122: 2014/07/30(水) 22:02:02.63 ID:ZuKBfsvX0
続き投下します。ちな、引き続きネタ募集中。

艦これ】文月「7月だよぉ~♪」【前編】

123: 2014/07/30(水) 22:05:50.29 ID:ZuKBfsvX0


   ~ るーず ~



   カチ・・・カチ・・・カチ・・・・・



北上「―――あーい。じゃあ補習始めるよー」ノソノソ・・・

望月「……うぃ」グデーン・・・

初雪「正直めんどい」グダァ・・・

文月「よろしくおねがいしま~す!」ビシッ・・・

北上・望月・初雪「「「……、」」」ジー・・・

文月「んー……あるぇ?」キョトン・・・

北上「まぁやたらテンション高いのは置いといて……もっちー。今回は何の補習だい?」クイッ・・・

望月「さぁ。何だっけ」チラッ・・・

初雪「保健体育じゃないかな」チラッ・・・

北上「はーい、二人とも5点減点」ジトー・・・

文月「はい! はいはーい!」ビシッ!

北上「フミっちうるさーい。同じく5点マイナス……で、何かな?」ジー・・・

文月「雷撃講座の補習でーす!」ビシシッ!

北上「せーかい。フミっち10点追加。して、君達は皆赤点どころか0点です。何故でしょう」ジー・・・

初雪「直前の神通さんの訓練がキツくてテストの時寝ちゃったからです」グデェ・・・

望月「加えて大井さんが抜き打ちなんかすっからヤル気失せましたー」グダグダ・・・

文月「名前書き忘れました!」ドヤァ・・・

北上「はい全員正解。10点あげる」クイッ・・・

文月「わ~い」ニコニコッ

望月「まぁ再テストしろってんならしますよ。さっさと終わらせましょー」ヤレヤレ・・・

北上「いやー。テストっつーよりやる気の問題なんだよねー。フミっちは別問題だけど」ジトー・・・

初雪「……北上さんに言われたくないかも」ボソッ・・・

望月「右に同じく」コクッ

北上「だよねー」アハハ

望月「って自分がだらしないっての自覚済みかい」ハハッ

北上「ったりまえじゃん。んでー、とりあえず二人は反省文書いてちょ。あ、フミっちは別ねー」スッ・・・

文月「へ?」ポカーン・・・

望月「えー。だりー」ハァ・・・

初雪「あのぉ……帰って部屋(ワード)で打ち込んできちゃダメですか?」グデェ・・・

北上「んー。良いんじゃね」コクッ・・・

初雪「そんじゃそうします」ペコッ



124: 2014/07/30(水) 22:13:00.09 ID:ZuKBfsvX0

望月「ずりー。初雪ー終わったらデータ移させてよ。丸写しは避けるからさー」クイクイッ

初雪「んー……タダは嫌だ」ジトー・・・

望月「やたら溜まってたDMMポイントあげるからさー」ペコリ・・・

初雪「あーそう。考慮する」フム・・・

北上「んじゃ解散で良いや。明日の朝までに私に提出してね」ノシ"

初雪「はーい」ノソノソ・・・

望月「お疲れっしたー」テトテト・・・



  ガラガラ・・・・・



比叡「―――ダメに決まってるでしょう!」ガシッ・・・ガシッ・・・

初雪「はぅ!」ビタッ・・・

望月「にょわ!」ビタッ・・・

文月「ひえーさん、こんにちはー」ペコッ

比叡「はい、こんにちは。ちょいと北上。適当過ぎです」ジトー・・・

北上「はぁ」ポリポリ・・・

比叡「どうも貴女達は気合いが足りないですね! ダラしないのも大概にしないと提督が怒りますよ」ジー・・・

初雪「……別にやる事はやってるし」ムゥ・・・

望月「根性論ってのすっげー苦手だわ」ウヘェ・・・

北上「というか、会議の最中加古っちと一緒に寝てる人には言われたくないよねー」ジトー・・・

比叡「うぐっ」タラー・・・

文月「ひえーさんも悪い子?」キョトン・・・

望月「フミ。大人になると『悪い子』じゃ済まされないんだよ。重要な会議なんかで寝たら首刎ねられるわ」ポンッ・・・

初雪「まさに真似ちゃダメなタイプの大人ってヤツだよねー」ヤレヤレ・・・

北上「って言われてますけどそこんとこ如何なんですか、比叡先輩」チラッ・・・

比叡「うぎぎぃ」タラー・・・

北上「ま、今日の補習の一番の要点は……悪い事するならバレない様に、要領良くやれって事かな。あーゆーおーけー?」トントンッ

初雪・文・望「「「はーい」」」コクッ・・・

北上「という訳でフミっち以外かいさーん」コクッ・・・

初雪・文・望「「「おつかれさまでしたー」」」ガタッ・・・テクテク・・・

比叡「ぐぬぬぅ……あ、ちょ、初雪! 望月! 待ちなさい!?」ハァ・・・

北上「あいy……いやいやいや、フミっちー。文月さーん。アナタは更に居残りだってばー」オーイ・・・

文月「ほぇ?」キョトン・・・

北上「えっとねぇ。フミっち、神通の訓練での成績がちょっとアレだったから別口講義しなきゃならんのよ」フゥ・・・

文月「えーっと……『トックン』ですかぁ~?」ジー・・・

北上「まぁそうともいう」コクッ・・・

文月「やったー! ねぇもっちー! 初雪ちゃん! 『トックン』だよー!」ビシッ!

望月「何で喜んでんのか知らんけど……ホント、お前は可哀想な娘だなぁ」ヤレヤレ・・・

文月「一緒に頑張ろうね~! 他のミンナを驚かせるような必殺技教えてもらおー!」ワクワク・・・


125: 2014/07/30(水) 22:20:00.41 ID:ZuKBfsvX0

北上「いや、だからフミっちだけだと」タラー・・・

望月「というか必殺技って何よ」キョトン・・・

文月「ほらあれ! えっとぉ……『すーぱーはいぱーうるとらぐれーとねおせかんどまーくつーキタカミさまSP』!」キラキラ・・・

初雪「何ぞそれ」ハァ・・・

文月「クマちゃんとタマちゃんが言ってた! 北上さんの必殺技! こうでしょ~!」キラキラ・・・ ← 由緒正しき雷巡のポーズ

北上「……あの馬鹿姉ども」タラー・・・

文月「早く演習場行こー!」ワクワク・・・

北上「いや、だから違うって―――」チラッ・・・

比叡「そうですね。折角なので外で訓練してきなさい!」ポンッ・・・チラッ

初雪「うげっ」タラー・・・

望月「アンタ、まだ居たんかい」タラー・・・

文月「ひえーさんも一緒にねっ! もっちーも初雪ちゃんも早くー!」キラキラ・・・

北上「―――ば……あーもうコレあかんヤツですねー」ハァ・・・

初雪・望月「「は?」」ギョッ・・・

北上「……一同、三十分後に艤装着て第6演習場(プール)に集合」ヤレヤレ・・・

初雪「うぇ」ダラダラ・・・

望月「ふざけんなしっ!」ダラダラ・・・

北上「だってさぁ。今のフミっち何言っても無駄なヤツっしょ。一緒に水着持って来ていいからさー」ヤレヤレ・・・

初雪「その後プール貸し切りって事ですか……いやいや、日焼けとか超ヤダ」グデェ・・・

望月「おいフミ! お前マジ何言ってくれてんのさ! こっちはトバッチリだぞ!」ガシッ・・・ブンブンッ・・・

文月「あはははは~」ガクガクガク・・・

望月「こんにゃろおおぉ!!」ウグゥ・・・

北上「まぁ……こういう事もあるよねー」ハハハ・・・






  キャッキャッ! ワイワイ・・・ダルー・・・キアイ! イレテ! ドオオオォン・・・ヒエエエエェエッ! ヒエーサンガチュウハシタ! コノヒトデナシッ!






白雪「えっ。あの子(白雪)が自主練してる!?」ギョッ・・・

吹雪「明日は雪が降るのかな」タラー・・・

三日月「望月まで自主練って本当ですか!?」キョトン・・・

菊月「あぁ。何があったか分からないがその様だぞ。天変地異の前触れかもしれん」フム・・・

川内「なぁ……あの4人のポーズって『ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング北上さま』のポーズじゃね?」オォ・・・

長門「完成度高いなオイ」ホォ・・・


126: 2014/07/30(水) 22:44:11.32 ID:ZuKBfsvX0

   ~ 艦載機 ~



  ミーン・・・ミンミンーン・・・ミーン・・・・・



文月「―――トーネーちゃ~ん! いますかぁ~?」トントンッ・・・

利根「ん? フミか。空いておるぞ」チラッ・・・

文月「お邪魔するよー。ほら見てー!」グイッ・・・


天山妖精(以後、天山)「―――!?」アタフタ・・・


利根「ふむ? 天山か」キョトン・・・

筑摩「天山ですね」チラッ・・・

文月「筑摩さんもこんにちはー」ペコッ

皐月「ちょっと文月。急がないでよ」トコトコ・・・

利根「皐月も一緒か。して、どうした?」フム・・・

文月「この子凄いでしょー!」キラキラ・・・

筑摩「凄いって、えっと……何がかな?」ハハハ・・・

皐月「実はこの天山。文月が開発したんだよ」コクッ・・・

利根「ほぅ! それは興味深いのう」フムフム・・・

文月「ねぇねぇ~。私すごい?」キラキラ・・・

利根「うむ。こりゃたまげた! 流石はおフミじゃな!」ハハハ

筑摩「でも、駆逐艦の娘が艦載機って如何いう事なんでしょう」ウーン・・・

利根「さっぱり分からん。まぁそういう使用もあるのじゃろうて」ムンッ

皐月「確かに不思議な点が多いから、霧島さんにお願いして本営技術部に確認取ってるよ」チラッ

筑摩「その方が良いですね。機材の故障やシステムエラーだと厄介ですし」コクッ・・・

文月「んもー。筑摩さんは夢が無いなぁ」ムスー・・・

利根「ははは。そうじゃな。これもおフミの実力の内じゃ」ポンポンッ

天山「―――、」ドウダカナー・・・

文月「えへへぇ~。やっぱり私すごい?」ニコニコッ

利根「うむ。これは最早改二のフラグ……いや、大型改修の前兆かもしれない」コクコクッ

文月「ほ、ほんとっ!?」キラキラ・・・

利根「そうじゃそうじゃ! 夢はでっかく持たんとな!」ハッハッハッ

筑摩「また大袈裟な事を」ハァ・・・



127: 2014/07/30(水) 22:56:37.61 ID:ZuKBfsvX0


皐月「文月良かったね。もしかしたら念願の空母になれるかもしれないよ」フフッ

筑摩「えっ」ピタッ・・・

利根「ほぅ? フミは空母になりたいのか?」チラッ

文月「いやー。せんえつながらー」ポリポリ・・・

利根「良い志じゃな。吾輩とて元はタダの巡洋艦として配置される予定だった。しかしまぁ紆余曲折ありきで航空巡洋艦となったのじゃ」ムンッ

文月「知ってる知ってるー! トネちゃんマジりすぺくと~!」キラキラ・・・

利根「んふふ~。もっと褒めても良いぞー」ニンマリ・・・

皐月「ねぇねぇ! それじゃあボクも戦艦になれるかなぁ?」キラキラ・・・

利根「ふむ。皐月は戦艦になりたいとな。確かに、大型の主砲は浪漫があるからのぅ」コクッ・・・

文月「それじゃあそれじゃあ! 私と皐月ちゃんで新しい部隊が組めるね~」キラキラ・・・

利根「何とも夢のある話じゃな。その時は吾輩も是非一緒に―――」

筑摩「ちょっと。姉さん」ボソッ・・・

利根「―――出撃を……何じゃ? 折角どり~むかむとぅるーな話をしてる時に」ムゥ・・・

筑摩「悪ノリし過ぎです……冷静に、あの子達の顔見てください」ボソボソ・・・

利根「えっ。ふむ?」キョトン・・・


文月「じゃあもっと艦載機量産しなきゃ~。この子以外にも作れるかなぁ―――」キラキラ・・・

天山「―――、」ダカラムリダヨー・・・

皐月「ボクももっとトレーニングして46cm三連装砲くらい担げる様になるよ! 目指すは超弩級だね―――」キラキラ・・・


利根「……あっ」ピタッ・・・

筑摩「これ、如何収集付けるんですか?」タラー・・・

利根「い、いやでも、流石に冗談だって分かってる筈じゃて」ダラダラ・・・

筑摩「あの子達に冗談が通じるとお思いで?」ジトー・・・

利根「……、」ダラダラ・・・

文月「―――ねぇトネちゃん!」キラキラ・・・

利根「ひゃい!?」ビクッ・・・

文月「あれ? どうしたのぉ~?」キョトン・・・

利根「お、おぅ! ナニカシタカナ?」カチコチ・・・

皐月「何か固まってるね。あ、ねぇねぇ。ボクが戦艦になるには如何したら良いの?」ポンポンッ

利根「せ、戦艦になる!?」タラー・・・

文月「私も私もー。空母になるにはどうしたらいーい?」ジー・・・

利根「えぇっと、そうじゃなぁ」タラー・・・チラッ・・・

筑摩(ちゃんと無理だという事を伝えて下さい。これ以上期待を持たせては可哀想ですよ)ジー・・・

利根「う、うん、その、な……二人は駆逐艦娘でー」タラー・・・

皐月・文月「「うん!」」キラキラ・・・

利根「……あ、の」ダラダラ・・・

皐月・文月「「うんうん!」」キラキラキラ・・・


128: 2014/07/30(水) 23:02:44.68 ID:ZuKBfsvX0


利根「先は、吾輩が、えっと、航空巡洋艦に変更になったとは言ったものの、実は」アタフタ・・・

皐月・文月「「実は!?」」キラキラキラキラ・・・

利根「……、」ウーン・・・

筑摩「……姉さん」ジトー・・・

文月「どういう風に改修してもらったのー? 大っきな滑走路は必要だよね~」グイグイ・・・

皐月「これからどんな訓練していけば良い? やっぱりまずは身体作りかな?」グイグイ・・・

利根「……、」ダラダラ・・・

皐月・文月「「ねぇねぇ!」」ガシッ・・・

天山「―――、」ムチャイウナー・・・

利根「……無理」タラー・・・

皐月・文月「「無理?」」キラキラ・・・

利根「うっ……その、じゃな……無理―――をしない事が一番大事かなぁと」ダラダラ・・・



  アホー・・・アホー・・・アホー・・・・・



筑摩「姉さん?!」バッ・・・

文月「ほぇ~。なるほど~」フムフム・・・

皐月「他には?」キラキラ・・・

利根「ほ、他? えっと……他の、改修経験のある艦娘にアドバイスを貰うとか」タラー・・・

筑摩「姉さん!」ジトー・・・

文月「はぇ~。そういう手もあったかー。例えば誰ですかぁ~?」キョトン・・・

利根「う、うーん? 瑞鳳(ヅホ)とか飛鷹とか……龍驤殿とか、大鳳とか」タラー・・・

筑摩「ちょ、龍驤さんって!? 姉さん!!」ダラダラ・・・

皐月「戦艦は? ねぇ戦艦は誰に聞けば良いの?」キラキラ・・・

利根「戦艦!? だ、誰かなぁ……扶桑型とか伊勢型に聞けば、良いかも、しれない」ダラダラ・・・


129: 2014/07/30(水) 23:05:24.47 ID:ZuKBfsvX0


文月「なるほどー! 確かにりゅーじょーさんとかたいほーさんって駆逐艦あがりっぽいもんね~」キラキラ・・・

利根「そ、そうじゃな! 独特なシルエットだし、そうかも、しれない、ような気がする……もしかしたら、かも、かな」シドロモドロ・・・

文月「よ~し! それじゃあ早速聞いてきまーす!」スタッ・・・

利根・筑摩「「えっ!?」」ギョッ・・・

皐月「ボクも扶桑さんに聞いてくるよ! 頑張れば扶桑さんみたいに3,4人まとめて持ち上げられるくらいになれるかも!」キラキラ・・・

文月「それじゃあトネちゃん。ありがとね~!」パタパタパタ・・・

天山「―――!?」マダツレマワスノー・・・

利根「おぅ?!」アタフタ・・・

皐月「良い方法が分かったら連絡するよ! 筑摩さんもまた後でねー!」バタンッ・・・

筑摩「あっ」タラー・・・



  ミーン・・・ミーン・・・ミンミンミー・・・・・



筑摩「姉さん」ジー・・・

利根「……筑摩」チラッ・・・ダラダラ・・・

筑摩「……、」ジトー・・・

利根「ど……どうしよう。言えなかった」ダラダラ・・・

筑摩「……、」フイッ・・・

利根「ち、ちくまー」タラー・・・

筑摩「知りませんよ」キッパリ・・・

利根「んなぁ!? 殺生な!!」アタフタ・・・

筑摩「自業自得です」クルッ・・・テクテク・・・

利根「だってあの顔じゃぞ! 言うに言えんじゃろうがー!」アワワワ・・・

筑摩「ご自身で収集付けて下さいね。私は静観しますので」テクテク・・・

利根「薄情者ー! あ、いや、嘘じゃ……お願いします筑摩さまー! お助けくださーい!」アタフタ・・・

筑摩「……はぁ」ヤレヤレ・・・


130: 2014/07/31(木) 00:00:49.95 ID:X1fT+Jmc0

  ~ 将来の夢 ~



  カナカナカナカナカナ・・・・・



文月「―――艦載機の飛ばし方を教えてく~ださいっ!」ムンッ

龍驤「……は?」キョトン・・・

大鳳「えっと」チラッ・・・

瑞鳳「……いやいや」タラー・・・

文月「この子の! 飛ばし方! おーしえて~っ!」ズイッ・・・


天山「―――!」ハナシテー!


龍驤「あー、おフミ。今日は一人か? 他の姉妹は一緒やないの?」キョロキョロ・・・

文月「今日は一人だよ。ねぇ教えてよぅ~」グイグイ・・・

大鳳「うーん、通訳無しかぁ……あのね文月。率直に言わせて貰うと―――」

瑞鳳「大鳳、ちょっと待って」ポンッ・・・

大鳳「―――無r……えっ」ピタッ・・・

瑞鳳「そんな事ハッキリ伝えたら大変な事になるわ。この子の顔見なさい」ボソッ・・・

大鳳「……、」チラッ・・・


文月「早く飛ばしてみたいなぁ~」キラキラ・・・

天山「―――、」ムリダヨー・・・


大鳳「うっ」タラー・・・

龍驤「ハッキリ断ろうモンなら三日三晩泣きじゃくるで」ハハハ・・・

瑞鳳「何かこう、上手い逸らし方しないと」コクッ・・・

大鳳「わ、分かりました……えー文月。ちょっと良いかな」ニコッ

文月「うん!」キラキラ・・・

大鳳「まず天山(その子)、如何したんですか」ジー・・・

文月「私が開発しましたっ」ブイッ!

龍驤「ホンマに?」キョトン・・・

天山「―――、」ホンマナンデスヨー・・・

瑞鳳「へぇ……まぁそれは良いとして。天山飛ばして如何するの?」ポリポリ・・・

文月「どうって~、そりゃ戦うんだよー。づほにゃんバカだなー」ハハハ

瑞鳳「」ピキッ・・・

龍驤「ぶっはっ!」プルプル・・・

大鳳「ず、瑞鳳落ち着いてください!」ドウドウ・・・

瑞鳳「フー……あのねぇフミ。そりゃ言いたい事は分かってるの。でも一応確認の意味も込めて聞いただけよ」ジトー・・・

文月「あーそうくるかー。づほにゃんに似合わず理屈っぽいからだまされましたねぇ~」フミフミ・・・

龍驤「せやねー」クスクス・・・

瑞鳳「先輩笑わないで貰えますか。ブン殴りますよ」イライラ・・・


131: 2014/07/31(木) 00:20:38.02 ID:X1fT+Jmc0


大鳳「だから落ち着いてって! 龍驤さんも悪ノリしないでください!」ンモゥ!

龍驤「悪い悪い。んで、一番知りたいのは『何でおフミは天山を飛ばして戦いたいのか』って事なんやけど」チラッ・・・

大鳳「そうですね。もし飛行機を飛ばしたいだけなら紙飛行機でも折ってれば事足りますし」コクッ・・・

文月「それじゃー戦えないでしょ~。空母になるんなら発艦させなきゃダメだもん」ムンッ・・・

天山「―――、」ドコカラデロト・・・

龍驤「その理屈も分かるんやけど……って、はい?」ピタッ・・・

瑞鳳「フミ、今何て言った?」タラー・・・

文月「ほぇ? づほにゃん耳掃除してる?」キョトン・・・

瑞鳳「」プチッ・・・

大鳳「抑えてください! 今はまだ抑えて!」ガシッ・・・

瑞鳳「ぐっ……普段甘やかしたツケがコレかぁ」ギリギリ・・・

龍驤「そりゃ自業自得や。それで、聞き間違いやなかったら『空母になる』言うたよね」ジー・・・

文月「うん」コクッ・・・

龍驤・瑞鳳・大鳳「「「……、」」」タラー・・・

文月「……あれ?」ポカーン・・・

天山「―――、」モウカエリタイ・・・

龍驤「……フミ。その、な」ポリポリ・・・

大鳳「単純な話ですが、駆逐艦の上に戦闘機が載るスペースはありますか?」ジー・・・

文月「2機くらい?」ウーン・・・

大鳳「そういう面積的な問題じゃなくて……何ていうのかなぁ」ハァ・・・

瑞鳳「早い話、フミに滑走路がありますかって事よ」コクッ・・・

文月「ある訳ないじゃ~ん。やっぱりづほにゃんはおバ―――」

瑞鳳「こんのぉいい加減にしろー!」ガシッ・・・グリグリグリグリッ!!

文月「―――かふみゃあああぁ!!」アバババ・・・

天山「―――!!」ユーレールー・・・

大鳳「瑞鳳落ち着きなさい! 冷静に! 暴力はダメ!」アワワワ・・・

龍驤「あっひゃっひゃっひゃっ! こりゃおかしいわー」ケラケラケラッ



  にゃーん・・・・・



文月「―――うみゅ~。頭がぁ」クラクラ・・・

瑞鳳「ご、ごめんなさい。ちょっと大人げなかったわ」ポリポリ・・・

龍驤「まぁ大概自業自得の末やけどね。んでーさっきの続きや。おフミは空母になりたいと思うとる訳やね」チラッ・・・

文月「まだコメカミ痛いよぅ~……なりたいんじゃなくてなるんだよー」コクッ・・・

大鳳「でも普通はそんな事考えないですよね。如何してそう考えだしたの?」フム・・・

瑞鳳「確かに『空母になりたい』とか『戦艦になりたい』とか考える駆逐艦の娘は居たりするけど、なるって断定はちょっとなぁ」ウーン・・・

文月「でもみんなは『たたきあげ』なんでしょー?」ジー・・・

龍驤・瑞鳳・大鳳「「「……はぁ?」」」ポカーン・・・


132: 2014/07/31(木) 00:24:33.57 ID:X1fT+Jmc0


文月「トネちゃんもそう言ってた!」グイッ

大鳳「利根さん?」ポカーン・・・

龍驤「あんの糞ガキ……おフミ。まずその『叩き上げ』って何や」ハァ・・・

文月「駆逐艦あがり!」キラキラ・・・

瑞鳳「」ビキビキッ・・・

大鳳「気持ちは分かる! でも抑えて!」ガシッ・・・

龍驤「いや、ウチかてキレそうなんやけど……あんなぁ……ハッキリ言わせて貰うんやけど、残念ながらウチらは元より空母や」ジー・・・

文月「……ふぇ?」ポカーン・・・

龍驤「確かにヅホは特殊な経緯かもしれへんけど、ウチと大鳳はバリ空母」ポンッ・・・

文月「……、」ジー・・・

瑞鳳「私の場合も規格が大型の給油船だったからそのまま空母に改装できたのであって……フミの場合は、ね」ポリポリ・・・

文月「……、」チラッ・・・

天山「―――、」ダカライッタノニー・・・

文月「……でも、トネちゃんが」ムゥ・・・

大鳳「利根さんが何を言ったかは分からないですけど、施工史の講義とか受けてれば分かるんじゃないかなぁ」ハハハ・・・

龍驤「無駄や。この子もれなく寝とるか遊んどるから」ヤレヤレ・・・

瑞鳳「てか利根も利根よ。何でそんな嘘吐くかなぁ」ハァ・・・

文月「えっ。うそ?」ピタッ・・・

瑞鳳「うっ……その、まぁ」タラー・・・

大鳳「ねぇ文月。利根さんは私達に聞けば分かるって言ったんですか?」ジー・・・

文月「うん」ジー・・・

龍驤「ったく、騙される方も騙される方やて。でもこの子の場合は何言っても信じ込んでしまいかねないからなぁ」ウーン・・・

文月「じゃあ……この子、飛ばせないの?」ジー・・・

天山「―――、」ザンネンガラネー・・・

文月「……、」シュン・・・

大鳳「う、うーん」タラー・・・

瑞鳳「あーあぁ……先輩、如何します」チラッ・・・

龍驤「如何もこうも現実やしなぁ」ポリポリ・・・

文月「……、」トボトボトボ・・・



133: 2014/07/31(木) 00:46:26.84 ID:X1fT+Jmc0


瑞鳳「あーもう……フミ、その、私のお古の弓で良かったらあげようか?」ポリポリ・・・

文月「……えっ」ピタッ・・・

大鳳「ず、瑞鳳?」タラー・・・

瑞鳳「大丈夫よ。えっとね、弓を持ったり弩(ボウガン)を持ったからって空母になれる訳じゃないからそれは承知して」ポンッ・・・

文月「……うん」コクッ・・・

瑞鳳「まぁでも弓を引けるようになれば『その子』一体くらいは飛ばせるかもしれないよ」ポンポンッ

文月「……ほんと?」ジー・・・

瑞鳳「フミ次第かなぁ」ハハハ・・・

文月「分かった……頑張ります!」パアアァ・・・

天山「―――、」マァガンバレー・・・


龍驤「結局ヅホが一番甘やかしてるやんけ」ハハハ・・・

瑞鳳「しょうがないでしょう。あのまま帰したら目覚めが悪いし……何なら先輩の術式教えてあげても良いんですよ?」チラッ・・・

龍驤「無理やて。お前らでもできへんやろ」ヤレヤレ・・・

大鳳「それより文月はちゃんと理解したんでしょうか。その……空母に成れないって事を」ポリポリ・・・

龍驤「ヅホの甘やかしで勘違いしなきゃええけどな」チラッ・・・

瑞鳳「大丈夫な筈ですよ―――フミ。私の話、理解できたわね?」ジー・・・

文月「うん! 頑張って飛ばせるようになります!」エッヘン!

瑞鳳「何度も言うけど『弓=発艦』じゃないからね。フミが空母になれる訳じゃないのよ」トンッ・・・

文月「はいはい。りょーかい。この子を飛ばせればもーまんたいですよぉ~」ビシッ

大鳳「あはは。それで納得なんだ。単純ですね」ポリポリ・・・

龍驤「ほな一件落着やね。あとは……利根ガキやな」ゴゴゴゴ・・・

文月「よぉし! 私もみんなみたいに『航空駆逐艦』になるぞぉ~!」ムンッ

瑞鳳「は?」ピタッ・・・

文月「あ、どうせなら『装甲航空駆逐艦』の方が恰好良いかなぁ~。皐月ちゃんや長月ちゃんに負けない様にトレーニングしてこー!」フムフムッ

龍驤「最早発想の飛躍やわ……つーかこの子はいつまで私らを駆逐艦あがりと勘違いしてんねん」ヤレヤレ・・・



134: 2014/07/31(木) 00:53:05.21 ID:X1fT+Jmc0

文月「えっ? だって『独特なシルエット』ってそういう事じゃないのぉ~?」ジー・・・ペタペタ・・・チラッ・・・

天山「―――!?」サッキガ・・・

龍驤・瑞鳳「「」」ビキビキッ・・・

大鳳「文月……言葉は、選びましょうね」ゴゴゴゴ・・・

文月「でも、三人とも陽炎型とか白露型のみんなと同じくらいかそれより小さいよねぇ~」ジー・・・ペタペタ・・・



  ブチッ・・・・・



龍驤「利根は何処じゃあああぁ!! 探し出せええぇ!!」ガンッ・・・

瑞鳳「好きで貧Oやってんじゃないわよ! てか胸で駆逐(口リ)か如何か判断すんなぁ!!」ガシッ・・・グリグリグリグリグリ・・・

文月「ふみゃあああぁあああぁ!!」イダダダダ・・・

大鳳「自分だって殆ど無いクセに……利根。許しませんよ」ゴゴゴゴ・・・

天山「―――、」ヤレヤレ・・・トネチャン、トバッチリ・・・




  カナカナカナカナカナ・・・・・




皐月「―――あのー……扶桑さーん」チラッ・・・

扶桑「何かしら?」ニコニコッ・・・ナデナデ・・・

皐月「えっとさぁ。扶桑さんに抱っこされれば戦艦になれるの?」ウーン・・・

扶桑「どうかしらねぇ。でも戦艦の目線は勉強できるかもしれないわよ」ニコニコッ・・・ギュウゥ・・・

皐月「そっかぁ。ならもう少しだけ良いかなー」ハハハ

扶桑「うんうん。もう少しもう少し。(私を尊敬してくれる子が居るだなんて……きっと明日は氏神が迎えに来るわね)」サラサラ・・・


満潮「……何、あれ」タラー・・・

山城「私が聞きたいわ」ハァ・・・

長門「くっ。想定外のダークホースとは……扶桑め。ヤツも駆逐主義者(口リコン)だったとはな」ムムム・・・

川内「仕方ない。私は満潮ちゃんで満足しよう……ほらおいでー」グヘヘ・・・

満潮「うざっ。こっちこないでよ! きもいわ!」スッ・・・

川内「んもーツンデレ屋さんめぇ」ハッハッハッ

長門「まったく、川内。そんなゲスい顔していては子供が怯えるだけだ。さぁ私の胸に飛び込んd」ガッ・・・

満潮「ひっ……やめてよ!」ギュッ・・・

山城「何で私の後ろに隠れるのよ」ハァ・・・

長門・川内「「貴様もかああぁ!!」」ウガアアァ!!

山城「だから何で私にトバッチリくるのよおおぉ!!」フコーダー・・・


142: 2014/07/31(木) 23:50:15.42 ID:X1fT+Jmc0

     ~ エアコン ~



  ガガガガッガガガッガガガガッガガgggg・・・ボンッ!!



文月「―――……扇風機こわれちゃった」タラー・・・

望月「『こわれちゃったーてへっ♪』じゃなーいっ! 何でプロペラ部分にホース付いてるのぉ!?」エー・・・

文月「良かれと思ってぇ~」エヘヘヘ・・・

望月「何がだよもぅ!」ハァ・・・

菊月「宛ら『風と一緒に水も出たらきもちいいよねぇ!』とか考案してしまったのではないのか」ジトー・・・

文月「凄~い! 菊月ちゃんえすぱーさん!?」キラキラ・・・

菊月「……呆れた」ヤレヤレ・・・

望月「あぁもぅ。これ如何すんだよぉ……というか絶対文月だけじゃこんな改造できないっしょ?」ジー・・・

文月「あー。途中まであがのんと夕立ちゃんと頑張ったんだけどねぇ……ダメでしたぁ~」ポリポリ・・・

菊月「阿賀野さんが付いててコレとは嘆かわしい」エェ・・・

望月「あの人に高望みしちゃイカンでしょ。兎に角、何とかできる人呼ばねーと。夕張(リーダー)とか明石さん辺りなら直せるかも」ムゥ・・・

菊月「ダメ元で頼んでみるか……文月、共に往くぞ」スッ・・・

文月「ともにゆきます!」ビシッ!

望月「普通に喋れねーのかぃ」ヤレヤレ・・・




   ゴォーン・・・ゴォーン・・・・・




明石「―――うん、コレ無理」キッパリ・・・

望月「ですよねー」ハァ・・・

夕張「よくもまぁ素人が此処まで弄ったモンよね。発想が違うわぁ」ヤレヤレ・・・

文月「それほどでもぉ」エヘヘー

菊月「褒めてないぞ……しかし困ったな。二人でも直せないとなると如何したものか」ムゥ・・・

夕張「直せないっていうか、これもう新しいの買った方が早いし安上がりよ」ポリポリ・・・

文月「んー。でもコレしれーかんが買ってくれたんだしなぁ~」フミュ・・・

望月「だったら何でこんな摩訶不思議改造施すんだっつーの! 大事なモンなら大事にしろってーの」ハァ・・・

明石「とりあえずプールとかに置いてみたらどうです? 室外で使う分には用途もあるかもしれないから」ハハハ・・・

菊月「ふむ……因みに、このホースの先端からウォーターカッターを発射する仕様には出来ないだろうか」ジー・・・

文月「何それカッコイイ! 新しい武装!?」キラキラ・・・

夕張「時間掛ければ出来なくはないだろうけど、誰がそんなの装備するのよ」ハァ・・・

菊月「無論、私だ」キリッ


143: 2014/07/31(木) 23:52:34.83 ID:X1fT+Jmc0

文月「私も私も~」ムンッ

望月「やめろバカ! そんな浪漫武器でバッサバッサ敵艦八つ裂く身内(姉妹艦)見たくないわ!」タラー・・・

明石「というか提督の許可が下りないですよ。兎に角、これは潰しておきますね」ヤレヤレ・・・

文月・菊月「「えー」」ブーブー・・・

望月「コイツらは……ってか、扇風機無しで今後どうやって夏乗り切るのさ!?」ジトー・・・

文月「えっとぉ~。気合い?」ウーン・・・

望月「んな皐月&長月とか金剛型みたいな根性論抜かすな! 最悪阿賀野さんと夕立にも責任取らせてやる」グヌヌゥ・・・

夕張「阿賀野も共犯かい」ハハハ・・・

明石「まぁまぁ予備の扇風機余ってないか聞いてみてあげるから、そんなカッカしないでください」ポンッ

文月「そーだよ~。キビキビしてる望月ちゃんなんてらしくないよぅ痛だだだだだぁ!!」ギュウウウゥ・・・

望月「お・ま・え・のっ! 所為だよ!!」ギリギリギリギリ・・・

菊月「そう怒るな。文月も悪気があった訳ではなかろうて」トンッ・・・

望月「だから尚更性質悪いの!」ムググゥ・・・

文月「ふぉふぇんふぁふぁ~いー」モチモチ・・・

望月「もう知らん! リーダーの部屋でゴロゴロさせてください。暫くコイツと同じ部屋には帰りません!」フンッ・・・

文月「」ガーン・・・

夕張「わ、私の部屋は今ちょっとダメ。絶対ダメ。入ったら氏ぬわ」ハハハ・・・

望月「何で? 一人部屋で扇風機一台占領してるんでしょ?」ジトー・・・

夕張「えっと……そのぉ」ポリポリ・・・

明石「貴女も貴女で改造し過ぎて一台おじゃんにしてるもんね」チラッ・・・

文・菊・望「「「はい?」」」キョトン・・・

夕張「ちょっ!」ダラダラ・・・

明石「『強』でも暑いからって羽の回転数無理矢理上げようとしたらモーターがショートしたそうです」ハハハ・・・

望月「リーダー人の事言えねーじゃん!」ビシッ!

夕張「い、いやぁ『超弩強』まで回そうと思ったんだけどさ。扇風機のモーターって存外簡単に焼き切れるんだねー」タラー・・・

明石「30000RPM(分速三万回転)は簡単にでは無いと思いまーす」ジトー・・・

菊月「最早兵器だな」ハハハ

望月「うぐぅ……もうやだ。きっと私は融けて氏ぬんだ」グデェ・・・

文月「望月ちゃんいっつもとけてるよぉあ痛っ」ポコッ・・・

菊月「まぁ待て望月。何とかするさ」フフッ

望月「何とかって……何を如何するのさ。お手上げっしょ」ジトー・・・

菊月「こういう時こそ頭を使うんだ。まぁ私に任せておけ……さぁ文月、往こうか」フフフ・・・ポンッ

文月「ほぇ? なになにぃ~?」ポカーン・・・テクテク・・・

夕張「あの子何する気?」キョトン・・・

明石「さぁ。菊月も読めない娘ですから」ハハハ・・・

望月「何でも良いけど手ぶらで帰ってきたら追い出すかんなー!」ブイブイ・・・




   フェ? アッ・・・キャアアアアァ! ミナイデミナイデー!!


144: 2014/07/31(木) 23:56:02.20 ID:X1fT+Jmc0


菊月「―――ただいま。望月、台車からコレらを下ろすのを手伝ってくれ」スッ・・・

望月「随分遅かったじゃ……って文月!?」バッ・・・

文月「はぅあぅ~」ボロボロ・・・ ← 何故か大破状態

菊月「戦利品だ。4台ある。1台はエアコンだが……リーダーに差し上げよう」フフッ・・・ガラガラ・・・ドンッ!

夕張「色々ツッコミたいけどそれ以上にありがとうございます菊月さまさまー!!」ガシッ・・・キラキラ・・・

菊月「ふふっ、なぁに。いつも世話になってる礼だよ」クスッ

明石「なっ、ちょ、待って! 何があったんですか!?」タラー・・・

菊月「色々と、な」ニヤリ・・・

文月「ふみゅ~……もうお嫁にいけないよぅ」シクシク・・・

望月「おキクよ。オマエ、マジで何したん」タラー・・・

菊月「いや何。文月に一肌脱いで貰ったのさ。彼女の努力は素晴らしいモノだったよ」フフフフ・・・

望月・夕張・明石「「「……、」」」タラー・・・チラッ・・・

文月「ふぇ~……見ないで見ないでぇ~」ムキュー・・・



  アホー・・・アホー・・・アホー・・・・・



陸奥「―――……ねぇ長門」ジトー・・・

長門「何だ」ニンマリ・・・

陸奥「何で『私達』の部屋の扇風機が無いのかしら?」ゴゴゴゴ・・・


金剛「―――と、いう訳デース……ごめんネー?」アハハ・・・

比叡「 」アゼーン・・・

霧島「こ、の……榛名姉様。改二の艤装の試し打ちしません? 的は姉(コレ)で」ガシッ・・・ギロリ・・・

榛名「ええ。金剛御姉様なら大丈夫です!」フッフッフッ・・・


川内「―――だ、だってあんなん反則だもん! 文月ちゃんのアレだよ!? やるしかないっしょ!」アタフタ・・・

那珂「で、菊月ちゃんの口車に乗せられて扇風機あげちゃったと……神通ちゃん如何する?」ジトー・・・

神通「とりあえず久しぶりに私と那珂ちゃんと特訓しませんか? 内容は夜戦抜きの水雷戦で」ニコニコ・・・ガシッ・・・ギチギチ・・・


青葉「―――しゃーないでっしょい! あんな姿の天使……じゃなかった。文月ちゃん写真収めて良いなんて言われたらですねぇ!」アbbb・・・

衣笠「とりあえず黙れ! そして氏んじゃえバカ!!」ゲシゲシッ!

加古「んもー同部屋の私達の事一切考えてないよねー? 如何してそうなんのぉ」ハァ・・・

古鷹「……青葉なんて嫌い」フンッ・・・




バカ四天王『 』チーン・・・・・


145: 2014/08/01(金) 00:00:11.48 ID:lLVVX2bw0


   ~ 葉月 ~




   ケロケロケロケロケロ・・・・・




文月「―――ふんふふーふんふふーふんふ~ふ~んっ♪」カキカキ・・・

睦月「フミ。何書いてるの?」チラッ・・・

文月「えっとねぇ~。ないしょー」カキカキ・・・

長月「ほぅ内緒か」ジー・・・

文月「うんうん」カキカキ・・・

睦月「丸見えだけどね」ハハハ

文月「んー。睦月ちゃんえOちぃ」カキカキ・・・

睦月「へいへい」ヤレヤレ・・・

長月「可愛い便箋だな。宛名は―――あぁ成程」チラッ・・・

睦月「まったく。律義なこって」フフッ

文月「みんなも書こー」ニコニコッ

長月「そうだな。偶には文を書くのも悪くない」クスッ

睦月「他の姉妹たちにも言ってみましょっか。流石の望月でもみんなでやれば動くっしょ」コクッ

長月「多分な。そうだ、名取リーダーや夕張さんにも一筆頼むか」フム・・・

文月「いいね! きっと二人も喜ぶよ~」キラキラ・・・






    キャッキャウフフムッキュンムッキュン・・・・・






 ―――水無月ちゃん、夕月ちゃんへ




   あつい日々がつゞいてますね。私たちは元気でやっています。


   睦月ちゃんは今までどおりお姉ちゃんお姉ちゃんしてるかな。如月ちゃんは日に日に大人っぽくなってるよ。

   弥生ちゃんはムスッとしてるけどいつもどおりやさしいです。うーちゃんはあいかわらずぴょんぴょん言ってます。

   皐月ちゃんはなぜかムッキムキになってってるんだー。長月ちゃんはなんかカッコよくなってってるフシギ。

   菊月ちゃんはとてもく~るでむずかしいことを言ったりしてる。三日月ちゃんはマジメに私たちをまとめてくれるね。

   望月ちゃんはちょーダルダルで今にもとけそうです。

146: 2014/08/01(金) 00:02:37.15 ID:lLVVX2bw0

   そして私は……昔と同じく毎日を楽しくすごしてます。

   でもやっぱり二人欠けてるだけでちょっとさみしいなぁ。


   もうちょっとで7月が終わって8月が来ます。そういえば何で睦月型には『葉月』がいないんだろうねー。

   もしかしたらドコかにかくれてるのかな? だったら妹が一人ふえてうれしいかも!


   もっとたくさん伝えたいことがあります。でも、ちょくせつ会った時のために取っておこうと思います。

   ヘタな字と文しょうでごめんね。早く二人に会える日を楽しみに待ってます。




                                                   文月より―――













睦月「―――あ、そうだ。フミ。司令官からの伝言だよ」チラッ・・・

文月「ふぇ?」キョトン・・・

睦月「8月1日の秘書艦、『葉月』が居ないから引き続きアナタにお願いだって」ポンッ・・・

文月「あー……うぇ!?」ピタッ・・・

睦月「めんごめんご。伝え忘れてたわー。まぁガンバって」アハハ

文月「な、何にも準備してないよぉ~! どうしよう」アタフタ・・・

睦月「まぁ明日は皆で手伝いますよ。心配しないでくださいな」ナデナデ・・・

文月「ふみゅ~……ありがと~」エヘヘ・・・





   リーン・・・リーン・・・リーン・・・・・


154: 2014/08/04(月) 21:37:47.90 ID:OYhLosQD0

   ~ 夏休み ~


    チリンチリーン・・・・・


睦月「―――休暇、ですかぁ?」キョトン・・・

霧島「ええ。数回に区切って班毎に休みを入れます。まずは睦月型から最初という事で」コクッ・・・

如月「所謂夏休みって事ですね」フム・・・

霧島「そうですね。目処は大体土日を挟んで5日間程度」クイッ・・・

睦月「程度っていうと?」キョトン・・・

霧島「申し訳無いけど、稼働日数の多い第一艦隊や資材運搬要員……まぁ潜水艦の娘達は9日間休みを上げる事になったの」ポリポリ・・・

睦月「えー……って言いたいところですけど、しゃーないね」ハハハ

如月「それだけ仕事してるって事だものねぇ。それで、いつからかしらん?」ジー・・・

霧島「急だけど、今週末からでも良いかしら? もし各々予定があれば他の娘と振り替えて貰っても良いけど、そういうの面倒でしょう」コクッ

如月「睦月型(ウチ)の子達は特段変わった用事を持った子は居ないから大丈夫じゃないかしら」フフッ

霧島「そう。本当に良いの?」チラッ・・・

睦月「ええっと、多分」チラッ・・・

如月「ん……えっ。私?」キョトン・・・

睦月「いや、ほら。私とか他の妹達は良いんだけどさー……ホント予定無い? その、えーっと……男関係とか」ポリポリ・・・

如月「……何が言いたいのかしらん」ジトー・・・

霧島「い、いやぁ深くは言わない―――」

金剛「ほらぁ! Febr(フェブリ)はボーイフレンドと一緒におやすみ合わせてあげた方が色々と都合がいぉぶちぃっ!!」ゴンッ!!

霧島「―――姉様黙ってて!! あーこほんっ……それじゃあ今週末、木曜から翌週月曜までおやすみって事で申請しておくわね」カキカキ・・・

睦月「了解しやしたー」ビシッ

霧島「他の妹達にも伝えて頂戴。あぁそれと艦娘優遇の旅行券とかイベントチケットとかあるから使って貰って構わないわ」ポリポリ・・・

如月「……りょーかいです」ジトー・・・


  チリン・・・チリーン・・・・・


睦月「―――という訳で、夏休みだそーです」トンッ・・・

卯・皐・文月「「「ひゃっほぉ~い!!」」」ドンドンパフパフッ!

弥生「相も変わらずホワイトな鎮守府だね」ハハハ・・・

三日月「ええ。基地によっては素で『月月火水木金金』な所もあるそうですから」ポリポリ・・・

長月「しかし5日間も訓練が出来ないとは……いっそ陽炎連れて山籠りでもしてみるか」フム・・・

望月「長月ぃ。頭沸いてんじゃねーの? 普通は5連チャンでドブ日決定っしょ」ヤレヤレ・・・

菊月「貴様も貴様で脳が腐ってるのではないか? まぁそれはいつもの事かもしれんが……因みに、これは有休消化でかな?」チラッ

如月「ご名答よん。ま、皆溜まるモノ溜まってるからぁ……抜き出しちゃえって感じかなぁ」フフフ・・・

睦月「はいそこ一々工口い言い回ししなーい」ジトー・・・

弥生「如月姉さんから工口抜いたら何も残らないよ」ヤレヤレ・・・

如月「弥生ちゃーん。後でオシオキねー」ギロリ・・・

文月「ねぇねぇ~! みんなはおやすみどうするのー?」キラキラ・・・


155: 2014/08/04(月) 22:23:41.19 ID:OYhLosQD0

皐月「どうするって言われてもなぁ。些か急な話だし」ウーン・・・

望月「寝る!」ビシッ

長月「特訓!」ビシッ

菊月「堕落眼鏡と熱血馬鹿はさておき、文月は如何する予定だ?」チラッ

文月「えーっとぉ~。水無月ちゃんと夕月ちゃんに会いに行きたいなぁ」コクッ

睦月「あー、それは私も考えたんだけどさぁ……残念ながらあの二人は別所勤務だから休み合わせられないっぽいよ」ハァ・・・

卯月「ありゃりゃ。残念無念のまた来年だぴょん……顔見に行く程度も無理かな?」フムフム・・・

如月「もれなく遠征中らしいわ。まったく、悪意すら感じるわねぇ」ヤレヤレ・・・

文月「……、」フミュ・・・

弥生「文月、落ち込まないで。またすぐ会う機会はある筈だよ」トンッ

文月「……うん」コクッ

三日月「それよりホントに如何しましょう……何分急過ぎて予定も何も立てれないです」ハハハ・・・

卯月「このままじゃもっちーみたいに全員不貞寝コースまっしぐらだぴょん!」タラー・・・

望月「ふっふっふー。暗黒面は良いぞー。全員熱帯夜に魘されながら5日間日中夜、頑張って寝るんだー」グデェ・・・

菊月「そんな非生産的なマゾプレイ誰も望まんよ……長月の根性論も肯定し兼ねるがな」チラッ

長月「むっ。長期休みにしか出来ない特訓もあろうて。なぁ皐月」チラッ

皐月「山籠りとかはそうかもね。でも折角の休みだしなぁ。ボク的には純粋にバケーションしたいよ」フフッ

如月「皐月ちゃんに同意よん。心身ともにしっかり休んで、更に有意義に過ごさなきゃだーめっ」メッ

睦月「そうだね。基本的には仕事は一切禁止。トレーニングもダメ。というか寮から出て欲しいとの事です」チラッ

望月「無理! 寮から出たら氏ぬ!」タラー・・・

三日月「馬鹿言わないでください。しかし、如何したものでしょうね」ウーン・・・

文月「じゃあ……旅行行こーっ! 睦月型(姉妹)のみんなで旅行!」ビシッ

弥生「旅行って、何処に?」キョトン・・・

文月「うーんっとぉ……何処かなぁ」ムムム・・・

卯月「ていうか今から今週末までに空いてるレジャースポット探す方が大変だぴょん」タラー・・・

如月「それは何とでもなるみたいよ。艦娘特権って結構融通効くらしいもの」フフッ

菊月「幸い給金も使い道が無いから大分余ってるしな。此処らで消費するのも悪くないか」フム・・・

望月「ちょ、ちょい待てぃ。何これ? 全員で旅行行く流れ決定かよ」タラー・・・

皐月「えっ。望月お留守番希望なの?」キョトン・・・

文月「えー! 一緒に行こうよぉ~。もっちー」ブーブー・・・

望月「うっ……な、長月。オマエ山籠りは」チラッ

長月「流石に空気は読むさ。安心しろ、お前の分の土産はちゃんと買ってくる」ニヤリ・・・

如月「ご当地名産とかより安眠グッズの方が良いかしらねぇ」フフフ・・・

望月「い、行くよ! 行きますよーだ! このぅ……一人にすんなし」ブツブツ・・・

三日月「何だかんだで寂しがり屋ですよね」クスッ

睦月「して? 言い出しっぺの文月さんや。アナタは何処に行きたい? ざっくばらんでも良いから教えてくれろ」チラッ

文月「うーん……そうだねぇ~。それじゃあ……―――>>157―――



①海           ②山          ③街(都心)         ④その他(具体的にお願いします!)


158: 2014/08/04(月) 23:43:50.12 ID:OYhLosQD0

文月「―――山に行きたいです!」キラキラ・・・

睦月「山かぁ。普段海ばっかだし良いかもね」コクッ

菊月「良かったな長月。自ずと山籠りコースに近付いたぞ」フフフッ

長月「いやはや。しかし、フミはそういうのをお望みではなかろうて」チラッ

文月「キャンプとかバーベキュ~とか! 色々したいです!」キラキラ・・・

望月「いや、海でも出来るんじゃ……あ、何でもないっす」タラー・・・

三日月「まったくこの子は協調性無いんだから……山は山でも色々ありますよね。基地(ココ)の裏山も山ですし、富士山だって山です」コクッ

卯月「うーちゃん的には軽井沢とか那須みたいなとこが良いぴょん!」キラキラ・・・

如月「避暑地かしら。確かに北関東は良いわねぇ。私は賛成よ」フフッ

皐月「だったら東北も良いなぁ。蔵王とか奥羽の方とか……でも移動だけで二日潰れちゃいそうだね」ハハハ・・・

弥生「うん。諸処山々を梯子するのは時間と労力勿体無いと思うよ。一ヶ所に絞って3泊くらい居れたら良いんじゃないかな」コクッ

三日月「そうですね。とりあえず何ヶ所かプランニングしてみましょうか」メモメモ・・・

睦月「さっすが優等生。頼りになるねぇ! という訳で望月も三日月手伝いなさい」ビシッ

望月「うぇ~。ダルい」タラー・・・

弥生「じゃあ私は労組発刊の情報誌でも読んで、優遇になりそうな場所を探してみるよ」コクッ

卯月「うーちゃんもそれ手伝うー!」ビシッ

如月「そうねぇ。じゃあ……お菊。私と一緒に予算見積もりお願い出来るかしらん」チラッ

菊月「金庫役か。任された」コクッ

睦月「じゃあ私は全員分の書類申請やって。その後買出ししてっと」スッ・・・

文月「たいちょー! 私たちはどうすればいいですか!?」ビシッ

睦月「え? あ、うーん。そうだなぁ……長月には私の手伝いお願いするとして、皐月とフミには」ウーン・・・

皐月「はいはい! ご命令を!」キラキラ・・・

文月「何でもするよ~ぅ! ちょー準備するよ~ぅ!」キラキラ・・・

睦月「あー……じゃあダメ元でお願いしようかな―――」



  カーン・・・カーン・・・カーン・・・・・



名取「―――えっ。一緒に旅行に?」ポカーン・・・

文月「ぜひとも名取さん(リーダー)もご一緒お願いしますっ!」キラキラ・・・

名取「えぇっと……私の休み、もうちょっと後なんですけど」ポリポリ・・・

文月「……はぅ」ドヨーン・・・

皐月「文月、仕方ないよ。リーダーも忙しい身だしさ」ハァ・・・

名取「うっ」タラー・・・チラッ

長良「行ってらっしゃいな。巡洋艦娘は型式毎に休みって訳じゃないんだし、最初に休み取っちゃいなさい」フフッ

五十鈴「そうね。多分、他の巡洋達も駆逐隊の旅行『引率』だろうから。お互い頑張りましょ、水雷戦隊旗艦(リーダー)さん」クスッ

名取「はぁ……分かった」ポリポリ・・・

皐月・文月「「わぁい!」」パンパカパーン!


160: 2014/08/05(火) 00:43:46.37 ID:9INscNPH0

名取「でも巡洋が私だけってのも、ちょっとなぁ。睦月型10人引率って」タラー・・・ボソッ

鬼怒「そんな事言ったら陽炎型なんてそれ以上じゃん。多分、島風もセットにしてあげないとアレだし」ハハハ・・・

阿武隈「まぁ陽炎型とか吹雪型、白露型の子達は手の掛らない子も多いでしょ。仮に暁型だったら……はぁ」ダラダラ・・・

由良「頑張れ一水リーダー。まぁ睦月とか如月は精神年齢的に私らと同じよ。気楽に行きなって」ポンッ

名取「でも文月とか卯月とか……とても大変な子も居るんですよねぇ」タラー・・・

五十鈴「もう慣れたでしょ。それに、多分名取一人じゃないんじゃないかな」チラッ


文月「次はー……工廠に居るかなぁ」フム・・・

皐月「部屋には居なかったからね。例の如く明石さんと一緒に居るんじゃない」コクッ・・・


長良「睦月型は五水・六水メインだもんね」フフッ

名取「えっ、あぁ」ホッ・・・

由良「一緒に行ってきたら? 多分大丈夫だとは思うけど」クスッ

名取「そうします」テクテク・・・


  にゃーん・・・・・


皐月・文月「「―――お願いしますっ!」」ビシッ

夕張「……まぁじでぇ」タラー・・・

文月「まぁじです!」キラキラ・・・

皐月「山だよ山! 空気美味しいよ!」キラキラ・・・

夕張「いや、そういう問題じゃなくてさ……名取、連れ出されたんかぃ」チラッ・・・ハァ・・・

名取「……はい」ハハハ・・・

文月「ねーねー。ゆーばりさ~ん」キラキラ・・・

皐月「一緒に来てくれたらマイムマイム踊ってあげるからー」キラキラ・・・

夕張「何その交渉材料? あーもぅ。分かったわよ……名取一人に押し付けるのも悪いしね」ハァ・・・チラッ

皐月・文月「「ぱんぱかぱーん!!」」キラキラ・・・

名取「ほっ」パアアァ・・・

夕張「ったく……明石さーん。私不在の間に島風とか摩耶あたりが来ても、そこのコンテナ弄らせないでくださいねー」ヤレヤレ・・・

明石「はいはい。頑張ってね、夕張先生」クスッ

皐月「ふふっ。夕張さんが一緒だったらバスでも良いね! 車運転できる人が一緒だと助かるなぁ」キラキラ・・・

夕張「い、いやいや! 私運転!? 冗談でしょ?」タラー・・・

文月「まだ目的地も移動手段も『みてー』です! 明後日までには決めるよぉ~! 二人も希望あれば教えてねっ」ムンッ

夕張「……運転なったら名取も交換してよ」ジトー・・・

名取「わ、私中型免許運転した事無いです。ごめんなさい」ハハハ・・・

夕張「ぐっ……電車! もしくは観光バスにしなさい!」ハァ・・・

文月「大人がいるから花火とかもできるねー! キャンプファイヤーとかもできるかな?」キラキラ・・・

皐月「うん。あとはレンタカー借りれるのは大きいよね! ボクらじゃ運転できるの睦月と如月だけだし」キラキラ・・・

夕張「ダメだ聞いてない」タラー・・・

名取「ま、まぁ頑張りましょう」ハハハ・・・



  わんわんおーん・・・・・

169: 2014/08/14(木) 10:55:35.33 ID:3G7zGfXI0

  ~ ぼーきさいと ~



    にゃーん・・・・・



文月「―――ボーキサイトくださいっ!」グイッ・・・

一,二,五航戦『……、』キョトン・・・

文月「私にっ! ぼーきさいとっ! くださいっ!」グイグイッ・・・

加賀「あー……近くに保護者(他の睦月型姉妹)は? できれば長女か次女で」キョロキョロ・・・

飛龍「居ませんね。呼んで来ましょうか」チラッ・・・

加賀「いえ。態々呼ばなくても良いです。しかし、その……うーん」ポリポリ・・・

赤城「……ふむ」カキカキ・・・

文月「ねーねー。ちょっとだけ~。ほんのちょこっとでいいんですよぉ~」キラキラ・・・

翔鶴「ふ、文月ちゃん。ちょっと良いかな?」ニコッ・・・

文月「はいっ」チラッ・・・

瑞鶴「おぉ、翔鶴姉がいった」ボソッ・・・

蒼龍「勇者ですねぇ」ボソッ・・・

翔鶴「ボーキを何に使うのかな?」ジー・・・

文月「……うーん」ポリポリ・・・

翔鶴「もしかして誰かに持って来てって頼まれましたか? 大佐? 指令室の誰か?」ニコッ

文月「……ないしょです」ジー・・・

翔鶴「内緒、かぁ……うーん。それじゃあ渡せないですね」ポリポリ・・・

文月「そこを何とか」キラキラ・・・

翔鶴「何とかって、うーん―――」チラッ・・・

加賀「×」ブッブー・・・

翔鶴「―――倉庫番がダメですって」ハハハ・・・

文月「……加賀さんいじわる」ムスー・・・

加賀「意地悪で結構。不明瞭な用途で資材を提供は出来ません」キッパリ・・・

文月「むぅ……いじわる加賀さん。れいしすとっ」ムスー・・・

加賀「言い変えたって同じです。あとレイシスト言うな」サラッ・・・

文月「いじ加賀わるさん。趣味は瑞鳳(ヅホ)ちゃんとツルさん(翔鶴&瑞鶴)イジメー」ムスー・・・

加賀「だかr……は?」ピタッ・・・

一同『ぶふっ!』プルプル・・・

飛龍「あ、あー。駆逐艦からはそういう風に見られちゃうかぁ」ハハハ・・・

蒼龍「実際、瑞鶴とヅホが加賀さん怒らせる原因作ってるから自業自得なのにね」チラッ・・・

文月「加じゅわる賀ぃさん。いっつも瑞鶴さん泣かせてるのにー。ガカさん。ガッカリさん」ムスー・・・

瑞鶴「ぶっはっ!! 一航戦の、カジュワル、さん……ぷふーっ! 威厳無いっすwwwガッカリ画家さんwww」プルプル・・・

加賀「意味分からn……瑞鶴?」ギロリ・・・


170: 2014/08/14(木) 11:01:33.21 ID:3G7zGfXI0

瑞鶴「ふー……いやいや、さーせん」フヒヒッ

加賀「……、」クイッ・・・

瑞鶴「まぁまぁ、落ち着いて下さいよぉ。子供の戯言じゃないですかー。ねぇ……画家加賀ワル先輩wwww」プフー・・・

加賀「」ブチッ・・・

文月「んもー……ツルの妹さん(瑞鶴)、ガラ悪いよー」ジトー・・・

加賀「まぁ所詮は鳥頭ですからね。碌なガラも取れない未熟な鳥ですよ」フンッ・・・

瑞鶴「ぐっ! 言ってくれるじゃないですかぁ……表出ます?」ギロリ・・・

双龍『沸点低っ』エェー・・・

赤城「自分から煽っておいてこれですからね」ヤレヤレ・・・

翔鶴「……すいません」ハァ・・・

加賀「やれやれ。教育が必要ですか」スッ・・・



  ドンガラガッシャーン・・・ワーワー! ケンカダー!! マタ、カガ&ズイカクダー!! ドンチャンドンチャン・・・・・



飛龍「あーあ。知ーらない」ハハハ・・・

翔鶴「あの子はもぅ」ハァ・・・

蒼龍「えっと、それで話の続きだけど。文月が余分にボーキ補給する訳じゃないですよね?」チラッ・・・

文月「……、」ピタッ・・・

蒼龍「……図星ですかい」ハハハ・・・

飛龍「単純に考えて、駆逐艦にボーキサイトは不必要ですけどこれまた何で」フム・・・

文月「……、」ウーン・・・

赤城「文月。黙っていては分かりません。使い道が分からない資材を横流しできる程裕福ではないんですよ」ジー・・・

飛龍「Oh……赤城さんがマトモな事言ってます」ボソッ・・・

翔鶴「飛龍さん。瑞鶴みたいになりたいんですか」ハァ・・・

文月「……、」モジモジ・・・

赤城「もしもちゃんとした理由なら考慮しますよ。もし正式に認可が下りなくとも、皆の分を分け与えたり出来ます」ニコッ

飛龍「赤城さんが、ボーキを分ける……だと」タラー・・・

蒼龍「明日は絨毯爆撃並のゲリラ豪雨ですね」タラー・・・

翔鶴「お、大袈裟な」ポリポリ・・・

赤城「まぁ主に心優しい翔鶴や鳳翔が分けますけどね」サラッ・・・

双龍『だろうね』ハハハ

翔鶴「んなっ!? はぁ……不幸だわ」ドヨーン・・・

文月「しょーかくさん、ふそーさんみたい」ハハハ

赤城「冗談さておき。文月、教えてくれませんか」チラッ・・・

文月「えっ、あ、うーん」モジモジ・・・

飛龍「文月。誰も怒ったり笑ったりはしない……と思いますよ」ポリポリ・・・

文月「……ほんと?」ジー・・・


171: 2014/08/14(木) 11:05:52.56 ID:3G7zGfXI0

蒼龍「私達がそんな意地悪に見えます?」フフッ

文月「『航空戦隊以外の意見は聞く耳持たない!』とか言わないですか?」ジー・・・

飛龍「何そのイメージ」タラー・・・

文月「瑞鶴さんが酔ってる時に『加賀さんの真似ー』とか言ってやってるよ~」ジトー・・・

翔鶴「あぁもぅ馬鹿! あの子ホント馬鹿!」ンモー!

赤城「あの七面鳥の折檻は加賀さんに任せておいて、誰も変な事は言いません。約束します。嘘吐いたら翔鶴を好きに使って良いです」キッパリ・・・

文月「わーい!」キラキラ・・・

蒼龍「あ、それ私も参加したいです」ビシッ・・・

飛龍「翔鶴自由権かぁ……楽しそうですね」フフフ・・・

翔鶴「脱線させないでください! それで、文月!」チラッ・・・

文月「あ、うん。えっとねぇ~……この子」スッ・・・


天山妖精「―――、」マタ、ツレマワサレテマス・・・


蒼龍「天山? 誰の?」ジー・・・

飛龍「はぐれ妖精でしょうか」フム・・・

文月「私が開発したんだよー」ムンッ

赤城「……貴女が?」ホォ・・・

翔鶴「そういえば駆逐艦の誰かが戦闘機開発したって話題になってましたね。文月でしたか」ジー・・・

文月「三日月ちゃんとかも偶に開発するよ~。あ、でも私はこれが初めてです!」キラキラ・・・

赤城「そうですか。して、その子の為にボーキをあげたいと?」ジー・・・

文月「はい。なんだか動きが鈍くなってて」コクッ・・・

蒼龍「鈍くって、飛ばしたりしたの? 文月じゃ無理でしょう?」フム・・・

文月「うん。私じゃまだ無理だから、ヅホちゃんとトネちゃんにお願いしました」コクッ・・・

飛龍「『まだ』ねぇ……じゃあヅホか利根経由で補給受ければ良かったんじゃないかな」ジー・・・

蒼龍「でも利根の場合天山は無理かなぁ。ヅホなら何とかなるかもしれないけど、文月、利根と仲良いですもんね」チラッ・・・

文月「……、」ピタッ・・・

飛龍「これまたどうした?」チラッ・・・

文月「今、ヅホちゃんは怒ってるから無理です。トネちゃんも『ぜっこーちょう』だから無理です」ムゥ・・・

翔鶴「絶好調?」キョトン・・・

赤城「絶交中、ですか。何が原因かは分かりませんが仲違いは好ましくありませんね」ヤレヤレ・・・

文月「でもぉ~……トネちゃん『ドロボー』だもん」ムスー・・・

蒼龍「何か盗まれたの? 利根がそんな事するタイプには思えませんけど」ポリポリ・・・

赤城「嘘を吐かれた、と。しかし誰しも誤ちは犯します。許してあげられるくらい器を大きく持ちなさい」ポンッ・・・

文月「……むぅ」ジー・・・

赤城「もし仮に……絶交したまま片一方が轟沈してしまったら、どうします?」ジー・・・

文月「えっ」ピタッ・・・


172: 2014/08/14(木) 11:12:42.20 ID:3G7zGfXI0

赤城「あくまで仮にですよ。今生の別れとなったら、悔いに悔い止まれないでしょう?」ジー・・・

文月「う、う~ん」タラー・・・

赤城「素直に仲直り出来ないのであれば、間に誰かを入れて仲介してもらいなさい。幸い、貴女は友人が多い」フフッ

文月「……はぁい」コクッ・・・

赤城「はい、それじゃあ難しい話は終わりです。その子の件ですが―――」


飛龍「赤城さん凄い……文月と会話出来てます」タラー・・・

蒼龍「あの子とコミュニケーション取れる人って限られてるのに赤城さんもその類の人とは、流石一航戦パナいです」タラー・・・

翔鶴「赤城さんも何処か不思議な部分ありますからね。波長が合うのかも」ハハハ・・・


赤城「―――もしその子に補給したい時は私が預かりましょう」ニッコリ

文月「へっ?」ポカーン・・・

蒼龍「あー……いーやいやいやいや! 何言ってるんですか赤城さん?」タラー・・・

赤城「代わりに私が補給の『受け皿』になります。なぁに、数機分くらい増えても構いません」ニッコリ

飛龍「いや、限界突破云々夢語るのは勝手ですが現実(スロットル)的に考えて無理でしょう。大鳳とか加賀さん越え?」ハァ・・・

赤城「私を満足させたくばその三倍は持ってきなさい!」キリッ・・・

文月「ほわぁ! 赤城さんカッコイイです!」キラキラ・・・

赤城「ふふっ。いえいえ、これも文月の為です。その天山、確かに任されました」ニコッ

文月「はいっ」キラキラ・・・スッ・・・

天山「―――、」ハラグロー・・・

翔鶴「ダメだこの人。早く加賀さん呼ばないと」ヤレヤレ・・・

飛龍「ま、いつもの赤城さんですね。ところで……瑞鶴生きてるかな」ハハハ・・・

蒼龍「例の如く大変な事になってそうですね。お姉ちゃん的には助け行かなくて良いんですか?」ハハハ・・・

翔鶴「自業自得ですし……それより鳳翔さーん。色々助けてー」ドヨーン・・・

 


  キャッキャウフフムッキュンムッキュン・・・・・

 


瑞鶴「」ボロボロ・・・

加賀「―――ふぅ……次調子に乗ったら本気で燃やしますからね」ギロリ・・・

瑞鳳「」ナンデ・・・ワタシマデ・・・

祥鳳「日頃の行いじゃないかな」ポリポリ・・・


長門「」チョ・・・オマ・・・

川内「」カンペキ・・・トバッチリ・・・

陸奥「アンタらにゃ良い薬よ」ヤレヤレ・・・




173: 2014/08/14(木) 11:20:03.05 ID:3G7zGfXI0

   ~ 無言2 ~



  カチ・・・コチ・・・カチ・・・コチ・・・



文月「―――弥生ちゃ~ん。いますかー?」ガララッ・・・


弥生「ん?」チラッ・・・

文月「ここにいたんだー。探したよ~」トコトコ・・・

弥生「えっ……書類整備があるから視聴覚室居るって長月に伝えたんだけど」ポリポリ・・・

文月「長月ちゃん、皐月ちゃんと一緒にどっか行っちゃったよ~……あ、うーちゃんが遠征の件でお話あるってさわいでましたー」コクッ

弥生「また陽炎…さん誘って自主練にでも出かけたかな」ヤレヤレ・・・

文月「それよりうーちゃんどうする?」ジー・・・

弥生「睦月姉か如月姉にお願いしたいけど会議みたいだからね。とりあえず今回の旗艦巡洋艦(リーダー)に任せたいな―――」



   ガララッ・・・・・



不知火「―――失礼します。陽炎いませ、ん……か」ピタッ・・・

弥生「―――えっ」チラッ・・・

文月「っ!」ビクッ・・・

不知火「あー、えーっと……その。(あれ? 既視感が)」マズイ・・・

文月「あぅ……あぅ」アタフタ・・・

弥生「陽炎なら皐月と長月と……ふ、文月? (何で涙目なってるの!?)」タラー・・・

文月「うぅ、むぅ」アタフタ・・・

不知火「ふ、文月。不知火が何かしましたか? (そういえばこの前無言の圧力で泣かせてしまったからなぁ……苦手意識か)」ジー・・・

文月「ひぅ!」オドオド・・・

弥生「文月。不知火…さんは睨んでもいないだろうし、怒ってもいないよ。 (硬い雰囲気は苦手な子だからね)」トンッ・・・

文月「っ!!」ビクッ・・・

不知火「え、と。(どうしろと?)」チラッ・・・

弥生「あー……うーん。(不知火が私を睨んでる……あ、彼女キレ目だから仕方ないか。何か伝えたい?)」ジー・・・

不知火「むっ。(ガンを飛ばされた……まぁ弥生の目が据わってるのはいつもの事ですね。何か訴えてる?)」ジー・・・




   じー・・・・・




文月「ふ、ふぇ」ウルウル・・・

弥生「(拙い! 泣き出しそう!?) あー、文月。ちょっと外に出てて……いや、部屋に戻って卯月の相手してて貰えると助かるな」タラー・・・

不知火「(成程、この子をこの場から外してあげれば事が収まる!) そうですね……少々弥生と話がありますので」ポリポリ・・・


174: 2014/08/14(木) 11:24:47.63 ID:3G7zGfXI0

文月「だ、ダメ!!」ウルウル・・・

弥生・不知火「「えっ」」ピタッ・・・

文月「私が出ていったらケンカする気でしょうっ」ウルウル・・・プクー・・・

弥生「はい? 何で?」ジトー・・・

不知火「意味が分かりません、弥生に敵意でも?」ジトー・・・

文月「ふみゅぅ!」ビクッ・・・

弥生「あーっと、違くて……もぅ。(何この勘違い! てか如何して私と彼女が喧嘩する結末を想像しちゃうのこの子は!?)」タラー・・・

不知火「チッ……うーん。(陽炎がどっか行った所為でトンだトバッチリ受けるし……私、そんなに怖いかなぁ)」ハァ・・・

弥生「埒が明かない……あのね、文月―――」スッ・・・

文月「仲直りして!」ウルウル・・・

弥生・不知火「「はぁ?」」キョトン・・・

文月「仲直りしてください!」ウルウル・・・プクー・・・

不知火「仲直りって……別に仲違いしてる訳でも何でもないんですけど、何故―――」

文月「だって『ケンカすっ時は目で敵を頃すぐらいの勢いで睨むんだ。分ーったか?』って、マヤちゃんが言ってたもん!」ウルウル・・・

不知火「あの不良戦艦打ん殴ってやる」ギリリ・・・

弥生「ご一緒しよう」ジトー・・・

文月「はぅ! こ、これ以上イカらないでぇ~」ビクッ・・・

不知火「いや、だから怒ってないですから」ハァ・・・

弥生「私と不知火…さんが握手でもすれば納得するの?」ヤレヤレ・・・

文月「ふ、ふれちゃダメ。『いっしょくしょくはつ』しちゃうんでしょ!」オドオド・・・

不知火「くっ……いい加減面倒臭い」ジトー・・・

弥生「ごめんね。いつもだけど勘違い始まると永遠に続くから」ハハハ・・・

不知火「もぅ良いです。私が帰れば済む話でしょう」ハァ・・・

弥生「……ほんとごめん」ポリポリ・・・



  ガララ・・・・・



弥生・不知火「「ん?」」チラッ・・・

加賀「……おや」ピタッ・・・

弥生「加賀、さん」ジー・・・

文月「っ!?」ギョッ・・・


175: 2014/08/14(木) 11:39:45.17 ID:3G7zGfXI0

加賀「弥生。書類の方は?」ジー・・・

弥生「あ、すいません。もう少しで終わります」コクッ

加賀「そうですか。では……ん?」チラッ・・・

不知火「……どうも」ペコッ

加賀「ん」ペコッ

弥生「……、」ジー・・・



  しーん・・・・・



文月「はぅあっ!?」ビクッ・・・ ← 飛び退く!


加賀「ぇ?」キョトン・・・

弥生「……えっと」タラー・・・

加賀「はい?」ジー・・・

不知火「……あー」ポリポリ・・・


文月「あわわわぁ」ウルウル・・・ ← プルプル震えだす!


弥生・不知火・加賀「「「……、」」」タラー・・・


文月「あうあうあう~」オドオドオド・・・ ← その場にしゃがみ込み、頭を抱えている!


加賀「あ、の」ジトー・・・

弥生・不知火「「……、」」タラー・・・


文月「はるまげどんや~! あぽかりぷすや~!」ガタガタ・・・ガシッ! ← 縋る様な目で弥生を掴む!

弥生「ふ、フミ!?」エー・・・

加賀「な、何事ですか?」タラー・・・



  フニャニャニャニャニャー・・・・・



弥生(……もうどうにでもなれ)グダァ・・・


176: 2014/08/14(木) 11:46:41.12 ID:3G7zGfXI0

不知火「あー……加賀さん。ちょっと。(説明してあげないとパニクるだけですね)」クイッ・・・

加賀「えっ。あ、はい。(え? 何これ?)」コクッ


文月「だ、ダメ! だめだめだめぇ~! 加賀さん、メっ!!」プップクプー! ← 小羊が精一杯の強がりで猛禽類に挑む様な感じで睨む!


加賀「うぇ!?」ピタッ・・・アタフタ・・・

弥生「だから文月。喧嘩じゃないってば」ハァ・・・

加賀「喧嘩? 何で?? 誰と、誰が???」ポカーン・・・

文月「ううぅ~」ウルウル・・・

不知火「ったく」ジトー・・・チッ

弥生「……もぅ」ジトー・・・ポリポリ・・・

加賀「誰か説明して下さいって」ジトー・・・チラッ・・・


文月「ふ、ふぇえぇ……うわあああぁ~ん!」ポロポロ・・・


加賀「文月!?」ギョッ・・・

弥生「あーあ。またかぁ」ハァ・・・

不知火「不知火に落ち度はありません。今回の原因は加賀さんですからね」ジトー・・・

加賀「えっ!? わ、私が何かしたんですか!? ちょっと説明を……弥生! 不知火!!」アタフタ・・・




  びええええぇ~ん・・・・・




瑞鶴「―――加賀さーん。聞きましたよ。文月泣かせたんですってー? ひっどーい」フヒヒッ

加賀「ぐっ……アレは私の所為じゃありません!」グヌヌ・・・

瑞鳳「まぁフミの天然被害者の会は日々増えてますからねー。それにしてもあの子の中じゃ加賀さんも不知火と同じ括りかぁ」ハハハ

加賀「わ、私そんなに怖いですか」タラー・・・

瑞鶴「んな事無いですよー。マジ尊敬してますからー」ボウヨミー・・・ニヤリ・・・

瑞鳳「そーそー。加賀さんマジりすぺくとー」ボウヨミー・・・フフフ・・・

加賀「……ど、どうも」ウーン・・・


長門「おや? 加賀まで文月教徒になりかけてるな。あれは時間の問題だろう」ニヤリ・・・

川内「瑞鶴&瑞鳳(ズイズイズ)に騙される程の落ち込み具合なら簡単に私達側(ダークサイド)に引き込めるね」ニヤリ・・・

赤城「いやー加賀さんは無理でしょう。寧ろズイズイズが既に貴女達側な気もしますね」ハハハ

文月の天山妖精「バカジャネーノ」ヤレヤレ・・・


180: 2014/08/20(水) 22:53:19.44 ID:cg7F04Fd0
『夏休み』の続きです。チラホラ投下します。

181: 2014/08/20(水) 23:01:36.33 ID:cg7F04Fd0
 
    ~ 集合時間 ~



   ざばーん・・・ざぼーん・・・・・



夕張「―――ふわぁ~……クソ眠っ」ボー・・・

弥生「むぅ……うん、凄く、眠い」ボー・・・

長月「夕張さん。運転する時までにはシャキッとしてくれよ。居眠り運転なんて溜まったもんじゃないからね」ジー・・・

皐月「まぁ朝の5時前だもんね。夜更かしが多いゆうばリーダーにはキツいでしょ」フフッ

夕張「そうね……逆に早朝からピンピンしてる貴女達は凄いわ」ゴシゴシ・・・

三日月「引率して貰う手前、夕張さんと名取さんより遅く準備する訳にはいきませんから」ハハハ・・・

長月「しかし弥生や三日月(ミカ)は結構朝弱い方だろ。良く起きれるな」フム・・・

三日月「そりゃ朝練で慣れてる二人よりは弱いけど、前日早く寝たりすれば何とかなりますからね。弥生姉も頑張りましたし」コクッ

弥生「Zzz...」ウトウト・・・

名取「相変わらず三日月は偉いね……それに比べて―――」ジー・・・



  ざぶーん・・・・・



夕張「―――……何で他の子達来てないのよ」ギリギリ・・・

皐月「寝坊だよ!」アッハッハッ

夕張「『ねぼーだよー!』じゃなーい! 10隻中6隻遅刻たぁ如何いう了見だゴラァ!!」グヌヌゥ・・・

三日月「す、すいません! 一応皆叩き起したんですけど」アタフタ・・・

長月「睦月姉と卯月は今急いで支度してるよ。もうすぐ来る筈だ」コクッ

皐月「因みに、文月はあと5時間は絶っっっ対起きないと思ったから既に車内へ運んでるよ」フフッ

名取「はい?」タラー・・・



文月「フミャ…クゥ…ふみゅぅ~」Zzz... ← 二列目2シート占領中。



三日月「フミ、今日が楽しみ過ぎて寝付けなかったみたいで―――」ポリポリ・・・

夕張「ったく、あの子らしいっちゃらしいけどさ。床着いたの0時過ぎってオチかしら?」ハァ・・・

三日月「―――寝たの、30分前なんです」ヤレヤレ・・・

夕張「」

皐月「ボクら起きる直前まで起きてたっぽいからね。気が付いたら倒れる様に寝てたよ」ハハハ

夕張「あんだと……だったらもうちょい頑張らせなさいよ。30分起きてればバスで寝てても文句言わないのにさぁ」ジトー・・・

長月「無理だな。文月だからね」キッパリ・・・

三日月「無理です。文月ですから」キッパリ・・・

皐月「無理だよ! 文月だもん」キッパリ・・・

弥生「……無理。文月だし」キッパリ・・・

名取「いつもの事よね」ハハハ・・・

夕張「皆してあの子に甘過ぎよ!」ガアアァ!!


182: 2014/08/20(水) 23:09:10.18 ID:cg7F04Fd0

名取「まぁまぁ。ところで他の子は?」チラッ・・・

長月「ふむ。そういえば―――っと、二人来たな」ジー・・・


睦月「おわぁっと! ギリセーフですかっ?!」ゼェゼェ・・・

卯月「んもぅ……髪ボサボサだぴょん」ハァハァ・・・


夕張「アウトよ! 体育会系なら折檻入るわ!」ガアアァ!!

睦月「す、すんませーん!」ヒエー!

名取「体育会系ってか軍属でしょうに……卯月、髪止めずれてますよ」キュッ・・・

卯月「ありがと~……良かったぁ。ビリじゃないみたいねぇ」ホッ・・・

三日月「残りは3人ですね。菊月と望月は……えっと」ポリポリ・・・

皐月「そういえば見てないなー。部屋でも見てないよ」フム・・・

夕張「どうしてこう出発前から問題行動を……―――」



??『やれやれ……人を勝手に問題児扱いされては困る』ゴゴゴゴ・・・



夕張「―――……は?」ピタッ・・・

長月「この声は」チラッ・・・ハァ・・・

??『なぁに。皆が来る凡そ6時間前ほどからスタンバイ出来ていた。寝坊助共と一緒にして貰っては困る』フフフフ・・・

名取「あはは……えっと、どう対応してあげれば良いのかな」タラー・・・

弥生「正直相手するの心底面倒臭い」ジトー・・・

皐月「まーカッコつけて言ってるけど、要するに文月同様今日が楽しみで仕方ないから早く準備してたんだよね」ハハハ

??『んなっ! ち、違う! 私は貴様らと違って如何なる時も万全でだなぁ!』ムググ・・・

三日月「はいはい。それで、九女さまは何処にいらっしゃるのかしら?」ヤレヤレ・・・

??『ふ、ふんっ。そんなに気になって仕方が無いのなら登場してやろ―――』


望月「うっせーな厨二病!! 車の上からガンガンガンガン喧しーわっ、降りろよバカ! 文月も起きるだろ!」ガララッ!!


菊月『―――うぉにゃ!?」ビクッ・・・

皐月「あ、望月だ。最後部座席に居るよ」キョトン・・・


184: 2014/08/20(水) 23:31:01.91 ID:cg7F04Fd0

睦月「バスに泊まってたのね。どうりで部屋に居ない訳ですよ……ついでにお菊も」ハハハ・・・

三日月「あの子、ぐーたらですけど遅刻とかはしませんからね。『ぐっすり寝る』&『今日の集合時間』を考慮して車泊したんでしょう」ハハハ・・・

卯月「ぷふーっ! お菊ダサーい」ケラケラッ

菊月「ぐぬぬぅ……望月。この借りは忘れんぞ」ジトー・・・

望月「如何でもいいから早く降りろって。皆困ってんでしょ」ファアーァ・・・

夕張「ハァ……で、残るは一人か」ジー・・・

名取「うーん。ある意味、一番の問題児かなぁ。誰か見てないの?」ポリポリ・・・

皐月「見たよ」コクッ

長月「私も見たな」コクッ

夕張「もしかしてまだ寝てるの?」ジトー・・・

睦月「いや、最後に起きたのは卯月の筈です。私らが起きた時はもうあの子ベッドに居ませんでしたよ」フム・・・

弥生「というか私と睦月姉、卯月はあの人に起されたよ」コクッ



  にゃーん・・・・・



夕張「じゃあ一体何処行ったのよあの口リビXチ一号さんは!!」ウガアアァ!!

皐月「ろりびっち?」キョトン・・・

三日月「一号って……二号とか三号とか居るんですか」ハハハ・・・

夕張「二号は荒潮でV3は夕雲よコンチクショー!!」ギリギリ・・・

名取「夕張落ち着いて! 一応まだ基地内なんだから……寮の他の子起きちゃうわ」ドウドウ・・・

長月「私らより早く起きてた様だから出発時間とかは間違えてないと思うんだが」ウーン・・・

卯月「お菊やもっちーみたいにバスの何処かに隠れてるとかは?」キョロキョロ・・・

菊月「私は見てない」キッパリ・・・

望月「私も。昨夜、誰かさんが寝袋抱えて一生懸命バスをよじ登ってる姿しか見てないよ」チラッ・・・

菊月「黙りゃ!」カアアァ・・・///

睦月「……、」ウーン・・・

夕張「はい長女。何か思い当たる点でも」ジー・・・

睦月「えっ。あ、いやーその」ポリポリ・・・

名取「如何したの?」フム・・・


185: 2014/08/20(水) 23:34:46.47 ID:cg7F04Fd0

睦月「えっとですねぇ……単純に、準備に時間掛ってるだけじゃないかなぁーって」ハハハ・・・

夕張・名取「「はぃ?」」ポカーン・・・

睦月「あの子シャワーに一時間以上は掛けますし。あ、勿論入渠とは別ですよ。シャワーです、シャワー。特に朝シャン」ポリポリ・・・

皐月「そういえばそうだね。夜更かししてない時はいつもボクと長月より早く起きてるし」ウンウンッ

三日月「姉さん、シャワー上がってからも髪のセットとかメイクとか色々と時間掛りますからね」タラー・・・

夕張「あんの糞ガキぃ」プルプル・・・

名取「落ち着いて。びーくーる、よ。今の話の限り、もうすぐ来ると思いますから」ハァ・・・



  わんわんおーん・・・・・



如月「―――おまたー♪」ガラガラ・・・ ← 私服(薄青のワンピ・ベージュのカーディガン・サングラス・麦わら帽子・ヒールサンダル)


一同『……、』タラー・・・

夕張「よし、殴らせろ」ギリギリ・・・

如月「いやぁん。リーダーこわーい」フフッ ← 大型キャリーバッグ持参

卯月「Oh……きぃちゃん、気合い入ってるぴょん」ハハハ・・・

如月「そうかしらぁ? というか皆は何で制服なのん?」ポカーン・・・

弥生「規則だよ。流石に艤装や夏服着る必要は無いけど、基本は制服じゃなきゃ駄目って書いてる」スッ・・・

睦月「無駄だよ弥生。この子、軍則手帳文月にあげてたから」ヤレヤレ・・・

如月「だってメモ帳欲しいってせがまれたんだものぉ」フゥ・・・

皐月「あはは。流石如月姉だね」フフフッ

長月「この図太さは見習うべきかな」ハハハ・・・

名取「悪いお手本だから止めてね……とりあえず、今からあーだこーだしてたら遅れちゃうし出発しちゃいましょう」ポリポリ・・・

夕張「ったく……如月。説教は後でするから一応制服だけは持ってきなさい。これは命令よ」ジトー・・・

如月「はいはーい。じゃあこのカバン、積んでて下さる?」トコトコ・・・

三日月「分かったから急いで下さいね」ヤレヤレ・・・

睦月「それじゃあ皆、搭乗!」ビシッ・・・

一同『おー!』ビシッ・・・



  ワイワイガヤガヤ・・・・・



文月「くぅ……ふみゃ」スヤスヤ・・・


186: 2014/08/20(水) 23:39:38.51 ID:cg7F04Fd0

  ~ 車移動あるある。 ~



    ブロロロロォ・・・・・



三日月「―――……ふぁあ」スッ・・・

夕張「眠い?」チラッ・・・

三日月「あ、いやその……すいません! 運転して貰ってる横で」アタフタ・・・///

夕張「良いのよ。朝苦手なんでしょ。気持ちは分かるわ」フフッ・・・

三日月「あはは……とりあえずしっかりナビはします」コクッ

夕張「ええ、高速入って最初のSA(サービスエリア)までは頑張ってね。そしたら誰かと交換して貰って良いから」ジー・・・

三日月「はい……でも夕張さん、こんなに大きい車運転出来るなんて凄いですね。私なんて50ccのバイクですら危ないのに」ハハハ・・・

夕張「船とか重機(ユンボ)の運転よか楽よ。でも久しぶりに中型サイズ(ハイエース・コミューター)運転したかな」ハハハ

三日月「艦娘やってると色々と免許は取れるんですけど、何分、物理(身体の大きさ)的に操縦できない乗り物も多いですからね」タラー・・・

夕張「最低限、艤装の操作出来れば問題無いわ……それより、後ろヤケに静かね」ジー・・・

三日月「やっぱり殆ど寝てますね。起きてるのは如月姉さんと名取さんくらいかな」チラッ・・・

夕張「ほんと呑気なモンね―――って、あれ? 後ろ誰か起きたんじゃない?」クイッ・・・

三日月「えっ。あっ」ピタッ・・・


文月「……うみゅ」ボケー・・・


三日月「フミですね」ジー・・・

夕張「今更起きたんかい。まぁ騒がなきゃ良いけど……名取、如月」チラッ・・・

名取「大丈夫、任せてください」コクッ

如月「はいはーい。慣れてるものぉ」フフッ

三日月「多分またすぐ寝ると思います」ジー・・・

夕張「ええ。さて、もうそろそろETC-JCT(ジャンクション)に……―――」



文月「……おしOこ」ボソッ・・・



起きてる組『っ!?』ギョッ・・・


187: 2014/08/20(水) 23:46:12.26 ID:cg7F04Fd0

夕張「ちょ、待っ、ええっ!?」タラー・・・

如月「あははぁ……わぁお」タラー・・・

三日月「な、名取さん。何とか出来ますか!?」ダラダラ・・・

名取「わ、分かってる! 文月、ちょっと待って」ジー・・・


文月「……トイレ」ヒョコッ・・・モゾモゾ・・・


如月「文月ちゃーん! 脱いじゃダメよんっ!」ハラハラ・・・

名取「け、携帯トイレは!? 誰か持ってないの?」アタフタ・・・

夕張「えぇい! 三日月、近くのコンビニ何処!?」ハラハラ・・・

三日月「えぇっと……さっき通り過ぎたのが最後です」タラー・・・

夕張「じゃあ最初のSAの方が近いってか。あと30分くらい?」ゲェ・・・

如月「きっと間に合わないわねぇ」タラー・・・

名取「最悪の事態考えて対応策考えないと……誰か2ℓペットボトルとか持ってない!?」パタパタ・・・

三日月「残念ながら皆500mℓです。あ、ビニール袋は!」パタパタ・・・

名取「紙袋ならいっぱいあるんだけど、ビニールのは無いです」ウーン・・・

夕張「三日月! この際コンビニじゃなくてもお店は無いの!?」キョロキョロ・・・

三日月「うぅん……此処らは林か田畑か民家だけです」ダラダラ・・・


文月「……でそう」ブルルッ・・・


起きてる組『っ!?!?』ギョッ・・・

夕張「名取! 如月! 何とかしなさい!!」ギャーギャー!

名取「何とかってそんな無茶振りを」ダラダラ・・・

如月「……仕方ない」フー・・・モゾモゾ・・・

三日月「ね、姉さん? 何を!?」バッ・・・

如月「『コレ』を使えば何とか……うん」スッ・・・

名取「コレって……うぇっ!?」カアアァ////////


 っ『 鉄兜 』


三日月「姉さあああぁん! 常識持って下さいよおおぉ!!」カアアァ////

夕張「てか何でアンタはコ、コン、コ、コンド……『近藤さん』常備してんのよっ!!」カアアァ///

如月「後者の問いに関しては禁則事項という事で。前者は、非常時に常識もクソも無いわよん……文月ちゃん『コレ』の中に上手く容れて」スッ・・・

名取「何それ卑猥!」アワワワ・・・///


188: 2014/08/20(水) 23:51:57.28 ID:cg7F04Fd0

如月「卑猥って、これ軍需品よん。艦娘全員に配られるじゃない」ンモー・・・

三日月「そ、そうなんですか? 知らなかった」タラー・・・///

夕張「勉強なるわね……って如月いいいぃ! その『近藤さん』を開けるなぁ! 絶対開けるなっ!! 名取取り上げなさーい!!」ウガアアアァ///

名取「えっ、なっ、あわわわっ」ダラダラ・・・///

如月「ちょ、邪魔しないで!」グヌヌゥ・・・

文月「……はやくぅ」モジモジ・・・

三日月「ふ、フミ!?」タラー・・・



  ギャーギャー・・・ワーワー・・・・・



望月「―――るっっっせー駄阿呆ーっ!!」バンッ・・・

起きてた組『っ!』ピタッ・・・

望月「人が気持ちよく寝てんのにさー……もう少し静かにしてよー」ジトー・・・

三日月「そ、そんな事言っても文月が」タラー・・・

望月「其処ら辺に停車して、物陰なり何処なりで野ションしてくりゃ良いっしょ。ガキなんだから大丈夫だっつーの」ハァ・・・

夕張「……、」チラッ・・・


文月「ふみゅう」モゾモゾ・・・モジモジ・・・


夕張「ぐっ……えぇい畜生っ!」キイイィ!!

一同『おわぁ!!?』グラリンコ・・・

夕張「なとおおおおぉりぃーっ!! そこの林ん中連れてけぇ!!」バッ!!

名取「りょ、了解っ!!」ガシッ・・・タッタッタッ・・・

文月「うにゃ!? もれるよぅ~!」ブルブル・・・

如月「ちょっと我慢なさいっ!」ハァ・・・




  にゃんにゃんおー・・・・・




文月「―――ふぅ」ホッコリ・・・

名取「……はぁ」ゲッソリ・・・

皐月「ん~……何ぃ」ボケー・・・

菊月「て、てきしゅーかぁ!」ネムネム・・・

三日月「皆起きちゃいましたね」ハハハ・・・ハァ

夕張「異臭で目ぇ覚まされるよかマシでしょ」ドヨーン・・・


189: 2014/08/20(水) 23:56:51.84 ID:cg7F04Fd0

    ~ SA ~



   パッパー・・・ブロロロ・・・・・



睦月「―――ふぁあぁ……よく寝た」ゴソゴソ・・・

弥生「何故かリーダー達と如月姉&三日月がグロッキーになってるけど、何で?」チラッ・・・

如月「……聞かぬが仏よん」ハァ・・・

卯月「ぴょん?」ポカーン・・・

名取「あははは……それよりそろそろSAです。そこで朝食取りますよ」チラッ・・・

一同『はーい』ビシッ・・・

夕張「できれば運転も変わって貰いたいわね」ボソッ・・・ジトー・・・

名取「うっ……ごめんなさい」タラー・・・

三日月「お二人の分のご飯代は睦月型(私達)でカンパしますので。勘弁して下さい」ハハハ・・・

夕張「ったく……それよりまだ寝てる子起しなさい。もう着くわ」クイッ・・・

皐月「はいはい。おーい、文月ー。朝ごはんだよー」ツンツン・・・

文月「ふみゃ……かつかれーせっとぉ?」ボケー・・・

長月「朝から重いな。菊、望。お前らも起きろ」トントンッ・・・

望月「んぁ? ふぁ~……今何処?」ボー・・・

名取「○○SAです」コクッ

望月「んー……次のSAまで寝る」ゴロン・・・

睦月「ダーメ。集団行動守りなさーい。ほら、行くよ」ポンッ・・・

弥生「菊月も。起きて」ユサユサ・・・

菊月「んんぅ……眠ぃ」ギュッ・・・

長月「やれやれ。一回眠りに着いてしまえばこんなものだ。普段のクールさのかけらも無いな」フフッ

皐月「涎まで流しちゃってー。ふふっ! かわいいね! あ、写メって青葉さん辺りに送ろっか」ニヒヒッ!

如月「それよりムービーで動画上げちゃいましょう♪ ニッチなお友達(ファン)が泣いて喜ぶわ」フフフ・・・

三日月「だ、ダメです! 菊月起きて下さい! このままじゃ大多数の慰み者にされますよ!」ハァ・・・

菊月「ふぇ……なっ、なにか!」ババッ・・・

卯月「あーあ。起きちゃったー。三日月は真面目ちゃんだぴょん」ヤレヤレ・・・

夕張「はいはい着いたわよー。アンタら、さっさと降りなさーい」ガチャ・・・

一同『あいあいまむ』コクッ



 ガヤガヤガヤ・・・・・



睦月「思ったより空いてますねー」キョロキョロ・・・

望月「今から混むんでしょ。さーて、何食おっかなー。重いのはキツいしなぁ」ジー・・・


190: 2014/08/21(木) 00:01:03.79 ID:9vUzTM7t0

卯月「うーちゃんサンドイッチとかが良いぴょん。できれば甘いヤツで」キョロキョロ・・・

弥生「そういうのは食堂コーナーじゃなくて隣の売店とかだと思うよ。私は……ソバとかで良いかな」ジー・・・

夕張「資材(カ口リー)消費が少ないって羨ましいわね」ハァ・・・

名取「巡洋艦と駆逐艦の燃費比べちゃダメですよ……って、あれ? 数人足りない」タラー・・・

夕張「……また文月か」ジトー・・・

名取「あと皐月かな? あー、誰か二人を見なかった?」チラッ・・・

如月「あの子達なら外に行ったわよん」Pi!

夕張「外? 何で?」キョトン・・・

三日月「何でも、外の売店のスイーツとかホットスナックが魅力的でうんぬんかんぬん」ハハハ・・・

長月「まったく。気持ちは分かるが、アレは間食だろうに。それに量の割に値が張る」ヤレヤレ・・・

名取「だったら止めて欲しかったなぁ」ハァ・・・

菊月「言っても聞かんのだ。止むを得無かろうて」ヤレヤレ・・・

夕張「……名取」チラッ・・・

名取「私ですか」エー・・・

夕張「私、運転メイン」ジトー・・・

名取「……行かせて貰います」トボトボ・・・



  ガヤガヤガヤ・・・・・



名取「―――えっと……あ、居た」キョロキョロ・・・


文月「う~ん……どうしよっかなぁ~」ジー・・・

皐月「この『ビスケットの天ぷら』って面白そうだよ! あ、『肉&紫蘇巻きオニギリ』も良いね!」キラキラ・・・


名取「B級グルメ巡りじゃないんだから……おーい、二人ともー」トコトコ・・・

文月「ふみゅ~……あ、リーダー! 丁度良かったぁ~」ピタッ・・・

皐月「ねぇねぇ! この中のどれがお腹に溜まると思う?」ジー・・・

名取「多分、食堂メニューの方がお腹に溜まりますよ」ハハハ・・・

文月「それじゃあ面白くないよぉ」ムンッ

皐月「高速SAの醍醐味っていったら店先販売だよねっ」フフフッ

名取「そうかなぁ。食堂メニューの薄味カレーとかやたらビチャビチャした焼きそばとかも美味しいけど」コクッ

文月「う、うーん。リーダーのセンスって偶に不思議だよねぇ~」ポリポリ・・・

名取「フミに言われたくないなぁ」ヤレヤレ・・・


191: 2014/08/21(木) 00:08:12.90 ID:9vUzTM7t0

皐月「それよりリーダー! どれが美味しいと思う?」クイクイッ

名取「えっ。んー……言ったら中で食べる?」チラッ・・・

皐月・文月「「こうりょします!」」フフフ・・・

名取「ホントこの子達は集団行動向かないなぁ……そこの『牛アラカルト串』が美味しそうですね」ビシッ

皐月「あー確かに。。。って一番高いよ!? 一本1,500円?! 玉こん7本買える!!」タラー・・・

文月「牛さんの色んなブイが1本の串にギョーシュクされているっ……流石オメガ高い」ギョッ・・・

名取「Ω高いって何? あー買わないってば。良いから中に入って普通の朝ごはん食べなさい」メッ

皐月・文月「「えー」」ブーブー・・・

名取「ご飯食べ終わったら買っても良いから。他の子達もそうするつもりみたいですよ」ヤレヤレ・・・

文月「それじゃあ多分、お腹いっぱいで一つ二つしか食べれないもん!」ムキュー・・・

名取「それだけ食べれれば充分でしょうに」ハァ・・・

皐月「フジューブンです! リーダー、今このイッシュンのキラメキを忘れちゃダメなんだって!」キラキラ・・・

名取「意味分からない事言わないの。というか正直、貴女達が中で食べてくれないと私が夕張に怒られるんですよぉ」ハァ・・・

皐月・文月「「なんでっ!」」グイグイッ・・・

名取「な、何でって、何ででしょうね……兎に角、理不尽に怒られちゃう可能性が無きにしも非ず」ポリポリ・・・

文月「おーぼーです! ゆうばリーダーはおーぼーです!」ムムムッ

皐月「文句言ってきてやる! なとリーダーはそこで待ってて!」プンスカッ!

文月「ぷっぷくぷ~っ! ヤっちゃうよぉ~。奥歯まさぐってヒーヒー言わせてやるっ!」プンスカッ!

名取「そういう汚い言葉は摩耶さんの影響ですね……って、あ、行っちゃった」ンモー・・・



  ワイヤワイヤ・・・ザワザワ・・・・・



文月「ゆうばリーダーっ!」ドンッ・・・

皐月「話があるよっ!」ムンッ・・・


夕張「んぁ?」モグモグ・・・ ← 『ふんわりオムライス定食』

皐月・文月「「ッ!?」」ビリリーンッ!!

菊月「コホンッ……リーダー。全部食べ切れそうかい? もし残すというのなら少し貰ってやっても良いのだが」チラチラ・・・ダラー・・・

夕張「えっ。普通に全部食べられるけど」モグフワ・・・

菊月「ぐっ……し、しかし心成しか苦しそうな気が」ソワソワ・・・キラキラ・・・

如月「お菊。夕張リーダーのお腹のお肉がムチムチしてるのは元からよんぅ痛ぃ!」ゴツン・・・

夕張「うっさい艶ボケ女郎!!」カアアァ・・・///


192: 2014/08/21(木) 00:13:51.32 ID:9vUzTM7t0

卯月「夕張サン! そのオムライス美味しそうだぴょん! 一口ちょーだい!」アーン!

夕張「えー。うーん、一口だけだよ」スッ・・・

卯月「んぴゃー……ン~~~~んマぃ!!」ピョンピョコピョーン!

皐・文・菊「「「―――ッッ!?!」」」ピクッ!

望月「あの厨二バカ。素直に下さいって言えば良いのになー」チュルチュル・・・

睦月「まぁお菊らしいっちゃらしいけどね」ハハハ

夕張「はい終わりよ……って、あぁ。皐月、文月。如何かした?」モグモグ・・・フワフワ・・・

皐月「えっ」ピタッ・・・

文月「あ~ぅ」タラー・・・

夕張「ん?」モキュモキュ・・・

弥生「二人とも」ボソッ・・・

皐月・文月「「っ!」」バッ・・・

弥生「券売機、そこ。オムライス定食は600円」クイッ・・・

皐月「買ってきます!」ビューン!!

文月「あっ! 待って待ってぇ~!」パタパタ・・・

夕張「はぇ?」ポカーン・・・


長月「ホント、欲望に忠実な奴らだな」ヤレヤレ・・・

三日月「今手に持ってるお菓子より隣の子供が持ってるお菓子の方が美味しそうに見えるんですよね」ハハハ・・・

睦月「とりあえず普通に朝ごはん食べてくれるから良しとしましょ―――そういえばー」キョロキョロ・・・

望月「どったの?」チュルチュル・・・

睦月「名取のリーダーは?」ジー・・・

一同『へっ?』ポカーン・・・




  パンパカパーン・・・イッタダッキマース!! ガヤガヤ・・・




名取「あのー……もう戻って良いかな?」ハァ・・・トボトボ・・・


193: 2014/08/21(木) 00:19:03.23 ID:9vUzTM7t0

    ~ 到着 ~




     ミーンミンミンミー・・・・・




名取「―――そこの角、左に……そう。その看板の所です」クイッ・・・

夕張「はいはい……ハァ。やっと到着ね」キキィ・・・

睦月型『お疲れ様でしたー!』ペコッ・・・

夕張「はいはい。そんじゃ名取、管理小屋行って鍵貰ってきて」ダラーン・・・

名取「はい……睦月、皆で荷物降ろしてあのコテージというかバンガロー(?)の前に移動しててください」チラッ・・・

睦月「りょーかいですっ。ささっ、行くよー」ビシッ・・・

睦月型『はーい』ゾロゾロ・・・

長月「名取リーダー。荷物を持とう」スッ・・・

皐月「あ、じゃあボクがゆうばリーダーのを持つね」スッ・・・

夕張「あんがと。全部降ろしたら駐車スペースに車置いてくるわ」ガチャッ・・・

文月「いってらっしゃーい!」ノシ"



    ピーヒョロロロロ・・・・・



夕張「―――お邪魔しまーす……って」ピタッ・・・

睦月型『おぉ!』キラキラ・・・

名取「は、話には聞いてたけど凄い別荘だね」タラー・・・

菊月「やはり軍が保有する避暑地というか遊楽地は違うな。そこの熊の毛皮なんかまさにそれといった感じが」キョロキョロ・・・

弥生「此処、軍の保有地じゃないよ」ポリポリ・・・

菊月「えっ」キョトン・・・

卯月「ぶっちゃけ、軍の保有してる『山』って内地でしょ。殆どが陸軍の管轄で、海軍の労組が碌な『山』持ってなかったぴょん」ヤレヤレ・・・

弥生「海外だとそれなりのがあったんだけど、そこまで行く余裕無かったし。此処は民間……というか私有地かな」コクッ

夕張「何だそりゃ。当初の予定と違うんじゃない? お金大丈夫なの?」タラー・・・

如月「見積もり見たけど予算は大丈夫みたいねぇ。此処、一泊3万で良いんでしょう。勿論12人で」コクッ

名取「安っ!? それってもしかして追加料金有とか……別途水道光熱代とかって名目で変な入会金とか」タラー・・・

長月「もしくは『曰くつき』とか言わないよな?」ジトー・・・

弥生「そんなんじゃないってば……えっと、ね」ポリポリ・・・

望月「言葉通り、どっかの『お嬢様』のお家の別荘地ってこと。OK?」ドッコイショ・・・

文月「ふぇ?」ポカーン・・・

皐月「ですわ?」キョトン・・・

夕張・名取「「あー、なるほど」」タラー・・・


195: 2014/08/21(木) 00:23:45.12 ID:9vUzTM7t0

如月「あの人かぁ流石ねぇ。帰ったら仲良くしよーっと」フフフ・・・

三日月「現金な人ですね……それより、お部屋とか見て回って良いですか?」ワクワク・・・

文月「私も早くベランダ出てみた~い!」キラキラ・・・

夕張「良いんじゃない。とりあえず昼までにリビングに居てくれれば大丈夫でしょ?」チラッ・・・

名取「はい。でも、バンガロー周りはまだしも遠くに行かないで下さいね」コクッ

睦月型『はーい!』ビシッ



  キャッキャウフフムッキュンムッキュン・・・・・



文月「すごいすごーい! 二階にもベランダあるよ~! テーブル椅子付きー!」キラキラ・・・

皐月「この建物三階建てなんだね! 屋根裏の上に更に梯子があるよ! あ、天窓だ!」キラキラ・・・

卯月「お風呂まで広いぴょん! しかもサウナ付いてる! マーライオンみたいなのまであるぴょん!」キラキラ・・・

三日月「これって、暖炉ですよね。薪を組んで焚いても良いんでしょうか」キラキラ・・・

望月「夏だけどな。それよりあのベットすげーよ。プカプカしてて、しかもヒンヤリ素材。水の上で寝てるみたいだわ」キラキラ・・・

菊月「奥の部屋にマスケット銃が置いてあったぞ! アレはレプリカじゃなく本物だ。もしや近くで狩猟が出来るかもしれない」キラキラ・・・


夕張「―――ふぅ……漸く一段落ね」ゴロン・・・

名取「お疲れ様です。コーヒーでも淹れましょうか」チラッ・・・

夕張「お願い。あと、お昼まで少し寝て良いかな」ファーァ・・・

名取「ええ。暫く休んで貰って良いですよ。睦月と如月も居ますので、何かあっても上手く対処します」アハハ・・・

夕張「ありがと。因みに何処のベット使えばいい?」キョロキョロ・・・

名取「お好きに。あ、でもロフトとかはあの子達が寝るって言い張ってますから止めた方が」ジー・・・

夕張「態々寝辛いとこ選ぶほどガキじゃないわよ。一番奥の窓際、は誰か使うだろうから……適当なとこ寝とくわ」トコトコ・・・


196: 2014/08/21(木) 00:28:15.43 ID:9vUzTM7t0

睦月「さて、と。昼はカレーとして……あれ? 夕張さん寝るんですか?」チラッ・・・

夕張「ちょっとだけ横になるわ。お昼時には起きるから」ポリポリ・・・

如月「どうぞどうぞ。何なら添い寝で子守唄でも歌って差し上げましょうか」フフフ・・・

夕張「彼氏にだけやっときなさい……とりま、名取の補助(カバー)宜しくね。特に文月から目ぇ離さない事」クイッ・・・

睦月「あいまむっ」ビシッ・・・

如月「まぁでもそう易々とトラブル起す程おバカじゃな―――」



  どんがらがっしゃーん・・・・・



如月「―――……ぃ」タラー・・・

睦月「……誰よ」タラー・・・

夕張「……、」ダラダラ・・・


文月「ふみゅ~」バッタンキュー・・・

長月「おいフミ! しっかりしろ!」ユサユサ・・・

皐月「リーダー! 文月が鹿の剥製取ろうとして転げ落ちたよー!」アリャリャ・・・

名取「だ、大丈夫!? 怪我は無いですか?」アタフタ・・・

文月「だ、だいじょぶだよぉ~」クラクラ・・・

名取「良かった……って!?」ギョッ・・・

弥生「文月は無事だけど……真下にあった高そうな壺がバラバラだね」タラー・・・

名取「……、」バッ・・・ウルウル・・・


睦月「夕張の姉さん。名取のリーダーが泣き縋って此方を見てますぜぃ」タラー・・・

夕張「寝るっ! 私何も見てない!」ダラダラ・・・

如月「あらあらまぁまぁ……あの壺、どのくらいお値段張るのかしらねぇ」ヤレヤレ・・・

睦月「私らの給料で足りれば良いけど」エヘッ・・・

夕張「んもぅ! 文月に払わせなさい! 夜戦バカとか長門さんに金借りるとかして!」ガアアァ!!

如月「発想がゲスいわねぇ」アハー


文月「はにゃ~」クラクラ・・・

名取「……不幸だわ」ドヨーン・・・

皐月「なとリーダー。扶桑さんみたいだね」ハハハ


197: 2014/08/21(木) 01:15:36.30 ID:9vUzTM7t0

   ~ 平和な鎮守府 ~



  ポク・・・ポク・・・ポク・・・チーン・・・・・



長門「―――……静かだな」ジー・・・

川内「うん」ボー・・・

長門「元気無いぞ」ジー・・・

川内「長門もそうじゃん」ボー・・・

長門「そうかな……青葉は?」ジー・・・

川内「第六戦隊で仕事中だって」ボー・・・

長門「ふーん。金剛は?」ジー・・・

川内「さっき霧島に捕まって何処か連れられてった」ボー・・・

長門「そうか」ジー・・・



  ミャーミャー・・・ミャーミャー・・・・・



川内「ウミネコ、多いね」ボー・・・

長門「今釣りをすれば大漁かな」ジー・・・

川内「さっき非番の酒匂と矢矧が暁型連れて釣り行ったみたいだよ」ボー・・・

長門「あー私も行きたかった」ハァ・・・

川内「私だってぇ」ムゥ・・・

長門「そういえば……睦月型が長期休みだそうだな」ジー・・・

川内「引率は名取と夕張だって。羨ましい。私だって睦月型の旗艦経験あるのに……皐月ちゃんと文月ちゃん侍らせたいなぁ」ボー・・・

長門「気持ちは分かるが、三水の引率予定だろう?」ジトー・・・

川内「いや、そうなんだけどさぁ……吹雪型とか綾&敷だと、可愛げが。全員大人っぽいし」ボー・・・

長門「良いじゃないか。皆青々しいぞ。フレッシュだろうに」フフッ

川内「そうだけど、偶には睦月型とか暁型とか朝潮型とか。なんか良いじゃん」ニヤリ・・・

長門「ガチ口リめ」ジトー・・・

川内「おまいう」ジトー・・・



 クマー!! タマー!! オーイ! キター! キ、キソー・・・・・・

199: 2014/08/21(木) 01:34:54.52 ID:9vUzTM7t0

長門「……そういえば最上くんのとこの別荘地があるらしいぞ。睦月くん達は今そこに行ってるらしい」ジー・・・ 

川内「三隈&熊野(ミクマノ)じゃない? 鈴谷(ズヤ)と最上(モガミン)が姉妹に見えたら終いだよ。吹雪と叢雲に違い過ぎるって」ボー・・・

長門「それはホラ……腹違いの兄弟姉妹とかってヤツかもしれんし」ハハハ・・・

川内「何それこわい」タラー・・・

長門「細かい事は気にするな。秋雲くんだって陽炎型だし、第七駆逐隊だって綾波型だ。大雑把にいえば『特型』は全員吹雪くんの妹」ジー・・・

川内「やれやれ、絵師の問題かぁ。確かに気にし出したらキリ無いね」ボー・・・

長門「メタい事言うな―――ところで」ジー・・・

川内「んー」ボー・・・

長門「我々は何故、懲罰房(VIPルーム)に居るのだろう」ハァ・・・

川内「んー……日頃の行いって神通(婆っちゃ)が言ってた」ハァ・・・

長門「というか、潮ちゃんに手を出した貴様の所為だぞ。あそこで武蔵に捕まらなければ逃げ切れたものを!」ジトー・・・

川内「んな事言ったら初風に手ぇ出すアンタの方がアホっしょ。妙高マジ怖かったし!」ジトー・・・



  カナカナカナカナ・・・・・



長門「はぁ……やめよう。虚しくなる」ジー・・・

川内「だね……あー、夜戦したい」ボー・・・

長門「次の順回当番誰かな」ジー・・・

川内「また陽炎だったりして」ハハハ・・・

長門「あの子ヤダ。こわい」ハァ・・・

川内「しっかりしろビッグ7。そうだなぁ……若葉ちゃんとか初霜ちゃんだったら良いよねー」フフフ・・・

長門「おお。それは夢が広がるな」キラキラ・・・



   ポッポー・・・・・



長門「……今日の吹雪型の予定は?」ジー・・・

川内「演習。深雪だけ病院。体調不良だとさ」サラッ・・・

長門「綾波型」チラッ・・・

川内「私の代わりに天龍と那珂ん下で訓練。白露型も一緒。あ、夕立(ぽいぽい)ちゃんは満潮と一緒に山城の付き添いで出張」サラッ・・・

長門「初春型」ジー・・・

川内「鳳翔サンの手伝い。夕飯じゃなくトンボ釣りの方」ボー・・・

長門「朝潮型」ジー・・・

川内「朝潮は今日の秘書艦。満潮はさっき言った通り。他の4人は工廠の手伝いって言ってたかな」ボー・・・

長門「陽炎型」ジー・・・

川内「分かんない。長門知ってるんじゃないの?」チラッ・・・

長門「不知火くんはアレだし、秋雲ちゃんは夏の大戦でダウン中。他の子は……多過ぎて把握しきれん」ポリポリ・・・

川内「多いよなぁ陽炎型。夕雲型は……最近入った子の案内と歓迎みたいだね。島風ちゃんは……あー」タラー・・・

長門「連装砲とお話してただろ! ボッチ扱いするんじゃない!」ムンッ

川内「そ、そうだね…―――…暇だし、寝るか」ハァ・・・

長門「おう。私も寝る……おやすみ―――」ハァ・・・

205: 2014/08/29(金) 22:07:47.15 ID:l8YBD2Im0

      ~ 眼帯の天使の方 ~




  パンパカ・・・プップク・・・パンパカパン・・・プップクプー・・・パンパカパーン! プップクプー! パンッパカッパァーンッ!! プップクップゥーーッ!!




文月「―――ふふふっ。こあいか~っ!」グイッ・・・

睦月「……、」タラー・・・


文月「こあいでしょー!」グイグイッ・・・


睦月「……あー」チラッ・・・

如月「私に振らないでね」サラッ・・・

睦月「……えー」チラッ・・・チラッ・・・

弥生「私も、困る」タラー・・・

三日月「ごめんなさい」フイッ・・・

望月「さーて、寝る」ゴロン・・・

睦月「おまえらぁ」ハァ・・・


文月「ねぇねぇ。こあいでしょ~?」グイグイ・・・


睦月「こういう時に限って卯月と皐月は居ないし」グヌヌ・・・

如月「皐月と長月は相変わらず自主練に出かけたわ。卯月は愛宕さんと何かしてるわね」アハハッ

弥生「菊は?」チラッ・・・

望月「知らね。アレも、卯月(うー)とかフミと同じベクトルだし」サラッ・・・

三日月「ベクトルは違うんじゃないかな。面倒臭いのは同じですけど」ハハハ・・・


文月「うー……無視しないでっ! こあいでしょっ!」バンッ・・・


睦月「あーそうね。こわいなー」ボウヨミー・・・

文月「えへへー。でしょー! おまえにサイコーのショーリを与えてやる!」クイクイッ・・・

一同『はぁ』タラー・・・



  パンパカパン・・・プップクプー・・・パンプクプーン!!



睦月「―――で、おフミさん。その眼帯(?)は何なんですかねぇ」ハァ・・・

如月「あ、聞くのね」チラッ・・・

弥生「姉さん勇者だ」ハハハ・・・


206: 2014/08/29(金) 22:17:52.94 ID:l8YBD2Im0

睦月「しゃーないでしょ。余所様に迷惑掛けられても困るし」ハァ・・・

文月「んー。カッコイイでしょー」ニコニコッ

睦月「うんうんカッコイー。それで、何で視力2.5で健康優良児の文月ちゃんが『両目』に眼帯してるんですか?」ヤレヤレ・・・

文月「だってこあいじゃん!」ドヤァ・・・

睦月「じゃなくて……誰か通訳」チラッ・・・

三日月「うーん。多分、いつもの唐突な思い付きだと思うんですけど」ポリポリ・・・

睦月「態々手作りの眼帯かぁ。しかも律義に『十字』と『#字』柄と」ジトー・・・

望月「フミの行動に意味求めてたらキリないってば」ゴロン・・・

如月「そーそー。適当に合わせてあげましょう」ニッコリ・・・

睦月「個人としてはそうやって達観したいけど、長女(ネームシップ)としては何とかしないといけないんですよぉ!」ドヨーン・・・

弥生「まぁまぁ。ところで文月。それ、本人達に見せた?」

文月「セカイスイジュン越えてるキソー……えっ? 今からだよー」キソー!

睦月「アカンこれ」ダラダラ・・・

三日月「た、確かに。止めないと」タラー・・・

望月「これかなりデリケートなアレだからね。最悪、あの眼帯コンビが地獄見るよ」ジー・・・

如月「まぁそれはそれで面白そうだけどねぇ」フフフ・・・

弥生「気持ちは分かるけど、流石にダメでしょ」ポリポリ・・・

睦月「早めに何とかしないと―――」アタフタ・・・



  ガチャッ・・・



一同『―――っ!』バッ・・・

菊月「……ん?」ピタッ・・・

文月「あ、菊ちゃ~ん! ふふふー、こあいでしょ~?」クイッ・・・

菊月「……、」ジー・・・


睦月「何でこのタイミングで戻って来るかなぁあの子は」ハラハラ・・・

望月「小児病vs厨二病の対決じゃん」ハハハ

三日月「余計な事言わなきゃいいけど」ハラハラ・・・


菊月「……文月」ジー・・・

文月「んー? なになに~? こあいかぁ?」クイクイ・・・


207: 2014/08/29(金) 22:38:33.90 ID:l8YBD2Im0

菊月「それは、前が見えてるのか?」ジー・・・

弥生(根本的なトコ行ったね)ハハハ・・・

如月(ぶっちゃけ気になってたのよねぇ)ニヤニヤ・・・

文月「それが見えるんだよー! これ、長門さん達が作ってくれたのー。すごいでしょ~」ニパー


睦月「あんの超弩級口リコンがあああああああぁ!!」ガンッ・・・

如月「多分、川内隊長と青葉さん、金剛さんもグルね」ハハハ


菊月「そうか……しかし文月。オマエは全然怖くないぞ」キッパリ・・・

文月「」ガーン・・・

弥生(何であの子はストレートに言うかなぁもぅ)ハァ・・・

望月(アイツ基本空気読めねぇからな)ジトー・・・

三日月(落ち込んだ文月のフォロー大変なのに)タラー・・・

菊月「いいか、文月。眼帯というのは歴戦の勇者の証なのだ。分かるか?」トコトコ・・・スッ・・・

文月「……りろんはしってる」ムゥ・・・

菊月「そうか。多分、お前はそれを付ける事で天龍隊長やキャプテン木曾の様になれると考えたのだろう」フム・・・

文月「そうともいう」コクッ・・・

菊月「しかしだ。彼女らの眼帯(それ)は錬磨による勲章。お遊び感覚で着けている文月とは―――……重みが違う」ビシッ・・・

文月「っ!?」ガガーン・・・

睦月(凄いソレっぽい事言ってる。しかもフミが真面目に聞いてる)オー・・・

望月(流石厨二の星……いや、厨二の月だわ)プフー・・・

菊月「だが、気持ちは分かるよ。眼帯(それ)は全駆逐艦の憧れだからな」フフッ

文月「お、お菊ちゃん!」キラキラ・・・

如月(あの子やっぱり残念ねぇ)フフフ・・・

三日月(全駆逐艦が眼帯願望って最悪な環境ですよ)ハァ・・・

弥生(そんなの望むの暁と雪風と島風くらいかな……あと微妙に時雨?)ポリポリ・・・




  パンプクパンプクパンプクパンプク・・・ヒエエエエエエエエエェ・・・・・




文月「―――じゃあ」ボソッ・・・

一同『んっ?』チラッ・・・

文月「どうしたら着けても良いの?」ジー・・・

菊月「……ふむ」ジー・・・

睦月(ヤバい流れ)タラー・・・

望月(おい、誰か菊月黙らせろ)チラッ・・・チラッ・・・


208: 2014/08/29(金) 22:58:06.79 ID:l8YBD2Im0

文月「じゃあ天龍(てんちゃん)さんとか木曾(キソー)さんみたいになるにはどうすれば良いの?」フミィ・・・

菊月「難しい問いだな。正直、私も軽々とは答えられんよ」コクッ・・・

文月「じゃあ二人に聞けばいい?」キョトン・・・

菊月「まぁそれが無難だろ―――」

睦月「ふ、文月ちゃあああん! さっき大佐が執務室で呼んでたよおぉ!!」バンッ・・・

文月「ふぇ?」キョトン・・・

睦月「ほら急がないと! あ、菊月はコッチ来て」ギリギリ・・・

菊月「―――ぅ……ん?」ポカーン・・・

如月「お菊ちゃーん。ちょっとお姉ちゃんとお話しましょうねー」トンッ・・・

文月・菊月「「???」」キョトン・・・




  パンパカ・・・プー・・・ピョン・・・クマアアアアアアアアアアアァ!!




睦月「―――……疲れた」ドヨーン・・・

弥生「お疲れ様。流石お姉ちゃん」トントン・・・

三日月「とりあえず風紀委員に連絡して長門さん達シメて貰いましょう」ヤレヤレ・・・

望月「そーしよう。そいやぁフミのヤツ、本当に執務室行ったけど大丈夫なの」チラッ・・・

睦月「……あっ」ピタッ・・・

弥生「睦月姉。抜かったね」ハァ・・・

三日月「だ、誰か一緒に行かないと! 司令官に迷惑掛けちゃいますよ!」アタフタ・・・

睦月「わ、私行く!」ガタッ・・・


209: 2014/08/29(金) 23:10:05.53 ID:l8YBD2Im0

如月「大丈夫よん」スッ・・・

睦月「如月!?」バッ・・・

菊月「……私と如月が出よう」ジー・・・

望月「は?」ピタッ・・・

弥生「これは……姉さん、菊に何話した? いや、何『吹き込んだ』の?」ジトー・・・

如月「んふふ。勘繰り過ぎよん。ただ、お菊ちゃんの話にも一理あってねぇ」ニヤリ・・・

望月「どーせ碌でもない発想っしょ」ハァ・・・

如月「いえいえ。だってさぁ……天龍さんと木曾さんが眼帯してる理由知ってる子、居る?」チラッ・・・

一同『……、』ピタッ・・・

菊月「皆も気にはなるだろう」ジー・・・

睦月「そりゃ、ちょっとは……でもさぁ」タラー・・・

如月「分かってる。とぉってもデリケートな問題よねぇ。本人らに直接聞くなんて事出来ないじゃない」ウフフ・・・

三日月「……つまり?」タラー・・・

菊月「文月には申し訳ないが、アイツをダシに、周りに聞いて回ろうかと思う」フフフ・・・

弥生「……最低だね」ハァ・・・

望月「いつもの事だろ」ヤレヤレ・・・

如月「ふふっ。勿論ヘマはこかないわよん。それじゃあ行ってきまーす」トコトコ・・・ガチャッ・・・

菊月「朗報を待っててくれ。なぁに、上手くやってみるさ」テクテク・・・バタン・・・

一同『……、』シーン・・・

睦月「……どうしよう」ダラダラ・・・

三日月「もう知らないフリ突き通しましょう」ハァ・・・

弥生「保険って訳じゃないけど、司令には連絡しとくべきだと思う」タラー・・・

望月「だな。ま、フミと菊だけだったらバイオハザードだけど如月姉がいればまだ……うん」ポリポリ・・・

睦月「あの子、吉にも凶にも化けるから怖いんですよぉ! あぁもう如何にでもなれ!」グデェ・・・



文月「ふんふふーふんふふーふんふーふ~ん♪」ニコニコ・・・



210: 2014/08/29(金) 23:37:42.52 ID:l8YBD2Im0

   ~ 眼帯これくしょん ~



      ガチャッ・・・・・



文月「―――んもー。睦月ちゃんの嘘吐きー。しれーかんシュッチョー中じゃん」ムゥ・・・

如月「はぁい。文月ちゃん」カツカツ・・・

菊月「浮かない顔だな」トコトコ・・・

文月「あぅ。あのねー、睦月ちゃんひどいんだよー」ムスー・・・

如月「大佐が不在? どうやら緊急で会議が入ったみたいよん。だからそんなに怒らないの」フフッ

文月「そっかぁ。それじゃーしかたないねぇ~」フミィ・・・

菊月「……それで、今からの予定は?」ジー・・・

文月「えっ。あー天龍(てんちゃん)さんと木曾さん(キソー)の所に行こうかと」コクッ・・・

菊月「やはりか。しかし、彼女らも今は忙しい様だぞ」コクッ

文月「えー」ムー・・・

如月「落ち込まないの。そうねぇ……例えば、周りの子達に彼女らの眼帯について尋ねるっていうのは如何かしら」ジー・・・

菊月「先も言ったが彼女らの隻眼(アレ)はデリケートな問題。直接質問するのではなく周りから崩すのも手だろう」コクッ

文月「おーぅ。なるほどぉ~」フムフム・・・

菊月「という訳で聞き込みをしよう。最初は彼女らの姉妹艦か仲の良い人がいいかもしれない」コクッ

如月「そうね……あ、ちょっとゴメン。用事思い出したから二人で回っててくれるかしらん」スッ・・・

菊月「えっ」キョトン・・・

如月「睦月に頼まれてた仕事思い出しちゃったのよん。とりあえず、二人の思う様に動いてて。後から追うから」コクッ

菊月「ふむ。止むを得まい……文月。如何する」チラッ・・・

文月「うーん。それじゃあ……―――」ビシッ・・・




   【 妹の場合 】



   ポッポー・・・・ホッポー・・・・・



文月「―――龍田(たった)さーん」トコトコ・・・

菊月「お忙しい所呼び止めてすまない。少々お時間をば」トコトコ・・・

龍田「んー? あら、文月ちゃん菊月ちゃん。如何したの?」チラッ・・・

文月「質問がありますっ」シャキッ・・・

龍田「あらあら畏まっちゃって。何ですかー? 応えられる範囲で応えるよ」フフフッ

文月「それじゃあ~……てんちゃんが何で眼帯してるか教えてくださいっ」ムンッ・・・

龍田「……えっ」ピタッ・・・


212: 2014/08/29(金) 23:46:42.10 ID:l8YBD2Im0

文月「『ふふふっ、こあいか?』の時見せびらかしてる眼帯(アレ)です!」キラキラ・・・

龍田「えーっとぉ……うーん。天龍ちゃんの眼帯(アレ)?」ポリポリ・・・

菊月「眼帯(ソレ)だ」キラキラ・・・

龍田「あー。天龍ちゃんの眼帯は、そのー……うーん」ポリポリ・・・

文月「やっぱり『メイヨのセンショー』ってヤツなんですかっ」キラキラ・・・

龍田「そ、そうね」ハハハ・・・

菊月「どんな風に?」キラキラ・・・

龍田「ど、どんな風!?」タラー・・・

文月「やっぱり目に砲撃を受けたんですか!?」ハラハラ・・・

龍田「いや、それ即氏だから。じゃなくて……あのねぇ……ん?」ムゥ・・・チラッ・・・


如月「―――、」ノシ"


龍田「えっ」ピタッ・・・

菊月「教官?」ジー・・・

龍田「あ、うん」チラッ・・・チラッ・・・


如月「―――♪」っ《適当に誤魔化してあしらってください☆》 ← カンペ


龍田「……、」ポリポリ・・・

文月「ねぇねぇ」クイクイ・・・

龍田「う、うん。そうねぇ……天龍ちゃんの左目はー」ジー・・・

文・菊「「左目は?」」キラキラ・・・

龍田「……実は、かつて此処ら一帯を荒してた超弩級浮遊要塞と戦って負った傷なの」ハハハ・・・

菊月「ちょ、超弩級浮遊要塞!?」オォ・・・

文月「『くーちゅーよーさい』って、たこ焼きだよねぇ~? 『ちょーどきゅー』ってどれくらい?」フミィ・・・

龍田「あれはそうねぇ。帝都(東京都)を丸々押し潰せるくらいの大きさだったかなぁ」フフフ・・・

文月「そんなに大きいの!?」ギョッ・・・

龍田「ええ。超大きいわ。あだ名は○ススター」ドーン・・・

菊月「『氏の星』とは……しかし、そんなサイズの深海棲艦なんて聞いた事が無い」ムゥ・・・

龍田「存在自体が秘匿事項だからねー。二度と現れない筈だし……二人も余所にベラベラ話しちゃダメだよ」メッ・・・

文月「りょ、りょーかいです」ビシッ・・・

菊月「ふむ……して、その超大型要塞と如何戦ったんだ?」ジー・・・

龍田「あの時の天龍ちゃんは今以上に若かったからねー。無茶も無謀も恐れず、単騎突入しちゃったんだー」ウンウン・・・

菊月「なっ! 要塞に、だと……氏ぬ気か」タラー・・・

龍田「お察しの通り、それほどのサイズの要塞なら敵戦闘機のみならず駆逐艦や巡洋艦、更には戦艦すら格納してたみたいよ」コクッ

文月「Oh……敵の基地が攻め込んできたみたいだね」タラー・・・

龍田「勿論、当時の提督や私は引き留めたけど彼女は突入した。まさに特攻野郎よねー」ハハハ

菊月「なんて愚かな真似を」ジー・・・

文月「て、てんちゃん氏んじゃヤダっ!」アワワワ・・・

213: 2014/08/29(金) 23:52:47.33 ID:l8YBD2Im0

龍田「確かに当時は世界水準を遥かに凌駕していた巡洋艦だったけども、慢心というか、若気の至りね」フフフ・・・

菊月「ふむ……それで、如何なった」タラー・・・

龍田「結果から言えば、ほぼ氏体になって還ってきたわ。左目が抉られた状態でね」ジー・・・

文月「え、えぐっ……あぅあぅ」アタフタ・・・

龍田「でも同時に、敵要塞の『核』を破壊する事に成功したわ。それにより浮遊要塞の『浮遊』機能は停止」グイッ・・・

菊月「天龍隊長は命を賭して奴を墜としたのだな」キラキラ・・・

龍田「ええ。本土上陸を許す前に着水した敵要塞は内側から爆発が始まった。これにより戦局が傾いたの」ニヤリ・・・

菊月「そして?」キラキラ・・・

龍田「残る私達の反撃が開始。蜘蛛の子の様に散り散りになる深海棲艦を撃破していったわ。歴史的に見る大勝利よ」コクッ

菊月「成程。天龍隊長の大金星という訳か……流石だな」フフッ

文月「そ、それより、てんちゃんはどうなったの?」アワワワ・・・

龍田「何とか一命を取り留めたわ。でも、左目は戻らない……眼帯はその由縁。実は当時の大将閣下から賜ったモノなのよ」ニコニコッ

菊月「おぉ。やはりあの眼帯は『勲章』だったか。な、文月。言ったろ」フフフ・・・

文月「うん……でも、てんちゃんかわいそう」ムゥ・・・

龍田「良いのよ。天龍ちゃんもあの戦いを機に命を投げ出す様な真似は控える様になったから。私や提督達が目いっぱい叱ったしねー」クスッ

菊月「我々に対する厳しい指導は己の二の轍を踏ませない為だったか……改めて尊敬の念を送れる」コクッ・・・

龍田「そうね。でも、この話は緘口令が引かれてるから絶対他言無用よ―――さぁそろそろ良いかしら。私も用事があって」フフッ

文月「はいっ。ありがとうございました」ペコッ・・・

菊月「ああ、次に行こうか―――」スッ・・・



  カーン・・・カーン・・・カーン・・・・・



龍田「―――こんな所でOKかな」チラッ・・・

如月「うふふふっ……上出来ですよ」クスクス・・・

龍田「うーん、適当言っちゃったけどアレ大丈夫かなぁ。他の人にベラベラ話したりしないよね?」ハァ・・・

如月「皆子供の戯言だと思って流しますよ。それより……ぷふっ! 超弩級浮遊要塞って!」クスクス・・・

龍田「あー。我ながら厳しいかなぁって思ったんだよねー。帝都覆う程の要塞って、どんなんだろう」アハハ

如月「第一、要塞内部に突入って発想も凄いですよ。まぁお菊も納得してたんで大丈夫です。ありがとうございました」フフッ

龍田「いえいえ。ところで、何で天龍ちゃんの眼帯の話になったのかしら?」ジトー・・・

如月「例の如く文月の暴走で色々とありましてぇ」ハハハ・・・

龍田「成程成程。じゃあ仕方ないねー……次は何処の誰に聞くのかしら?」フフフ・・・

如月「興味有ります? 多分、木曾さんの身内かと」ニヤリ・・・

龍田「木曾ちゃんも被害者なのねぇ。面白そうだからついて行っちゃおっかー」ニヤリ・・・

如月「どうぞどうぞー」クスクス・・・




  カランカランッ・・・・・




青葉「―――て、天龍さんの眼帯の秘密……青葉、聞いちゃいました!!」キラーン・・・


214: 2014/08/29(金) 23:59:38.37 ID:l8YBD2Im0

   【 長女&四女の場合 】



    パンパカ・・・プップク・・・・・



龍田「次は誰の所行くのかなー?」コソコソ・・・

如月「多分、球磨さんか多摩さんだと思いますよ。フミと仲良いですからねぇ」ジー・・・

龍田「なるほど~……って、あら?」ジー・・・


菊月「―――じゃあ私は此方に行こう」スッ・・・

文月「うん。私はこっちねー―――」トコトコ・・・


龍田「二手に別れちゃったよ」チラッ・・・

如月「えっ」タラー・・・

龍田「如何したのかなぁ? というか、私達は如何するの?」ポリポリ・・・

如月「予想外だわ。えぇっとぉ……龍田さんすいません。お菊の方追って貰って良いですか」ペコッ・・・

龍田「はいはーい」フフッ

如月「もし相手が困ってたらさっきの私みたいに適当にカンペ出してあげて下さい」スッ・・・

龍田「OKぼくじょー」テクテク・・・



  チョットマチナサイッ・・・オッソーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ・・・・・



龍田「えっとー。菊ちゃんはぁ……あ、居た」ジー・・・


菊月「―――突然すまない。少々お時間を」ビシッ・・・

大井「えっ」キョトン・・・

球磨「んぁ?」ポカーン・・・

菊月「一つ、聞きたい事がある。それなりに真面目な質問だ。多分、答え辛いだろうとは思うんだが宜しいか?」ジー・・・

大井「ええっと、答えられる範囲なら」ハハハ・・・

球磨「真顔で北上の今日のパンツの色とか聞かれても困るクマよ。多分、コイツ答えるけど」クイッ

大井「言いませんよ馬鹿姉筆頭。それで?」コクッ

菊月「白基調の黒リボンじゃなかろうか。彼女にしては大胆なショーツだと思う」サラッ・・・

大井「なっ!?」ギョッ・・・

球磨「えっ」ピタッ・・・

菊月「ん?」ピタッ・・・

大井「……、」ジトー・・・

菊月「こほんっ……それより―――」カクカクシカジカ・・・


215: 2014/08/30(土) 00:06:30.39 ID:y87tSurb0


      ヒエエエェ・・・・・



龍田「なぁにあれぇ……って、よりにもよって獣コンビorハイパーズセットじゃなくてイロモノ長女とゲテモノ四女かぁ」ハハハ・・・


菊月「―――という訳なんだが、教えて貰えなかろうか」ジー・・・

球磨「木曾の眼帯(アレ)クマ?」ポリポリ・・・

大井「あー……アレねぇ」タラー・・・

菊月「歴戦の賜物だとは思うが由縁が知りたい。勿論、周りに言い触らしたりはしない」コクッ

球磨「別に隠す様な事でもないクマ。アレはただ―――」

大井「姉さんストップ!!」ガシッ・・・

球磨「―――おすぐっどぉ!!」クマー!!

大井「ベラベラ言わないの……木曾(あの子)見た目に反して豆腐メンタルでしょ。少し考えて物事言って下さい」ボソボソ・・・

球磨「わ、わがっだがら、ばなじで、ぐまっ」ガクガク・・・

菊月「だ、大丈夫か?」ジー・・・

大井「ええ。姉さんの頬にマイマイガが止まっててね。取ってあげたの……それより木曾の眼帯ね。えっとー」タラー・・・


龍田「あらあらー。テンパってる大井ちゃん見てるのも面白いんだけど、流石に可哀想だしそろそろ助けてあげようかしらー」カキカキ・・・


球磨「いや、だから別に隠す必要無いと思うクマ……って、おや?」チラッ・・・


龍田「―――b"」っ《適当言って納得させてねー♪》 ← カンペ


大井「……はぃ?」タラー・・・

菊月「如何した?」フム・・・

大井「い、いえ。えっと、うーん」チラッ・・・

球磨「あーそういうヤツクマね……じゃあ―――実は、アイツのアレって『拘束具』なんだクマ」ピンッ!

菊月「こ、拘束具、だとっ!?」ピクッ・・・

大井「(何この子超反応してるんですけど?!) そ、そう。実は色々あって己を抑えてるのよ」ハハハ・・・

球磨「(流石は天龍&木曾に次ぐ厨二候補クマ) 子供には少々重い話になるけど大丈夫クマか?」ジー・・・

菊月「構わない。子供といえど軍人だ。甘やかさず話してくれ……して? 拘束具とは何を拘束してるのだ?」ゴクッ・・・

球磨「それは……もう一人の自分」サラッ・・・

菊月「なっ、何と!!」キラキラ・・・

龍田・大井「「おまっ!!」」ブッハッwwww

菊月「ん?」チラッ・・・


龍田(や、ヤバいわー……球磨ちゃん反則よぅ)プルプル・・・


大井「ご、ゴホゴホッ! ごめんなさい。ちょっと風邪気味で」ゲホゲホッ・・・

菊月「そうか。体調管理も軍人の仕事だ。休む時は休んでくれ……それで、もう一人の自分とは何なのだ?」キラキラ・・・


216: 2014/08/30(土) 00:20:43.75 ID:y87tSurb0

球磨「んー―――大井、パス」クイッ

大井「アンタは鬼か!?」ギョッ・・・

球磨「球磨クマ。いいから、次は大井の番クマ……上手くやるクマよ」フフフ・・・

大井「あ、ぅ……えっと……もう一人の自分とはー」タラー・・・

菊月「自分とは!?」キラキラ・・・

大井「あ、あの子の身体を共有するもう一人の心で……そ、そう! 深海棲艦を右目に宿してるの!」アタフタ・・・

菊月「っ!?」パアアアァ・・・

龍田・球磨「「ちょっ!!」」ダッハッwwww

菊月「……ん?」チラッ・・・

球磨「ご、ごめん。実は喘息持ってるクマ。今の発作クマ」フーフー・・・

菊月「あぁ、それは辛いな。実は此処に居ない妹の夕月も小児喘息で……と、話が逸れたな。詳しくお聞かせ願いたい」キラキラ・・・

大井「ええ―――さぁ姉さん」クイッ

球磨「ぐっ! ハードル上げやがったクマ……そうクマね……昔、アイツが今以上にヤンチャだった頃の話クマ」ポリポリ・・・

大井(昔はタダの泣き虫だったけどねー)ニヤニヤ・・・

球磨「雷巡チ級は知ってるクマね? 今じゃメジャーになってるけど、昔は希少種だったクマ」コクッ

菊月「そうなのか。知らなかった」フム・・・

球磨「そしてその第一号チ級……別名『Thor』。此処ら近海の海を荒し回ってたクマ」ジー・・・

菊月「雷神、とな。仰々しいな。しかし、それに見合う強さだったのだろう」ムゥ・・・

球磨「そうだクマ。どれくらい凄かったかっていうと―――はい、大井」ポンッ

大井「んなっ!? え、ええっとー……右手にハープーン、左手にトマホークを装備してたわ」タラー・・・

龍田(ぷふー! どんだけロマン設定なのー? まぁ人の事言えないけど)プルプル・・・

菊月「お、オーパーツにも程がある! 現存の艦娘では対抗できないだろう!?」キラキラ・・・

大井「そ、そうよね。ちょっと言い過ぎたかな……で、でも当時の海軍には策があった」ハハハ・・・

菊月「ふむ、それは!?」キラキラ・・・

大井「なんと! それは! あー―――姉さんお願い」ブンッ

球磨「コイツっ……お、オンミョージだクマ!!」バンッ!

菊月「陰陽師、だと!? なんと非科学的な……しかし龍驤さんや隼鷹さんらも陰陽術らしきモノを使っているからな。そのハシリか」フムフム・・・

球磨「(な、納得しちゃったクマ) そ、そう! 加えて仏教とか神道とか色々混ぜたパワーを駆使してたクマ―――はい大井!」ビシッ

大井「風呂敷広げ過ぎよ! う、うーん……でもその技術には危険が伴っていて、誰も使いたがらなかったの」ポリポリ・・・

菊月「大いなる力には大いなる責任が伴うものだからな……どんなリスクだったんだ?」キラキラ・・・

大井「失敗すれば自爆。成功しても廃人化。そんな感じのアレでコレがそーなって云々かんぬん」ハァ・・・

菊月「えっ」キョトン・・・


218: 2014/08/30(土) 00:36:25.16 ID:y87tSurb0

大井「あのー……正直面倒になってきたんですけど」ジー・・・

球磨「オマエさぁ。此処で投げたら今以上に軽蔑するクマよ」ジトー・・・

大井「別に姉さんに嫌われたって痛くも痒くもないです」キッパリ・・・

球磨「可愛くない妹クマね……北上にある事ある事吹き込んでやるクマ」フンッ

大井「皮剥いで頃すわよ」ギロリ・・・

菊月「え、と。何だ?」ポカーン・・・


龍田「―――!」っ《大井ちゃーん。子供の夢壊しちゃダメー。頑張ったらご褒美あげるよー☆》 ← カンペ


大井「チッ……まぁつまり。艦娘と棲艦との吸収融合的な危ない技術です」ヤレヤレ・・・

菊月「何と! そいつはかなり危ない。暗黒面な発想だ」キラキラ・・・

大井「それに立候補したのは怖いもの知らずの氏に急ぎ野郎の木曾ちゃんでー―――はい姉さん〆て」ポイッ

球磨「ブン投げたクマね……ま、あとはお察しの通りクマ」フフフ・・・

菊月「ヤツとの氏闘の末、術式に成功したと。流石キャプテンだ。しかし廃人化するのではなかったのか?」フムフム・・・

球磨「その設定大井のヤツだからパスだクマ」ホイッ

大井「こ、のぉ……驚異的な精神力で敵の力を抑え込んだ。でも完全には封印出来てないの」ハァ・・・

球磨「うんうん。右目に潜んでるクマ。その為の拘束具……はいこんな感じで如何クマか?」チラッ・・・


龍田「―――♪」っ《おーけー☆》 ← カンペ


菊月「成程。いや、正直驚いたよ」キラキラ・・・

大井「私達の方が驚きですけどね」ヤレヤレ・・・

球磨「あー分かってると思うけど、他言無用クマ。菊月だから教えたんだクマ」コクッ

菊月「無論だ。信頼して貰って構わない……因みに」ジー・・・

球磨・大井「「ん?」」キョトン・・・

菊月「仮にだ。キャプテンの、その……封印が解けて暴走したら、如何なるのだ?」キラキラ・・・

球磨・大井「「ぶッ!!」」プルプル・・・

菊月「ふむ?」キラキラ・・・

球磨「そ、そうクマねぇ……ビームとか出るクマ」プルプル・・・

大井「あと、分身とかするかも、しれない」プルプル・・・

菊月「お、おぉ!! それはそれは過激だな……いやぁ暴走して欲しい訳ではないが、その、気にはなってね」キラキラ・・・

球磨「も、もうダメ」プルプル・・・

大井「私も、腹筋が、ピンチです」プルプル・・・

龍田(クックックッ! 私もよぅ!)プルプル・・・


220: 2014/08/30(土) 00:42:17.73 ID:y87tSurb0

菊月「ふむ? よく分からないが、ではそろそろ行くよ。ありがとう二人とも。貴重な時間だった」ペコッ・・・

大井「い、いえいえ。気をつけてねー」ノシッ・・・



    トオオオオォ・・・・・



球磨「―――ぷっ…・・・・・…あっはっはっはっはっはっ!! あっひゃっひゃっひゃっひゃっ!! あー……疲れたクマー」コキコキ・・・

大井「いやぁホントふざけてるわねー。一番ふざけてるのは姉さんだけど」ジトー・・・

球磨「いやいや、深海棲艦右目に宿すってブっ飛んだ設定作ったのオマエだクマ。私だけじゃないクマよ」フゥ・・・

龍田「んふふっ。二人ともー。お疲れー」カツカツ・・・

大井「んもー先輩。かなり疲れましたよ」ンモー・・・

龍田「良い厨二設定だったよー。お菊ちゃん、常時キラキラしてたもんねー」ウフフッ

球磨「そりゃ常に厨二病の妹相手してるから自然と身に着く技能クマ。それより、何で木曾の眼帯(アレ)に興味を?」ポリポリ・・・

龍田「かくかくしかじかー」シカクイムーブ・・・

大井「まーた文月(トンデモぶっ飛びガール)の思い付きですか」グデェ・・・

球磨「あの天然さは多摩以上クマね」ハハハ

大井「それで、この後菊月は何処に向かったの?」チラッ・・・

龍田「うーん。分かんない。一応後付けた方が良いかなー」コクッ

球磨「それじゃあ一緒に行くクマ……ぶっちゃけ面白そうだし」フフフ・・・

大井「はぁ……勝手にして下さい」ヤレヤレ・・・

龍田「一緒に行けば多分、多摩ちゃんと北上ちゃんとハチ合わせると思うよー」ニコッ

大井「行きます」キッパリ・・・

球磨「うわぁ相変わらずキモいクマ」タラー・・・

龍田「んふっ。じゃあれっつごー」カツカツ・・・






   ブーン・・・ブロロロ・・・・・






暁「―――す、凄い話を聞いちゃったわ!」アワワワ・・・


222: 2014/08/30(土) 00:57:17.70 ID:y87tSurb0

   【 二女&三女の場合 】



    シレェー! ヒエェー! ピャー!



如月「あの子はー……あ、見付けた」ピタッ・・・


文月「―――タマちゃーん。北上さーん」トコトコ・・・

多摩「にゃ?」チラッ・・・

北上「フミ?」ジー・・・

文月「探したよ~。いつもの所にいないんだもーん」フゥ・・・

北上「えっ? いつものって」キョトン・・・

多摩「焼却炉裏だにゃ。猫のたまり場」チラッ・・・

北上「あー多摩っちが主やってるあの……んで? 何で探してたの?」ジー・・・

文月「そうそう。あのねぇ~聞きたい事があるんですよー」ビシッ・・・

北上「別に良いけど、長話? だったら座ろう」クイッ

文月「んーちょっと長くなるかも」フミィ・・・

多摩「じゃあお茶でも飲みながら話すにゃ。北上、茶」チラッ・・・

北上「めんどー。多摩っちお願ーい」ジー・・・

文月「私がいれるよー! 二人は座って待ってて~」トコトコ・・・

多摩「気が効くにゃ。誰かさんと違って」チラッ・・・

北上「ちぇっ」ブー・・・




  キアイ! イレテ! ノジャアアアアアアアアアアアアアアァ・・・・・




文月「おまたせっ」ドンッ・・・

北上「……なぁにこれぇ」タラー・・・

多摩「臭いにゃ」タラー・・・

文月「ケール茶」キッパリ・・・

多摩「誰こんなの買ったの」ハァ・・・

北上「初春あたりの趣味っぽいよね……まぁ良いや。それで、フミの聞きたい事って何?」スッ・・・

文月「うん。実はねー……―――」カクカクシカジカ・・・・・


如月(あの二人の組み合わせって大丈夫かしらぁ。存外二人ともズバッと言うものねぇ)ポリポリ・・・


223: 2014/08/30(土) 01:04:52.55 ID:y87tSurb0

文月「―――……おねがいしますっ」ビシッ・・・

多摩「あー」ポリポリ・・・

北上「それ聞いちゃうか」グデェ・・・

多摩「一応あの子にもプライバシーってものがあるからにゃ」ウーン・・・

文月「そこを何とか」キラキラ・・・

北上「それ聞いてどうするの?」ジトー・・・

文月「サンコーにしますっ!」キラキラ・・・

北上「うわぁ目がマジだわ」タラー・・・

多摩「あんな厨二アイテム無い方がマシなのに。オッドアイでも堂々としてる古鷹見習えにゃ」ヤレヤレ・・・

文月「えっ」キョトン・・・

北上「あのね……ん?」チラッ・・・



如月「―――!」っ《適当に誤魔化してあしらってください☆》 ← カンペ



北上「んー……そういうヤツかぁ。うっざぃなーもう」タラー・・・

多摩「成程。とりあえずノっとくにゃ」ニャハハ・・・

文月「なになに~?」グイッ・・・

北上「何でもない。そうだねぇ……木曾っちの眼帯だっけ。あれねぇ」チラッ・・・

多摩「うーん……あっ!」ピンッ・・・

北上「はい、任せた」スッ・・・

多摩「実はあの眼帯、と右目は……改造手術を受けた痕にゃんだ!」ビシッ・・・

文月「か、カイゾーしゅじゅちゅっ!? あ、噛んじゃった」テヘッ・・・

多摩「そうだにゃ。ヤツの右目には100の機能が付いてるにゃ。高性能眼帯の御蔭で更に100の機能が加わるんだにゃ」フフフ・・・

北上「まーた際どいキャラ付けを」ハハハ・・・

文月「な、なんと~!? それだと1万パワーの右目なんだねっ」キラキラ・・・

北上「何そのゆで理論!」タラー・・・

文月「すごいなぁ~……でも何で改造しちゃったの?」キョトン・・・

多摩「したんじゃない。『された』んだにゃ……アレは悲しい話だったにゃ」ジー・・・

北上「多摩っち、超演技派だね。まぁ面白そうだから黙って聞いてるよ」アハハ・・・

多摩「何を隠そう、この話の中心に居るのは……北上なんだにゃ!」ビシッ・・・

文月「な、なんだってぇ~!!」キラキラ・・・

北上「おい待て」ギョッ・・・

多摩「そう、アレは数年前。私達がまだ吹雪達くらい(の歳)だった頃の話だにゃ」ウンウン・・・

文月「タマちゃん、ふぶきんとそんなに(身長)変わんないよね?」ジー・・・

多摩「うっさい。こほんっ……当時、戦局は今以上に厳しく、本営は新たな武装の開発を進めていたにゃ」コクッ

文月「お、おぅ」キラキラ・・・


224: 2014/08/30(土) 01:16:36.16 ID:y87tSurb0

多摩「一部の馬鹿技術者と根性論者が血迷った末、非人道的な兵器が誕生しようとしていたんだにゃ……その名も」スッ・・・

文月「その名も!?」キラキラ・・・

多摩「大・回・天っ! またの名を『スーパーアルティメットネオハイパートルネードサイクロンジェットktkm』っ!」ビシッ・・・

文月「な、なんだってー!! ネオアームストロングサイクロンジェット北上サマの先駆けですかー!?」ドーン・・・

北上「ふざけんなし」ベシッ

多摩「あ痛っ」ガクッ・・・

北上「もうちょいマシな嘘吐いてよ……あーフミ。今のは嘘だよ。ホントは『タマまっしぐら』っていう電子兵器」サラッ・・・

文月「え、嘘なの? あと何かカワイイ名前だね」ハハハ

北上「名前だけはね。でもその実は……相手の電子系統を一瞬で麻痺させる恐ろしい兵器なんだよ。またの名を……『エラー猫』」サラッ・・・

文月「ひゃあ!?」ガクブル・・・

北上「それを多摩っちに積んで出撃させるよう本営から指示があったの。でも勿論、危険な武器にはそれ相応の危険がって痛っ!」ガンッ!

多摩「誰がエラー多摩だにゃ!」ジトー・・・

文月「な、何でケンカしてるの?」タラー・・・

北上「んー色々と……さて、如何しようか」チラッ・・・

多摩「もうさぁ。大井あたりがお姫様的な設定で良いんじゃにゃいか?」ボソボソ・・・

北上「あ、それOK」フフフ・・・

文月「大井(おーい)さん?」ポカーン・・・

北上「うん、そう。本当の事を言うとねー。大井っちが被検体だったんだ」コクッ

多摩「サイコミュ兵器……『CPL』だにゃ」ビシッ

文月「しーぴーえるっ!?」ギョギョッ!

多摩「Crazy Psycho Le(クレイジー・サイコ・レ…――…あー。ちと拙いかにゃ」チラッ・・・ポリポリ・・・

北上「うーん。じゃあLaser(レーザー)とか?」フム・・・

多摩「それだにゃ! クレイジーサイコレーザー!!」ドンッ・・・

文月「すっごい強そう!! どういうレーザーなの!?」キラキラ・・・

多摩「相手の精神に干渉する兵器だにゃ。使い方次第で神にも悪魔にもなれる兵器」フフフ・・・

北上「要するに、相手の頭の中に『好きー』とか『ウザいから近寄らないで』とか直接言えるレーザー砲って事だよ」ウンウン・・・

文月「んー、それって兵器なの?」キョトン・・・

多摩「例えば、フミの頭の中が『怖い』とか『嫌だ』って考えしか浮かばなくなったら如何だにゃ?」ジー・・・

文月「気持ち悪いなぁ」ポリポリ・・・

北上「他には永遠に怖い話とか嫌いな食べ物の話ばっかりされたら?」ジー・・・

文月「頭おかしくなっちゃいそう……あ、そういう」ピンッ!

多摩「そういう使い方だにゃ。軍は大井にそれを搭載しようとしてたにゃ」フムフム・・・

文月「ひどい話ですっ」プンスカッ・・・


225: 2014/08/30(土) 01:22:23.36 ID:y87tSurb0

多摩「まぁそこで最初の話に戻るにゃ。木曾は姉にそんな非人道兵器が積まれるのを良しとしなかったんだにゃ」チラッ・・・

文月「おぉ。さすがキソー! カッコイイ~」キラキラ・・・

北上「んでー。大井っちの代わりに『俺を改造しろ!』って名乗り出たって訳よ」フフフ・・・

文月「ほぇ~。でも、そしたらキソーが『しーぴーえる』を積むって事になるんじゃないの?」キョトン・・・

北上「それはーえっと……勿論搭載されてるよ! でもそれ以上の改造まで受けちゃった的なヤツ」ハハハ・・・

多摩「『こんなチンケな兵器だけじゃなく最高峰の装備をつけろ!』って豪語して今に至るにゃ」ニャハハ・・・

文月「ふぇ~。すっごーい」キラキラ・・・


如月(あの子がおバカで助かったわねぇ。流石にお菊だったら誤魔化せないレベルの酷さよ)ハハハ・・・


多摩「因みにその後大井が暫く木曾LOVE状態だったにゃ」フフフ・・・

北上「ぷふっ。良いねぇ―――『木曾。今夜だけ、私を抱いて』みたいな」ニヤニヤ・・・

文月「はわわわぁ!」ポッ・・・///

多摩「にゃはっ! そうそう―――『姉貴、俺らは姉妹だぜ。冗談は止せよ』」ニヒヒッ

北上「『そんなの関係無いわ。姉妹だなんて、そんなの同型艦としての括りでしょう……本当のアナタで、私を抱いて』」クスクス・・・

多摩「『……後悔するなよ』」プフー!

北上「『しないわ。神に誓って』……そして二人は一夜のアバンチュールを―――なんつって!」プルプル・・・

文月「きゃ~!」キャッキャッ///

多摩・北上「「ぷっ……にゃははははははははっ!!」」ゲラゲラゲラゲラッ!!

文月「は、恥ずかしいよぉ~。流石おーいさんとキソーだね~」ポリポリ・・・///

北上「あー可笑しい……ま、こんな感じ。OK?」フフフ・・・

文月「うん。色々ありすぎて忘れちゃいそうだけどおーけーです。ありがと~」ペコッ・・・

多摩「分かってると思うけど他言無用だにゃ。特に大井と木曾に話しちゃダメ」メッ

北上「私達が教えたってバレたら本気で頃しに掛って来るからねー」ハハハ・・・

文月「ダイジョウブですっ」ビシッ

多摩「よーし。それじゃあもう行って良いにゃ。気を付けて帰ってね」ノシッ

文月「はーい。またね~」トコトコ・・・




  ニャンニャンキター・・・・・


226: 2014/08/30(土) 01:29:42.17 ID:y87tSurb0

北上「―――あーおもろかった」ハハハッ

多摩「我ながら天才的だにゃ。てか、大井のキャラ」プフー!

如月「いやはや。流石でしたよぉ」パチパチパチ・・・

北上「出たなー口リビXチ2号。今度はどんな悪巧みしたの?」チラッ・・・

如月「人聞きの悪い事を言わないで下さいな。私はあくまで監督者ですよ」フフフ・・・

多摩「観察者の間違いだにゃ。で、如何いう経緯で木曾の右目の事を調べてるんだにゃ?」ジー・・・

如月「あれこれそれどれ~」ウンウン・・・

北上「まーたフミっちの暴走かー。いつもの事だけど大変だねぇ」ヤレヤレ・・・

多摩「悪い意味での思いっきり良さは球磨並だにゃ」ハハハ・・・

如月「ええ。因みに今頃お菊と合流してますよ。私は追いますけど、如何します?」チラッ・・・

多摩「何で菊月と?」キョトン・・・

如月「単なる共謀仲間みたいなものですよ。多分、あの子はあの子で聞き込みしてるんじゃないかしらぁ」ニヤリ・・・

北上「ちょい気になるねぇ。行ってみよっか」スッ・・・

多摩「事件の匂いがするにゃ。行かない手はにゃい」ニヤニヤ・・・

如月「それじゃあ行きましょー」スタスタ・・・





  カナカナカナカナカナ・・・・・





ビスマルク「―――と、トンデモない話を聞いてしまったわ!」アワワワ・・・


230: 2014/08/30(土) 17:01:53.48 ID:y87tSurb0

   ~ 眼帯の堕天使な方 ~



     パタパタパタパタ・・・・・



文月「―――菊ちゃーん。おまたせ~」テトテトテトテト・・・

菊月「私も今戻った所だ……して、如何だった?」ジー・・・

文月「レーザーだよ! レーザー!!」キラキラ・・・

菊月「レーザー……光線(ビーム)か。やはり証言が一致するという事は本当なのだろう」キラキラ・・・

文月「あと『カイゾーしゅじゅちゅを受けたおーいさんがCPL』なの!」キラキラ・・・

菊月「ん? 大井さん?」キョトン・・・

文月「うん! 菊ちゃんは他に何か聞いてないの?」チラッ・・・

菊月「あまりベラベラ話せる話じゃないが……凄いモノを右目に宿してる様だな。やはりキャプテンはタダモノではないぞ」キラキラ・・・

文月「だねー」ウンウン・・・

菊月「ふむ……いいか、文月。この話は他言無用だぞ。他の連中には話してはならん。例え大和さんや大佐であってもだ」ジー・・・

文月「モチのロンですっ!」ビシッ

菊月「宜しい。それでは帰るか―――っと、その前に」ピタッ・・・

文月「んー?」キョトン・・・

菊月「……その、だな」ポリポリ・・・

文月「なになに~?」ポカーン・・・

菊月「先程着けてた眼帯の、ドチラか片方を、な」モジモジ・・・

文月「ふぇ?」ジー・・・

菊月「……貸してくれ」ボソボソ・・・///

文月「あーなるほどぉ。別にいいよ~」ニパー!

菊月「ほ、本当か!!」パアアァ!!

文月「ちょっと待ってね~……はい、どーぞ!」っ『十字眼帯(右目用)』

菊月「おぉ…―――…ど、どうだ? 似合うか?」ゴソゴソ・・・スッ・・・

文月「ふふふっ。カッコイィ~♪」ニコニコッ

菊月「そ、そうか! ふふふっ。心成しか強くなった様な気がする」キラキラ・・・

文月「じゃあ私もー…―――…どうどう!?」っ『#字眼帯(左目用)』

菊月「あぁ。先程よりは似合ってる。やはり『重み』を知っただけで少しは変わるモノだな」クイッ・・・

文月「だねぇ! でも本当はてんちゃんとキソーに見せたいけど、お部屋の中だけでガマンしよっか」フミィ

菊月「そうだな。もしかしたら将来、着ける機会が来るやもしれん。それまで余所へのお披露目は控えるとしよう」フフフ・・・

文月「うん! よーし。それじゃあお部屋でカッコイイセリフを考えよう!」トコトコ・・・

菊月「それなら任せておけ。世界各国のあらゆる決め台詞を調べている私に抜かりは無いぞ」フフフフ・・・


231: 2014/08/30(土) 17:30:41.78 ID:y87tSurb0

  フフコワフフコワー・・・サイコーノショーリヲ・・・ムノーダナッ・・・セカイスイジュンコエー・・・・・




龍田「あー。なんかホッコリするねー」ニマー・・・

球磨「あの年頃だと温かい目で見守る事が出来るクマ」ホンワカ・・・

多摩「それに比べて木曾はほんっとに残念なヤツだにゃ」ハァ・・・

北上「だねー。良い歳してアレだとちょっとキツいよね」ヤレヤレ・・・

大井「姉さん達、誰かあの子に言ってあげてくださいよ」タラー・・・

如月「ふふふっ。あ、そうそう。因みにー」ジー・・・

一同『ん?』キョトン・・・

如月「結局のところぉ。二人の眼帯って何なんです?」ジー・・・

龍田「あー……正直知らないのよねぇ」ハハハ・・・

球磨「同じく」キッパリ・・・

多摩「気付いてたらしてたにゃ」ニャハハ・・・

北上「『それ何?』って聞こうと思ったけど、さも当たり前の様に着けてたから何も言えなくてさぁ」ヤレヤレ・・・

大井「昔は地味だけど大和撫子風な美人さんだったのにね。何処で間違ったのかしら」ンモー・・・

龍田「その気持ち分かるなぁ。でも、今は今で面白いから良いんだけどねー」ウフフ・・・

球磨型『ねー』ニヤニヤ・・・

如月(貴女達姉妹が色濃過ぎるから対抗したのかもしれないのにねぇ)プフー・・・





  ホーホー・・・コッケコッコー・・・ミーンミンミンミー・・・・・





如月(―――それから数日後)テクテク・・・


232: 2014/08/30(土) 17:38:38.35 ID:y87tSurb0

天龍「―――でさぁ。最近駆逐艦共から変な目で見られてよぉ。ったく、何だってんだ」グダァ・・・グイッ・・・

木曾「俺も同じだ。暁なんかは特に怯える様な目で俺を見るんだ。如何いう事だよ」ハァ・・・グビグビ・・・

摩耶「知らねぇっつの。オメェらがそういうキャラしてんのが悪ぃんだろうが……あ、ビール取って」カランッ・・・

天龍「何だよ、そういう『キャラ』って。確かに俺は怖いかもしんないけどよぉ……ほれっ」ジトー・・・スッ・・・

摩耶「オマエの事怖いって思ってるヤツ聞いた事無ぇし」ハハハッ

天龍「あん?」ジトー・・・

木曾「まぁ落ち着け。確かに俺らの貫録は他の艦には無い雰囲気ではあるが」ヤレヤレ・・・

摩耶「だーかーらー。何で自分の事そういう風に言えっかなぁ? 客観的に見ろよ」グビグビ・・・

天龍「何が言いたいんだっつの」グデェ・・・チビチビ・・・

摩耶「容姿よか性格の問題ってヤツだわな。あたしから言わせりゃその容姿で龍田とか大井の性格してたらマジ怖ぇぞ」フフフ・・・

天龍・木曾「「……、」」チラッ・・・ジー・・・

摩耶「ほれ、一回真似してみ」ニヤニヤ・・・グビグビ・・・

天龍「……オマエからやれよ」クイッ・・・

木曾「いや、天龍から」クイッ・・・

摩耶「さっさとしろ、ほれ。まず天龍!」ニヤリ・・・

天龍「チッ……あーこほんっ―――『あらぁ~。あらあらあらあらぁ……悪い子にはオシオキしなきゃねー』」ブツブツ・・・

木曾・摩耶「「ブホっ!!」」プルプル・・・

天龍「氏ねボケ!! ほれ次木曾!」ギロッ・・・

木曾「お、おぅ―――『今、北上さんの事悪く言ったの誰かしら……頃すわよ』―――あーこれダメなヤツだな」タラー・・・

摩耶「いやいやいや。それだよ。マジ怖いわ」タラー・・・

天龍「た、確かに怖いな」タラー・・・

木曾「その理屈か。じゃあ天龍、もう一回やってくれ。台詞書くから……これ」スッ・・・

天龍「んー……おま、コレ自分で言えと」タラー・・・

摩耶「ぷふー! やってみやってみ」ニヤニヤ・・・

天龍「摩耶が愛宕の真似すんならやってやる」ジトー・・・

摩耶「やるやる。姉貴の真似でも鳥海の真似でもやっちゃるぜ。ほれ、天龍はよ」ニヤニヤ・・・

天龍「言ったな―――『天龍ちゃんの事笑ったわね……ちょっとこっち来てくれるかなぁ』―――ほれ」グデェ・・・

木曾「絶対着いて行かない。確実に氏ぬ」ダラダラ・・・

摩耶「だろうな。まぁつまり、中身次第でその容姿は如何とでも化ける訳だ。OK?」グビグビ・・・

天龍「納得行かねぇが、龍田と大井の性格が怖いのは再認識した。ところで摩耶」ジー・・・

摩耶「んぁ? あ、また空いちまった。天龍、もう一本取って」ゴトッ・・・

木曾「の前に、高雄達の真似は如何した?」パシッ・・・

摩耶「……えー」タラー・・・


233: 2014/08/30(土) 17:45:36.73 ID:y87tSurb0

天龍「ほれ、やれ」ジトー・・・

摩耶「やだよ。恥ずいし」キッパリ・・・

天龍「シメるか」スッ・・・

木曾「応よ」スッ・・・

摩耶「待て待て待て待て! ビール瓶片手に立ち上がんな! 分かったよ、やりゃ良いんだろ。やりゃー」ハァ・・・

木曾「素直でよろしい。で、誰を真似る?」ジー・・・

摩耶「じゃあ愛宕姉貴」ハァ・・・

天龍「お、良いねぇ。さぁどーぞ!」グビグビ・・・

摩耶「畜生め……ぱ……ぱん……ぱか」ボソボソ・・・

木曾「聞こえないな」フフフ・・・グビグビ・・・

天龍「声張れよ。いつも騒いでんだろ」ニヤニヤ・・・グビグビ・・・

摩耶「調子付きやがってぇ……ぱっ……―――」



文月「ぱんぱかぱ~ん!!」バッ!!



天龍・木曾「「ボハぁっ!!?」」ブシャー!!

摩耶「―――おまぁ汚ねっ!! こ、な、ゴラぁフミ坊っ!!」ガアアァ・・・

文月「えへへー。びっくりした~?」ニコニコッ

天龍「ビックリどころじゃねぇよ。酒噴いちまったじゃねぇか」ハァ・・・

木曾「文月、一体如何した。誰かに用か?」フキフキ・・・

文月「んとねー。この前のカンファレンスのホーコク書をたったさんに渡そうと思ったんだけど見当たらなくて」ヒョコッ

天龍「龍田は今出張中だぞ。渡しといてやるから其処ら辺に置いてけ」トントンッ

文月「はいはーい」スッ・・・

摩耶「ったく、驚かせやがって。酔い覚めたっての」ハァ・・・

文月「晩ご飯前からお酒飲んでるマヤちゃんが悪いよー」ヤレヤレ・・・

摩耶「一丁前に言いやがる……あ、フミ坊。ちと待て」ガシッ・・・

文月「ほぇ?」キョトン・・・

天龍「おい摩耶。流石に文月に呑ませんのはアウトだぞ」ジトー・・・

摩耶「んな事しねぇよ。てか、前に呑ませて大変な事なったし」ハハハ・・・

木曾「やったのか」ジトー・・・

摩耶「コイツと皐月、全裸で提督ん部屋に特攻しやがった」タラー・・・

天龍・木曾「「……、」」タラー・・・

文月「へっ? なになに~?」キョトン・・・


234: 2014/08/30(土) 17:57:12.74 ID:y87tSurb0

摩耶「案の定記憶吹っ飛びやがったけど、あの後、あたしとトネ公とヅホが風紀委員から折檻喰らったな」ダラダラ・・・

天龍「自業自得だな」ハハハ・・・

摩耶「アレはガチでヤバかったぜ。特に、いつもはおフザケ大将の長門がブチ切れた。『幼女に酒呑ませるな駄阿呆!』とか言ってた」ポリポリ・・・

木曾「フェミニストは面倒だな。というか文月は見た目が幼いだけで実のところは」チラッ・・・

天龍「木曾。それ以上はいけない。色々敵に回すぞ」タラー・・・

木曾「お、おぅ」タラー・・・

文月「なんかよく分かんないけど子供扱いされてる気がする」プクー・・・

摩耶「へいへい、文月ちゃんは大人ですねー……まぁそんな事は如何でも良い。オメェら、さっきの話の続きだ」クイッ・・・

天龍・木曾「「えっ」」ポカーン・・・

摩耶「おい、どっちか眼帯貸せ」ホレッ

天龍「はぁ!?」ドキッ・・・

木曾「な、何を考えてる」ハラハラ・・・

摩耶「いいから貸せよ。別に無くたって困んねぇだろ。ほれ、木曾」ジー・・・

木曾「……、」ダラダラ・・・

文月「っ!? あ、え、はわわわっ」アタフタ・・・

木曾「……すぐ返せよ」ヌギヌギ・・・スッ・・・

天龍「か、貸すのかよ」チラッ・・・

木曾「どうせゴネても強引に剥がれるのがオチだ。力じゃ摩耶に勝てん」ハァ・・・

摩耶「素直で結構。ほれ、フミ坊。これ着けろ」スッ・・・

文月「ふみゃあ! れ、レーザーがぁ! しーぴーえるがぁ~!!」ガタガタガタガタ・・・

天龍「何か震えてるぞ? 大丈夫か」ジー・・・

摩耶「コイツの暴走はいつもの事だ。自分で着けないならあたしが着けるぜ」スッ・・・カチャッ・・・

文月「あにゃあああぁ!! 前が見えないいいいぃ!! カイゾーしゅじゅじゅじゅじゅ~!!」ブルブル・・・

木曾「本当に大丈夫なのか? 摩耶オマエ、本当に酒呑ませて無いだろうな」ポリポリ・・・

摩耶「大丈夫だっつの。それより見ろ」クイッ・・・

天龍・木曾「「ん?」」ジー・・・


文月「ふぇ~こあいよぅ~。セイシンがおかされるー!! おーいさんになっちゃうー!!」ガクガク・・・


天龍・木曾「「……、」」タラー・・・

摩耶「怖いか?」フフフ・・・

天龍「いや、その」チラッ・・・

木曾「凄い犯罪臭が……てか、姉貴になるって何だよ」チラッ・・・


235: 2014/08/30(土) 18:10:02.60 ID:y87tSurb0

摩耶「そういう問題じゃねぇよ。あたしが言いてぇのはさっきの『容姿と中身』の問題だ」ビシッ

木曾「あぁ。それか……で?」キョトン・・・

摩耶「元が怖くねぇヤツが眼帯着けた所で、畏怖のイの字も浮かばねぇんだ。分かったか」ハハハ・・・

天龍「いやいやいや! 納得いかねぇ! フミと俺ら一緒にすんなよ」ジトー・・・

摩耶「周りからすりゃ同じなんだって。例えば同じ駆逐艦でも不知火が眼帯してたら如何よ」クイッ・・・

木曾「それは、まぁ……アイツは駆逐艦詐欺みたいなモンだし」ポリポリ・・・

摩耶「それだよそれ! 分かったろ。要は中身だ。巡洋なら神通とか羽黒あたりが眼帯してたらヤベぇじゃん」ビシッ

木曾「その二人は確かにガチだが、絶対眼帯しないと思うぞ」エー・・・

天龍「それに、よしんばそうだとして俺らに如何しろと」ハァ・・・

摩耶「路線変更」キッパリ・・・

木曾「抜かせ阿呆」ハァ・・・

天龍「ダメだコイツ酔ってるな」ヤレヤレ・・・

摩耶「おま、人の忠告を……もう知らねぇ。勝手にしろ」フーン・・・

木曾「はいはい。っと、文月。そろそろ眼帯を……えっ」ピタッ・・・


文月「―――キタカミさんがぁ! オマエの様な一般巡洋艦に心惹かれたりしなければぁ! 罪を償えっ……キソケドゥ!!」ウガアアアァ!!


不良トリオ『っ!?』ギョッ・・・

天龍「お、おい。なんかマジでブチ切れた時の大井みたいになってんぞ」ダラダラ・・・

摩耶「木曾! テメェの眼帯にゃ拙い機能でも付けてんのか!?」ダラダラ・・・

木曾「皆目見当付かん! 如何するんだオイ!?」ダラダラ・・・

文月「―――演習(シュミレーション)では7対3で私の方が勝っていたぞ! ハハハ……アハハハハハハッハハハッ!!」ゲラゲラゲラゲラ・・・

天龍「む、睦月か如月呼んで来る! いや、アイツらだけじゃダメか。でも風紀委員はヤバいし……名取だ! アイツ呼ぶ!」タラー・・・

木曾「その前に摩耶、文月を抑えろ! 多分眼帯だ! それに飲まれてる!」アタフタ・・・

摩耶「お、おう? 分かった」ガシッ・・・

木曾「落ち着け文月! 今それを外すから黙ってろ!」バッ・・・

文月「ひゃーっはっはっはっ! キソケドゥ? 如何して此処に居る? キソケドゥ!!」ジタバタ・・・

摩耶「えぇい! 喧しい! 黙ってろ!」ガッシリ・・・

木曾「ふんッ!!」ガバッ・・・

文月「タダの巡洋艦だったヤツに惹かれたりしなければ、雷巡主義を捨てたりしなかっ―――……ふみゃぁ~」クタァ・・・

天龍「お、収まったか?」タラー・・・


236: 2014/08/30(土) 18:19:01.90 ID:y87tSurb0

摩耶「そうみたいだな……ったく、何だっつのオイ」グデェ・・・

木曾「本気でビビったよ。信じ難いが眼帯(コレ)の所為なのか?」スッ・・・カチャッ・・・

天龍「よく分かんねぇけど、雰囲気に飲み込まれたってヤツかもしれないな」ハァ・・・

文月「あぅあぅ~」グルグル・・・

木曾「……やはり、人に貸すモノでは無いな」ジトー・・・

摩耶「うっ。こ、こればっかしはあたしの所為じゃねぇぞ! こんなん誰も想像出来ねぇだろうが!」アタフタ・・・

天龍「はいはい。まぁでもこれまた教訓だな」ジー・・・

木曾「んっ」コクッ・・・

天龍「……眼帯で中身は変えられる」フフフ・・・

木曾「ふむ……格言だな」ニヤリ・・・

摩耶「いや、オマエらは変わらんて」ヤレヤレ・・・

文月「うにゃ~」バッタンキュー・・・








  カナカナカナカナカナ・・・・・









青葉「号外ですっ!! 『眼帯コンビの謎! この度明らかに!!』一面トップですよー!!」バラバラ・・・

暁「ホントよ。私聞いたんだもの! 木曾さん、トンデモない力を隠し持ってるの!」キラキラ・・・

ビスマルク「やはり日本の『HENTAI』技術は侮れないわね。参考にしたくてもできないわ」キラキラ・・・


  ワイワイガヤガヤ・・・・・


球磨「うわぁ……やべっ。聞かれてたクマ」ダラダラ・・・

龍田「んー……とりあえず青葉ちゃん、シメましょうか」ゴゴゴゴ・・・

北上「わ、私ちょっと用事思い出したから行ってくるね。多分49日くらい帰らないかも!」ビューン・・・

多摩「待っ! 私も一緒にっ―――ひぃっ!」ニャバババ・・・

大井「ねぇ……多摩姉さん。チョットイイカシラ?」ギロリ・・・


川内「はーい。眼帯売るよー。一つ2万円の所を、今回は特別価格! 駆逐艦なら無料です!」ドーンッ!

長門「その代わり私達と並んで写真を撮ってくれ。なぁに、時間は取らんさ」ハッハッハッ

金剛「Hey! 一緒に天龍&木曾のサーベルも売ってるヨー! 今なら先着5名様にマントまで付けちゃいマース!」ニコニコッ


不知火「今回の騒動の関係者……全員連行してください。特に元凶の元凶と思われるあの3人は『デッドオアライブ』です」ザッ・・・

武蔵・霧島・鳥海「「「了解っ」」」クイッ・・・


243: 2014/09/03(水) 22:32:47.29 ID:KHaVDYdy0

  ~ 羊頭狗肉 ~



  ホー・・・ホー・・・ホー・・・・・



皐月「―――夜だ!」ガチャッ・・・

文月「夜戦だー!」キャッキャッ・・・

夕張「何処ぞのバカ軽巡みたいな事言わないの」ヤレヤレ・・・

睦月「はいはい。夕飯は予定通りBBQで良いですか?」チラッ・・・

名取「幸い道具もあるみたいだしね。ベランダでお肉焼こうか」コクッ

卯月「うーちゃんバーニングするぴょん! メっラメラやるぴょん!」キラキラ・・・

文月「私もやる~! ばぁにんぐ・ら~むっ!」キラキラ・・・

弥生「羊肉は無いよ。二人とも、とりあえず串に具材刺してからね」ヤレヤレ・・・

三日月「飲み物も準備しようかな。望月、手伝ってください」テクテク・・・

望月「あいよ」ノソノソ・・・


   ワイノワイノ・・・


長月「―――~~~♪」ギチギチ・・・

菊月「やはり臭みが強い。他の皆にはキツいのではないか?」ギチギチ・・・

長月「なぁに。食べる前に少々炙って香味を付ければ大丈夫さ」カチャカチャ・・・

文月「ふみゅ? ねぇねぇ長月ちゃん、お菊ちゃん。何やってるの~?」チラチラ・・・

長月「ん? あぁこれか。バーベキューの準備だよ」ギチギチ・・・

文月「んー……うへぇ! くさ~い!」キュー・・・

長月「ははは。だろうな。コレは―――ん?」チラッ・・・

菊月「フフフフっ、フミよ。実はこの肉……駆逐ニ級のモノだ」ニヤリ・・・

文月「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・へっ?」ピタッ・・・

長月「またオマエは性質の悪い嘘を」ハァ・・・

菊月「まぁ任せろ―――知らなかったか。オマエも普段から食べているのだぞ?」ジー・・・

文月「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まぁじで」タラー・・・

菊月「ああ。昼のカレーの肉も鳥ではなくハ級だ。昨夜の生姜焼きも豚ではなくロ級だった」ニヤニヤ・・・

文月「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。。。」ダラダラ・・・

菊月「そういえば一昨日、フミが美味しい美味しい言っておかわりしてたビーフシチュー。アレはイ級だ」ククク・・・

文月「」ブルブル・・・


244: 2014/09/03(水) 22:35:54.76 ID:KHaVDYdy0

菊月「更には更には! 実のところ私達が飲み食いしているモノの殆どは深海棲艦の血肉! そして―――」クスクス・・・

長月「おいバカ。そろそろ止めろ」トンッ・・・

菊月「―――ん? これからが面白いんだが……あっ」ピタッ・・


文月「ふみゃああああああぁ」ガクガクガクガク・・・


菊月「あー……ヤバっ」ハハハ・・・

長月「私は知らないぞ。自分で何とかしろよ」ヤレヤレ・・・

菊月「ふ、フミ! 冗談だ! これはさっき山で狩ったイノシシの肉で―――」


文月「りいいいいぃだあああぁあああぁ!」ビエエエエェ・・・


菊月「―――、」ダラダラ・・・

長月「言わんこっちゃない」ハァ・・・

名取「えっ。どうしたの?」ポンッ・・・

文月「何でイ級はおいしいのに敵なんですかぁ~!! もう戦えないよぉ~!!」フミャアアァ・・・

名取「……ごめん、皐月。訳して」タラー・・・

皐月「流石のボクでも分からないなー」ヤレヤレ・・・

文月「さっき食べたハ級だってあんなに柔らかかったんだよ! なのに……その前に何で敵を食べなきゃダメなんですかぁ~」ビエー!!

如月「はいはい、おフミちゃーん。とりあえずコレ飲んで落ち着きましょうねぇ」スッ・・・トントン・・・

文月「あ、うん……ッッ!! これは何のチニクですかっ!?」ビクッ・・・

如月「はぃ?」ポカーン・・・

文月「オレンジ色のツブツブが入った水……シンカイセイカンの血の色はこんな色なんですかっ」ガクブル・・・

皐月「文月、自分で果肉入りのオレンジジュースって言ってんじゃん」ハハハ・・・

文月「インボーだぁ~! これは軍のアンブによるシンタイジッケンなんだぁ~」アbbb・・・



  ギャーギャー・・・・・



菊月「……、」タラー・・・

長月「収集付けろよ」ポンッ・・・

菊月「て、手伝ってくれ。頼む。このままだと多分―――」


夕張「アンタらああぁ! また文月弄ったでしょ!!」ウガアアァ!!


菊月「―――私がミンチになる」ダラダラ・・・

長月「自業自得だ」スタスタ・・・


245: 2014/09/03(水) 22:42:03.81 ID:KHaVDYdy0

  ~ 茶髪口リ群 ~




    かぽーん・・・・・




夕張「―――んぁ~……気持ちい~」チャプン・・・

睦月「ホント広いお風呂ですねー。流石お嬢様の別荘」フゥ・・・

??「こういうのに金出し惜しみしねぇのがクマ嬢達の凄いとこだよねー」プカプカ・・・

夕張「……ん?」チラッ・・・

弥生「夕張さん、どうしたの?」チャプチャプ・・・

夕張「いや、その……あれ?」ジー・・・

睦月「何か?」フム・・・

夕張「えっと、その……ごめん」チラッ・・・

??「……どったの」キョトン・・・

夕張「……、」タラー・・・



  ガララッ・・・・・



皐月「あっつーーーーーーーいっ!!」バタバタバタ・・・

長月「フフフ……私の勝ちだ」ノソノソ・・・

??「アンタら何してんの」ジトー・・・

皐月「サウナの耐久勝負だよ。流石に20分はシンドイっす」グデェ・・・

長月「ふぅ……弥生。水をぶっかけてくれ」クタァ・・・

弥生「はいはい。シャワーかけるよ」パシャー・・・

長月「おぉう! 生き返るな」ホワホワ・・・

皐月「冷たいけどキモチー」ダラァ・・・

夕張「えっと……フミ?」チラッ・・・

??「はっ?」ビタビタ・・・

夕張「……じゃあ」チラッ・・・

??「だから何だよ。さっきからチラチラと……リーダー、もしかして川内サンと同じ類の人か?」ジトー・・・

夕張「アイツと一緒にしないで! も、もしかして」アハハ・・・


??「あん?」 ← 髪をまとめてる茶髪の子。


長月「……夕張リーダー。もしや」ジー・・・

夕張「えっ」タラー・・・

睦月「なるへそ。確かにパッと見、区別付かないからねー」ハハハ


246: 2014/09/03(水) 22:50:40.39 ID:KHaVDYdy0

??「んだよ。ハッキリ言えってば」ムゥ・・・

皐月「んー……あれぇ。電がいるー」クラクラ・・・

??「あのさー皐月。私があんな甘ちゃんに見えるか?」ジトー・・・・・・

夕張「あっ、いや、分かってた! 望月よね、望月! もっちー!」ハハハハ・・・

一同『……えっ』ピタッ・・・


?? ⇒ 望月「ちょ……リーダー! アンタもしかして私が誰か分かんなかったの!?」ジトー・・・


夕張「し、知ってたし! 間違える訳ないじゃん!」アタフタ・・・

睦月「やっぱ眼鏡(本体)が無いと誰か分かんないですかねぇ」ニヤニヤ・・・

弥生「多分、一緒に入った時からフミが一緒に居るものだと勘違いしてたんだ」フフフ・・・

望月「……マジか?」ジトー・・・

夕張「んな訳ないわよ! わ、分かってたわ!」アハハハ・・・

皐月「嘘だね」ハハハッ

長月「まぁ実際、本来は奇数(月)組がお風呂の筈だから勘違いしても仕方あるまい」ザッバーン・・・

望月「にしてもだ! 私が文月(アイツ)と間違えられる!? ナンセンス! リーダー、私アンタの直属長いんだぞ!?」ガシッ・・・

夕張「ごめ、いぃ痛だだだだだだだあぁ!! 乳をもぐなあああぁ!!」ギャアアアァ・・・

望月「コイツか! このメロンが悪いんだなっ!!」ウギギギ・・・

夕張「悪かった! 謝るから離しなさぁい!!」ウギャアアァ・・・

弥生「フミに勘違いされたのがショックだったのか、それとも姉貴分に間違えられたのがショックだったのか」ハハハ・・・

睦月「この子も案外甘えん坊なとこあるからねー」ポリポリ・・・



  モッチャアアアアアアァ・・・・・



名取「―――何かお風呂場から悲鳴が聞こえるんだけど」タラー・・・

卯月「まーたフミあたりがしでかしてるぴょん……あ、もっちー。そのジュース私も飲みたい!」チラッ・・・

??「どうぞモチ!」クイッ・・・

菊月「そういえば間宮さんから貰った甘味類が冷えていたな。取ってこよう」スッ・・・

??「私が持ってくるモチ!」クイクイッ・・・

如月「ふふふっ。今日のフ…望月ちゃんは気が効くわねぇ」ニヤニヤ・・・

??「当然モチ! 私はいつもオリコウさんモチ!」クイクイクイッ・・・

三日月「えっと……望月。そんな58ちゃんみたいな語尾してたっけか」ハハハ・・・

??「してたモチ! ミカちゃん、いつも一緒に居るのに分からないモチか!?」クイクイクイクイッ・・・

三日月「……、」チラッ・・・

名取「……三日月。此処は如月見習って流されときましょう」ハハハ・・・

三日月「は、はぁ」ポリポリ・・・


??(むっふっふっふ~……誰も私がもっちーに化けてるってのに気が付いてないねーっ)ニヒヒッ! ← 眼鏡を掛けた謎の天使⑦


247: 2014/09/03(水) 22:58:48.10 ID:KHaVDYdy0

  ~ 妖精達が夏を刺激する? ~



      チュンチュン・・・・・



文月「―――ふぁあああぁ……眠いよぅ」ウトウト・・・

長月「フミよ。折角早起きしたのだ。もう少し踏ん張れ」テクテク・・・

皐月「今流行りに言うと『がんばれがんばれ(ハート)』ってヤツかな」フフッ

文月「なんか違う気がするなぁ……それよりコッチで合ってるの?」トコトコ・・・

長月「地図とコンパスがずれてなきゃ合ってるよ…―――…ほら、聞こえてきた」キョロキョロ・・・

皐月「あっ。ホントだ! 水の音がする!」キラキラ・・・

文月「ふみゃ……ほぁ!」キョロキョロ・・・ピタッ



  ザバアアアアアアアアァ・・・・・



文月「タキだー!」パアアァ・・・

皐月「『アリだー!』みたいに言わないでよ。にしても、大きいねー」ワァ・・・

長月「『ミクマノの滝』だそうだ。名付け親は……言わなくても分かるな」ハハハ・・・

文月「ふぇ~。ここって泳げるの?」チラッ・・・

長月「多分泳げるだろう。滝壺も深そうだし」ジー・・・

皐月「じゃああの上から飛び込みしたい! アクション映画みたいな感じでドッバーンって!」キラキラ・・・

長月「そこまで深いか如何か分からんぞ。もし浅かったら悲惨な目だ」ハハハ・・・

文月「『ミンチよりひでーや』状態だね~。よーし、それじゃあ入ろう」ヌギヌギ・・・

皐月「ふ、文月!」アタフタ・・・

文月「んー」ヌギヌギ・・・

長月「オマエ、中に水着着てきたのか?」チラッ・・・

文月「着てないよぉ」ヨイショ・・・

皐月「……どうやって泳ぐ気?」タラー・・・

文月「どうって、平泳ぎとか」キョトン・・・

長月「泳法の問題ではなくだなぁ……丸裸で泳ぐ気か」ジー・・・

文月「何か問題あるかなぁ」スッポンポーン・・・

皐月「大アリだろうけど、誰も見てないなら良いんじゃないかな」ヌギヌギ・・・

長月「皐月、オマエまで」チラッ・・・

皐月「いいじゃんいいじゃん。折角リーダー達にも黙って早起きしてきたんだし、ちょっとくらいね」ヌギヌギ・・・

長月「だからといって女性とあろうものが恥じらいもせず一糸纏わぬ姿になるのは」ウーン・・・

文月「いいから長月ちゃんも脱いじゃえー!」ガシッ・・・

長月「……えー」タラー・・・


248: 2014/09/03(水) 23:04:03.81 ID:KHaVDYdy0

皐月「見られて減る様なおっOいしてないだろー。それとも毛でも生えてきて恥ずかしいかい?」ガシッ・・・

長月「んなっ! ち、違う! わ、分かった分かった! 自分で脱ぐから離せ……ったく。将来川内さんみたいになっても知らんぞ」ヤレヤレ・・・

皐月「一番男前な性格してる癖にこういう時は恥ずかしがるんだね。そういうとこ可愛いなー」ニコニコッ

長月「前言撤回。オマエは如月姉みたいになってしまうだろうよ」ハァ・・・

文月「わーい。みんな裸ー」スッパー!

皐月「飛び込めー!」スッパー!

長月「水の温度低いから気を付けろよー」モジモジ・・・チャプチャプ・・・

皐文月「「ひゃっはー!!」」ジャボーン・・・










  キャッキャウフフムッキュンムッキュン・・・・・










長門「――――――ハッ!!」バッ・・・

青葉「通報しました」Pi!

長門「オマっ!? まだ何も言ってないだろうが!」ギロッ・・・

金剛「やれやれー。ナガモン如何したネー?」チラッ・・・

長門「いや、今遠く離れた地の泉で……妖精たちが遊んでいる情景が浮かんだんだ」ジー・・・

川内「頭大丈夫?」ジトー・・・

長門「失礼な! 本当に浮かんだんだ。なんというか、こう……天使がフワフワと踊っている様な」フフフ・・・

青葉「これアカンやつですね。陸奥さん呼んできた方が良いでしょうか」ヤレヤレ・・・

金剛「どうせ『いつものビョーキでしょ』って言われて終わりデース。それより、さっきの榛名と曙の写真をHalley!!」グイグイ・・・

川内「良いなー。私もボノがデレてる貴重なシーンの写真欲しいなー」キラキラ・・・

青葉「ふふふっ。残念ながらネガ無しのポロライドですからねぇ。一枚ポッキリですよー……ほぉら。榛名さんに甘える曙さんです!」バッ・・・

金剛・川内「「おおぉ!」」キラキラ・・・

長門「ぐぅっ。オマエらぁバカにしてぇ…―――…私にもソレ見せろ!!」ウガアアァ!!


249: 2014/09/03(水) 23:23:13.64 ID:KHaVDYdy0

  ~ 刺激が欲しけりゃ ~ 



     ワイヤワイヤ・・・・・



文月「―――花火だー!」ワーイ!

皐月「ふぁいやー!」ワーイ!

卯月「ぼんばー!」ワーイ!

名取「こら。危ないから一人で火扱わないの」ヤレヤレ・・・

睦月「普段から火薬扱ってますけどね。とりあえず大量の花火セットを貰ってきたから使い切ってくださいっと!」ゴサッ・・・

望月「貰ったって、誰から?」キョトン・・・

睦月「長門さん経由で陸奥さんから」ハハハ

如月「流石火遊びのスペシャリストねぇ」ニヤニヤ・・・

夕張「そういう意味深な事言うなバカ。善意だ善意」ヤレヤレ・・・

名取「とりあえず気を付けて遊んで下さい。バケツは此処と其処。ろうそくはアッチとコッチとソッチ」テキパキ・・・

一同『はーい』ビシッ



  キャッキャウフフムッキュンムッキュン・・・・・



弥生「……綺麗」パチパチ・・・

三日月「うん。そうだね」パチパチ・・・

文月「二人とも~。バチバチしたのしないのー?」キョトン・・・

弥生「それも楽しそうだけど、線香花火も楽しいよ」コクッ

文月「ふ~ん……あ、落ちちゃった」ジー・・・



  チリチリチリ・・・ポトン・・・・・



三日月「……儚いですね」フフッ・・・

弥生「でも、それが良い」ニコッ

文月「ふーりゅー?」ポカーン・・・

三日月「難しい言葉知ってますね。そうだなぁ……夏の風物詩です」クスッ

弥生「早ければ10秒で終わっちゃうけど、その数秒間に風情があるよね」ニコニコッ

文月「オトナだね~。でもなんかもったいないなぁー。もうちょっと長持ちしないの?」ムゥ・・・


250: 2014/09/03(水) 23:28:59.20 ID:KHaVDYdy0

三日月「なかなか難しいですよね……フミもする?」スッ・・・

文月「うん―――そうだ! ちょっと待ってて~!」パタパタ・・・

三日月「えっ」ポカーン・・・

弥生「また奇天烈な発想しなきゃ良いけど」ハハハ・・・



  バーニングッ・・・ラアアァーブッ!!



文月「よいしょっ! 持ってきたよ~!」モサッ・・・

三日月「おかえり……ってうぇ!?」ギョッ・・・

弥生「何それは」タラー・・・

文月「線香花火」サラッ・・・

三日月「それは分かります。そうじゃなくて、その両手いっぱいの線香花火は何なの!?」タラー・・・

文月「かき集めてきたの。多分、大量の花火セットの中にあったのの全部だよ」キラキラ・・・

弥生「ざっと……50本はある」エー・・・

三日月「それ、如何する気?」ダラダラ・・・

文月「……、」ニヤリ・・・

弥生「おいバカ止めて!」アタフタ・・・

三日月「〆に線香花火しようと思ってた子だって居る筈よ!」アタフタ・・・

文月「ゆうばリーダーがOKしたもん」ニヤニヤ・・・

弥生「なっ! あの人何考えて―――」チラッ・・・


夕張「ぷっはぁ……流石に今日は飲ませて貰うわー。とりあえず火事起こさなきゃ好きにしてOKよー」ゴキュゴキュ・・・

睦月「お疲れ様っす! お注ぎしますよー」コポコポコポ・・・

夕張「気が効くねー。あ、長月菊月。そこのロケランみたいな花火ぶっ放ってみー」ハハハッ!

卯月「ゆうばリーダー! この五連装ロケット花火っての火ぃ点けてから宙に投げちゃっても良いですかー」フフフ・・・

夕張「んー。ロケットから上手く避けるのよー」アッハッハッ

名取「ちょ、夕張! 常識投げないで!」タラー・・・


弥生「―――ダメだ。いい感じにお酒入ってた」タラー・・・

三日月「ふ、文月。その線香花火から手を離しなさい」アワワワ・・・

文月「いいやー限界だよっ! チャッカー!!」スッ・・・

弥生・三日月「「っ!!」」ギョッ・・・



 パチ・・・パチ・・・パチパチパチパチパチ・・・モワモワモワモワモワモワモワモワモワモワモワモワモワモワモワモワモワモワ・・・・・



文月「うわぁ凄いけどなんかキショいーっ」タラー・・・

三日月「巨大なたこやき!? 風流も何も無いよ!」エー・・・


251: 2014/09/03(水) 23:43:21.84 ID:KHaVDYdy0

文月「思ってたのと違うー。なんかモニョモニョしてるよぉ~」ムゥ・・・

弥生「フミの頭の中では如何メルヘン解釈してたの」ハァ・・・

文月「もっとこうドンパチしてるのを、ってぁ」ピタッ・・・



  ボテッ・・・ウニョウニョウニョ・・・・・



弥生「キモい! ルナティック気持ち悪い!」タラー・・・

三日月「落ちたのにまだ燃え尽きてない。赤いマリモが蠢いてるみたいです」ウワァ・・・

文月「ヨッシー○イランドにこういうのいたよねー!」キラキラ・・・

弥生「居た様な、居ない様な……やっと消えた」ハァ・・・

文月「うーん。合体すれば長持ちすると思ったんだけどなぁ」ポリポリ・・・

三日月「寧ろ早く落ちますって。にしても、線香花火終わっちゃいましたよ」アーア・・・

弥生「……フミ」ジトー・・・

文月「ご、ごめんごめん」エヘヘ・・・

三日月「まったく。無くなったモノは仕方ないですね……別の花火しましょう」ヤレヤレ・・・

文月「今凄いの持ってくるから待ってて!」パタパタ・・・

弥生「……やれやれ」フゥ・・・



  ギャーギャーギャー・・・マヤサンゴッコー!! ババババッババッババババッバァ・・・・・



弥生「……、」ジー・・・

三日月「ああいう風にはしゃぎたいと思う事、あります?」チラッ・・・

弥生「……偶にね」フフッ

三日月「私もです」クスッ

弥生「キャラじゃないけど」ポリポリ・・・

三日月「かもしれませんね」ハハハ・・・

弥生「勿論、見てるだけでも楽しいけどさ」ジー・・・

三日月「気持ちは分かりますよ。難しいですよね、性格上。私もです」ジー・・・


文月「おまたせー! って、ありゃ?」トコトコ・・・

弥生「ん?」チラッ・・・

文月「……ダイジョウブ?」ジー・・・

弥生「うん、気にしないで」ポンッ・・・

文月「体調悪いの? それとも面白くない?」アタフタ・・・

三日月「フミ。大丈夫だから。ちょっとアンニュイというか……風情に浸ってたんです」フフッ

文月「そっかぁ……それよりコレ」スッ・・・

弥生・三日月「「ん?」」ジー・・・


 っ『波動砲』


弥生「何これ」タラー・・・


252: 2014/09/03(水) 23:48:02.45 ID:KHaVDYdy0

三日月「これ、大型の打ち上げ花火じゃないんですか?」ハハハ・・・

弥生「それを如何しろと」キョトン・・・

文月「もちろんドッカーンって! あとこれ打ち上げ花火じゃないも~ん。ちゃんと『手持ち用』って書いてるじゃん!」キラキラ・・・

三日月「何々……『放て! 気分は戦艦ヤマト』……って、おバカ! 危険過ぎます!」アタフタ・・・

文月「へーきへーき。ロケット式じゃなくてブシャーってタイプみたいだからー」ニコニコッ

弥生「……でもなぁ」タラー・・・

三日月「こういうの私達じゃなくて貴女とか皐月がやった方が」アハハ・・・

文月「いいのいいのー。ほら、みんな~。今から大きいのやるよー」オーイ!

夕張「んー? おー、弥生に三日月。派手にやるのね? いいぞー」ハハハッ

睦月「一発かましたれー!」ヒューヒュー



 ワイワイガヤガヤ・・・・・



三日月「……あー」ハハハ・・・

弥生「まったく」ハァ・・・

文月「なとリーダー。火を点けてくださーい」キャッキャッ!

名取「はいはい―――まぁ、偶に派手な事するのも楽しいですよ」クスッ

弥生・三日月「「……、」」ハハハ・・・




  カチッ・・・ボワアアアアアアアアアアアアアアァッ!!




皐月「凄いっ!! ビーム砲みたいだ!!」キラキラ・・・

卯月「20mくらい火花出てるぴょん! もはや兵器だね」キラキラ・・・

長月「弥生ー。もっと発射角上に向けてみてくれー……そうそう! おぉ! 凄いな!」キラキラ・・・

菊月「ふむ……アレを装備で積んで出撃するのもアリだろうか」キラキラ・・・

望月「まーたオマエは厨二な発想してんのな。アレ、私らの主砲よか重そうだよ?」ハハハ・・・

如月「三日月ちゃーん。もう少しソッチに振って……うんうん。良い感じ」フフフッ

睦月「ってにょわぁ!! 如月! アンタ危ない指示出してんじゃないわよ!」ギャー!




   イイゾー! スゴーイ! ヒャッハー! ワーワー!!




弥生「……ふふっ」クスクス・・・

文月「たのしいでしょ」ニパー

三日月「ええ」ハハハッ

弥生「確かに……偶にはこういうのも、良いかもね」ニコッ


253: 2014/09/03(水) 23:52:38.34 ID:KHaVDYdy0

  ~ 姉貴分 ~




  ケロケロケロケロケロ・・・・・




夕張「―――ふぅ……一通り遊んだわね」グテェ・・・

名取「BBQに沢遊び、スイカ割り、川釣り、花火、山散策。天体観測に木彫り……全部波乱万丈でしたけどね」ハハハ・・・

夕張「特に散策酷かったわー。何で菊月は熊と遭遇して戦おうとするのよ」ハァ・・・

名取「三日月がパニくって爆竹乱投しだしたのもヤバかったです。山火事なりかけましたから」ポリポリ・・・

夕張「でもまぁ一番は」チラッ・・・

名取「……ええ」タラー・・・


文月「ふみゅう……うにゃ」Zzz...


夕張「あの子ね」ハァ・・・

名取「いつもの事です」クテェ・・・

夕張「アンタ、あの子の旗艦してるんだものね。尊敬するわ」チラッ・・・

名取「仕事中とか訓練中は真面目ですよ。日常は、まぁ慣れです…―――…ん?」ジー・・・

如月「あら。まだ起きてらっしゃったんですか」トコトコ・・・

夕張「如月。アンタ寝なくていいの? 明日早いわよ」チラッ・・・

如月「お二人こそ……まぁ。ワインですか」ニコッ

名取「ええっとー。ブドウジュース」ポリポリ・・・

如月「ふーん。美味しそうなブドウジュースだこと……皆を起して分けてあげましょう」ニヤリ・・・

夕張「分かった分かった。一杯やるから黙ってなさい」ヤレヤレ・・・

如月「やりー♪」ニコニコッ

夕張「ったく、似非ガキが」スッ・・・

如月「ええ、私はお子様ですよー。ま、お二人だってまだまだ子供でしょ」フフッ

名取「うーん……そうかもね」クスッ・・・


254: 2014/09/03(水) 23:56:39.71 ID:KHaVDYdy0


      しーん・・・・・





如月「―――おやすみ、終わっちゃいますね」ジー・・・

夕張「別に月月火水木金金って訳じゃないんだから良いでしょ。ホワイトな鎮守府よ」クイッ・・・

如月「そういうんじゃなくて。こういう旅行もあっという間に終わっちゃうんだなぁって」ボー・・・

名取「そうだね……リフレッシュできた?」チラッ・・・

如月「それなりに。他の子達もきっとそうです」コクッ

夕張「そう言って貰えると引率した甲斐があるわね」フフッ

如月「お二人は?」ゴクゴク・・・

名取「疲れたけど、楽しい事も多かったですよ」ゴクゴク・・・

夕張「そうね。こんな豪邸別荘にも来れたし。良い経験だわ」ジー・・・

如月「ありがとうございます。とりあえず、こんな私達ですがこれからも宜しくお願いしますね」ニコッ・・・

夕張「何よ今更」ヤレヤレ・・・

如月「ぶっちゃけ皆キャラは濃いですけど、コンプレックスの塊みたいな連中ですから」ジー・・・

名取「……そんな事無いよ」コクッ

夕張「そういうのは睦月型(アンタら)に限らず誰しもが持ってるモノよ。古参が最新鋭に劣るとは限らないわ」ジー・・・

如月「ええ。そう願ってます―――ワイン、ごちそうさまでした」ペコッ・・・

名取「明日も早いからね。準備遅れない様に」チラッ・・・

如月「了解です……おやすみ、リーダー」テクテク・・・



  ガチャン・・・・・



名取「コンプレックスかぁ」ボー・・・

夕張「努力は報われるわよ。じゃなきゃ皐月や長月が救われないわ」トントン・・・

名取「特にあの子達は努力家ですが、皆そうですよ。『限界を感じちゃってる子を如何に伸ばすかが旗艦の仕事でもある』かと」ジー・・・

夕張「良い事言うわね」フフッ

名取「川内の言葉ですけどね」ハハハ・・・

夕張「前言撤回。一気に含みがある様に思えてきた」ハァ・・・

名取「如何だか。まぁでも確かに、水雷戦隊の長にはそういう課題もありますよ」ポリポリ・・・

夕張「そうだけどさ……あー止め止め。今はオフでしょ。こういう考えは帰ってからすりゃ良いのよ」ゴクゴク・・・

名取「ですね。すいません」アハハ・・・

夕張「ふぅ……私達も寝ようか」スッ・・・

名取「ええ。明日、運転よろしくお願いしますね」ペコッ・・・

夕張「あいよ。おやすみ」スッ・・・テクテク・・・





  ホー・・・ホー・・・・・


255: 2014/09/04(木) 00:00:59.44 ID:FTzlQ2Q60

   ~ おかえり ~



   ザブーン・・・ザブーン・・・・・



夕張「―――……到着」グデェ・・・

名取「お疲れ様でした」ハハハ・・・

夕張「もう長距離の運転手なんかしない。名取、アンタ冬までに大型免許取っておきなさいよ」ハァ・・・

名取「考慮します。さて、皆ー起きてー」トントン・・・

睦月「ふぁああぁ……あーすいません。爆睡してました」ウトウト・・・

夕張「長旅だったししゃーないわ。それより早く降りて。バス車庫しまってくるから」チラッ・・・



   にゃーん・・・・・



一同『ありがとうございましたー』ペコッ・・・

夕張「いえいえ。明日からまた頑張ってね……私はもう寝る」トコトコ・・・

睦月「後日改めてお礼はします」ペコッ・・・

夕張「気ぃ遣わなくていいわよ。そんじゃ」チラッ・・・

長月「リーダーもありがとう」ジー・・・

名取「私は大した事してないから。それより睦月如月。今から司令室に行きます。ついてきて」クイッ・・・

如月「はいはい。帰還報告ですねー」コクッ

睦月「あいあいまむ。そんじゃ皆、先に戻ってて良いよ」ジー・・・

皐月「あーい……眠ぃ」グデェ・・・

望月「シャワー明日の朝でいいや」トコトコ・・・

菊月「右に同じだ」ムニャムニャ・・・

文月「ふみゅぅ……すぅ」Zzz...

卯月「ぴゅう……くぅ」Zzz...

三日月「あらら。誰か卯月と文月背負ってってくれませんか」ヤレヤレ・・・

弥生「……私、うーの事連れてくよ。同部屋だし」スッ・・・

長月「では文月は私が。皐月、手伝ってくれ」ヨイショ・・・

皐月「りょーかい」スッ・・・

菊月「では私は弥生を手伝おう。三日月と望月は先に戻っていてくれ」チラッ・・・

望月「あいよ。んじゃまた明日ー」トコトコ・・・

長月「おう。おやすみ」コクッ


256: 2014/09/04(木) 00:05:53.94 ID:FTzlQ2Q60


      ゾロゾロゾロ・・・・・





長門「―――おや。おかえり諸君」テクテク・・・ピタッ・・・

長月「長門さん長良さん。ただいま帰りました」ピタッ・・・

長良「という事は名取と夕張も帰ってきたんですね。旅行如何でした?」フフッ

皐月「楽しかったよー。移動は疲れたけど」ハハハ・・・

長門「結構結構。どれ、文月くんと卯月くんを預かろう。皆も長旅でお疲れだろう」スッ・・・

弥生「……そのまま拉致っちゃダメだよ」ジトー・・・

長門「はい? そんな真似する訳なかろう。川内じゃあるまい」キョトン・・・

長良「どの口言いますか。それより名取は?」チラッ・・・

皐月「司令室行きましたよー。多分司令官に帰還報告かと」コクッ

長良「そうですか。じゃあ其方に向かいます……長門さん、変な真似しちゃダメですよ」ジトー・・・

長門「だから意味の分からん事を言うな」ヤレヤレ・・・

菊月「普段が普段だからな」ハハハ・・・

卯文月「「くぅ...すぅ」」スヤスヤ・・・

長門「何だかなぁ……あ、そういえば長月くん」チラッ・・・

長月「はい。何か」ジー・・・

長門「大淀が君を探していたよ」フム・・・

長月「大淀さんが?」キョトン・・・

皐月「長月、何かしでかしたの?」チラッ・・・

長月「身の覚えが無いな……あっ」ピタッ・・・

菊月「やはりあるのか」ジトー・・・

長月「い、いや……まさかな」タラー・・・



  カツカツカツ・・・



長門「ん? 噂をすれば何とやら」クイッ・・・

弥生「あ、ホントだ」ジー・・・


257: 2014/09/04(木) 00:20:58.64 ID:FTzlQ2Q60

大淀「皆、おかえりなさい」スッ・・・

皐月「ただいま帰りましたー」ペコッ・・・

大淀「お疲れの所申し訳ないのだけれども、長月。ちょっと良いかしら」ジー・・・

長月「ああ。私を探していたらしいな。如何した―――」フム・・・


大淀「明日、秘書艦お願いしますね」サラッ・・・


長月「―――ん……えっ」ピタッ・・・

大淀「カレンダーを見て下さい。今、何月ですか」クイッ・・・

長月「……九月だが」ジー・・・

大淀「貴女の秘書日、いつでした?」コクッ

長月「一日だな。しかしだな、流石に今日の明日は」タラー・・・

大淀「ですが、ずれ込んでますのでお願いします。これ以上ずれると後々余計に面倒ですよ」ポリポリ・・・

長月「……、」グデェ・・・

弥生「長月。頑張れ」ハハハ

皐月「私も文月も急遽2ヵ月分やったし、そんなモンだって」アハハ・・・

長月「勘弁してくれ……第一、夏季休暇は明日までの予定だが」タラー・・・

大淀「今、何時かしら」クイッ・・・




   ヤセンー!! ヤセンヤセンヤセンヤセンヤセンヤセンヤセンヤセン・・・―――・・・センダイチャン、ウルサイッ!! ネエサン。ホカノコニ、メイワクデス・・・・・




長月「残念ながら、川内さんが一番活発な時間帯だな」ハァ・・・

大淀「そうね。深夜0時回ってるからもう『今日』で休暇終わりよ。まぁ流石に『今日』秘書艦しろとは言いませんから」ポリポリ・・・

長月「メタい事を……しかし、やらねばならんだろうな」ドヨーン・・・

大淀「心中お察ししますが、宜しくお願いしますね」コクッ

弥生「まぁまぁ。また皆で手伝うよ。多分、長門さんも手伝ってくれるから」フフフ・・・

長門「えっ、そ、そうだな……時間に余裕があれば考慮しよう」ポリポリ・・・

菊月「絶対手伝ってくれないパターンだな」クスクス・・・

長月「ハァ……ツいてない」ガクッ・・・

卯文月「「ムニャムニャ」」Zzz...


258: 2014/09/04(木) 00:35:06.18 ID:FTzlQ2Q60

   ~ 夏の終わり ~



    ホー・・・ホー・・・・・



文月「―――……んみゃ」ノソノソ・・・

皐月・長月「「すぅ……すぅ」」Zzz...

文月「あぁ……鎮守府(おうち)、戻ってきたんだ」ヒョコッ・・・スタスタ・・・



      リー・・・リー・・・・・



文月「寒いなぁ~」ブルッ・・・


   ゲコゲコゲコゲコ・・・・・


文月「もう秋なんだねー」ボー・・・



         ザザー・・・ザザー・・・・・



文月「あっという間に、夏が終わっちゃったなぁ」フミ・・・




  わおーん・・・・・




文月「衣替えしてないや。長袖のインナー準備しなきゃねー……はぁ」コクッ・・・




      ウォーン・・・ウォーン・・・・・




文月「木の葉もみぢて落つるゆゑに、葉落ち月というふをあやまれり。されど既に……夜長月へとあらためり」ボソッ・・・




    シーン・・・シーン・・・・・




文月「秋だね。秋の気配だよ」フフフ・・・




        ホー・・・ホー・・・・・




文月「後はよろしくね…―――…長月ちゃん」フフフ・・・

長月「……、」スヤスヤ・・・


259: 2014/09/04(木) 00:43:05.46 ID:FTzlQ2Q60


   リーン・・・リーン・・・・・




川内「―――今、文月が凄い大人な顔して超難しい事喋ってたぞ!?」ギョッ・・・

金剛「個人的には丑三つ時まで駆逐艦寮の方にアンテナ伸ばしてる川内の方に驚きデース」ヤレヤレ・・・

長門「ふんふふ~ふんふふ~ふんふーふ~ん♪」ゴロゴロ・・・

青葉「長門さん、やたらと機嫌が良いですねぇ。まーた悪い事考えてたんですか?」ジトー・・・

長門「失敬な。いやなに、役得というべきかな」フフフ・・・

川内「んだよー。何キモい事してきたんだ?」ジー・・・

長門「キモい言うなし。いやぁその……卯月ちゃんと文月ちゃんを合法的にハグハグ出来てな」ニヤニヤ・・・

金剛「What's!?」バンッ!!

長門「あー柔らかかったなぁ。あと良い匂いした。こう、心がぴょんぴょんフミフミしたよ」ウヘヘ・・・・

川内「おまっ……許されないよ」ウギギ・・・

青葉「これは通報ですねぇ」スッ・・・

長門「ざけんな。合法だと言ってるだろ。長良と大淀に聞いてみろ」フンッ

金剛「今後、駆逐艦娘と一緒にQQUMM(キャッキャうふふムッキュンムッキュン)する機会あってもナガモン誘わないネー」ジトー・・・

長門「ハァ!?」ギョッ・・・

川内「あーあー私もおチビちゃん達とイチャイチャ夜戦したいよー……あ、文月寝ちゃった」フゥ・・・

青葉「あ、そういえば文月教徒に売ってた写真の余りお二人にあげますよ。長門さんはダメです」キッパリ・・・

金剛・川内「「わーい」」ヤッホー!

長門「お願いします青葉さま私めにも一枚下さい何でもしますから」ガシッ・・・ガクガクガクガク・・・・・






  デースデースデース・・・ヤセンヤセンヤセン・・・ムネアツムネアツ・・・ワレアオバワレアオバ・・・・・






提督「―――君達」ボソッ・・・

4バカ『……えっ』ピタッ・・・

提督「いい加減、私の部屋から出ていってくれないか。何時だと思ってる」クイッ・・・ジトー・・・

4バカ『アッハイ』タラー・・・







  にゃんにゃんおー・・・・・







文月「―――……おやすみなさ~い」フミュ・・・


260: 2014/09/04(木) 01:00:17.93 ID:FTzlQ2Q60

以上で終わりです! gdgdとお付き合いありがとうございました。

HTML化申請して、一応、すぐ次スレは建てる予定です。タイトルは……言わなくても予想出来ますよね。
遅くても9日までには投下開始したいです。

因みに、次スレにおけるお題リクエスト募集します。
>>167 と >>203 のネタは次スレで使わせてもらいます。ご了承を!

とりあえずスレ落ちるまで、適当にご意見質問感想罵倒リクエストなどなど、よろしくお願いします。







では最後に、経典から一部抜粋してお別れの言葉とします...














                 文月ちゃんは天使である



                 天使とは文月ちゃんの事である



                 したがって、文月ちゃんは天使である














                                              世に文月のあらん事を……―――




263: 2014/09/04(木) 01:15:15.94 ID:71l6fVWZo
乙です

引用: 【艦これ】 文月「7月だよぉ~♪」 【SS】