210: ◆4gxjuRWR1w 2013/08/29(木) 00:39:12.47 ID:ZxZ/BYKo0
211: 2013/09/02(月) 21:41:25.87 ID:En+JyuQAO
ーーー放課後ーーー
上条「おっ、いたいた。シャットアウラー!」
シャットアウラ「! 上条当麻っ」
上条「待たせたか?」
シャットアウラ「いや、大丈夫だ」
上条「ならよかった。それで、買い物って何を買うんだ?」
シャットアウラ「その、服を少しみたいと思って…」
シャットアウラ「付き合ってもらえるか?」
上条「おう。いいぞ」
上条「服ってことはあそこだな」
上条「おっ、いたいた。シャットアウラー!」
シャットアウラ「! 上条当麻っ」
上条「待たせたか?」
シャットアウラ「いや、大丈夫だ」
上条「ならよかった。それで、買い物って何を買うんだ?」
シャットアウラ「その、服を少しみたいと思って…」
シャットアウラ「付き合ってもらえるか?」
上条「おう。いいぞ」
上条「服ってことはあそこだな」
212: 2013/09/02(月) 21:44:15.89 ID:q5yqfLxa0
ーーーセブンスミストーーー
シャットアウラ「……色々…あるな」
上条「そりゃあ服屋ですし」
上条「それよりもどうしたんだ? 急に服を買うのに付き合ってくれなんて」
シャットアウラ「私も少しくらいはこういうものに興味を持とうと思っただけだ」
上条「ふーん。まあいいんじゃないか。シャットアウラだってずっと『鉄壁の委員長』をやる必要なんてないんだし。たまには女の子っぽいことをしたってさ」
シャットアウラ「そうか? ……そう…だな。うん」
上条「じゃあ俺はその辺で時間を潰してるからゆっくり見て回れよ」
シャットアウラ「私はお前に服を選んで欲しいんだが…」
上条「えっ」
シャットアウラ「だめか?」
上条「別にいいけど…。女の子の服なんてわからないぞ?」
シャットアウラ「構わない。私一人で選ぶとどうしても黒い服ばかりになってしまって全体的に暗くなるような気がしてな。他人の意見が欲しいんだ」
上条「……確かに」
上条「グラサンに黒のパーカーって…後はマスクでも付ければ不審者…」
シャットアウラ「誰が不審者だ。誰が」
上条「冗談だって、冗談。ほ、ほら早く服見ようぜ」
シャットアウラ「まったく…」
シャットアウラ「……色々…あるな」
上条「そりゃあ服屋ですし」
上条「それよりもどうしたんだ? 急に服を買うのに付き合ってくれなんて」
シャットアウラ「私も少しくらいはこういうものに興味を持とうと思っただけだ」
上条「ふーん。まあいいんじゃないか。シャットアウラだってずっと『鉄壁の委員長』をやる必要なんてないんだし。たまには女の子っぽいことをしたってさ」
シャットアウラ「そうか? ……そう…だな。うん」
上条「じゃあ俺はその辺で時間を潰してるからゆっくり見て回れよ」
シャットアウラ「私はお前に服を選んで欲しいんだが…」
上条「えっ」
シャットアウラ「だめか?」
上条「別にいいけど…。女の子の服なんてわからないぞ?」
シャットアウラ「構わない。私一人で選ぶとどうしても黒い服ばかりになってしまって全体的に暗くなるような気がしてな。他人の意見が欲しいんだ」
上条「……確かに」
上条「グラサンに黒のパーカーって…後はマスクでも付ければ不審者…」
シャットアウラ「誰が不審者だ。誰が」
上条「冗談だって、冗談。ほ、ほら早く服見ようぜ」
シャットアウラ「まったく…」
213: 2013/09/02(月) 21:46:07.04 ID:En+JyuQAO
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
上条(付き合うとは言ったけどやっぱ落ち着かないな)ソワソワ
上条(女物の売り場だと周りの目がやっぱ気になるし)
上条(シャットアウラは…)
シャットアウラ「……」ジッ
上条(紺色のワンピース?)
上条「シャットアウラ。それ買うのか?」
シャットアウラ「あっ、いや。……昔こういう服を着ていたから少し気になってな…」
上条「へぇ、シャットアウラもそういうの着てたんだ」
シャットアウラ「『オリオン号』の事故に遭う前はこういう服が好きだったんだ」
上条「……そうなのか。じゃあさ、これ買っちゃえば?」
シャットアウラ「でも…」
上条「結構可愛いしさ。こういうのが好きだったんだろ?」
シャットアウラ「うぅん…」
シャットアウラ「まあ…元の姿に戻った時に着てみるのもいいかもしれないか…」
上条「似合うと思うぜ」
シャットアウラ「そ、そうかっ…///」
シャットアウラ「…よし。これにしようっ。会計をしてくるから少し待っていてくれ」
上条「じゃあ店の前にいるな」
シャットアウラ「すぐに済ます」
ーーーーーー
ーーー
上条(付き合うとは言ったけどやっぱ落ち着かないな)ソワソワ
上条(女物の売り場だと周りの目がやっぱ気になるし)
上条(シャットアウラは…)
シャットアウラ「……」ジッ
上条(紺色のワンピース?)
上条「シャットアウラ。それ買うのか?」
シャットアウラ「あっ、いや。……昔こういう服を着ていたから少し気になってな…」
上条「へぇ、シャットアウラもそういうの着てたんだ」
シャットアウラ「『オリオン号』の事故に遭う前はこういう服が好きだったんだ」
上条「……そうなのか。じゃあさ、これ買っちゃえば?」
シャットアウラ「でも…」
上条「結構可愛いしさ。こういうのが好きだったんだろ?」
シャットアウラ「うぅん…」
シャットアウラ「まあ…元の姿に戻った時に着てみるのもいいかもしれないか…」
上条「似合うと思うぜ」
シャットアウラ「そ、そうかっ…///」
シャットアウラ「…よし。これにしようっ。会計をしてくるから少し待っていてくれ」
上条「じゃあ店の前にいるな」
シャットアウラ「すぐに済ます」
214: 2013/09/02(月) 21:47:45.07 ID:q5yqfLxa0
上条「シャットアウラもやっぱ女の子なんだな」
上条「…にしても服を選ぶって難しい」
上条「知り合いを参考にしようにも、魔術サイドはツギハギ修道服だったりドレス姿だったり重度の露出狂が数人」
上条「科学サイドのやつも巫女服、メイド、学校指定の制服だったりとまともな服装のやつなんか少ないからなぁ…」
上条「そう考えたら普通の格好した女の人の知り合いって天草式の連中ぐらいなのかな…」
上条「うーむ…」
「上条さん?」
上条「ん?」クルッ
佐天「やっぱり上条さんじゃないですかー。お久しぶりです」
上条「あー、佐天さん…だっけ。久しぶりだな」
佐天「こんなところで奇遇ですね」
上条「そ、そうだな」
上条(そういやこの子もあの時御坂と一緒にプロモーションイベントにいたよな…。ってことはアリサと面識があるのか)
上条(シャットアウラと会わせないようにしないと)
佐天「それで、上条さんは何をしてるんですか?」
上条「…にしても服を選ぶって難しい」
上条「知り合いを参考にしようにも、魔術サイドはツギハギ修道服だったりドレス姿だったり重度の露出狂が数人」
上条「科学サイドのやつも巫女服、メイド、学校指定の制服だったりとまともな服装のやつなんか少ないからなぁ…」
上条「そう考えたら普通の格好した女の人の知り合いって天草式の連中ぐらいなのかな…」
上条「うーむ…」
「上条さん?」
上条「ん?」クルッ
佐天「やっぱり上条さんじゃないですかー。お久しぶりです」
上条「あー、佐天さん…だっけ。久しぶりだな」
佐天「こんなところで奇遇ですね」
上条「そ、そうだな」
上条(そういやこの子もあの時御坂と一緒にプロモーションイベントにいたよな…。ってことはアリサと面識があるのか)
上条(シャットアウラと会わせないようにしないと)
佐天「それで、上条さんは何をしてるんですか?」
215: 2013/09/02(月) 21:49:58.44 ID:En+JyuQAO
上条「いやぁ、ちょっとボーッとな」
佐天「ほほう? レディースのファッションショップ前で一人ボーッとですか。なるほどなるほど」
上条「?」
佐天「彼女さんとデートですか?」
上条「はいぃっ!? な、なにを言ってんだ!?」
佐天「いやだって状況から見て今の上条さん、『彼女の買い物を待つ彼氏さん』って感じですよ?」
上条(この子、以外とするどい…。彼氏彼女って関係じゃないけど)
佐天「もしくは『女性服に興味を持った男子高校生』ですかね」
上条「上条さんに女装癖なんてありませんからねっ!?」
佐天「じゃあやっぱりデートなんですか?」
佐天「ほほう? レディースのファッションショップ前で一人ボーッとですか。なるほどなるほど」
上条「?」
佐天「彼女さんとデートですか?」
上条「はいぃっ!? な、なにを言ってんだ!?」
佐天「いやだって状況から見て今の上条さん、『彼女の買い物を待つ彼氏さん』って感じですよ?」
上条(この子、以外とするどい…。彼氏彼女って関係じゃないけど)
佐天「もしくは『女性服に興味を持った男子高校生』ですかね」
上条「上条さんに女装癖なんてありませんからねっ!?」
佐天「じゃあやっぱりデートなんですか?」
216: 2013/09/02(月) 21:51:34.81 ID:q5yqfLxa0
上条「連れは確かに女の人だけど、別にデートってわけじゃないぞ」
佐天「ほうほう。つまり友達以上恋人未満くらいの関係なんですね」
上条「いや、そんな関係じゃないと思うけど…」
佐天「えー? それって変じゃないですか?」
上条「なにが?」
佐天「普通、そういう特別な関係でもない人と一緒に服買ったりなんかしませんよ?」
上条「そうか? 友達とかならあってもおかしくないだろ」
佐天「同性ならいざ知らず、異性の友達と服買うなんてあんまり無いと思いますけどね」
上条「そんなもんなのかなぁ。まあ、連れはちょっと特殊なやつだからかも」
佐天「ふぅん?」
佐天「ほうほう。つまり友達以上恋人未満くらいの関係なんですね」
上条「いや、そんな関係じゃないと思うけど…」
佐天「えー? それって変じゃないですか?」
上条「なにが?」
佐天「普通、そういう特別な関係でもない人と一緒に服買ったりなんかしませんよ?」
上条「そうか? 友達とかならあってもおかしくないだろ」
佐天「同性ならいざ知らず、異性の友達と服買うなんてあんまり無いと思いますけどね」
上条「そんなもんなのかなぁ。まあ、連れはちょっと特殊なやつだからかも」
佐天「ふぅん?」
217: 2013/09/02(月) 21:54:07.51 ID:En+JyuQAO
佐天「…あれ? そういえば上条さん。なんでそのことを普通に言わず誤魔化したんですか?」
上条「えっ」
佐天「お連れの方をあたしと会わせたくなかった…とか?」
上条「ソ、ソンナコトアリマセンヨ?」
佐天「棒読み過ぎですよ…。ってことは、お連れの方はあたしの知ってる人ですかっ?」
上条「さあ…」
佐天「これはこれは」ニヤニヤ
上条「なんでそんな不敵な笑みを浮かべてるの…」
佐天「面白そうだからです!」
上条「キッパリ言いやがるな!」
佐天「誰ですか、誰なんですかっ?」
上条「最近の中学生の間じゃグイグイ質問するのが流行ってんの!?」
佐天「珍事やイベント、噂話は大好物です!」
上条「珍事ってなんだよっ! 珍事って!」
上条「えっ」
佐天「お連れの方をあたしと会わせたくなかった…とか?」
上条「ソ、ソンナコトアリマセンヨ?」
佐天「棒読み過ぎですよ…。ってことは、お連れの方はあたしの知ってる人ですかっ?」
上条「さあ…」
佐天「これはこれは」ニヤニヤ
上条「なんでそんな不敵な笑みを浮かべてるの…」
佐天「面白そうだからです!」
上条「キッパリ言いやがるな!」
佐天「誰ですか、誰なんですかっ?」
上条「最近の中学生の間じゃグイグイ質問するのが流行ってんの!?」
佐天「珍事やイベント、噂話は大好物です!」
上条「珍事ってなんだよっ! 珍事って!」
218: 2013/09/02(月) 21:56:48.52 ID:En+JyuQAO
佐天「もしくはあれですかね。知り合いじゃなくて有名人とか」
上条「っ!?」ギクッ
佐天「となるとそれってスキャンダルだったりします!?」
上条「あ、あのなあ…」
佐天「涙子レーダーがビンビン反応してますよ、これは」
上条「なにその胡散臭いレーダー」
佐天「面白そうなことにはなぜか鼻が利くんですよ」クンクン
上条「レーダーじゃねえじゃん」
佐天「実際のところ、どうなんですか?」
上条「ただの一般人のお友達です!」
佐天「えー…。つまんないですね…」
上条「勝手に面白がられて、勝手に落ち込まれても…」
佐天「まあ、あたしの知り合いでも有名人でも別にいいんですけど」
上条「なにこの子。さんざん突っかかってきたくせに」
佐天「(相手が御坂さんとかなら面白いんですけどねえ)」ブツブツ
上条「?」
佐天「なんでもありません」
上条「っ!?」ギクッ
佐天「となるとそれってスキャンダルだったりします!?」
上条「あ、あのなあ…」
佐天「涙子レーダーがビンビン反応してますよ、これは」
上条「なにその胡散臭いレーダー」
佐天「面白そうなことにはなぜか鼻が利くんですよ」クンクン
上条「レーダーじゃねえじゃん」
佐天「実際のところ、どうなんですか?」
上条「ただの一般人のお友達です!」
佐天「えー…。つまんないですね…」
上条「勝手に面白がられて、勝手に落ち込まれても…」
佐天「まあ、あたしの知り合いでも有名人でも別にいいんですけど」
上条「なにこの子。さんざん突っかかってきたくせに」
佐天「(相手が御坂さんとかなら面白いんですけどねえ)」ブツブツ
上条「?」
佐天「なんでもありません」
219: 2013/09/02(月) 21:58:26.19 ID:q5yqfLxa0
>サテンサーン
>ドコナノー
佐天「あ。初春と春上さんのこと忘れてた」
上条「忘れてたって…」
佐天「てへっ☆」
上条「まったく。ほら、友達のとこにもどったもどった」
佐天「仕方ありませんね。今日のところは見逃してあげます」
上条「君のキャラクターがよくわからないんだけど」
佐天「覚えてやがれ!」
上条「咬ませ犬なの? そのセリフ、氏亡フラグが立ちまくってるよ?」
佐天「なんかフラグの一つや二つ、立てとくべきかと思いまして」
上条「めんどくさいから無視するけどいいよね」
佐天「あー、あの服かわいー」
上条「逆に無視されちゃったよ」
佐天「それじゃあさようなら、上条さん」
上条「はいはい元気でねー」
>ウーイーハールー!
>キャアッ!
>ピンクナノー
上条「……疲れた」
>ドコナノー
佐天「あ。初春と春上さんのこと忘れてた」
上条「忘れてたって…」
佐天「てへっ☆」
上条「まったく。ほら、友達のとこにもどったもどった」
佐天「仕方ありませんね。今日のところは見逃してあげます」
上条「君のキャラクターがよくわからないんだけど」
佐天「覚えてやがれ!」
上条「咬ませ犬なの? そのセリフ、氏亡フラグが立ちまくってるよ?」
佐天「なんかフラグの一つや二つ、立てとくべきかと思いまして」
上条「めんどくさいから無視するけどいいよね」
佐天「あー、あの服かわいー」
上条「逆に無視されちゃったよ」
佐天「それじゃあさようなら、上条さん」
上条「はいはい元気でねー」
>ウーイーハールー!
>キャアッ!
>ピンクナノー
上条「……疲れた」
220: 2013/09/02(月) 22:00:58.87 ID:En+JyuQAO
ーーーーーーーーー
店員「ありがとうございましたー」
シャットアウラ「さてと、上条当麻はどこに…」キョロキョロ
シャットアウラ(……そういえば、怪我ももうほとんど治ってきたのにいつまでも世話になるのは妙…だよな)
シャットアウラ(しかし、この生活を手放したくないと思っている自分もいるし…)
シャットアウラ(その前に、私の気持ちを伝えるということもどうにかしないと…)
シャットアウラ(……ダメだ。ごちゃごちゃ考え過ぎてしまう)
シャットアウラ「はぁ……ん?」
佐天「ーーー」
上条「ーーー」
シャットアウラ「また少女と仲良さげに…」
シャットアウラ「………」ソワソワ
佐天「ーーーさようなら、上条さん」
シャットアウラ「!」
シャットアウラ「行ったようだな…」
シャットアウラ「よし」
店員「ありがとうございましたー」
シャットアウラ「さてと、上条当麻はどこに…」キョロキョロ
シャットアウラ(……そういえば、怪我ももうほとんど治ってきたのにいつまでも世話になるのは妙…だよな)
シャットアウラ(しかし、この生活を手放したくないと思っている自分もいるし…)
シャットアウラ(その前に、私の気持ちを伝えるということもどうにかしないと…)
シャットアウラ(……ダメだ。ごちゃごちゃ考え過ぎてしまう)
シャットアウラ「はぁ……ん?」
佐天「ーーー」
上条「ーーー」
シャットアウラ「また少女と仲良さげに…」
シャットアウラ「………」ソワソワ
佐天「ーーーさようなら、上条さん」
シャットアウラ「!」
シャットアウラ「行ったようだな…」
シャットアウラ「よし」
221: 2013/09/02(月) 22:02:46.47 ID:q5yqfLxa0
上条「はぁ…」
シャットアウラ「随分と楽しそうだったな」スッ
上条「うぉっ! い、いつの間に後ろに…」ドキドキ
シャットアウラ「あの少女が立ち去ってからだ」
上条「そ、そっか。あっ、服買えたんだな」
シャットアウラ「ああ」
上条「ふ、ふぅん…」
上条(佐天さんに変なこと言われたせいか意識しちまうな)
上条「………」
シャットアウラ「……そ、それで、あの少女とはどういう関係なんだ?」
上条「うぅむ…」
シャットアウラ「……? おい」
上条「友達以上恋人未満か…」ボソッ
シャットアウラ「えっ!?」
上条「ん?」
シャットアウラ「そ、そういう関係なのかっ?」
上条「なにが?」
シャットアウラ「だからっ、先ほどの少女とお前は…そ、そういう関係なの…か? と、友達以上恋人未満…」
上条(あっ。また口に出しちゃってたのか)
上条「いやいや、佐天さんとじゃなくて、俺とシャットアウラが…」
シャットアウラ「はっ!? わ、わ、わた、私とお前がっ!?」
上条「えっ。あ、あれっ?」
シャットアウラ「随分と楽しそうだったな」スッ
上条「うぉっ! い、いつの間に後ろに…」ドキドキ
シャットアウラ「あの少女が立ち去ってからだ」
上条「そ、そっか。あっ、服買えたんだな」
シャットアウラ「ああ」
上条「ふ、ふぅん…」
上条(佐天さんに変なこと言われたせいか意識しちまうな)
上条「………」
シャットアウラ「……そ、それで、あの少女とはどういう関係なんだ?」
上条「うぅむ…」
シャットアウラ「……? おい」
上条「友達以上恋人未満か…」ボソッ
シャットアウラ「えっ!?」
上条「ん?」
シャットアウラ「そ、そういう関係なのかっ?」
上条「なにが?」
シャットアウラ「だからっ、先ほどの少女とお前は…そ、そういう関係なの…か? と、友達以上恋人未満…」
上条(あっ。また口に出しちゃってたのか)
上条「いやいや、佐天さんとじゃなくて、俺とシャットアウラが…」
シャットアウラ「はっ!? わ、わ、わた、私とお前がっ!?」
上条「えっ。あ、あれっ?」
222: 2013/09/02(月) 22:05:43.17 ID:En+JyuQAO
上条「そ、そういう意味じゃなくてだなっ」
シャットアウラ「私とこいつが……///」カアァァ
上条「しゃ、シャットアウラ?」
シャットアウラ「はぅ…///」
上条「シャットアウラさーん!」
シャットアウラ「はっ!」
上条「あの、さっきの発言はですね…」
シャットアウラ「上条当麻!」
上条「はいっ!」
シャットアウラ「か、か、帰る…ぞっ」
上条「え…。あ、はい」
シャットアウラ「……」ギクシャク
上条(変なこと言っちゃったなぁ…。シャットアウラのやつテンパってるのか右手と右足同時に出してるし…)
上条(……テンパってる? なんで?)
~~~~~~~~~~~~~~
『特別な関係でもない人と一緒に…』
『友達以上恋人未満…』
~~~~~~~~~~~~~~
上条(……いやいや、ない…よなあ)
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
シャットアウラ「私とこいつが……///」カアァァ
上条「しゃ、シャットアウラ?」
シャットアウラ「はぅ…///」
上条「シャットアウラさーん!」
シャットアウラ「はっ!」
上条「あの、さっきの発言はですね…」
シャットアウラ「上条当麻!」
上条「はいっ!」
シャットアウラ「か、か、帰る…ぞっ」
上条「え…。あ、はい」
シャットアウラ「……」ギクシャク
上条(変なこと言っちゃったなぁ…。シャットアウラのやつテンパってるのか右手と右足同時に出してるし…)
上条(……テンパってる? なんで?)
~~~~~~~~~~~~~~
『特別な関係でもない人と一緒に…』
『友達以上恋人未満…』
~~~~~~~~~~~~~~
上条(……いやいや、ない…よなあ)
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
223: 2013/09/02(月) 22:08:01.13 ID:q5yqfLxa0
ーーー上条宅ーーー
上条「………」
シャットアウラ「………」
上条(気まずぅ!)
上条(どうしよう…。シャットアウラのやつ全く口開かなくなったんだけど)
上条(飯食ってる時とか風呂入る前とかも最低限の言葉しか言わない)
上条(それに…)チラッ
シャットアウラ「………」ゴロン
上条(寝転がりながら膝抱えて丸まって……まるでダンゴムシ)
上条(……なんか話さないとまずいよなぁ)
上条「えーっと、シャットアウラ?」
シャットアウラ「……なんだ」
上条「あのー……そうだ! 明日の夕方にさ、インデックスが戻ってくるらしいからちょっと豪華な夕飯にしようと思うんだけど、何か食べたいものとかあるか?」
シャットアウラ「…インデックスの好みに合わせるべきじゃないのか?」
上条「ソウデスネー…」
上条(インデックスの好み、ねえ。たまには、本当にたまには鍋でもするか)
上条「………」
シャットアウラ「………」
上条(気まずぅ!)
上条(どうしよう…。シャットアウラのやつ全く口開かなくなったんだけど)
上条(飯食ってる時とか風呂入る前とかも最低限の言葉しか言わない)
上条(それに…)チラッ
シャットアウラ「………」ゴロン
上条(寝転がりながら膝抱えて丸まって……まるでダンゴムシ)
上条(……なんか話さないとまずいよなぁ)
上条「えーっと、シャットアウラ?」
シャットアウラ「……なんだ」
上条「あのー……そうだ! 明日の夕方にさ、インデックスが戻ってくるらしいからちょっと豪華な夕飯にしようと思うんだけど、何か食べたいものとかあるか?」
シャットアウラ「…インデックスの好みに合わせるべきじゃないのか?」
上条「ソウデスネー…」
上条(インデックスの好み、ねえ。たまには、本当にたまには鍋でもするか)
224: 2013/09/02(月) 22:09:21.70 ID:En+JyuQAO
上条(他になにか話題は…)
シャットアウラ「……なあ、上条当麻」
上条「! なんだっ?」
シャットアウラ「さっき言ってた…私との関係というのは…」
上条「あ、あれな。あれはだな」
ーーー説明中ーーー
上条「っつーわけで、佐天さんって子がテキトーなこと言ってて、思わず俺が口に出しちゃったってだけで…」
シャットアウラ「……そうか」
シャットアウラ「……じゃあ、お前は私のことをどう思っているんだ?」
上条「へっ? どうって…」
シャットアウラ「私とお前の関係はどういったものなんだ?」
シャットアウラ「ただの知り合いか? 友人か? 家主と居候か?」
上条「えっ、えっと…」
シャットアウラ「こんなことを言われても困らせるだけだが、お前が…他の女と仲良くしているのを見ると胸がチクチクと痛むんだ…」
上条「それって……なんかやばい病気か!?」
シャットアウラ「……それ、本気で言っているのか」
シャットアウラ「……なあ、上条当麻」
上条「! なんだっ?」
シャットアウラ「さっき言ってた…私との関係というのは…」
上条「あ、あれな。あれはだな」
ーーー説明中ーーー
上条「っつーわけで、佐天さんって子がテキトーなこと言ってて、思わず俺が口に出しちゃったってだけで…」
シャットアウラ「……そうか」
シャットアウラ「……じゃあ、お前は私のことをどう思っているんだ?」
上条「へっ? どうって…」
シャットアウラ「私とお前の関係はどういったものなんだ?」
シャットアウラ「ただの知り合いか? 友人か? 家主と居候か?」
上条「えっ、えっと…」
シャットアウラ「こんなことを言われても困らせるだけだが、お前が…他の女と仲良くしているのを見ると胸がチクチクと痛むんだ…」
上条「それって……なんかやばい病気か!?」
シャットアウラ「……それ、本気で言っているのか」
225: 2013/09/02(月) 22:12:36.95 ID:q5yqfLxa0
上条(……えっ、じゃあなに? まさかとは思うけど…いやまさか)
シャットアウラ「なあ、上条当麻。私は…もう我慢できない。この気持ちをこれ以上押し頃すことなどできない」
上条「シャット…アウラ…」
シャットアウラ「上条…当麻。私は、私はお前のことが…好きだ」
上条「っ!」
シャットアウラ「いつからこんな気持ちを抱いたのかなどわからない。それでも、それでもこの気持ちは本物だ」
シャットアウラ「上条当麻。返事を…聞かせて欲しい。どんな返事でも構わない。覚悟は…できている」ジッ
上条「シャットアウラ…」
上条「……一晩だけ、考える時間が欲しい。情けないけど、返事は明日でもいいか?」
シャットアウラ「……ああ」
上条「ありがとう…」
シャットアウラ「……私は、もう寝る。お前の心からの気持ちを待っている」
上条「おやすみ…」
シャットアウラ「なあ、上条当麻。私は…もう我慢できない。この気持ちをこれ以上押し頃すことなどできない」
上条「シャット…アウラ…」
シャットアウラ「上条…当麻。私は、私はお前のことが…好きだ」
上条「っ!」
シャットアウラ「いつからこんな気持ちを抱いたのかなどわからない。それでも、それでもこの気持ちは本物だ」
シャットアウラ「上条当麻。返事を…聞かせて欲しい。どんな返事でも構わない。覚悟は…できている」ジッ
上条「シャットアウラ…」
上条「……一晩だけ、考える時間が欲しい。情けないけど、返事は明日でもいいか?」
シャットアウラ「……ああ」
上条「ありがとう…」
シャットアウラ「……私は、もう寝る。お前の心からの気持ちを待っている」
上条「おやすみ…」
226: 2013/09/02(月) 22:13:50.09 ID:En+JyuQAO
ーーーーーーーーー
上条(……ど、ど、どうしよう)ドキドキ
上条(お、女の子に告白されるなんて、生まれて初めて…多分)
上条(め、めちゃくちゃ嬉しい……けど、この気持ちって『シャットアウラに告白された』せいか、それとも『鳴護アリサの姿をした人物に告白された』せいなのか…)
上条(……うぅ)チラッ
シャットアウラ「」スースー
上条(シャットアウラ……)
上条(俺は…)
上条(……ど、ど、どうしよう)ドキドキ
上条(お、女の子に告白されるなんて、生まれて初めて…多分)
上条(め、めちゃくちゃ嬉しい……けど、この気持ちって『シャットアウラに告白された』せいか、それとも『鳴護アリサの姿をした人物に告白された』せいなのか…)
上条(……うぅ)チラッ
シャットアウラ「」スースー
上条(シャットアウラ……)
上条(俺は…)
235: 2013/09/10(火) 22:27:23.69 ID:yYrxjM310
ーーー翌日・早朝ーーー
上条「……んぁ。朝か…」
上条「全然寝れなかったな…」
上条「まだ5時過ぎだし」
上条「はぁ……」ボーッ
上条「呆けてる場合じゃないか。シャットアウラは…」
シャットアウラ「」スゥスゥ
上条「……シャットアウラの寝顔、綺麗だな…」
上条「何言ってんだ俺。気持ち悪い…」
上条「………ん?」
上条「シャットアウラ…?」
上条「……んぁ。朝か…」
上条「全然寝れなかったな…」
上条「まだ5時過ぎだし」
上条「はぁ……」ボーッ
上条「呆けてる場合じゃないか。シャットアウラは…」
シャットアウラ「」スゥスゥ
上条「……シャットアウラの寝顔、綺麗だな…」
上条「何言ってんだ俺。気持ち悪い…」
上条「………ん?」
上条「シャットアウラ…?」
237: 2013/09/10(火) 22:31:16.21 ID:yYrxjM310
シャットアウラ「……私…だ」
シャットアウラ「私がいる。私が、鏡に映っている…」
シャットアウラ「戻った…? 元の姿に?」
シャットアウラ「夢…じゃないだろうな…」ツネッ
シャットアウラ「……痛い」
シャットアウラ「………っ!」
上条「……よかったな。シャットアウラ」
シャットアウラ「上条…当麻…。ありがとう」ギュッ
上条「お、おう…」ドキドキ
シャットアウラ「私がいる。私が、鏡に映っている…」
シャットアウラ「戻った…? 元の姿に?」
シャットアウラ「夢…じゃないだろうな…」ツネッ
シャットアウラ「……痛い」
シャットアウラ「………っ!」
上条「……よかったな。シャットアウラ」
シャットアウラ「上条…当麻…。ありがとう」ギュッ
上条「お、おう…」ドキドキ
238: 2013/09/10(火) 22:32:28.62 ID:w1s0hxPAO
上条(しゃ、シャットアウラの手…)ドキドキ
シャットアウラ「………!」
シャットアウラ「す、すまないっ!」パッ
上条「い、いやっ…」
シャットアウラ「………」
上条「………」
上条「と、とりあえず、いったん着替えて状況整理でもしよう」
シャットアウラ「あ、あぁ…」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
シャットアウラ「………!」
シャットアウラ「す、すまないっ!」パッ
上条「い、いやっ…」
シャットアウラ「………」
上条「………」
上条「と、とりあえず、いったん着替えて状況整理でもしよう」
シャットアウラ「あ、あぁ…」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
239: 2013/09/10(火) 22:34:59.02 ID:yYrxjM310
上条「……じゃあ、身体のほうはどんな感じだ?」
シャットアウラ「………」
上条「シャットアウラ?」
シャットアウラ「聞き方が少し……イヤラシイ///」
上条「へ、変な意味なんかありませんからねっ!?」
シャットアウラ「わ、わかっている…。身体の具合だな」
シャットアウラ「……特にかわったところはなさそうだ。それどころか手のヒビや身体の傷が無くなっている」
上条「能力はどうだ?」
シャットアウラ「レアアースペレットが手元に無いから確認はできないが、どうやら演算はできそうだ」
上条「ってことは能力もちゃんと使えるのか」
シャットアウラ「そうみたいだな」
シャットアウラ「………」
上条「シャットアウラ?」
シャットアウラ「聞き方が少し……イヤラシイ///」
上条「へ、変な意味なんかありませんからねっ!?」
シャットアウラ「わ、わかっている…。身体の具合だな」
シャットアウラ「……特にかわったところはなさそうだ。それどころか手のヒビや身体の傷が無くなっている」
上条「能力はどうだ?」
シャットアウラ「レアアースペレットが手元に無いから確認はできないが、どうやら演算はできそうだ」
上条「ってことは能力もちゃんと使えるのか」
シャットアウラ「そうみたいだな」
240: 2013/09/10(火) 22:37:07.96 ID:w1s0hxPAO
上条「でもなんで急に元に戻ったんだ?」
シャットアウラ「そ、それは…」
上条「土御門が言ってた解決法ってやつか?」
シャットアウラ「えっと…」アセアセ
シャットアウラ「………っ!」
シャットアウラ「そんなことはどうでもいい!!」
上条「どうでもいいのっ!?」
ガシッ
上条「!?」
シャットアウラ「今は…さ、昨晩の…話の返事を聞きたいっ…」
上条「っ!」
シャットアウラ「いい…か?」
上条「シャットアウラ……俺は…」
シャットアウラ「………」ゴクッ
上条「俺は…」
prrrrrr!
シャットアウラ「そ、それは…」
上条「土御門が言ってた解決法ってやつか?」
シャットアウラ「えっと…」アセアセ
シャットアウラ「………っ!」
シャットアウラ「そんなことはどうでもいい!!」
上条「どうでもいいのっ!?」
ガシッ
上条「!?」
シャットアウラ「今は…さ、昨晩の…話の返事を聞きたいっ…」
上条「っ!」
シャットアウラ「いい…か?」
上条「シャットアウラ……俺は…」
シャットアウラ「………」ゴクッ
上条「俺は…」
prrrrrr!
241: 2013/09/10(火) 22:38:38.51 ID:yYrxjM310
上条「!」ビクッ
シャットアウラ「!」ビクッ
prrrrrr!
上条「で、電話っ?」
シャットアウラ「す、すまない。私のだ」
上条「そうか」
シャットアウラ「………」
上条「出ないのか?」
シャットアウラ「……いや、出る」
ピッ
シャットアウラ「……私だ」
シャットアウラ「!」ビクッ
prrrrrr!
上条「で、電話っ?」
シャットアウラ「す、すまない。私のだ」
上条「そうか」
シャットアウラ「………」
上条「出ないのか?」
シャットアウラ「……いや、出る」
ピッ
シャットアウラ「……私だ」
242: 2013/09/10(火) 22:40:33.20 ID:w1s0hxPAO
シャットアウラ「……ああ。心配ない」
シャットアウラ「体調のほうも快復した。じきに仕事に戻る」
シャットアウラ「……私の代理を押し付けてすまなかった」
シャットアウラ「では切るぞ」
ピッ
シャットアウラ「……はぁ」
上条「……今の、仕事の電話か?」
シャットアウラ「……ああ。元に戻った以上は黒鴉部隊に顔を出さないといけない」
シャットアウラ「休んでいた分の仕事の確認、装備品や機動兵器の点検。あと冥土帰しにも顔を見せないと……。やることが山積みだ…」
シャットアウラ「この生活とも別れを告げることに…「シャットアウラ」
シャットアウラ「!」
上条「大変なのはわかるけど…先に、さっきの話の続き、してもいいか?」
シャットアウラ「あっ……」
シャットアウラ「ああ…」
シャットアウラ「体調のほうも快復した。じきに仕事に戻る」
シャットアウラ「……私の代理を押し付けてすまなかった」
シャットアウラ「では切るぞ」
ピッ
シャットアウラ「……はぁ」
上条「……今の、仕事の電話か?」
シャットアウラ「……ああ。元に戻った以上は黒鴉部隊に顔を出さないといけない」
シャットアウラ「休んでいた分の仕事の確認、装備品や機動兵器の点検。あと冥土帰しにも顔を見せないと……。やることが山積みだ…」
シャットアウラ「この生活とも別れを告げることに…「シャットアウラ」
シャットアウラ「!」
上条「大変なのはわかるけど…先に、さっきの話の続き、してもいいか?」
シャットアウラ「あっ……」
シャットアウラ「ああ…」
243: 2013/09/10(火) 22:43:06.88 ID:yYrxjM310
上条「シャットアウラ」ジッ
シャットアウラ「っ……///」
シャットアウラ「///」フイッ
上条「あの…こっちを見て欲しいのですが…」
シャットアウラ「あ、あまり真剣に見つめるなっ! は、恥ずかしい…///」
上条「そりゃあ真剣にもなりますよっ!」
上条「それに返事を聞かせて欲しいって言ったのはシャットアウラだろっ?」
シャットアウラ「た、確かにそうだが……」
シャットアウラ「……よし。こいっ」
上条「……いくぞ」
上条「シャットアウラ……俺は…」ジッ
シャットアウラ「うぅ…」
上条「俺はっ!」
シャットアウラ「……す、ストップっ、ストップ!」
シャットアウラ「っ……///」
シャットアウラ「///」フイッ
上条「あの…こっちを見て欲しいのですが…」
シャットアウラ「あ、あまり真剣に見つめるなっ! は、恥ずかしい…///」
上条「そりゃあ真剣にもなりますよっ!」
上条「それに返事を聞かせて欲しいって言ったのはシャットアウラだろっ?」
シャットアウラ「た、確かにそうだが……」
シャットアウラ「……よし。こいっ」
上条「……いくぞ」
上条「シャットアウラ……俺は…」ジッ
シャットアウラ「うぅ…」
上条「俺はっ!」
シャットアウラ「……す、ストップっ、ストップ!」
244: 2013/09/10(火) 22:44:43.99 ID:w1s0hxPAO
上条「シャットアウラさぁん!?」
シャットアウラ「き、緊張して…///」バクバク
上条「こっちだって緊張してますよ! 生まれて初めて告白するんだもん!!」
シャットアウラ「そんなこと言われても……って、え?」
上条「………あ」
シャットアウラ「こ、こ、告白って…お前…///」
上条「い、今のはその…」アセアセ
シャットアウラ「あっ…えっと…///」
上条「あぁぁもうっ!」グイッ
シャットアウラ「!?」
ギュッ
シャットアウラ「き、緊張して…///」バクバク
上条「こっちだって緊張してますよ! 生まれて初めて告白するんだもん!!」
シャットアウラ「そんなこと言われても……って、え?」
上条「………あ」
シャットアウラ「こ、こ、告白って…お前…///」
上条「い、今のはその…」アセアセ
シャットアウラ「あっ…えっと…///」
上条「あぁぁもうっ!」グイッ
シャットアウラ「!?」
ギュッ
246: 2013/09/10(火) 22:48:00.72 ID:yYrxjM310
シャットアウラ「かみ、上条っ、当麻っ…///」
上条「こうやって抱きしめときゃ逃げないし、顔だってこんだけ近づけてりゃ下手にそらせないだろ」
シャットアウラ「お、おいっ///」
上条「……言うぞ」
シャットアウラ「待てっ! こ、心の準備が…」
上条「シャットアウラ……俺は、お前のことが好きだ」
シャットアウラ「っ!///」
上条「昨日の夜告白されて、ずっと答えを考えて、朝お前の顔を見て」
上条「そして気づいた。俺も、俺もお前のことが……シャットアウラのことが好きなんだって」
シャットアウラ「そんな…///」
上条「シャットアウラ。これが俺の返事だ」
シャットアウラ「……う」
上条「う?」
シャットアウラ「うれ…しい///」
上条「こうやって抱きしめときゃ逃げないし、顔だってこんだけ近づけてりゃ下手にそらせないだろ」
シャットアウラ「お、おいっ///」
上条「……言うぞ」
シャットアウラ「待てっ! こ、心の準備が…」
上条「シャットアウラ……俺は、お前のことが好きだ」
シャットアウラ「っ!///」
上条「昨日の夜告白されて、ずっと答えを考えて、朝お前の顔を見て」
上条「そして気づいた。俺も、俺もお前のことが……シャットアウラのことが好きなんだって」
シャットアウラ「そんな…///」
上条「シャットアウラ。これが俺の返事だ」
シャットアウラ「……う」
上条「う?」
シャットアウラ「うれ…しい///」
247: 2013/09/10(火) 22:49:42.38 ID:w1s0hxPAO
上条「シャットアウラっ」パアァッ
シャットアウラ「か、上条当麻…///」バクバク
上条「シャットアウラ…すげえ緊張してたんだな。心臓の音がめちゃくちゃ響いてくる」
シャットアウラ「う、うるさいっ///」
上条「じゃあ……離すか?」
シャットアウラ「………もう少しだけ、こうしていたい…」
上条「俺もだ」ギュッ
シャットアウラ「///」ギュッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
シャットアウラ「か、上条当麻…///」バクバク
上条「シャットアウラ…すげえ緊張してたんだな。心臓の音がめちゃくちゃ響いてくる」
シャットアウラ「う、うるさいっ///」
上条「じゃあ……離すか?」
シャットアウラ「………もう少しだけ、こうしていたい…」
上条「俺もだ」ギュッ
シャットアウラ「///」ギュッ
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
249: 2013/09/10(火) 22:51:25.78 ID:yYrxjM310
シャットアウラ「それじゃあ私は冥土帰しの所へ報告に行く」
上条「おう」
シャットアウラ「お前は学校。私は一度自宅に戻る」
上条「オッケー」
シャットアウラ「夕方には二人でインデックスの出迎え……それでいいんだな?」
上条「……そうだけどさ」
シャットアウラ「なんだ、何か問題でもあるか?」
上条「いや…、こっち見て話してもらえませんかね。照れるのはわかるけど」
シャットアウラ「っ! べっ、別に照れてなどっ///」
上条「ソウデスネー」
シャットアウラ「その態度やめろっ!」
上条「やっとこっち見た」
シャットアウラ「あっ……///」
上条「……」ニマニマ
シャットアウラ「このっ…///」キッ
上条「おう」
シャットアウラ「お前は学校。私は一度自宅に戻る」
上条「オッケー」
シャットアウラ「夕方には二人でインデックスの出迎え……それでいいんだな?」
上条「……そうだけどさ」
シャットアウラ「なんだ、何か問題でもあるか?」
上条「いや…、こっち見て話してもらえませんかね。照れるのはわかるけど」
シャットアウラ「っ! べっ、別に照れてなどっ///」
上条「ソウデスネー」
シャットアウラ「その態度やめろっ!」
上条「やっとこっち見た」
シャットアウラ「あっ……///」
上条「……」ニマニマ
シャットアウラ「このっ…///」キッ
250: 2013/09/10(火) 22:53:45.76 ID:w1s0hxPAO
上条「じゃ、俺は学校に行ってくるなー」
シャットアウラ「早く行けっ!」
上条「はいはい。それと鍵だけど、また頼むな」
シャットアウラ「わかっているっ」
上条「行ってきますよー」
シャットアウラ「………おいっ!」
上条「?」
ギュッ
シャットアウラ「行ってらっしゃい……///」
上条「お、おぅ……行ってきます…///」
ガチャ
シャットアウラ「………ぅ」
シャットアウラ「うわぁぁ! 恥ずかしいぃぃぃ!!」カアァァ
シャットアウラ「早く行けっ!」
上条「はいはい。それと鍵だけど、また頼むな」
シャットアウラ「わかっているっ」
上条「行ってきますよー」
シャットアウラ「………おいっ!」
上条「?」
ギュッ
シャットアウラ「行ってらっしゃい……///」
上条「お、おぅ……行ってきます…///」
ガチャ
シャットアウラ「………ぅ」
シャットアウラ「うわぁぁ! 恥ずかしいぃぃぃ!!」カアァァ
258: 2013/09/17(火) 23:34:21.55 ID:OBUoPpAl0
ーーーとある高校ーーー
上条「………」ニヘラ
上条(ああ、ダメだ。やっぱり頬が緩んじまう)ニマニマ
上条(あれですか、これで不幸な上条さんにも春が来たんですかっ!)
上条(……あれ? でもよく考えたらお互い好きとは言ったけど、付き合うとか恋人とかの話ってしてないよな…)
上条(じゃあ今の俺とシャットアウラの関係ってどんなのだ? それこそ友達以上恋人未満ってやつか?)ウーン
土御門「朝っぱらからコロコロ表情変えて、1人でにらめっこでもやってるのか、カミやん」
上条「よう土御門。ちょっと考え事をな」
土御門「そうか。それより今ちょっといいか?」
上条「? 別にいいけど…」
上条「………」ニヘラ
上条(ああ、ダメだ。やっぱり頬が緩んじまう)ニマニマ
上条(あれですか、これで不幸な上条さんにも春が来たんですかっ!)
上条(……あれ? でもよく考えたらお互い好きとは言ったけど、付き合うとか恋人とかの話ってしてないよな…)
上条(じゃあ今の俺とシャットアウラの関係ってどんなのだ? それこそ友達以上恋人未満ってやつか?)ウーン
土御門「朝っぱらからコロコロ表情変えて、1人でにらめっこでもやってるのか、カミやん」
上条「よう土御門。ちょっと考え事をな」
土御門「そうか。それより今ちょっといいか?」
上条「? 別にいいけど…」
259: 2013/09/17(火) 23:36:07.52 ID:XBz9632AO
ーーー廊下ーーー
上条「話ってなんだよ。教室じゃダメなのか?」
土御門「そっちの端まで移動しよう。人にあまり聞かれたくない」
上条「人に聞かれちゃマズイ話か…」
上条「まさかとは思うけど、魔術師が侵入したから殴り倒せー…、とか外国まで音速旅客機でレッツゴー…、とか言うんじゃねえだろうな」
土御門「安心しろカミやん。そんな話じゃない」
上条「じゃあなんの話だよ」
土御門「シャットアウラ=セクウェンツィアのことだ」
上条「シャットアウラ? あいつがどうかしたのか?」
土御門「どういう状況だ?」
上条「どういうって言われても別に……、あ。解決した解決した」
土御門「………はっ?」
上条「話ってなんだよ。教室じゃダメなのか?」
土御門「そっちの端まで移動しよう。人にあまり聞かれたくない」
上条「人に聞かれちゃマズイ話か…」
上条「まさかとは思うけど、魔術師が侵入したから殴り倒せー…、とか外国まで音速旅客機でレッツゴー…、とか言うんじゃねえだろうな」
土御門「安心しろカミやん。そんな話じゃない」
上条「じゃあなんの話だよ」
土御門「シャットアウラ=セクウェンツィアのことだ」
上条「シャットアウラ? あいつがどうかしたのか?」
土御門「どういう状況だ?」
上条「どういうって言われても別に……、あ。解決した解決した」
土御門「………はっ?」
261: 2013/09/17(火) 23:41:19.01 ID:OBUoPpAl0
上条「理由はわかんねえけど朝起きたら突然元の姿に……って痛い痛い!」
土御門「そういうっ、ことはっ、サッサと報告して欲しいにゃー!」ギリギリ
上条「痛い痛い! にゃーにゃー言いながらヘッドロックかますな!」バッ
上条「それに、しょうがないだろ! 朝起きて突然のことだったんだから!」
土御門「あぁ…? ああ、なるほどにゃー。だからカミやんニヤニヤデレデレしてたのか」
上条「はっ?」
土御門「いやいやなんでもないぜよ」
土御門(つまりシャットアウラ=セクウェンツィアはカミやんに告ったってことか…)
土御門(……爆ぜろリア充めっ!)
土御門「そういうっ、ことはっ、サッサと報告して欲しいにゃー!」ギリギリ
上条「痛い痛い! にゃーにゃー言いながらヘッドロックかますな!」バッ
上条「それに、しょうがないだろ! 朝起きて突然のことだったんだから!」
土御門「あぁ…? ああ、なるほどにゃー。だからカミやんニヤニヤデレデレしてたのか」
上条「はっ?」
土御門「いやいやなんでもないぜよ」
土御門(つまりシャットアウラ=セクウェンツィアはカミやんに告ったってことか…)
土御門(……爆ぜろリア充めっ!)
262: 2013/09/17(火) 23:43:32.36 ID:XBz9632AO
上条「それよりシャットアウラについての話ってなんなんだよ」
土御門「おっと、そうだったそうだった。まあ、シャットアウラ=セクウェンツィアの姿が戻ったっていうならもうどうでもいいことかもしれないが…」
上条「まさかまたシャットアウラに復讐を考えてる奴が…」
土御門「いや、近いがちょっと毛色が違う。カミやん…『過激派』ってわかるか?」
上条「『カゲキハ』? ……それって暴力とかでテロ行為をしたりする集団のことか?」
土御門「ああ、言ってみればスキルアウトみたいなもんだ」
土御門「だが今回話にあげてるのは、ただのスキルアウトとは違って大掛かりな組織だったり強力な能力者もいるが」
上条「おい、それって…」
土御門「カミやんが考えてるようなことはないぜい。『人的資源プロジェクト』の時みたいにこの街が直接関わっているわけじゃない」
土御門「過激派なんて言ってもただのチンケな犯罪者集団ってことだにゃー」
土御門「おっと、そうだったそうだった。まあ、シャットアウラ=セクウェンツィアの姿が戻ったっていうならもうどうでもいいことかもしれないが…」
上条「まさかまたシャットアウラに復讐を考えてる奴が…」
土御門「いや、近いがちょっと毛色が違う。カミやん…『過激派』ってわかるか?」
上条「『カゲキハ』? ……それって暴力とかでテロ行為をしたりする集団のことか?」
土御門「ああ、言ってみればスキルアウトみたいなもんだ」
土御門「だが今回話にあげてるのは、ただのスキルアウトとは違って大掛かりな組織だったり強力な能力者もいるが」
上条「おい、それって…」
土御門「カミやんが考えてるようなことはないぜい。『人的資源プロジェクト』の時みたいにこの街が直接関わっているわけじゃない」
土御門「過激派なんて言ってもただのチンケな犯罪者集団ってことだにゃー」
263: 2013/09/17(火) 23:47:20.61 ID:OBUoPpAl0
上条「それとシャットアウラの関わりってもしかして…」
土御門「そ。ただの犯罪者ってことは当然管轄はアンチスキルのものだし、場合によっては『黒鴉部隊』にも応援要請がいく」
土御門「というより、もういってるはずだにゃー」
上条「………はっ? はぁ!?」
土御門「そんなに驚くことじゃないぜよ。この街の基本的な治安維持は『警備員』の仕事だが、『黒鴉部隊』も実績は十分ある。つまり事件があれば駆り出されるんだぜい?」
土御門「むしろ今回の『過激派』の件は『黒鴉部隊』が関わるのは当然なんだにゃー」
上条「どういうことだ?」
土御門「『黒鴉部隊』はここのところ犯罪者の検挙じゃ相当な成果をあげている」
土御門「当然、その分犯罪者にも恨まれるし目の敵にされる。この前のシャットアウラ襲撃みたいにな」
上条「………」
土御門「今回の『過激派』の中には組織立って無能力者狩りをやってた能力者。組織を潰されたスキルアウトのメンバーもいる。どいつもこいつも『黒鴉部隊』が関わってるんだぜい」
上条「つまり、一度相手にしたんだから最後まで責任もって働いて、捕まろってことか?」
土御門「まあ『黒鴉部隊』ってのは慈善事業じゃないからな。金が関わる以上最後までキッチリってことだ」
土御門「そ。ただの犯罪者ってことは当然管轄はアンチスキルのものだし、場合によっては『黒鴉部隊』にも応援要請がいく」
土御門「というより、もういってるはずだにゃー」
上条「………はっ? はぁ!?」
土御門「そんなに驚くことじゃないぜよ。この街の基本的な治安維持は『警備員』の仕事だが、『黒鴉部隊』も実績は十分ある。つまり事件があれば駆り出されるんだぜい?」
土御門「むしろ今回の『過激派』の件は『黒鴉部隊』が関わるのは当然なんだにゃー」
上条「どういうことだ?」
土御門「『黒鴉部隊』はここのところ犯罪者の検挙じゃ相当な成果をあげている」
土御門「当然、その分犯罪者にも恨まれるし目の敵にされる。この前のシャットアウラ襲撃みたいにな」
上条「………」
土御門「今回の『過激派』の中には組織立って無能力者狩りをやってた能力者。組織を潰されたスキルアウトのメンバーもいる。どいつもこいつも『黒鴉部隊』が関わってるんだぜい」
上条「つまり、一度相手にしたんだから最後まで責任もって働いて、捕まろってことか?」
土御門「まあ『黒鴉部隊』ってのは慈善事業じゃないからな。金が関わる以上最後までキッチリってことだ」
264: 2013/09/17(火) 23:48:47.96 ID:XBz9632AO
上条「結構…大変なんだな…」
上条「ん? じゃあ土御門が気にしてたことってなんだ?」
土御門「オレが気にしてたのは、シャットアウラ=セクウェンツィアが働けないならどうにかして『黒鴉部隊』に回った仕事をなかったことに根回しするかってことだにゃー」
上条「土御門……お前…」
土御門「ふっ…。土御門さんは世界の平和を守るため、暗躍するのが仕事だからにゃー」キリッ
上条「カッコつけてるけど無駄だったんだよな。お前の心配」
土御門「うるさいぜよ」
上条「まあ、シャットアウラのこと気にかけてくれてサンキューな」
土御門「気にするな。それに多分大したことにはならんぜよ」
上条「なんで?」
土御門「過激派っていっても中身はただの犯罪者の寄せ集め。中には元敵対組織の人間なんかもいるんだにゃー」
上条「無能力者狩りとスキルアウトとかか」
上条「ってことは…」
土御門「仲間割れして行動起こす前にほとんど壊滅状態だ」
上条「馬鹿じゃねえのそいつら」
上条「ん? じゃあ土御門が気にしてたことってなんだ?」
土御門「オレが気にしてたのは、シャットアウラ=セクウェンツィアが働けないならどうにかして『黒鴉部隊』に回った仕事をなかったことに根回しするかってことだにゃー」
上条「土御門……お前…」
土御門「ふっ…。土御門さんは世界の平和を守るため、暗躍するのが仕事だからにゃー」キリッ
上条「カッコつけてるけど無駄だったんだよな。お前の心配」
土御門「うるさいぜよ」
上条「まあ、シャットアウラのこと気にかけてくれてサンキューな」
土御門「気にするな。それに多分大したことにはならんぜよ」
上条「なんで?」
土御門「過激派っていっても中身はただの犯罪者の寄せ集め。中には元敵対組織の人間なんかもいるんだにゃー」
上条「無能力者狩りとスキルアウトとかか」
上条「ってことは…」
土御門「仲間割れして行動起こす前にほとんど壊滅状態だ」
上条「馬鹿じゃねえのそいつら」
265: 2013/09/17(火) 23:53:11.02 ID:OBUoPpAl0
土御門「ちょっと前に第七学区内で能力者同士の喧嘩があったのを知ってるか?」
上条「いや、知らないな」
土御門「結構TVでもやってたんだがな…」
土御門「まあ、そいつらが『過激派』に属していてな、アンチスキルが取り調べてそこから芋づる式に、って訳だ」
上条「意味深な雰囲気かもしだしといて始まる前から終わるって…」
土御門「だから残っているのはただの残党。シャットアウラ=セクウェンツィアが戻った『黒鴉部隊』ならあっさり解決するだろうな」
上条「なんだ。じゃあ特に心配することって…」
土御門「無いだろうにゃー」
上条「よかったぁ」
上条「いや、知らないな」
土御門「結構TVでもやってたんだがな…」
土御門「まあ、そいつらが『過激派』に属していてな、アンチスキルが取り調べてそこから芋づる式に、って訳だ」
上条「意味深な雰囲気かもしだしといて始まる前から終わるって…」
土御門「だから残っているのはただの残党。シャットアウラ=セクウェンツィアが戻った『黒鴉部隊』ならあっさり解決するだろうな」
上条「なんだ。じゃあ特に心配することって…」
土御門「無いだろうにゃー」
上条「よかったぁ」
266: 2013/09/17(火) 23:55:22.40 ID:XBz9632AO
ーーーーーーーーーーーー
シャットアウラ「……はぁ…はぁ…」
シャットアウラ「こちらクロウリーダー! 応答しろ!」
ガガガッ
ジジーッ
シャットアウラ「……クソッ!」
シャットアウラ「やっかいな……」
シャットアウラ「逆恨みもはなはだしい……」
シャットアウラ「『過激派』の連中め…」
シャットアウラ「……はぁ…はぁ…」
シャットアウラ「こちらクロウリーダー! 応答しろ!」
ガガガッ
ジジーッ
シャットアウラ「……クソッ!」
シャットアウラ「やっかいな……」
シャットアウラ「逆恨みもはなはだしい……」
シャットアウラ「『過激派』の連中め…」
271: 2013/09/23(月) 23:34:59.04 ID:TOMq8/K10
ーーー少し前ーーー
シャットアウラ(復帰早々に仕事か……、これでは冥土帰しの所へ行くのは後になるな)
シャットアウラ(それにしても……告白したんだよな……、お互いに好き同士…///)
クロウ7「隊長!」
シャットアウラ「!」
クロウ7「お久しぶりです。……あの、隊長? 大丈夫ですか…?」
シャットアウラ「な、なにがだっ?」
クロウ7「あ、いえ。随分とお顔が赤いようですが…」
シャットアウラ「っ! ……も、問題ないっ。それよりもアンチスキルからの要請の内容はなんだっ」
クロウ7「報告します」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
シャットアウラ(復帰早々に仕事か……、これでは冥土帰しの所へ行くのは後になるな)
シャットアウラ(それにしても……告白したんだよな……、お互いに好き同士…///)
クロウ7「隊長!」
シャットアウラ「!」
クロウ7「お久しぶりです。……あの、隊長? 大丈夫ですか…?」
シャットアウラ「な、なにがだっ?」
クロウ7「あ、いえ。随分とお顔が赤いようですが…」
シャットアウラ「っ! ……も、問題ないっ。それよりもアンチスキルからの要請の内容はなんだっ」
クロウ7「報告します」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
272: 2013/09/23(月) 23:37:43.77 ID:rs3DbVGAO
シャットアウラ「過激派か…」
クロウ7「すでにアンチスキルにより残党の7割は制圧済み。残りは散り散りに街中を逃走中とのことです」
シャットアウラ「つまり逃走中の奴らを捕まえるのを手伝えということか」
クロウ7「はい。主犯格の面々が現在銀行に立てこもっているらしく、アンチスキルの人員を多数そちらに割いている為我々にも要請が…」
シャットアウラ「わかった。それで我々の担当はどうなっている?」
クロウ7「現在逃走中の目標をクロウ3からクロウ6が追跡中。クロウ1、クロウ2は逃走ルートを計算して先回りをしています」
シャットアウラ「そうか。なら私たちも行くぞ」
クロウ7「はっ」
クロウ7「すでにアンチスキルにより残党の7割は制圧済み。残りは散り散りに街中を逃走中とのことです」
シャットアウラ「つまり逃走中の奴らを捕まえるのを手伝えということか」
クロウ7「はい。主犯格の面々が現在銀行に立てこもっているらしく、アンチスキルの人員を多数そちらに割いている為我々にも要請が…」
シャットアウラ「わかった。それで我々の担当はどうなっている?」
クロウ7「現在逃走中の目標をクロウ3からクロウ6が追跡中。クロウ1、クロウ2は逃走ルートを計算して先回りをしています」
シャットアウラ「そうか。なら私たちも行くぞ」
クロウ7「はっ」
273: 2013/09/23(月) 23:42:45.84 ID:TOMq8/K10
ーーー現在ーーー
シャットアウラ(機動兵器の入り込めない屋内に逃げこんでからの不意打ちによる強襲……。どう考えても誘い込まれたな)
シャットアウラ(外に人数を配置し、クロウ1、クロウ2を迎撃。追撃部隊も食い止めるとは……、初めからここで勝負を仕掛けるだったのか?)
シャットアウラ(ご丁寧に入り口を爆破で塞ぎ、妨害電波でも出して通信機器を封じる)
シャットアウラ(共に中に侵入したクロウ7とも分断させられたようだし)
シャットアウラ(随分と手の込んだまねをしてくれる)
シャットアウラ(こうなったら一度外に出て外の連中を蹴散らすか…)
ゴオォゥ
シャットアウラ「っ!?」バッ
シャットアウラ(炎!? 発火能力者かっ?)
「チッ!」ダダッ
シャットアウラ「待てっ!」ダッ
シャットアウラ(機動兵器の入り込めない屋内に逃げこんでからの不意打ちによる強襲……。どう考えても誘い込まれたな)
シャットアウラ(外に人数を配置し、クロウ1、クロウ2を迎撃。追撃部隊も食い止めるとは……、初めからここで勝負を仕掛けるだったのか?)
シャットアウラ(ご丁寧に入り口を爆破で塞ぎ、妨害電波でも出して通信機器を封じる)
シャットアウラ(共に中に侵入したクロウ7とも分断させられたようだし)
シャットアウラ(随分と手の込んだまねをしてくれる)
シャットアウラ(こうなったら一度外に出て外の連中を蹴散らすか…)
ゴオォゥ
シャットアウラ「っ!?」バッ
シャットアウラ(炎!? 発火能力者かっ?)
「チッ!」ダダッ
シャットアウラ「待てっ!」ダッ
275: 2013/09/23(月) 23:43:53.86 ID:rs3DbVGAO
ーーーとある高校ーーー
黄泉川「わかった、すぐに向かう」
上条「あれって黄泉川先生?」
土御門「随分急いでるみたいだにゃんー」
上条「黄泉川先生、どうかしたんですか?」
黄泉川「おお。月詠先生のとこの悪ガキ共か。なにアンチスキルのほうでちょっとな」
上条「アンチスキルって……なにかあったんですかっ?」
黄泉川「街中でバカ共が少し暴れててな、色々マズイらしく急遽招集がかかったんじゃんよ」
黄泉川「わかった、すぐに向かう」
上条「あれって黄泉川先生?」
土御門「随分急いでるみたいだにゃんー」
上条「黄泉川先生、どうかしたんですか?」
黄泉川「おお。月詠先生のとこの悪ガキ共か。なにアンチスキルのほうでちょっとな」
上条「アンチスキルって……なにかあったんですかっ?」
黄泉川「街中でバカ共が少し暴れててな、色々マズイらしく急遽招集がかかったんじゃんよ」
276: 2013/09/23(月) 23:46:30.93 ID:TOMq8/K10
上条「マズイって…」
黄泉川「心配はいらないじゃん。すでに収束に向かってるし『黒鴉部隊』っていう、精鋭の応援も呼んでるからな」
上条「!」
黄泉川「だから…」prrrr
黄泉川「はいこちら黄泉川。……ああ、ああ……はっ? 応援からの信号が途絶えたっ? …ああ、わかった」ピッ
上条「ちょっ、黄泉川先生、今の…」
黄泉川「悪いな。どうやら急がないといけなくなった」
黄泉川「今日の2時間連続体育は災誤先生に変わってもらうことになってるじゃん。それじゃあなっ」
黄泉川「心配はいらないじゃん。すでに収束に向かってるし『黒鴉部隊』っていう、精鋭の応援も呼んでるからな」
上条「!」
黄泉川「だから…」prrrr
黄泉川「はいこちら黄泉川。……ああ、ああ……はっ? 応援からの信号が途絶えたっ? …ああ、わかった」ピッ
上条「ちょっ、黄泉川先生、今の…」
黄泉川「悪いな。どうやら急がないといけなくなった」
黄泉川「今日の2時間連続体育は災誤先生に変わってもらうことになってるじゃん。それじゃあなっ」
277: 2013/09/23(月) 23:49:53.14 ID:rs3DbVGAO
上条「………」
土御門「どうする気ぜよ、カミやん」
上条「どうするって…」
土御門「信号が途絶えたってことが、必ずしも敵にやられたとは限らない。単に通信手段を奪われただけかもしれない」
土御門「それに相手はただの能力者だったりチンピラだったりと、この街じゃよくいる類いだ。魔術師との戦いみたいにカミやんが出ばる必要はないぜよ」
上条「……そうかもしれねえけど」
土御門「心配する気持ちはわかるが少し落ち着け」
上条「………」ギリッ
土御門「……はぁ。まったくカミやんには困ったもんだにゃー」スチャ
上条「………?」
土御門「ふんふふっふーん」ピピッ
上条「なにやってんだ?」
土御門「オレも付き合うぜい。とりあえず場所の特定からだにゃー」
上条「土御門…」
土御門「オレも災ゴリラ先生の体育を2時間連続は嫌だからにゃー」
上条「まさかそれから逃げるために俺に協力するわけじゃねえよな?」
土御門「んー?」
上条「なんにせよ助かるからいいけどさ」
土御門「まずは学校から出るか。裏口に向かうぜい」
上条「おうっ」
土御門「どうでもいいが、カミやん出席日数大丈夫か?」
上条「今言わないでっ! 気にしないようにしてるんだから!」
土御門「どうする気ぜよ、カミやん」
上条「どうするって…」
土御門「信号が途絶えたってことが、必ずしも敵にやられたとは限らない。単に通信手段を奪われただけかもしれない」
土御門「それに相手はただの能力者だったりチンピラだったりと、この街じゃよくいる類いだ。魔術師との戦いみたいにカミやんが出ばる必要はないぜよ」
上条「……そうかもしれねえけど」
土御門「心配する気持ちはわかるが少し落ち着け」
上条「………」ギリッ
土御門「……はぁ。まったくカミやんには困ったもんだにゃー」スチャ
上条「………?」
土御門「ふんふふっふーん」ピピッ
上条「なにやってんだ?」
土御門「オレも付き合うぜい。とりあえず場所の特定からだにゃー」
上条「土御門…」
土御門「オレも災ゴリラ先生の体育を2時間連続は嫌だからにゃー」
上条「まさかそれから逃げるために俺に協力するわけじゃねえよな?」
土御門「んー?」
上条「なんにせよ助かるからいいけどさ」
土御門「まずは学校から出るか。裏口に向かうぜい」
上条「おうっ」
土御門「どうでもいいが、カミやん出席日数大丈夫か?」
上条「今言わないでっ! 気にしないようにしてるんだから!」
278: 2013/09/23(月) 23:53:12.90 ID:TOMq8/K10
ーーーーーーーーー
シャットアウラ「……ちょこまかと逃げ回って…」
シャットアウラ「いや…、これも作戦かなにかか? だとしたらまんまとハマってしまったわけだが…」
シャットアウラ「……気にしても仕方がない。とりあえず状況の把握からだな」
シャットアウラ「そもそもこの建物は……廃工場? ……いや自動車の整備工場か」
シャットアウラ「自動車だけじゃないな小型のボートや型落ちした駆動鎧まで…」
シャットアウラ「雑に放置されているところをみると、正規の施設ではなさそうだな。大方、元はスキルアウト相手に営業していたんだろう」
シャットアウラ「さっきの発火能力者が躊躇無く攻撃した様子から、ガソリンなんかの引火しやすい燃料は無さそうだな」
シャットアウラ「だったらやることは簡単だ。レアアースペレットは十分あるしここで捕まえてやろう」
シャットアウラ「なあ」
ヒュン
「っ!?」
シャットアウラ(今だ!)パシュッ
シャットアウラ「」キィンッ
ドォゥン!
「うぉっ!」
シャットアウラ(直撃しないように爆発させたが……狙いが甘かったな。避けられたか)
シャットアウラ「……ちょこまかと逃げ回って…」
シャットアウラ「いや…、これも作戦かなにかか? だとしたらまんまとハマってしまったわけだが…」
シャットアウラ「……気にしても仕方がない。とりあえず状況の把握からだな」
シャットアウラ「そもそもこの建物は……廃工場? ……いや自動車の整備工場か」
シャットアウラ「自動車だけじゃないな小型のボートや型落ちした駆動鎧まで…」
シャットアウラ「雑に放置されているところをみると、正規の施設ではなさそうだな。大方、元はスキルアウト相手に営業していたんだろう」
シャットアウラ「さっきの発火能力者が躊躇無く攻撃した様子から、ガソリンなんかの引火しやすい燃料は無さそうだな」
シャットアウラ「だったらやることは簡単だ。レアアースペレットは十分あるしここで捕まえてやろう」
シャットアウラ「なあ」
ヒュン
「っ!?」
シャットアウラ(今だ!)パシュッ
シャットアウラ「」キィンッ
ドォゥン!
「うぉっ!」
シャットアウラ(直撃しないように爆発させたが……狙いが甘かったな。避けられたか)
279: 2013/09/23(月) 23:54:13.82 ID:rs3DbVGAO
「危ねえなぁ、おい」
シャットアウラ「………」カチャカチャ
「えっ、ちょっ」
ヒュン
シャットアウラ「………」パシュッ
シャットアウラ「」キィンッ
ドドォォン!!
「おわっ!? っぶねぇ!」
シャットアウラ「チッ」
「無言で攻撃するか!? 普通闘いの前って2、3言葉を交わすもんだろ!?」
シャットアウラ「しるか。こちらには貴様らと話す理由も必要も無い」カチャ
シャットアウラ「それに私は、炎を扱う大男が嫌いなんだ」ヒュン
発火能力者「理不尽に嫌われてる!?」
シャットアウラ「安心しろ。熱風を吸わない限り大した怪我はしない」パシュッ
発火能力者「心配どうも! でも残念でしたぁ! おい!」
シャットアウラ「?」
ベチャベチャ
シャットアウラ(なんだ? スライム? ともかく…)キィンッ
ボフン
シャットアウラ「………」カチャカチャ
「えっ、ちょっ」
ヒュン
シャットアウラ「………」パシュッ
シャットアウラ「」キィンッ
ドドォォン!!
「おわっ!? っぶねぇ!」
シャットアウラ「チッ」
「無言で攻撃するか!? 普通闘いの前って2、3言葉を交わすもんだろ!?」
シャットアウラ「しるか。こちらには貴様らと話す理由も必要も無い」カチャ
シャットアウラ「それに私は、炎を扱う大男が嫌いなんだ」ヒュン
発火能力者「理不尽に嫌われてる!?」
シャットアウラ「安心しろ。熱風を吸わない限り大した怪我はしない」パシュッ
発火能力者「心配どうも! でも残念でしたぁ! おい!」
シャットアウラ「?」
ベチャベチャ
シャットアウラ(なんだ? スライム? ともかく…)キィンッ
ボフン
280: 2013/09/23(月) 23:59:08.29 ID:TOMq8/K10
シャットアウラ「!? 不発っ? いや……爆発が抑えこまれたっ?」
発火能力者「は、ははっ。どうだ!」
シャットアウラ(私のペレットを包むように飛んできたあれは…)
シャットアウラ「防火用のゲルか」
発火能力者「もうばれたし!?」
シャットアウラ「断熱性に優れ、炎を包み込み酸素を与えない。さらに水分を含ませることで完全に鎮火させる……。確か最近家庭用に発売された物だったな」
シャットアウラ「水風船のように、投げつけると破裂してゲルが広がり炎を抑え込む」
シャットアウラ「あらかじめ破裂させたゲル風船を、近くに潜んだ念動能力者が操っているのか」
念動能力者「!」ガタッ
シャットアウラ「そこか」
発火能力者「勘よすぎだろ!」
シャットアウラ「そちらが複数であることは知っている。さらにペレットを包んだゲルの動きを見る限り、単に投げただけじゃないこともわかる」
シャットアウラ「しかし宙を舞っていたペレットや私のワイヤーを狙わなかったということは、動いてるものに対して精密な演算ができないのか?」
念動能力者「う……」
シャットアウラ(精々Level2か…ならば)カチャカチャ
発火能力者「またかっ!」
シャットアウラ「防ぎきれないほどの量を出せば済む!」
発火能力者「は、ははっ。どうだ!」
シャットアウラ(私のペレットを包むように飛んできたあれは…)
シャットアウラ「防火用のゲルか」
発火能力者「もうばれたし!?」
シャットアウラ「断熱性に優れ、炎を包み込み酸素を与えない。さらに水分を含ませることで完全に鎮火させる……。確か最近家庭用に発売された物だったな」
シャットアウラ「水風船のように、投げつけると破裂してゲルが広がり炎を抑え込む」
シャットアウラ「あらかじめ破裂させたゲル風船を、近くに潜んだ念動能力者が操っているのか」
念動能力者「!」ガタッ
シャットアウラ「そこか」
発火能力者「勘よすぎだろ!」
シャットアウラ「そちらが複数であることは知っている。さらにペレットを包んだゲルの動きを見る限り、単に投げただけじゃないこともわかる」
シャットアウラ「しかし宙を舞っていたペレットや私のワイヤーを狙わなかったということは、動いてるものに対して精密な演算ができないのか?」
念動能力者「う……」
シャットアウラ(精々Level2か…ならば)カチャカチャ
発火能力者「またかっ!」
シャットアウラ「防ぎきれないほどの量を出せば済む!」
281: 2013/09/23(月) 23:59:59.93 ID:rs3DbVGAO
シャットアウラ「これで………っ!?」
念動能力者「ははっ、甘くみるなよ!」ズズズ
シャットアウラ(大量のゲル!? こいつLevel3以上はあるのかっ?)
念動能力者「今投げたペレットは全部包んだ! これで爆弾としての機能は無いぞ!」
シャットアウラ「クソっ」
発火能力者「お返しだ!」ゴォォォ
念動能力者「念動力で炎を圧縮して包んだ爆裂弾。これでも食らってろぉぉ!!」
シャットアウラ「っ!」
バォォンッ!
念動能力者「ははっ、甘くみるなよ!」ズズズ
シャットアウラ(大量のゲル!? こいつLevel3以上はあるのかっ?)
念動能力者「今投げたペレットは全部包んだ! これで爆弾としての機能は無いぞ!」
シャットアウラ「クソっ」
発火能力者「お返しだ!」ゴォォォ
念動能力者「念動力で炎を圧縮して包んだ爆裂弾。これでも食らってろぉぉ!!」
シャットアウラ「っ!」
バォォンッ!
282: 2013/09/24(火) 00:02:44.12 ID:xYtrz3oM0
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
発火能力者「………やったか?」
念動能力者「い、今のは流石にやっただろ。は、ははっ。俺に歯向かうからだ!バーカバーカ!」
発火能力者「おい、やめとけって。なんかそういうの氏亡フラグな気が…」
キィンッ
発火能力者「!? 伏せろっ!」
ドォゥン!
念動能力者「ぶべらっ!?」ゴシャッ
発火能力者「駆動鎧の残骸!? どっから…」
シャットアウラ「まずは1人」
発火能力者「! ……マジかよ。あれを避けるかね」
シャットアウラ「私も爆発物を扱う能力者だ。自爆しないよう回避能力には自信があるし、スーツによる身体強化も完全だ」
発火能力者「ずりぃ…」
発火能力者(直接爆弾が効かないとわかったら距離をとり、爆発の衝撃で物を飛ばしてぶつける……。偶々当たったとはいえ無茶苦茶にもほどがある!)
シャットアウラ「これで私の能力を防ぐゲルも使えないしさっきの爆裂弾も作れない。1対1なら私のほうが強いぞ」
発火能力者「くっ…」
シャットアウラ「大人しく投降しろ」
発火能力者「………はっ。誰がするかよ!」ダッ
シャットアウラ「っ! 待てっ……先にこっちの念動能力者を縛らねば…」
シャットアウラ「完全に伸びてるな。まさか顔面に当たるとは…」
シャットアウラ(それにしてもほんとにLevel3以上か? こいつ。小者というかなんというか…)ウーン
シャットアウラ「ともかくあいつを追わないと」
ーーーーーー
ーーー
発火能力者「………やったか?」
念動能力者「い、今のは流石にやっただろ。は、ははっ。俺に歯向かうからだ!バーカバーカ!」
発火能力者「おい、やめとけって。なんかそういうの氏亡フラグな気が…」
キィンッ
発火能力者「!? 伏せろっ!」
ドォゥン!
念動能力者「ぶべらっ!?」ゴシャッ
発火能力者「駆動鎧の残骸!? どっから…」
シャットアウラ「まずは1人」
発火能力者「! ……マジかよ。あれを避けるかね」
シャットアウラ「私も爆発物を扱う能力者だ。自爆しないよう回避能力には自信があるし、スーツによる身体強化も完全だ」
発火能力者「ずりぃ…」
発火能力者(直接爆弾が効かないとわかったら距離をとり、爆発の衝撃で物を飛ばしてぶつける……。偶々当たったとはいえ無茶苦茶にもほどがある!)
シャットアウラ「これで私の能力を防ぐゲルも使えないしさっきの爆裂弾も作れない。1対1なら私のほうが強いぞ」
発火能力者「くっ…」
シャットアウラ「大人しく投降しろ」
発火能力者「………はっ。誰がするかよ!」ダッ
シャットアウラ「っ! 待てっ……先にこっちの念動能力者を縛らねば…」
シャットアウラ「完全に伸びてるな。まさか顔面に当たるとは…」
シャットアウラ(それにしてもほんとにLevel3以上か? こいつ。小者というかなんというか…)ウーン
シャットアウラ「ともかくあいつを追わないと」
284: 2013/09/24(火) 00:08:47.82 ID:xYtrz3oM0
ーーーーーーーーー
シャットアウラ「中々広いな…、奴はどこに…」
「助けてぇ!」
シャットアウラ「! 女の悲鳴!?」ダッ
シャットアウラ「こっちか! ……っ!」
発火能力者「へへっ」グイッ
少女「た、助けて…」
シャットアウラ(人質……)
シャットアウラ「この下衆め…」
発火能力者「はっ。爆弾なんか使ったらこの女も巻き込むことになるぞ」
少女「お、お願い…助けて…」
シャットアウラ「っ………」
発火能力者「これが俺の本気だよ」
シャットアウラ「随分ダサい本気だな」
発火能力者「うっせえよ! ともかく、こいつに怪我させたくなかったら余計な真似…」
チャキ
発火能力者「!?」
少女「!?」
シャットアウラ「中々広いな…、奴はどこに…」
「助けてぇ!」
シャットアウラ「! 女の悲鳴!?」ダッ
シャットアウラ「こっちか! ……っ!」
発火能力者「へへっ」グイッ
少女「た、助けて…」
シャットアウラ(人質……)
シャットアウラ「この下衆め…」
発火能力者「はっ。爆弾なんか使ったらこの女も巻き込むことになるぞ」
少女「お、お願い…助けて…」
シャットアウラ「っ………」
発火能力者「これが俺の本気だよ」
シャットアウラ「随分ダサい本気だな」
発火能力者「うっせえよ! ともかく、こいつに怪我させたくなかったら余計な真似…」
チャキ
発火能力者「!?」
少女「!?」
285: 2013/09/24(火) 00:10:57.39 ID:hf4zvT+AO
シャットアウラ「動くな」チャキ
発火能力者「余計な真似すんなって言ったろ!? なに銃なんか構えてんの!?」
シャットアウラ「入っているのはゴム弾だ。当たっても殺傷能力は無い」
発火能力者「いやっ、俺人質とってんだけど!?」
シャットアウラ「それだけデカイ図体した人間が、人1人を前に置いたくらいで隠れきるか」
発火能力者「そうじゃねえだろ! 人質いるのに銃向けるバカいねえだろって言ってんだよ!」
シャットアウラ「私の腕前なら人質には絶対に当てない。貴様の眉間に正確に当てることができる」
シャットアウラ「ゴム弾でも額に当たれば脳震盪くらいは起こすぞ」
発火能力者「っ……」
発火能力者「余計な真似すんなって言ったろ!? なに銃なんか構えてんの!?」
シャットアウラ「入っているのはゴム弾だ。当たっても殺傷能力は無い」
発火能力者「いやっ、俺人質とってんだけど!?」
シャットアウラ「それだけデカイ図体した人間が、人1人を前に置いたくらいで隠れきるか」
発火能力者「そうじゃねえだろ! 人質いるのに銃向けるバカいねえだろって言ってんだよ!」
シャットアウラ「私の腕前なら人質には絶対に当てない。貴様の眉間に正確に当てることができる」
シャットアウラ「ゴム弾でも額に当たれば脳震盪くらいは起こすぞ」
発火能力者「っ……」
286: 2013/09/24(火) 00:12:39.96 ID:xYtrz3oM0
シャットアウラ(……あの男、炎を手から出していた。つまり両手で人質を掴んでいる今は能力を使えない)
シャットアウラ(片手でいいからこちらに向けてくれれば人質が逃げ出す隙を作れるかもしれない)
シャットアウラ(だから…)
バシッ
シャットアウラ「……はっ?」
シャットアウラ(銃が…弾かれた?)
「はぁー、めんどくさ」
シャットアウラ「!」
「人質がいるってのに全然ビビらないじゃん。この女」
シャットアウラ「お前……」
少女「んー? あぁ、ゴメンねー。不幸にも人質になっちゃったいたいけな少女とでも思っちゃったー?」
シャットアウラ「今のは…念動能力か……つまり」
少女「そーそー。さっき大量のゲル操ったり爆裂弾作ってたのって私なんだよねー。つーかよく考えろよ、偶々こんなとこに、偶々人質に最適な美少女がいるかっての」
シャットアウラ「演技だったというわけか…」
少女「はいはいよくできましたー」
シャットアウラ「なるほど。まんまと引っかかったな。さっきの男は」
少女「Level2になったばっかの雑魚だよん。私はLevel3だけどー」
シャットアウラ「そうか…、まあ今更どうでもいいな。要は敵なのだから」
少女「なに、ヤる気?」
シャットアウラ「当然だ。貴様達を捕まえて秩序を正す」
少女「やれるもんならやってみろ、このブス」
シャットアウラ(片手でいいからこちらに向けてくれれば人質が逃げ出す隙を作れるかもしれない)
シャットアウラ(だから…)
バシッ
シャットアウラ「……はっ?」
シャットアウラ(銃が…弾かれた?)
「はぁー、めんどくさ」
シャットアウラ「!」
「人質がいるってのに全然ビビらないじゃん。この女」
シャットアウラ「お前……」
少女「んー? あぁ、ゴメンねー。不幸にも人質になっちゃったいたいけな少女とでも思っちゃったー?」
シャットアウラ「今のは…念動能力か……つまり」
少女「そーそー。さっき大量のゲル操ったり爆裂弾作ってたのって私なんだよねー。つーかよく考えろよ、偶々こんなとこに、偶々人質に最適な美少女がいるかっての」
シャットアウラ「演技だったというわけか…」
少女「はいはいよくできましたー」
シャットアウラ「なるほど。まんまと引っかかったな。さっきの男は」
少女「Level2になったばっかの雑魚だよん。私はLevel3だけどー」
シャットアウラ「そうか…、まあ今更どうでもいいな。要は敵なのだから」
少女「なに、ヤる気?」
シャットアウラ「当然だ。貴様達を捕まえて秩序を正す」
少女「やれるもんならやってみろ、このブス」
291: 2013/09/29(日) 23:17:46.99 ID:HrCQzBWF0
ーーーーーーーーー
上条「……おぉ」
土御門「流石は黒鴉部隊。完全に押してるぜよ」
上条「向こうは駆動鎧も使ってるみたいだけど…」
土御門「あんな型落ちしたジャンク品で最新鋭の装備を扱う連中に勝てる訳ないにゃー」
上条「なるほど。シャットアウラは…」
土御門「多分建物の中だな」
上条「中か……、流石に正面きっては入れないな」
土御門「オレが土台になるから一度裏手にまわって塀を乗り越えろカミやん」
上条「わかった。協力してもらって悪いな」
土御門「いやいや、友達として力を貸すのは当然だにゃー」
上条「土御門……」
土御門「早く行くぞ」
上条「……おう!」
土御門(……カミやんが女の子関連で熱くになることは多々あったが、恋愛なんてものが絡むのは初めてだにゃー)
土御門(ここまで真剣な目をするとは……)
土御門(ねーちんをからかうのにこれほどおいしいネタはないぜよ)ニヤニヤ
上条「……おぉ」
土御門「流石は黒鴉部隊。完全に押してるぜよ」
上条「向こうは駆動鎧も使ってるみたいだけど…」
土御門「あんな型落ちしたジャンク品で最新鋭の装備を扱う連中に勝てる訳ないにゃー」
上条「なるほど。シャットアウラは…」
土御門「多分建物の中だな」
上条「中か……、流石に正面きっては入れないな」
土御門「オレが土台になるから一度裏手にまわって塀を乗り越えろカミやん」
上条「わかった。協力してもらって悪いな」
土御門「いやいや、友達として力を貸すのは当然だにゃー」
上条「土御門……」
土御門「早く行くぞ」
上条「……おう!」
土御門(……カミやんが女の子関連で熱くになることは多々あったが、恋愛なんてものが絡むのは初めてだにゃー)
土御門(ここまで真剣な目をするとは……)
土御門(ねーちんをからかうのにこれほどおいしいネタはないぜよ)ニヤニヤ
292: 2013/09/29(日) 23:20:17.25 ID:YaKYn3dAO
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
パリーン
上条「よっと」
上条「暗いな…、足下も悪いし」
上条「そんなことよりシャットアウラは……」
ドォーン
上条「!?」
上条「爆発…? 奥からかっ」ダッ
ーーーーーー
ーーー
パリーン
上条「よっと」
上条「暗いな…、足下も悪いし」
上条「そんなことよりシャットアウラは……」
ドォーン
上条「!?」
上条「爆発…? 奥からかっ」ダッ
293: 2013/09/29(日) 23:24:11.70 ID:YaKYn3dAO
ーーーーーーーーー
発火能力者「おばっ!」メキョッ
シャットアウラ「ふんっ」
発火能力者「ぅ……」ドサッ
少女「一発KOとか……ゴリラかよ、お前」
シャットアウラ「スーツによる身体強化だ。素でこんな怪力なわけではない」カチャカチャ
少女「また爆弾か。ワンパターンなんだよ!」ズズズッ
シャットアウラ「遅い!」キィン
少女「!」
ズドドォン!
少女(チッ。あいつ、爆発をぶつけ合わせて爆風の方向を調整してんのか…)
少女(そうやってわざわざ遠距離から攻撃か……、でもまあそれはブラフで)
少女「爆発に紛れて近づいて直接攻撃か!」
シャットアウラ「っ!」ダッ
シャットアウラ(読まれてっ)
少女「あの木偶の坊みたいにヤれると思うなって!」ズズッ
シャットアウラ「!?」
発火能力者「おばっ!」メキョッ
シャットアウラ「ふんっ」
発火能力者「ぅ……」ドサッ
少女「一発KOとか……ゴリラかよ、お前」
シャットアウラ「スーツによる身体強化だ。素でこんな怪力なわけではない」カチャカチャ
少女「また爆弾か。ワンパターンなんだよ!」ズズズッ
シャットアウラ「遅い!」キィン
少女「!」
ズドドォン!
少女(チッ。あいつ、爆発をぶつけ合わせて爆風の方向を調整してんのか…)
少女(そうやってわざわざ遠距離から攻撃か……、でもまあそれはブラフで)
少女「爆発に紛れて近づいて直接攻撃か!」
シャットアウラ「っ!」ダッ
シャットアウラ(読まれてっ)
少女「あの木偶の坊みたいにヤれると思うなって!」ズズッ
シャットアウラ「!?」
295: 2013/09/29(日) 23:26:46.06 ID:YaKYn3dAO
ドォーン
上条「! また爆発……でもさっきより近いな」
上条「多分シャットアウラの能力だよな…」
上条「無事でいてくれよっ」
上条「! また爆発……でもさっきより近いな」
上条「多分シャットアウラの能力だよな…」
上条「無事でいてくれよっ」
296: 2013/09/29(日) 23:28:37.60 ID:HrCQzBWF0
ーーーーーーーーー
少女(……いってぇ、直撃はしなかったけど爆風でとばされたのか……、体動かねー)
シャットアウラ「ごほっ…」
少女「無事なのかよ……」
シャットアウラ「完全に無傷ではないが……少なくとも貴様と違って体は動かせるぞ」
少女「チッ」
シャットアウラ「外も静かになっている。これで任務完了か…」
発火能力者「だったらいいけどなぁ…」
シャットアウラ「!」
発火能力者「はぁ…はぁ…」
シャットアウラ「貴様…」
発火能力者「せめて最後に一発お前に喰らわしてやんよぉぉぉ!」
ゴォォゥ!
シャットアウラ「くそっ!」バッ
少女(……いってぇ、直撃はしなかったけど爆風でとばされたのか……、体動かねー)
シャットアウラ「ごほっ…」
少女「無事なのかよ……」
シャットアウラ「完全に無傷ではないが……少なくとも貴様と違って体は動かせるぞ」
少女「チッ」
シャットアウラ「外も静かになっている。これで任務完了か…」
発火能力者「だったらいいけどなぁ…」
シャットアウラ「!」
発火能力者「はぁ…はぁ…」
シャットアウラ「貴様…」
発火能力者「せめて最後に一発お前に喰らわしてやんよぉぉぉ!」
ゴォォゥ!
シャットアウラ「くそっ!」バッ
297: 2013/09/29(日) 23:30:11.43 ID:YaKYn3dAO
ドゴンッ!
シャットアウラ(!? 柱に…マズイっ!)
グラアァ
発火能力者「うぉっ!?」バッ
少女「ウソっ!?」
シャットアウラ「倒れるぞ! 避けろ!」
少女「あっ…」
シャットアウラ「っ!」バッ
ゴシャアァァ!
シャットアウラ(!? 柱に…マズイっ!)
グラアァ
発火能力者「うぉっ!?」バッ
少女「ウソっ!?」
シャットアウラ「倒れるぞ! 避けろ!」
少女「あっ…」
シャットアウラ「っ!」バッ
ゴシャアァァ!
298: 2013/09/29(日) 23:33:33.06 ID:YaKYn3dAO
上条「!?」
上条「なんだ今の音……何か崩れたのか…?」
上条「そっちから……」タッ
上条「っ! シャットアウラ!」
シャットアウラ「……上条…? 何故お前が…?」
上条「おい大丈夫かっ!」
シャットアウラ「問題…ない。直撃はしていないからな」
上条「脚が挟まれて…」
シャットアウラ「感覚は…ある。潰れてはいないようだ。ただ挟まっているだけみたいだな…」
シャットアウラ「それより近くに男と女がいないか?」
上条「えっ、あ、あぁ。2人とも気を失ってるけど…あんまり大きな怪我はしてなさそうだ。若干服が焦げてるけど」
シャットアウラ「そうか…」
上条「とりあえず、これをどけないと…」
「隊長! ご無事ですか!?」
上条「!」
上条「なんだ今の音……何か崩れたのか…?」
上条「そっちから……」タッ
上条「っ! シャットアウラ!」
シャットアウラ「……上条…? 何故お前が…?」
上条「おい大丈夫かっ!」
シャットアウラ「問題…ない。直撃はしていないからな」
上条「脚が挟まれて…」
シャットアウラ「感覚は…ある。潰れてはいないようだ。ただ挟まっているだけみたいだな…」
シャットアウラ「それより近くに男と女がいないか?」
上条「えっ、あ、あぁ。2人とも気を失ってるけど…あんまり大きな怪我はしてなさそうだ。若干服が焦げてるけど」
シャットアウラ「そうか…」
上条「とりあえず、これをどけないと…」
「隊長! ご無事ですか!?」
上条「!」
299: 2013/09/29(日) 23:35:54.77 ID:HrCQzBWF0
シャットアウラ「クロウ7か?」
クロウ7「隊長……! これは…」
上条(この服装……シャットアウラの仲間か)
クロウ7「なるほど…お前が…」
上条「………へっ? 俺?」
クロウ7「よくもここまでのことを……その上仲間を巻き込んでまでも」
上条「ちょ、ちょっと待った!」
クロウ7「問答無用だ!」ダンッ
上条「タイムタイム!」
ガシッ
上条「うぉっ!?」
クロウ7「おらぁぁ!!」ブンッ
上条「一本背負いぃぃぃぃ!?」
バンッ!
上条「おぐっ!」
シャットアウラ「あ、あぁ…」
上条「ふ、不幸…だ…」
クロウ7「隊長……! これは…」
上条(この服装……シャットアウラの仲間か)
クロウ7「なるほど…お前が…」
上条「………へっ? 俺?」
クロウ7「よくもここまでのことを……その上仲間を巻き込んでまでも」
上条「ちょ、ちょっと待った!」
クロウ7「問答無用だ!」ダンッ
上条「タイムタイム!」
ガシッ
上条「うぉっ!?」
クロウ7「おらぁぁ!!」ブンッ
上条「一本背負いぃぃぃぃ!?」
バンッ!
上条「おぐっ!」
シャットアウラ「あ、あぁ…」
上条「ふ、不幸…だ…」
300: 2013/09/29(日) 23:37:02.31 ID:YaKYn3dAO
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
クロウ7「申し訳ありませんでした!」ペコッ
上条「いやいや、大丈夫だから」アハハー
クロウ7「まさか隊長のお知り合いの方だとは…」
上条「気にしなくていいって。元はと言えば関係ないのにあの場所に居た俺が悪いんだし」
クロウ7「しかし…」
シャットアウラ「その通りだ。上条当麻、何故お前がここにいるんだ」
上条「えっと…それはですね…」
シャットアウラ「学校はどうしたんだいったい」
上条「いや…その…シャットアウラがピンチだって聞いて、居ても立っても居られずに…」
シャットアウラ「はっ?」
上条「ですからっ、上条さんはシャットアウラのことが心配だったんです! それで思わずここまで来ちゃったんです!」
シャットアウラ「し、心配!? 心配って…」
上条「病み上がりなんだから心配して当然だろうが! ……っつても俺がしたことって投げ飛ばされただけなんですけどね……」ショボーン
ーーーーーー
ーーー
クロウ7「申し訳ありませんでした!」ペコッ
上条「いやいや、大丈夫だから」アハハー
クロウ7「まさか隊長のお知り合いの方だとは…」
上条「気にしなくていいって。元はと言えば関係ないのにあの場所に居た俺が悪いんだし」
クロウ7「しかし…」
シャットアウラ「その通りだ。上条当麻、何故お前がここにいるんだ」
上条「えっと…それはですね…」
シャットアウラ「学校はどうしたんだいったい」
上条「いや…その…シャットアウラがピンチだって聞いて、居ても立っても居られずに…」
シャットアウラ「はっ?」
上条「ですからっ、上条さんはシャットアウラのことが心配だったんです! それで思わずここまで来ちゃったんです!」
シャットアウラ「し、心配!? 心配って…」
上条「病み上がりなんだから心配して当然だろうが! ……っつても俺がしたことって投げ飛ばされただけなんですけどね……」ショボーン
302: 2013/09/29(日) 23:39:30.55 ID:HrCQzBWF0
シャットアウラ「あっ…その、落ち込まなくとも…」
上条「無駄だし、邪魔しただけになっちゃったんですよ……」
シャットアウラ「っ!」
シャットアウラ「か、上条当麻!」
上条「?」
シャットアウラ「わ、私はっ、お前が私のことを心配して、わざわざ来てくれて、その……う、嬉しい…ぞ///」
上条「シャットアウラ…」
クロウ7「………」ニヤニヤ
少女「………」ニヤニヤ
シャットアウラ「だから……無駄なんかじゃない。お前のしたことは決して…………おい」
上条「?」
シャットアウラ「お前だクロウ7。それと女。なにニヤニヤしている」
クロウ7「えっ、あ、はっ! 申し訳ありません!」
少女「いや、お前の方がニヤニヤしてるし」
シャットアウラ「はぁっ!?///」
シャットアウラ「わ、私がそんなっ///」
クロウ7「申し訳ありません隊長! すぐにあちらに行きます! こいつらも連れて行きますので!」
発火能力者「」
念動能力者「」
少女「私はもうちょっと見ていたい」
クロウ7「黙って付いて来い! では隊長、続きをどうぞ」
シャットアウラ「いや、おい」
クロウ7「隊長……ご武運を」
シャットアウラ「いらん気を利かせるなぁぁぁ!!」
上条「無駄だし、邪魔しただけになっちゃったんですよ……」
シャットアウラ「っ!」
シャットアウラ「か、上条当麻!」
上条「?」
シャットアウラ「わ、私はっ、お前が私のことを心配して、わざわざ来てくれて、その……う、嬉しい…ぞ///」
上条「シャットアウラ…」
クロウ7「………」ニヤニヤ
少女「………」ニヤニヤ
シャットアウラ「だから……無駄なんかじゃない。お前のしたことは決して…………おい」
上条「?」
シャットアウラ「お前だクロウ7。それと女。なにニヤニヤしている」
クロウ7「えっ、あ、はっ! 申し訳ありません!」
少女「いや、お前の方がニヤニヤしてるし」
シャットアウラ「はぁっ!?///」
シャットアウラ「わ、私がそんなっ///」
クロウ7「申し訳ありません隊長! すぐにあちらに行きます! こいつらも連れて行きますので!」
発火能力者「」
念動能力者「」
少女「私はもうちょっと見ていたい」
クロウ7「黙って付いて来い! では隊長、続きをどうぞ」
シャットアウラ「いや、おい」
クロウ7「隊長……ご武運を」
シャットアウラ「いらん気を利かせるなぁぁぁ!!」
303: 2013/09/29(日) 23:40:48.65 ID:YaKYn3dAO
上条「えっと……シャットアウラさん?」
シャットアウラ「なんでこんなことに……」
上条「シャットアウラさーん?」
シャットアウラ「……上条当麻。肩を貸せ」
上条「えっ」
シャットアウラ「脚が痛む」
上条「あ、あぁ。わかった」
シャットアウラ「………」ギュッ
上条「しゃ、シャットアウラさんっ? これじゃあ肩を貸すというよりも抱きつかれているようなんですがっ///」ドキドキ
シャットアウラ「………」ギュー
上条「おぉっ…///」
シャットアウラ「なんでこんなことに……」
上条「シャットアウラさーん?」
シャットアウラ「……上条当麻。肩を貸せ」
上条「えっ」
シャットアウラ「脚が痛む」
上条「あ、あぁ。わかった」
シャットアウラ「………」ギュッ
上条「しゃ、シャットアウラさんっ? これじゃあ肩を貸すというよりも抱きつかれているようなんですがっ///」ドキドキ
シャットアウラ「………」ギュー
上条「おぉっ…///」
305: 2013/09/29(日) 23:45:02.58 ID:HrCQzBWF0
シャットアウラ「………外にいた過激派の連中は向こうでまとめて捕らえている」
上条「そ、そうなんですか…」
シャットアウラ「建物の中にいた3人はクロウ7が向こうに連れて行った」
上条「そう……ですね」
シャットアウラ「他の隊員達も何故かここにはいない」
上条「何故か……ね」
シャットアウラ「要するに、ここにいるのは私とお前だけだ」
上条「………」
シャットアウラ「先ほどの話の続きだが、私はとても、とても嬉しかった///」
上条「シャットアウラ…」
シャットアウラ「その……///」
上条「こっちを向いてくれシャットアウラ」
シャットアウラ「!」
上条「……いい…か?」
シャットアウラ(いいって……き、キスかっ!?)ゴクッ
シャットアウラ「…………///」コクリ
上条「………」スッ
シャットアウラ(ち、近いっ…///)
シャットアウラ(こ、こういうことをする時は目を閉じてっ///)
上条「………」
シャットアウラ「っ……///」ドキドキ
黄泉川「遅れてすまないじゃーん!」
上条「そ、そうなんですか…」
シャットアウラ「建物の中にいた3人はクロウ7が向こうに連れて行った」
上条「そう……ですね」
シャットアウラ「他の隊員達も何故かここにはいない」
上条「何故か……ね」
シャットアウラ「要するに、ここにいるのは私とお前だけだ」
上条「………」
シャットアウラ「先ほどの話の続きだが、私はとても、とても嬉しかった///」
上条「シャットアウラ…」
シャットアウラ「その……///」
上条「こっちを向いてくれシャットアウラ」
シャットアウラ「!」
上条「……いい…か?」
シャットアウラ(いいって……き、キスかっ!?)ゴクッ
シャットアウラ「…………///」コクリ
上条「………」スッ
シャットアウラ(ち、近いっ…///)
シャットアウラ(こ、こういうことをする時は目を閉じてっ///)
上条「………」
シャットアウラ「っ……///」ドキドキ
黄泉川「遅れてすまないじゃーん!」
306: 2013/09/29(日) 23:51:02.19 ID:YaKYn3dAO
上シャ「「っ!?」」
黄泉川「警備員の黄泉川だ。応援に来たんだが……」
上条「よ、黄泉川先生!?」
黄泉川「お前っ! 上条!? なんでこんなところに……学校はどうした!」
上条「あの、これはですね…」
黄泉川「そっちのは黒鴉部隊の……お前らなんで抱き合ってるじゃん?」
上シャ「「へっ? ………っ!///」」バッ
黄泉川「………まあ、そんなことより過激派は…」
クロウ7「私から報告を」ヌッ
黄泉川「あんたも黒鴉部隊の…」
クロウ7「逃走していた過激派は鎮圧完了いたしました。あちらで拘束してあります」
黄泉川「そうか。鉄装!」
鉄装「は、はいぃっ」
上条「じゃあ俺はこれで…」コソコソ
黄泉川「待て上条。まだお前がここにいる理由を聞いてないじゃん」
上条「いやこれには海よりも深く、山よりも大きな理由がありまして…」
黄泉川「なるほどな…」
上条「ま、待ってください! その辺に土御門のやつもいるはずです! 全てはそいつが知っています!」
黄泉川「土御門は今朝早退したぞ。 私が3バカの内のもう1人から聞いてそれを受理しておいた」
上条「はぁぁぁ!? 青髪から!? いつの間にそんな連絡してやがった!?」
黄泉川「ともかくだ、上条。学校サボって別の学区で女漁りとはいい度胸じゃん」
上条「女漁りなんかしてません!」
黄泉川「この調子だと私も午後までには学校に戻れる。理由とやらはその時聞いてやるじゃん」
黄泉川「災誤先生が2時間たっぷりとな」ニィッ
上条「い…いやぁぁぁぁ!! 不幸だぁぁぁ!!!」
黄泉川「警備員の黄泉川だ。応援に来たんだが……」
上条「よ、黄泉川先生!?」
黄泉川「お前っ! 上条!? なんでこんなところに……学校はどうした!」
上条「あの、これはですね…」
黄泉川「そっちのは黒鴉部隊の……お前らなんで抱き合ってるじゃん?」
上シャ「「へっ? ………っ!///」」バッ
黄泉川「………まあ、そんなことより過激派は…」
クロウ7「私から報告を」ヌッ
黄泉川「あんたも黒鴉部隊の…」
クロウ7「逃走していた過激派は鎮圧完了いたしました。あちらで拘束してあります」
黄泉川「そうか。鉄装!」
鉄装「は、はいぃっ」
上条「じゃあ俺はこれで…」コソコソ
黄泉川「待て上条。まだお前がここにいる理由を聞いてないじゃん」
上条「いやこれには海よりも深く、山よりも大きな理由がありまして…」
黄泉川「なるほどな…」
上条「ま、待ってください! その辺に土御門のやつもいるはずです! 全てはそいつが知っています!」
黄泉川「土御門は今朝早退したぞ。 私が3バカの内のもう1人から聞いてそれを受理しておいた」
上条「はぁぁぁ!? 青髪から!? いつの間にそんな連絡してやがった!?」
黄泉川「ともかくだ、上条。学校サボって別の学区で女漁りとはいい度胸じゃん」
上条「女漁りなんかしてません!」
黄泉川「この調子だと私も午後までには学校に戻れる。理由とやらはその時聞いてやるじゃん」
黄泉川「災誤先生が2時間たっぷりとな」ニィッ
上条「い…いやぁぁぁぁ!! 不幸だぁぁぁ!!!」
310: 2013/10/07(月) 22:11:05.37 ID:pCBU8i8AO
ーーー放課後ーーー
上条「だあぁっ! つっかれたぁ…」
上条「ほんとに2時間説教されるとは……」
上条「なんであんなにポンポンと熱い言葉を口にできるんだろうか」
上条「反省文は書かされるし、吹寄には怒鳴られるし、小萌先生は泣きそうだったし、青髪は……なんかウザかったし」
上条「人の不幸がそんなに面白いかね」
シャットアウラ「学校をサボった貴様が悪いんだから自業自得だ」
上条「うぉっ! シャットアウラか。びっくりし……た…」
シャットアウラ「なんだ?」
上条「なんだ、って……その格好…」
シャットアウラ「先日買ったワンピースだ」
上条「おぉ……、おぉっ!」
シャットアウラ「………変…か?」
上条「いやぁ…なんて言うか…」
シャットアウラ「………着替えに戻る」
上条「あぁ! 待った待った!変じゃない変じゃないからっ!」
シャットアウラ「………ほんとか?」
上条「ああ。すげぇ似合ってるぞ」
シャットアウラ「っ! に、似合ってるって……///」
上条「だあぁっ! つっかれたぁ…」
上条「ほんとに2時間説教されるとは……」
上条「なんであんなにポンポンと熱い言葉を口にできるんだろうか」
上条「反省文は書かされるし、吹寄には怒鳴られるし、小萌先生は泣きそうだったし、青髪は……なんかウザかったし」
上条「人の不幸がそんなに面白いかね」
シャットアウラ「学校をサボった貴様が悪いんだから自業自得だ」
上条「うぉっ! シャットアウラか。びっくりし……た…」
シャットアウラ「なんだ?」
上条「なんだ、って……その格好…」
シャットアウラ「先日買ったワンピースだ」
上条「おぉ……、おぉっ!」
シャットアウラ「………変…か?」
上条「いやぁ…なんて言うか…」
シャットアウラ「………着替えに戻る」
上条「あぁ! 待った待った!変じゃない変じゃないからっ!」
シャットアウラ「………ほんとか?」
上条「ああ。すげぇ似合ってるぞ」
シャットアウラ「っ! に、似合ってるって……///」
311: 2013/10/07(月) 22:12:43.29 ID:2na0IB6n0
上条「なんていうかさ、新鮮っていうか……女の子らしいっていうか……」
シャットアウラ「……その言い方だと素直に喜びにくいんだが」
上条「つまり、俺が言いたいのは、その格好めちゃくちゃ可愛いってことで…」
シャットアウラ「っ! ///」カアァァ
上条「シャットアウラ…?」
シャットアウラ「ふ、ふんっ///」プイッ
上条「……もしかして、照れてる?」
シャットアウラ「て、照れてなどいない!」
上条「顔真っ赤なんですけど。というかシャットアウラって意外と照れ屋さ……んっ!?」
シャットアウラ「照・れ・て・な・い!!」グイィッ
上条「お、おぅ……」
上条(ち、近い……、この距離はさっきと同じくらいの……)
上条「……///」
シャットアウラ「………!」
シャットアウラ「す、すまないっ///」バッ
上条「い、いやっ…俺のほうもなんかゴメン……///」
シャットアウラ「……その言い方だと素直に喜びにくいんだが」
上条「つまり、俺が言いたいのは、その格好めちゃくちゃ可愛いってことで…」
シャットアウラ「っ! ///」カアァァ
上条「シャットアウラ…?」
シャットアウラ「ふ、ふんっ///」プイッ
上条「……もしかして、照れてる?」
シャットアウラ「て、照れてなどいない!」
上条「顔真っ赤なんですけど。というかシャットアウラって意外と照れ屋さ……んっ!?」
シャットアウラ「照・れ・て・な・い!!」グイィッ
上条「お、おぅ……」
上条(ち、近い……、この距離はさっきと同じくらいの……)
上条「……///」
シャットアウラ「………!」
シャットアウラ「す、すまないっ///」バッ
上条「い、いやっ…俺のほうもなんかゴメン……///」
312: 2013/10/07(月) 22:14:33.67 ID:pCBU8i8AO
上条「………」
シャットアウラ「………」
上条「そ、そういえばさっ。あの後って、結局どうなったんだ? 他の過激派とか」
シャットアウラ「ああ。その報告をしようと思って来たんだ」
シャットアウラ「暴れていた連中は全員拘束されたし、幸い一般人の氏傷者も無く、事体は無事に収束した」
上条「そうなのか」
シャットアウラ「私の黒鴉部隊や警備員にも大怪我を負った者もいなかったようだし」
上条「シャットアウラも脚は大丈夫だったのか」
シャットアウラ「………」
上条「……?」
シャットアウラ「………ヒビが入っていてな、全治一ヶ月だそうだ…」
上条「え……大丈夫か? それ」
シャットアウラ「まあ大丈夫だろう。また松葉杖も借りてきたし。今度のは伸縮性のある新型らしい」シャキン
上条「そ、そっか…」
上条「でも怪我してるならわざわざ来なくても、メールで報告してくれればよかったのに。忙しかったんじゃないのか?」
シャットアウラ「………」
上条「そ、そういえばさっ。あの後って、結局どうなったんだ? 他の過激派とか」
シャットアウラ「ああ。その報告をしようと思って来たんだ」
シャットアウラ「暴れていた連中は全員拘束されたし、幸い一般人の氏傷者も無く、事体は無事に収束した」
上条「そうなのか」
シャットアウラ「私の黒鴉部隊や警備員にも大怪我を負った者もいなかったようだし」
上条「シャットアウラも脚は大丈夫だったのか」
シャットアウラ「………」
上条「……?」
シャットアウラ「………ヒビが入っていてな、全治一ヶ月だそうだ…」
上条「え……大丈夫か? それ」
シャットアウラ「まあ大丈夫だろう。また松葉杖も借りてきたし。今度のは伸縮性のある新型らしい」シャキン
上条「そ、そっか…」
上条「でも怪我してるならわざわざ来なくても、メールで報告してくれればよかったのに。忙しかったんじゃないのか?」
313: 2013/10/07(月) 22:17:10.57 ID:2na0IB6n0
シャットアウラ「いや……」
上条「?」
シャットアウラ「…………」
~~~~~~~~~~~~~~
シャットアウラ『後は報告書をまとめて……っ!』ズキッ
クロウ7『隊長!』
シャットアウラ『大丈夫だ』
クロウ7『やはり先に病院に向かった方がよろしいのでは?』
シャットアウラ『しかし……』
クロウ7『後のことは我々が済ましておきますのでご安心を』
シャットアウラ『そうか……。ならすまないが後は任せる』
クロウ7『はっ。……それと一言申し上げさせてもらいますが……頑張って下さいっ』グッ
シャットアウラ『……おい。さっきからなんなんだその応援みたいな一言は』
クロウ4『自分も応援してます!』
シャットアウラ『ちょっ…』
クロウ2『先程は邪魔が入ってしまいましたし…』
シャットアウラ『やっぱり見てたんだなっ!』
クロウ1『私見ですが、正義感も強そうでなかなか良い少年だと思いましたっ』
シャットアウラ『言われなくとも知ってるわぁ!』
クロウ5『デレた…?』ヒソヒソ
クロウ6『デレたよな…』ヒソヒソ
クロウ3『隊長がデレた…』ヒソヒソ
シャットアウラ『……で、デレてなどいないっ!///』
クロウ7『ともかく隊長、我々黒鴉部隊一同隊長を応援しております!』
一同『『頑張って下さいっ!!』』
シャットアウラ『お前達……後で覚えておけよぉぉぉ!!』
上条「?」
シャットアウラ「…………」
~~~~~~~~~~~~~~
シャットアウラ『後は報告書をまとめて……っ!』ズキッ
クロウ7『隊長!』
シャットアウラ『大丈夫だ』
クロウ7『やはり先に病院に向かった方がよろしいのでは?』
シャットアウラ『しかし……』
クロウ7『後のことは我々が済ましておきますのでご安心を』
シャットアウラ『そうか……。ならすまないが後は任せる』
クロウ7『はっ。……それと一言申し上げさせてもらいますが……頑張って下さいっ』グッ
シャットアウラ『……おい。さっきからなんなんだその応援みたいな一言は』
クロウ4『自分も応援してます!』
シャットアウラ『ちょっ…』
クロウ2『先程は邪魔が入ってしまいましたし…』
シャットアウラ『やっぱり見てたんだなっ!』
クロウ1『私見ですが、正義感も強そうでなかなか良い少年だと思いましたっ』
シャットアウラ『言われなくとも知ってるわぁ!』
クロウ5『デレた…?』ヒソヒソ
クロウ6『デレたよな…』ヒソヒソ
クロウ3『隊長がデレた…』ヒソヒソ
シャットアウラ『……で、デレてなどいないっ!///』
クロウ7『ともかく隊長、我々黒鴉部隊一同隊長を応援しております!』
一同『『頑張って下さいっ!!』』
シャットアウラ『お前達……後で覚えておけよぉぉぉ!!』
314: 2013/10/07(月) 22:21:03.57 ID:pCBU8i8AO
シャットアウラ「バカどもが変なことを言ったせいで妙に意識してしまったというか、余計なことを考えてしまったというか……」
上条「??」
シャットアウラ「なんでもない。ただなんとなくだ」
上条「なんだ。俺に会いたかったからー…とかだったら嬉しかったんだけど……ってシャットアウラ?」
シャットアウラ「なっ!?///」
上条「お顔が真っ赤なんですけど……まさか」
シャットアウラ「悪いかっ!?///」
上条「悪くないです! むしろ最高に嬉しいです!」
シャットアウラ「!?///」
上条「あーいや、あのな」
シャットアウラ「嬉しい……最高に嬉しい…///」ブツブツ
上条「ちょっ、そんな照れながら繰り返し言わないでっ! なんか俺も照れてきちゃうから!///」
シャットアウラ「うぅ……///」
上条「と、とりあえず深呼吸して落ち着こうっ///」
シャットアウラ「……///」コクコク
上条「??」
シャットアウラ「なんでもない。ただなんとなくだ」
上条「なんだ。俺に会いたかったからー…とかだったら嬉しかったんだけど……ってシャットアウラ?」
シャットアウラ「なっ!?///」
上条「お顔が真っ赤なんですけど……まさか」
シャットアウラ「悪いかっ!?///」
上条「悪くないです! むしろ最高に嬉しいです!」
シャットアウラ「!?///」
上条「あーいや、あのな」
シャットアウラ「嬉しい……最高に嬉しい…///」ブツブツ
上条「ちょっ、そんな照れながら繰り返し言わないでっ! なんか俺も照れてきちゃうから!///」
シャットアウラ「うぅ……///」
上条「と、とりあえず深呼吸して落ち着こうっ///」
シャットアウラ「……///」コクコク
315: 2013/10/07(月) 22:23:10.25 ID:2na0IB6n0
上条「スー…ハー…。うし、落ち着いた。そっちは大丈夫か?」
シャットアウラ「あ、あぁ…///」チラッ
上条(ちくしょう! 照れ+微妙にうつむいてこっち見るのは反則だろっ! っていうかまだ真っ赤だし!)
シャットアウラ「そ、それで、何の話をしていたんだったか…」
上条「シャットアウラが俺に会いに来てくれたって…」
シャットアウラ「べ、別に会いに来たわけじゃ…/// いや? 会いに来たのか?」
上条「まぁ、とりあえず帰るか」
シャットアウラ「えっと……」
上条「……来る?」
シャットアウラ「……ああ」
シャットアウラ「あ、あぁ…///」チラッ
上条(ちくしょう! 照れ+微妙にうつむいてこっち見るのは反則だろっ! っていうかまだ真っ赤だし!)
シャットアウラ「そ、それで、何の話をしていたんだったか…」
上条「シャットアウラが俺に会いに来てくれたって…」
シャットアウラ「べ、別に会いに来たわけじゃ…/// いや? 会いに来たのか?」
上条「まぁ、とりあえず帰るか」
シャットアウラ「えっと……」
上条「……来る?」
シャットアウラ「……ああ」
316: 2013/10/07(月) 22:24:53.97 ID:pCBU8i8AO
ーーーとある公園ーーー
シャットアウラ「帰るんじゃなかったのか?」
上条「ちょっと寄り道だよ。シャットアウラも歩くの大変だろ? だから休憩もかねて」
シャットアウラ「杖はもう慣れたから大丈夫だが……、お言葉に甘えよう」
上条「なんか飲むか?」
シャットアウラ「黒豆サイダーがあればそれを頼む」
上条「はいよー」
上条(また黒色か。どんだけ好きなんだか)クス
シャットアウラ「どうかしたか?」
上条「いや、気にしないでくれ」
上条「黒豆サイダーと俺は……ヤシの実サイダーでいいか」ウィィン
上条「………? おーい」ピッピッ
シャットアウラ「さっきからなんだ?」
上条「……飲まれた」
シャットアウラ「はっ?」
上条「またかよっ! この自販機!」
シャットアウラ「帰るんじゃなかったのか?」
上条「ちょっと寄り道だよ。シャットアウラも歩くの大変だろ? だから休憩もかねて」
シャットアウラ「杖はもう慣れたから大丈夫だが……、お言葉に甘えよう」
上条「なんか飲むか?」
シャットアウラ「黒豆サイダーがあればそれを頼む」
上条「はいよー」
上条(また黒色か。どんだけ好きなんだか)クス
シャットアウラ「どうかしたか?」
上条「いや、気にしないでくれ」
上条「黒豆サイダーと俺は……ヤシの実サイダーでいいか」ウィィン
上条「………? おーい」ピッピッ
シャットアウラ「さっきからなんだ?」
上条「……飲まれた」
シャットアウラ「はっ?」
上条「またかよっ! この自販機!」
317: 2013/10/07(月) 22:28:46.76 ID:2na0IB6n0
シャットアウラ「故障か?」
上条「俺の2千円札……」
シャットアウラ「今時2千円って…それは自動販売機も対応しきれないだろ」
上条「確かこの辺りを蹴れば…」
シャットアウラ「私の目の前で犯罪とはいい度胸だな」
上条「じょ、冗談ですことよ…?」
シャットアウラ「冗談でもやめておけ。こういう時は普通に返却レバーを引けばいいだろう」
上条「上条さんがやってもダメなんですよ……」
シャットアウラ「なにを言ってるんだか……、かしてみろ」
上条「2千円…」
シャットアウラ「ここを引けば…」カチャ
ウィィン
上条「!」
シャットアウラ「ほら」
上条「しゃ、シャットアウラぁ…」
シャットアウラ「これくらいのことで騒いだりして……」
シャットアウラ「しかし金を飲むのか。こんど業者に連絡しておかないと」
上条「俺の2千円札……」
シャットアウラ「今時2千円って…それは自動販売機も対応しきれないだろ」
上条「確かこの辺りを蹴れば…」
シャットアウラ「私の目の前で犯罪とはいい度胸だな」
上条「じょ、冗談ですことよ…?」
シャットアウラ「冗談でもやめておけ。こういう時は普通に返却レバーを引けばいいだろう」
上条「上条さんがやってもダメなんですよ……」
シャットアウラ「なにを言ってるんだか……、かしてみろ」
上条「2千円…」
シャットアウラ「ここを引けば…」カチャ
ウィィン
上条「!」
シャットアウラ「ほら」
上条「しゃ、シャットアウラぁ…」
シャットアウラ「これくらいのことで騒いだりして……」
シャットアウラ「しかし金を飲むのか。こんど業者に連絡しておかないと」
318: 2013/10/07(月) 22:30:41.28 ID:pCBU8i8AO
上条「まあ上条さんはお金が戻ってきたのでなんでもいいです」ニコニコ
シャットアウラ「はぁ…」
上条「ありがとな、シャットアウラ」ニカッ
シャットアウラ「っ///」
上条「しかしどうするか……小銭なら平気かな?」
シャットアウラ「お、お前が金を入れると飲むなら、私が金を投入したらいいんじゃないか?」
上条「そっか。じゃあ頼む」
シャットアウラ「ああ」
シャットアウラ「はぁ…」
上条「ありがとな、シャットアウラ」ニカッ
シャットアウラ「っ///」
上条「しかしどうするか……小銭なら平気かな?」
シャットアウラ「お、お前が金を入れると飲むなら、私が金を投入したらいいんじゃないか?」
上条「そっか。じゃあ頼む」
シャットアウラ「ああ」
319: 2013/10/07(月) 22:33:27.03 ID:2na0IB6n0
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
上条「……なんで俺のはガラナ青汁なんだ」
シャットアウラ「運が悪かったと思って諦めろ」
上条「ボタンもシャットアウラに押してもらえばよかった……」
シャットアウラ「そんなに酷い味なのか?」
上条「青汁の苦味とガラナの炭酸が奇蹟的なハーモニーを生み出して……」
シャットアウラ「つまり不味いんだな」
上条「まあそれでも飲むんですけどね。勿体無いし」
シャットアウラ「……一口貰えるか?」
上条「えっ」
シャットアウラ「少し興味が湧いたんだ。私のも一口やるから、いいだろ?」
上条「い、いいけど……、ほんとに不味いぞ?」
シャットアウラ「大丈夫だ」
上条「じゃあ、はい」スッ
シャットアウラ「ん」スッ
ーーーーーー
ーーー
上条「……なんで俺のはガラナ青汁なんだ」
シャットアウラ「運が悪かったと思って諦めろ」
上条「ボタンもシャットアウラに押してもらえばよかった……」
シャットアウラ「そんなに酷い味なのか?」
上条「青汁の苦味とガラナの炭酸が奇蹟的なハーモニーを生み出して……」
シャットアウラ「つまり不味いんだな」
上条「まあそれでも飲むんですけどね。勿体無いし」
シャットアウラ「……一口貰えるか?」
上条「えっ」
シャットアウラ「少し興味が湧いたんだ。私のも一口やるから、いいだろ?」
上条「い、いいけど……、ほんとに不味いぞ?」
シャットアウラ「大丈夫だ」
上条「じゃあ、はい」スッ
シャットアウラ「ん」スッ
320: 2013/10/07(月) 22:35:55.30 ID:pCBU8i8AO
上条(シャットアウラもなかなかチャレンジャーだな)
上条(じゃあ俺も一口……あれ?)
上条(これって…か、間接キスってやつじゃないんですかっ?)
上条(待って待って。いいの? いいのかっ? いいんですのっ!?)
上条(いや、でもさっきはなんかいい感じになってたから思わず直接やろうとしたし…、失敗したけど)
上条(好き同士ならこれくらいは……)
上条「………」ゴクリ
シャットアウラ「不味いな」
上条「!」
シャットアウラ「想像していた味を上回る不味さだった…」
上条「あ、あぁ…」
シャットアウラ「どうした? 飲まないのか?」
上条「え、あ、うん。その…これって間接キスだなー、とか考えたら口をつけるのがためらわれるというか……。いや、意識しすぎってのはわかってますよ? シャットアウラみたいに気にせず……」
シャットアウラ「っ///」
上条「気にせず…」
シャットアウラ「間接キス…///」
上条「………意識して…なかったんですか…」
上条(じゃあ俺も一口……あれ?)
上条(これって…か、間接キスってやつじゃないんですかっ?)
上条(待って待って。いいの? いいのかっ? いいんですのっ!?)
上条(いや、でもさっきはなんかいい感じになってたから思わず直接やろうとしたし…、失敗したけど)
上条(好き同士ならこれくらいは……)
上条「………」ゴクリ
シャットアウラ「不味いな」
上条「!」
シャットアウラ「想像していた味を上回る不味さだった…」
上条「あ、あぁ…」
シャットアウラ「どうした? 飲まないのか?」
上条「え、あ、うん。その…これって間接キスだなー、とか考えたら口をつけるのがためらわれるというか……。いや、意識しすぎってのはわかってますよ? シャットアウラみたいに気にせず……」
シャットアウラ「っ///」
上条「気にせず…」
シャットアウラ「間接キス…///」
上条「………意識して…なかったんですか…」
321: 2013/10/07(月) 22:41:15.64 ID:pCBU8i8AO
シャットアウラ「かかか、間接…///」
上条(どうしよう……)
シャットアウラ(キス…キス…キスっ///)
上条「……仕方ないし、じゃあ俺もいただきます」
シャットアウラ「ま、待てっ!」バッ
上条「あっ」
シャットアウラ「!」ゴクゴクゴク
シャットアウラ「ぷはっ……」
上条「そ、そんなに嫌なんですか……、間接キス」
シャットアウラ「そ、そういう訳じゃないっ! た、ただ…恥ずかしいし…///」
上条「シャットアウラはもう済ましてるじゃん!」
シャットアウラ「む、無意識だったんだっ! それにするのはともかく、されるのは…///」
上条「俺だって受け身より自分からやる方がいいよ! 覚悟できるしさぁっ……さっきみたいに」
上条「だいたい、そのガラナ青汁にも口つけてるじゃん。シャットアウラ」
シャットアウラ「えっ、あっ!」
上条「だからどっちにしろ……」
シャットアウラ「…」ゴクゴクゴク
上条「」
上条(どうしよう……)
シャットアウラ(キス…キス…キスっ///)
上条「……仕方ないし、じゃあ俺もいただきます」
シャットアウラ「ま、待てっ!」バッ
上条「あっ」
シャットアウラ「!」ゴクゴクゴク
シャットアウラ「ぷはっ……」
上条「そ、そんなに嫌なんですか……、間接キス」
シャットアウラ「そ、そういう訳じゃないっ! た、ただ…恥ずかしいし…///」
上条「シャットアウラはもう済ましてるじゃん!」
シャットアウラ「む、無意識だったんだっ! それにするのはともかく、されるのは…///」
上条「俺だって受け身より自分からやる方がいいよ! 覚悟できるしさぁっ……さっきみたいに」
上条「だいたい、そのガラナ青汁にも口つけてるじゃん。シャットアウラ」
シャットアウラ「えっ、あっ!」
上条「だからどっちにしろ……」
シャットアウラ「…」ゴクゴクゴク
上条「」
322: 2013/10/07(月) 22:54:04.67 ID:pCBU8i8AO
シャットアウラ「苦っ…」
上条「」
シャットアウラ「さ、さーて、空き缶を捨てようか…」
上条「マジか、マジかよっ、マジなんですか! シャットアウラさんっ!」
シャットアウラ「う、うるさいっ、騒ぐなっ///」
上条「だってさだってさぁ、なんか甘酸っぱい展開が来ると思ったのにっ! キャッキャうふふな感じなると思ったのにっ! そんな幻想見事にぶち壊されたよ! こんちくしょーっ!」
シャットアウラ「……そんなに、したかったの……か?」
上条「したいとかしたくないとかじゃなくて、なんかこう……イベント的な……」
シャットアウラ「………」
ガシッ
上条「!? な、なにっ!? 頭鷲掴みは勘弁して……」
チュッ
上条「ファっ!?」
シャットアウラ「こ、これならいいだろっ///」
上条「えっ、えっ」
シャットアウラ「代わりというかなんというか…」
上条(ほ、ほっぺにキス……///)
シャットアウラ「もう行くぞ///」
ガシッ
シャットアウラ「!」
上条「」
シャットアウラ「さ、さーて、空き缶を捨てようか…」
上条「マジか、マジかよっ、マジなんですか! シャットアウラさんっ!」
シャットアウラ「う、うるさいっ、騒ぐなっ///」
上条「だってさだってさぁ、なんか甘酸っぱい展開が来ると思ったのにっ! キャッキャうふふな感じなると思ったのにっ! そんな幻想見事にぶち壊されたよ! こんちくしょーっ!」
シャットアウラ「……そんなに、したかったの……か?」
上条「したいとかしたくないとかじゃなくて、なんかこう……イベント的な……」
シャットアウラ「………」
ガシッ
上条「!? な、なにっ!? 頭鷲掴みは勘弁して……」
チュッ
上条「ファっ!?」
シャットアウラ「こ、これならいいだろっ///」
上条「えっ、えっ」
シャットアウラ「代わりというかなんというか…」
上条(ほ、ほっぺにキス……///)
シャットアウラ「もう行くぞ///」
ガシッ
シャットアウラ「!」
323: 2013/10/07(月) 22:55:29.34 ID:jX7mVJDE0
上条「で、ですから、俺も受け身ばっかなのは嫌なんですよ」
シャットアウラ「へっ…あっ…」
上条「シャットアウラ」グイ
シャットアウラ「お、おいっ」
上条「今度こそ……いいか?」
シャットアウラ「っ!」
シャットアウラ「………///」コク
上条「目をつぶって貰えるとありがたいのですが…」
シャットアウラ「……」スッ
上条「で、ではっ」バクバク
シャットアウラ「……///」バクバク
チュッ
シャットアウラ「んっ」
上条「………ぷはっ」
シャットアウラ「へっ…あっ…」
上条「シャットアウラ」グイ
シャットアウラ「お、おいっ」
上条「今度こそ……いいか?」
シャットアウラ「っ!」
シャットアウラ「………///」コク
上条「目をつぶって貰えるとありがたいのですが…」
シャットアウラ「……」スッ
上条「で、ではっ」バクバク
シャットアウラ「……///」バクバク
チュッ
シャットアウラ「んっ」
上条「………ぷはっ」
324: 2013/10/07(月) 22:58:33.95 ID:pCBU8i8AO
シャットアウラ「………///」カアァァ
上条「………///」カアァァ
シャットアウラ「………///」テレテレ
上条「………///」モジモジ
シャットアウラ「………」
上条「………///」イジイジ
シャットアウラ「何か喋れよっ!」
上条「っ!?」
シャットアウラ「な、何かあるだろっ!? なんで黙りこむっ?」
上条「いや……してから急に恥ずかしくなって……///」
シャットアウラ「わ、私だって恥ずかしいんだっ!///」
上条「そ、そうですね……」
シャットアウラ「……それで。か、感想…みたいな…///」
上条「だ、だよな……感想……」
シャットアウラ「………」ドキドキ
上条「……………苦かったです!!」
シャットアウラ「ふんっ!」
ボコォッ!
上条「ぶぎゃぁっ!?」
上条「………///」カアァァ
シャットアウラ「………///」テレテレ
上条「………///」モジモジ
シャットアウラ「………」
上条「………///」イジイジ
シャットアウラ「何か喋れよっ!」
上条「っ!?」
シャットアウラ「な、何かあるだろっ!? なんで黙りこむっ?」
上条「いや……してから急に恥ずかしくなって……///」
シャットアウラ「わ、私だって恥ずかしいんだっ!///」
上条「そ、そうですね……」
シャットアウラ「……それで。か、感想…みたいな…///」
上条「だ、だよな……感想……」
シャットアウラ「………」ドキドキ
上条「……………苦かったです!!」
シャットアウラ「ふんっ!」
ボコォッ!
上条「ぶぎゃぁっ!?」
325: 2013/10/07(月) 23:03:47.60 ID:jX7mVJDE0
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
上条「痛い……」
シャットアウラ「苦いってなんだ…苦いって……」
シャットアウラ「確かにアレを飲んだ後じゃ当然だが、もっと何かあっただろう……」
上条「緊張して思わず……」
シャットアウラ「はぁ……、初めてだったのに……」
上条「す、すみません……」
シャットアウラ「ふんっ」
シャットアウラ「………クシュンッ」
上条「大丈夫か? 冷えたか?」
シャットアウラ「みたいだ。少し寒い。ジュースを二本も飲んでしまったし」
上条「暗くもなってきたしな。そろそろ帰るか」
シャットアウラ「ああ」
上条「さてと……………あっ」
シャットアウラ「? どうし……」
上条「ああぁぁぁぁぁ!!!」
シャットアウラ「っ!? なんだっ!?」
上条「………………インデックスのこと…忘れてた」
シャットアウラ「あっ」
ーーーーーー
ーーー
上条「痛い……」
シャットアウラ「苦いってなんだ…苦いって……」
シャットアウラ「確かにアレを飲んだ後じゃ当然だが、もっと何かあっただろう……」
上条「緊張して思わず……」
シャットアウラ「はぁ……、初めてだったのに……」
上条「す、すみません……」
シャットアウラ「ふんっ」
シャットアウラ「………クシュンッ」
上条「大丈夫か? 冷えたか?」
シャットアウラ「みたいだ。少し寒い。ジュースを二本も飲んでしまったし」
上条「暗くもなってきたしな。そろそろ帰るか」
シャットアウラ「ああ」
上条「さてと……………あっ」
シャットアウラ「? どうし……」
上条「ああぁぁぁぁぁ!!!」
シャットアウラ「っ!? なんだっ!?」
上条「………………インデックスのこと…忘れてた」
シャットアウラ「あっ」
332: 2013/10/14(月) 21:44:37.22 ID:j9Re2J/S0
上条「ど、どうしよう…」
シャットアウラ「今から空港に迎えに行くしかないだろう」
上条「だよな…」
prrrrr
上条「!」ビクッ
シャットアウラ「インデックスからじゃないのか?」
上条「………出ないとマズイかな?」
シャットアウラ「出ないとマズイだろう」
上条「……よし」ピッ
上条「もしも…『とうまぁっ!』
上条「ひぃっ!」
禁書『ど・う・し・て、迎えに来てくれなかったのかな!?』
上条「い、インデックスさん、落ち着いてっ。これには深い事情があってですね…」
上条「決して忘れてたとかじゃないんですよ?」
禁書『そんなこと言って、どうせ女の子とイチャイチャしてたに決まってるんだよっ』
上条「っ…」ギクッ
上条「と、ともかく今からすぐ迎えに行くからもうしばらくお待ちくださいっ」
シャットアウラ「今から空港に迎えに行くしかないだろう」
上条「だよな…」
prrrrr
上条「!」ビクッ
シャットアウラ「インデックスからじゃないのか?」
上条「………出ないとマズイかな?」
シャットアウラ「出ないとマズイだろう」
上条「……よし」ピッ
上条「もしも…『とうまぁっ!』
上条「ひぃっ!」
禁書『ど・う・し・て、迎えに来てくれなかったのかな!?』
上条「い、インデックスさん、落ち着いてっ。これには深い事情があってですね…」
上条「決して忘れてたとかじゃないんですよ?」
禁書『そんなこと言って、どうせ女の子とイチャイチャしてたに決まってるんだよっ』
上条「っ…」ギクッ
上条「と、ともかく今からすぐ迎えに行くからもうしばらくお待ちくださいっ」
333: 2013/10/14(月) 21:45:58.58 ID:Ig2VfxlAO
禁書『それならもういいんだよ。今とうまの部屋にいるから』
上条「へっ?」
禁書『とうまが、いつまでたっても来ないから、かおりとすているに連れて来てもらったの』
上条「神裂とステイルが? ならよかった」
上条「………いやちょっとまて。お前鍵はどうした」
禁書『かおりがドアを開けてたよ?』
上条「神裂が……嫌な予感しかしないんだけど…」
上条「ちなみにどんな感じで? 腰に付けた刀でバッサリとか、ベランダからガラスパリーンなんてことは…」
禁書『普通に玄関から』
上条「玄関から?」
禁書『ドアノブ握って』
上条「握って?」
禁書『バキッ、て』
上条「その効果音はおかしい!」
上条「へっ?」
禁書『とうまが、いつまでたっても来ないから、かおりとすているに連れて来てもらったの』
上条「神裂とステイルが? ならよかった」
上条「………いやちょっとまて。お前鍵はどうした」
禁書『かおりがドアを開けてたよ?』
上条「神裂が……嫌な予感しかしないんだけど…」
上条「ちなみにどんな感じで? 腰に付けた刀でバッサリとか、ベランダからガラスパリーンなんてことは…」
禁書『普通に玄関から』
上条「玄関から?」
禁書『ドアノブ握って』
上条「握って?」
禁書『バキッ、て』
上条「その効果音はおかしい!」
334: 2013/10/14(月) 21:48:45.12 ID:Ig2VfxlAO
禁書『ともかく! とうまは早く帰ってきて晩御飯を作るんだよ!』
禁書『でないと…』カチカチ
上条「わ、わかった! 今すぐ帰るから噛みつきは勘弁してくれっ!」
禁書『………』
上条「今夜は鍋! しかもデザートにプリンも付けちゃうぞー!」
禁書『気を付けて帰ってきてねっ!』ブツ
上条「………はぁ」
シャットアウラ「ふふっ」
上条「聞こえてた?」
シャットアウラ「ああ。相変わらず食べ物が絡むと態度が変わるな」
上条「まったく、あの暴食シスターさんは……。まあ、迎えを忘れてた俺が悪いんですけどね」
上条「とりあえずスーパーに寄って材料買わなきゃいけないな。悪いけど付き合ってくれ」
シャットアウラ「ああ、わかった」
上条「寄せ鍋にでもするか……、肉と野菜と魚と……大量に買わないとな……はぁ」
禁書『でないと…』カチカチ
上条「わ、わかった! 今すぐ帰るから噛みつきは勘弁してくれっ!」
禁書『………』
上条「今夜は鍋! しかもデザートにプリンも付けちゃうぞー!」
禁書『気を付けて帰ってきてねっ!』ブツ
上条「………はぁ」
シャットアウラ「ふふっ」
上条「聞こえてた?」
シャットアウラ「ああ。相変わらず食べ物が絡むと態度が変わるな」
上条「まったく、あの暴食シスターさんは……。まあ、迎えを忘れてた俺が悪いんですけどね」
上条「とりあえずスーパーに寄って材料買わなきゃいけないな。悪いけど付き合ってくれ」
シャットアウラ「ああ、わかった」
上条「寄せ鍋にでもするか……、肉と野菜と魚と……大量に買わないとな……はぁ」
335: 2013/10/14(月) 21:51:01.69 ID:j9Re2J/S0
ーーー上条宅ーーー
禁書「まったくとうまったら……」
ステイル「君の迎えを忘れるなんて信じられないね。彼の頭にはきちんと脳みそが詰まっているのかな?」
禁書「でもプリン買ってきてくれるって」ニコニコ
ステイル「そうかい……、それはよかったね…」
ステイル「それより神裂。ドアは直ったのかい?」
神裂「あ、あと少しで、なんとか……、ここをこうすれば……」ガチャガチャ
ステイル「ドアごと取り外したんだから、はめ込んだだけで直るとは思えないけどね」
神裂「せめて体裁だけはなんとか……」ギシギシ
ステイル「だったらドアを握る手に込めた力を抜くべきだね。そのままでは潰してしまうよ?」
神裂「えっ……、はっ! ど、どうしましょう……」オロオロ
神裂「そ、そうですっ。ステイル、貴方の炎でドアを溶接すれば…」
ステイル「なるほど。そうすれば上条当麻は部屋に入れず閉め出され、ドア破壊の件も有耶無耶になる……。なかなかいい考えだ」
禁書「かおり…?」
神裂「そ、そんなこと考えていません!」
ステイル「なんだ」
神裂「本気でガッカリしないでくださいっ」
禁書「まったくとうまったら……」
ステイル「君の迎えを忘れるなんて信じられないね。彼の頭にはきちんと脳みそが詰まっているのかな?」
禁書「でもプリン買ってきてくれるって」ニコニコ
ステイル「そうかい……、それはよかったね…」
ステイル「それより神裂。ドアは直ったのかい?」
神裂「あ、あと少しで、なんとか……、ここをこうすれば……」ガチャガチャ
ステイル「ドアごと取り外したんだから、はめ込んだだけで直るとは思えないけどね」
神裂「せめて体裁だけはなんとか……」ギシギシ
ステイル「だったらドアを握る手に込めた力を抜くべきだね。そのままでは潰してしまうよ?」
神裂「えっ……、はっ! ど、どうしましょう……」オロオロ
神裂「そ、そうですっ。ステイル、貴方の炎でドアを溶接すれば…」
ステイル「なるほど。そうすれば上条当麻は部屋に入れず閉め出され、ドア破壊の件も有耶無耶になる……。なかなかいい考えだ」
禁書「かおり…?」
神裂「そ、そんなこと考えていません!」
ステイル「なんだ」
神裂「本気でガッカリしないでくださいっ」
336: 2013/10/14(月) 21:52:04.45 ID:Ig2VfxlAO
土御門「やっほー! ねーちん。久しぶりだにゃー」
神裂「つ、土御門っ!」
ステイル「土御門か」
土御門「よう、ステイル。それに禁書目録もお疲れ様だにゃー」
禁書「こんにちは、もとはる」
土御門「あれあれー? カミやんの部屋のドアがぶち壊されてるぜよー。いったいどこの誰の仕業なのかにゃー?」
禁書「ビックリするくらい棒読みなんだよ…」
土御門「チラッ、チラッ」
神裂「………なんですか土御門」
土御門「んー? 別になにも言ってないし、なにもしてないぜい?」
神裂「チラチラ言いながらこちらを見てるじゃないですか」
土御門「どうやらねーちんはご機嫌ナナメなのかにゃー? というより意気消沈って感じぜよ」
神裂「………」
土御門「あー! もしかして、このドアを原型が残らないくらいに破壊したのってー…」
神裂「私ですよ! 私がやりましたよっ! なにか文句でもあるのですかっ!? あぁ!?」
神裂「というか原型は残ってますし! ぶち壊すというほど壊してませんよ!!」
神裂「つ、土御門っ!」
ステイル「土御門か」
土御門「よう、ステイル。それに禁書目録もお疲れ様だにゃー」
禁書「こんにちは、もとはる」
土御門「あれあれー? カミやんの部屋のドアがぶち壊されてるぜよー。いったいどこの誰の仕業なのかにゃー?」
禁書「ビックリするくらい棒読みなんだよ…」
土御門「チラッ、チラッ」
神裂「………なんですか土御門」
土御門「んー? 別になにも言ってないし、なにもしてないぜい?」
神裂「チラチラ言いながらこちらを見てるじゃないですか」
土御門「どうやらねーちんはご機嫌ナナメなのかにゃー? というより意気消沈って感じぜよ」
神裂「………」
土御門「あー! もしかして、このドアを原型が残らないくらいに破壊したのってー…」
神裂「私ですよ! 私がやりましたよっ! なにか文句でもあるのですかっ!? あぁ!?」
神裂「というか原型は残ってますし! ぶち壊すというほど壊してませんよ!!」
337: 2013/10/14(月) 21:54:15.81 ID:j9Re2J/S0
神裂「はぁ…はぁ…」
ステイル「いや、壊したのに変わりはないだろう?」
神裂「なっ」
禁書「直そうと頑張らなければもうちょっとマシな見た目だったかも」
神裂「うっ」
土御門「オレはともかく、カミやんは確実に文句たれるぜい」
神裂「あっ……」
土御門「カミやんに借りを返すとか言って、またまた迷惑かけちゃってるにゃー」
神裂「う、うぅ……」
土御門「まぁ? オレに任せてくれればカミやんの怒りを沈めれないこともない」
神裂「………今度は何を着せるつもりですか」
土御門「さっしがはやくて助かるぜい」
土御門「とりあえずブツはオレの部屋に用意してあるからカミやんが帰ってくる前にちゃっちゃと準備するぜよ」
神裂「これも自業自得……くっ」
神裂「その前に、ステイル」
ステイル「なんだい?」
神裂「あの子に……、私の痴態を見せないようにお願いできますか?」
ステイル「……善処するよ」
神裂「……ありがとうございます」
神裂「………では。いざ!」バッ
土御門「あ、あぁ、うん」
土御門(ノリきれん……いや面白いからいいけど)スタスタ
ステイル「いや、壊したのに変わりはないだろう?」
神裂「なっ」
禁書「直そうと頑張らなければもうちょっとマシな見た目だったかも」
神裂「うっ」
土御門「オレはともかく、カミやんは確実に文句たれるぜい」
神裂「あっ……」
土御門「カミやんに借りを返すとか言って、またまた迷惑かけちゃってるにゃー」
神裂「う、うぅ……」
土御門「まぁ? オレに任せてくれればカミやんの怒りを沈めれないこともない」
神裂「………今度は何を着せるつもりですか」
土御門「さっしがはやくて助かるぜい」
土御門「とりあえずブツはオレの部屋に用意してあるからカミやんが帰ってくる前にちゃっちゃと準備するぜよ」
神裂「これも自業自得……くっ」
神裂「その前に、ステイル」
ステイル「なんだい?」
神裂「あの子に……、私の痴態を見せないようにお願いできますか?」
ステイル「……善処するよ」
神裂「……ありがとうございます」
神裂「………では。いざ!」バッ
土御門「あ、あぁ、うん」
土御門(ノリきれん……いや面白いからいいけど)スタスタ
338: 2013/10/14(月) 21:55:25.53 ID:Ig2VfxlAO
禁書「ブツってなんなんだろうね?」
ステイル「さあ?」
ステイル「ところで、話を変えるけど君は自分が小さいのを気にしたことがあるかい?」
禁書「ふぇ? 小さいって……」
ステイル「神裂やメアリエのように大きくなりたいのかと思ったんだけど」
禁書「かおりにめありえみたいにって……」
禁書「っ!」
禁書「い、いきなり何を聞いているのかなっ!?///」
ステイル「? 聞いてみたいから聞いたんだけど?」
禁書「ま、まあ、気にしてないって言ったら嘘になるし、かおりみたいになりたいと思ったことはあるんだよ」
ステイル「やっぱりそうなのか……」
禁書「す、すている……?」
ステイル「なんでもないよ。僕は少し外に出ていよう」スタスタ
禁書「えっ……う、うん」
禁書「………な、なんだったの… …?」
禁書「………セクハラ?」
ステイル「さあ?」
ステイル「ところで、話を変えるけど君は自分が小さいのを気にしたことがあるかい?」
禁書「ふぇ? 小さいって……」
ステイル「神裂やメアリエのように大きくなりたいのかと思ったんだけど」
禁書「かおりにめありえみたいにって……」
禁書「っ!」
禁書「い、いきなり何を聞いているのかなっ!?///」
ステイル「? 聞いてみたいから聞いたんだけど?」
禁書「ま、まあ、気にしてないって言ったら嘘になるし、かおりみたいになりたいと思ったことはあるんだよ」
ステイル「やっぱりそうなのか……」
禁書「す、すている……?」
ステイル「なんでもないよ。僕は少し外に出ていよう」スタスタ
禁書「えっ……う、うん」
禁書「………な、なんだったの… …?」
禁書「………セクハラ?」
339: 2013/10/14(月) 21:57:49.53 ID:j9Re2J/S0
ステイル「………」スパー
ステイル(やはり気にしているのか。身長)
ステイル(ジェーンやマリーベートにも口うるさく言われてるしね。室内での…あの子の前での煙草は控えるか)
ステイル(こういうのをこの国ではホタル族というんだったかな)スパー
ステイル(国、街、家庭……喫煙者に優しくないな、ほんと)
ステイル「………ん? あれは上条当麻か?」
ステイル「帰ってきたのか」チッ
ステイル「しかも女連れとはね。彼女をほったらかしにして他の女と遊ぶとは、万氏に値する」
ステイル「……おや? 女性は怪我をしているのか?」
ステイル「巻き込むと可哀想だな。魔女狩りの王はやめておくか」
ステイル(やはり気にしているのか。身長)
ステイル(ジェーンやマリーベートにも口うるさく言われてるしね。室内での…あの子の前での煙草は控えるか)
ステイル(こういうのをこの国ではホタル族というんだったかな)スパー
ステイル(国、街、家庭……喫煙者に優しくないな、ほんと)
ステイル「………ん? あれは上条当麻か?」
ステイル「帰ってきたのか」チッ
ステイル「しかも女連れとはね。彼女をほったらかしにして他の女と遊ぶとは、万氏に値する」
ステイル「……おや? 女性は怪我をしているのか?」
ステイル「巻き込むと可哀想だな。魔女狩りの王はやめておくか」
340: 2013/10/14(月) 21:59:07.48 ID:Ig2VfxlAO
ーーーーーーーーー
チーン
上条「はい到着っと。足下気を付けてな」
シャットアウラ「ああ。それより大丈夫か? 袋をそんなに持って」
上条「大丈夫ですよー、こうみえて結構鍛えられてるから」
シャットアウラ「たくましいな」フフッ
上条「まあなぁ……ん?」
ステイル「やあ上条当麻」
上条「おうステイルか。悪いなインデックスのこと」
ステイル「ほんとだよ。彼女のことを忘れるなんて。とりあえず一度焼いておくことにしよう」ゴォォゥ
上条「ちょっ! 待てって! 俺今両手塞がってんだから!」
ステイル「それごと焼こう」
上条「インデックスのプリンもあるんだぞ! 焼きプリンになっちまうぞ!」
ステイル「片方持とうじゃないか」
上条「変わり身早ぇよ!」
ステイル「彼女に免じて許してあげよう………ん?」
シャットアウラ「………貴様はあの時のっ!」
ステイル「うん? どちら様かな?」
上条「……あっ! 違うぞシャットアウラ!」
シャットアウラ「下がれ上条当麻!」バッ
ステイル「なんなんだ……っ!」
シャットアウラ「このっ!」ヒュッ
ステイル「上条当麻! なんなんだこの女は!」
上条「落ち着けシャットアウラ! 杖で突こうとするなっ!」
ステイル「チッ」ゴォ
上条「お前も炎を出すなっ!」
チーン
上条「はい到着っと。足下気を付けてな」
シャットアウラ「ああ。それより大丈夫か? 袋をそんなに持って」
上条「大丈夫ですよー、こうみえて結構鍛えられてるから」
シャットアウラ「たくましいな」フフッ
上条「まあなぁ……ん?」
ステイル「やあ上条当麻」
上条「おうステイルか。悪いなインデックスのこと」
ステイル「ほんとだよ。彼女のことを忘れるなんて。とりあえず一度焼いておくことにしよう」ゴォォゥ
上条「ちょっ! 待てって! 俺今両手塞がってんだから!」
ステイル「それごと焼こう」
上条「インデックスのプリンもあるんだぞ! 焼きプリンになっちまうぞ!」
ステイル「片方持とうじゃないか」
上条「変わり身早ぇよ!」
ステイル「彼女に免じて許してあげよう………ん?」
シャットアウラ「………貴様はあの時のっ!」
ステイル「うん? どちら様かな?」
上条「……あっ! 違うぞシャットアウラ!」
シャットアウラ「下がれ上条当麻!」バッ
ステイル「なんなんだ……っ!」
シャットアウラ「このっ!」ヒュッ
ステイル「上条当麻! なんなんだこの女は!」
上条「落ち着けシャットアウラ! 杖で突こうとするなっ!」
ステイル「チッ」ゴォ
上条「お前も炎を出すなっ!」
341: 2013/10/14(月) 22:01:54.29 ID:j9Re2J/S0
禁書「なんの騒ぎなのかな……って、とうまっ!? やっと帰って……」
上条「インデックス! いきなりで悪いけどステイルのほうを抑えてくれ!」
禁書「………」ジッ
上条「……インデックス? インデックスさん?」
禁書「………とうまがまた知らない女の人を連れてるんだよ」
上条「はっ?」
禁書「私のことはほったらかしにして女の人と仲良くして」
禁書「しかも現在進行形で後ろから密着って……」ワナワナ
上条「いや落ち着けインデックス! こいつは知らない人なんかじゃなくて……」
禁書「問答無用!」バッ
上条「えっ……」
ガブゥッ!
上条「ぎゃあぁぁぁ!! 不幸だぁぁぁ!!」
上条「インデックス! いきなりで悪いけどステイルのほうを抑えてくれ!」
禁書「………」ジッ
上条「……インデックス? インデックスさん?」
禁書「………とうまがまた知らない女の人を連れてるんだよ」
上条「はっ?」
禁書「私のことはほったらかしにして女の人と仲良くして」
禁書「しかも現在進行形で後ろから密着って……」ワナワナ
上条「いや落ち着けインデックス! こいつは知らない人なんかじゃなくて……」
禁書「問答無用!」バッ
上条「えっ……」
ガブゥッ!
上条「ぎゃあぁぁぁ!! 不幸だぁぁぁ!!」
342: 2013/10/14(月) 22:02:23.58 ID:Ig2VfxlAO
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
禁書「よかったねしゃっとあうら! 元に戻って!」ニコニコ
シャットアウラ「すまなかったな、心配をかけて」
ステイル「僕に対する謝罪は無いのかい?」
シャットアウラ「………インデックス、ほんとに暴漢や犯罪者じゃないんだな?」
ステイル「失礼だな。僕のどこをどう見たらそう見える」
禁書「うん。………さっき変なこと聞かれたけど」
ステイル「えっ」
シャットアウラ「つまり貴様は不審者だな」
ステイル「き、君こそ二度もいきなり攻撃を仕掛けてきただろう。不審者どころか暴漢じゃないか」
シャットアウラ「前回も今回も私は貴様の暴挙を止めるために動いたんだ。暴漢呼ばわりはやめてもらいたい」
ステイル「自分の正当性だけを主張して、他人を悪だと決めつける。なかなかの外道だな」
シャットアウラ「私が外道だと? 聞き捨てならないな」
ステイル「僕は相手が女性でも怪我人でも手加減はしないよ?」
シャットアウラ「望むところだ」
ステイル「………」ゴゴゴ
シャットアウラ「………」ゴゴゴ
上条「やめんか二人とも!」
ーーーーーー
ーーー
禁書「よかったねしゃっとあうら! 元に戻って!」ニコニコ
シャットアウラ「すまなかったな、心配をかけて」
ステイル「僕に対する謝罪は無いのかい?」
シャットアウラ「………インデックス、ほんとに暴漢や犯罪者じゃないんだな?」
ステイル「失礼だな。僕のどこをどう見たらそう見える」
禁書「うん。………さっき変なこと聞かれたけど」
ステイル「えっ」
シャットアウラ「つまり貴様は不審者だな」
ステイル「き、君こそ二度もいきなり攻撃を仕掛けてきただろう。不審者どころか暴漢じゃないか」
シャットアウラ「前回も今回も私は貴様の暴挙を止めるために動いたんだ。暴漢呼ばわりはやめてもらいたい」
ステイル「自分の正当性だけを主張して、他人を悪だと決めつける。なかなかの外道だな」
シャットアウラ「私が外道だと? 聞き捨てならないな」
ステイル「僕は相手が女性でも怪我人でも手加減はしないよ?」
シャットアウラ「望むところだ」
ステイル「………」ゴゴゴ
シャットアウラ「………」ゴゴゴ
上条「やめんか二人とも!」
344: 2013/10/14(月) 22:05:32.20 ID:Ig2VfxlAO
上条「シャットアウラもステイルも落ち着けって。今までのことはお互い水に流せよ。な?」
ステイル「君に命令されたくな…」
シャットアウラ「お前が言うなら水に流そう」
上条「よし。お前は?」
ステイル「………」
上条「大人げないぞ」
ステイル「僕はまだ14歳だ」
シャットアウラ「さきほど煙草を吸っていたように見えたが?」
ステイル「いちいちうるさいな君は」
上条「だーかーら」
上条「そうだ、インデックス。お前はどう思う?」
禁書「みんな仲良くするのが一番だと思うんだよ」
ステイル「数々の非礼を詫びよう。さきほどの煙草の件は反省している」
上条「だから変わり身早ぇなぁ、おい」
シャットアウラ「まあ…仕方ないか」
上条「よし。じゃあみんな落ち着いたとこで」
上条「なにあのドア」
禁書「かおりなんだよ」
ステイル「神裂だよ」
上条「神裂ぃぃぃぃぃぃ!!!」
ステイル「君に命令されたくな…」
シャットアウラ「お前が言うなら水に流そう」
上条「よし。お前は?」
ステイル「………」
上条「大人げないぞ」
ステイル「僕はまだ14歳だ」
シャットアウラ「さきほど煙草を吸っていたように見えたが?」
ステイル「いちいちうるさいな君は」
上条「だーかーら」
上条「そうだ、インデックス。お前はどう思う?」
禁書「みんな仲良くするのが一番だと思うんだよ」
ステイル「数々の非礼を詫びよう。さきほどの煙草の件は反省している」
上条「だから変わり身早ぇなぁ、おい」
シャットアウラ「まあ…仕方ないか」
上条「よし。じゃあみんな落ち着いたとこで」
上条「なにあのドア」
禁書「かおりなんだよ」
ステイル「神裂だよ」
上条「神裂ぃぃぃぃぃぃ!!!」
345: 2013/10/14(月) 22:07:05.20 ID:j9Re2J/S0
神裂(堕天使ど工口メイド)「よ、呼ばれて飛び出て神裂火織ですっ!」バーン
上条「」
シャットアウラ「」
禁書「」
ステイル「………なにをしているんだ君は」
神裂(ど工口)「なぁぁぁぁ!? な、なんでこの子がいるんですかステイル!」
ステイル「僕たちが連れてきたんだからいて当然だろう」
神裂(ど工口)「そうではなくてっ!」
禁書「………やっぱりかおりみたいにはなりたくないかも」ボソッ
神裂(ど工口)「な”っ」
シャットアウラ「な、なんだこの変Oは……」
神裂(ど工口)「変Oっ…」
上条「なんかさ。まとめて言うけど、なにやってんのお前」
神裂(ど工口)「ぐはっ…」
ステイル(煙草吸ってこよ)
土御門「ぶふぉっ…。ね、ねーちんフルボッコっ」ケラケラ
神裂(ど工口)「つ、土御門ぉぉぉぉぉ!! 貴方の言うことを聞いたばっかりにぃぃぃぃぃ!!」
土御門「いやー、面白いもんが見れたぜよ」
神裂(ど工口)「潰す! 絶対に潰す! このド素人がぁぁぁぁ!!」
土御門「うわー、ねーちんに握り潰されるぅー。カミやんの部屋のドアみたいに」
神裂(ど工口)「っ!」
土御門「ぷぷぷ」
神裂(ど工口)「う、うわぁぁぁん!!」ダダダッ
土御門「どっかいっちまったにゃー……」
上条「どうするんだよ…」
土御門「まああの格好だしすぐに戻ってくるだろ」
上条「はぁ……ドア、不幸だ」
上条「」
シャットアウラ「」
禁書「」
ステイル「………なにをしているんだ君は」
神裂(ど工口)「なぁぁぁぁ!? な、なんでこの子がいるんですかステイル!」
ステイル「僕たちが連れてきたんだからいて当然だろう」
神裂(ど工口)「そうではなくてっ!」
禁書「………やっぱりかおりみたいにはなりたくないかも」ボソッ
神裂(ど工口)「な”っ」
シャットアウラ「な、なんだこの変Oは……」
神裂(ど工口)「変Oっ…」
上条「なんかさ。まとめて言うけど、なにやってんのお前」
神裂(ど工口)「ぐはっ…」
ステイル(煙草吸ってこよ)
土御門「ぶふぉっ…。ね、ねーちんフルボッコっ」ケラケラ
神裂(ど工口)「つ、土御門ぉぉぉぉぉ!! 貴方の言うことを聞いたばっかりにぃぃぃぃぃ!!」
土御門「いやー、面白いもんが見れたぜよ」
神裂(ど工口)「潰す! 絶対に潰す! このド素人がぁぁぁぁ!!」
土御門「うわー、ねーちんに握り潰されるぅー。カミやんの部屋のドアみたいに」
神裂(ど工口)「っ!」
土御門「ぷぷぷ」
神裂(ど工口)「う、うわぁぁぁん!!」ダダダッ
土御門「どっかいっちまったにゃー……」
上条「どうするんだよ…」
土御門「まああの格好だしすぐに戻ってくるだろ」
上条「はぁ……ドア、不幸だ」
347: 2013/10/14(月) 22:09:49.61 ID:Ig2VfxlAO
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
神裂「さきほどは取り乱してしまい申し訳ありません」ペコッ
上条「あー…うん」
神裂「………」チラッ
禁書「………似合ってた……と思うんだよ」
神裂「優しさが逆に辛い……」
シャットアウラ(……確かこの女もあの時戦った……、ふむ。どうやらただのバカのようだな)
神裂「………」ジッ
シャットアウラ「なんだ?」
神裂「いえ。自己紹介がまだだったと思いまして」
神裂「神裂火織と申します」
シャットアウラ「シャットアウラ=セクウェンツィアだ」
神裂「………」ジッ
シャットアウラ「私の顔に何かついているか?」
神裂「あっ、いえ……。上条当麻の恋人と聞いたものですから少し興味が…」
上シャ「「はあぁぁぁぁ!?」」
シャットアウラ「こここ、恋人って!///」
上条「待てこら神裂! それはどこ情報だっ!///」
神裂「土御門ですが……?」
上条「土御門ぉぉぉ!!」
土御門「ここにいるぜよ」
上条「どういうことだっ!?」
土御門「? だってお前ら告白し合ったって言ってだろ?」
上条「言ったけどっ、告白し合ったけどもっ!」
シャットアウラ「つ、付き合ってって……恋人って…///」
土御門「えぇー…まさかまだ友達以上恋人未満とか言ってるのか……?」
上シャ「「っ!」」
ーーーーーー
ーーー
神裂「さきほどは取り乱してしまい申し訳ありません」ペコッ
上条「あー…うん」
神裂「………」チラッ
禁書「………似合ってた……と思うんだよ」
神裂「優しさが逆に辛い……」
シャットアウラ(……確かこの女もあの時戦った……、ふむ。どうやらただのバカのようだな)
神裂「………」ジッ
シャットアウラ「なんだ?」
神裂「いえ。自己紹介がまだだったと思いまして」
神裂「神裂火織と申します」
シャットアウラ「シャットアウラ=セクウェンツィアだ」
神裂「………」ジッ
シャットアウラ「私の顔に何かついているか?」
神裂「あっ、いえ……。上条当麻の恋人と聞いたものですから少し興味が…」
上シャ「「はあぁぁぁぁ!?」」
シャットアウラ「こここ、恋人って!///」
上条「待てこら神裂! それはどこ情報だっ!///」
神裂「土御門ですが……?」
上条「土御門ぉぉぉ!!」
土御門「ここにいるぜよ」
上条「どういうことだっ!?」
土御門「? だってお前ら告白し合ったって言ってだろ?」
上条「言ったけどっ、告白し合ったけどもっ!」
シャットアウラ「つ、付き合ってって……恋人って…///」
土御門「えぇー…まさかまだ友達以上恋人未満とか言ってるのか……?」
上シャ「「っ!」」
348: 2013/10/14(月) 22:11:32.53 ID:j9Re2J/S0
禁書「とうま?」
上条「い、インデックス…さん」
禁書「まさか私がいない間に2人がそんな仲になってるとは思いもよらなかったんだよ」
上条「お、落ち着けっ、インデックス!」
禁書「私は落ち着いているんだよ」
上条「へっ?」
禁書「一つだけ聞かせて欲しいけど、2人は本当にお互いのことが好きなのかな?」
上シャ「「はっ?」」
禁書「好きなのかな?」
上条「好きです! 大好きですっ!」
シャットアウラ「!」
禁書「しゃっとあうらは?」
シャットアウラ「えっ」
禁書「しゃっとあうらはとうまのことどう思っているの?」
シャットアウラ「わ、私は…私も、この男のことを…上条当麻のことを…」
シャットアウラ「好き…だ」
上条「い、インデックス…さん」
禁書「まさか私がいない間に2人がそんな仲になってるとは思いもよらなかったんだよ」
上条「お、落ち着けっ、インデックス!」
禁書「私は落ち着いているんだよ」
上条「へっ?」
禁書「一つだけ聞かせて欲しいけど、2人は本当にお互いのことが好きなのかな?」
上シャ「「はっ?」」
禁書「好きなのかな?」
上条「好きです! 大好きですっ!」
シャットアウラ「!」
禁書「しゃっとあうらは?」
シャットアウラ「えっ」
禁書「しゃっとあうらはとうまのことどう思っているの?」
シャットアウラ「わ、私は…私も、この男のことを…上条当麻のことを…」
シャットアウラ「好き…だ」
349: 2013/10/14(月) 22:12:54.31 ID:Ig2VfxlAO
上条「おぉぅ…///」
禁書「……そう。だとしたらそれは2人の問題で、2人の関係で、2人の事情なんだから私はなにも言えないしいなにも言わないんだよ」
上条「インデックス……」
禁書「じゃあ私はちょっともとはるの部屋に行ってるんだよ」
上条「土御門の部屋に? なんでまた突然…」
禁書「私は空気の読める女なんだよ!」
上条「なにこのインデックスさん、キャラ変わってね?」
禁書「いくら甘くても空気は食べれないから読むしかないんだよ!」
上条「消去法で空気読んだのっ? っていうか甘い空気なんか出してないしっ!」
禁書「今から出すくせに」
上条「………出すの?」チラッ
シャットアウラ「わ、私に聞かれてもっ///」
禁書「ともかく私は席をはずすから」
上条「あ…うん」
禁書「早く晩御飯作ってねー」トコトコ
神裂「で、では、私もっ」タタッ
上条「おう……」
上条「………」
シャットアウラ「………」
土御門「………」
禁書「……そう。だとしたらそれは2人の問題で、2人の関係で、2人の事情なんだから私はなにも言えないしいなにも言わないんだよ」
上条「インデックス……」
禁書「じゃあ私はちょっともとはるの部屋に行ってるんだよ」
上条「土御門の部屋に? なんでまた突然…」
禁書「私は空気の読める女なんだよ!」
上条「なにこのインデックスさん、キャラ変わってね?」
禁書「いくら甘くても空気は食べれないから読むしかないんだよ!」
上条「消去法で空気読んだのっ? っていうか甘い空気なんか出してないしっ!」
禁書「今から出すくせに」
上条「………出すの?」チラッ
シャットアウラ「わ、私に聞かれてもっ///」
禁書「ともかく私は席をはずすから」
上条「あ…うん」
禁書「早く晩御飯作ってねー」トコトコ
神裂「で、では、私もっ」タタッ
上条「おう……」
上条「………」
シャットアウラ「………」
土御門「………」
350: 2013/10/14(月) 22:15:54.21 ID:j9Re2J/S0
上条「どういう状況?」
土御門「禁書目録も随分と大人だにゃー」
上条「なんでお前はいるんだよ」
土御門「シャットアウラ=セクウェンツィアに一言言っておこうと思ってな」
シャットアウラ「わ、私にっ?」
土御門「さっきの堕天使ど工口メイド服。お前のサイズも用意してるぜい」グッ
シャットアウラ「何故この場面でそんなセリフなんだ? 何故そんなもの用意している?」
シャットアウラ「それよりも何故私の服のサイズを知っている?」
土御門「土御門さんはなんでも知っているんですたい」ドヤァ
シャットアウラ「………」イラッ
土御門「じゃあオレもそろそろ空気読んで退散するぜい。ばっはは~い」スタスタ
シャットアウラ「……あの男。殴ってもいいだろうか」
上条「できたらやめてくれ。一応友達だし」
上条(あとシャットアウラの堕天使ど工口メイドもいつか見てみたいし)
土御門「禁書目録も随分と大人だにゃー」
上条「なんでお前はいるんだよ」
土御門「シャットアウラ=セクウェンツィアに一言言っておこうと思ってな」
シャットアウラ「わ、私にっ?」
土御門「さっきの堕天使ど工口メイド服。お前のサイズも用意してるぜい」グッ
シャットアウラ「何故この場面でそんなセリフなんだ? 何故そんなもの用意している?」
シャットアウラ「それよりも何故私の服のサイズを知っている?」
土御門「土御門さんはなんでも知っているんですたい」ドヤァ
シャットアウラ「………」イラッ
土御門「じゃあオレもそろそろ空気読んで退散するぜい。ばっはは~い」スタスタ
シャットアウラ「……あの男。殴ってもいいだろうか」
上条「できたらやめてくれ。一応友達だし」
上条(あとシャットアウラの堕天使ど工口メイドもいつか見てみたいし)
351: 2013/10/14(月) 22:16:43.24 ID:Ig2VfxlAO
ーーー土御門宅ーーー
禁書「ふぅ…」
神裂「はぁ…」
土御門「2人はこれでよかったのかにゃー?」
神裂「私は…この子が選んだのなら私も同じ道を辿ります」
禁書「私はさっきも言ったけど2人のことにあれこれ口を出すつもりはないんだよ」
土御門「ふむ…」
禁書「とうまが幸せならそれでいいかも」
神裂「インデックス…」
禁書「それでもなにかあれば物理的に口を出すけど」カチカチ
土御門「口っていうより歯ぜよ…」
禁書「とりあえず、私がいないところで色々やってたとうまには後で一度噛み付いておくんだよ」
土御門「さっきのできる女キャラは何処へ」
禁書「ふぅ…」
神裂「はぁ…」
土御門「2人はこれでよかったのかにゃー?」
神裂「私は…この子が選んだのなら私も同じ道を辿ります」
禁書「私はさっきも言ったけど2人のことにあれこれ口を出すつもりはないんだよ」
土御門「ふむ…」
禁書「とうまが幸せならそれでいいかも」
神裂「インデックス…」
禁書「それでもなにかあれば物理的に口を出すけど」カチカチ
土御門「口っていうより歯ぜよ…」
禁書「とりあえず、私がいないところで色々やってたとうまには後で一度噛み付いておくんだよ」
土御門「さっきのできる女キャラは何処へ」
352: 2013/10/14(月) 22:19:46.20 ID:j9Re2J/S0
ーーー上条宅ーーー
上条「………」
シャットアウラ「………」
上条「2人きりに……なってしまいましたが…」
シャットアウラ「………」
上条「……シャットアウラ」
シャットアウラ「は、はいっ」
上条「緊張してる?」
シャットアウラ「と、唐突すぎて…ついていくのに時間が…」
上条「俺もそうだけどさ」
上条「せっかくみんなが、空気読んで2人きりにしてくれたんだし」
シャットアウラ「あ、あぁ…」
上条「シャットアウラ聞いてくれ…」
シャットアウラ「っ……」
上条「俺はお前のことが好きだ」
シャットアウラ「……///」
上条「だから…その…俺と、俺と正式にっ!」
ステイル「ふぅー…、頭が疲れた時の一服は最高だね」スタスタ
上条「っ……」プルプル
上条「………」
シャットアウラ「………」
上条「2人きりに……なってしまいましたが…」
シャットアウラ「………」
上条「……シャットアウラ」
シャットアウラ「は、はいっ」
上条「緊張してる?」
シャットアウラ「と、唐突すぎて…ついていくのに時間が…」
上条「俺もそうだけどさ」
上条「せっかくみんなが、空気読んで2人きりにしてくれたんだし」
シャットアウラ「あ、あぁ…」
上条「シャットアウラ聞いてくれ…」
シャットアウラ「っ……」
上条「俺はお前のことが好きだ」
シャットアウラ「……///」
上条「だから…その…俺と、俺と正式にっ!」
ステイル「ふぅー…、頭が疲れた時の一服は最高だね」スタスタ
上条「っ……」プルプル
353: 2013/10/14(月) 22:21:26.72 ID:Ig2VfxlAO
ステイル「おや、2人だけかい? 他の3人は何処へ…」
上条「テメェ………」プルプル
上条「空気読めよっ! この不良神父!!」
ステイル「なんだいいきなり。カルシウムが足りてないのかな? あぁ、足りてないのは君の脳みそと出席日数だったね」
上条「うるせぇよっ! つーかマジでどっかいってくれませんかねぇ!? 今だけでいいからさっ!」
ステイル「なんなんだ、さっきから…」
神裂「ステイル」
ステイル「おや神裂。あの子は何処へ…」
神裂「今は土御門の部屋に。貴方も来て下さい」
ステイル「ああ」スタスタ
神裂「……それではごゆっくり」スタスタ
上条「………くっそ…」
上条「テメェ………」プルプル
上条「空気読めよっ! この不良神父!!」
ステイル「なんだいいきなり。カルシウムが足りてないのかな? あぁ、足りてないのは君の脳みそと出席日数だったね」
上条「うるせぇよっ! つーかマジでどっかいってくれませんかねぇ!? 今だけでいいからさっ!」
ステイル「なんなんだ、さっきから…」
神裂「ステイル」
ステイル「おや神裂。あの子は何処へ…」
神裂「今は土御門の部屋に。貴方も来て下さい」
ステイル「ああ」スタスタ
神裂「……それではごゆっくり」スタスタ
上条「………くっそ…」
354: 2013/10/14(月) 22:24:40.33 ID:j9Re2J/S0
シャットアウラ「………それで、続けないのか?」
上条「………い、いくぞっ」
シャットアウラ「こ、こいっ」
上条「あー……おほん」
上条「……改めて言い直すぞ、シャットアウラ」
上条「正式に、俺の…俺の恋人になって下しゃいっ!」
シャットアウラ「………」
上条「………」
上条(………噛んじまった)
シャットアウラ(………噛んだな)
上条「………い、いくぞっ」
シャットアウラ「こ、こいっ」
上条「あー……おほん」
上条「……改めて言い直すぞ、シャットアウラ」
上条「正式に、俺の…俺の恋人になって下しゃいっ!」
シャットアウラ「………」
上条「………」
上条(………噛んじまった)
シャットアウラ(………噛んだな)
355: 2013/10/14(月) 22:27:03.51 ID:Ig2VfxlAO
ーーーーーーーーー
土御門「噛みやがった……」キキミミタテ
禁書「残念すぎるんだよ、とうま……」キキミミタテ
神裂「締まりませんね……」キキミミタテ
ステイル「土御門ー、コップを借りるよ」
土御門「灰皿にしないなら貸してやるぜよー」
ステイル「………チッ」
土御門「噛みやがった……」キキミミタテ
禁書「残念すぎるんだよ、とうま……」キキミミタテ
神裂「締まりませんね……」キキミミタテ
ステイル「土御門ー、コップを借りるよ」
土御門「灰皿にしないなら貸してやるぜよー」
ステイル「………チッ」
356: 2013/10/14(月) 22:30:17.18 ID:j9Re2J/S0
ーーーーーーーーー
上条「ちょっと待って! もっかい! もう一回やり直させてっ! ///」
シャットアウラ「………」
上条「よしっ、よし、よしっ!」
上条「シャットア…」
ダキッ
上条「!?」
シャットアウラ「………私は…料理は出来ないし、服の趣味も良くない」
シャットアウラ「頭は硬いし、照れ隠しで馬鹿げた行動もとる…」
シャットアウラ「しかも嫉妬深いところもあるぞ」
シャットアウラ「そんな私だが、いいのか?」
上条「……そんなシャットアウラがいいんだ」ギュッ
シャットアウラ「っ……///」
シャットアウラ「馬鹿者め……///」ギュー
上条「シャットアウラ」
シャットアウラ「か、上条当麻…」
上条「いい加減フルネームはやめて欲しいんですが」
シャットアウラ「うっ……、と、当麻……///」
上条「シャットアウラ///」
上条「ちょっと待って! もっかい! もう一回やり直させてっ! ///」
シャットアウラ「………」
上条「よしっ、よし、よしっ!」
上条「シャットア…」
ダキッ
上条「!?」
シャットアウラ「………私は…料理は出来ないし、服の趣味も良くない」
シャットアウラ「頭は硬いし、照れ隠しで馬鹿げた行動もとる…」
シャットアウラ「しかも嫉妬深いところもあるぞ」
シャットアウラ「そんな私だが、いいのか?」
上条「……そんなシャットアウラがいいんだ」ギュッ
シャットアウラ「っ……///」
シャットアウラ「馬鹿者め……///」ギュー
上条「シャットアウラ」
シャットアウラ「か、上条当麻…」
上条「いい加減フルネームはやめて欲しいんですが」
シャットアウラ「うっ……、と、当麻……///」
上条「シャットアウラ///」
357: 2013/10/14(月) 22:32:50.61 ID:Ig2VfxlAO
ーーーーーーーーー
禁書「///」
神裂「///」
土御門「なんで2人が照れるのかにゃー」
ステイル(暇だな)カミイジイジ
>シャットアウラッ
>トウマッ
土御門「こいつらオレたちが隣にいるの忘れてるのか?」
>シャットアウラー
>トウマー
禁書「………」
禁書「………」トコトコ
神裂「インデックス?」
禁書「///」
神裂「///」
土御門「なんで2人が照れるのかにゃー」
ステイル(暇だな)カミイジイジ
>シャットアウラッ
>トウマッ
土御門「こいつらオレたちが隣にいるの忘れてるのか?」
>シャットアウラー
>トウマー
禁書「………」
禁書「………」トコトコ
神裂「インデックス?」
359: 2013/10/14(月) 22:36:38.71 ID:j9Re2J/S0
ーーーーーーーーー
上条「シャットアウラー♪」
シャットアウラ「と、当麻ー///」
禁書「とうまぁぁぁ!!」
上条「おわぁぁ!? インデックスっ!?」
禁書「結局甘ったるい空気出してるしっ! イチャイチャしすぎなんだよっ!!」
上条「んなこと言われてもっ!」
禁書「とりあえず噛む!」
上条「とりあえずっ!?」
禁書「むがぁぁぁ!!」
ガブゥッ!
上条「またかよぉぉぉぉ!!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
上条「シャットアウラー♪」
シャットアウラ「と、当麻ー///」
禁書「とうまぁぁぁ!!」
上条「おわぁぁ!? インデックスっ!?」
禁書「結局甘ったるい空気出してるしっ! イチャイチャしすぎなんだよっ!!」
上条「んなこと言われてもっ!」
禁書「とりあえず噛む!」
上条「とりあえずっ!?」
禁書「むがぁぁぁ!!」
ガブゥッ!
上条「またかよぉぉぉぉ!!」
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
360: 2013/10/14(月) 22:38:21.87 ID:Ig2VfxlAO
シャットアウラ「……大丈夫か?」
上条「頭割れたりしてないよね……」
シャットアウラ「見た感じ大丈夫だぞ」
上条「インデックス……」
禁書「ふんっ…」
シャットアウラ「お前も大目に…」
上条「シャットアウラ」
シャットアウラ「っ! ……と、当麻も大目に見てやれ…///」
上条「しょうがない…か」ニコッ
シャットアウラ「当麻っ」
上条「シャットアウラっ」
禁書「また甘くなってきたし…」グルルルル
上条「お、落ち着けって…」
シャットアウラ「当麻!」
上条「?」
シャットアウラ「これからも…これからもよろしく…な」ニコッ
上条「………あぁっ!」ニカッ
禁書「………」
ガブッ
上条「ぎゃあぁっ!」
シャットアウラ「ふふっ」
end
上条「頭割れたりしてないよね……」
シャットアウラ「見た感じ大丈夫だぞ」
上条「インデックス……」
禁書「ふんっ…」
シャットアウラ「お前も大目に…」
上条「シャットアウラ」
シャットアウラ「っ! ……と、当麻も大目に見てやれ…///」
上条「しょうがない…か」ニコッ
シャットアウラ「当麻っ」
上条「シャットアウラっ」
禁書「また甘くなってきたし…」グルルルル
上条「お、落ち着けって…」
シャットアウラ「当麻!」
上条「?」
シャットアウラ「これからも…これからもよろしく…な」ニコッ
上条「………あぁっ!」ニカッ
禁書「………」
ガブッ
上条「ぎゃあぁっ!」
シャットアウラ「ふふっ」
end
380: 2013/10/22(火) 21:25:46.62 ID:WIpSnece0
後日談的ななにか…
上条「シャットアウラ!」ダッ
シャットアウラ「遅いっ! いったいどれだけ待たせる気だ?」
上条「悪い! えっと……課題を忘れて居残りをくらってまして…」ハァハァ
シャットアウラ「まったくお前というやつは…」
上条「す、すみません…」
シャットアウラ「私もどうしてこんな男に惚れたのか…」
上条「こんなとか言わないでっ」
シャットアウラ「時間に遅れる、学校の課題も忘れる、喧嘩っ早い…。秩序と規律も守れないような人間にこんなと言って何が悪い?」
上条「か、返す言葉もございません…」
シャットアウラ「ふん」
上条「いやっ、でも信号は守るぞっ」
シャットアウラ「あ・た・り・ま・え・だ!!」デコピン
上条「あいたぁっ!」ビシッ
上条「シャットアウラ!」ダッ
シャットアウラ「遅いっ! いったいどれだけ待たせる気だ?」
上条「悪い! えっと……課題を忘れて居残りをくらってまして…」ハァハァ
シャットアウラ「まったくお前というやつは…」
上条「す、すみません…」
シャットアウラ「私もどうしてこんな男に惚れたのか…」
上条「こんなとか言わないでっ」
シャットアウラ「時間に遅れる、学校の課題も忘れる、喧嘩っ早い…。秩序と規律も守れないような人間にこんなと言って何が悪い?」
上条「か、返す言葉もございません…」
シャットアウラ「ふん」
上条「いやっ、でも信号は守るぞっ」
シャットアウラ「あ・た・り・ま・え・だ!!」デコピン
上条「あいたぁっ!」ビシッ
381: 2013/10/22(火) 21:27:48.87 ID:9A3k3z8AO
シャットアウラ「………」ムスッ
上条「機嫌直してくれませんかね…」
シャットアウラ「………」
上条「………はぁ」
シャットアウラ「…………私は」
上条「!」
シャットアウラ「私は、秩序を乱す人間が嫌いだ」
上条「ぐっ……」
シャットアウラ「ルールを守らない人間、罪を犯す人間」
上条「うぅ……」
シャットアウラ「…………嘘をつく……恋人も嫌いだ」
上条「!」
シャットアウラ「当麻」ジッ
上条「えっとですね……」
シャットアウラ「………」ジィー
上条「っ……」
上条「機嫌直してくれませんかね…」
シャットアウラ「………」
上条「………はぁ」
シャットアウラ「…………私は」
上条「!」
シャットアウラ「私は、秩序を乱す人間が嫌いだ」
上条「ぐっ……」
シャットアウラ「ルールを守らない人間、罪を犯す人間」
上条「うぅ……」
シャットアウラ「…………嘘をつく……恋人も嫌いだ」
上条「!」
シャットアウラ「当麻」ジッ
上条「えっとですね……」
シャットアウラ「………」ジィー
上条「っ……」
382: 2013/10/22(火) 21:31:44.32 ID:m/QrOESQ0
上条「………女の子が…不良に絡まれてる現場に遭遇してしまいまして…」
シャットアウラ「また首を突っ込んでいたのか」
上条「………はい」
シャットアウラ「その額のすり傷もその時の怪我か?」
上条「頭突きをかました時に相手の腕時計に当たっちゃって…」
シャットアウラ「それで切ったのか」
上条「たいした怪我じゃないから心配はいらないぞ」
シャットアウラ「そういうことじゃないだろう!」
上条「はいそうですっ! ゴメンナサイ!」
シャットアウラ「………その女子は…」
上条「?」
シャットアウラ「その女子はどうした?」
上条「あ、あぁ。無事逃がしたら風紀委員を連れて来てくれてさ。おかげで不良も捕まったし」
シャットアウラ「それならよかった」
上条「丸く収まったハッピーエンドだったんだよ」
シャットアウラ「私の怒りは収まっていないけどな」
上条「はいスミマセン」
シャットアウラ「また首を突っ込んでいたのか」
上条「………はい」
シャットアウラ「その額のすり傷もその時の怪我か?」
上条「頭突きをかました時に相手の腕時計に当たっちゃって…」
シャットアウラ「それで切ったのか」
上条「たいした怪我じゃないから心配はいらないぞ」
シャットアウラ「そういうことじゃないだろう!」
上条「はいそうですっ! ゴメンナサイ!」
シャットアウラ「………その女子は…」
上条「?」
シャットアウラ「その女子はどうした?」
上条「あ、あぁ。無事逃がしたら風紀委員を連れて来てくれてさ。おかげで不良も捕まったし」
シャットアウラ「それならよかった」
上条「丸く収まったハッピーエンドだったんだよ」
シャットアウラ「私の怒りは収まっていないけどな」
上条「はいスミマセン」
383: 2013/10/22(火) 21:33:34.39 ID:9A3k3z8AO
シャットアウラ「………」
上条「……心配かけてごめん」
シャットアウラ「………」
上条「正直に言ったらまた怒るかと思ってさ……」
シャットアウラ「………」
上条「シャットアウラ……」
シャットアウラ「お前が謝ることはそのことか?」
上条「っ! ………嘘ついてごめん」
シャットアウラ「…………」
上条「…………」
シャットアウラ「………こっちを向け」
上条「……?」
シャットアウラ「いいから!」
上条「はい!」
シャットアウラ「少し頭を下げろ」
上条「………」スッ
チュッ
上条「!?」
シャットアウラ「私の口付けだぞ。奇蹟の力でそんな傷すぐに治る///」
上条「………サンキューな」
シャットアウラ「ふんっ///」
上条「……じゃあ、行きますか」
シャットアウラ「今日はお前の奢りだからな」
上条「うそっ!?」
シャットアウラ「冗談だ。……当麻」ニコッ
上条「……心配かけてごめん」
シャットアウラ「………」
上条「正直に言ったらまた怒るかと思ってさ……」
シャットアウラ「………」
上条「シャットアウラ……」
シャットアウラ「お前が謝ることはそのことか?」
上条「っ! ………嘘ついてごめん」
シャットアウラ「…………」
上条「…………」
シャットアウラ「………こっちを向け」
上条「……?」
シャットアウラ「いいから!」
上条「はい!」
シャットアウラ「少し頭を下げろ」
上条「………」スッ
チュッ
上条「!?」
シャットアウラ「私の口付けだぞ。奇蹟の力でそんな傷すぐに治る///」
上条「………サンキューな」
シャットアウラ「ふんっ///」
上条「……じゃあ、行きますか」
シャットアウラ「今日はお前の奢りだからな」
上条「うそっ!?」
シャットアウラ「冗談だ。……当麻」ニコッ
384: 2013/10/22(火) 21:34:24.24 ID:m/QrOESQ0
シャットアウラ「………ところで、私が不良に絡まれてたら助けるか?」
上条「シャットアウラは強いし平気だろ?」
シャットアウラ「………」ゲシゲシッ
上条「いたっ、痛い! 冗談ですゴメンナサイ!!」
happy end
362: 2013/10/14(月) 22:44:37.33 ID:Ig2VfxlAO
以上で終わりです。
長々とお付き合いしていただいた方々、ありがとうございました。
次はあんまりSSでみないキャラか最近みなくなってきたキャラでやりたいと思います。
一応レッサーか五和で迷ってますが、他のキャラがいいって方がいましたら名前出してください。
その中からも考えます。
それと、こちらも興味があったら応援お願いします
アリサ「奇蹟と秩序と不老不氏」
長々とお付き合いしていただいた方々、ありがとうございました。
次はあんまりSSでみないキャラか最近みなくなってきたキャラでやりたいと思います。
一応レッサーか五和で迷ってますが、他のキャラがいいって方がいましたら名前出してください。
その中からも考えます。
それと、こちらも興味があったら応援お願いします
アリサ「奇蹟と秩序と不老不氏」
363: 2013/10/14(月) 22:45:49.77 ID:fBamMXID0
乙でした!
婚后ちゃんがいいなチラッ
婚后ちゃんがいいなチラッ
375: 2013/10/21(月) 00:41:03.51 ID:q1eqTRWAO
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります