私の声を忘れたの?」

ジュン「あぁ、萌えないゴミの真紅か…もうお前とは関わりたくないから家に電話してくるのやめてくれ」

真紅「なっ!何ですって!?何で私がそんな事を言われなきゃ…」

ジュン「はぁ?僕をボコボコにしておいてよく「何で」とか言えるよな?おかげで前歯3本折れたよ!」

真紅「違うのあれは!唯、私は…私は私は私は私は……」

46: 2008/02/24(日) 23:00:34.03 ID:5ydlJTSR0
ジュン「うるさい!もうお前の声も聞きたくない!それに僕には翠星石が居るんだ!」

真紅「ちょ、え、ま、待っ…」





『ガチャ…ツーツーツー…』







真紅「………あ…は……あは…あはははは…あはははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」

53: 2008/02/24(日) 23:11:50.55 ID:5ydlJTSR0
ルート1 >>40


蒼星石「おはようポチ♪昨日は良く眠れたかな?」

真紅「………」

蒼星石「おい」

真紅「よ、良く眠れなかったわ…」

蒼星石「良く眠れませんでしただろ?」

真紅「良く眠れませんでした…」

蒼星石「あっそっwとりま仕事の説明をするけどよく聞くんだよ♪」

真紅「わかりました…」

蒼星石「ポチにはこのひびが入った壺を割ってほしいんだ」

真紅「…?それでどうするんですか?」

蒼星石「それだけだよ♪簡単だろ?ボンクラの君でもわかるような簡単な仕事にしてあげたんだw
これが終わったらもう貸し借りは無しさ」

54: 2008/02/24(日) 23:12:17.72 ID:5ydlJTSR0
真紅「本当なのね?」

蒼星石「は?僕を嘘吐きとでも思っているのかい?」

真紅「そんな事…」

蒼星石「まぁ、いいや…やるの?やらないの?」

真紅「わ、わかったわ!やります!私がやります!」


『ガシャン!!!!』


元治「ん?何の音…わ、わしの壺がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

蒼星石「あ~あ!真紅いけないんだ~!!それはお爺さんの大切な壺なんだよ!」

真紅「えっ?えっ?」

元治「この悪魔人形め!この壺は12万もしたんじゃぞ!絶対弁償してもらうからな!!」

真紅「ごめんなさい!でも、私お金が…」

元治「なんじゃと!?…蒼星石、例の部屋に連れて行きなさい」

蒼星石「はい!お爺さん♪(グヒヒwww)」

60: 2008/02/24(日) 23:20:50.91 ID:5ydlJTSR0
ルート2  >>46



真紅「あははぁ………そうよ…これは皆が私を騙そうと企んでるだけだわ!
だってフィアンセのジュンがあんな事言うわけないものね!うふふふふふふふふふ…
とりあえず金糸雀の家に行って包丁でも借りてきましょう」


~草笛家~


『ピンポーン』

真紅「金糸雀居る?」

真紅「………」

真紅「居ないのかしら?」

『ガチャン!』

真紅「でも、これで中には入れるわね♪金糸雀~出てらっしゃ~い♪」

金糸雀「ヒッ!」

真紅「ミーツケター」

金糸雀「だ、騙してごめんなさいかしら!あれは仕方無く…」

68: 2008/02/24(日) 23:33:27.02 ID:5ydlJTSR0
ルート1 >>54


真紅「私を何所に連れて行くつもり!?」

蒼星石「………」

元治「………」

真紅「もう、許して…何で私にばかり酷い事するの…」

蒼星石「君は何を言っているんだい?w被害者はむしろお爺さんだよ?w
君が壺何て割らなければこんな事にはならなかったんだし」

真紅「それはあなたが…」

元治「ええい!うるさいわ!!少しは黙らんか!!!」

真紅「うっ…ぐす…」

蒼星石(クスクスw滑稽だね し ん くw昔から僕は、君のスカした態度が気に喰わなかったんだよw
それに毎日ジュン君にベタベタして虫唾が湧いて堪らなかったんだ…君さえいなかったら僕が…だから
ずっと仕返しができる機会を窺ってたんだwやっと僕の苦労が報われるよwwあぁ… か い か ん だwwwww)

69: 2008/02/24(日) 23:33:41.52 ID:5ydlJTSR0
元治「着いたぞ」

真紅「こ、ここは…」

元治「我が家に古くから伝わる地下拷問部屋じゃ。聞いた話によると罪人を苦しめて苦しめて苦しみ抜いて頃すために
作られた様じゃのぉwこれをわしが誰かに試すのは今日が初めてじゃわいwwww」

真紅「い、いや…」

蒼星石「おっと!真紅、どこに行くんだい?逃がさないよ」

真紅「は、離して!お願いやめて!いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

88: 2008/02/24(日) 23:52:03.43 ID:5ydlJTSR0
ルート2


『コンコンコン』


翠星石「ん?今、何か聞こえませんでしたか?」

ジュン「気のせいじゃないか?」


『コンコンコン』


翠星石「やっぱり聞こえますよ!」

ジュン「本当だ…玄関から音がするな…いったい誰だろ?ちょっと下に降りてみるよ」

翠星石「わかったですぅ…何か嫌な予感がするんで気を付けるですよ?」

89: 2008/02/24(日) 23:53:08.40 ID:5ydlJTSR0
~玄関~

ジュン「どなた…」

真紅「ジュン…開けて…」

ジュン(げっ!真紅!)

真紅「居るんでしょ?お願い…開けて…」

ジュン(ど、どうしよう!)

真紅「お願い…開けてよ…開けて…開けなさい














開けろ」

ジュン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」

96: 2008/02/25(月) 00:02:31.08 ID:mJZSxkek0
ルート1 >>69


ジュン「やめろ!!!!」

真紅・蒼星石・元治「えっ!?」

ジュン「お前ら真紅に何してるんだ!?」

元治「わ、わしはこの子が壺を割ってしまったから折檻しようと…」

ジュン「そんな物僕がいくらでも弁償してやるよ!それで良いだろ!?」

元治「あ…あぁ…」

蒼星石「ぼ、僕はお爺さんを止めようと…」

98: 2008/02/25(月) 00:02:50.85 ID:5ydlJTSR0
元治「!!」

ジュン「知ってるよ。お前も真紅を…いや、むしろお前が真紅を陥れようとしてた事もな!」

蒼星石「ち、ちが…」

ジュン「真紅…一緒に帰ろう」

真紅「………良いの?」

ジュン「あたりまえじゃないか。僕達は家族だろ?」

真紅「ジュン…」

99: 2008/02/25(月) 00:03:14.68 ID:mJZSxkek0
~数日後~


真紅「もう///ジュンってば///」

ジュン「な…さ、触るわけないだろそんな所///」

真紅「ふふふ♪思春期の男の子だもんねw性に興味を持つのは当然だわw」

ジュン「ちが、誤解だって!!///」

翠星石「む~…最近何だか二人がいちゃいちゃしてて気に喰わんですぅ…」

真紅「羨ましのかしら?w」

翠星石「そ、そんなわけないですぅ!///」

真紅「ふふ♪…ねぇ、ジュン」

ジュン「ん?なんだ?」

真紅「蒼星石の家での事なんだけど…何で私が蒼星石の家に居る事がわかったの?」

100: 2008/02/25(月) 00:03:46.11 ID:mJZSxkek0
ジュン「それなんだけどな…真紅が出て行った日、僕はお前を探し回って朝方に家に帰ってきたんだ」

真紅「朝方まで…それで?」

ジュン「うん…すると、部屋に手紙が置いてあったんだ「真紅が危ない。蒼星石は狂ってる」って…」

真紅「えっ!じゃあその手紙は一体誰が…」

ジュン「わからない…だけど部屋に黒い羽根が落ちてあったな…」

真紅(まさか…ね)

ジュン「まぁ、良いじゃないか!こうやって無事に帰ってこれたわけだし」

真紅「それもそうね…ありがとうジュン(そして…水銀燈…)」



ルート1      完

111: 2008/02/25(月) 00:12:11.35 ID:mJZSxkek0
ルート2 >>89


翠星石「叫び声なんて上げて一体どうしたんですか!?」

ジュン「げ…玄関に…」

翠星石「玄関がどうしたんですか?」

ジュン「しし、し、真紅が…」

翠星石「!!」

ジュン「い、今すぐ逃げよう!」

翠星石「ここで逃げては駄目です!そんな事をすればこんな状態がずっと続くですよ!
翠星石も怖いですけど今から真紅に話をつけてくるですぅ!」

ジュン「待って!行っちゃ駄目だ!あっ…」

112: 2008/02/25(月) 00:13:11.42 ID:mJZSxkek0
~数分後~


『コツコツコツ』


ジュン「翠星石!?」


『コツコツコツ』


ジュン「し、真紅…」

真紅「ジュン…やっと逢えたわね」

ジュン「ヒッ!!!」

真紅「何に驚いているの?この服の返り血?それともこのオッドアイ?それともこの…」

ジュン「く、来るな…」

113: 2008/02/25(月) 00:13:32.88 ID:mJZSxkek0
真紅「ぐす…どうして…何で私に冷たくするの…ジュンの事をこんなに愛してるのに…」

ジュン「………」

真紅「私を見てよ!私だけを見て欲しいのだわ!お願い!ずっと傍にいて!」

ジュン「真紅…ごめん…」

116: 2008/02/25(月) 00:14:25.43 ID:mJZSxkek0

真紅「ふ…ふふふ…こんなに言っても駄目なのね…わかったのだわ…でも、最後に
一つだけ我ままを聞いてくれないかしら…?一度だけ抱きしめて欲しいの…」

ジュン「真紅…わかったよ…」






『ザクッ』

118: 2008/02/25(月) 00:15:07.49 ID:mJZSxkek0
ジュン「えっ…?あれ…何で…ゴブッ…」

真紅「ごめんなさい…もう、こうするしか無かったの…」

ジュン「し、真…ハァハァ…………」

真紅「でも私も後で行くから安心して…










天国では今度こそ一緒になりましょうね」



ルート2完

引用: 真紅「ジュン…聞いてほしい事があるの…」