1: 2009/10/14(水) 10:04:58.41 ID:0P7osySEO
ジュン「そんなことねえよ」

翠星石「真紅の目は腐ってるですか?」

のり「今日もお洗濯物を部屋干ししなくちゃね」

雛苺「どう見ても曇ってるの~」

蒼星石「どうしよう、僕傘もってきてないや」

ジュン「じゃあ帰れよ」

蒼星石「ちょ」

真紅「・・・・」
2: 2009/10/14(水) 10:10:01.45 ID:0P7osySEO
真紅「ねえ、あなた達」

翠星石「なんですか?」

真紅「最近私に冷たくない?」

ジュン「そんなことねえよ」

翠星石「ま~た真紅の被害妄想が始まったです」

のり「もう・・・お姉ちゃん悲しくなっちゃうわ」

雛苺「真紅!のりが可哀想なのよ!」

蒼星石「真紅、そんな風にいわれると不愉快だね」

ジュン「じゃあ帰れよ」

蒼星石「え」

真紅「そういうのが冷たいといってるのよ・・・」

3: 2009/10/14(水) 10:13:50.14 ID:0P7osySEO
ジュン「冷たいってのはな、無視することだぞ真紅」

翠星石「そうです。翠星石達はちゃんと返事もしてるですよ?」

真紅「そうだけど」

雛苺「じゃあなんだっていうのよ」

のり「何か不満でもあるの?」

蒼星石「それに」

ジュン「じゃあ帰れよ」

蒼星石「僕まだ何もいってな」

ジュン「帰れって」

真紅「昨日までは普通だったじゃない・・・」

4: 2009/10/14(水) 10:20:09.74 ID:0P7osySEO
真紅「あ、くんくんが始まる時間なのだわ」

ジュン「僕なんだか凄くテレビゲームがしたい気分だ」カチャカチャ

雛苺「雛もなの~」

のり「たまにはお姉ちゃんも参加しよいかしら」

翠星石「負けねーですよ~!」

ジュン「でもお前は帰れよな」

蒼星石「・・・・」

真紅「え?いつもこの時間はくんく」

ジュン「何かいったか真紅」

真紅「・・・なんでもないのだわ」

翠星石「さあさ、真紅も一緒にやるですよ!」

雛苺「真紅にだって負けないわ!」

蒼星石「ふふ、僕に勝てるかな?」

ジュン「勝手に溶け込むなよ、帰れって」

真紅「・・・・」

7: 2009/10/14(水) 10:28:39.68 ID:0P7osySEO
のり「みんな~、お夕食できたわよ~」

雛苺「わ~い!花丸お赤飯なの~」

翠星石「お、美味しそうです」

蒼星石「僕もうお腹ペコペコだよ」

ジュン「だから帰れって」ムチムチ

蒼星石「ジュンくん!僕のお赤飯握り潰さないで!」

真紅「のり・・・」

のり「なぁに?真紅ちゃん」

真紅「なぜ私だけチキンラーメンなのかしら」

9: 2009/10/14(水) 10:36:03.11 ID:0P7osySEO
ジュン「なんだよ、お前だけ凄く豪勢だな」

雛苺「う~、お赤飯もいいけどちょっと羨ましいの~」

翠星石「スーパーだと一袋100円もするですよ!贅沢です」

蒼星石「いいなぁ、僕と交換しないかい」

ジュン「何度も言わせるなよ」ネチネチ

蒼星石「ジュンくん!お赤飯を服に擦り込まないで!」

真紅「・・・もうご飯はいらないわ」ガタッ

のり「残しちゃうの?嫌な子ね」

雛苺「好き嫌いはいけないのよ?」

翠星石「真紅のワガママは昔からです」

ジュン「居候の分際で」

真紅「・・・お風呂に入るのだわ」

10: 2009/10/14(水) 10:40:46.91 ID:0P7osySEO
真紅「ふぅ・・・ちょっと辛いのだわ」

真紅「・・・・」ジワリ

真紅「耐えるの、耐えるのだわ私」ジャバッ

バチン

真紅「あら、電気が消えたわ」

雛苺『のり~、お風呂場の電気つけっぱなしだったわ』

のり『あらそう?ありがとう雛ちゃん』

真紅「私がいるのに・・・・仕方ないわの」ザバッ

ガタガタ

真紅「ちょ、ドアに鍵しめやがったのだわあの糞苺!」

真紅「もおおおぉぉおおぉおおぉぉおおぉぉおお」

12: 2009/10/14(水) 10:46:23.82 ID:0P7osySEO
ジュン「3・・・2・・・1・・・」

翠星石「はい、9時になったです~」

真紅「あ゛~~、しんどいわ~~」バタッ

雛苺「お疲れ様なの」

のり「ふふ、今ちゃんとしたご飯用意するわね」ガチャ

真紅「お願いするのだわ」

ジュン「さて、明日は誰にしようかな」

雛苺「もう全員順番まわってるの」

真紅「まったく、毎日対象を変えて『いじめゴッコ』だなんて趣味が悪いわ」

ジュン「昨日は結構楽しんでたじゃないか、なあ翠星石w」

翠星石「あんな笑顔は初めて見たです・・・」

蒼星石「あははは」

ジュン「あははじゃねえよ帰れって」

13: 2009/10/14(水) 10:52:01.62 ID:0P7osySEO
翠星石「全員やったってことは、もうこの遊びはおしまいですか?」

ジュン「ふっ、まだだ」

雛苺「うぃ?」


ジュン「明日、この家に来た奴が新たな対象だ」

真紅「あら、随分無差別ねw」

ジュン「そのほうが面白いだろ?」

翠星石「でも宅配便とかだったらどうするんです?」

ジュン「じゃあ『明日、最初に家に上がった来客』で」

真紅「ワクワクするのだわ」

蒼星石「はは、じゃあカナリアあたりになるかな」

ジュン「お前つまんねえや帰れよ」

14: 2009/10/14(水) 10:57:02.36 ID:0P7osySEO
ピンポーン

雛苺「きたの!?」

蒼星石「たけし!!!!」

バチン

蒼星石「いったあああぁぁあああぁぁあああぁあああい」

ジュン「ちっ、僕が出るから待ってろよ」ガチャ


『どうも、桜田のりさん宛に荷物が届いてます。ハンコを』

ジュン『あ、はい』


真紅「またハズレなようね」

雛苺「ぶ~、つまんないの」

蒼星石「うぅ、殴られた衝撃で片腕取れちゃった・・・翠星石~」

翠星石「ボンバヘッドゥ!」シャカシャカ

16: 2009/10/14(水) 11:01:53.72 ID:0P7osySEO
ジュン「またハズレだったよ」

真紅「もう3時過ぎなのだわ」

翠星石「水銀燈あたりでもいいんですけどね~」

雛苺「退屈なの・・・」

蒼星石「ジュンくん見て!片腕とれちゃった!」

ジュン「ついでに足ももいでやろうか」


ピンポーン


巴『すいませ~ん』


真紅「この声は!!!」

雛苺「狩りの始まりよ!!!!!!」

18: 2009/10/14(水) 11:36:20.90 ID:0P7osySEO
ジュン「や、やあ柏木」

巴「桜田くん、プリント・・・」

ジュン「いつも悪いな、良かったら上がっていかないか?」

巴「え・・・///」

ジュン「か、顔を赤らめるなよ・・・ほら雛苺もいるし」

雛苺「ともえ~、あ~そ~ぼ~」ダキッ

巴「雛苺、良い子にしてる?」

雛苺「・・・うん!」

巴「それじゃあ・・・少しだけ上がらせてもらおうかしら」

ジュン「どうぞどうぞ!」

真紅「きたのだわ!きたのだわ!」

蒼星石「え、ビートたけしさん!?どこどこ!」

19: 2009/10/14(水) 11:42:42.58 ID:0P7osySEO
巴「お邪魔します」

真紅「あら、よくきたわね」

翠星石「とりあえずここに座るといいです」ポンポン

巴「ありがとう」スッ


ブボボッ


巴「!?!?!?」
ジュン(やりおったwww)

雛苺(ブーブークッションなんて、やる事が古いのwww)プルプル

真紅「あらwwwお腹の調子が悪いのかしらwww巴さんwww」

ジュン「大丈夫か?wwwトイレはあちらになりますwww」

雛苺「安心してwww乙女だってwwwオナラくらいするわwww」

雛苺「ブボボwwwブwwwボwwwボwww」

巴「・・・・」

20: 2009/10/14(水) 11:49:14.08 ID:0P7osySEO
蒼星石「ジュンくん・・・なんか臭わない?」

ジュン「いや、お前はいらないから」

蒼星石「ほんとに」

ジュン「・・・・あれ」クンクン

雛苺「なんかウOコくさいの」クンクン

巴「う・・・う・・・」シクシク

ジュン「柏木・・・まさか・・・」

巴「今日・・・わ、私・・・下痢気味だったの・・・」シクシク

巴「なのに・・・びっくりさせるから・・・うぅ・・・」シクシク

蒼星石「うわぁ・・・」

真紅「漏らしちゃったのね・・・」

翠星石「座布団がちょっと茶色いです」

巴「ふぇえええぇぇええぇえええん」ブピピ

ジュン「とりあえずトイレにいけよ・・・」

真紅「シャワーも使うといいのだわ・・・」

21: 2009/10/14(水) 11:53:16.42 ID:0P7osySEO
ジュン「じゃあな・・・」

巴「・・・・」



ジュン「・・・・」

真紅「・・・・」

雛苺「・・・・」

翠星石「・・・・」

蒼星石「・・・み、みてみて!僕片腕とれちゃっ・・・たぁ・・・」

真紅「・・・・」ハァ
ガチャ

のり「みんな、だだいくさっっっっ」

真紅「のり・・・実は・・・」

23: 2009/10/14(水) 12:04:53.10 ID:0P7osySEO
のり「そう、そんなことが」

真紅「えぇ・・・もうこの遊びはおしまいね・・・」

翠星石「乙女を傷物にしちゃったです・・・」

雛苺「ウOコウーマン」ボソッ

蒼星石「くひひwww雛苺www」

ジュン「・・・・」ギリギリ

蒼星石「いたいいたいいたい、ジュンくんとれる耳とれるってば」

のり「あと一回だけやってみれば?」

真紅「え?」

のり「せめて最後は楽しく終わりましょう、明日なら私も参加できるし」

ジュン「そうだな・・・じゃあ最後に、明日を最後にしよう!」

「おー」

25: 2009/10/14(水) 12:11:40.30 ID:0P7osySEO
翌日

ジュン「早く誰かこないかな!」

真紅「楽しみだわ!楽しみだわ!」

翠星石「昨日の悪夢は忘れて今日を楽しむです!」

雛苺「昨日巴がきたような気がするけどそんなことなかったわ!」

蒼星石「楽しみだね!うふふ!」

ジュン「もげろ片腕!」グギッ

蒼星石「あぁん、両腕無くなっちゃったじゃないか!」


「あははははははは」


ピンポーン


のり「は~~~い」

真紅「きたわ!」

ジュン「きたな」ニヤリ

27: 2009/10/14(水) 12:15:07.71 ID:0P7osySEO
真紅「なにをしようかしら」ワクワク

ジュン「まあ落ち着け、さりげなく攻撃するんだぞ」

翠星石「ポーカーフェイスで仕事するですよ、真紅」

真紅「わかってるわよ」

のり「ジュンくん」

ジュン「どうした?宅配便だった?」

のり「それがね」

巴『桜田く~~ん』ドンドン

雛苺「oh・・・」

28: 2009/10/14(水) 12:18:24.68 ID:0P7osySEO
ジュン「柏木・・・」

真紅「・・・・」

翠星石「・・・・」

のり「どうする?」

ジュン「もうでたのか」

のり「声でわかったからまだドアは開けてないわ」

ジュン「居留守だ」

のり「え、でもさっき返事しちゃったし」

ジュン「姉ちゃん」

のり「わかったわ・・・」

巴『すいませ~~ん』ピンポーン

29: 2009/10/14(水) 12:23:31.22 ID:0P7osySEO
一時間後

のり「大丈夫、帰ったわ」


「・・・・・」


のり「これを返しにきたみたい」

ジュン「僕が貸したジャージか・・・」

蒼星石「クンカクンカ・・・」

ジュン「殴る気にもならない・・・」

真紅「もうやめましょう・・・」

ジュン「・・・いや、続けるぞ!だめだこんなフィナーレは!」

蒼星石「フィナーレ!!フィナーレ!!」ピョンピョン

32: 2009/10/14(水) 12:28:20.65 ID:0P7osySEO
ジュン「早く誰かこないかな!」

真紅「楽しみだわ!楽しみだわ!」

翠星石「さっきの悪夢は忘れて今日を楽しむです!」

雛苺「この世に巴という人間がいたような気がするけどそんなことなかったわ!」

蒼星石「楽しみだね!うふふ!」

ジュン「コークスクリューブロー!」バキッ

蒼星石「あぁん、腕がないからガードできないよ」


「あははははははは」


ピンポーン


のり「は~~~い」

真紅「きたわ!」

ジュン「きたな」ニヤリ

34: 2009/10/14(水) 12:30:15.66 ID:0P7osySEO
>>31
三 ┏( ^O^)┛アワワワワダレカモットハヤクイッテヨ

37: 2009/10/14(水) 12:35:33.86 ID:0P7osySEO
のり「はいはい」

ガチャ

梅岡「どうも」

のり「あら先生!どうなさったんですか」

梅岡「急にお邪魔してすみません。桜田・・・いえ、ジュンの顔がみたくて」

のり「あらあら。どうぞ上がってください」

ビシュン、ガチャバタン

真紅「わ、なんて速さなの!?」

翠星石「物凄く俊敏な動きで自室に引きこもったですね・・・」

雛苺「神速のインパルス・・・!?」

蒼星石「感動のフィナーレだね!ジュンくん!」

41: 2009/10/14(水) 13:37:17.04 ID:0P7osySEO
ガチャ

梅岡「やあ、桜田」

真紅「こんにちわ」

梅岡「あれ、桜田はどこに?」

翠星石「ジュンなら自室ですよ」

雛苺「先生がきたから照れてるの~」

梅岡「そうなのか!ふふ、ふふふ」

梅岡「ところで君達は桜田の友達かい?凄く幼く見えるけど・・・」

のり「ジュンくん口リコンですから」ニコニコ

梅岡「いいなぁ」

44: 2009/10/14(水) 13:43:27.86 ID:0P7osySEO
ドンドンドン

梅岡「桜田~、家庭訪問にきたぞ~」

ジュン「うぅ」ガタガタ

翠星石「なにしてやがるでる!早くあけやがれです!」ドンドン

ジュン「翠星石まで・・・」

真紅「ここで逃げてちゃだめよ!立ち向かいなさい!」ドンドン

ジュン「・・・・」

蒼星石「解き放つんだ!ジュンくん!」スカスカ

蒼星石「あ、腕がないからドアが叩けないや!てへ!」

ガチャ

真紅「あ」

ジュン「コブラツイストオオオォォオオオオォォオ」ギリギリ

蒼星石「ぐはぁ!腕ないのに!ないのに!」

梅岡「久しぶりだな!桜田!」

ジュン「しまっ・・・・」

47: 2009/10/14(水) 13:51:40.39 ID:0P7osySEO
梅岡「先生嬉しいぞ!桜田!」

ジュン「仕方ない・・・覚悟をきめるか」

のり(唐辛子入りのお茶用意したわ)

雛苺(先制攻撃なの!)

のり「お茶どうぞ」スッ

梅岡「あ、すみません いただきます」

ジュン(飲むがいいさ)

真紅(生徒の目の前で茶を噴き出す教師・・・威厳もくそもないわね)

翠星石(これでジュンがまたひとつ成長をとげるです)

蒼星石(背中がかゆい・・・!?)





梅岡「・・・・あ、そうだ!今日もみんなの寄せ書きをもってきたぞ!」

ジュン「ぐぼぁ!?」

真紅「カ、カウンター!」

48: 2009/10/14(水) 14:05:31.23 ID:0P7osySEO
ジュン「く・・・・負けるか」

真紅「頑張るのよジュン!」

梅岡「どうだ?嬉しいだろ」

ジュン(向き合うんだ・・・現実と)チラッ

ジュン「ん・・・筆跡が全部同じなような」

梅岡「あぁ、今回はみんなに拒否されてな。自分で書いた」

ジュン「ぐふっ」バタ

梅岡「ち、違うぞ桜田。みんなテストで忙しくてお前になんか構っていられないって」

ジュン「ぎっひ」ズドン

梅岡「腹がたったから、みんなに桜田の素晴らしさを伝えるためにお前がデザインした衣装のコピーを屋上からばらまいたぞ!」

ジュン「」

真紅「大変、心臓が停止しているわ」

蒼星石「心臓マッサージしなきゃ!」

蒼星石「あ、腕なかった☆」

雛苺「いい加減しつこいのよ」

52: 2009/10/14(水) 15:14:27.91 ID:0P7osySEO
おわり
時間ある時にたてるべきだったみんなありがとう

54: 2009/10/14(水) 16:13:31.51 ID:8zqC7tS9O
じゃあまたいつか

引用: 真紅「今日はいい天気ね」