1: 2009/05/10(日) 22:20:05.22 ID:pxvn8GsO0
ジュン「はぁ~「けいおん!」おもしれーなー・・・。正直、アゲーなんか流行らないよなぁ・・・。」



ジュン「てな訳で、真紅。ドールズでバンドやれ。」

真紅「え?」
ローゼンメイデン 愛蔵版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

6: 2009/05/10(日) 22:24:47.01 ID:pxvn8GsO0
立っちゃったよ・・・・・



真紅「いきなり何よ、私は今読書で忙しいの。そんな事言ってる暇があったら紅茶

ジュン「黙れ!!お前!それでもローゼンの主人公か!?だから不人気って言われるんだよ!!」

真紅「そんな・・・・人が気にしてること言わないで頂戴・・・・。」

ジュン「いいか真紅!今やローゼンは完全に下火だ!!ハルヒとからきすたのスレもないだろ?
今時代は「けいおん!」なんだよ!!」

7: 2009/05/10(日) 22:33:09.03 ID:pxvn8GsO0
真紅「確かに、最近ローゼンのSSスレ減ってるけど・・・・いいじゃない、ヤンジャンの連載も
順調だし、別に」

ジュン「この馬鹿!!そんな事言ってる場合じゃないだろ!!皆に忘れ去れ、『ローゼン?そういえば
そんな漫画あったな。』とか言われちゃっていいわけ!?いや!!言い訳がない!!俺はゆるさん!!」

真紅「付き合い長いけど、これ程までに熱いジュンは初めて見るわ・・・・。」

ジュン「昔は良かった・・・・・。「←で検索すればたくさんのローゼンSSがヒットし・・・・毎日
たくさんの名作が生まれ・・・・毎日が楽しかった・・・・それなのに!!今はこれだぞ!!


25: 若林「春日は俺の作品だったのにな」 (114)
30: 真紅「軽音楽を!やるのだわ!」 (6)
48: のり「明日から節約しなくっちゃならないの」 (25)

ジュン「たった2スレって!!しかも伸びてねー!!」

真紅「なんでオードリースレが・・・・」

10: 2009/05/10(日) 22:45:26.10 ID:pxvn8GsO0
ジュン「とにかく!!真紅、今からバンドを組め!!お前らドールズ8人いるんだから2組できるだろ!
僕はミーディアムでバンド組むから!!」

真紅「話が急すぎるわ・・・」

ジュン「このアホが!!お前にはのんびり紅茶すする暇もねぇんだよ!!時は一刻も争う!!
1ヶ月後の6・10、軽音楽の大会がある!!これに出て皆をギャフンと言わせるぞ!!!」

真紅「パンフレット?どれどれ・・・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

開催!!けいおんフェスティボー!!

日時 6・10 午前5時ぐらい
場所 大和駅にあると言われているライブハウス「ケセランパセラン」
主催 高橋さん
ゲスト あの「けいおん!」の4人!!すごいだろ!?
参加料 1000円分の図書券
出場制限とか バンドをするのに、理由がいるのか?ハートがあればいいよ
優勝賞品 高橋さん家に1泊できる権利

その他お問い合わせ 0120-888-888

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

14: 2009/05/10(日) 22:52:28.56 ID:pxvn8GsO0
真紅「ダック引っ越しセンターじゃない・・・・」

ジュン「それじゃあ、僕は早速練習してくるからな!!」

真紅「ちょっと!!私はまだやるとは

ジュン「スレタイを嫁。つまりそういう事だ。」

真紅「ちくしょう・・・・私はただ静かに暮したいだけなのに・・・・。」

ジュン「優勝したらいくらでも静かに暮せばいいだろ!!それじゃあ僕は行くからな!!アデュー!!」

真紅「・・・・はぁ、面倒なことになったわね・・・・とりあえずメンバーどうしよう・・・・
ねぇ、誰がいいと思う?」

↓ドールズでお願いします

17: 2009/05/10(日) 22:58:00.56 ID:pxvn8GsO0
23:00まで待って、書き込みがなければ私の好きなドール4人でやります。

18: 2009/05/10(日) 22:59:14.47 ID:pxvn8GsO0
>>16
一応4:4で考えてるんだ・・・・ごめんよ

23: 2009/05/10(日) 23:07:30.91 ID:pxvn8GsO0

雛苺「真紅ー?一人で考えこんでどうしたのー?」

真紅「あら、雛苺。実は・・・・>>10

雛苺「バンド?みんなでやったら楽しそうなのー!」

真紅「雛苺!バンドやろうぜ!!」

雛苺「うい」

雛苺が仲間になった!!

30: 2009/05/10(日) 23:12:34.07 ID:pxvn8GsO0
翠星石「二人で騒いでどうしたですか?」

真紅「あら、蒼星石、来てたのね。いらっしゃい。」

翠星石「シカトかよ」

蒼星石「やぁ、真紅。お邪魔してるよ。何かあったのかい?」

真紅「実はこれ・・・・>>10

34: 2009/05/10(日) 23:19:11.50 ID:pxvn8GsO0
蒼星石「こ・・・これは・・・・」

翠星石「なんてこった・・・・ですぅ」

雛苺「?」

真紅「知ってるの?」

蒼星石「優勝したら高橋さんの家に泊まれるって・・・すごい豪華じゃないか!?」

真紅「はぁ、そうなの?ていうか高橋さんって誰・・・」

翠星石「知らないのですか!?あの高橋さんの家を!?ちょー楽しくて小学生に大人気なんですよ!?」

蒼星石「高橋さん家に64があるんだよ!スマブラ、ゴールデンアイやり放題!!」

真紅「そ・・そう・・・(こんなテンション高い双子は久ぶりに見るわ・・・)なら二人とも・・・」

真紅「バンドやろうぜ!!」

蒼星石「もとろんさ!!」

翠星石「YES!WE!CAN!」

36: 2009/05/10(日) 23:23:28.50 ID:pxvn8GsO0
翠星石と蒼星石が仲間になった!

真紅「これで揃ったわね。何かいつものメンバーって感じがするけど。水銀燈にもこのパンフ写メって
メールしとくのだわ。」

双子「(実は仲がいいのか?)」

真紅「さてと・・・この中で軽音楽経験がある人いるかしら?」

シーン

真紅「ですよねーwww」

37: 2009/05/10(日) 23:29:15.49 ID:pxvn8GsO0
真紅「ですよねーwww」

蒼星石「みんな素人か・・・・優勝どころか、ライブするのもきついね・・・。」

翠星石「翠星石、ギターなんか触ったことないですよ。」

雛苺「とりあえず、分担を決めなきゃ始まらないの。確か4人ならギター、ベース、ボーカル、ドラム
だったと思うの。」

真紅「みょーに詳しいわね雛苺。さすが私の妹。偉いのだわ ナデナデ」

雛苺「えへへー」

41: 2009/05/10(日) 23:35:03.19 ID:pxvn8GsO0
雛苺「ヒナ、歌うの好きだからボーカルやりたいの!!」

蒼星石「僕はじゃあ、ギターやってみたいなぁ。」

翠星石「蒼星石がギターやるなら、翠星石もギターやりたいですぅ!!」

真紅「それじゃあ私は、ドラムでいいのだわ。」

雛苺:ボーカル
翠星石:ギター
蒼星石:ベース
真紅:ドラム(ごめん、プログラミングって何か分からなかった)

43: 2009/05/10(日) 23:38:07.40 ID:pxvn8GsO0
蒼星石「真紅、今wikiみたらさ、けいおん!はキーボードらしいよ。」

真紅「あら、そうなの?>>1も間違えたみたいね。」

俺「ごめん」

真紅「じゃあ私はキーボードで決まりね。」

雛苺:ボーカル
翠星石:ギター
蒼星石:ベース
真紅:キーボード

49: 2009/05/10(日) 23:45:58.73 ID:pxvn8GsO0

翠星石「決まったはいいですが、楽器はどうするですか?」

真紅「そうね。ジュンの部屋にもないし・・・・。」

雛苺「スタジオ借りて練習しなきゃいけないし・・・」

蒼星石「いきなり出鼻をくじかれたね・・・」

チンポ~ン

真紅「誰か来たようね。」

蒼星石「これは・・・楽器とかが都合よく手に入る予感がする!!」

翠星石「SSの都合上しかたねぇです。」

53: 2009/05/10(日) 23:55:26.10 ID:pxvn8GsO0
真紅「はぁ~い!!今でま~す!!」

ガチャリ

SPW「俺はおせっかい焼きのスピードワゴン!!」

真紅「誰?(すごい傷・・・)」

SPW「あんたは見た目だけじゃなく、精神的にも淑女だ・・・気に入ったぜ!!」

真紅「人の話を聞きなさい」

SPW「このスピードワゴンについてきな!!いい所に案内してやるぜ!」

真紅「ちょっと!!あなた一体

蒼星石「まぁまぁ真紅、落ち着いて。」

翠星石「おとなしくあいつについて行けば間違いないですよ!」

真紅「あんな得体の知れない男についていくわけないでしょ!お父様も知らない人ついていっちゃ
いけませんって言ってたじゃない!」

雛苺「スレタイをよく読むのよ真紅。」

真紅「ナルほど。そういうことね。」

58: 2009/05/11(月) 00:09:22.60 ID:C4JIcQC50
なんかすげーいいスタジオで、楽器も一通り揃ってる所

真紅「これは・・・・すごいのだわ」

翠星石「思ってた以上になんかすごいですぅ」

雛苺「広いのー・・・・。」

SPW「ここは今から1か月間!あんたらの貸し切りだから好きに使うといいぜ!!それじゃあ
俺は今からメキシコに行くから後はよろしくな!!メキシコの熱い風!!サンタナ!!ドキューン」

4人「ありがと(なのーですぅだわございます)!!」

真紅「さてと、とにかく問題は解決されたわ。早速練習するのだわ。」

蒼星石「でも、僕たち素人だよ?どうやって練習するの?」

真紅「なんか>>1も知識ゼロみたいだし、ギターは何かコードとかチューニングとかアンプを
なんかしたら上達するんじゃない?」

蒼星石「ええ~何かこれ見てる人ほとんど経験者に人っぽいのに、いいのかなぁ?」

翠星石「元々勢いで建てたスレだからいいんじゃないですか?とにかく練習あるのみ!!ですぅ!!」

真紅「雛苺!あなた歌うのはいいけどアニメじゃそれはもう、若林以上の音痴だったんだからマジ練習
しなさいと駄目よ!?」

雛苺「うい」

61: 2009/05/11(月) 00:21:49.56 ID:C4JIcQC50
真紅「大会まで後30日!!目指すは優勝!!頑張るわよ!!」

双子&雛苺「うおおおおおおおおおっ!!!」

こうして、真紅達の血の滲むようなすごい練習が始まった!!

真紅「キーボードを扱うにはまず指を鍛えないと!!指たて10000回!!」

真紅「せいっ!せいっ!せいっ!せいっ!せいっ!せいっ!・・・・」

蒼星石「真紅もやるなぁ・・・・僕もがんばらなきゃ!!えーと・・・・まず弦の音を合わせて・・・」

翠星石「え~とコードは・・・・げ!!こんなにたくさん!?大変ですぅ・・・・」

こうして練習を始めて、10日後・・・・



66: 2009/05/11(月) 00:33:34.23 ID:C4JIcQC50
真紅「皆、練習中悪いけどちょっといいかしら?」

「はぁ~い」ぞろぞろ・・・・

翠星石「なんですか真紅?」

真紅「猛特訓のおかげで皆それなりに上達したから・・・大会でやる曲を決めたいと思うの。」

蒼星石「まだまだ自分達で作曲するのはむりだから、カバーがいいかもね。」

翠星石「時間もないですし、今曲を決めてそれをとことん練習しなきゃなんねーですね。」

雛苺「ヒナ達素人でも簡単で、やりやすい曲・・・・・」

4人「う~ん・・・・」

雛苺「コ」




真紅「CCBのロマンティックは止まらないなんてどうかしら?」

双子「それだ(です)!!」

雛苺「まえがみえないの・・・・」

72: 2009/05/11(月) 00:47:28.80 ID:C4JIcQC50
曲も決定し、練習する真紅達。

真紅「く・・・以外に難しいかもしれないのだわ・・・」

雛苺「結構高音が多いの・・・・でも、ヒナなら十分平気なのよ!」

翠星石「駄目ですぅ・・・・何回やってもロマンティックな気持ちを表現できないです・・・!」

蒼星石「このピックじゃ僕の演奏に耐えきれない・・・・もっと丈夫で、繊細なピックを作らないと・・・・。」

悪戦苦闘する4人・・・・

真紅「それじゃあ、一回合わせてみるのだわ。」

73: 2009/05/11(月) 00:53:29.22 ID:C4JIcQC50
~~~~~~~~~~

真紅「何か・・・・違うわね。」

蒼星石「なんか・・・・薄っぺらい感じがするよね・・・」

翠星石「・・・・雛苺がサビの歌詞を間違えたからじゃないですか~?」

雛苺「確かに間違えたけど!翠星石もサビのところキー的なやつが1オクターブフォルテッシモ!!」

翠星石「何いうですか!!私はちゃんと・・・・!!」

真紅「ちょっと、喧嘩はやめなさい。そんな事したって・・・」

翠星石「真紅!!おめぇのキーボードも『切なさがとまらない』の所がなんか止まってない感じだった
ですよ!」

真紅「何ですって!!私はちゃんと止めてたのだわ!!切なさを!!」

蒼星石「皆!!落ち着いてよ!!!」

止まらない言い争い・・・・すれ違い

蒼星石「だめだ・・・・どうしてもいい弦が見つからない・・・これじゃあ!!曲が氏んでしまう!」

蒼星石「くそっ!!」

挫折の日々・・・・

75: 2009/05/11(月) 01:14:36.84 ID:C4JIcQC50
しかし、どんなに辛いことも4人なら・・・

真紅「はぁはぁ・・・・・ただいま・・・・。」

翠星石「真紅!!練習もしないでどこにいってたですか!!」

雛苺「ボロボロなの・・・大丈夫?真紅?」

蒼星石「本当にどこ行ってたんだい?皆、心配したんだよ?」

真紅「3人ともごめんなさい・・・。蒼星石、コレをベースの弦に・・・・。」

蒼星石「え、なんだいそれは?・・・・・こ、これは!!この弦は!!東南アジアに生息する昆虫
サティポロジァビートルのほんのちょっぴりの腸の筋を3万匹分乾かし編んで作った弦じゃないか!」

蒼星石「この弦・・・・この弦なら!!僕の出したい音が出せる!!」


76: 2009/05/11(月) 01:17:30.99 ID:C4JIcQC50
翠星石「蒼星石のためにわざわざ作ってきてたですか・・・・」

真紅「ちょっと時間がかかったけどね。」

翠星石「すまんです真紅。てっきり、逃げ出してたかとおもってたですぅ・・・。」

真紅「いいのよ、私も黙ってたんだから。気にしないで。姉妹じゃなの。」

翠星石「真紅・・・・・!」

雛苺「真紅!傷の手当をするからこっちきてなのー!!」


・・・どんな苦難も乗り越えられる・・・姉妹の絆があるから!!

77: 2009/05/11(月) 01:17:46.90 ID:ghswJt4o0
よくわからなくなってまいりましたw

78: 2009/05/11(月) 01:26:34.60 ID:/vtDykvMO
JUM Project

79: 2009/05/11(月) 01:27:30.54 ID:C4JIcQC50
そして・・・・大会前日

雛苺「Hold me tight ! せ~つなっさぁーは♪

翠星石「ジゃンジャカジャンカジャンジャン!!(ああ、切ないですぅ・・・・)」

蒼星石「ギャルギャルギャイーンウワァァァ」

真紅「ジャジャン!!Hoo!!!」

4人「止まらない!!」

~~~~~~~


80: 2009/05/11(月) 01:29:24.69 ID:C4JIcQC50
真紅「・・・・・はぁ・・・・はぁ・・・」

蒼星石「・・・ふぅ。」

肩で息をする4人。

翠星石「・・・・行けますよ。」

雛苺「・・・・なの」

蒼星石「・・・そうだね」

真紅「これならいけるのだわ!!皆!!明日は絶対優勝するわよ!!」

双子&雛苺「おおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

こうしてついに!!大会「けいおんフェスティボー!!」の日がやってきた!!

83: 2009/05/11(月) 01:42:33.80 ID:C4JIcQC50
高橋さん「第一回!!けいおんフェスティボー!!を開催します!!」

高橋さん「出場するバンドは「EMUZ」「アリス」「チームA」の3組!!」

真紅「3組って・・・・すくな。」

高橋さん「優勝して私の家に泊まるのは誰か!!それじゃあ早速1組目「EMUS」お願いします!!」

翠星石「えむず?」

水銀燈「めぐ達のバンドよ」

真紅「水銀燈!やっぱりあなた達もでるのね・・・・。」

85: 2009/05/11(月) 01:52:03.79 ID:C4JIcQC50
水銀燈「ええ、あなたからメールが来たから・・・・私と金糸雀、雪華綺晶、薔薇水晶ででるわぁ・・・。」

真紅「貴女のことだから・・・さぞ練習したのでしょうね・・・」

水銀燈「ふ・・・いずれにしろ優勝するのは私達・・・せいぜい頑張ることねぇ・・・。」

真紅「すごい自信なのだわ・・・・」

翠星石「あ!真紅!ジュンが出てるですよ!!」

真紅「あら、ほんとね。ジュンたちも1か月前は素人。どんな演奏を見せてくれるのかしら・・・。」

ジュン「ど、どーもこんにちは皆さん・・・EMUSです。え~と・・・・・・」

巴「桜田君!メンバー紹介!」

ジュン「あ、メンバー紹介し、します!まずは僕、ギターの、じゅ、ジュンです!!」

みつ「ジュンジュン緊張しすぎよ・・・・ベースのみつです☆」

巴「ドラムの柏葉巴です。」

めぐ「えっと・・・・ボーカルのめぐです。頑張って歌います。」

87: 2009/05/11(月) 01:59:24.20 ID:C4JIcQC50
水銀燈「きゃーめぐぅ!!すってきぃ!!ヒューヒュー!!」

金糸雀「みっちゃーん!!頑張ってーかしらー!!」

蒼星石「いいなぁ皆のマスターは若くてさぁ。お爺さんはバンドするって感じじゃないし・・・」

おじじ「蒼星石。」

蒼星石「お爺さん!!ど、どうしたの?」

おじじ「老人は早起きだからね、蒼星石の応援に来たんだよ。」

おばば「ふふ、私もいるよ。ニコ」

蒼星石「・・・・お婆さん!!」

ジュン「それでは聞いてください、EMUSで『からたちのはな in2009』」

92: 2009/05/11(月) 02:10:10.36 ID:C4JIcQC50
ジャンジャン・・・・ギュイーンドゥオオオオオ!!!

ジュン「いやっはっぁあぁぁぁあああ!!!」

めぐ「からたちのぉ!!花が咲いたよ!!白い!!白い!!花が咲いたよぉ!!」

翠星石「さすがジュン!神の指先を持つ男!!すっげぇテクニックですう!!」

真紅「なかなかやるわね。あの伝説のコード『Zコード』をあんなにたやすく扱うなんて」

巴「きえーーーーーーーーーーーーーーーぃぃっ!!!!」

ダムダムダムダムダムダムダムダムダムダムダムダムダムダムダムダムダムダム

雛苺「さすが巴・・・・1秒間に16ビートも刻むなんて・・・しかもスティックじゃなくて竹刀で!」

金糸雀「竹刀でドラムをたたく事により通常のスティックよりも音に迫力がでてるかしら。」

雪華綺晶「けどその反面、あれは体に大きな負担をかけますね。」

薔薇水晶「命を削って・・・・演奏している・・・・・強敵。」

94: 2009/05/11(月) 02:16:07.72 ID:C4JIcQC50
蒼星石「・・・・ゴクリ・・・」

翠星石「どうしたですか蒼星石?」

蒼星石「みつさんのベース・・・・」

みつ「・・・・ボーン・・・・・ボーン・・・」

翠星石「ほかのレベルが高いから浮いてますね、あれじゃあいてもいなくても一緒ですう。」

蒼星石「違う!!もっとよく見て!!みつさんの手元を!!」

翠星石「え?・・・こ、これは!!!」

98: 2009/05/11(月) 02:24:47.36 ID:C4JIcQC50
よーく見ると、尋常じゃない速度でみつは弦を弾いている。

真紅「・・・・やるわね、彼女。」

蒼星石「曲の中でボーカル、ドラム、ギターを目立てさせ、自分はその引き立て役に徹する・・・・
縁の下の力持ち、まさにベースの鏡だ・・・・。」

雪華綺晶「彼女のベースは超スピード弦を弾く事により低周波を発し、曲に『厚み』をつけているわ。」

みつ「(・・・・・生まれろ!!生命よ!!)」

金糸雀「皆の演奏に命を吹き込む。まさに黄金体験。さすがカナのマスターかしら。」

100: 2009/05/11(月) 02:37:59.47 ID:C4JIcQC50
めぐ「からたちも・・・・秋はみのるよ・・・・まろいまろい・・・金のたまだよ・・・・」

蒼星石「ロックから一転して、バラード調に入っただとぉ!!」

真紅「原曲からかけ離れたと思ったら、ここにきて一気に原点回帰するなんて!!今までこの曲を
ジュン達以上にカバーしたミュージシャンがいたかしら!いや!いないのだわ!!」

薔薇水晶「彼女の歌声は・・・とても透き通っていて・・・ほかの楽器の音とうまく同化してる・・・
けど・・・それでいて歌声もしっかり目立っていて・・・演奏の『主役』になっている・・・・。」

水銀燈「激しい魂を揺さぶる歌声もいいけど・・・・やっぱりめぐはこういう優しい感じで・・・・
ひとりひとりの心に語りかけてくる様な歌声がいいわぁ・・・。」

103: 2009/05/11(月) 02:51:34.36 ID:C4JIcQC50
雪華綺晶「たかが人間の演奏とバカにしていましたが・・・・私は間違っていたようです。」

ドールズ「EMUSに・・・・氏角なし!!」バァーン

めぐ「からたちの・・・花が咲いたよ・・・白い白い・・・花が・・・咲いたよ。」

ドッギャォーーーン!!ジャン!
ダムダム・・・チーン

巴「コ」

ジュン「ふぅ・・・」

みつ「どうも!!ありがとうございました!!」

\キャーキャー!!/ \春日ー/ \ダイテー/\ヤメナイデーイヤー/

高橋さん「EMUSの皆さんありがとうございました!それでは次の組「アリス」の皆さん!!
準備お願いします!!」

水銀燈「めぐサイコー!!うわああああああああぁぁぁっ!!」

真紅「ちょっと、静かにしなさい!高橋さん困ってるじゃない!!」

110: 2009/05/11(月) 03:07:26.69 ID:C4JIcQC50
ジュン「真紅、僕たちの曲はどうだった?」

真紅「最高だったのだわ・・・・。」

翠星石「またききてえれすぅ・・・・」ウットリ

ジュン「今度カセットやるから!」

蒼星石「今時カセットって・・・。」

高橋さん「それじゃあお願いします!!2組目「アリス」の皆さんです!!」

めぐ「水銀燈ー!!頑張ってー!!」

みつ「きゃーカナー!!かわいいーーー!!」

111: 2009/05/11(月) 03:09:41.90 ID:C4JIcQC50
薔薇水晶「・・・今日はお王様はお仕事・・・・仕方が・・・・ない・・・・・グスン」

槐「・・・・・・。」

薔薇水晶「・・・・・あ・・・・・・・ゴシゴシ。」

雪華綺晶「・・・・・・・!・・・・。」

ラプラス「・・・ニコ。」

雪華綺晶「・・・今日はかじるのはやめておきましょう。」

112: 2009/05/11(月) 03:18:50.05 ID:C4JIcQC50
>>111
お王様× お父様○

水銀燈「どうも~『アリス』のギター兼コンガの水銀燈よ、よろしくぅ~。」

真紅「・・・・コンガ?」

金糸雀「お待たせしましたみなみなさま!!フルートの金糸雀かしら!今日はバイオリンはおやすみ
かしら!!」

雛苺「・・・・フルート?」

薔薇水晶「ファゴットの・・・・薔薇水晶。」

翠星石「・・・・ファゴット?」

雪華綺晶「ホルンの雪華綺晶です。」ペコリ

蒼星石「ホルンだって?」

114: 2009/05/11(月) 03:33:02.82 ID:C4JIcQC50
水銀燈「それでは聞いて下さい、ロマンシングサガ2より『伝説ははじまる』」

~♪

真紅「なめらかでいてコクのあるギターソロ・・・そしてコンガによる伴奏的なアレが・・・・・
最高のスパイスになっているのだわ・・・。」

雛苺「フルートもすごいきれいな音・・・・笛なのにバイオリンみたいな音が聞こえてくるの・・・。」

翠星石「ファゴットってこんないい音色なんですね・・・・。」

蒼星石「ホルンの重低音も聞きやすくていいね・・・・。」

真紅「まるでオーケストラのような壮大さがあるわね・・・・。」

翠星石「なんかちょっと感動してきたですぅ。」

雛苺「でも・・・・これって・・・・」

蒼星石「軽音楽じゃ・・・・ないよね。」

117: 2009/05/11(月) 03:45:39.35 ID:C4JIcQC50
~~~~~~~~~~~~~

高橋さん「はい、次からちゃんとパンフレット見て下さいね!!でもあなた達の演奏は最高でした!
それじゃあ次の「チームA」は準備お願いします!!」

めぐ「水銀燈・・・・どんまい。でもすごいキレイな曲だったよ!!」

水銀燈「めぐ・・・・・うわぁあああああん!!!優勝したかったのにぃいぃ!!」

めぐ「ふふふ、仇はとってあげるから、元気出して!」

水銀燈「・・・真紅達にまけないでよ?」

めぐ「うん、私達は負けないわ。」

金糸雀「ションボリ・・・・・。」

みつ「カナ・・・・・今日は私仕事休むわ!この後二人でどこか行きましょう!!」

金糸雀「みっちゃん・・・・・ありがとうかしら・・・。」

118: 2009/05/11(月) 03:58:07.76 ID:C4JIcQC50
槐「元気を出すんだ薔薇水晶、せっかくの美人が台無しだ。」

薔薇水晶「・・・・お父様・・・・せっかく来て頂いたのに・・・・。」

槐「あの主催者が認めなくても、僕は薔薇水晶達が1番だと思うな。」

薔薇水晶「お父様・・・。」

ラプラス「お疲れ様でした。久し振りに素敵な一時を過ごせましたよ、たまには音楽も悪くない。」

雪華綺晶「何でここに来たのですか?私はあなたを呼んでいません。」

ラプラス「そうですね・・・強いて言うなら、『貴女が喜ぶと思ったから』ですかね?」

雪華綺晶「別に私は喜んでないです。」

ラプラス「おやおや・・・・素直じゃない。」

雪華綺晶「・・・・・・。」

この後、ラプラスは喰われました。

120: 2009/05/11(月) 04:04:19.30 ID:C4JIcQC50
真紅「ついにきたわね・・・・。」

蒼星石「そうだね・・・・緊張するなぁ。」

雛苺「ジュン達以上のライブを・・・ヒナ達はできるのかなぁ・・・・?」

真紅「きっとできるわ・・・・!!だって私達は優勝するんだから!!」

翠星石「それより・・・・「チームA」って何ですか真紅?」

真紅「それが・・・・登録する時バンド名を書くの忘れてしまったのだわ・・・。」

蒼星石「名無しのごんべぇみたいなものだね。」

翠星石「かっこ悪いですねぇ・・・・」

雛苺「でもよく考えたら、ヒナ達バンド名を考えていなかったから、別にいいと思うのよ。」

122: 2009/05/11(月) 04:20:38.74 ID:C4JIcQC50
真紅「バンド名なんてどうだっていいじゃない、中身で勝負よ!!」

翠星石「調子いいですねぇ・・・・」

真紅「雛苺、今日ののど調子は?」

雛苺「超最高にいいのよ!」

真紅「翠星石、ギターのチューニングは大丈夫?」

翠星石「バッチリですよ!!」

真紅「蒼星石、皆のサポート、お願いね?」

蒼星石「うん!任せてよ!!」

翠星石「真紅、今日のくんくんの録画予約は忘れてないですか?」

真紅「ええ!!ちゃんと予約してきたわ!!」

125: 2009/05/11(月) 04:31:16.96 ID:C4JIcQC50
真紅「私達のライブを、脳に刻み込んでやるのだわ!!皆!行くわよ!!」

翠星石「よっしゃーですう!!翠星石のギターで観客をちびらせてやるですよ!!」

雛苺「うい!!皆にヒナを歌を聞かせてあげるの!!」

蒼星石「おー!!(僕のベース・・・・後1曲もってくれよ・・・)」

いよいよ真紅達のライブが始まる。果たして真紅達はEMUS以上の演奏をすることができるのか!?


すいません、もう限界です。寝て起きたら続き書きます。もうこのスレを落としてもらっても
結構です、また自分で立て直します。ここまで付き合っていただきありがとうございました。

161: 2009/05/11(月) 19:08:11.76 ID:C4JIcQC50
保守ありがとうございます!再開!
>>125

高橋さん「それでは皆さんお待たせしました!!(いろんな意味で)『チームA』の皆さん」です!」

真紅「皆さんこんにちは、『チームA』です。今はまだ仮のバンド名だけど、もしこの大会で優勝した
ら・・・・・」

真紅「ちゃんとバンド名を決めてメジャーデビューしようと思っています・・・・と、紹介遅れたわね、
私は真紅、キーボード担当よ、よろしく。」

ジャカジャジャカ!ウッヒュウッゥゥドリャーン!!

翠星石「・・・・ギターの・・・SUISEISEKIです・・・・(決まったですぅ・・・。)」

蒼星石「ベースの蒼星石です。まだまだ半人前ですが、よろしくお願いします。」

雛苺「ボーカルの雛苺よ!今日はゆっくりしていってね!!」

164: 2009/05/11(月) 19:23:14.93 ID:C4JIcQC50

真紅「それでは聞いて下さい!!『チームA』でロマンティックは止まらない。」

テッテッテッテテレッテレテーテテー♪

真紅「せい!せい!Say!HI!Hey!Say!」

水銀燈「イントロは原曲そのままね・・・・。」

金糸雀「いや、雛苺の声質に合わせてキーが2オクターブゲOンしているかしら。」

雪華綺晶「なんて力強い指使い・・・・・冷静の中に『情熱』を感じるわ・・・・。」

真紅「(毎日指立て10000回やった成果なのだわ!今にもキーボード壊れそうだけど!)」

ジュン「掛声の意味がわからん・・・・。」

165: 2009/05/11(月) 19:35:18.49 ID:C4JIcQC50
雛苺「なーがいー Kissのー 途中で♪」

翠星石「hu―、hu―、しどけぇぇええ!!なぁくぅううううっ!!」

金糸雀「雛苺・・・・この短期間でこんなに歌唱力がうpしてるかしら・・・・。」

水銀燈「以外と野太い声もだせるのね、野性的でとってもエキゾチックだわぁ・・・。」

薔薇水晶「・・・・翠星石のシャウトも・・・・ギターも・・・うまくしどけなさを表現している・・。」

166: 2009/05/11(月) 19:40:29.64 ID:C4JIcQC50
雛苺「とーもーだーちのー♪」(蒼星石「Don't stop!」)

雛苺「えーりーあーからー♪」(蒼星石「Love me do!」)

水銀燈「蒼星石も歌うのね・・・・。」

金糸雀「蒼星石もなかなかセクシーな声してるかしら、ベースもなんか妖艶な感じが・・・。」

雪華綺晶「少し、大人の雰囲気がしますね。」

167: 2009/05/11(月) 19:51:20.58 ID:C4JIcQC50
雛苺「はーみぃーだーした!!君の!!青い!!」

チームA「ハイヒール♪」

水銀燈「いよいよサビかしら・・・・」

金糸雀「さて、どんなパフォーマンスを見せてくれるのかしら?」

いよいよサビ部分、盛り上がるところだが・・・・大きな問題が発生する!!

168: 2009/05/11(月) 19:53:24.58 ID:C4JIcQC50
蒼星石「(よし!ここで一気にコードをジョブチェンジして、リズムを加速す――――)」

ブチッ!

真紅「!?」

翠星石「あっ!?」

雛苺「うぃっ!?」

蒼星石「そんな・・・・こんな大事なところで・・・・!!)」

蒼星石のベースの弦が・・・・きれた・・・・。

169: 2009/05/11(月) 19:58:26.82 ID:C4JIcQC50
雛苺「(ま・・・まずいの・・・。)・・・ダれっか♪ ロマンティック―――」

一瞬、演奏が止まりかけたが、慌てて再開する。だが・・・・

水銀燈「・・・かわいそうだけど・・・・終ったわね・・・・。」

薔薇水晶「急に音に迫力がなくなった・・・。」

金糸雀「ベースのいなくなったバンドじゃ・・・・EMUSには勝てない・・・。」

雪華綺晶「お姉様達の動揺が、演奏に見事に現れています・・・・。」

170: 2009/05/11(月) 20:06:12.29 ID:C4JIcQC50
雛苺「むーねがー むーねがー♪くーるしっくなるー♪」

真紅「(これはまずいのだわ・・・・)」

翠星石「(このままじゃ・・・・)」

蒼星石「(曲が・・・!!氏んでしまう!!)」

動揺し、どんどん曲の質が下がっていく。まだまだ経験の浅い真紅達に、このハプニングを処理する
力も、心構えもなかった・・・。

蒼星石「(どうにもならない・・・・くそ・・・・もう・・・・駄目だ・・・・)」

真紅「(・・・・蒼星石の心が折れてしまった・・・・こんな時どうすれば・・・)」

172: 2009/05/11(月) 20:11:16.33 ID:C4JIcQC50
ドギャギャン!!ガインガインギャギャギュイイィィィーーーン!!

翠星石「でりやあああぁぁぁあ!!!ほおおおおあおあおあおああ!!」

真紅&蒼星石&雛苺「!?」

翠星石「何しみったれてるですかこのすっとこどっこい!!まだ翠星石達の演奏はまだ終わって
ないんですよ!?」

真紅「(翠星石の言うとおりだわ!!)そうよ!まだまだ演奏は続いているのだわ!!」

雛苺「(こうなったら蒼星石の分もカバーするのよ!!)」

徐々に演奏が息を吹き返していく・・・・

173: 2009/05/11(月) 20:21:28.77 ID:C4JIcQC50
水銀燈「翠星石・・・・!なんてことを!あんな演奏をぶち壊すような・・・・・!!」

金糸雀「確かに・・・・でも、いい薬になったんじゃないかしら?」

薔薇水晶「しかし・・・・ベースが不在なのに・・・変わりない・・・・。」

真紅「(上手く間奏中に立て直せたけど・・・・やっぱりベースがいなきゃ・・・)」

真紅「(弦を直したくてもホーリエはジュンの家・・・・どうすれば・・・・)」

雛苺「(もうすぐ間奏が終わるの・・・・。蒼星石・・・・・)」

174: 2009/05/11(月) 20:29:40.53 ID:C4JIcQC50
キュキュ!!キュアイーン!!

翠星石「はああああぁあああ!!(蒼星石の分も翠星石がカバーするです!!)」

蒼星石「(僕が・・・・皆に迷惑を・・・・)」

真紅「(蒼星石・・・・はっ!!そうだわ!!こうなったら・・・・!!)」

真紅「翠星石!雛苺!私はサビまでに蒼星石のベースを直すわ!!それまで二人で頑張って頂戴!」

翠星石「(蒼星石のアノ弦を直す?・・・・真紅、何か秘策でも・・・!?)・・・・わ、分かった
です!頼むですよ!!」

雛苺「うい!!(ヒナは真紅を・・・・蒼星石を信じてるのよ!)」

175: 2009/05/11(月) 20:35:29.87 ID:C4JIcQC50
翠星石「雛苺!サビまで氏ぬ気でやりますよ!!」

雛苺「わかったの!!」

雛苺「かぁーべのぉ!!らぁじぅお!!絞って!!」

翠星石「Fu―!Fu―!しぃどぉおおおけぇぇええーっ!!ぬああぁくぅううううっ!!」

真紅「蒼星石・・・・」

蒼星石「真紅・・・ごめん・・・・もうこれで・・・・優勝できないね・・・。」

真紅「何を言ってるの・・・・二人が頑張ってるんだからあきらめないで。」

蒼星石「・・・でも・・・・弦が・・・・。」

176: 2009/05/11(月) 20:45:07.06 ID:C4JIcQC50
水銀燈「演奏が二人に・・・いったいあの子たちは何を・・・・」

金糸雀「わからないわ・・・・でも真紅は何かやるつもりかしら・・・。」

雪華綺晶「起氏回生の策でもあるのでしょうか?」

真紅「・・・・蒼星石・・・・ベースを貸しなさい・・・・私が直すのだわ。」

蒼星石「直すだって?無理だよ、このベースの弦は・・・・。」

真紅「何かよく知らないけどとても高価なものなんでしょう?なら、ここにも高価な弦があるのだわ。」

蒼星石「・・・・そ、それは!!」

177: 2009/05/11(月) 20:53:36.45 ID:C4JIcQC50
雛苺「こーとばでぇはっ!!!こーたえーなぁいぃっ!!(もうすぐ・・・・最後のサビ!!)」

ウアアアアアアアアアアアアアアン!!!ガッシャーン!!

翠星石「(でも!!真紅を!蒼星石を!!翠星石達は信じてる!!)」

雛苺「だーいーたー手に!!チカラぁ!!!込めるぅっ!!



真紅&蒼星石「Tonight♪」

178: 2009/05/11(月) 20:55:02.02 ID:C4JIcQC50
雛苺&翠星石「真紅!蒼星石!」

真紅&蒼星石「待たせたのだわ(ね)!!」

真紅「次で最後のサビ!!全力で行くわよ!!」

雛苺「うぃ!!」翠星石「ですぅ!!」蒼星石「おk!!」

179: 2009/05/11(月) 21:07:20.34 ID:C4JIcQC50
雛苺「誰か!ロマンティック、止めて♪ロマンティック♪」

ジャジャジャジャーン!!

真紅「ロマンティック!!あげーるよー♪」

デンデケデンデン!!

翠星石「みゃっはぁぁぁあ!!!」

水銀燈「蒼星石の・・・・ベースが直っている!!」

雪華綺晶「あの金色の弦・・・・・ま・・・・まさか!!」

蒼星石「♪~(ああ・・・・素晴らしい音色なんだ・・・・)」

金糸雀「真紅の・・・・髪の毛!?」

薔薇水晶「綺麗で・・・・美しい音・・・・」

183: 2009/05/11(月) 21:18:08.57 ID:C4JIcQC50

真紅「(やっぱり私の考えは間違ってなかった!!私は伝説の生き人形ローゼンメイデン!!
その髪の毛は虫の腸の筋なんかよりも高価なのだわ!!)」

翠星石「(髪の毛とは考えたですね真紅・・・・妹ながら本当に頼りになるです・・・。)」

雛苺「(これなら・・・・・これならまだ優勝も不可能じゃないの!!)」

蒼星石「(今までの遅れを・・・・僕のベースで返す!!)」

さっきまでの演奏が嘘のように・・・・会場の盛り上がりも最高潮に!!そして・・・・

雛苺「走るっ、涙に♪背中、押ーされーて♪(どんな苦難も・・・・)」

ギャギャギャジュンジュワアァ!!

翠星石「(私達ローゼンメイデンなら!!)

184: 2009/05/11(月) 21:26:50.30 ID:C4JIcQC50
ブイッィイィィッィン!!

蒼星石「(必ず乗り越えられる!!)

雛苺「Hold me tight ! せ~つなっさぁーは♪」

真紅「これで最後!!皆!決めるわよ!!(これが絆の力なのだわ!!)」

真紅「Hoo!!!」

雛苺&翠星石&蒼星石&真紅

「止まらない!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~

185: 2009/05/11(月) 21:32:37.40 ID:C4JIcQC50
高橋さん「――――それでは優勝したEMUSの皆さん!!ステージまで!!」

ワァーワァー!!パチパチパチパチ・・・・・

翠星石「・・・・結局、優勝はできなかったですね・・・。」

蒼星石「・・・・ごめん・・・・僕のベースの弦がきれなければ・・・。」

雛苺「気にすることないの蒼星石、ジュン達はすごくレベルが高かったの・・・・たぶん、弦が切れて
なくても負けてたのよ!」

真紅「それに、ハプニングがあったけど私達のライブは結果的に最高に盛り上がったのだわ。」

雛苺「結果よければすべて良しなの!」

翠星石「そういう事です!!だから元気だすですよ!!」

蒼星石「皆・・・・ありがとう・・・・。」

186: 2009/05/11(月) 21:43:25.95 ID:C4JIcQC50
高橋さん「さて!優勝した皆さんに本日我が家にご招待しますが!その前に!!本日のゲスト!
あの超人気アニメのけいおん!の4人の登場です!!」

エーマジデー!?ウッドワー!!ミオターン!!

唯「優勝おめでとうございます!!EMUSの皆さん!!」

澪「なかなかいい演奏だったぞ。」

ジュン「(うはwww生の澪タンwww)」

そで「今度できれば、一緒にライブしましょうね。」

律「この後別室で優勝チームとのリッツパーティーやりますから、是非参加してくださいね。」

ワイワイガヤガヤ

187: 2009/05/11(月) 21:50:13.65 ID:C4JIcQC50
水銀燈「真紅、残念だったわね。」

真紅「水銀燈・・・・・」

水銀燈「・・・・次はちゃんと私達は軽音楽をやるわ。また勝負しましょう。」

真紅「そうね、次こそは私達が優勝するのだわ。」

水銀燈「何言ってるのよ、優勝するのは私達よ。」

真紅「ふふふ、次の大会が楽しみね。」

金糸雀「雛苺、お疲れ様かしら。」

雛苺「金糸雀~すっごく疲れたの~。」

金糸雀「雛苺はすごく頑張ってたから当然かしら。」

雛苺「金糸雀も頑張ってたよね!お疲れ様なの!」

189: 2009/05/11(月) 22:06:39.78 ID:C4JIcQC50
翠星石「いや~色々大変でしたが、楽しかったですね~。」

蒼星石「そうだね・・・・・翠星石。」

翠星石「んあ?なんですか?」

蒼星石「ありがとう・・・・色々と。」

翠星石「まぁ、おめぇは私の妹なんですから、礼なんか言わないでどんどん甘えろですぅ!!」

蒼星石「・・・・うん。」

雪華綺晶「やっぱり兎の肉は美味しいですね。パチモンも食べますか?」

薔薇水晶「幽霊野郎氏ね(・・・・・いらない。)」

高橋さん「それでは!!第一回けいおんフェスティボー!!を閉会します!!」

こうして・・・・真紅達の挑戦は終わった・・・・。

190: 2009/05/11(月) 22:26:38.48 ID:C4JIcQC50
~1年後、日本武道館~

高橋さん「――――EMUSの皆さんありがとうございました!!」

唯「やっぱりEMUSの皆さんすごかったですね!」

澪「いつ聞いてもみつさんのベースは勉強になるわ。」

そで「今回もまた、優勝はEMUSさんでしょうか?」

RITZ「でも、次はあのバンドだよ?」

唯「あのバンドって、第1回大会の出場者『アリス』と『チームA』が合併した・・・・」

そで「あの人達なら・・・・もしかしたらEMUSさんに勝てるかもしれませんね。」

澪「あの時からグイグイきてるもんな、今回は初優勝できるんじゃないの?」

RITZ「面白くなってきたね・・・・。」

192: 2009/05/11(月) 22:35:20.78 ID:C4JIcQC50
高橋さん「それでは最後の組です!!8人の実力者が揃ったゴス口リ姉妹バンド!!
『ローゼンメイデン+』の皆さん!!お願いします!!」

ギンサマー!!カナー!!スイー!!アオー!!シンクックー!!ヒナー!!キラキー!!バラスィー!!

真紅「それでは皆さん聞いて下さい。『ローゼンメイデン+』で・・・・」

ローゼンメイデン+「絆!!」


~終~

193: 2009/05/11(月) 22:38:17.53 ID:C4JIcQC50
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!!

引用: 真紅「軽音楽を!やるのだわ!」