1: 2018/03/11(日) 19:10:35.055 ID:/jfA7WPhd.net
ラフィエル「ふんふんふーん♪」
ラフィエル「今日は皆さんで集まって何をするんでしょうね~?」
ラフィエル「なにやらサプライズなパーティーがあるとかで、楽しみですねー♪」
──サタニキア邸
ヴィーネ「いらっしゃい、よく来たわねラフィ!」
ラフィエル「こんにちは、ヴィーネさん! サターニャさんは中に居るんですかね~?」
サターニャ「フンッ、よく来たわね! ラフィエル」
ラフィエル「今日は皆さんで集まって何をするんでしょうね~?」
ラフィエル「なにやらサプライズなパーティーがあるとかで、楽しみですねー♪」
──サタニキア邸
ヴィーネ「いらっしゃい、よく来たわねラフィ!」
ラフィエル「こんにちは、ヴィーネさん! サターニャさんは中に居るんですかね~?」
サターニャ「フンッ、よく来たわね! ラフィエル」
4: 2018/03/11(日) 19:11:41.091 ID:/jfA7WPhd.net
ラフィエル「サターニャさーん! 会いたかったですよ~♪ 今日はどのように導いてほしいですか?」
サターニャ「あんた……いい加減それ止めなさいよ、いつも毎回毎回私を弄くり回して」
ヴィーネ「まあまあ、とりあえずお茶でも飲んで、寛ぎましょう?」
ヴィーネ「ほら、ラフィも……外は寒かったでしょ? こたつに入って暖まりましょ!」
ラフィエル「わあ、凍えた身体にこたつの温かさが沁みます~♪」
ラフィエル「ヴィーネさんの淹れてくれたお茶もとってもあったまりますね~」
ラフィエル「それにしても、気のせいか……このこたつ、やけに位置が高くありません??」
ヴィーネ「気のせいでしょ、今のこたつなんてそんなものよ」
サターニャ「あんた……いい加減それ止めなさいよ、いつも毎回毎回私を弄くり回して」
ヴィーネ「まあまあ、とりあえずお茶でも飲んで、寛ぎましょう?」
ヴィーネ「ほら、ラフィも……外は寒かったでしょ? こたつに入って暖まりましょ!」
ラフィエル「わあ、凍えた身体にこたつの温かさが沁みます~♪」
ラフィエル「ヴィーネさんの淹れてくれたお茶もとってもあったまりますね~」
ラフィエル「それにしても、気のせいか……このこたつ、やけに位置が高くありません??」
ヴィーネ「気のせいでしょ、今のこたつなんてそんなものよ」
7: 2018/03/11(日) 19:13:13.518 ID:8TkbP0oHd.net
ラフィエル「うぅ、なんだか急に身体が温まったせいか、眠くなってきました……」
サターニャ「そのまま寝てしまいなさい……パーティーの準備は私達がやっておくから」
ヴィーネ「うんしょ、うんしょ……こんなものかしらね? ラフィの髪の長さだと」
ラフィエル(……あれ? 天井ってこんなに近かったでしょうか……?)
サターニャ「がっちり括り付けなくちゃいけないから、もうちょっと高くしてよ」
ラフィエル(サターニャさんが、私の髪の毛を触ってる……後ろのリボンを解いて……)
ラフィエル(だ、め……眠く、なって……きました)
・・・・
・・
サターニャ「そのまま寝てしまいなさい……パーティーの準備は私達がやっておくから」
ヴィーネ「うんしょ、うんしょ……こんなものかしらね? ラフィの髪の長さだと」
ラフィエル(……あれ? 天井ってこんなに近かったでしょうか……?)
サターニャ「がっちり括り付けなくちゃいけないから、もうちょっと高くしてよ」
ラフィエル(サターニャさんが、私の髪の毛を触ってる……後ろのリボンを解いて……)
ラフィエル(だ、め……眠く、なって……きました)
・・・・
・・
9: 2018/03/11(日) 19:14:21.458 ID:8TkbP0oHd.net
……
ラフィエル「はっ、ココは!?」
ヴィーネ「おはよう、ラフィ。ここはさっき私達がいた部屋と一緒よ、ちょっと物は片付けたけどね」
サターニャ「よく寝てたわね、ラフィエル。さて、目覚めの気分はどうかしら?」
ラフィエル「……!? 天井に、私の髪の毛が括り付けられてる……」
ヴィーネ「もうこたつもいらないわね……宙ぶらりんになる覚悟はいい?」
ラフィエル「ま、待ってください……一体、どういうことでしょうか? この状況は」
サターニャ「うるさいのよ、あんたは……もういいわ、ヴィネットお願い」
ヴィーネ「うん、わかった……反省しなさい、ラフィ!」
バンッ…… ギシッ!……
ラフィエル「……ッ! い、痛いッ、痛いです! 椅子を、椅子をください~ッ!!!」
ラフィエル「はっ、ココは!?」
ヴィーネ「おはよう、ラフィ。ここはさっき私達がいた部屋と一緒よ、ちょっと物は片付けたけどね」
サターニャ「よく寝てたわね、ラフィエル。さて、目覚めの気分はどうかしら?」
ラフィエル「……!? 天井に、私の髪の毛が括り付けられてる……」
ヴィーネ「もうこたつもいらないわね……宙ぶらりんになる覚悟はいい?」
ラフィエル「ま、待ってください……一体、どういうことでしょうか? この状況は」
サターニャ「うるさいのよ、あんたは……もういいわ、ヴィネットお願い」
ヴィーネ「うん、わかった……反省しなさい、ラフィ!」
バンッ…… ギシッ!……
ラフィエル「……ッ! い、痛いッ、痛いです! 椅子を、椅子をください~ッ!!!」
10: 2018/03/11(日) 19:15:06.860 ID:8TkbP0oHd.net
サターニャ「どうかしら? 髪の毛を天井に括り付けられて、宙ぶらりんになっている気分は」
ヴィーネ「あんまり動くと、自重で髪の毛がブチブチ切れていってしまうわよ?」
……プチッ
ラフィエル「……ッ!? や、やめてください……どうしてこんな事を……!」
サターニャ「さあ、どうしてかしらね~? あんたの日頃の行いを振り返ってみれば、簡単に分かることじゃないの?」
ヴィーネ「私たちは悪魔よ? 悪魔が悪魔らしい行動を取ることに、何の疑問があるのかしら」
ラフィエル(…………神足通でッ!)
ラフィエル「……!? 使えない……な、なんでっ!?」
ガヴリール「無駄だぞ、ラフィ。この部屋には結界が張ってあるからな……」
ラフィエル「……ガヴ、ちゃん……」
ヴィーネ「あんまり動くと、自重で髪の毛がブチブチ切れていってしまうわよ?」
……プチッ
ラフィエル「……ッ!? や、やめてください……どうしてこんな事を……!」
サターニャ「さあ、どうしてかしらね~? あんたの日頃の行いを振り返ってみれば、簡単に分かることじゃないの?」
ヴィーネ「私たちは悪魔よ? 悪魔が悪魔らしい行動を取ることに、何の疑問があるのかしら」
ラフィエル(…………神足通でッ!)
ラフィエル「……!? 使えない……な、なんでっ!?」
ガヴリール「無駄だぞ、ラフィ。この部屋には結界が張ってあるからな……」
ラフィエル「……ガヴ、ちゃん……」
11: 2018/03/11(日) 19:16:02.111 ID:8TkbP0oHd.net
ラフィエル「ど、どうしてですか……なんでこんな酷い事をするんですかッ!!」
ガヴリール「ラフィ……お前さぁ、やり過ぎたんだよ」
ガヴリール「もういい加減、そろそろサターニャが可哀想になってきてな……」
ヴィーネ「私たちに泣き付いてきたのよ? 話を聞いたら、あんたサターニャに対してよくもまあ散々な事をしてきたわね……」
サターニャ「ストーカー……私生活の覗き見、監視……部屋への無断浸入……」
サターニャ「そして、毎日毎日……私への、嫌がらせの数々……ッ!」
ガヴリール「お前さぁ、サターニャじゃなきゃとっくにブチ切れてるぞ、こんなもん」
ヴィーネ「ぶっちゃけ、サターニャを泣かす事があなたの趣味なんでしょ? 清々しい程までの屑よね」
ラフィエル「…………」
ガヴリール「ラフィ……お前さぁ、やり過ぎたんだよ」
ガヴリール「もういい加減、そろそろサターニャが可哀想になってきてな……」
ヴィーネ「私たちに泣き付いてきたのよ? 話を聞いたら、あんたサターニャに対してよくもまあ散々な事をしてきたわね……」
サターニャ「ストーカー……私生活の覗き見、監視……部屋への無断浸入……」
サターニャ「そして、毎日毎日……私への、嫌がらせの数々……ッ!」
ガヴリール「お前さぁ、サターニャじゃなきゃとっくにブチ切れてるぞ、こんなもん」
ヴィーネ「ぶっちゃけ、サターニャを泣かす事があなたの趣味なんでしょ? 清々しい程までの屑よね」
ラフィエル「…………」
12: 2018/03/11(日) 19:17:03.239 ID:8TkbP0oHd.net
ヴィーネ「私はサターニャの味方でいたいの……もうラフィを許すことはないわ」
ラフィエル「………ッ!」ジタバタッ
ガヴリール「おいおい、暴れたら自分の髪の毛がブチブチ切れてくだけだぞ?」
ガヴリール「あまり暴れない方がいいんじゃないの?」
サターニャ「そうね……あまり動かない方が良いんじゃないかしら?」
ラフィエル「……っ!? さ、サターニャさん、それは……?」
サターニャ「竹刀よ……何か文句あるかしら?」
ラフィエル「……じょ、冗談ですよね? そんな、こんな……昨日まで、私たち……仲良く……」
サターニャ「言い訳があるなら聞いてもいいわよ? あなたの今までの私に対する行いについて……」
ラフィエル「…………」
ラフィエル「………ッ!」ジタバタッ
ガヴリール「おいおい、暴れたら自分の髪の毛がブチブチ切れてくだけだぞ?」
ガヴリール「あまり暴れない方がいいんじゃないの?」
サターニャ「そうね……あまり動かない方が良いんじゃないかしら?」
ラフィエル「……っ!? さ、サターニャさん、それは……?」
サターニャ「竹刀よ……何か文句あるかしら?」
ラフィエル「……じょ、冗談ですよね? そんな、こんな……昨日まで、私たち……仲良く……」
サターニャ「言い訳があるなら聞いてもいいわよ? あなたの今までの私に対する行いについて……」
ラフィエル「…………」
13: 2018/03/11(日) 19:17:56.919 ID:8TkbP0oHd.net
ラフィエル「……が、ガヴちゃん……助けてください……」
ガヴリール「…………」
ガヴリール「私も、サターニャに対して弄って遊んでたりしていた事があるけど……」
ガヴリール「だからこそ分かる、こんな……サターニャが暴力を振るおうとしてる所なんて見た事ない」
ガヴリール「お前、よっぽどだろ……ラフィ」
ラフィエル「…………ッ!」
ヴィーネ「まあ、私も悪魔らしくないって言われてて悩んでた所なのよね」
ヴィーネ「安心して、直接手を下すのはサターニャだけよ? ただ私もそれに、あえて水を差したりはしないわ……」
サターニャ「覚悟はいいかしら? そろそろ行くわよ、ラフィエル」
ラフィエル「そんな……そんな……ッ!!」
ガヴリール「…………」
ガヴリール「私も、サターニャに対して弄って遊んでたりしていた事があるけど……」
ガヴリール「だからこそ分かる、こんな……サターニャが暴力を振るおうとしてる所なんて見た事ない」
ガヴリール「お前、よっぽどだろ……ラフィ」
ラフィエル「…………ッ!」
ヴィーネ「まあ、私も悪魔らしくないって言われてて悩んでた所なのよね」
ヴィーネ「安心して、直接手を下すのはサターニャだけよ? ただ私もそれに、あえて水を差したりはしないわ……」
サターニャ「覚悟はいいかしら? そろそろ行くわよ、ラフィエル」
ラフィエル「そんな……そんな……ッ!!」
14: 2018/03/11(日) 19:18:53.439 ID:8TkbP0oHd.net
バキッ……!!
ラフィエル「……ッ!! がはっ……ごふっ!!」
サターニャ「まだまだいくわよ~!」
ラフィエル「や、やめっ……!」
バキッ……!! ドカッ……!!
ラフィエル「……ッ!! ぎゃああっ……!!」
・・・・
ガヴリール「うわっ、思ったよりエグいな……」
ヴィーネ「自業自得よ、それだけの事をやって来たんだもの……」
ラフィエル「……ッ!! がはっ……ごふっ!!」
サターニャ「まだまだいくわよ~!」
ラフィエル「や、やめっ……!」
バキッ……!! ドカッ……!!
ラフィエル「……ッ!! ぎゃああっ……!!」
・・・・
ガヴリール「うわっ、思ったよりエグいな……」
ヴィーネ「自業自得よ、それだけの事をやって来たんだもの……」
15: 2018/03/11(日) 19:19:24.931 ID:8TkbP0oHd.net
ラフィエル「サターニャさん……もう、や、やめて……くだ、さい……」ポロポロ
サターニャ「…………」
サターニャ「もう一度、言うわ」
サターニャ「ストーカー……私生活の覗き見、監視……部屋への無断浸入……」
サターニャ「そして、毎日毎日……私への、嫌がらせの、数々……ッ!!」
サターニャ「あんたねえ……私に殺されたって文句ないでしょ、こんなのっ!!」
ガヴリール「…………」
ヴィーネ「ねえ、ラフィ……ちゃんとサターニャに謝ったら? 心の底から反省して謝れば、許してくれるかもしれないわよ?」
ラフィエル「う、うぅ………」
サターニャ「…………」
サターニャ「もう一度、言うわ」
サターニャ「ストーカー……私生活の覗き見、監視……部屋への無断浸入……」
サターニャ「そして、毎日毎日……私への、嫌がらせの、数々……ッ!!」
サターニャ「あんたねえ……私に殺されたって文句ないでしょ、こんなのっ!!」
ガヴリール「…………」
ヴィーネ「ねえ、ラフィ……ちゃんとサターニャに謝ったら? 心の底から反省して謝れば、許してくれるかもしれないわよ?」
ラフィエル「う、うぅ………」
18: 2018/03/11(日) 19:20:20.903 ID:8TkbP0oHd.net
ラフィエル「……すみ、ません……サターニャさん」
ラフィエル「どうか、今までの私を、許してください……」
サターニャ「……まあ、あんたが反省してくれるのなら……」
ガヴリール「呆れた……」
ガヴリール「ラフィの心の中、痛みから逃れるためだけに謝ってるだけだぞ?」
サターニャ「えっ……?」
ガヴリール「それどころか、隙を見て神足通で脱出し、やり返す手段まで考えてやがる……」
ラフィエル「…………ッ!?」
ヴィーネ「……ッ、この、ラフィの大馬鹿っ!! もう、知らないわよあんたなんかっ!!」
サターニャ「ラフィエル……あんた……ッ!」
ラフィエル「どうか、今までの私を、許してください……」
サターニャ「……まあ、あんたが反省してくれるのなら……」
ガヴリール「呆れた……」
ガヴリール「ラフィの心の中、痛みから逃れるためだけに謝ってるだけだぞ?」
サターニャ「えっ……?」
ガヴリール「それどころか、隙を見て神足通で脱出し、やり返す手段まで考えてやがる……」
ラフィエル「…………ッ!?」
ヴィーネ「……ッ、この、ラフィの大馬鹿っ!! もう、知らないわよあんたなんかっ!!」
サターニャ「ラフィエル……あんた……ッ!」
19: 2018/03/11(日) 19:21:07.834 ID:8TkbP0oHd.net
ラフィエル「す、すみませんすみません!! 何でもしますから……ゆ、許してくださいっ!!」
サターニャ「私は、ただ……今までの行いに対して、ゴメンの一言が欲しかっただけなのに……」
サターニャ「…………ここまでしても、反省の声が一つも聞けないなんて……」
サターニャ「…………」
サターニャ「………………」
サターニャ「もう、いいか…………実際に、迷惑なのよね、生活する上で、あんたの存在は」
サターニャ「私はそれをする、充分な理由があるし、それに……そうね、私は大悪魔を目指してるわけだもんね……」
ラフィエル「さ、サターニャさん……?」
ラフィエル「包丁を持って……う、嘘ですよね……?」ガタガタ
サターニャ「私は、ただ……今までの行いに対して、ゴメンの一言が欲しかっただけなのに……」
サターニャ「…………ここまでしても、反省の声が一つも聞けないなんて……」
サターニャ「…………」
サターニャ「………………」
サターニャ「もう、いいか…………実際に、迷惑なのよね、生活する上で、あんたの存在は」
サターニャ「私はそれをする、充分な理由があるし、それに……そうね、私は大悪魔を目指してるわけだもんね……」
ラフィエル「さ、サターニャさん……?」
ラフィエル「包丁を持って……う、嘘ですよね……?」ガタガタ
21: 2018/03/11(日) 19:26:47.116 ID:8TkbP0oHd.net
サターニャ「今からこの包丁で、あんたのその大きな胸を削ぎ落とすわ……」
ラフィエル「嘘っ!? そ、そんな……やめてください!! 何でもしますから、やめっ……やめてくださいッッ!!」
ヴィーネ「ホットプレートの準備が出来たわよ~、ラフィのおっOいは大きいから、焼けば美味しいわよきっと!」
ガヴリール「おお、久しぶりの焼肉だな! 極上の柔らかい肉が手に入るんだ、食うしかないわな!」
サターニャ「…………二人とも、私のせいでもう正気を保ってられてないのね、本当にゴメンなさい……」
サターニャ「それでも、今から私がやろうとしていることを、二人は見逃してくれようとしている……」
ラフィエル「嘘ですよね? そんな、氏んじゃうじゃないですか、私っ!!」
サターニャ「…………もう、いいわよ、あんたの事なんか……ッ!!」
ラフィエル「嘘っ!? そ、そんな……やめてください!! 何でもしますから、やめっ……やめてくださいッッ!!」
ヴィーネ「ホットプレートの準備が出来たわよ~、ラフィのおっOいは大きいから、焼けば美味しいわよきっと!」
ガヴリール「おお、久しぶりの焼肉だな! 極上の柔らかい肉が手に入るんだ、食うしかないわな!」
サターニャ「…………二人とも、私のせいでもう正気を保ってられてないのね、本当にゴメンなさい……」
サターニャ「それでも、今から私がやろうとしていることを、二人は見逃してくれようとしている……」
ラフィエル「嘘ですよね? そんな、氏んじゃうじゃないですか、私っ!!」
サターニャ「…………もう、いいわよ、あんたの事なんか……ッ!!」
22: 2018/03/11(日) 19:27:28.177 ID:8TkbP0oHd.net
……ザシュッ!!
ラフィエル「あっ、あっ、あっ……ぎゃああああっ!!!!」
ヴィーネ「お肉ゲット~!! さあ焼肉パーティーの始まりよっ!!」
ガヴリール「素材の味を活かすために、ここは塩付けでいってみるか!」
サターニャ「…………もう片方もいくわよ」
……ザシュッ!!
ラフィエル「ぎゃああああっ!! 私の、胸があああああっ……!!」
ヴィーネ「うるさいわよ、ラフィ。まぁどうせもうすぐ出血多量で氏んじゃうだろうけど」
ガヴリール「おっ、コイツようやく今になって今までの行いを反省し出したぞwwww」
ガヴリール「まあ今更反省したところでもう手遅れだけどなwwwwww」
サターニャ「…………最後に、言い残すことはあるかしら? ラフィエル」
ラフィエル「あっ、あっ、あっ…………」ドクドク
ラフィエル「あっ、あっ、あっ……ぎゃああああっ!!!!」
ヴィーネ「お肉ゲット~!! さあ焼肉パーティーの始まりよっ!!」
ガヴリール「素材の味を活かすために、ここは塩付けでいってみるか!」
サターニャ「…………もう片方もいくわよ」
……ザシュッ!!
ラフィエル「ぎゃああああっ!! 私の、胸があああああっ……!!」
ヴィーネ「うるさいわよ、ラフィ。まぁどうせもうすぐ出血多量で氏んじゃうだろうけど」
ガヴリール「おっ、コイツようやく今になって今までの行いを反省し出したぞwwww」
ガヴリール「まあ今更反省したところでもう手遅れだけどなwwwwww」
サターニャ「…………最後に、言い残すことはあるかしら? ラフィエル」
ラフィエル「あっ、あっ、あっ…………」ドクドク
24: 2018/03/11(日) 19:28:54.726 ID:8TkbP0oHd.net
私は、間違ってたのでしょうか?
ただ、サターニャさんの喜んだり落ち込んだりする姿が楽しくて……
そう、ですね……
私は行き過ぎていた、迷惑だと分かりきっていた
それでもサターニャさんと一緒にいるのが楽しくて、サターニャさんに導くのが止められなかった
ラフィエル「ご、ごめん、なさい………」
ラフィエル「サターニャさん、今まで……すみません、でした……」
ラフィエル「ごめ、んなさい………」
ラフィエル「…………」
サターニャ「…………どうやら、最後の最後で、反省はしてくれたみたいね」
・・・・・
・・・
ただ、サターニャさんの喜んだり落ち込んだりする姿が楽しくて……
そう、ですね……
私は行き過ぎていた、迷惑だと分かりきっていた
それでもサターニャさんと一緒にいるのが楽しくて、サターニャさんに導くのが止められなかった
ラフィエル「ご、ごめん、なさい………」
ラフィエル「サターニャさん、今まで……すみません、でした……」
ラフィエル「ごめ、んなさい………」
ラフィエル「…………」
サターニャ「…………どうやら、最後の最後で、反省はしてくれたみたいね」
・・・・・
・・・
25: 2018/03/11(日) 19:29:46.635 ID:8TkbP0oHd.net
……ガバッ!!
ラフィエル「──えっ……!?」
ラフィエル「こ、ここは……私の部屋」
ラフィエル「さっきまでのは……夢!?」
……
ラフィエル「う~ん……」テクテク
ラフィエル「妙に、リアルな夢でしたね……」
ラフィエル「これはサターニャさんに対して、もう纏わり付くなという予知夢だったのでしょうか……?」
ラフィエル「あははっ、まさかそんな……ただの夢ですよね~!!」
ラフィエル「──えっ……!?」
ラフィエル「こ、ここは……私の部屋」
ラフィエル「さっきまでのは……夢!?」
……
ラフィエル「う~ん……」テクテク
ラフィエル「妙に、リアルな夢でしたね……」
ラフィエル「これはサターニャさんに対して、もう纏わり付くなという予知夢だったのでしょうか……?」
ラフィエル「あははっ、まさかそんな……ただの夢ですよね~!!」
26: 2018/03/11(日) 19:30:35.613 ID:8TkbP0oHd.net
ワンワンッ……!!
この犬、はなしてよ~!!
ラフィエル「あれは、サターニャさんと……いつものワンちゃんですね」
ラフィエル「あはは、またメロンパンを取られそうになってて涙目になっています~♪」
ラフィエル「ここで犬を助けて、あのメロンパンを奪わせたら、サターニャさんはどんな表情をするでしょうか……」
ラフィエル「…………、あれはただの夢です、現実には関係ありません」
ラフィエル「そんな事より、この絶好の機会……サターニャさんの泣き顔を拝めるチャンスですよね!」
ラフィエル「…………、何を迷ってるんでしょうか、私は。こんなチャンス、逃す手はないのに……」
この犬、はなしてよ~!!
ラフィエル「あれは、サターニャさんと……いつものワンちゃんですね」
ラフィエル「あはは、またメロンパンを取られそうになってて涙目になっています~♪」
ラフィエル「ここで犬を助けて、あのメロンパンを奪わせたら、サターニャさんはどんな表情をするでしょうか……」
ラフィエル「…………、あれはただの夢です、現実には関係ありません」
ラフィエル「そんな事より、この絶好の機会……サターニャさんの泣き顔を拝めるチャンスですよね!」
ラフィエル「…………、何を迷ってるんでしょうか、私は。こんなチャンス、逃す手はないのに……」
27: 2018/03/11(日) 19:31:35.277 ID:8TkbP0oHd.net
ラフィエル「…………」
サターニャ「あっ、ラフィエル! ……犬が、私のメロンパンを……」ジワッ
ラフィエル「~~~~ッ!!」ゾクゾク
ラフィエル「……えいっ♪」
ぱくっ…!!
犬「ワンワンッ!!」
サターニャ「ああああ~っ、私のメロンパンがぁ~っ!!」
ラフィエル「あはは、サターニャさん、何泣いちゃってるんですか~、だらしないですね~♪」
サターニャ「ラフィエル……あんた、どうして……」
ラフィエル「どうしたんですか? サターニャさん♪」
サターニャ「…………せっかく、最後のチャンスをあげたのに」
ラフィエル「えっ……?」
サターニャ「あっ、ラフィエル! ……犬が、私のメロンパンを……」ジワッ
ラフィエル「~~~~ッ!!」ゾクゾク
ラフィエル「……えいっ♪」
ぱくっ…!!
犬「ワンワンッ!!」
サターニャ「ああああ~っ、私のメロンパンがぁ~っ!!」
ラフィエル「あはは、サターニャさん、何泣いちゃってるんですか~、だらしないですね~♪」
サターニャ「ラフィエル……あんた、どうして……」
ラフィエル「どうしたんですか? サターニャさん♪」
サターニャ「…………せっかく、最後のチャンスをあげたのに」
ラフィエル「えっ……?」
28: 2018/03/11(日) 19:32:32.135 ID:8TkbP0oHd.net
────パリンッ!
ラフィエル「えっ……?」ドクドク
サターニャ「…………」
ガヴリール「まあ、そういう事だよ姉さん」
ゼルエル「…………」
ゼルエル「ラフィエル、お前……」
ラフィエル「えっ……?」ドクドク
ラフィエル「えっ……?」ドクドク
サターニャ「…………」
ガヴリール「まあ、そういう事だよ姉さん」
ゼルエル「…………」
ゼルエル「ラフィエル、お前……」
ラフィエル「えっ……?」ドクドク
29: 2018/03/11(日) 19:34:28.376 ID:8TkbP0oHd.net
ヴィーネ「喜んで、ラフィ……あなたは天界から正式に追放されたわ」
ゼルエル「この緊急事態に、いち早く気付いた私が真相を確認しに来たのだが……」
ゼルエル「ラフィエル、お前は天使として失格だっ! 今ここでその命を持って罪に償うがいい」
サターニャ「天界公認よ、出血多量なんて待たず、今から私の鎌でトドメを刺したげる」
ラフィエル「そんな……そんな……っ!!」
ガヴリール「まあ、自業自得だな……ちゃんと反省してれば、助かるチャンスは何度でもあったのに……」
サターニャ「もうあんたの言葉は何もいらないわ……さよなら、ラフィエル」
ザシュ……ッ!!
ゼルエル「この緊急事態に、いち早く気付いた私が真相を確認しに来たのだが……」
ゼルエル「ラフィエル、お前は天使として失格だっ! 今ここでその命を持って罪に償うがいい」
サターニャ「天界公認よ、出血多量なんて待たず、今から私の鎌でトドメを刺したげる」
ラフィエル「そんな……そんな……っ!!」
ガヴリール「まあ、自業自得だな……ちゃんと反省してれば、助かるチャンスは何度でもあったのに……」
サターニャ「もうあんたの言葉は何もいらないわ……さよなら、ラフィエル」
ザシュ……ッ!!
30: 2018/03/11(日) 19:35:00.721 ID:8TkbP0oHd.net
The End
32: 2018/03/11(日) 19:35:50.220 ID:2lo1TMg90.net
ラフィちゃんはちゃんとした所では謝れる良い子だからこんな事にはならないぞ
34: 2018/03/11(日) 19:37:34.813 ID:BJbzKX6d0.net
最後のチャンスからのパリンの流れがわからない
35: 2018/03/11(日) 19:38:21.182 ID:FBlZ9gN60.net
>>34
夢から覚ましたんでしょ
FF10のエンカみたいなエフェクト付きで
夢から覚ましたんでしょ
FF10のエンカみたいなエフェクト付きで
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります