1: 2009/09/10(木) 23:29:41.03 ID:BgQfndUx0
ガチャッ

JUM「おい真紅、僕の筆箱見なかっ…」

真紅「!!」サッ

JUM「?」

真紅「な、何かしら?筆箱なら見てないわよ。」

JUM「そうか。どこいったんだろ」
ローゼンメイデン 愛蔵版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
4: 2009/09/10(木) 23:36:15.52 ID:BgQfndUx0
真紅「(危ないところだったわ。薔薇乙女が焼き芋を食べているなんて、見られたらおしまいなのだわ)」

プッ

JUM「…おっw」

真紅「!! …///」

8: 2009/09/10(木) 23:44:34.51 ID:BgQfndUx0
真紅「ジュ、ジュン!!もうすぐお茶の時間なのだわ。紅茶を淹れて来なさい、紅茶を!」

JUM「オナラぐらいで恥ずかしがるなよw しょうがないな、紅茶だな。」

ガチャン


真紅「…」

真紅「最悪なのだわ」

10: 2009/09/10(木) 23:56:08.34 ID:BgQfndUx0
--------------------------------------------------

翠星石「JUMの紅茶も大分飲めるようになったですね。
      あ、お茶菓子が切れたです。とっとと持って来るです。」

雛苺「ヒナ、チョコレートがいいの!」

真紅「私も紅茶のおかわりをもらおうかしら」

JUM「…お前ら、僕を何だと思ってるんだ!」

真紅「あら、まだ自分の立場が分かっていないようね」

12: 2009/09/11(金) 00:11:03.67 ID:61b9E1xn0
コンコン

翠星石「あ、蒼星石!」ガラガラ

真紅「丁度良かったわ。今、皆でお茶していたところよ」

蒼星石「そうなんだ。あ、今日はお爺さんがおみやげにってこれをくれたんだ。みんなで食べようよ。」

雛苺「あー!!焼き芋ー!!」

翠星石「うわぁ!気が利いてるですねじじぃ。」

真紅「!」

蒼星石「近所の人にもらったんだって。焼きたてだよ。
     良かったらJUM君も。のりさんの分もあるよ。」

JUM「おぉ、ありがとう。」

20: 2009/09/11(金) 00:19:19.20 ID:61b9E1xn0
翠星石「あつあつですね~」

雛苺「ホクホクで、おーいしいの!」

蒼星石「あれ?真紅は食べないのかい?」

真紅「…」

真紅「…あなた達!」

JUM「?」ホクホク

25: 2009/09/11(金) 00:34:23.09 ID:61b9E1xn0
真紅「あなた達、恥ずかしくないのかしら!ローゼンメイデンがみんなで焼き芋なんて!!」

雛苺「なんで~?」

翠星石「まーた変なこと気にしてるですか。嫌なら真紅は食わなきゃいいです。あーおいしいですぅ♪」

蒼星石「…焼き芋くらいいいと思うけどなぁ。ほら、真紅も食べなよ?」

JUM「普段さんざん暴れてるくせに、変なところで乙女乙女ってこだわるよな。」

真紅「…っ!!」


真紅「(…私も食べたい)」

26: 2009/09/11(金) 00:50:04.94 ID:61b9E1xn0
「ただいまー」

JUM「お、姉ちゃんが帰ってきた」

--------------------------------------------------

のり「あらー!これを蒼星石ちゃんが?嬉しいわ~♪私もここで一緒に頂こうかしら。」

雛苺「真紅がねー、食べないんだって。」

のり「あらあら、頂かないの真紅ちゃん?」

真紅「薔薇乙女に焼き芋なんてふさわしくないのだわ」

JUM「お前以外はみんな食ってるぞ。」

のり「せっかく蒼星石ちゃんが持ってきてくれたんだから、真紅ちゃんも食べましょうよ。」

真紅「…そ、そこまで言うのなら食べてやらないこともないのだわ」

JUM「何だよコイツ…」

29: 2009/09/11(金) 01:04:33.68 ID:61b9E1xn0
--------------------------------------------------

のり「そうそうJUM君、玄関に筆箱が落ちてたわよ。はい。」

JUM「あ、そんなところにあったのか。」


雛苺「あー、窓の外に誰かいるの!」

ササッ

翠星石「今何か動いたですね。ちょっと見てくるです」ガラガラ

翠星石「…そこで何してるですか」

金糸雀「み、見つかってしまったかしらー…」

蒼星石「えっと、カ、カ…」

翠星石「神奈川ですぅ」

金糸雀「金糸雀かしら!」

31: 2009/09/11(金) 01:26:12.35 ID:61b9E1xn0
金糸雀「いい匂いがしたから、気になって中を覗いてたかしら」

雛苺「お前は犬か」

のり「あら、いらっしゃい金糸雀ちゃん。」

蒼星石「今みんなで焼き芋を食べてるんだけど…もう金糸雀の分は余ってないなぁ」

金糸雀「しょ、ショックかしらー!」

翠星石「あ、真紅の分が余ってるですよ」

真紅「なっ…!」

JUM「食べないとか言ってるからな。ちょうどよかったじゃないか。」

金糸雀「やったかしら~!カナもおいしい焼き芋が食べられるのね!」

真紅「あ、あ…」

34: 2009/09/11(金) 01:50:35.51 ID:61b9E1xn0
--------------------------------------------------

のり「おいしかったわ~」

雛苺「うゆー!」

金糸雀「おいしかったかしら!」

蒼星石「みんな喜んでくれてうれしいよ。」

翠星石「まったく、食べないやつの気が知れんですぅ」

真紅「……」フルフル

JUM「真紅、いつまで空のカップをくわえてるんだ?」

真紅「…お黙り!!」


fin

35: 2009/09/11(金) 01:55:20.51 ID:61b9E1xn0
すまん、なかなか上手い終わらせ方が思い付かなかった。
内容が内容だったから速攻終わってしまったw
やはり、長いのはじっくり書き溜めないと作れないな…。

読んでくれた方、ありがとうございました。

40: 2009/09/11(金) 02:07:19.06 ID:61b9E1xn0
ガチャッ

JUM「おい真紅、僕の筆箱見なかっ…」

真紅「!!」サッ

JUM「?」

真紅「な、何かしら?筆箱なら見てないわよ。」

JUM「そうか。どこいったんだろ」

41: 2009/09/11(金) 02:08:29.90 ID:61b9E1xn0
真紅「(危ないところだったわ。薔薇乙女が消しゴムを食べているなんて、見られたらおしまいなのだわ)」

ギュルルル

JUM「…おっw」

真紅「!! …///」

43: 2009/09/11(金) 02:09:44.80 ID:61b9E1xn0
真紅「ジュ、ジュン!!もうすぐお茶の時間なのだわ。紅茶を淹れて来なさい、紅茶を!」

JUM「腹が鳴ったぐらいで恥ずかしがるなよw しょうがないな、紅茶だな。」

ガチャン


真紅「…」

真紅「気持ち悪いのだわ」

45: 2009/09/11(金) 02:11:42.96 ID:61b9E1xn0
--------------------------------------------------

翠星石「JUMの紅茶も大分飲めるようになったですね。
      あ、お茶菓子が切れたです。とっとと持って来るです。」

雛苺「ヒナ、ハーゲンダッツがいいの!」

真紅「私も紅茶のおかわりをもらおうかしら」

JUM「…お前ら、僕を何だと思ってるんだ!」

真紅「あら、まだ自分の立場が分かっていないようね」

46: 2009/09/11(金) 02:14:33.56 ID:61b9E1xn0
コンコン

翠星石「あ、蒼星石!」ガラガラ

真紅「丁度良かったわ。今、皆でお茶していたところよ」

蒼星石「そうなんだ。あ、今日はお爺さんがおみやげにってこれをくれたんだ。」

雛苺「あー!!消しゴムー!!」

翠星石「うわぁ!カラフルですねぇ。」

真紅「!」

蒼星石「近所の人にもらったんだって。イタリア製だよ。
     良かったらJUM君も。のりさんの分もあるよ。」

JUM「おぉ、ありがとう。」

47: 2009/09/11(金) 02:24:10.99 ID:61b9E1xn0
翠星石「でも普段字なんて書かんですぅ」

雛苺「見てるだけでも、きれいなの!」

蒼星石「確かに僕らは使うところがなかなかなさそうだね。」

真紅「…」

真紅「…あなた達!」

JUM「?」ゴヌゴヌ

48: 2009/09/11(金) 02:31:36.88 ID:61b9E1xn0
真紅「あなた達、恥ずかしくないのかしら!ローゼンメイデンが字も書けないなんて!!」

雛苺「なんで~?」

翠星石「まーた変なこと気にしてるですか。嫌なら真紅だけ勉強してりゃいいです。日常生活には困らんですぅ」

蒼星石「…字が書けるのは真紅や僕ぐらいだからね。」

JUM「普段読書しかしてないくせに、変なところで教養教養ってこだわるよな。」

真紅「…っ!!」


真紅「(…あれも食べたい)」

49: 2009/09/11(金) 02:36:13.40 ID:61b9E1xn0
「ただいまー」

JUM「お、姉ちゃんが帰ってきた」

--------------------------------------------------

のり「あらー!これを蒼星石ちゃんが?嬉しいわ~♪私もここで一緒に頂こうかしら。」

雛苺「??」

のり「あらあら、頂かないの真紅ちゃん?」

真紅「頂くって、どういうことかしら?」

JUM「ね…姉ちゃん、消しゴム食うつもりか?」

のり「せっかく蒼星石ちゃんが持ってきてくれたんだから。真紅ちゃんも食べましょうよ。」

真紅「…そ、そこまで言うのなら食べてやらないこともないのだわ」

JUM「マジキチ」

50: 2009/09/11(金) 02:38:56.44 ID:61b9E1xn0
--------------------------------------------------

真紅「JUM、さっき筆箱を見つけたわ。はい。」

JUM「あ、そんなところにあったのか。あれ?消しゴムがないぞ」


雛苺「あー、窓の外に誰かいるの!」

ササッ

翠星石「今何か動いたですね。ちょっと見てくるです」ガラガラ

翠星石「…そこで何してるですか」

金糸雀「み、見つかってしまったかしらー…」

蒼星石「えっと、カ、カ…」

翠星石「蟹味噌ですぅ」

金糸雀「金糸雀かしら!」

51: 2009/09/11(金) 02:46:47.02 ID:61b9E1xn0
金糸雀「きれいなものが見えたから、気になって中を覗いてたかしら」

雛苺「お前はカラスか」

のり「あら、いらっしゃい金糸雀ちゃん。」

蒼星石「今みんなに消しゴムをあげてたんだけど…もう金糸雀の分は余ってないなぁ」

金糸雀「しょ、ショックかしらー!」

翠星石「あ、真紅が2つ食ってるですよ」

真紅「なっ…!」

JUM「何で人形のくせに食い意地はってんだ…一人一個だよ」

金糸雀「やったかしら~!カナもきれいな消しゴムが食べられるのね!」

翠星石「!?」

52: 2009/09/11(金) 02:50:59.83 ID:61b9E1xn0
--------------------------------------------------

のり「おいしかったわ~」

雛苺「マジキチ」

金糸雀「おいしかったかしら!」

蒼星石「…みんな喜んでくれてうれしいよ。」

翠星石「まったく、消しゴム食うとか気が狂っとるですぅ」

真紅「……」フルフル

JUM「真紅、どうかしたのか?」

真紅「(…お腹が痛い)」


fin

53: 2009/09/11(金) 03:31:46.92 ID:JzDmFtIeO
よくやった 乙

引用: 真紅「おいしいのだわ」ホクホク