2: 2018/04/03(火) 23:10:35.855 ID:4ozTrQlO0.net
ニート姉「うぅ……チャーハンばっかり……」
中学生妹「ごめんね……ウチ、チャーハンしか作れなくて……」
ニート姉「わたしこそごめんね……ほんとはわたしが作るべきなのに……」
中学生妹「気にしなくていいってば、ねーねは一生ウチが面倒見てあげるから!」
ニート姉「えへへ……ありがとう……」
ニート姉「あ、あの……おかわり、いいかな?」
中学生妹「うん! どんどん食べて!」
中学生妹「はいお待たせ! 半チャーハン!」
ニート姉「……くすん」
中学生妹「ごめんね……ウチ、チャーハンしか作れなくて……」
ニート姉「わたしこそごめんね……ほんとはわたしが作るべきなのに……」
中学生妹「気にしなくていいってば、ねーねは一生ウチが面倒見てあげるから!」
ニート姉「えへへ……ありがとう……」
ニート姉「あ、あの……おかわり、いいかな?」
中学生妹「うん! どんどん食べて!」
中学生妹「はいお待たせ! 半チャーハン!」
ニート姉「……くすん」
3: 2018/04/03(火) 23:13:05.598 ID:4ozTrQlO0.net
中学生妹「働かなきゃいけないなと思った?」
ニート姉「……いいえ」
中学生妹「働きたくなった?」
ニート姉「……いいえ」
中学生妹「働くアピールをしようと思った?」
ニート姉「……」
中学生妹「どうなの?」
ニート姉「……はい」
中学生妹「どうして?」
ニート姉「妹ちゃんに見捨てられたくないからです……」
中学生妹「もうっ! ねーね!?」
ニート姉「……うぅ」
中学生妹「見捨てないって何度言えば分かるの!? そんなにウチのことが信じられない?」
ニート姉「だって……わたしこんなだし……妹ちゃんかわいいし……何かやらなきゃすぐ見捨てられちゃうもん……」
中学生妹「はぁ……。ねーねさぁ」
ニート姉「……はい」
中学生妹「自分がどれだけウチのことを幸せにしてるか分かってる!? ねーねは居てくれるだけでいいの!」
中学生妹「ウチのために何かしたいなら……もっと甘えて? ね?」
ニート姉「ゴロゴロ……にゃーん……」スリスリ
中学生妹「あぁ……かわい氏ぬ……」
ニート姉「……いいえ」
中学生妹「働きたくなった?」
ニート姉「……いいえ」
中学生妹「働くアピールをしようと思った?」
ニート姉「……」
中学生妹「どうなの?」
ニート姉「……はい」
中学生妹「どうして?」
ニート姉「妹ちゃんに見捨てられたくないからです……」
中学生妹「もうっ! ねーね!?」
ニート姉「……うぅ」
中学生妹「見捨てないって何度言えば分かるの!? そんなにウチのことが信じられない?」
ニート姉「だって……わたしこんなだし……妹ちゃんかわいいし……何かやらなきゃすぐ見捨てられちゃうもん……」
中学生妹「はぁ……。ねーねさぁ」
ニート姉「……はい」
中学生妹「自分がどれだけウチのことを幸せにしてるか分かってる!? ねーねは居てくれるだけでいいの!」
中学生妹「ウチのために何かしたいなら……もっと甘えて? ね?」
ニート姉「ゴロゴロ……にゃーん……」スリスリ
中学生妹「あぁ……かわい氏ぬ……」
4: 2018/04/03(火) 23:17:15.162 ID:4ozTrQlO0.net
ニート姉「えへへ……お小遣いを貯めてやっと買えた……!」
中学生妹「何が買えたの?」
ニート姉「い、妹ちゃん!? こ、これは違くて……!」
中学生妹「別に怒らないよ。そもそも無駄遣いだなんて思ってないから」
ニート姉「そ、そっか……。これはね、フィギュアなの」
中学生妹「ねーねの好きなあのアニメのやつ?」
ニート姉「そ、そうなの! 先週発売したばかりでね、予約もしてなかったし正直買えないなって思ってたんだけど、運良く買えたんだ!
でね、このフィギュアのすごいところはここがこうなってね、ほら、洋服も取り替えられるの! わたし好みの子にちゃんとセッティングできるんだ」
あ、そもそもこのアニメは多彩なコスがウリでね、わたしはその中でもこれがすっごい気に入ってて、
完成度もすごく高くてわたし的にはもうこの値段で買えるんだくらいの出来でほんとはペアの子も欲しかったんだけどさすがに手が出ないっていうかそこまで望むのはどうなんだって……あっ」
ニート姉「ご、ごめんね……つい夢中になっちゃって…。」
中学生妹「ねーねはやっぱりかわいいね……! ウチだけのフィギュアにしちゃいたいくらい……」
ニート姉「……えっ」
中学生妹「冗談だよ、ねーね♪」
中学生妹「何が買えたの?」
ニート姉「い、妹ちゃん!? こ、これは違くて……!」
中学生妹「別に怒らないよ。そもそも無駄遣いだなんて思ってないから」
ニート姉「そ、そっか……。これはね、フィギュアなの」
中学生妹「ねーねの好きなあのアニメのやつ?」
ニート姉「そ、そうなの! 先週発売したばかりでね、予約もしてなかったし正直買えないなって思ってたんだけど、運良く買えたんだ!
でね、このフィギュアのすごいところはここがこうなってね、ほら、洋服も取り替えられるの! わたし好みの子にちゃんとセッティングできるんだ」
あ、そもそもこのアニメは多彩なコスがウリでね、わたしはその中でもこれがすっごい気に入ってて、
完成度もすごく高くてわたし的にはもうこの値段で買えるんだくらいの出来でほんとはペアの子も欲しかったんだけどさすがに手が出ないっていうかそこまで望むのはどうなんだって……あっ」
ニート姉「ご、ごめんね……つい夢中になっちゃって…。」
中学生妹「ねーねはやっぱりかわいいね……! ウチだけのフィギュアにしちゃいたいくらい……」
ニート姉「……えっ」
中学生妹「冗談だよ、ねーね♪」
6: 2018/04/03(火) 23:18:59.377 ID:4ozTrQlO0.net
中学生妹「はぁ……」
ニート姉「妹ちゃん、どうしたの……? 何か辛いことでもあった?」
中学生妹「あ、ねーね……。うん、実はね……」
ニート姉「そっか……学校の勉強についていけないんだね……」
中学生妹「……そうなの、はぁ」
ニート姉「妹ちゃんっ!」
中学生妹「ど、どうしたの?」
ニート姉「わたし、家事もできないし、働く気もないし、そもそも性根がダメダメのダメ人間だけど!」
ニート姉「勉強は! できます!」
中学生妹「そ、そうなの?」
ニート姉「わたし、こう見えてもあの有名一流大学に合格してるんだよ! ……中退したけど」
中学生妹「それなら……!」
ニート姉「うん。これからはわたしが勉強を見てあげます。お姉ちゃんに任せてね!」
中学生妹「うん! 大好き、ねーね!」ギュー
ニート姉「妹ちゃん、どうしたの……? 何か辛いことでもあった?」
中学生妹「あ、ねーね……。うん、実はね……」
ニート姉「そっか……学校の勉強についていけないんだね……」
中学生妹「……そうなの、はぁ」
ニート姉「妹ちゃんっ!」
中学生妹「ど、どうしたの?」
ニート姉「わたし、家事もできないし、働く気もないし、そもそも性根がダメダメのダメ人間だけど!」
ニート姉「勉強は! できます!」
中学生妹「そ、そうなの?」
ニート姉「わたし、こう見えてもあの有名一流大学に合格してるんだよ! ……中退したけど」
中学生妹「それなら……!」
ニート姉「うん。これからはわたしが勉強を見てあげます。お姉ちゃんに任せてね!」
中学生妹「うん! 大好き、ねーね!」ギュー
7: 2018/04/03(火) 23:21:06.798 ID:4ozTrQlO0.net
中学生妹「ねーねねーね、デートしない?」
ニート姉「で、デート……? でもわたし、お外苦手だし……」
中学生妹「そんなの当然心配いらないよ!」
ニート姉「……そうなの?」
中学生妹「あったり前じゃん! ねーねに辛い思いなんてさせるわけないもん」
ニート姉「でも、デート……」
中学生妹「そう! そこで! ウチ達でもできるイチャイチャデート! それは!」
ニート姉「それは?」
中学生妹「おうちデートですっ!」
ニート姉「そ、そんなものがあるの……!?」
中学生妹「あるんですよ。どう? それならねーねも楽しめるでしょ?」
ニート姉「そうだね……! でも妹ちゃんは楽しめるかな? 具体的には何をするの?」
中学生妹「そりゃあ、セッ……ゴホン! 接ぷ……ゴホンゴホン! イチャイチャだよ!」
ニート姉「なんだか急に心配になってきた」
ニート姉「で、デート……? でもわたし、お外苦手だし……」
中学生妹「そんなの当然心配いらないよ!」
ニート姉「……そうなの?」
中学生妹「あったり前じゃん! ねーねに辛い思いなんてさせるわけないもん」
ニート姉「でも、デート……」
中学生妹「そう! そこで! ウチ達でもできるイチャイチャデート! それは!」
ニート姉「それは?」
中学生妹「おうちデートですっ!」
ニート姉「そ、そんなものがあるの……!?」
中学生妹「あるんですよ。どう? それならねーねも楽しめるでしょ?」
ニート姉「そうだね……! でも妹ちゃんは楽しめるかな? 具体的には何をするの?」
中学生妹「そりゃあ、セッ……ゴホン! 接ぷ……ゴホンゴホン! イチャイチャだよ!」
ニート姉「なんだか急に心配になってきた」
8: 2018/04/03(火) 23:23:29.089 ID:4ozTrQlO0.net
ニート姉「ごろごろごろ~、ごろごろごろごろ~」
中学生妹「ただいま!」
ニート姉「妹ちゃんだ……!」
ニート姉「おかえ、り……えっ」
妹友「あっ、お邪魔します」
ニート姉「ひっ……」
中学生妹「あぁっ! ごめんね、ねーね!」
ニート姉「だ、大丈夫……、わたしにはお構いなく……。ゆっくりしていってね……」サッ
妹友「お姉さん……かわいいね……!」
中学生妹「やっぱりそう思う? でもねーねはウチとラブラブだから。妹友は自分のお姉ちゃんと仲良くしてね」
妹友「分かってるよぅ。私のとこのお姉ちゃんだって最っ高にかわいいんだからね?」
中学生妹「それじゃ、ウチの部屋行こ! 多分ねーねもすぐ妹友ちゃんへの警戒解くから!」
妹友「だといいなぁ」
ニート姉「あれ、メールが来てる。ヒキニート友達の姉友ちゃんからだ……」
ニート姉「なになに、『今日妹がそちらにお邪魔するみたいです。お手数おかけします』だって」
ニート姉「あ、妹友ちゃんって姉友ちゃんの妹なんだ……。世界は狭いなぁ」
中学生妹「ただいま!」
ニート姉「妹ちゃんだ……!」
ニート姉「おかえ、り……えっ」
妹友「あっ、お邪魔します」
ニート姉「ひっ……」
中学生妹「あぁっ! ごめんね、ねーね!」
ニート姉「だ、大丈夫……、わたしにはお構いなく……。ゆっくりしていってね……」サッ
妹友「お姉さん……かわいいね……!」
中学生妹「やっぱりそう思う? でもねーねはウチとラブラブだから。妹友は自分のお姉ちゃんと仲良くしてね」
妹友「分かってるよぅ。私のとこのお姉ちゃんだって最っ高にかわいいんだからね?」
中学生妹「それじゃ、ウチの部屋行こ! 多分ねーねもすぐ妹友ちゃんへの警戒解くから!」
妹友「だといいなぁ」
ニート姉「あれ、メールが来てる。ヒキニート友達の姉友ちゃんからだ……」
ニート姉「なになに、『今日妹がそちらにお邪魔するみたいです。お手数おかけします』だって」
ニート姉「あ、妹友ちゃんって姉友ちゃんの妹なんだ……。世界は狭いなぁ」
9: 2018/04/03(火) 23:26:18.797 ID:4ozTrQlO0.net
中学生妹「ねーねねーね! 聞いてよ、ウチ、料理のレパートリーが一品増えたんだよ!」
ニート姉「ほ、ほんと!?
中学生妹「早速作るね!」
ニート姉「う……でもきっと期待させてカニチャーハンが出てきたりするんだ……」
ニート姉「笑顔の練習しとこ……」
中学生妹「おまたせ! じゃーん! チキンライスだよ!」
ニート姉「おぉっ! そう来たか!」
中学生妹「どう、かな?」
ニート姉「おいしい! おいしい!」
中学生妹「あはは! そんなに喜んでもらえて嬉しいよ! はぁぁ……よかったぁ……!」
ニート姉「……あれ? もしかして、チキンライスがこんなに完璧ならオムライスもできるんじゃ……」
中学生妹「そう言うと思って……オムライス、作っておきました! こちらです!」
ニート姉「……」
中学生妹「……」
ニート姉「なぁに? この黒いコンクリ塊みたいなの」
中学生妹「オムライスです」
ニート姉「なぜ……」
ニート姉「ほ、ほんと!?
中学生妹「早速作るね!」
ニート姉「う……でもきっと期待させてカニチャーハンが出てきたりするんだ……」
ニート姉「笑顔の練習しとこ……」
中学生妹「おまたせ! じゃーん! チキンライスだよ!」
ニート姉「おぉっ! そう来たか!」
中学生妹「どう、かな?」
ニート姉「おいしい! おいしい!」
中学生妹「あはは! そんなに喜んでもらえて嬉しいよ! はぁぁ……よかったぁ……!」
ニート姉「……あれ? もしかして、チキンライスがこんなに完璧ならオムライスもできるんじゃ……」
中学生妹「そう言うと思って……オムライス、作っておきました! こちらです!」
ニート姉「……」
中学生妹「……」
ニート姉「なぁに? この黒いコンクリ塊みたいなの」
中学生妹「オムライスです」
ニート姉「なぜ……」
10: 2018/04/03(火) 23:28:50.295 ID:4ozTrQlO0.net
中学生妹「ねーっね! あはは、くっついちゃお!」ピト
ニート姉「妹ちゃんっ、どうしたの急に」
中学生妹「急にじゃないよ。ねーね成分が不足しちゃったの! ねーえーだっこしてー?」
ニート姉「えへへ……しかたない……おいで」
中学生妹「んー……ねーねすきぃ……」スリスリ
ニート姉「よしよし……今日はたくさん甘えていいよ……」ナデナデ
中学生妹「んふふ……ふわふわ~……」
ニート姉「ぎゅーっ」ギュー
中学生妹「あはぁ……しあわせ……イっちゃいそう……」
ニート姉「えっ……? イっちゃ……?」
中学生妹「わーっ! わーっ! 違う! 間違えた! ほ、ほら! だっこして! だっこ!」
ニート姉「う、うん……。ぎゅーっ」ギュー
中学生妹「ねーね……嫌いにならないで……」
ニート姉「……ならないよ。何しても、何があっても、絶対」ギュッ
ニート姉「妹ちゃんっ、どうしたの急に」
中学生妹「急にじゃないよ。ねーね成分が不足しちゃったの! ねーえーだっこしてー?」
ニート姉「えへへ……しかたない……おいで」
中学生妹「んー……ねーねすきぃ……」スリスリ
ニート姉「よしよし……今日はたくさん甘えていいよ……」ナデナデ
中学生妹「んふふ……ふわふわ~……」
ニート姉「ぎゅーっ」ギュー
中学生妹「あはぁ……しあわせ……イっちゃいそう……」
ニート姉「えっ……? イっちゃ……?」
中学生妹「わーっ! わーっ! 違う! 間違えた! ほ、ほら! だっこして! だっこ!」
ニート姉「う、うん……。ぎゅーっ」ギュー
中学生妹「ねーね……嫌いにならないで……」
ニート姉「……ならないよ。何しても、何があっても、絶対」ギュッ
14: 2018/04/03(火) 23:31:59.524 ID:4ozTrQlO0.net
中学生妹「へぇぇぇぇぇ、いいなぁぁぁぁぁ!」
妹友「もう、すっごく幸せで……気持ちいいだけじゃないの! んー! 言葉じゃ言い表せないや!」
中学生妹「そうなんだぁ。してほしいんだけど、ウチのところはねーねが嫌がりそうでねー……」
妹友「あー、体力使うしね。妹ちゃんがしてあげたら?」
中学生妹「何回かしてあげようとしてみたんだけどね。くすぐったいーって逃げちゃうんだよ……」
妹友「ふふ、お姉ちゃんも最初はすぐ逃げちゃってたよ。最近は気持ちよくなってくれてるみたいだけど」
中学生妹「やっぱり徐々に慣らしていくしかないかぁ」
妹友「道具を使うのもいいんじゃない?」
中学生妹「えー? でもいきなり道具ってハードル高くない?」
妹友「買っちゃえば気にならなくなるって!」
中学生妹「それにしても奥が深いねぇ」
妹友「ツボを見つけるのも大変みたいだしね。私たちは姉妹だったからかツボも一緒だったけど」
中学生妹「ちょっと勉強してみようかな、マッサージ」
妹友「いつかマッサージチェアも試してみたいなぁ」
ニート姉「あぁ神さま……えOちな話だと思ったわたしに天罰を……」
妹友「もう、すっごく幸せで……気持ちいいだけじゃないの! んー! 言葉じゃ言い表せないや!」
中学生妹「そうなんだぁ。してほしいんだけど、ウチのところはねーねが嫌がりそうでねー……」
妹友「あー、体力使うしね。妹ちゃんがしてあげたら?」
中学生妹「何回かしてあげようとしてみたんだけどね。くすぐったいーって逃げちゃうんだよ……」
妹友「ふふ、お姉ちゃんも最初はすぐ逃げちゃってたよ。最近は気持ちよくなってくれてるみたいだけど」
中学生妹「やっぱり徐々に慣らしていくしかないかぁ」
妹友「道具を使うのもいいんじゃない?」
中学生妹「えー? でもいきなり道具ってハードル高くない?」
妹友「買っちゃえば気にならなくなるって!」
中学生妹「それにしても奥が深いねぇ」
妹友「ツボを見つけるのも大変みたいだしね。私たちは姉妹だったからかツボも一緒だったけど」
中学生妹「ちょっと勉強してみようかな、マッサージ」
妹友「いつかマッサージチェアも試してみたいなぁ」
ニート姉「あぁ神さま……えOちな話だと思ったわたしに天罰を……」
15: 2018/04/03(火) 23:35:08.350 ID:4ozTrQlO0.net
ニート姉「ここがこうで、だからこれを代入すると……聞いてる?」
中学生妹「んー……あっ、ごめんね! ボーッとねーねの顔見てた!」
ニート姉「もう、またテストで赤点取っちゃうよ?」
中学生妹「あはは……せっかく教えてくれてるのに申し訳ない……」
ニート姉「しかたないなぁ。じゃあテストでいい点取ったらぎゅーってしてあげる」
中学生妹「ほんとっ!? じゃ、じゃあもし100点取ったら!?」
ニート姉「ん? えーと……」
中学生妹「ちゅー! ちゅーがいい!」
ニート姉「えっ? えっ? ちゅーするの?」
中学生妹「ねーえー、いいでしょー? そしたらウチ頑張れるもん」
ニート姉「わ、わかったよ……。もし100点取れたら……お姉ちゃんがちゅーしてあげる」
中学生妹「約束だよ! 約束したからね!? よーし、燃えてきたーっ!」
ニート姉「ま、まあ、やる気が出るのはいいこと」
中学生妹「ねーねとちゅーかぁ……えへへぇ……」
ニート姉「妹ちゃん! 集中して! 妹ちゃん!」
中学生妹「集……ちゅー……えへぇ……」
中学生妹「んー……あっ、ごめんね! ボーッとねーねの顔見てた!」
ニート姉「もう、またテストで赤点取っちゃうよ?」
中学生妹「あはは……せっかく教えてくれてるのに申し訳ない……」
ニート姉「しかたないなぁ。じゃあテストでいい点取ったらぎゅーってしてあげる」
中学生妹「ほんとっ!? じゃ、じゃあもし100点取ったら!?」
ニート姉「ん? えーと……」
中学生妹「ちゅー! ちゅーがいい!」
ニート姉「えっ? えっ? ちゅーするの?」
中学生妹「ねーえー、いいでしょー? そしたらウチ頑張れるもん」
ニート姉「わ、わかったよ……。もし100点取れたら……お姉ちゃんがちゅーしてあげる」
中学生妹「約束だよ! 約束したからね!? よーし、燃えてきたーっ!」
ニート姉「ま、まあ、やる気が出るのはいいこと」
中学生妹「ねーねとちゅーかぁ……えへへぇ……」
ニート姉「妹ちゃん! 集中して! 妹ちゃん!」
中学生妹「集……ちゅー……えへぇ……」
16: 2018/04/03(火) 23:37:23.351 ID:4ozTrQlO0.net
ニート姉「妹ちゃんおかえりー……ってどうしたの!?」
中学生妹「うぇぇぇぇ……ねーねぇ……」
ニート姉「えとえと、泣かないで~よしよーし!」
中学生妹「きょうね、テストがかえってきたの……」
ニート姉「あぁ、約束してたあのテスト?」
中学生妹「ふぇぇぇぇん!」
ニート姉「あ……あ……。泣かないでー。……点数、よくなかったの?」
中学生妹「……これ」
ニート姉「きゅ、98点!? すごいよ! ……え? なんで泣いてるの?」
中学生妹「だってぇ……。ねーねとちゅー、したかったよぅ……!」
中学生妹「びぇぇぇぇぇ!」
ニート姉「……がんばったから、特別っ!」チュッ
中学生妹「……あ」カクン
ニート姉「あ、あれ……? 妹ちゃん……?」
中学生妹「……いきなりだったから。腰、抜けちゃった」
ニート姉「も、もう! 心配させないで! なんで腰なんて抜かすの!」
中学生妹「ねーね、起きれないからだっこ」
中学生妹「……えへへ」
中学生妹「うぇぇぇぇ……ねーねぇ……」
ニート姉「えとえと、泣かないで~よしよーし!」
中学生妹「きょうね、テストがかえってきたの……」
ニート姉「あぁ、約束してたあのテスト?」
中学生妹「ふぇぇぇぇん!」
ニート姉「あ……あ……。泣かないでー。……点数、よくなかったの?」
中学生妹「……これ」
ニート姉「きゅ、98点!? すごいよ! ……え? なんで泣いてるの?」
中学生妹「だってぇ……。ねーねとちゅー、したかったよぅ……!」
中学生妹「びぇぇぇぇぇ!」
ニート姉「……がんばったから、特別っ!」チュッ
中学生妹「……あ」カクン
ニート姉「あ、あれ……? 妹ちゃん……?」
中学生妹「……いきなりだったから。腰、抜けちゃった」
ニート姉「も、もう! 心配させないで! なんで腰なんて抜かすの!」
中学生妹「ねーね、起きれないからだっこ」
中学生妹「……えへへ」
17: 2018/04/03(火) 23:39:42.411 ID:4ozTrQlO0.net
ニート姉「今日はわたしが料理を作りたいと思います」
中学生妹「わーい! なにかななにかなー?」
ニート姉「できてからのお楽しみです。お姉ちゃんの腕を久々に振るいましょう」
ニート姉「あっ、お皿が!」ガシャーン
ニート姉「いたっ!? 指切っちゃった……」
中学生妹「ぺろぺろ消毒ぺろぺろ」
ニート姉「んっ……」
ニート姉「あとは炒めるだけ……!」
中学生妹「ウチ、匂いで何ができるか分かっちゃった」
ニート姉「そ、そんな……驚かせようと思ったのに……」
中学生妹「大丈夫だよ! すっごい楽しみだから!」
ニート姉「そ、そっか。最後まで頑張るね!」
ニート姉「よっ! ほっ! ここだ!」ジュワー
中学生妹「なぜか炒めるのはとんでもなく上手いよね」
ニート姉「完成! お姉ちゃん特製チャーハンです!」
中学生妹「わーい! 美味しそーう!」
ニート姉「ごめんね……チャーハンで……」
中学生妹「ま、でも当然だよね。ウチが料理習ったのねーねだし」
中学生妹「わーい! なにかななにかなー?」
ニート姉「できてからのお楽しみです。お姉ちゃんの腕を久々に振るいましょう」
ニート姉「あっ、お皿が!」ガシャーン
ニート姉「いたっ!? 指切っちゃった……」
中学生妹「ぺろぺろ消毒ぺろぺろ」
ニート姉「んっ……」
ニート姉「あとは炒めるだけ……!」
中学生妹「ウチ、匂いで何ができるか分かっちゃった」
ニート姉「そ、そんな……驚かせようと思ったのに……」
中学生妹「大丈夫だよ! すっごい楽しみだから!」
ニート姉「そ、そっか。最後まで頑張るね!」
ニート姉「よっ! ほっ! ここだ!」ジュワー
中学生妹「なぜか炒めるのはとんでもなく上手いよね」
ニート姉「完成! お姉ちゃん特製チャーハンです!」
中学生妹「わーい! 美味しそーう!」
ニート姉「ごめんね……チャーハンで……」
中学生妹「ま、でも当然だよね。ウチが料理習ったのねーねだし」
20: 2018/04/03(火) 23:44:10.429 ID:4ozTrQlO0.net
ニート姉「今日は妹ちゃんがお泊まり会に行ってしまいます」
中学生妹「ごめんね、ねーね……。これが今夜のあんかけチャーハン、こっちが明日の朝の半チャーハン」
ニート姉「これは明日のお昼のカニチャーハンだね。ありがとう妹ちゃん!」
中学生妹「ちゃんとチンして食べてね。あと洗い物はしなくていいから。お風呂掃除もしてあるし、お片付けも無理にやらなくていいからねー」
ニート姉「うぅ……何から何までありがとう……」
中学生妹「それじゃあ行ってくるね! 寂しくなったらすぐ連絡して! 15分で帰ってくるから!」
ニート姉「大丈夫だよ、楽しんでおいで」
中学生妹「ん~! やっぱり行きたくなくなってきた!」
ニート姉「えへへ、ちゃんと行っておいで。わたしは大丈夫だから。ほら、だっこもしてあげる」ギュッ
中学生妹「ん……」ギュー
中学生妹「分かった……。それじゃあまた明日ね、ねーね!」
ニート姉「……行っちゃった」
ニート姉「ごめんね妹ちゃん……。実はわたし、大人のオモチャを買い込んで、今日をワクワク楽しみに待っていたの……」
ニート姉「こんな時じゃないと使えないからっ……! ダメなお姉ちゃんでほんとごめんねっ……!」
中学生妹「ごめんね、ねーね……。これが今夜のあんかけチャーハン、こっちが明日の朝の半チャーハン」
ニート姉「これは明日のお昼のカニチャーハンだね。ありがとう妹ちゃん!」
中学生妹「ちゃんとチンして食べてね。あと洗い物はしなくていいから。お風呂掃除もしてあるし、お片付けも無理にやらなくていいからねー」
ニート姉「うぅ……何から何までありがとう……」
中学生妹「それじゃあ行ってくるね! 寂しくなったらすぐ連絡して! 15分で帰ってくるから!」
ニート姉「大丈夫だよ、楽しんでおいで」
中学生妹「ん~! やっぱり行きたくなくなってきた!」
ニート姉「えへへ、ちゃんと行っておいで。わたしは大丈夫だから。ほら、だっこもしてあげる」ギュッ
中学生妹「ん……」ギュー
中学生妹「分かった……。それじゃあまた明日ね、ねーね!」
ニート姉「……行っちゃった」
ニート姉「ごめんね妹ちゃん……。実はわたし、大人のオモチャを買い込んで、今日をワクワク楽しみに待っていたの……」
ニート姉「こんな時じゃないと使えないからっ……! ダメなお姉ちゃんでほんとごめんねっ……!」
23: 2018/04/03(火) 23:47:58.876 ID:4ozTrQlO0.net
中学生妹「ただいまー! ねーね!? ねーねー!?」
ニート姉「あ、おかえり……」
中学生妹「大丈夫だった? お腹すいてない? 寂しくなかった? ウチは寂しかった!」
ニート姉「つ、疲れて動けない……。身体がダルい……」
中学生妹「何してたの? ねーね?」
ニート姉「うっ……。ちょっと運動をね……」
中学生妹「そっか。ウチお風呂入るけど、ねーねどうする?」
ニート姉「お風呂入れなかったから入る~。妹ちゃん連れてってー」
中学生妹「あはっ! あまえんぼねーねだ!」
ニート姉「だっこー」
中学生妹「よしよーし、赤ちゃんは体も洗ってあげましょー」
ニート姉「ままぁ……」
中学生妹「あはは! ほんとに赤ちゃんだ!」
ニート姉「妹ちゃん、ちゅー」
中学生妹「え、ちょ、ちょっと? ねーね、むぐっ!?」ブチュー
中学生妹「ぷはっ。……もう、ほんとにどうしたのかなー?」
ニート姉「……思ってたより寂しかったんだもん」
ニート姉「あ、おかえり……」
中学生妹「大丈夫だった? お腹すいてない? 寂しくなかった? ウチは寂しかった!」
ニート姉「つ、疲れて動けない……。身体がダルい……」
中学生妹「何してたの? ねーね?」
ニート姉「うっ……。ちょっと運動をね……」
中学生妹「そっか。ウチお風呂入るけど、ねーねどうする?」
ニート姉「お風呂入れなかったから入る~。妹ちゃん連れてってー」
中学生妹「あはっ! あまえんぼねーねだ!」
ニート姉「だっこー」
中学生妹「よしよーし、赤ちゃんは体も洗ってあげましょー」
ニート姉「ままぁ……」
中学生妹「あはは! ほんとに赤ちゃんだ!」
ニート姉「妹ちゃん、ちゅー」
中学生妹「え、ちょ、ちょっと? ねーね、むぐっ!?」ブチュー
中学生妹「ぷはっ。……もう、ほんとにどうしたのかなー?」
ニート姉「……思ってたより寂しかったんだもん」
26: 2018/04/03(火) 23:50:37.856 ID:4ozTrQlO0.net
ニート姉「わたし、働くことにしたよ!」
中学生妹「ダメです」
ニート姉「……はい」
中学生妹「今度はなんで?」
ニート姉「えへへ、ちょっと買わなきゃいけないものがあって……」
中学生妹「言ってくれたらお小遣いあげるのに」
ニート姉「それじゃダメなの!」
中学生妹「わ、わかったよ……ごめんね、ねーね……」
ニート姉「あっ……わたしこそごめんね……大きな声出したりして……」
中学生妹「ううん、ウチが無神経だったよ。 それならさ、家事のお手伝いしてくれないかな。そしたら、相応のお給料を払うよ?」
ニート姉「うーん……。そ、それならわたしがんばる!」
中学生妹「よーし! 明日は一日かけてお仕事の内容をみっちり教えてあげるからね! がんばるぞー!」
ニート姉「おー!」
中学生妹「ダメです」
ニート姉「……はい」
中学生妹「今度はなんで?」
ニート姉「えへへ、ちょっと買わなきゃいけないものがあって……」
中学生妹「言ってくれたらお小遣いあげるのに」
ニート姉「それじゃダメなの!」
中学生妹「わ、わかったよ……ごめんね、ねーね……」
ニート姉「あっ……わたしこそごめんね……大きな声出したりして……」
中学生妹「ううん、ウチが無神経だったよ。 それならさ、家事のお手伝いしてくれないかな。そしたら、相応のお給料を払うよ?」
ニート姉「うーん……。そ、それならわたしがんばる!」
中学生妹「よーし! 明日は一日かけてお仕事の内容をみっちり教えてあげるからね! がんばるぞー!」
ニート姉「おー!」
28: 2018/04/03(火) 23:53:39.356 ID:4ozTrQlO0.net
ニート姉「……もうだめかもしれない」グッタリ
中学生妹「ね、ねーね! 今日はまだお試し体験会みたいなものだよ!」
ニート姉「……やっぱりわたしはダメなお姉ちゃん。大切な妹ちゃんのためにも頑張れないダメダメダメ人間。……くすん」
中学生妹「ウチのため……?」
ニート姉「ぐー……すぴー……ただの寝言です……」
中学生妹「ねーね……。決めた」
ニート姉「……」チラッ
中学生妹「ウチ、ねーねのこと本気で応援する!」
中学生妹「……理由は聞かないけど、ウチのために頑張ってくれてるんだもん! そんな優しいねーねが自分のこと悪く言ってるとこなんて見たくないよ!」
ニート姉「……」ゴシゴシ
ニート姉「わたしも、ううん、お姉ちゃんも頑張るから」
中学生妹「……うん!」
中学生妹「まずは明日! 6時に起きて朝ごはん作りだね!」
ニート姉「……ぐー」
中学生妹「ね、ねーね! 今日はまだお試し体験会みたいなものだよ!」
ニート姉「……やっぱりわたしはダメなお姉ちゃん。大切な妹ちゃんのためにも頑張れないダメダメダメ人間。……くすん」
中学生妹「ウチのため……?」
ニート姉「ぐー……すぴー……ただの寝言です……」
中学生妹「ねーね……。決めた」
ニート姉「……」チラッ
中学生妹「ウチ、ねーねのこと本気で応援する!」
中学生妹「……理由は聞かないけど、ウチのために頑張ってくれてるんだもん! そんな優しいねーねが自分のこと悪く言ってるとこなんて見たくないよ!」
ニート姉「……」ゴシゴシ
ニート姉「わたしも、ううん、お姉ちゃんも頑張るから」
中学生妹「……うん!」
中学生妹「まずは明日! 6時に起きて朝ごはん作りだね!」
ニート姉「……ぐー」
29: 2018/04/03(火) 23:57:06.333 ID:4ozTrQlO0.net
中学生妹「ふぁーあ、ねーね起こさないと……」
ニート姉「バターを塗って……って先にトーストしないとダメだった! あわわ……。食べちゃお」
中学生妹「もう起きてる……。少し見守ってようかな」
ニート姉「もぐもぐ……。えっと、トーストにして……焼けたらバターを……ジャムも塗って……」
ニート姉「サラダも付けちゃお。適当にキャベツ毟ればいっか。バリバリ~」
中学生妹「えへへ、ねーね頑張ってる! 小動物みたいでかわいいなー!」
ニート姉「完成っ! ……って妹ちゃん、起きたんだ。おはよ~」
中学生妹「おはよう、ねーね!」
ニート姉「朝ごはん作ってみたよ。食べてみて」
中学生妹「うん! いただきまーす! ……んぐぅ!?」
中学生妹「見た目は普通のトーストなのに壊滅的においしくない! サラダもキャベツだけのはずなのにとんでもなくしょっぱくて喉を通らない!」
ニート姉「それじゃあわたしは洗濯物をするから。妹ちゃんはゆっくり食べててね」
中学生妹「……残すのはありえない。せっかくねーねがやる気になってくれたんだもん、ウチだってこんな地獄くらい乗り越えてみせる!」ムシャムシャ
中学生妹「……うっ」
ニート姉「バターを塗って……って先にトーストしないとダメだった! あわわ……。食べちゃお」
中学生妹「もう起きてる……。少し見守ってようかな」
ニート姉「もぐもぐ……。えっと、トーストにして……焼けたらバターを……ジャムも塗って……」
ニート姉「サラダも付けちゃお。適当にキャベツ毟ればいっか。バリバリ~」
中学生妹「えへへ、ねーね頑張ってる! 小動物みたいでかわいいなー!」
ニート姉「完成っ! ……って妹ちゃん、起きたんだ。おはよ~」
中学生妹「おはよう、ねーね!」
ニート姉「朝ごはん作ってみたよ。食べてみて」
中学生妹「うん! いただきまーす! ……んぐぅ!?」
中学生妹「見た目は普通のトーストなのに壊滅的においしくない! サラダもキャベツだけのはずなのにとんでもなくしょっぱくて喉を通らない!」
ニート姉「それじゃあわたしは洗濯物をするから。妹ちゃんはゆっくり食べててね」
中学生妹「……残すのはありえない。せっかくねーねがやる気になってくれたんだもん、ウチだってこんな地獄くらい乗り越えてみせる!」ムシャムシャ
中学生妹「……うっ」
31: 2018/04/04(水) 00:01:13.410 ID:o6aICxMA0.net
ニート姉「地獄のような一週間だった……」
中学生妹「地獄のような一週間だった……」
中学生妹「で、でもねーねがんばったし、はい! お給料だよ!」
ニート姉「おぉぉぉ! 人生初お給料……! これだけあれば……」
中学生妹「よかったね! ねーね!」
ニート姉「早速お買い物してくる!」
ニート姉「さてと。……あった、これこれ」カタカタ
ニート姉「……サイズ。サイズか」
ニート姉「妹ちゃん!」
中学生妹「なーにー? お買い物終わった?」
ニート姉「まだ! それより」ギュッ
中学生妹「ちょっ、ちょっと!? ねーね!?」
ニート姉「じっとしててね。 ふむふむほうほう」ギュッギュッ
中学生妹「そ、そんなに抱きつかれると恥ずかしくなっちゃう……」
ニート姉「はい、もういいよ。ありがと! それじゃまたお買い物してくる!」
中学生妹「……なんだったの」
ニート姉「よーし、今度こそ完璧だー! サイズはM、っと。一週間くらいで届くかな。えへへ、喜んでくれるかな」
中学生妹「地獄のような一週間だった……」
中学生妹「で、でもねーねがんばったし、はい! お給料だよ!」
ニート姉「おぉぉぉ! 人生初お給料……! これだけあれば……」
中学生妹「よかったね! ねーね!」
ニート姉「早速お買い物してくる!」
ニート姉「さてと。……あった、これこれ」カタカタ
ニート姉「……サイズ。サイズか」
ニート姉「妹ちゃん!」
中学生妹「なーにー? お買い物終わった?」
ニート姉「まだ! それより」ギュッ
中学生妹「ちょっ、ちょっと!? ねーね!?」
ニート姉「じっとしててね。 ふむふむほうほう」ギュッギュッ
中学生妹「そ、そんなに抱きつかれると恥ずかしくなっちゃう……」
ニート姉「はい、もういいよ。ありがと! それじゃまたお買い物してくる!」
中学生妹「……なんだったの」
ニート姉「よーし、今度こそ完璧だー! サイズはM、っと。一週間くらいで届くかな。えへへ、喜んでくれるかな」
32: 2018/04/04(水) 00:03:03.393 ID:o6aICxMA0.net
ニート姉「ごろごろ~、ごろごろごろごろ~」
中学生妹「ねーね……。すっかりまたごろりん族に……」
ニート姉「ごろごろ……んっ」ブッ
中学生妹「すごいリラックスしてる。やっぱりねーねはこうじゃなくちゃ。働くねーねも素敵だったけど」
ニート姉「妹ちゃ~ん? おやつ食べよ~」
中学生妹「はいはーい。アイスとプリンとあるけどどっちにする?」
ニート姉「妹ちゃんはどっちがいい?」
中学生妹「あはは! 両方二人分あるから大丈夫だよ! 先に食べたい方を選んでね」
ニート姉「そっか! じゃあプリンにする!」
中学生妹「了解ー。どっちもウチの手作りだよー! はい、ウチ特製愛情濃厚プリン!」
ニート姉「すっごい! 妹ちゃんが作ったの? いつの間にそんなスキルアップしたの~?」パクッ
中学生妹「ど、どうかな……?」
ニート姉「……チャーハンの味がする」
中学生妹「アイスも食べてみて? はい、あーん」
ニート姉「……チャーハンの味がする」
中学生妹「ねーね……。すっかりまたごろりん族に……」
ニート姉「ごろごろ……んっ」ブッ
中学生妹「すごいリラックスしてる。やっぱりねーねはこうじゃなくちゃ。働くねーねも素敵だったけど」
ニート姉「妹ちゃ~ん? おやつ食べよ~」
中学生妹「はいはーい。アイスとプリンとあるけどどっちにする?」
ニート姉「妹ちゃんはどっちがいい?」
中学生妹「あはは! 両方二人分あるから大丈夫だよ! 先に食べたい方を選んでね」
ニート姉「そっか! じゃあプリンにする!」
中学生妹「了解ー。どっちもウチの手作りだよー! はい、ウチ特製愛情濃厚プリン!」
ニート姉「すっごい! 妹ちゃんが作ったの? いつの間にそんなスキルアップしたの~?」パクッ
中学生妹「ど、どうかな……?」
ニート姉「……チャーハンの味がする」
中学生妹「アイスも食べてみて? はい、あーん」
ニート姉「……チャーハンの味がする」
35: 2018/04/04(水) 00:08:39.737 ID:o6aICxMA0.net
中学生妹「ねーね、荷物が届いたよ」
ニート姉「お~、やっと来たか~」
中学生妹「この前言ってたやつ? 何買ったのー?」
ニート姉「じゃ~ん! これです!」
中学生妹「うわぁ! かわいい洋服だー!」
ニート姉「これを、妹ちゃんにプレゼントです」
中学生妹「ウチに!? な、なんでよ!?」
ニート姉「妹ちゃん、わたしのお世話ばっかりだから……。遊びに行ったり、オシャレしたり、そういうこと、全然できてないでしょ?」
中学生妹「ねーねさぁ……」
ニート姉「な、なにかな?」
中学生妹「プレゼントはすっごく嬉しいです。泣いちゃいそうです。今すぐ着たいです」
中学生妹「でもね。ねーねのお世話は、ウチがしたくてしてることなの」
ニート姉「でも妹ちゃんの貴重な青春がわたしのせいで大変なことに……」
中学生妹「そんな寂しいこと言わないの! ウチが見捨てたらねーねなんてすぐ干からびて氏んじゃうでしょ!」
ニート姉「うぅ……おっしゃる通りです……」
中学生妹「でもそれは、ウチも同じ。ねーねのお世話してないと干からびて氏んじゃうんだよ?」
中学生妹「だからずーっと一緒。ねーねが甘えてくれるとウチは幸せだから」
ニート姉「……わかったよ。わたし、これからもニートがんばるから!」
中学生妹「それじゃあ、ほら、だっこ。ねーね成分、使い果たしちゃったから」
ニート姉「お~、やっと来たか~」
中学生妹「この前言ってたやつ? 何買ったのー?」
ニート姉「じゃ~ん! これです!」
中学生妹「うわぁ! かわいい洋服だー!」
ニート姉「これを、妹ちゃんにプレゼントです」
中学生妹「ウチに!? な、なんでよ!?」
ニート姉「妹ちゃん、わたしのお世話ばっかりだから……。遊びに行ったり、オシャレしたり、そういうこと、全然できてないでしょ?」
中学生妹「ねーねさぁ……」
ニート姉「な、なにかな?」
中学生妹「プレゼントはすっごく嬉しいです。泣いちゃいそうです。今すぐ着たいです」
中学生妹「でもね。ねーねのお世話は、ウチがしたくてしてることなの」
ニート姉「でも妹ちゃんの貴重な青春がわたしのせいで大変なことに……」
中学生妹「そんな寂しいこと言わないの! ウチが見捨てたらねーねなんてすぐ干からびて氏んじゃうでしょ!」
ニート姉「うぅ……おっしゃる通りです……」
中学生妹「でもそれは、ウチも同じ。ねーねのお世話してないと干からびて氏んじゃうんだよ?」
中学生妹「だからずーっと一緒。ねーねが甘えてくれるとウチは幸せだから」
ニート姉「……わかったよ。わたし、これからもニートがんばるから!」
中学生妹「それじゃあ、ほら、だっこ。ねーね成分、使い果たしちゃったから」
37: 2018/04/04(水) 00:14:29.628 ID:o6aICxMA0.net
ニート姉「わたしの体はチャーハンでできている……」
中学生妹「今日の夕ご飯はチャーハンだよー♪」
ニート姉「今日もまたチャーハンで満たされていく」
中学生妹「ねーね、おいしい?」
ニート姉「お、おいしいよ! でも、あの、チャーハン以外も練習してみない?」
中学生妹「イヤ」
ニート姉「な、なんでかな~? わたし、妹ちゃんの作ったチャーハン以外の料理も食べてみたいな~?」
中学生妹「ウチ、ちっちゃい頃にねーねに作ってもらったチャーハンで衝撃を受けてね……。あぁ、これが愛なんだって……」
中学生妹「だからね!? ウチはねーねに毎日愛を注ぐことにしたの! チャーハンという形で!」
ニート姉「愛も胃も重たいよ……」
中学生妹「でもさすがに飽きてきちゃうよね……。倦怠期ってやつなのかな?」
中学生妹「でも安心してね! ご飯を炒めたものはすべてチャーハンだって思ってるから! バリエーションはもう少しだけなら増やせるよ!」
ニート姉「お姉ちゃんは決めました。これからはわたしが我が家のシェフになります!」
happy end
中学生妹「今日の夕ご飯はチャーハンだよー♪」
ニート姉「今日もまたチャーハンで満たされていく」
中学生妹「ねーね、おいしい?」
ニート姉「お、おいしいよ! でも、あの、チャーハン以外も練習してみない?」
中学生妹「イヤ」
ニート姉「な、なんでかな~? わたし、妹ちゃんの作ったチャーハン以外の料理も食べてみたいな~?」
中学生妹「ウチ、ちっちゃい頃にねーねに作ってもらったチャーハンで衝撃を受けてね……。あぁ、これが愛なんだって……」
中学生妹「だからね!? ウチはねーねに毎日愛を注ぐことにしたの! チャーハンという形で!」
ニート姉「愛も胃も重たいよ……」
中学生妹「でもさすがに飽きてきちゃうよね……。倦怠期ってやつなのかな?」
中学生妹「でも安心してね! ご飯を炒めたものはすべてチャーハンだって思ってるから! バリエーションはもう少しだけなら増やせるよ!」
ニート姉「お姉ちゃんは決めました。これからはわたしが我が家のシェフになります!」
happy end
39: 2018/04/04(水) 00:16:29.257 ID:NN+WCrz40
乙
40: 2018/04/04(水) 00:16:35.864 ID:8RFQBmCxp
乙
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります