1: 2012/04/22(日) 21:53:40.15 ID:qN6sBcMa0
アルセーヌ「そろそろ私自ら動かなければ駄目な気がします」

ストーンリバー「放っておいてよいのでは?」

トゥエンティ「奴らがいないほうが美しく仕事ができ…」

アルセーヌ「お黙りなさい!!」ガタッ

ラット「ひっ!?」ビクッ

アルセーヌ「仕事…宝なんてどうでもいいですわ」

アルセーヌ「私の望みは全力のミルキィホームズと戦い…そして勝利すること!」

アルセーヌ「今回は貴方達は手出し無用、全て私がやりますわ」

アルセーヌ「まずは…>>5のトイズから復活させますわ」

9: 2012/04/22(日) 22:01:01.74 ID:qN6sBcMa0
ホームズ探偵学院
 生徒会長室

エリー「失礼します…」ガチャッ

アンリエット「来ましたね、エルキュール・バートン」

エリー「あの…何かご用ですか…?」

アンリエット「貴女達のトイズが消えて早数か月…」

アンリエット「復活のめどは立ったのかしら」

エリー「ご、ごめんなさい…まだ…」

アンリエット「そんな事だろうと思ってましたけど…」ハァ

エリー「………ごめんなさい」

アンリエット「いいですわ、私も手伝います」

アンリエット「最早なりふり構っていられません、一刻も早く貴女達のトイズを復活させますわ!」

エリー「…はいっ!」

アンリエット「ではまず貴女のトイズから…何かトイズ復活に関する情報はあるのかしら」

エリー「そういえば、>>15でトイズが復活するかも、と聞いたことが…」

18: 2012/04/22(日) 22:07:22.13 ID:qN6sBcMa0
エリー「三点倒立が出来ればトイズが復活するって…」

アンリエット「じゃあ簡単ですわね、さんはいっ」

エリー「…………え」

アンリエット「心配しなくても足は抑えてあげますわ」

エリー「そ、そうじゃなくて…そのぉ…」

アンリエット「…まさか」

エリー「はい…」

エリー「私、三点倒立なんてできませんっ…!」

アンリエット「簡単ですわ、手と頭をついて…こうやって…」ヒョイッ

エリー「すごいです…!」

アンリエット「感心してないで、ほら貴女もやりなさい」グイグイ

エリー「い、痛た…!無理です…」

アンリエット(運動音痴…)

アンリエット「出来ないのでは仕方ないですわね…それじゃあ出来るまで練習しましょう」

アンリエット「私に考えがあります、>>25ですわ」

29: 2012/04/22(日) 22:17:57.52 ID:qN6sBcMa0
アンリエット「三点倒立のスペシャリストをお呼びしました」

アンリエット「それでは先生、お願いいたしますわ」

小林オペ子「ハァーイ!三点倒立ならアタシにお・ま・か・せ!はじめましてオペ子でーっす☆」

エリー「え…こ、小林さん!?」ビクッ

アンリエット「小林オペ子先生です」

オペ子「エリーちゃんしくよろ~!大丈夫!アタシの手にかかれば三点倒立なんてすぐに…」

エリー「いや、あの…小林オペラさんですよね?」

アンリエット「いえ、小林オペ子先生ですわ、小林オペラさんでは断じてありません」

オペ子「さぁ!アタシの三点倒立のトイズで…!」

エリー「小林さん…なにやってるんですか…」ビクビク

アンリエット「……」

オペ子「>>35」

38: 2012/04/22(日) 22:29:04.98 ID:qN6sBcMa0
小林「…バレてしまっては仕方ない!僕は小林オペラだ!」バッ

アンリエット「まさかっ…!?オペ子先生が小林オペラさんだったなんて…!?」

エリー(バレバレでしたけど…)

小林「流石エリー、探偵としての観察眼…僕がいない間にかなり鍛えられていたようだね」

小林「だけど目的は果たせた…僕の役目は時間を稼ぐことだったのさ!」

エリー「え…」

小林「僕が時間を稼いでいる間にみんなが来てくれた!エリーを応援しに来てくれたんだよ!」バッ

シャロ「エリーさんファイトですー!」

ネロ「エリー!頑張れー!」

コーデリア「乙女は気合よ!!」

ポポロ「ポポロチャンイウナー」

ごぼてん「くえー」

かまぼこ「にゃー」

イケメンブー太「頑張るブー」

>>43「がんばれー」

46: 2012/04/22(日) 22:40:56.73 ID:qN6sBcMa0
石流「頑張れ!エルキュールー!!」

エリー「シャロ、ネロ、コーデリアさん…ポポロさん、ごぼてん、かまぼこ…それに、石流さん!」

アンリエット(あの男は何をしているのかしら)

エリー「や、やります…三点倒立、成功させてみせます…!!」

石流「三点倒立がなんだ!やれば出来る!絶対に出来る!!」

石流「もっと頑張って!全身に力入れて!気合だ気合!!」

エリー「っく……!」プルプル

石流「ほらそこであきらめるなぁ!!何故力を抜く!?」

石流「足をふんばり、腰を入れんか!そんな事では三点倒立一つこなす事もできんぞーー!!」

エリー「………わっしょーーい!!」

シャロ「え、エリーさんが!」

小林「三点倒立を…!」

アンリエット「成功…させた…!」

石流「エルキュール…お前がナンバーワンだ」

49: 2012/04/22(日) 22:44:13.47 ID:qN6sBcMa0
エリー「で、できました……!!」プルプル

ネロ「やったー!エリーが三点倒立に成功したぞー!!」

コーデリア「お疲れ様…よくやったわエリー!!」

エリー「えへへ…」

アンリエット(…これでエルキュールのトイズは復活したはず)

アンリエット(本当に復活したか、試してみましょうか)

アンリエット「エルキュール・バートン、ここに荷物の入った箱がありますわ」

アンリエット「トイズを使って、これを持ち上げてみせなさい!」

エリー「……はい!」

エリー「………」ドキドキ

小林「頑張れ…エリー!」

エリー「…えぇーーいっ!!」バッ

シャロ「は、箱が…!>>54!!」

56: 2012/04/22(日) 22:51:49.48 ID:qN6sBcMa0
エリー「わっ!?」パカッ

シャロ「箱が開きましたー!」

トゥエンティ「ビューリフォーーー!!箱入りトゥエンティ!!華麗に参☆上!!」

トゥエンティ「美しい三点倒立だった…!勿論この僕の美しさには到底及ばないがね!」

トゥエンティ「箱に隠れて見ていたが飛びださずにはいられない!敵ながら見事だ!」

トゥエンティ「さぁご褒美だ僕を見ろぉ!!空に伸びた君の脚のように長く伸びた僕のTI☆KU☆BIを見ろォ!!」

エリー「いやあああああ!!」シャキィン!

アンリエット(エルキュールの目が、光った!)

エリー「こないで…くださああああああい!!」ドガッバキィグシャボキボキメリィベチャァ

トゥエンティ「ぎにゃああああああああああああああああああ!!」


エリー トライアセンドのトイズ復活

57: 2012/04/22(日) 22:54:08.73 ID:qN6sBcMa0
アンリエット(さて、まず一人…トイズを復活させることに成功しました)

アンリエット(あと三人、この調子でいければいいのですが…)

アンリエット「さて…そろそろ次がくる頃かしら…」

>>62「失礼しまーす」ガチャッ

アンリエット「来ましたわね、>>62」

67: 2012/04/22(日) 22:59:53.04 ID:qN6sBcMa0
アンリエット「失礼いたしますわ」ガチャッ

アンリエット「来ましたわね、アンリ………っ!?」ビクッ

アンリエット「な、何故私がもう一人!?」

アンリエット「私は、私に呼ばれて現れたもう一人の私」

アンリエット「幻惑のトイズの暴走…!?」

アンリエット「違いますわ、貴女の本心が私を望んで生まれた存在」

アンリエット「幻惑でなければ、夢でも、幻でもない…」

アンリエット「私は貴女、貴女は私」

アンリエット「私はアンリエットであり、アルセーヌでもある…」

アンリエット(わ、わけが分かりませんわ…)

アンリエット「……………」

アンリエット「……………」

アンリエット「>>72」

75: 2012/04/22(日) 23:07:30.46 ID:qN6sBcMa0
アンリエット「私はいつもミルキィホームズの事しか考えていない」

アンリエット「貴女はもう十分すぎるほどに頑張っているのに」

アンリエット「私は私にかわいがってもらいたかったんですわ」

アンリエット「…………」

アンリエット「…いつも、お疲れ様ですわ」ナデナデ

アンリエット「…………」

アンリエット「たまには休暇をとりましょうか」

アンリエット「…………」

アンリエット「全部、一旦休んで…好きなお菓子でも食べながら一日中ベッドの中にいたりして…」

アンリエット「でも、一日だけですわ」

アンリエット「分かってますわ」



アンリエット(たまには自分の体を労わってあげるのも大事なのかしら…)

アンリエット「ふぅ…十分休んだし、今日こそ>>80のトイズを復活させますわ」

88: 2012/04/22(日) 23:16:17.92 ID:qN6sBcMa0
アンリエット「今日こそ…ん?」

スクリプト「>>アンリエット しつけーよ、頭おかしいだろ VIP終わったな」ガチャッ

アンリエット「これは…メカですわ」

スクリプト「>>アンリエット 48208320810」

アンリエット「………?」

アンリエット「…幻惑のトイズ!」シャキィン!

スクリプト「>>アンリエット 38101101」

アンリエット(効いてるかどうかすら分からない…)

アンリエット「仕方ないですわ、ここは機械に強い彼女を呼んで…」



ネロ「僕になんか用?」

アンリエット「今日は貴女のトイズを復活させます」

アンリエット「見事トイズを復活させ…あのメカを修理してみせなさい!」

ネロ「うわ、なんだあれ…」

スクリプト「>>ネロ しつけーよ、頭おかしいだろ VIP終わったな」

92: 2012/04/22(日) 23:18:39.46 ID:qN6sBcMa0
ネロ「で、どうやって僕のトイズを復活させるのさ?」

アンリエット「…………」

ネロ「……言っとくけど、僕知らないよ」

アンリエット「…貴女のトイズは機械に関係する能力ですから」

アンリエット「とりあえずメカをいじってみればいいのでは…」

スクリプト「メカイウナー」ガシャーンガシャーン

ネロ「いじって、って言われてもなぁ…」

ネロ「じゃあ>>97してみようかな」

102: 2012/04/22(日) 23:25:13.43 ID:qN6sBcMa0
ネロ「とりあえず遠山を呼んでみたよ」

咲「どうもー」

ネロ「遠山、こいつどう思う?」

咲「どうって…メカだよね」

スクリプト「>>咲 メカイウナー」

咲「…ヘンなメカ」

ネロ「僕と遠山の力でこいつになにかしようぜ!」

咲「なにかってなに?」

ネロ「……なにかだよ!僕だっていきなり『いじってみろ』って言われただけなんだから分かる訳ないだろ!?」

ネロ「あーぁ、こんなんで本当に僕のトイズ復活するのかなぁ…」

咲「…トイズ?」

咲(こいつ、トイズと何か関係あるのかな)

スクリプト「しつけーよ、頭おかしいだろ VIP終わったな」

咲「こいつの情報回路にトイズに関係したデータがないかハッキングなうー」カタカタ

咲「ん、この情報…これは…>>107!」

109: 2012/04/22(日) 23:32:27.45 ID:qN6sBcMa0
咲「ネロ・ウルフのトイズ料理レシピ!?」

ネロ「なんだって!?」

アンリエット「ネロ・ウルフ…名探偵ネロ・ウルフの事かしら」

アンリエット「ウルフ探偵学院の創立者でもあり…そして、美食家」

ネロ「僕のおじいちゃんだよ」

咲「噂によると彼は料理のトイズの持ち主だったらしいね」

咲「このレシピの料理…なにか秘密があるんじゃない?」

アンリエット「あり得ますわね、何故このメカがそんなものを持っていたかは分かりませんが…」

スクリプト「>>アンリエット しつけーよ、頭おかしいだろ VIP終わったな」

ネロ「おじいちゃんの残した料理レシピ…か」

ネロ「作ってみる価値はあるね!」

ネロ「で、メニューは?何の料理の作り方が載ってるの?」

咲「>>115だよ」

121: 2012/04/22(日) 23:38:11.17 ID:qN6sBcMa0
咲「女体盛りだよ」

ネロ「は?」

アンリエット「え?」

咲「『手順、かわいい女の子を裸にひん剥いて、その体の上に新鮮な料理を…』うわ、生々しい」

ネロ「あのくそじじいーーー!!ぶん殴ってやるからなーー!!!」キィー

アンリエット「不衛生な料理ですわ…」

咲「おっさんの趣味ってどこも似たりよったりなんだね」

ネロ「僕作らないからね!?そんな料理…!」

アンリエット「まぁまぁ、唯一の手がかりはこれだけなんですから…」

咲「がんばれー」

ネロ「ひ、他人事だと思ってっ…!」

ネロ「えーい!いいよ、作ってやろうじゃないか!」

ネロ「お皿になるかわいい女の子は…>>126だ!」

132: 2012/04/22(日) 23:43:28.46 ID:qN6sBcMa0
ネロ「僕がお皿になる!」

咲「ネロ…」

ネロ「ぼ、僕だって本当は嫌だけど…しょうがないじゃないか…!」

ネロ「こんなの他の人にやらせるなんて絶対に出来ない、僕のトイズを取り戻すためなんだから!」

アンリエット「立派ですわ」

咲「料理はまかせろー」

アンリエット「うにが食べたいですわ」

ネロ「やめて!」



ネロ「ううぅ…!は、恥ずかしい…!!」プルプル

咲「へっへっへお嬢ちゃん、綺麗な肌してるねえ」

ネロ「やめろォ!!」

アンリエット「料理ができましたわ」スタスタ

ネロ「なに作ったの?」

アンリエット「>>136ですわ」

142: 2012/04/22(日) 23:51:21.12 ID:qN6sBcMa0
アンリエット「カカロットですわ」

咲「あぁ、おいしいよねカカロット」

ネロ「なにそれ!?」

アンリエット「メンタルとタイムのルームでとれたにんじんを百倍界王加工した料理です」

ネロ「なんかシュインシュインいってない!?それ!」

咲「新鮮な証拠だよ」

ネロ「もう訳が分からない!!」

アンリエット「盛り付けますわ」シュインシュインシュインシュインシュイン

ネロ「ひいぃ…!シュインシュインがくすぐったいぃ…!」ビクッ

咲「いっただっきまーす」ヒョイッ

ネロ(んっ…!お、お箸が僕の体の上を…くすぐるみたいに動いて…!)ビクッ

咲「箸が進むなうー」グイッ

ネロ「ちょっ…遠山!?それカカロットじゃなくて僕の…!」

アンリエット「お箸は苦手ですわ…フォークで…」ザクッ

ネロ「ぎにゃあああああああああ!!!!」

152: 2012/04/22(日) 23:55:41.27 ID:qN6sBcMa0
咲「ごちそうさまでした」

アンリエット「おいしかったですわ」

ネロ「………もう僕お嫁にいけない」シクシク

咲「…すごいダメージ受けてるし」

アンリエット「これでトイズが戻ってなかったらトラウマものですわね」

ネロ「はっ、そうだトイズだ」ガバッ

咲「トイズが復活してれば、あのよく分からないメカ直せるよね」

スクリプト「>>ネロ しつけーよ、頭おかしいだろ VIP終わったな」

ネロ「よし、やってみるよ」

ネロ「とりゃーーっ!!」ザクッ

咲「あ、メカが…>>157!!」

160: 2012/04/23(月) 00:02:20.02 ID:fiVPJ2lD0
ネロ「とりゃーーーっ!!」シャキィン!バチバチバチッ

スクリプト「ネロが一番かわいいよ…」

咲「メカが…壊れた!!」

ネロ「なんでだよ!?」ガーン

ネロ「僕のトイズ完全復活!このだめロボットに僕を褒め称える機能を追加してやったんだ!」

ネロ「名付けて…エールストライクネロボット!!」ジャーン

ネロ「さぁ僕にエールを送れ!ネロボット!!」

ネロボット「ネロが一番かわいいよ…」

ネロ「もっと!もっと!!」

ネロボット「ネロが一番かわいいよ…」

ネロ「くぅー!照れちゃうなぁー!!」

咲(うわぁ…)


ネロ ダイレクトハックのトイズ復活

168: 2012/04/23(月) 00:07:23.90 ID:fiVPJ2lD0
アンリエット(二人目もうまくいった、ミルキィホームズ復活まであと少し…!)

アンリエット(絶対に成功させてみせますわ…私の野望のために!!)

アンリエット「残るは二人、シャーロック・シェリンフォードとコーデリア・グラウカ」

アンリエット「三人目は>>173にしましょう…ふふふ」

アンリエット「…それにしても」

ネロボット「ネロが一番かわいいよ…」ガシャーンガシャーン

アンリエット「このメカ…ずっとここに置いておくつもりなのかしら…?」

177: 2012/04/23(月) 00:14:23.40 ID:fiVPJ2lD0
アンリエット「コーデリア・グラウカさん」

コーデリア「はい、会長」

アンリエット「次は貴女の番です、トイズを復活させますわよ」

コーデリア「ついに私の番が来たのね!!」

アンリエット「乗り気ですわね…」

コーデリア「だって!トイズを取り戻してからネロは…!」

コーデリア「『いやー、トイズが使えるっていいなぁ!僕の身の回りのことみーんなネロボットがやってくれるよー』」

コーデリア「って言って、サボってばかりで…!」

アンリエット(順番…間違えましたわね)

コーデリア「お姉さんの私がトイズを取り戻して!びしって言ってやるんです!」

コーデリア「さぁやりましょう会長!!何をすればいいんですかっ!?」

アンリエット「お、落ち着いて」ビクッ

アンリエット「まず…どうやってトイズを復活させるのか、その方法から探る必要があります」

アンリエット「>>183で情報を集めましょう」

184: 2012/04/23(月) 00:21:41.11 ID:fiVPJ2lD0
アンリエット「心で感じるのです」

コーデリア「え?」

アンリエット「貴女の中にかつてはあったトイズの力…」

アンリエット「トイズの抜け落ちた心の穴、そこにはまるピースを心で感じるのです…」

コーデリア(会長って電波?)

アンリエット「さぁ目を閉じて、集中して…」

コーデリア「は、はい…」パチッ

コーデリア「……………」

コーデリア(トイズ…トイズさん、どこへ行ってしまったの?)

コーデリア(私のトイズ…聞こえたら返事をして…)

トイズ(コーデリア…聞こえるかね)

コーデリア(トイズさんっ!?)ハッ

トイズ(君が再び私と会いたいと強く思うのなら…)

トイズ(>>190に来るのだ…!分かったね…?)

195: 2012/04/23(月) 00:28:00.71 ID:fiVPJ2lD0
トイズ(永遠の闇に来るのだ…コーデリア…!)

コーデリア「永遠の…闇…?」



コーデリア「はっ!?」ガバッ

アンリエット「何か分かりましたか?」

コーデリア「はい…心の中で私のトイズが教えてくれました」

コーデリア「私のトイズは、永遠の闇にあると!」

コーデリア「会長の言うとおり!手がかりは心にあったんですね!」

アンリエット(適当に言ったのだけれど…この子、電波なのかしら)

コーデリア「でも、永遠の闇って…?」

アンリエット「…私に心当たりがありますわ」

197: 2012/04/23(月) 00:32:13.45 ID:fiVPJ2lD0
ホームズ探偵学院
 地下牢・最下層

コーデリア「ひいぃーー!!暗いぃーー!!!」ブルブル

アンリエット「ここの扉を閉めてしまえば、この部屋は完全に闇に包まれます」

アンリエット「一筋の光も射さない真の暗闇、『永遠の闇』とはきっとこの事では?」

コーデリア「嫌ああああああ!!やめてえええええ!!」

アンリエット「一時間経ったら出してあげます、それでは…」ガチャン

コーデリア「あああ…!暗いよ、狭いよ、怖いよぉ…!!」ガタガタ

コーデリア「何も見えないわ…!誰か助けてぇ…!!」ブルブル

>>203「…………」

コーデリア(…えっ、誰かいる?)

コーデリア「あ、あなたは…?」

210: 2012/04/23(月) 00:38:51.38 ID:fiVPJ2lD0
トゥエンティ「あなたは誰かって…?僕だ!!」

コーデリア「ブルーノ!?」

トゥエンティ「違う!トゥエンティだッ!!」

トゥエンティ「一切の光射さぬ地の奥底!今こそ美しい僕が太陽となって照らしてあげようっ!!」バッバッ

コーデリア「ひいいいいい!!!見えないけど脱いでるのが分かるううううう!!」

トゥエンティ「勘が鋭いな!レディ!!だが僕のTI☆KU☆BIも鋭いぞ!?」ビヨンビヨーン

コーデリア「いやああああああ!!!見えないけど伸びてるのが分かるううううう!!」

トゥエンティ「さぁ見えないのなら感じろ!!僕の美しさを全身で感じてくれえええええ!!」バッ

コーデリア「ひいぃっ!?」サッ

コーデリア(あれ…?いま、私…避けた?)

トゥエンティ「逃げるな!!僕の美しさから逃げるな!これは命令だ!!」バッ

コーデリア「……はっ!!」サッ

コーデリア「見える…トゥエンティが見えるわ!?」


214: 2012/04/23(月) 00:43:50.59 ID:fiVPJ2lD0
トイズ(説明しよう!!コーデリアは真の闇という極限状態に身をおいたことで…)

トイズ(自分の潜在能力!消えたトイズの力を心の奥底から引き出すことに成功したのだ!!)

トイズ(闇+変Oの板挟みッ!超危機的状況が奇跡の蕾を花開かせたッ!!)

コーデリア「…トイズ発動!!」シャキィン!

コーデリア「やったわ!トイズが復活した!!」

コーデリア「これでトゥエンティ恐るるに足りず!見えていればちっとも怖くなんか…!!」

コーデリア「…いやあああああああ!!超脱いでるうううううう!!!」

トゥエンティ「これ以上はダメだよ?ハニー…」

コーデリア「出して!出してえええええええ!!!ああああああああああ!!!!」ドンドンドン


コーデリア ハイパーセンシスティブのトイズ復活

221: 2012/04/23(月) 00:50:26.64 ID:fiVPJ2lD0
ネロ「あー、トイズがあると楽でいいなあ…あ、ジュース持ってきてよ」

ネロボット「カシコマリー」ウィーンウィーン

エリー「トイズがあると…家具の隙間のお掃除も楽だわ…」ヒョイッ

シャロ「あれ?コーデリアさんはどうしたんですか?」

ネロ「保健室でずっと寝てるよ」

シャロ「そうですか」

シャロ「みなさんがうらやましいですー、あたしも早くトイズが欲しいですー」

ネロ「大丈夫!次はシャロの番だよ!」

エリー「きっと会長がトイズを復活させてくれるから…」

シャロ「そうですね!アンリエットさんのところにいってきまーす!」



アンリエット(残るは一人、シャーロックのみ…)

アンリエット(三人のトイズを復活させた要素は困難への挑戦・血のつながりの知識・超ショック療法)

アンリエット(…シャーロックのトイズを復活させるには何が有効的なのかしら…)

アンリエット「よし…>>226の方法で行きますわ」

232: 2012/04/23(月) 00:56:50.26 ID:fiVPJ2lD0
アンリエット「愛の力…!これっきゃないですわ」

シャロ「アンリエットさーん、シャロですよー」ガチャッ

シャロ「とうとうあたしの番ですー!アンリエットさんの力であたしのトイズを復活させてくれるんですよね!?」

アンリエット「そのつもりですわ」

シャロ「よろしくお願いします!!」

アンリエット(さて、愛の力…とは言ったものの)

アンリエット(愛をどういう風に使ったら…)

アンリエット「………ふむ」ジロジロ

シャロ「…どうしたんですか?アンリエットさん」

アンリエット(…かわいいですわ)ポッ

アンリエット(よし…この気持ちを…!)

アンリエット(シャーロックに…>>237で伝える!!)

245: 2012/04/23(月) 01:02:36.86 ID:fiVPJ2lD0
アンリエット(私の…心に溢れるこの気持ち)

アンリエット(包丁に乗せてシャーロックに届けますわ…!)スチャッ

アンリエット「シャーロック…」

シャロ「あ、アンリエットさん…?」









ドブシャァッ



253: 2012/04/23(月) 01:06:44.41 ID:fiVPJ2lD0
シャロ「う………!」

アンリエット「……………」

シャロ「う、ぅ………っ!」

アンリエット「……………」

シャロ「うまいですー!!」

アンリエット「お口に合ってよかったですわ」ポッ

シャロ「アンリエットさん、お料理もできたんですね!」

アンリエット「えぇ、まぁ…」

シャロ「いきなり野菜に包丁を突き立てた時はどうしたのかと思いましたー」

アンリエット「久しぶりに包丁を持ったから手元が狂ってしまって…」

シャロ「いやー、びっくりしました」

アンリエット「その…味はどうかしら」

シャロ「とってもおいしいです!毎日アンリエットさんの料理が食べたいですー!!」

アンリエット「まぁ、シャーロックったら…」ポッ

256: 2012/04/23(月) 01:11:12.75 ID:fiVPJ2lD0
シャロ「ふぃー、ごちそうさまでしたー」

アンリエット「お粗末様でしたわ」

シャロ「さぁ!ご飯も食べたしトイズを復活させましょー!」

アンリエット(流石に料理でトイズが復活するなんて事は無い…か)

アンリエット(まぁ譲崎さんの時に似たようなことしましたし、二回連続そんなことがあるわけないですわ)

シャロ「あのですね、あたしに考えがあるんです!」

アンリエット「考え…?」

シャロ「ココロちゃんに聞いたんです、トイズに関するうわさ…」

シャロ「>>261で、トイズを復活させることができる…って!」

264: 2012/04/23(月) 01:20:40.95 ID:fiVPJ2lD0
シャロ「オリーブオイルの力でトイズを復活させることが出来るって…!」

アンリエット「は?」

シャロ「遥かヨーロッパの大地で育ち、太陽の光をその身にたくさん浴びたおいしーいオリーブオイル!」

シャロ「オリーブオイルでおいしくトイズを復活させましょう!」

アンリエット「そ、そういうことでしたら…」

アンリエット「次のメニューはほくほくコロッケ!!オリーブオイルで揚げますわ!」ジュージュー

アンリエット「隠し味はオリーブオイル!じゃがいもを潰す時にもみ込むのがポイント!!」

アンリエット「からっと揚げたらオリーブオイル!全体にまんべんなく振り掛けますわ!」ドバァー

アンリエット「出来上がり!さぁシャーロック、オリーブオイルにディップして召し上がれ!」

シャロ「わーい!いただきますー!!」

シャロ「……むっ!?これはっ!」

シャロ「噛めば噛むほどに滲み出てくるオイル!最早オリーブの味しかしません!」

シャロ「さくっと揚げた上からかけたオイルのせいでしょうか…噛んだ食感はふにゃふにゃです!」

アンリエット「シャーロック…体の調子は!?」

シャロ「>>270」

273: 2012/04/23(月) 01:26:46.14 ID:fiVPJ2lD0
シャロ「おなかいっぱいですー」ゲフー

アンリエット「正直、作ってるだけで胸やけするくらいのオリーブオイルだったのによく平気ですわね」

シャロ「らめえん屋でアルバイトしてたら耐性がつきましたー」

シャロ「それに、アンリエットさんが作ってくれたものを残すわけにはいきません!」

アンリエット「シャーロック…!」

アンリエット「…で、トイズは」

シャロ「よし…そこのオリーブオイルのびんを浮かせてみせます」

シャロ「あたしにトイズが戻っていれば、浮かせることが出来るはず…」

シャロ「……えいやーーーーー!!」

アンリエット「び、びんが…>>278!」

281: 2012/04/23(月) 01:31:45.22 ID:fiVPJ2lD0
アンリエット「びんが…シャーロックの一体化した!?」

シャロ「ぎにゃーーー!?痛いですーーー!」

アンリエット「サイコキネシスの誤作動?かしら…」

シャロ「あ、あたしの血液がどろどろになっちゃいますー!」

アンリエット「大丈夫ですわシャーロック!オリーブオイルは健康にいいんですから」

シャロ「なぁんだ…危ない所でした…」

アンリエット「普通のサラダ油だったら危なかったですわ…」

アンリエット(…でも、失敗したとはいえびんは動いた)

アンリエット(徐々に力が戻りつつある…ということ?)

アンリエット(あと一押し必要なのは間違いない…よし!)

アンリエット「ここは>>285ですわ」

289: 2012/04/23(月) 01:34:27.23 ID:fiVPJ2lD0
アンリエット「びんが…シャーロックと一体化した!?」

シャロ「ぎにゃーーー!?痛いですーーー!」

アンリエット「サイコキネシスの誤作動?かしら…」

シャロ「あ、あたしの血液がどろどろになっちゃいますー!」

アンリエット「大丈夫ですわシャーロック!オリーブオイルは健康にいいんですから」

シャロ「なぁんだ…危ない所でした…」

アンリエット「普通のサラダ油だったら危なかったですわ…」

アンリエット(…でも、失敗したとはいえびんは動いた)

アンリエット(徐々に力が戻りつつある…ということ?)

アンリエット(あと一押し必要なのは間違いない…よし!)

アンリエット「ここは>>285ですわ」

292: 2012/04/23(月) 01:40:25.15 ID:fiVPJ2lD0
アンリエット(やはり…オリーブオイルにトイズ復活の作用があるのは明らか!)

アンリエット「シャーロック!もっとオリーブオイルを…!」

シャロ「無理ですー、一体化しちゃってとれませーん」

アンリエット「くっ…!ならすぐに厨房から新しいオリーブオイルを…!」バッ

アンリエット(いや、だめですわ…行って帰ってくる間にシャーロックの体内のオイルは消化されてしまう!)

アンリエット(今すぐにシャーロックにオリーブオイルを与えるには…!ええい!)ガバッ!

シャロ「ひゃっ!?」

アンリエット「シャーロック…!」

シャロ「アンリエットさ…むぐぅっ!?」チュー

アンリエット(さっき私とシャーロックは一緒に料理を食べた…!その時のオリーブオイルが私の口の中に…!)

シャロ「あぅ…!?んやぁっ…!」ビクッ

シャロ(あ、アンリエットさんの、べろが…)

シャロ(あたしのべろにからんでっ…!)

アンリエット「ん、くっ…」

シャロ「はぁっ…!あ、あんりえっと…さんっ…!」

296: 2012/04/23(月) 01:44:56.68 ID:fiVPJ2lD0
シャロ「ぷはぁっ、ま…まって、くださいぃ」

アンリエット「…だめですわ、ほら」グイッ

シャロ(だめです…体に力が入りません)チュー

シャロ(あたまのなかが真っ白になって…アンリエットさんのことしか考えられない)

シャロ(……あったかい)

シャロ(はじめてのキスは、レモンの味がするってエリーさんは言ってましたけど)

シャロ(あたしのはじめてはオリーブオイルの味ですぅ…)

アンリエット「ふぅ…」スッ

シャロ「はぅ…」グテー

アンリエット「シャーロック…大丈夫?」

シャロ「えへへ…平気ですー」

アンリエット「…!シャーロック、目が…!」

シャロ「えっ?」シャキィン

アンリエット「目が光って…!これは…!!」

299: 2012/04/23(月) 01:48:30.22 ID:fiVPJ2lD0
シャロ「…というわけでトイズ復活ですー!!」ババーン

エリー「おめでとう、シャロ…!」

コーデリア「これでみんな元通りね!」

ネロ「ミルキィホームズ完全復活だーー!!」

シャロ「そうですね!これで退学も免れますー」

コーデリア「本当…間に合ってよかったわ」

エリー「会長のおかげ、ですね…」

ネロ「そうだよ!みーんな生徒会長のおかげだね!」

シャロ「みんなでアンリエットさんにお礼を言いに行きましょう!」

305: 2012/04/23(月) 01:52:19.68 ID:fiVPJ2lD0
ホームズ探偵学院
 生徒会長室

アンリエット「…………」

根津「ミルキィホームズ完全復活、か」

二十里「かつての強敵再び…正直厄介だねえ」

石流「些事だ、立ちはだかるのなら打ち倒すまで」

石流「それに…もともとアルセーヌ様はご自分の手でミルキィホームズを倒す為に奴らに力を貸したのだからな」

根津「分かんねえな…倒したきゃダメダメのうちに倒しておけばいいのに」

石流「いや私には分かるぞ、壁は高いほどに…」

アンリエット「…お黙りなさい」

アンリエット「彼女たちが、来ますわ」

306: 2012/04/23(月) 01:55:21.77 ID:fiVPJ2lD0
シャロ「アンリエットさーん!おじゃましますー!!」ガチャッ

ネロ「…ってうわ、なんで根津がいるんだよ」

コーデリア「あら?二十里先生もいるわ」

エリー「…石流さんも」

アンリエット「…来ましたわね、ミルキィホームズ」

シャロ「あのー…大切なお話中でした?」

ネロ「そうだったら僕たち、後で出直して…」

アンリエット「いえ、いいですわ」

アンリエット「貴女達にも関係のある話ですから」

アンリエット「四人とも、落ち着いて聞いてください」

アンリエット「私は…怪盗アルセーヌですわ」

ミルキィホームズ「!?」

311: 2012/04/23(月) 02:00:57.26 ID:fiVPJ2lD0
アンリエット「私の目的は…ライバルである貴女たち、ミルキィホームズに勝つこと」

アンリエット「わざわざトイズを復活させたのはそのためですわ」

コーデリア「……え?」

アンリエット「そして今…貴女達のトイズは見事復活し、私達と戦う準備が整った」

ネロ「か、会長…?何言って…!?」

アンリエット「生徒会長のふりはもうおしまいです」

エリー「そんな…アンリエットさん……?」

アンリエット「アンリエットではありませんわ!!」バサッ!

アルセーヌ「私は…怪盗帝国首領!怪盗アルセーヌ!!」

ストーンリバー「アルセーヌ様の忠実なる牙、スリーカードが一人怪盗ストーンリバー!!」

トゥエンティ「同じく怪盗トゥエンティ!!」

ラット「同じく怪盗ラットだ!!」

シャロ「アルセーヌ…!?そんな、なんで…!!」

アルセーヌ「さぁミルキィホームズ…最終決戦ですわ!」


つづく

312: 2012/04/23(月) 02:01:46.62 ID:Jp8KX2FV0
乙ですー

313: 2012/04/23(月) 02:02:30.04 ID:Rsotuh0m0
乙乙

314: 2012/04/23(月) 02:03:08.03 ID:SKVKZ6Mf0
ここで終わり・・・だと・・・

乙ですよ

316: 2012/04/23(月) 02:04:34.93 ID:7W5XfvTP0
続くのか

引用: アルセーヌ「安価でミルキィホームズのトイズを復活させますわ」