1: 2024/11/25(月) 15:23:26 ID:???Sr
愛「愛さんも>>3と>>5が応募してくるとは思わなかったよ……」

彼方「びっくりだねぇ」

5: 2024/11/25(月) 15:29:53 ID:???00
ミアちゃん

7: 2024/11/25(月) 15:32:31 ID:???00
せつな

8: 2024/11/25(月) 15:57:15 ID:???Sr
愛「まさかのミアちとせっつーが応募して来るなんて、愛さんも想像してなかったよ」

彼方「大変だねぇ……マジで」

愛「んー……つっても、人手不足なのは変わんないから、雇うには雇ったんだよねー」

彼方「マジか」

愛「マジマジ、超マジ。もう制服も渡したよ」

彼方「そっかぁ……それで?」

愛「明日が2人の初出勤」

彼方「なんで新人2人を同じ日に出勤させるかな」

愛「だって……いつも夜時間に出勤してくれるベテランのおばさんがこないだ交通事故に遭ってしばらく休むことになっちゃって、ホントーにホンットーに仕方なくてさぁ……」

彼方「そうだったんだぁ……」

9: 2024/11/25(月) 16:00:11 ID:???Sr
そうして翌日──

せつ菜「ほ、本日はよろしくお願いします!」

ミア「……よろしくお願いします」

愛「えーと、2人は今日が初出勤だし、まだ研修ってことで基礎の基礎から教えていくね」

せつ菜「わかりました!」

ミア「うん、じゃあボクらは何をすればいいの?」

愛(いくら物覚えいい2人でも、教えられることは限度があるし……
お客様が来た時の挨拶は確定として。
>>11 つくらい仕事を覚えさせよっか)

11: 2024/11/25(月) 16:04:01 ID:???00
3

14: 2024/11/25(月) 16:34:00 ID:???00
愛(こないだの新人くんは詰め込みすぎて全然覚えられなかったりして苦労してたから、大体3つくらい教えよっかな)

愛「じゃあ、まず2人には基礎の基礎としてバッシング、洗浄、補充を覚えて貰おっかな」

ミア「戦場? War?」

愛「戦争とかじゃなくて、Wash、洗い物だよ」

せつ菜「バッシング、というのは?」

愛「帰ったお客さんのお皿を下げて、洗い場に持っていくことだよ。
ほら、外食したことあるなら2人も見たことあるんじゃない?」

せつ菜「あぁ、確かに……」

ミア「じゃあ、補充って何を補充するんだい?」

愛「補充っていうのはね、ほら見て。
あそこのテーブルに置いてあるコップと、お水が入ったピッチャーって容器。
あれが足りなくなった時に持ってってあげるの」

ミア「それだけ?」

愛「うん、それを3時間やり続ける。
簡単なことに見えるかもしれないけど、やってみればわかるから」

せつ菜「なるほど、何事も基礎からですね」

ミア「わかった、すぐにマスターしてパーフェクトな仕事ぶりを見せてあげるよ」

愛「よーしその意気! じゃ、行くよ~!」

16: 2024/11/25(月) 16:36:52 ID:???00
ガラッ

愛「お、早速お客さん。挨拶するから愛さんに続いてね。いらっしゃいませ~!」

ミア「い、いらっしゃ

せつ菜「いらっしゃいませええええええ!!!」

ミア「」

愛「せっつー、声デカすぎデカすぎ! ミアちとお客さんが硬直してる!」

せつ菜「す、すみません! つい緊張と興奮で……」

愛「落ち着こ? 大丈夫だからさ」

せつ菜「は、はい……!」

愛「ほら、ミアちも戻って来る! あと声ももう少し大きくしてみよっか!」

ミア「い、Yeah……」

18: 2024/11/25(月) 16:41:08 ID:???00
────

愛「いらっしゃいませ~!」

ミア・せつ菜「いらっしゃいませー!」

客「えーとね、オススメとかなんかあるかな」

愛「オススメはですね~、基本的に1番は~……」

せつ菜「あぁしてお客様ともコミュニケーションを取ることが大切なんですね」

ミア「でも、過干渉してもまずいだろうし、ボクらは言われたことだけやるべきなんじゃないか」

せつ菜「かもしれませんね」

ゴシゴシゴシ……じゃーっ、フキフキッ

愛「注文入りました~!」

「はいよぉ!」

せつ菜「愛さん、いつもよりも早い動きでテキパキと動いてますね……」

ミア「スポーツをやってるときの愛みたいだ……」

19: 2024/11/25(月) 16:46:22 ID:???00
────

客「ごちそうさまでした~」

3人「ありがとうございました~!」

ミア「今度はボクがバッシングしてくるから、せつ菜はお水の方を見ててよ」

せつ菜「わかりました、ではおまかせしますね!」

ミア(結構慣れてきたな。
この調子なら、すぐに愛みたいに出来るかも)

フキフキ、カチャカチャ……

「すみません」

ミア「……」

「あの、すみません」

ミア「! me?」

客「はい、あの、注文したくて」

ミア「え」

ミア(注文? ボクメニューの内容も知らないぞ?)

ミア「あー、その、ボクはまだ入ったばかりで」

客「えぇ? この間来た時は入ったばっかりの人でも対応してくれたよ?」

ミア「でも、ボクは本当に」

客「いいからさぁ、注文聞いてよ。
メモ書いて伝えりゃ良いんだから、早くしてよ」

ミア(な、なんだよこの客! ボクの事情なんて関係ないっていうのかよ! くそっ、イライラしてきた!)

20: 2024/11/25(月) 16:51:04 ID:???00
ミア「だから……!」

愛「あ、はいお客様失礼します。
ご注文、お伺いいたします」

ミア「愛……」

愛「ミアちはそのお皿持って戻って、バッシング続けてて」

ミア「……わ、わかった」

愛「お客様、大変失礼しました」

客「まぁ、別にいいけどさ……じゃあこの激烈、超激辛もんじゃってやつを」

愛「激からお一つ、以上でよろしいでしょうか?」

客「うん」

愛「かしこまりました、失礼します」

────

ミア「……あ、愛」

愛「ん? どしたのミアち」

ミア「その、ありがとう」

愛「ま、新人のうちはよくあるから。気にしない気にしない、じゃ、これ洗っといて」

カチャッ

ミア「うん……」

じゃーっ……

21: 2024/11/25(月) 16:53:02 ID:???00
ミア(すぐに愛にみたいに……って思ったけど、思い上がってたな。
愛は立派だ……ボクとは全然違うや)

ガラッ

せつ菜・愛「いらっしゃいませー!」

ミア「……いらっしゃいませー」

>>23「ふぅ」

愛「あれ、>>23?」

24: 2024/11/25(月) 17:02:15 ID:???00
ランジュ「ふぅ、ここが愛の家なのね」

愛「あれ、ランジュ?」

ランジュ「愛。働いてる時間だったのね、気になったから来てみたの」

ミア「ランジュ……」

ランジュ「あらミア、それに……菜々も!」

せつ菜「あ、せつ菜って呼んでくれても大丈夫ですよ。
眼鏡が曇るので、開き直ってせつ菜モードですし」

ランジュ「そう。2人もここで働いてたのね」

せつ菜「えぇ、欲しいものがあったので。
自分の力で掴み取るべく働いている最中です!」

ミア「ボクも、大体同じ理由さ」

ランジュ「そう……じゃあ、せっかくだからいっぱいお金落としていくわね」

愛「どんと来い!」

ランジュ「じゃあ>>26品 頼んじゃうわ!」

3人「えっ」

29: 2024/11/25(月) 20:12:40 ID:???00
ランジュ「じゃあ7品くらい頼んじゃうわ!」

3人「えっ」

愛(い、言えない……! 経営的目線では助かるけど、従業員的にはしんどいって!)

ランジュ「安心しなさい、ちゃんと1品ずつ頼むから!」

愛(注文7回も聞くの!? いや、でもまぁ調理の負担的には減るし……7人連続で同じ席座るようなもんか)

愛「お、おっけー。わざわざありがとね、ランジュ!」

ミア「まぁ、長い間座っててくれるならボクらの仕事は少し減るか」

せつ菜「そう、ですね……一応は」

ランジュ「じゃあ、まずはこの>>31をお願い!」

愛「>>31だね、かしこまりました!」

32: 2024/11/25(月) 23:43:59 ID:???00
ランジュ「この餅入りもんじゃをお願い!」

愛「餅入りお一つね、飲み物は?」

ランジュ「じゃあオレンジジュースにするわ。以上よ」

愛「オレンジお一つと……はいかしこまりました、失礼いたしまーす」

ミア「餅?」

せつ菜「えーと……全国のご老人の氏因にもなってる食べ物です」

ミア「もう危険物だろそれ」

せつ菜「でも美味しいんですよ」

ミア「ふーん……」

愛「2人とも、3番のバッシングと6番の補充行って」

せつ菜「あわわすみません!」

ミア「わ、忘れてた……!」

愛「さて……基礎は身に染み付いたみたいだし、今日はピークタイムも空く感じだし、存外なんとかなるかも……」

ランジュ(今日はお腹空かせてきたから楽しみラ~、ルンルンラ~)

>>35

このまま何事もなく終われそうだと思った愛さんに厄介事が起きる!

35: 2024/11/26(火) 00:32:48 ID:???Sr
【Here comes a New Challenger !!】
@cメ*˶ ´༥` ˵リ(d!. *´༥`*..)

46: 2024/11/26(火) 12:07:46 ID:???00
────

ランジュ「ふぅ、美味しかった。
愛、次はこの中華風もんじゃをお願いするわ!」

ミア「届いてから食べるまでが早い!」

せつ菜「まるで寿司のペースです!」

ガラッ

客「~♪」

せつ菜・ミア「いらっしゃいませー!」

愛(くっ、他の客も増えてくるなんて……今のところなんとかアタシ一人で捌けてるけど、これ以上増えたらマズい……!
厨房は両親がいるからまだ大丈夫だけど、ホールはアタシとミアちせっつーだけ!
パンクさせて新人2人に不安を抱かせて、早期にやめられるなんてなったらまた人員募集から逆戻り!
なら、アタシが頑張って持たせないと……! 当たり前の事から目を逸らすな、宮下愛!)

せつ菜(既に愛さんの足を引っ張っているのは確か……だからこそ、今出来ることを精一杯頑張らないと! 少しでも早くお客様を案内、お皿を下げて、洗って……!)

ミア(愛だって大変なんだ……だから、ボクだって甘えてないで必氏に目の前のことを片付けないと! あぁもういちいち呼び止めてくるなよ! 研修中って書いてある札が読めないのかよ! というかなんでさっきからボクばっか呼ばれるんだ!?)

ガラッ

歩夢「こんにちは~」

エマ「話を聞いて来たよ~」

3人「えっ」

愛(アタシ、もう頑張んなくていいんじゃない?)

せつ菜(この2人を前に、やれること……?)

ミア(I want to go home……)

47: 2024/11/26(火) 12:13:22 ID:???00
愛「あ、歩夢にエマっち……来たんだぁ」

歩夢「うん、せつ菜ちゃんとミアちゃんがバイト始めたって聞いて……侑ちゃんも誘ったんだけどね、果林さんと何か相談があるみたいで」

愛「そうなんだぁ……」

愛(ああああああああああああああああああんのバカ相方ぁぁぁ!!! アタシが苦労してるってのになんでこっそりゆうゆと乳繰り合ってんだよ! 2人で狙うって決めてたでしょうが!)

歩夢「愛ちゃん? 顔赤いよ? 大丈夫?」

愛「ん? い、いや大丈夫だよ? 何でもないって、これくらい平気平気!」

歩夢「そっか。なら無理しないでね、何かあったら私も少しだけど力になるよ」

愛(なら帰ってくんないかな? ……ってのは口が裂けても股が裂けても言えないよね……あーっ、もう、善意だらけなのが憎めないよ歩夢……!)

エマ「ん~……どれにしようかなぁ」

歩夢「じゃあ、私はこの限定メニュー全部と、この──」

愛(バラバラに注文すなーっ! 頼むから足並み揃えて~!)

49: 2024/11/26(火) 12:16:37 ID:???00
エマ「じゃあ私はこれと、これと、それとこれとこれにこれとこれにするね~」

歩夢「あと、これを2つずつ……」

愛「は、はぁい……ちょーっとお時間いただくけど大丈夫かな?」

2人「大丈夫だよ~」

愛(くそっ、癒される笑顔して……これじゃ恨むものも恨めないじゃん!)

愛「ち、注文お願いしまーす……スペシャルもんじゃと、スーパークライマックスもんじゃと、キングもんじゃと、激辛アルティメットもんじゃと、濃厚無双もんじゃの海苔トッピングと……」

「え、ちょ、一旦メモごと渡してくれ! とんでもない量だな! 団体さんか?」

愛「お二人様」

「えっ」

50: 2024/11/26(火) 12:19:36 ID:???00
ミア「あ、愛! 皿洗い用の洗剤がもうないんだ!」

愛「それならすぐ下の段にポリタンクごと置いてあるから、ボトルの方に補充して使って!」

せつ菜「あ、愛さん! ピッチャーに入れる氷が!」

愛「2階に製氷機とタンクがあるから、その中身をこのデカいビニールに移して持ってきて!」

「ぐえっ、腰が……す、すまん愛、ちょっと厨房も頼む……」

愛「わ、わかったから休んで! 湿布貼ってうつぶせで安静にしてて、後でアタシが骨ずらしてなんとかしたげるから!」

ランジュ「愛~? 次は……」

愛「あーっ今行く!」

51: 2024/11/26(火) 12:21:49 ID:???00
愛(か、体が粉々に砕けそう……! 誰か助けて……このままじゃ愛さん壊れちゃうよ……!)

>>55 の秒数次第
奇数秒 現実は非情。誰も助けになんて来ない
偶数秒 運良くバイトくんと心配した彼方ちゃんとかすみんが来てくれる

57: 2024/11/26(火) 14:18:30 ID:???00
バイトくん「あ、あのー、忘れ物取りに来やした~……」

愛「あああああああバイトっちぃぃぃ!! お願い! あとでお願い1つ聞いたげるから! 今は黙ってそのまま出勤して手伝ってくれないかなぁ!?」

バイトくん「うぇぇぇ? え、で、でも俺このあと……」

愛「ダメかな……」

うるうる……

バイトくん(て、店長の娘さんが涙流して俺を頼ってる! 新人の可愛い女の子2人も慌てふためいてる状態! くっ、中学の頃から家族で通い、そして高校入学とともに働き始めて散々お世話になったこの店で、こんな重要な局面でダチとのゲームしたさに逃げたら俺は……俺は!)

バイトくん「ま、任せてください! 厨房は俺やりますよ!」

愛「ありがとおおおおおお!!!」

「私たちもいるよ~」

「ふっふっふー、心配で来てみた甲斐がありました!」

愛「かっ、かっ、か……カナちゃんにかすみん! その格好は……」

彼方「ついさっき心配だから覗いてみたんだけど、大変なことになってるみたいだから、ヘルプに入れるようおばさんに相談してみたんだぁ」

かすみ「かすみんたちの手際の良さを知ってたみたいで、OK貰っちゃいました! さ、接客はかすみんたちも受け持ちますから、愛先輩はバイトさんとミア子たちをサポートするように動いてください!」

愛「ふ、2人ともぉ……あとでいっぱいお礼するから!」

ミア(状況が一気に変わった!)

せつ菜(厨房にバイトさん、愛さんのお母様、接客には彼方さんとかすみさんが入って、私とミアさんが出来ることだけに集中しやすくなった上に、愛さんがバランサーとして機能出来るように……!)

ランジュ「彼方~、次はこれをお願いするわ」

彼方「は~い、かしこまりましたぁ」

かすみ「おまたせしましたぁ、スーパークライマックスもんじゃで~す」

歩夢「わぁ、色とりどりの具材だらけ!」

エマ「確かにクライマックスに食べたくなるもんじゃだね~」

愛(厨房もホールもいい具合に処理できてる! ホントに……ホントにありがとう、カナちゃん、かすみん! 愛さん、2人のこと大好きだよ!)

58: 2024/11/26(火) 14:24:48 ID:???00
────

愛「ふーっ……なんとか、なんとか片付いたぁ……」

彼方「彼方ちゃんも流石に疲れたぁ~……」

かすみ「こっちはまた別のベクトルで疲れるものがありますねぇ……ヘトヘトですぅ……」

せつ菜「で、でも、皆さんが来てくれたおかげで、本当に助かりました!」

ミア「Nice Moveだよ、子犬ちゃ……いや、かすみ、彼方」

かすみ「しょうがないから、また何かあった時は呼んでくれれば駆けつけてあげますよ」

彼方「彼方ちゃんも、お仕事ない日なら手伝うよぉ~」

バイトくん「あ、お、俺も……」

愛「うん……3人とも、ありがとうっ!
……あ、そうだ。もうミアちもせっつーも上がる時間だし、折角だから5人に賄作ったげるよ」

かすみ「えぇ、良いんですかぁ?」

愛「うん、5人とも頑張ってくれたから。愛さんからのお礼!」

せつ菜「では、お言葉に甘えてさせていただきますね!」

バイトくん「あ、あの、宮下さん、その、お願い事の件についてなんだけど……」

バイトくん(へ、へへ、ちょっと普通なら難しいお願い事とかでも聞いてくれたりするよな……)

愛「あ、そうだった。バイトっちのお願い聞かなきゃね」

バイトくん「じゃ、じゃあ……>>60 をお願いしようかな」

67: 2024/11/27(水) 01:26:59 ID:???00
バイトくん「じゃあ、その、今度やるライブに招待してもらえないかなって……」 

愛「マジ? そんなでいいなら問題ないよ! いい席用意しとくね!」

バイトくん(あれ? もうちょい踏み込んだお願いとかしてもよかったのかな……ま、いっか)

愛「よーし、それじゃ愛さんお手製もんじゃ、作るよ!」

ミア「目つきが変わった!」

せつ菜「まるで漫画で覚醒したキャラみたいですね!」

愛(人員不足のうちにわざわざ来てくれたミアちにせっつー、そしてアタシたちを助けてくれたカナちゃんにかすみんにバイトっち……! 皆に感謝を伝えるために、愛さんの特大の愛を込めて……! 届け、アタシの感謝!)

愛「でーきた! 宮下愛特製もんじゃ!」

ミア「普通のもんじゃとは色々違うの?」

愛「うん。なんてたって全部のメニューのもんじゃからすこーしずつ材料を使って作ったからね。
言わばこのもんじゃみやした、のオールスターだよ」

バイトくん(要はごちゃ混ぜってことじゃね……とは言えないよなぁ、なんか新人2人とも目ェキラッキラだし……)

せつ菜「オールスター……ヒーローものなんかだと凄くときめく雰囲気ですよね!」

かすみ「なんとなくわかりますぅ、かすみんも今まで作ったコッペパンの味を集合させた特大コッペパンとか作ったことありますもん」

彼方「美味しかったの~?」

かすみ「それはもう、とっても」

彼方「じゃあ、このもんじゃにも期待が持てるね~」

ミア「Allstar……か、まるでボクらみたいだね」

68: 2024/11/27(水) 01:34:29 ID:???00
かすみ「ミア子ってばいいこと言うじゃん」

彼方「わかるよぉ。色んな物が集まって、1つの形を成していく感じ……同好会の皆とも、ちょっと似てるよねぇ」

せつ菜「はい。1つ1つの主張がぶつかって、混ざって、時に1つになる……そんな熱さをこのもんじゃから感じました!」

愛「あはは、愛さんそんなに考えて作ってないんだけどな……」

ミア「でも美味しいのは確かだよ」

わいわいわいわい……キャッキャッ



────

こうして、ミアちゃんとせつ菜ちゃんは接客業の大変さを味わいながらも働く喜びを知り、また1つ成長したのでした。

……いつまでバイトを続けるのかは、わからないけどねぇ。

おしまい

引用: 【安価】愛「バイトを募集することにしたんだ」