483: 2013/12/20(金) 11:42:49.43 ID:siQRM65kO

484: 2013/12/20(金) 21:47:47.06 ID:IM+me2SUO

☆ここまでのまとめ

苗木 >>> 平均値
大和田 >>> ヘタレ ★☆☆
石丸 >>> 暴君 ★☆☆
不二咲 >>> パソコンオンチ ★☆☆
桑田 >>> 肩関節不安定症 ★☆☆
十神 >>> 器用貧乏 ★☆☆
山田 >>> 画伯 ★☆☆
葉隠 >>> お人好し ★★☆

大神 >>> 見かけ倒し ★☆☆
舞園 >>> 無愛想 ★★☆
江ノ島 >>> 存在感皆無(残念) ★★★
戦場 >>> けが人(残念じゃない) ★☆☆
霧切 >>> バカ ★☆☆
朝日奈 >>> カナヅチ ★☆☆
セレス >>> カモ ★☆☆
腐川 >>> 悪文作家 ★☆☆

持ち物>>>
話題の本
高級車の鍵
うごくコケシ
サッカー大会のチラシ
魔法使いウサミ
バカが治る薬


485: 2013/12/20(金) 21:52:51.21 ID:IM+me2SUO

………
……

ジリリリリリ……パシッ

苗木「んん、…」もぞもぞ

苗木「もう、五分…」もぞもぞ

ピンポーン。ピンポーン

苗木「うるさい…」

ピンポーン。ピンポーン

苗木「あああ、わかったよ!もう」バサッ

ガチャ


誰だ?

安価2↓

493: 2013/12/20(金) 22:09:29.67 ID:IM+me2SUO

霧切「…………」

苗木「あ、霧切さん。こんな朝っぱらからどうし、」

霧切「ちょっといいかしら。失礼するわね」ズカズカ

苗木「え!ちょっと!?」

霧切「…………」キョロキョロ

苗木「…どうしたの?」

霧切「…………忘れ物を取りにきただけよ」

苗木「忘れ物?」

霧切「あれがないと困るの。…………苗木くんはシャワールームを探してくれるかしら?」

苗木「うん、わかったよ?」

シャワールームガチャッ

霧切「…………」ヒョイッサッ

ガチャ…





苗木「………てかさ、なに探せばいいの?」

苗木「あれ、霧切さんいない……」

494: 2013/12/20(金) 22:16:33.17 ID:IM+me2SUO

苗木「なんだったんだ」

苗木「ああーあ、もうすっかり目が覚めちゃった…」ゴシゴシ

苗木「…食堂いくか…」


>食堂

苗木「まだ、誰もいないか…」

苗木「……」もぐもぐ

苗木「あ、だれか来たみたい」


安価2↓

498: 2013/12/20(金) 22:26:19.27 ID:IM+me2SUO

がららら…

大和田「…お、苗木か。その様子だとすっかり風邪治ったみてぇだな」

苗木「おかげさまで、ね」ははは

大和田「昨日はおめぇの顔見なかったから桑田と張り合いねぇなー、っつうてたんだよ。まあ、よかったよかった」肩ぽん

苗木「はは、申し訳ない」


(なんか話そうかな…)

1.昨日なんか面白いことあった?
2.なんかイタズラしてみる
3.なにかについて話す(人に限らず、指定)

安価2↓

501: 2013/12/20(金) 22:45:38.16 ID:IM+me2SUO

苗木「昨日なんか面白いことあった?」

大和田「んんー?そうだなあ………あ、そういえば、昨日校舎に犬が迷い込んで来てよぉ」

苗木「え、犬?」

大和田「犬だぜ犬。なんだお前、猫派か?」

苗木「うん、まあ」

大和田「なんだよテメーわかってねぇな…まあそれはいいんだけどよ。女子共がキャーキャー騒ぎまくって大変だったんだぜ?」

苗木「へーそうなんだ。僕も見たかったなぁ…大和田くんはやっぱり触りに行ったの?犬好きだし」

大和田「え、そりゃあ………よお」

苗木「?」

大和田「…俺は、その。なんだ。見る専門だからよ。」もぐもぐ

苗木「え、触らなかったの?もったいない」

大和田「ん、………だってよぉ、噛みつかれたら怖えじゃねぇか…」もぐもぐ

苗木「そんなやんちゃな犬だったんだ?」

大和田「いや、すげぇ大人しそうな犬だったけどよ…」

大和田「なんか、ちょっと………な」

大和田「……」もぐもぐ

苗木「変なの」




その後はだらだらと桑田くんのアポエピソードとかを語り合いながら一通り出尽くしたころに解散した。



502: 2013/12/20(金) 22:57:48.32 ID:IM+me2SUO

>苗木の部屋

苗木「10時か。」

苗木「…あ、そうだ。昼から不二咲さんにパソコン教える約束してたんだった」

苗木「ま、まだ時間あるし、昼間でどこかで暇つぶしとくか」


どこいこう…

1.体育館
2.保健室
3.運動場
4.音楽室

↓安価2

505: 2013/12/20(金) 23:22:30.65 ID:IM+me2SUO

苗木「そうだ、体育館にいこう。体が鈍ってるからちょっと軽く運動をね」



苗木「…てわけで体育館前に来たんだけど、」

<ガンッ!ガンッ!

苗木「あれ、先客がいるのか…」

>体育館

桑田「…ッ!……ッッ!」ガンッ!ガンッ!

苗木(桑田くんがひたすらボールを壁に蹴ってる)

桑田「………ッ!………ふぅぅ…」ガンッ!

桑田「…お、苗木じゃねーか。もう治ったのか?」ハァッ…ハァッ…

苗木「うん、おかげさまで。てか、なにしてんの?」

桑田「みりゃわかんだろ?サッカーの練習だよ!ッ!」ガンッ!

苗木「ソフトボールをサッカーボールに見たてて練習?」

桑田「まあな。足腰鍛えとかねぇと…」ハァッハァッ…

苗木(どうしようかな)


1.ボール拾いするよ
2.意外とそこらへん真面目だよね
3.ぼくも一緒に練習するよ

安価2↓

508: 2013/12/20(金) 23:37:58.87 ID:IM+me2SUO

苗木「ぼくも一緒に練習するよ」腕まくり

桑田「おマジか!一緒に頑張ろうぜ!…ッ!」ガンッ!

苗木「うん!…ッ!」ガンッ!

ガンッ!……ガンッ!ガンッ!


………
……


ハァッハァッ…

桑田「久しぶりにこんなに体が動かしたぜ…」ハァッハァッ…

苗木「つかれた……冷静に考えたら病み上がりだけど大丈夫かな…」ハァッハァッ…

桑田「お前、それでサッカー大会出れねぇなんてぬかしやがったらただじゃおかねぇぞ…」ハァッ…ハァッ…

苗木「まあ、大丈夫だと、おもう。」ハァッハァッ………

桑田「なあ、苗木ぃ……」ハァッ……ハァッ……

苗木「ん、…なに桑田くん」ハァッ………ハァッ…

桑田「…………このまま頑張って練習したら俺もサッカー大会活躍できんかな?」



1.もちろんだよ!
2.どうして活躍したいの?
3.無理はしないようにね

安価2↓

511: 2013/12/21(土) 00:08:58.79 ID:H17s2ai0O

苗木「なんで活躍したいの?」

桑田「なんでって、そりゃぁ…」

桑田「男だったら一度はスポーツでいいとこみせてさ、女子にキャーキャー言われてみてぇじゃん?そんなもんだろ?」

苗木「んん、ぼくにはよくわかんないかな…なんか応援されると逆に緊張して失敗しちゃうタイプなんだよね」ははは

桑田「なんだそれ!」


ハハハハ!!


桑田「………」はぁ

桑田「俺ってさ…、こんなんだからいままで体育とかも休みがちだったし、かといって頭がいい方でもねぇからよ」

桑田「なんかさ、そういうシチュエーションに人一倍憧れてんのかもしんねぇな…」

苗木「桑田くん…」

桑田「……やっぱさ男だったら一度くらい思いっきり活躍してぇじゃん?」のびー

桑田「今回はサッカーだろ?野球みてぇに腕とか酷使しねぇし。特訓すれば案外いい線行くんじゃね?ってさ、」

苗木「……」

桑田「…………だからさ、」

桑田「お前も頑張れよな!お前が俺をサポートしてくれりゃあ、もう向かうところ敵なしってんだよ!」

桑田「俺らマキシマムにカッケーっす!!…ってな。嫌という程黄色い声援浴びてやろうぜ」

苗木「そうだね!うん、頑張ろう!!」

桑田「よーしっ!そうと決まったらあと100回だ!………ッ!!」ガンッ!!

ガンッ!ガンッ!ガンッ!!!



桑田くんはこんなに頑張ってるんだ、僕ももっともっと頑張らなきゃ…

★★☆<アポ

512: 2013/12/21(土) 00:13:20.04 ID:H17s2ai0O

その後はしばし桑田くんと青春してたけど、案の定頑張り過ぎて桑田くん肩を壊しかけたので、介抱して部屋に送り届けた…

………
……

シャー…

苗木「ふぅ…運動後のシャワーは最高だな」チャプ…

苗木「昼か…だれか誘って昼たべよっか」


誰を誘おうかな…

安価2↓

518: 2013/12/21(土) 00:33:27.93 ID:H17s2ai0O

苗木「まあ、食堂いったらみんないるかな」

ガチャ…

>食堂

不二咲「あ!苗木くん、おはよう!」

苗木「あ、不二咲さんおはよう」

舞園「苗木くん!」タッタッ

舞園「昨日はごめんなさい…その、お見舞い行かなきゃって思ってたんだけど、すっかりタイミングのがしちゃって……私が遅くまで天体観測に付き合わせたのが原因みたいなものなのに……」はぁ…

苗木「え、そんな!全然気にしてないよ!」

戦刃「でも、すっかり治ったんだねよかったぁ…」

苗木「戦刃さんも看病ありがとうね!今度お礼絶対するから」

江ノ島「おい苗木ィ!朝から私様の前で女をはべらすたぁいい度胸してるじゃねぇーかよぉ!」ファック!

苗木「あ、江ノ島さんもおはよう。てかみんな勢ぞろいだね」

セレス「……はあ。全く朝から騒がしいですわね…」

山田「賑やかでいいですぞぉー!いやぁやはり食事はみんなでわいわい食べるに限りますなぁ!」

腐川「ふふふ…たまには騒がしい空間ってのもいいわね………」かきかき

山田「……腐川冬子殿はさっきからなにを書いているのです?」

腐川「ちょっと!見ないでよ!」サッ!

霧切「…………」

十神「…おい、苗木。本当に治ったんだろうな」グイッ!おでこぴと

十神「…まあ熱はないみたいだな。薬は一応飲んどけよ」

苗木「もう心配しすぎだよ……」

葉隠「十神っち、苗木の母ちゃんみてぇだな!」ガッハッハッ

苗木「しかし、僕の座る席あるかな…」キョロキョロ

朝日奈「苗木ぃーここ空いてるよー!」ポンポン

大神「ヌゥ…そこは我の席だぞ、朝日奈よ」

朝日奈「あ、ホントだ!ごめん」あはは!

苗木「ははは」


昨日はあまりみんなとの交流がなかったから、わいわいガヤガヤな雰囲気をどこか懐かしく感じつつ僕は昼食を食べた

………
……

苗木(せっかくだし、誰かに話しかけようかな)

上にあがっているキャラで

安価2↓

525: 2013/12/21(土) 00:48:42.16 ID:H17s2ai0O

苗木「ところで江ノ島さ、…」

江ノ島「なーにー苗木ぃ?私様になにかところでご用??」後ろからぎゅうう

苗木「く、くるしいくるしいって…」

江ノ島「当ててんのよ」

苗木「まじで!まじで首が!」

江ノ島「えへへーもう照れ屋さんなんだからぁー…あ、ねぇねぇ苗木ぃ、ほらあーん」

苗木「あ、あーん…」ははは

江ノ島「もぉ、苗木かーわーいーいー!」ぎゅううう

戦刃「えなにこれ?なにそれ?苗木くん、盾子ちゃんになにしたの!??」

苗木「いやぁ、その…」

江ノ島「ダーメー!おねぇちゃんには教えてあげないのだ!やーいやーい」あっかんべぇー

戦刃「じゅ盾子ちゃんが……苗木くんにに取られたよぉ…」ぶわっ

苗木「いやいや!そういうのじゃあないから!」

江ノ島「もう照れんなよぉ!あんなことやこんなことした仲じゃない…せ、責任取りなさいよね/////」キュルルン☆

苗木「やめて!ほんとうに!」

戦刃「…うっ…ひっく……」

苗木「戦刃さん違うんだって!!」



江ノ島さんに散々おもちゃにされ、戦刃さんをなだめるのに骨が折れた………


もう一人話しかけようかな

安価2↓

529: 2013/12/21(土) 00:58:14.43 ID:H17s2ai0O

霧切「…………」

苗木(あ霧切さん。そういえば朝のやつはなんだったんだろう、聞いとこうかな)

苗木「ねぇ霧切さ、…」

霧切「ッ!!」ガタッ

霧切「…………か、返さないわよ」ギリッ

苗木「え?」

霧切「……ごめんなさい。私、やることがあるから。じゃあ」タッタッ…

苗木「な、なんなんだよ一体…」


苗木(やっぱり、朝からなんだか霧切さんの様子がおかしい。)

苗木(……なんかあったのかな)

………
…….

530: 2013/12/21(土) 01:11:48.81 ID:H17s2ai0O

>不二咲さんの部屋の前

ピンポーン…ガチャ

不二咲「あ、苗木くん!」

苗木「約束通りきたよ」

不二咲「覚えててくれてたんだ!嬉しいなぁ!入って入ってぇ」

>不二咲さんの部屋

不二咲「なにか飲む?ジュースとかストックあるよぉ」

苗木「あ、じゃありんごジュースもらおうかな」

不二咲「りんごジュースね、…はい!」

苗木「ありがと。…パソコンのほうは順調?」カチャッ…ごくごく

不二咲「んー、まあぼちぼちねー」パソコンスイッチオン

ブーーン…

不二咲「でも年賀状ソフトのインストールがなかなかできなくてさぁ…手伝ってくれる?」

苗木「そんなことだろうとおもったけどさ」ははは


カタカタ…
………
……


苗木「ここに住所を登録したら、自動的に表示されるから…」カチカチ

不二咲「すごぉい!魔法みたいだねぇ!」パアァァ

苗木「こんなことでそんなに持ち上げられるのもなんか変な感じだよ」ははは

不二咲「いや全然すごいよ、苗木くんは」

不二咲「とりあえずこのみんなに聞いた住所を頑張って入力しないと…」ポチッ…ポチッ…

不二咲「な、え、…き、…あれ濁点ってどうやるんだったっけ……」ポチッ…ポチッ…

不二咲「あ、こうか!……ま、…あれ、mはどこだったかな……」ポチッ…ポチッ

苗木(両手の人差し指でポチポチしてる不二咲さんかわいい……指導側としてはめまいがしそうだけど)


1.いつまでに書き上げる目標なの?
2.デザインとか決めた?
3.黙って見守る

安価2↓

533: 2013/12/21(土) 01:24:46.79 ID:H17s2ai0O

苗木「そういえばデザインとか決めた?」

不二咲「うん、なんとなく頭の中に考えてるのがあるんだぁ…」ポチッ…

不二咲「その、写真つきとか…手書きじゃできないのに挑戦してみたいなぁって…でもやっぱり難しいかな、ああいうのって」ポチッ…

苗木「写真つきか。いいんじゃない、案外難しくないよあれ」

不二咲「ほんとぉ?でも、まだ写真は撮れてないんだけどねぇ…どんな写真にしようなぁ…」ポチッ…


1.やっぱ不二咲さんの写真とか?
2.校内でなにか撮ってみたら?
3.やっぱ馬だよ、馬

安価2↓

536: 2013/12/21(土) 01:55:45.06 ID:H17s2ai0O

苗木「やっぱ不二咲さんの写真とか?」

不二咲「えぇ!恥ずかしいよぉ…」

苗木「いっそ着物とか着てみたら?なんなら撮ってあげるし」

不二咲「うぅ…似合うかなぁ…」

苗木「似合うよ!絶対!」

不二咲「うぅーん。じゃあ考えとくね」えへ



不二咲「…でも僕ね、いま本当に楽しいんだ」ポチッ…

不二咲「ここのみんなはいい人ばっかだし」ポチッ…

不二咲「…ここの人達はみんななにかしら欠点を持ってるけど、でもその分なにもない人よりたくさん努力してて、とっても輝いてる」ポチッ…

不二咲「パソコンができないくらいでへそ曲げてた僕がとてもちっぽけに見えるくらい…」えへへ…

苗木「そんなことないよ。僕は不二咲さんもすごい努力してるの知ってるよ」

不二咲「僕なんか……いつも人に甘えてばっかだよ」ポチッ…

不二咲「だからね、ちゃんとお礼をいいたいんだ。みんなに。……気づかせてくれたみんなにね」えへへ

苗木「それが年賀状書こうっておもった理由?」

不二咲「うん、『いつもありがとう!来年もよろしくね!』ってね」ポチッ…

不二咲「んで、『ぼくも年賀状が打てるくらい頑張ったんだよ!みんなも頑張って!』…なんて」えへへ

苗木「うん!すごくいいとおもう!」

不二咲「だから……頑張らなきゃ!間に合わなかったら元も子もないしね」ポチッ…ポチッ…ターン!

苗木「一緒に頑張ろ!あ、僕もぼちぼち書かなきゃね」ははは

不二咲「どっちが早くできるか競争だよ!」カチッカチッ!


小さい体で、でも誰よりも人一倍変わろうとしている不二咲さん。君は誰よりも強いよ…勝てねぇなァ…

★★☆<えへっ

537: 2013/12/21(土) 02:04:47.12 ID:H17s2ai0O

そのあとは僕も時々手伝いながら、なんとか15人分の住所を登録したところで、解散した。…不二咲さんの操作ミスで何回も消えたりしたから、肉体的には倍疲れたけど…


………
……


>廊下

ガチャ…

苗木「ふぅ……」

?「あ、そこの君!」

苗木「え、…あ、学園長!?」

仁「悪いがその……ちょっといいかな?」

苗木「あ、はい。大丈夫ですけど(ぼく何かしたかな…)」びくびく

仁「あ、いや。そんなにかしこまらなくていい、その…」

仁「ここじゃあちょっとあれだから、な。…悪いが学園長室に来てくれるかな?」

苗木「分かりました…」

仁「いや、悪いね…」

538: 2013/12/21(土) 02:13:21.95 ID:H17s2ai0O

>学園長室

仁「いや、ほんと悪いね。あ、そこのソファーに適当に座ってくれ」

苗木「し、失礼します」ボスン

苗木(やべふかふか…ってどころじゃない!)

仁「んと、その……なにから話せばいいのか。あ!最初に言っておくがお説教とかそんなんじゃないから、そこは安心してくれ」

仁「その、学園長ではなく…一個人としての相談なんだが……」

苗木「は、はい…(ごくり)」

仁「その、なんだ……」


仁「最近、響子の様子がどうもおかしいんだよ…その、なんか心当たりがないかとおもって、だな」


苗木「…え?」

仁「す、すまない。いきなりこんな話をされても困るか。でもその、何と言ったらいいのか…」

苗木(やっぱり霧切さんになにかあったんだ…)


1.おかしくなったのはいつからですか?
2.なんかあったんですか?
3.そういえば今朝……
4.てか元からおかしいですよ?

安価2↓

541: 2013/12/21(土) 02:28:50.38 ID:H17s2ai0O

苗木「そういえば今朝……」

………
……

仁「忘れ物を取りにきた、か…」

苗木「よく考えれば霧切さんの忘れ物なんて…」

仁「まさかとはおもうが…その、部屋からなにかなくなったりはしていなかったかい?」

苗木「そこまでは気にかけてなかったです…」

仁「そうか。………嫌な予感が当たらなければいいんだが……」


………
……


苗木(なにか分かったらすぐ報告してくれって言われたけど…)トテトテ

ガチャ

>苗木の部屋

苗木「なんか取られたとか、…信じたくないけど…」

苗木「………あれ、この棚の上にクスリの瓶置いてなかったっけ?」

……………
………
……

霧切『……クスリ飲む?』

苗木『そうだね。えっと、十神くんがそこの棚の上に置いていってくれたような…』

霧切『…これかしら』ひょい

苗木『それかな?(なんか見覚えのある瓶だな…)』

霧切『水くんでくるわね…』スタスタ

……
………
…………

苗木「見覚えのある、瓶…」

…………
………
……

苗木『こっちは、…なんだこの瓶』

江ノ島『知らなーい。説明書よんだけどなんだかつまんなそうだから苗木にあげる?』

苗木『"バカが治る薬"…か。まあもらっとくか』

……
………
…………

苗木「まさか、……霧切さん、あのクスリを……」

苗木「とりあえず霧切さんを探さなきゃ!!」

どこにいる!?

1.霧切さんの部屋!?
2.校舎!?
3.運動場!?
4.とりあえず学園長室!?

安価2↓

544: 2013/12/21(土) 02:37:26.46 ID:H17s2ai0O

>霧切さんの部屋の前

ピンポーン!ドンドン!

苗木「霧切さん!いたら返事して!」ドンドン!

苗木「…いない、どうしよう」

苗木(でもなんで、霧切さんは瓶ごと盗みにきたんだろう…)

苗木(あの様子からして、今朝僕の部屋にきたのは完全にそれが目的だった)

苗木(霧切さんは、僕の介抱のときにたまたまクスリを飲んで…)

苗木(いや、それで仮に馬鹿が治ったのなら、わざわざ瓶ごと盗みにくる必要がないし……)

苗木(いかにも胡散臭いクスリだし、もし変な作用で霧切さんがおかしくなったのだとしたら……ぼくは…)

>>546「なにしてんの?」

547: 2013/12/21(土) 09:04:41.94 ID:H17s2ai0O

戦刃「なにしてんの?」

苗木「戦刃さん!その、霧切さんが!霧切さんが!」

戦刃「え、なになに霧切さんがどうしたの?落ち着いて?」

苗木「なんと説明したらいいのか、とにかく大変なんだ!はやく霧切さんを探さないと……」

戦刃「なんかわかんないけど、緊急事態なんだね?わかった!みんなにも声かけてみるよ!」タッタッ

………
……

>食堂

ワイワイガヤガヤ…

霧切「離しなさい!…離して!!」モガモガ

葉隠「俺が厨房の隅のほうでもぞもぞしてるのを見つけたんだべ!」

戦刃「とりあえず椅子に縄で縛り付けておいたけど」

苗木「そ、そこまでしなくてもよかったんだけど…」ははは

霧切「…苗木くんの仕業なの?一体なんのつもりかしら…」ギリッ

苗木「その、霧切さん今朝僕の部屋にき…、」

霧切「嫌よ!絶対に嫌!返さないんだから、あれがないと困るの、本当に…!」

朝日奈「話が全然読めないんだけど…霧切ちゃんが苗木のものを借りパクしたってこと?」

苗木「霧切さん、君がぼくの部屋からとったもの。それは"馬鹿が治る薬"…だよね」

腐川「なによそのぶさけたネーミングの薬は……」

霧切「…………その通りよ」

腐川「……はあぁぁぁあ?」

霧切「私は確かにあなたの部屋からその瓶を盗んだわ…」

苗木「なんでそんなこと…」

548: 2013/12/21(土) 09:11:04.11 ID:H17s2ai0O

霧切「…………もう戻れないから」

苗木「それってどういう…」

霧切「もう馬鹿だった頃の私にはもう戻れない…戻りたく無い…!」ガタガタ

苗木「き、霧切さん?」

霧切「薬を飲んで気がついたの…いままでの顔から火が出るほどの幼稚な言動の数々に…」

霧切「恥ずかしいくて情けなくて、そんな自分がひたすらに気持ち悪くて………」

霧切「もう馬鹿にされたくない、疎まれたくない、見放されたくない……」ガタガタ

霧切「…これがある限りは、私は普通の人間になれるの」スカートギュウウウッ…

苗木「霧切さん…」

霧切「だからお願い。見逃して…」

霧切「とてつもない不安で押しつぶされそうなの………薬の効き目が終わってしまうのが…………」ガタガタ

大神「……つまり、霧切は苗木の持っていた"馬鹿が治る薬"とやらをなんらかのきっかけて飲んでしまい、その効き目がきれてしまうのを恐れて瓶ごと盗むという強硬手段にでたわけか…」

葉隠「そういうことか、なんか昨日から霧切っちの雰囲気に違和感を感じてたんだべ」

霧切「お願い、お願いよ…………」ガタガタ

苗木「こんなの、こんなのって…」


1.それは違うよ!(論破)
2.薬に頼ったってなんの解決にもならないよ!
3.バカ切さんが君の個性なんじゃないか!


安価2↓

551: 2013/12/21(土) 09:53:46.46 ID:H17s2ai0O

苗木「そ れ は 違 う よ !!」バンッ!!

霧切「!!」ビクゥ!

苗木「僕たちは霧切さんことを馬鹿になんかしてないし、疎んだりしないし、見放したりしてないじゃないよ!!」

霧切「う、嘘よ!心の中では絶対に気持ち悪いのか思ってるに決まってるわ!もういやなの!…これ以上嫌われるのは…みんなにも、お母さんにも……」

霧切「………もういやなの、私……」

苗木「僕は、…」


1.絶対に見捨てたりしないよ!
2.最後まで責任をとるよ!
3.いまの霧切さんなんて霧切さんじゃないんだよ!

安価2↓

554: 2013/12/21(土) 10:14:54.52 ID:H17s2ai0O

苗木「僕が最後まで責任をとるよ!」

霧切「…どういうこと、かしら?」

苗木「霧切さんにこんな辛い思いをさせたのはそもそも僕が原因なんだし…」

苗木「こんな一時的な薬に頼ってても解決にはならないんだよ。こんなの薬漬けと何も変わらない……ね?一緒にちゃんと一から頑張ろう?僕が全力でサポートするから。だから…」

苗木「元の霧切さんに戻ってよ。こんなの僕の知ってる霧切さんじゃないよ」

苗木「確かにちょっと変わってるところもあるけど、これが君の'個性'なんじゃないか!!」

霧切「…………本当に?」

苗木「本当だよ」

霧切「………見捨てたりしない?」

苗木「しないよ」

霧切「………疎んだり、しない?」

苗木「絶対にしない!」

霧切「…………………わかった」

霧切「…………返すわ」コロン…

苗木「霧切さん……」

霧切「そうよね、…こんなのなんの解決にもならないのは重々承知なの…」

霧切「でも、元に戻ったら嫌われてしまうんじゃないかって…………」

霧切「苗木くんのその言葉を聞きたかっただけかもしれないわね………」ふふ…

霧切「………ありがとう、苗木くん」

555: 2013/12/21(土) 10:25:51.79 ID:H17s2ai0O

………
……

仁「なるほどね、"馬鹿に治る薬"か…」

苗木「すいません、そんなよくわからない薬を部屋に置きっ放しにしちゃったばかりにこんな…」

仁「いや、君の責任じゃあないよ。そもそもその薬を提供したのはうちの学校のガチャガチャだからね……ちょっと中身の検査もしたほうがいいな、あれは」ははは

苗木「そうですね」ははは

仁「まああの後、苗木くんにもらったそのクスリについて調べてみたんだが…仕組みは全く謎だったが、二錠でおよそ24時間有効だと説明書には書いてあった。今日の朝にはおそらく効き目が切れかかってたんだろう……響子はおそらく自分の思考がどんどんと鈍くなっていくのが怖かったんだよ……だからあんなことを」

苗木「いえ…その薬はまた処分しておいてもらっていいですか?」

仁「もちろんさ。手配しておくよ」

苗木(折角だからなにか聞いておこうか…)



1.霧切さんの過去
2.学園長と霧切さんの仲
3.母親のこと
4.他

安価2↓

558: 2013/12/21(土) 11:07:52.11 ID:H17s2ai0O

苗木「もしかしたら話しづらいことかもしれないんですけど、その…霧切さんのお母さんって」

仁「ん、ああそのことか……いや、まあ、有り体な言葉でいうなら'離婚審議中'ってやつだよ。はは、情けないことにね…」

苗木(亡くなっているわけではなかったのか…)

仁「…まあ、大人の事情ってやつで割愛するが、いろいろ妻の実家の方が複雑でね…いやもう事実離婚に近いな。」

仁「そういうわけだからずっと男手一人で育ててきたんだ…妻はいないが、せめてその分の苦労はさせまいと努力はしてきた。事実、この国家的な教育機関の立ち上げにも成功したし、金銭面や生活面で響子には苦労をかけさせなかったつもりだ…」

仁「だが、やはり精神面では完全なサポートとは言えなかったみたいだな。…やはり、僕も事業立ち上げたものはいいものの駆け出しの若造で、それどころではなかったってのもある。……言い訳だが。なかなか響子の相手をしてやれなかった…」

仁「あいつは母親に似ておとなしい子だったから世話はかからなかったが。なんだろうな、友達もつくらずずっと家で絵本を読んだり、絵を描いてみたり…」

仁「…しかし中学のころ、これはヤバイぞって思ったんだ」


559: 2013/12/21(土) 11:33:15.32 ID:H17s2ai0O

仁「小学校のころはそれほど心配してなかったんだ。友達を作らないことは心配はしていたが、いじめられている様子でもなかったし、第一あまり親がとやかくいうことではないからね…」

仁「でも響子は中学にあがっても、まだ家に引きこもって絵を描いてたんだ…」

仁「学校から帰ってくると、クレヨンと画用紙をもって自分の部屋に引きこもって、やぶって描いてやぶって貼って…」

仁「毎日毎日何を描いてるんだって、あまりよくないことだとは思ってたが、一回響子の部屋に忍び込んで見たことがあるんだ…」

仁「そこにはね、ぼくと妻と響子の三人で楽しそうにピクニックに行ったり、外食したり、遊園地にいったり…そんな絵ばっかりだったんだよ…」

仁「……母親がいなくていい子なんていないんだ。もしかしたら友達を作ってしまうと母親がいない自分に劣等感を感じてしまうと怯えていたのか…あるいは、ずっと家で待ち続けていたらいつか帰ってくると信じていたのか…」

仁「………全く情けないよ。過剰に関わるのを恐れたあまり、このときまで全くそのことに気づいてやれなかったなんて」

560: 2013/12/21(土) 12:00:03.46 ID:H17s2ai0O

苗木「……もしかしたら、霧切さんは自分の責任でお母さんが帰ってこないとも思ってたのかも……」

仁「……それはどういう…」

苗木「さっき食堂で…」

………
……

苗木『僕たちは霧切さんことを馬鹿になんかしてないし、疎んだりしないし、見放したりしてないじゃないよ!!』

霧切『う、嘘よ!心の中では絶対に気持ち悪いのか思ってるに決まってるわ!もういやなの!…これ以上嫌われるのは…みんなにも、お母さんにも……』

霧切『………もういやなの、私……』

……
………

仁「そんなことを…」

苗木「もしかしたら、霧切さんは家族の仲たがいはどこかで自分にも非があるって心の奥底で思ってて、…その感情が薬の作用で大きくなって、爆発したんじゃ……」

仁「……響子はなにも悪くない。離婚は僕と妻との問題なのにな……」

仁「迷惑なんて、かかってない……かけてるのは僕の方なんだ……すまない。響子……」

ガチャ…

霧切「………」

仁「きょ、響子!?」

霧切「盗み聞きするつもりはなかったんだけど、ごめんなさい…」

仁「響子!!!」だきっ

霧切「お父さん……」

仁「ごめんな…ごめんな…馬鹿なお父さんでごめんな……今度絶対、お母さんに会えるよう手配するから…約束だ。」

霧切「………うん。」ぎゅううう



ガチャ……

僕はそっと学園長室を後にした…

561: 2013/12/21(土) 12:52:17.57 ID:H17s2ai0O

………
……

>苗木の部屋

ピンポーン……

ガチャ…

苗木「はい、……あ。」

霧切「苗木くん……ちょっといいかしら?」

苗木「いいよ、入って……」

霧切「………うん」



霧切「………」

苗木「………」

霧切「その、なんとお礼を言ったらいいのかしら………」

苗木「……もう終わったことだよ、気にしないでいいよ」

霧切「お父さんとはあれからこれからのことをよく話しあったわ」

霧切「……あんなにちゃんと会話したの、ずいぶん久しぶりかも知れないわね」

霧切「ありがとう………」

苗木「いや、僕はなにも……」あはは

霧切「まだ薬の効果は続いてるみたいだけど………多分寝て起きたら、元に戻ってるはずよ」

霧切「……もし私が元に戻ってしまっても、」

苗木「いつも通り接するよ」

霧切「……ありがとう」

霧切「じゃあ、私行くわね…夜遅くにごめんなさい。」

苗木「うん、また明日」

霧切「おやすみなさい…」



霧切さん…事情を知ってしまった以上、僕は最後まで責任をとるよ。だから霧切さんも頑張って…いや、一緒に頑張っていこう。だって、"友達"だもん

★★★<ここまですればわかるわね


564: 2013/12/21(土) 14:13:02.60 ID:H17s2ai0O

☆ここまでのまとめ

苗木 >>> 平均値
大和田 >>> ヘタレ ★☆☆
石丸 >>> 暴君 ★☆☆
不二咲 >>> パソコンオンチ ★★☆
桑田 >>> 肩関節不安定症 ★★☆
十神 >>> 器用貧乏 ★☆☆
山田 >>> 画伯 ★☆☆
葉隠 >>> お人好し ★★☆

大神 >>> 見かけ倒し ★☆☆
舞園 >>> 無愛想 ★★☆
江ノ島 >>> 存在感皆無(残念) ★★★
戦場 >>> けが人(残念じゃない) ★☆☆
霧切 >>> バカ ★★★
朝日奈 >>> カナヅチ ★☆☆
セレス >>> カモ ★☆☆
腐川 >>> 悪文作家 ★☆☆

持ち物>>>
話題の本
高級車の鍵
うごくコケシ
サッカー大会のチラシ
魔法使いウサミ



人いるかな~?

567: 2013/12/21(土) 14:20:53.58 ID:H17s2ai0O

………
……

苗木「んん…いつの間にか寝ちゃってた……」もぞ…

苗木「…………起きるか」もぞもぞ

苗木「今日は土曜日!明日はサッカー大会だ!」のびぃー

苗木「さて、と。」

苗木「朝ごはん食べに行こう」


誰か誘おうかな

安価2↓

571: 2013/12/21(土) 14:38:35.35 ID:H17s2ai0O

苗木「霧切さんどうなったかな…」

苗木「8時、まだ食堂にいるはず」


>食堂


霧切「………」もぐもぐ

苗木「霧切さん」

霧切「あら……、苗木くん」

苗木「いつも早いよね、となりいいかな?」

霧切「いいわよ……」ふふ

苗木「ははは、食べるスピードは相変わらずだね」もぐもぐ

霧切「……ちゃんと噛まなきゃダメなのよ?」キョトン

霧切「………なんてね」ふふ



霧切さんとゆるりと流れる時間を楽しんだ

………
……

苗木(まだ10時か…どこかに遊びにいこうかな)

1.プール
2.娯楽室
3.図書館
4.視聴覚室
5.教室

573: 2013/12/21(土) 14:50:06.98 ID:H17s2ai0O

………
……

>プール

苗木(あ、朝日奈さんがプールサイドで体育座りしてる…)

朝日奈「あ、苗木だ!」

苗木「朝日奈さんってなんだかんだでいつっつもプールにいるよね」

朝日奈「え!いや、まあね…あははは!」

朝日奈「…わ、私帰るね!またね!」

苗木「え、ちょっと!」


1.プールサイドに座ってなにしてたの?
2.特訓しなくていいの?
3.もっとお話しようよ

安価2↓

577: 2013/12/21(土) 15:18:50.08 ID:H17s2ai0O

苗木「もっとお話しようよ」

苗木「せっかく会ったんだし」

朝日奈「……んー、まあいいけど」

苗木(っていったのはいいけど……)



なに話そう

1.プールサイドでなに考えてたの?
2.プール入れるようになった?
3.明日サッカー大会だね
4.なにかについて

安価2↓

581: 2013/12/21(土) 15:41:41.01 ID:H17s2ai0O

苗木「プールサイドでなに考えてたの?」

苗木「なんかずいぶん真剣な顔で水面見つめてたけど……」

朝日奈「あぁ…うんとね…」

朝日奈「このままじゃダメだなあ…って思ってたんだ」

朝日奈「…なんかね、最近なんか周りに取り残されてるような気がして…」

苗木「え、そうかな?朝日奈さんってみんなの中心にいるイメージだけど」

朝日奈「あ、いや、そういう意味じゃなくてね?…なんかさ。最近みんながすごくめまぐるしく変化しているのを実感するっていうか…」

朝日奈「なんか、私だけ最初からなにも成長してないな…なんて思ったり…」えへへ

苗木「そんなこと…」

朝日奈「いいの!自覚してるから」

朝日奈「ああーあ、私も頑張らなきゃな!」のびー


1.偉いね、朝日奈さんは
2.なにか手伝おうか?
3.他

安価2↓

584: 2013/12/21(土) 16:10:38.33 ID:H17s2ai0O

苗木「なにか手伝おうか?」

朝日奈「え、いいの?じゃあ、お言葉に甘えちゃおっかな」えへへ

………
……

よいしょ……バケツちゃぷん

苗木「なにかで見たんだけど、水嫌いの人はまず顔だけを水につけて10数えて、恐怖心をなくすのがいいらしいよ」

朝日奈「なるほど、……ふうぅ………」

朝日奈「よし、いくよ!」ちゃぷん!

苗木「がんばれ!」

朝日奈「……」ぶくぶく……

苗木「……」

朝日奈「……」……ぶく………

苗木「………あれ、大丈夫?」

朝日奈「………」

苗木「朝日奈さん?」ゆさゆさ

苗木「き、気絶してるううぅぅぅ」


585: 2013/12/21(土) 16:33:07.89 ID:H17s2ai0O

………
……

>保健室

朝日奈「……んん…」

苗木「あ、大丈夫?」

朝日奈「……え、あ、保健室?あちゃぁ、またやっちゃった…」えへへぇ…

苗木「例によって、ね」あはは

朝日奈「はぁ…もうため息しかでないよ…はぁ…」しょぼん…

苗木「でも顔だけでも気絶しちゃうって、もはやカナヅチってレベルではないよね…」

朝日奈「むしろ顔つけるのが…、ね。…はぁあ…」

苗木(ただ単に水泳が苦手ってレベルを超えてるんだよなぁ…)


1.なにかトラウマでもあるの?
2.特訓あるのみだよ
3.とりあえず、今日は休憩しなよ


安価2↓

588: 2013/12/21(土) 17:09:49.71 ID:H17s2ai0O

苗木「なにかトラウマでもあるの?」

朝日奈「うん…………、実はね」

朝日奈「私、ちっちゃいころ湖で溺れちゃったことがあるんだ…」

苗木「よかったら聞かせてよ」

朝日奈「うん、……」

朝日奈「あれはたしか小学校のときだったかな………わたしね昔家族旅行で湖上ボート乗せてもらったことがあるの」


朝日奈「初めての体験だったから、わたしすごくはしゃいじゃって!不安定だからおとなしくしてなさいって散々忠告されたにも関わらず身を乗り出しちゃってさ」

朝日奈「まあそのまま湖に真っ逆さまってわけ……ドッボーンッ!、てね」

朝日奈「突然のことで最初は全く状況が飲み込めなかった。でも、体が急に冷たくなってきて、本能的にヤバイって思ってそりゃあ必氏にもがいたんだけど、どんどんどんどん沈んで行って…」

朝日奈「そうして、頭まですっぽり水のなかに沈んじゃった頃、私目を開けちゃったの………」

朝日奈「底が見えない真っ暗な空間……突然深海の巨大な生物が現れて足ごと噛みちぎられるんじゃないかって思った途端、もうそうとしか思えなくなってきちゃって…」ブルッ…

朝日奈「すごく怖くなってきて、必氏にもがいたんだけど…今度はだんだんと冷たさで手が動かなくなってきて」

朝日奈「冷たい、暗い、怖い…そのままふっと意識が飛んで…」



朝日奈「ま、すぐに駆けつけた係員さんのおかげで助かったんだけどね」えへへぇ…

朝日奈「でも、それがトラウマになっててさ。水が苦手…まあお風呂とかは全然オッケーなんだけどね。目から上に水が来ちゃうとちょっとね…」

苗木「そうだったんだ…ごめんね、なんか」

朝日奈「ううん。……でもだめだよね。こんなんじゃさ……」

朝日奈「わたしだって、夏は友だちと海に行って、プール通って、…したりしたいもん……」しょぼん

朝日奈「……でも何をどうすればいいのか、全然わかんない」

朝日奈「はぁあ……」

朝日奈「もうやめよっかな……」

1.少しずつでも頑張っていけばいいんじゃないかな
2.諦めたら、そこで試合終了だよ?
3.でもみんなでプールにいけたらステキじゃない?


安価2↓

591: 2013/12/21(土) 18:19:25.36 ID:H17s2ai0O

苗木「でも諦めたらそこで試合終了だよ!」

朝日奈「でも………」

苗木「朝日奈さんらしくないよ!ほら、シャキッとしなよ!朝日奈さんの気合をみせてよ!」

朝日奈「……そうだね。……うん!そうそう、気合いだよね!」えへへ

朝日奈「まだ夏まで半年もあるし、毎日練習したら、浮き輪で泳ぐくらいにはなれるよね!うんうん!」

朝日奈「ありがとう苗木!なんか元気でたよ!」

苗木「よかったよ」

朝日奈「そうと決まったら、さっそく特訓だ!苗木は介抱よろしくね!」ガバッ

苗木「頑張って!…でもまあ程々に、ね?」あはは



そしていつか、朝日奈さんとみんなと、プールにいけたらいいね

★★☆<うんうん!

593: 2013/12/21(土) 21:25:36.79 ID:H17s2ai0O

朝日奈さんとの特訓のあと、僕は昼食を食べに食堂に向かうことにした

>食堂

苗木「お、ちょうど何人かきてるみたいだな…」


安価↓ 三人のキャラクター

599: 2013/12/21(土) 22:01:24.34 ID:H17s2ai0O

不二咲「あ、苗木くん!」あせあせ

霧切「あら、また会ったわね……」

十神「ふん、苗木か。」

苗木(なんだこの組み合わせ…)

苗木(わりかし無口な二人の相手をしかねて萎縮している不二咲さんの図がありありと見える…微妙に三人とも席が離れてるし)

不二咲「苗木くん!ここの席が空いてるよぉ!一緒に食べようよ」ポンポン

苗木「あ、うん!」

霧切「………」じーー

霧切「………」もぐもぐ

十神「…おい苗木。あとで用事があるから昼食のあと部屋に顔を出せ。いいな?」

苗木「え?まあ、いいけど。分かったよ」

不二咲「えへへ。明日はいよいよサッカー大会だねぇ~楽しみだなぁ」もぐもぐ


僕は不二咲さんらと会話を楽しみつつ、昼食を食べた。

………
……

ガラガラ…

不二咲「あ、だれか来たみたいだよ」


安価↓ 二人のキャラクター

602: 2013/12/21(土) 22:25:29.77 ID:H17s2ai0O

葉隠「あー飯だ飯だー」

江ノ島「もうお腹ペコペコなんですけどぉ~!…あ、苗木ぃ!ここ空いてるぅ?空いてるよね??」キュルルン☆

苗木「いや、わざわざ僕と不二咲さんの間にすわらなくても…、」

江ノ島「失礼しまーす!ねぇねぇ苗木ぃ!ほら、あーん」

苗木「あ、あーん…」

不二咲「あ、それ僕のパン…」

葉隠「お前らいつの間にそんな仲良くなったんだべ!?正直妬けるべ!…あ、ここいいか霧切っち、」

霧切「………」もぐもぐもぐもぐもぐもぐごっくん!

葉隠「……霧切っち?」

江ノ島「はい、次はプリンをあーん」

十神「……おい、それは俺のプリンだ……」ゴゴゴゴゴ

苗木「ははは…」苦笑い

603: 2013/12/21(土) 22:48:20.93 ID:H17s2ai0O

江ノ島「あーそういえば苗木ぃ。明日の段取りって決まってんの?」

苗木「あー、どうなの葉隠くん?」

葉隠「え?俺っちに振られても困るべ?でも俺はなんも聞いてねぇけど」

江ノ島「えーちょっとまだ決めてないのぉ!?始めるからグダグダ臭ハンパねーんすけど!!どうにかしろや葉隠!!」ファック!!

葉隠「だから俺に振られても困るべ!?そもそも発案者は苗木っちだろ!?」

苗木「えー、どうしよう。全く考えてなかった…」

不二咲「いまから急いで話し合おうよぉ、とりあえず始める時間だけでも決めないと…」

葉隠「あと、サッカーのあとのお疲れ様会もしてぇべ!」

江ノ島「なにそれ賛成~!!」

十神「フンッ、なら買い出し組もいるな」

霧切「………なら運動場のことなら私がお父さ、…学園長にいっておくわ…」

苗木「んー始めるのは昼以降でいいかなぁ。終わってお疲れ様会するんだったら時間的に…」

不二咲「それがいいね。あとサッカーの形式とか…」

葉隠「あー!もう決めること多すぎだべええええ」

霧切「じゃあ、とりあえずサッカーは1時からってことにしましょう……お疲れ様会は5、6時でいいかしら」

不二咲「うんそうしよう!あっ、じゃあ僕、決まったことノート書いていくね」かきかき

605: 2013/12/21(土) 23:04:49.20 ID:H17s2ai0O

………

選手側>>
苗木 、大和田 、桑田 、十神 、山田
葉隠 、大神 、戦刃 、朝日奈

応援側>>
不二咲 、舞園 、江ノ島 、霧切 、セレス
腐川

………

不二咲「…って感じで合ってるかな?」

葉隠「あ、俺は応援側…、」

江ノ島「んで、この応援側がお疲れ様会の準備してりゃーいいわけね」

不二咲「そうだね!買い出しとか」

十神「…しかし、買い出しのお金はどうするんだ」

葉隠「あーそうだべそうだべ!お金どうすんだべ!?」

霧切「………それも学園長に交渉してみるわ」

苗木「いや、それはさすがに…」

不二咲「チームもこっちで勝手に決めちゃおっかぁ」

江ノ島「さんせーい!アミダにしよー!」かきかき

不二咲「この人数だと4vs5、かなぁ」

江ノ島「……よし、じゃあ発表しまーす!」

江ノ島「Aチームは苗木とぉ~」


安価↓ 上の選手側に上がってるキャラクター3人

610: 2013/12/21(土) 23:23:50.14 ID:H17s2ai0O

江ノ島「と、桑田とおねぇちゃんと葉隠ね」

不二咲「じゃあ、残った人たちがBチームだね」かきかき


…………

Aチーム>>苗木、桑田、戦刃、葉隠

Bチーム>>十神、山田、大和田、大神、朝日奈

…………


不二咲「これであってる?」

苗木「僕たちのチームが一人少ないのか…大丈夫かなぁ」ははは

葉隠「お苗木っちと桑田っちが一緒だべ!……まあぱっとしねぇけど戦刃っちいるからなんとかなるだろ」がはは

江ノ島「罰ゲームどうするぅ~?ねぇねぇ苗木ぃ~」ニヤニヤ

苗木「ちょっと負ける前提の聞き方やめてよ」

霧切「…罰ゲームは江ノ島さんに一任するわ………」

江ノ島「えマジ!やりぃー!!」

葉隠「やめるべ!それだけは勘弁だしてくれってえええ!!」

十神「負けなければいい話じゃないか…まあ、覚悟はしておいた方がいいだろうがな」フッ

苗木(この十神わりとノリノリである)

611: 2013/12/21(土) 23:36:04.25 ID:H17s2ai0O

不二咲「じゃあ、僕があとでほかの人のところに伝えにいくね~」

霧切「……私も運動場のこと、なにかわかったら連絡するわ……」

江ノ島「じゃあ私はおねぇちゃんと買い出しについて話し合っとく~!」

十神「ならいったん解散だな」


………
……

612: 2013/12/22(日) 00:18:25.20 ID:PYjDzrv9O


苗木(そういえば十神くんがあとで部屋に来いっていってたっけ…)


>十神の部屋の前

ピンポーン…ガチャ

十神「…苗木か。まあ入れ」


>十神の部屋

十神「まあ、適当なところに座ってくれ」

苗木「あ、うん」ボスン

苗木「…で、改まって何の話?」

十神「葉隠には言ったんだが…」

十神「………例の件だ」

613: 2013/12/22(日) 00:46:45.10 ID:PYjDzrv9O

苗木「例のってきんか、…」

十神「シッ!……一応俺の部屋だが、あまり大きな声で言うな」

苗木「ご、ごめん。」

十神「まあいい。……すまないな。もっと早く伝えるつもりだったんだが、…」

苗木「もしかして、この前僕が風邪引いたとき訪ねてきたのって…」

十神「あぁ、そうだ。……前置きはこのくらいにしておいて本題に入るぞ」

十神「まあ結論からいうと、例のブツの処理は成功した。安心しろ」

苗木「そっか、一安心だよ」

十神「少し手間はかかったがな…まあお前らの普段の行いに免じて相頃しておいてやろう」フッ

苗木「それはありがとう」ははは

十神「………で、用件はここからだ」

苗木「ん?どうしたの?」

十神「先ほども言ったとおり、ブツの処理は成功した。時間をかけて少しづつ寄付して消費していくつもりだ」

苗木「それは分かったけど、」

十神「しかし、やはりそれでもまだまだ有り余る額なんだ。なにせ1000万相当だからな…何年を費やすことになるか分からない」

十神「そして、ここからは相談なんだが……」

十神「余っているお金の一部を俺に融通してくれないか」

苗木「うんうん……え?」

614: 2013/12/22(日) 01:01:43.25 ID:PYjDzrv9O

苗木「え、え、えっと…つまり…」

十神「有り体にいえば、金を貸してほしいってことだ」

十神「もちろんタダとはいわん…。時間はかかるかもしれないが、耳を揃えてキッチリ返すつもりだ。」

十神「………この通り」ググッ…

苗木「や、やめてよ!頭あげて?」

苗木「というか大体、あれは葉隠くんのお金だし、その僕がどうこう言えるようなことでは…」

十神「………葉隠には先に話はつけてある。すべてを苗木に一任する、とのことだ」

苗木(丸投げしやがったな…)

苗木「そういうことなら、だけど…」


1.なんでお金が必要なの?
2.返す当てはあるの?
3.好きなだけ持っていけばいいよ

安価↓2

620: 2013/12/22(日) 01:36:24.11 ID:PYjDzrv9O

苗木「好きなだけ使えばいいよ」

苗木「きんか…じゃなくて、例のブツを処理してくれたのは他でもない十神くんなんだし」

苗木「そのなんだったら手数料ってことでもいいし」ははは

十神「………苗木」

十神「恩に着る……」ググ…

苗木「だからやめてよ、顔あげてって」

苗木「…でも一応理由は聞いときたいかな?」

十神「……実はここを卒業したら起業をしようと考えているんだ」

苗木「うんうん…………え!起業!?」

十神「生憎、俺は大学にいくだけのお金を持ち合わせていない。」

十神「奨学金という手もなくはないが……ここを出て大学に通いながら勉強するより、金銭面と生活面の支援が充実しているいまのうちに勉学に励み、そのまま起業をした方が有益だという結論に達したんだ」

十神「大学など、なんならまたお金ができてから通えばいいんだ」

苗木「ちゃんとそこまで考えてるだね、…すごいや」

十神「…だが、起業には初期投資が必要なんだ。俺の人脈をつかえばいくらかは準備できるが、限界がある……そして数年は下積みを要するだろうから融通のきくところでないといけない」

苗木「だから…」

十神「…そうだ。だから俺を信用してくれ。俺はお前らのお金を足がかりに必ずや事業を成功させ巨額の富を築く。そして将来、何倍もの利子をつけて返却しよう。約束する」


十神「十神財閥、最初の当主はこの俺だ……」ギリッ


苗木「…やっぱすごいや、十神くんは」

苗木「きっとうまくいくよ!だってお金のある十神くんなんて……もはやただの完璧人間じゃないか!」

十神「フッ……当たり前だ」


十神「俺は'超高校級の完璧'だからな」


十神くんの強い意思と内に秘めた情熱、真剣な眼差し……どれも僕にはないものばかりで、
莫大な資産だけど、でも十神くんだったらきっと大丈夫な気がするんだ
僕も十神くんみたいにどんな逆境にも負けない強い男にならなきゃな……

★★☆<フッ…

621: 2013/12/22(日) 01:46:03.96 ID:PYjDzrv9O

そのまま、十神くんの起業プランについての相談にのってたらすっかり時間が経ってしまった……まあ正直レベルが高すぎて、相談っていうかただ聞いてるだけだったけど……

………
……

>苗木の部屋

苗木「ふわぁ…今日は頭使いすぎてねむい…」ゴシゴシ

苗木「明日サッカー大会あるし、早く寝て体力温存するか」

苗木「………」もぞもぞ

苗木「おやすみなさい…」


………
……



次はいよいよサッカー大会編っすよ!
ではではおやすみなさい…

624: 2013/12/22(日) 12:20:44.99 ID:PYjDzrv9O

☆ここまてまのまとめ

苗木 >>> 平均値
大和田 >>> ヘタレ ★☆☆
石丸 >>> 暴君 ★☆☆
不二咲 >>> パソコンオンチ ★★☆
桑田 >>> 肩関節不安定症 ★★☆
十神 >>> 器用貧乏 ★★☆
山田 >>> 画伯 ★☆☆
葉隠 >>> お人好し ★★☆

大神 >>> 見かけ倒し ★☆☆
舞園 >>> 無愛想 ★★☆
江ノ島 >>> 存在感皆無(残念) ★★★
戦刃 >>> けが人(残念じゃない) ★☆☆
霧切 >>> バカ ★★★
朝日奈 >>> カナヅチ ★★☆
セレス >>> カモ ★☆☆
腐川 >>> 悪文作家 ★☆☆

持ち物>>>
話題の本
高級車の鍵
うごくコケシ
魔法使いウサミ


625: 2013/12/22(日) 12:25:03.84 ID:PYjDzrv9O

………
……


苗木「んん、…」ゴシゴシ

苗木「……やべ10時か、寝すぎた」のびぃー

苗木「朝ごはん食べに行こう…」


>食堂

ガラガラ…

苗木「お、まだ人いたいた。おはよ~」


安価↓ 4人のキャラクター

630: 2013/12/22(日) 12:39:37.69 ID:PYjDzrv9O

大和田「ん?苗木か、やっと起きてきたのかよテメー」

桑田「相変わらずおっせーなー」

苗木「いや普段は桑田くんよりは早く起きてるはずだけど」はは…

苗木「でも、男子四人で集まってなにしてたの?」

山田「男子四人で集まってすることと言ったら決まっておりますぞ、苗木誠殿!ずばり…、」

葉隠「もちサッカー大会の話だべ」

山田「ちょっとぼくのセリフを奪わないでくださいいい!!そうでなくてもセリフ量少ないんですぞおおお!??」ブヒー

苗木「でも君ら敵同士だよね?」

桑田「だから牽制し合ってんじゃねぇか!おいこのブーデー!コテンパンにしてやるから覚悟しやがれオラ!」バン

大和田「ッ!」ビクゥ

山田「大和田紋土殿がビビってどうするんですかあ!!ってかブーデーってニックネームはいささかどうかと思いますぞお??」

631: 2013/12/22(日) 12:47:42.50 ID:PYjDzrv9O

葉隠「でもこっちは苗木っち含めて3人そろったべ!!俺らの勝ちだべ!!」

山田「え、そういう勝負じゃないとおもいますぞおお」

桑田「おいブーデー!敵チームに馴れ馴れしく話しかけてんじゃねぇぞ!オラ!お前らも相手しなくていいぞ!」バン!バン!

大和田「ッ!ッ!」ビクビクゥ!!

山田「だからその呼び方はやめろと言っておりますぞ!!というかビビってないで、大和田紋土殿もなんか言い返してくださいいいいいい!!」

大和田「そ、そ、…」

大和田「急に大きな音立てんじゃねぇぞオラァ!!転がすぞゴラアアアア!!」

苗木「……」バンッ!

大和田「ヒッ!」ビクゥ!

山田「苗木誠殿も大和田紋土殿をいじめるのはやめるですぞ!いじめ反対~!!!」

………
……

632: 2013/12/22(日) 12:54:18.88 ID:PYjDzrv9O

桑田「じゃあまた1時に運動場で待ってるぜ!逃げんなよ?ブーデー!」

山田「…もうそれでいいですぞ」はぁ

大和田「」放心

葉隠「おい大和田っち大丈夫か?」ゆさゆさ

苗木「はははは」苦笑い


苗木(集合までまだ時間があるし…)

1.教室
2.保健室
3.娯楽室
4.視聴覚室

安価↓2

635: 2013/12/22(日) 13:00:49.45 ID:PYjDzrv9O

………
……

>保健室

ガラガラ…

戦刃「あ、苗木くん?どうしたの?体調悪いの?」

苗木「いや、特に用はないけど」ははは

戦刃「?変なの~」

苗木(なんか話そうかな…)


1.戦刃さんはなにしてたの?
2.今日はどっちのチーム応援するの?
3.買い出しのこと決まった?
4.他

安価↓2

638: 2013/12/22(日) 13:15:46.34 ID:PYjDzrv9O

苗木「戦刃さんこそなにしてたの?」

戦刃「んと、絆創膏とか包帯とかの補充をね。ほら、今日ケガする人出るかもだし」

苗木「さすが気が利くよね」

戦刃「え、そうかな?私としては当たり前にやってることだからなんか褒められると変な感じ」ははは

戦刃「……まあ、私自身用ってのもあるけど」はぁ

苗木「え、またケガしたの?」

戦刃「うん…知らない間にキズが増えてるんだよね…多分どこかの角で擦ったとかそんな感じのキズなんだけど…」

苗木「戦刃さんって他はなんでもできるのに変な話だよね」

戦刃「まあ他のことが大抵できるっていうのは、盾子ちゃんの世話を全部私がやらなくちゃいけなかったっていう事情があったからだし……」

苗木「それってもしかして…江ノ島さんの存在感が…」

戦刃「あ、知ってるんだ盾子ちゃんの事情?だからか~だからあんなに懐いてたのか~妬けるなぁ」ぷくぅ

戦刃「はぁ………でもさ、いくらなんでもできてもキズだらけの女の子ってふつー嫌だよね……はあ」

苗木(戦刃さんも女の子だもん。やっぱ気にしてるんだな…)

苗木(でも励ましてあげなきゃ!)


1.それは違うよ!(論破)
2.そんなの大したことじゃないよ!
3.そういう趣味のひともいるよ!
4.厚着しなよ!

安価↓2

642: 2013/12/22(日) 13:33:14.93 ID:PYjDzrv9O

苗木「厚着しなよ!」

戦刃「え?」

苗木「そうだよ!怪我するんなら、いっそ肌を隠してしまえばいいんだよ!」

戦刃「そっか、その発想はなかったよ…」

苗木「…その、スカートからでる健康的なおみ足も捨てがたいけど、……」ググッ

戦刃「え?いまなんて?」

苗木「とにかく、厚着だよ!肌を隠そう!」

戦刃「とりあえず足だね。でも、スカートからジャージってダサいよね……かといって全身ジャージ姿で過ごすのもちょっとな……」

苗木「じゃあ、タイツとかは?」

戦刃「あーちょっと厚手のそういうの履けばいいのか。なるほど…」

苗木「……黒タイツ、黒タイツ、」

戦刃「え、いまなんて?」

戦刃「しかし、ああーあ。なんでこんな簡単なことにいままで気がつかなかったんだろわたし…ありがとうね苗木くん!」ニコニコ

苗木「いや、お役に立てたならうれしいよ」

戦刃「えへへ。じゃあお礼に今日は苗木くんのチームいっぱい応援してあげるから苗木くんも頑張ってね!」

苗木「善処するよ…」ははは



黒タイツの戦刃さんを拝む日が楽しみだ!

★★☆<もにゅ

643: 2013/12/22(日) 13:38:20.22 ID:PYjDzrv9O

その後は黒タイツを戦刃さんの潜在意識に埋め込みつつ、しばし談笑し解散した



苗木「もうすこし時間があるかな…」

1.娯楽室
2.図書館
3.視聴覚室
4.教室

安価↓2

647: 2013/12/22(日) 13:50:24.92 ID:PYjDzrv9O

………
……

>教室

ガラガラ…

大神「ム、苗木か…」シュッシュ

苗木「あれ大神さん、教室で何してるの?」

大神「ああ…、今日の試合の作戦を練っていたところだ…」シュッシュ

大神「力では役に立てんからな……かといって頭がいい方でもないからなかなか苦労しているが…」シュー

大神「ム、…墨が跳ねてしまった…」

苗木(てかさっきからなんの擬音かと思ったら筆で書いてんのかよ!)

苗木(せっかくだしなにか話そうかな)


1.ちょっと作戦横流ししてよ
2.てか達筆じゃね
3.大神さんは十分強そうだよ(見た目が)

安価↓2

650: 2013/12/22(日) 14:01:59.69 ID:PYjDzrv9O

苗木「てか、達筆じゃね?」

大神「ヌゥ…そうだろうか…」

大神「あまりジロジロ見ないでくれ、苗木よ、こちらの作戦がばれてしまうではないか…///」

苗木(あ、ちょっと照れてる)

苗木「やっぱ習字とか習ってたの?」

大神「うむ。そういうことには厳しい家庭であったから、その辺りのことは一通りは習わされたな…」

大神「茶道、華道、箏、算盤、…」

苗木(^○^)

651: 2013/12/22(日) 14:06:59.97 ID:PYjDzrv9O

途中送信しちゃった……最悪orz



苗木「てか、達筆じゃね?」

大神「ヌゥ…そうだろうか…」

大神「あまりジロジロ見ないでくれ、苗木よ、こちらの作戦がばれてしまうではないか…///」

苗木(あ、ちょっと照れてる)

苗木「やっぱ習字とか習ってたの?」

大神「うむ。そういうことには厳しい家庭であったから、その辺りのことは一通りは習わされたな…」

大神「茶道、華道、箏、算盤、着物の着つけ…」

苗木(なんか絵面がシュールだけど)

大神「でも、やはりどれも目が出なかったなだったなそもそも着物にいたってはサイズがない…」

苗木「うん、まあそうだろうね…」

大神「しかしまあ習字だけは、なんとか続いているのだ…」シュッシュ


1.てかなんでそんなに体が大きくなったの?
2.こんど他の習い事やってるところも見せてよ
3.でも着物着てるところみたいな


安価↓2

655: 2013/12/22(日) 14:29:21.71 ID:PYjDzrv9O

苗木「てか、なんでそんなに体が大きくなったの?」

苗木「習い事の内容的にもそんなに大きくなる要素がないし……」

大神「………大きくなったのではなく、大きくしたのだ……」

大神「我は苗木も存じている通り昔から非力なおなごであった……いまでこそまだマシにはなったが、小学校のころは文字通りの意味で箸より重いものは持てない有様であった」

苗木「でも大神さんは女の子だし…」

大神「たしかに我は女であるから、力仕事ができなくても困ることはない……だがな苗木よ、我は悔しかったのだ」

大神「"女だから黙って男を頼ればいい"という世間の意見に納得ができなかったのだ…」

大神「我は女で非力だ。でもだからといって、そこにあぐらをかく自分を許せなかったのだ……だから我は、」

苗木「プロテインを…」

大神「そうだ。我は強い女になってやろうと決めたのだ…そこからは早かった。プロテインを飲み、ご飯を食べ、プロテインを飲み……およそ半年でこの体を手にいれたのだ」

苗木「そうだったんだ…」

大神「だがな、苗木よ。筋力の伴わない筋肉などなんの価値もないのだ…」

大神「確かに男にはなめられなくはなた。しかし、今度はこんなにも立派な体を持っているのに非力な自分自身に劣等感を抱くようになったのだ…」

大神「皮肉な話よ。非力な少女が力を望み、結果手にいれたのはハリボテの体」

大神「我など見かけ倒しのただのハリボテにしか過ぎないのだ…情けない話よ…」フッ

苗木(ちがう、違うよ……)



1.筋力が足りないなら鍛えればいいんだよ!
2.筋力がないなら他の分野で舐められない才能をつければいいんだよ!
3.大神さんはハリボテ人間なんかじゃない!一人の立派な女の子だ!

安価↓2

658: 2013/12/22(日) 14:46:37.33 ID:PYjDzrv9O

苗木「筋力が足りないなら鍛えればいいんだよ!」

大神「しかし、我は…」

苗木「大神さんはもしかして諦めてるんじゃないかな?どうせ無理だって」

大神「我は……」

苗木「どうせやっても無駄だって諦めてるんじゃないのかな?」

大神「………そうかもしれぬ」

大神「しかし我は、……また無駄になってしまうことを恐れているのだ…」

苗木「でもね?大神さんは半年間も氏ぬ気で頑張ってこの体を手にいれたんでしょ?」

苗木「確かにその結果は筋力を伴わないものだったけど……」

苗木「でも無駄なんじゃなかったはずだよ!筋力で舐められるならそれをもろともしない力を手に入れればいいんだよ!」

苗木「きっとできるよ大神さんなら!大神さんはそんな弱っちい意見に負けるような女の子じゃないはずだよ!初心を思い出すんだよ」

大神「そうだったな……我は、我は…」

大神「大事なことを忘れていたのかもしれぬ……」

大神「人はみな我の見た目と力の相違だけを批判して、蔑んだ…」

大神「そして、我もどうせ鍛えても無駄なことだと決め込んでいたのだ……」

大神「土台は出来ているのだ…あとはそれに見合う筋力をつければいい。それだけの話だったのだ……」

大神「いままでだれもそのことを教えてはくれなかった。だからいつまでも気づけなかったのだ……苗木よ、お主には何と申せばいいのか、」

大神「……ありがとう」

苗木「ぼくもうれしいよ!」

大神「ウム……我は継続力には自信があるのだ。必ずや、お主に腕相撲に勝つほどまでに登りつめて見せよう…」

苗木「目標はもっと高くした方がいいかな…」

大神「ウム、そうか……」フフッ



あまり会話したことなかった大神さんだけど、なんだか一気に通じ合えたような気がした!

★★★<うおおおおお!!

662: 2013/12/22(日) 15:29:59.14 ID:PYjDzrv9O

大神「ム……苗木よ、そろそろ集合の時間ではなかったか」

苗木「え、あ本当だ!」

大神「運動場に集合であったな…急ぐか」


………
……


>運動場

苗木「10分前か。お、ちらほら揃ってる」


安価↓ 5人のキャラクター

669: 2013/12/22(日) 15:42:31.38 ID:PYjDzrv9O

江ノ島「あ、苗木だぁ!~やっほぅ!」ぎゅうう

苗木「ぐ、くるしい」

十神「しかし集まりが悪いな…」

葉隠「まだ10分前だべ?」

十神「時は金なり、だぞ…」ギリ

葉隠「十神っちが言うと重いからやめるべ…」

霧切「…………」もぐもぐ

戦刃「霧切さんなにたべてるの…」

霧切「昼ごはん………」もぐもぐ

戦刃「そ、そっか…」はは

671: 2013/12/22(日) 15:49:07.39 ID:PYjDzrv9O

苗木「んーと、あ、コートはもう作ってあるんだ」

十神「当たり前だ」

江ノ島「十神が朝一でせっせとラインを引いたらしいよ??あーみえて、何気に一番ノリノリだからウケる」ギャハハハハ

十神「聞こえてるぞ…」ギリギリ

霧切「そういえば、買出しのことだけどお金の方は学園長が負担してくれるそうよ……」

苗木「え、ほんとに!?」

霧切「この前のお詫びだそうよ……」

江ノ島「私立はこういうところが気前がいいからいいよな!!マジ学園長様々だぜ!!」ファック!

十神「フン……ぼちぼち他の奴らも集まり出したみたいだな……」

………
……

672: 2013/12/22(日) 16:01:22.68 ID:PYjDzrv9O

不二咲「ハッハッ……よかった。間に合ったぁ…」

桑田「大和田探してたらすっかり遅れちまったぜ…先来てると思ったんだが、ここにもいねぇのかよアイツ。ったくよー」ポリポリ

山田「おかしいですなぁ。まあ待ってたらくるでしょう!」


腐川「あら…もうみんな揃ってるのね…」

舞園「飲み物とか運んで来ましたよ」

戦刃「あ、ありがとうね!」

舞園「いえ」ニコ…


朝日奈「よーし!今日は頑張るんだから!ね、さくらちゃん!」

大神「ウム」

セレス「うふふふ。あそこの日陰で応援しておりますわ」


十神「これで全員か?…リーゼントをのぞいて」ギリギリ…

苗木「遅いな…まさか髪のセットを手こずってるとかじゃ…」

江ノ島「おねぇちゃん!ハサミ!」

戦刃「バリカンのがいいよ」




大和田「すまねぇ……」トボトボ

桑田「おいテメェ!遅ぇぞ……って、お前…」




石丸「いやあ諸君!お揃いだな!」


大和田「捕まっちまった……」


675: 2013/12/22(日) 16:19:44.61 ID:PYjDzrv9O

セレス「まあ……」

朝日奈「あんた……」キッ

石丸「なにをそんな驚いておるのかね?君たちの"クラスメイト"であるこの僕が、クラスの親睦を深めるサッカー大会とやらに参加することの何がおかしいというのかね?」ハッハッハッハッ

朝日奈「あんたは……呼んでない!」

石丸「やれやれ…君たちがなにをこそこそやってるのかと思えばこういうことか。しかもこの僕だけを仲間外れとは。そういうのはあまり関心できないと思うがね」

朝日奈「あんたねぇ……」ギリリ

大和田「………すまねぇ」

セレス「はあ、あなたも難儀なお人ですね……して、今日はどういったご用件で?まさか選手として参加なさるおつもり?」


石丸「フン…そうだな」




☆コンマ判定

奇数→無論、選手として参加させていただこう
偶数→審判を務めてやろう
ゾロ目→???


判定直下のレス↓

679: 2013/12/22(日) 17:09:30.77 ID:PYjDzrv9O

石丸「無論、選手側としての参加だ」バッ

不二咲「ちょ、ちょとぉ!」あわあわ

石丸「フン、Aグループの方が一人の少ないようだな。ちょうどいいじゃないか」かきかき


………

選手側>>
A>>苗木 、桑田 、戦刃 、葉隠 、石丸
B>>大和田 、十神 、山田 、大神 、朝日奈

応援側>>
不二咲 、舞園 、江ノ島 、霧切 、セレス

………


桑田「てめぇ…」ギリギリ

石丸「さあみんな揃ったじゃいか、開会式をはじめたまえ!なんなら選手宣誓をしてやってもいいぞ!」ハッハッハッ

朝日奈「…………」グググ…

不二咲「……うぅ」ひっく




苗木(空気は最悪だ……)

686: 2013/12/22(日) 18:24:41.30 ID:PYjDzrv9O

………
……

石丸「……正々堂々戦うことを誓います!平成25年度12月22日ィ!1年A組代表!石丸清多夏ァ!!」


桑田「………くそがっ!」ガンッ

大和田「すまねぇ………すまねぇ………」

不二咲「………ひっく」ぐす

十神「……落ち込んでても仕方がないだろう、しばらく様子をみよう」

霧切「………そうね」

朝日奈「あーもうさっさと始めちゃお!」

山田「じゃあ、みなさん所定の位置につくですぞ~」

霧切「審判は私がやるわ………」

688: 2013/12/22(日) 19:00:43.62 ID:PYjDzrv9O

舞園「はぁ…じゃあ、先攻後攻決めましょうか」

霧切「じゃんけんでいいわね」

十神「Bの代表は俺でいいな」

葉隠「じゃあAは、なえ…」

石丸「僕がいこう!」

葉隠「え、あ、うん。だべ…」あはは…

十神「フン…まあいいだろう」

朝日奈「絶対負けるんじゃないわよー!!」


じゃーんけーん、ポン!

コンマ判定

奇数 A先攻
偶数 B先攻

直下レス↓

693: 2013/12/22(日) 19:24:35.92 ID:PYjDzrv9O

石丸「フン」パー

十神「チッ………」チョキ

朝日奈「ちょっと!もうこの噛ませメガネ!」

十神「なっ…!」

石丸「じゃあAチームが先攻だな。よしみんな気合を入れて頑張ろうではないか!なあ苗木くん!」ハッハッハッハッ

苗木「う、うん」

葉隠「ああ…」ははは

桑田「…………」ガンッ

戦刃「桑田くんもがんばろう。ね?」あせあせ


………
……


霧切「じゃあ中央にボールを置いて…」

舞園「みなさん準備いいですかー?」

石丸「いいぞ!さあ!」

苗木「えっと、ぼくが石丸くんのボールを受ければいいんだね?」

朝日奈「苗木には悪いけど絶対勝つから…」ギリギリ

大神「我も本気を出させてもらおう…」ゴゴゴゴ…

霧切「じゃあ始めっ!」ピッ!


696: 2013/12/22(日) 19:40:45.77 ID:PYjDzrv9O

石丸「フン…!」バンッ

苗木「おっと…戦刃さん、パス」バンッ

戦刃「まかせて!」

バンッバンッバンッ

葉隠「戦刃っちのドリブルすげぇええ!あ、俺っちはキーパーだべ!」

桑田「戦刃ちゃん、パス!パス!」

戦刃「オッケー!えい」バンッ

十神「いただいた」バッ!

戦刃「なっ!」

朝日奈「ナイス眼鏡!さくらちゃんパスッ!」バンッ

大神「ウム」バンッ


石丸「おいおい桑田くん、なにしてるのかね!やれやれ」

桑田「………ッ」


大神「大和田!」バンッ

大和田「ちょ、ちょ無理無理…うわっうわっ」バンッ

朝日奈「ちょ、ちょっと、危なっかしいんだって!」

石丸「すきありぃ!」バンッ

大和田「あっ…」

バンッバンッバンッ

朝日奈「あああああ」

山田「大和田紋土殿ぉ!!あ、ちなみにぼくはキーパーですぞ!」キラーン

698: 2013/12/22(日) 19:59:05.83 ID:PYjDzrv9O

石丸「ハッハッハッハッハッー!!」

バンッバンッバンッバンッバンッバンッ

山田「ぶひいいいいい!お助けええええええ!!」

朝日奈「まかせて!えい!」

バンッ!

石丸「なっ!」

朝日奈「さくらちゃん!」バンッ

大神「ムッ」

バンッバンッバンッ

石丸「おい、桑田くん!マークだ!」

桑田「言われなくても分かってんだよ!オラッ!」バンッ

石丸「グッジョブだ!桑田くん!」ハッハッハッハッハッ

桑田「うっせぇ!!」

バンッバンッバンッ

桑田「おらっ!」バンッ

山田「ひいいいい!」しゃがみっ

バーーーーーン

朝日奈「ちょっと山田!せめて取りなさいよ!」

山田「だってだってぇ……」

霧切「1-0」ピーーーッ!


石丸「やあやあやればできるじゃないか桑田くん!」

桑田「…さわんじゃねぇ」バシッ

石丸「やれやれ、ずいぶん嫌われたものだな」


700: 2013/12/22(日) 20:08:45.87 ID:PYjDzrv9O

>>応援席

江ノ島「ちょっとー!苗木ィ、もっとキビキビ動けよおおお」

江ノ島「あ、おねぇちゃんも頑張れえええ」ふれっふれっ

セレス「…はぁ…難儀ですわね…」

舞園「ヤバイですよね…これ」

不二咲「桑田くんの目が怖いよぉ…」

腐川「……ったく」

701: 2013/12/22(日) 20:27:22.73 ID:PYjDzrv9O

霧切「位置について…次はBチームからよ」

朝日奈「次は点とってやるんだから…」

大神「我が受けよう」

霧切「はじめっ!」ピッ!

霧切「あ、今さらだけど5点先取ね」

朝日奈「パスッ!」バンッ

大神「ムッ!」バンッ

バンッバンッバンッ(ゴゴゴゴゴゴゴ

葉隠「こっちくんなってええええやめてえええええ」ヒーッ

苗木「じ、地面が揺れてる!」ひっ!

戦刃「ふんっ!」

大神「ムッ」バンッ!

戦刃「やばい抜かれた!」

葉隠「ゴール前ガラ空きだべえ!た、助けてええええ」

大神「いくぞっ!」バーン!

葉隠「ひっひっ…お、おらあああああ!!!!」バシーーーン!


>>応援席

不二咲「あ!はじいた!」

腐川「やるじゃない…」

セレス「見直しましたわ…」

舞園「やだ、かっこいい…」

703: 2013/12/22(日) 21:08:38.83 ID:PYjDzrv9O

石丸「さすがじゃないか葉隠くん!」

葉隠「無我夢中だったべ…」ハァハァ

大神「ムッ。やりおるな…」

霧切「…えっとこの場合は」

朝日奈「ゴールキック?」

霧切「Aチーム、ゴールキック」ピーーーッ

葉隠「け、蹴ればいいんだな?!」

葉隠「だだべえええ!」バーーン

桑田「うぉっと、」ヘディング

石丸「ナイスパス!」バンッ

バンッバンッバンッ

朝日奈「行かせるか!」ズシャー

石丸「よっと」ピョン

苗木「ボールもったまま飛んだ!?」

石丸「文武両道ッ!」

石丸「戦刃さん!」パスッ

戦刃「任せて!」

バンッバンッバンッ

山田「ひいいい!またですかああああ!?」ぶひー


十神「行かせるかッ」

戦刃「通させてもらうッ」

バンッバンッ!バシッ!
バシッ!バンッバンッバンッ

十神「フン!」バシッ!

戦刃「あー!」

十神「俺のターンッ!!」

バンッバンッバンッバンッバンッバンッ

葉隠「あ、ままたきたべええええ!苗木いいいい」

苗木「え、えいやっ!」

十神「甘いっ!」バン!!!

葉隠「う、うおおおおお」

バーーーーーン!!!


>>応援席

不二咲「またはじいた!」

江ノ島「ん?なんかこっち来てない?」

舞園「!腐川さん危ない!!」

腐川「…………え?」


ピューーーーー


腐川「」ボコッ

711: 2013/12/23(月) 16:51:32.92 ID:WASUSMwuO

昨日はすんませんしたorz

サッカー編はあまり安価のタイミングがないですが、6時までぼちぼち続き書いて行きます

713: 2013/12/23(月) 17:01:17.66 ID:WASUSMwuO

バッターーーーン

腐川「」ピクピク…

舞園「ふ、腐川さん!?大丈夫ですか?」

不二咲「わわ、腐川さんの顔面にボールがメリッて!」おろおろ


ナンヤ!ドウシタ?
タッタッタッ


石丸「大丈夫なのかね!?しっかりしたまえ!!」ユッサユッサ

葉隠「すまないべ腐川っち…わざとじゃないんだべ?」おろおろ

石丸「とにかく救護が先決だ!不二咲さん救急道具はあるのかね?」

戦刃「あ、それなら私が持ってきてるよ!応援席のベンチのしたにあるはず!」

不二咲「えっと……あったよぉ!」あせあせ

石丸「腐川さん!意識があるなら返事をしたまえ!」ユッサユッサ

腐川「」ブランブラン





腐川「…」目パチッ

714: 2013/12/23(月) 17:16:44.76 ID:WASUSMwuO

ボコォ!

石丸「う、うぐぅ…」よろっ

腐川?「……なんだこのウニ坊主!!気安く触ってんじゃねぇぞオラァ!!」バッ!

石丸「な、なにを…」

苗木「え?石丸くん大丈夫!?」

腐川?「軽く腹パン食らわせただけだっつーの!!」ギャハハハハ

腐川?「つーかさ!やっと久しぶりに出してもらえたと思ったら、目の前にむさ苦しい顔のドアップとかこっちは目覚め最悪ってレベルじゃねぇぞゴラァ!!」

腐川?「てかなにさみんなしてハトが豆鉄砲食らったような顔で私のこと見ちゃってよぉ!超ウケる!!」ギャハハハハ

不二咲「え、えっと……」

セレス「おやまあ……」

腐川?「ま、いいけど。久々の外の空気を楽しまないとね!!」はあぁ~ん

石丸「腐川くんは先ほどから何を……」ヨロッ

腐川?「黙れやウニ坊主、こちとらテメェには一切興味ねぇんだよ!!」

腐川?「てかなになにサッカー?みんなでサッカーなんかしちゃってんの?ウケる!!私も混ぜて!!!」ギャハハハハ!!!

715: 2013/12/23(月) 17:40:03.39 ID:WASUSMwuO

葉隠「…つか腐川っち、お前本当に大丈夫なんか?その、保健室で休んどいたほうが…、」

腐川?「今度はなんだテメェはビックウニ野郎かゴラァ!!私に指図するたぁいい度胸じゃねぇかよアァン!??」

葉隠「ひっ!す、すまないべ」

腐川?「さぁーて私はどちらのチームに入ろうかしらん」はあぁ~ん


桑田「…大丈夫なんかあいつマジで。」

苗木「変なところ打っちゃったのかな…」

腐川「なーにテメェらそこでコソコソ話してんだよオラァ!」

桑田「ひっ!」

苗木「な、なんでもないよ」


大和田「」びくびく…


十神「ふん、先ほどからお前の言動は理解に苦しむ。お前は本当に腐川か?頭を打って一時的に混乱状態に陥っている、では説明がつかない…………まさかとは思うが、お前は腐川の別人格かなにか、…」

ジェノ「あら当たり~!!そうよ私はあの根暗の裏人格、人よんでジェノサイダー翔ゥ!!」シャキーン


ジェノ「つかなにマジどストライクな美男子なんですけど!!!」はあぁ~ん!

ジェノ「きーめた!私、こいつと同じチームになる!」ギャハハハハ!!

十神「おいやめろ近づくんじゃない」


霧切「………どうしようかしら」

葉隠「とりあえず様子みるべ?」


霧切「………えっとじゃあ、再開でいいかしら……みんな所定の位置について」ピーーーッ

716: 2013/12/23(月) 17:57:17.77 ID:WASUSMwuO

………

選手側>>
A>>苗木 、桑田 、戦刃 、葉隠 、石丸
B>>大和田 、十神 、山田 、大神 、朝日奈 、ジェノ

応援側>>
不二咲 、舞園 、江ノ島 、霧切 、セレス

………


霧切「1-0から再開ね。えっと、ゴールキーパーがはじいたボールが飛び出したから………Bチームからってらことでいいわね」

朝日奈「じゃあ、私が最初蹴るよ!」

霧切「…じゃあはじめっ!」ピーーーッ

朝日奈「えいっ」バンッ

大神「任せるがいい……ムッ?」

ジェノ「ハンッ!遅ェんだよトロマがよぉ!!」バーン!

ジェノ「あひゃひゃひゃひゃー!!」

バンッバシュッ!バンッバンッバンッバーンッシュッバンッバンッ!

朝日奈「ちょっと、なに味方からボール奪ってんのよ!?」

山田「てか腐川…じゃなくてジエノサイダー翔殿のドリブルさばき、いささかクレイジーすぎますぞおおお!!!?」


桑田「行かせるか!」ザシューッ

ジェノ「フンッ」ぴょーい

桑田「な、俺の上を飛び越えたァ!?」

ジェノ「ほっほっはっ!!」

バンッバシュッ!バンッバンッバンッバーンッシュッバンッバンッ!

戦刃「ちょっと、走り方が不規則すぎてマークが追いつかないよぉ!!」ぐすっ

ジェノ「ああん、王子様!私の愛を受け取ってください~!!」はあぁ~~ん

バッシューーーーン

十神「おっと。…もっと軽くパスをしろ!!」

ジェノ「愛ゆえです。てへっ☆」ぺろっ

十神「このまま決めるぞ!」

バンッバンッバンッ

バッシューーーーン!!!

葉隠「ああああだべぇええええ」

霧切「1-1」ピーーーッ

717: 2013/12/23(月) 18:10:45.88 ID:WASUSMwuO

石丸「ふ、不覚………!」ギリリ

朝日奈「やっりぃ~!!腐川ちゃんやるじゃん!!!」

ジェノ「うっせぇデカメロンが」

朝日奈「なっ…!」


ジェノ「ねぇ王子様ァ褒めてください~」ハァハァ

十神「その呼び方はやめろ」

ジェノ「だって私あなた様の名前を存じてませんものぉ」ハァハァ…

十神「臭いキモいウザい近寄るな」

ジェノ「も、もっと~」はあぁ~ん…

720: 2013/12/23(月) 22:25:06.26 ID:WASUSMwuO

………
……

ジェノ「オラオラオラァ!!」

バンッバシュッ!バンッバンッバンッバーンッシュッバンッバンッ!

ジェノ「白夜様ァ~」パス!

十神「フンッ」

バッシューーーーン!!!

葉隠「だ、だべぇええええええ」

霧切「1-3」ピーーーッ

ジェノ「あーんもう素敵かっこいい抱いて!!白夜様ァ~」はぁあーん


桑田「ハァハァ…あいつマジでやべぇ…」

苗木「2点も差をつけられちゃったよ…ハァ…ハァ…」

戦刃「全く歯が立たないよ…ハァハァ」

石丸「………っ」ギュッ

苗木「石丸くん大丈夫、お腹ずっと抑えてるけど…」

石丸「ウム…先ほど殴られたところが少し……」

桑田「はんっ!普段の行いだろ」プイッ

苗木「ちょっと、桑田くん!」

石丸「…やれやれ。噛み付いてくる暇があったら少しはボールをとってみたらどうなのかね」

桑田「んだと…もっかい言ってみろや」

苗木「桑田くん!仲間割れはだめだよ!!」ガシッ

石丸「フンッ…」


山田「あージェノサイダー翔殿がきてから暇ですなあ…」ふわぁ

大和田「だな…」ふわぁ

721: 2013/12/23(月) 22:32:53.98 ID:WASUSMwuO

>応援席

舞園「ワンサイドゲームですねぇ…」はぁ

不二咲「腐川さんの身体能力がずば抜け過ぎているからねぇ…」

江ノ島「…くかー」zzz

セレス「ふふ、こんな分かりやすいゲーム、さすがの私もどちらが勝つかを予想することくらい…、」

不二咲「やめてよぉ!セレスさんが予想するとかただのネタバレじゃない!!」

セレス「………それはどういう意味でしょうか」

724: 2013/12/23(月) 22:45:38.53 ID:WASUSMwuO

霧切「じゃあ、みんな所定の位置について………」

朝日奈「よーし!このままいっきに倒しちゃおう!!」


石丸「ちょっと待っていただこう」


桑田「お前また勝手に…!」

石丸「少し休憩をとらないかね?双方お互いに息が上がっているようだ。このまま続けるのは得策ではないと思うがね」

大和田「別に俺らはあがってねぇけど…、」

石丸「…何か言ったかね?」キッ

大和田「なんでもないです。ええ」


霧切「そうね…もう始めてから一時間近く経ってるわね…」時計チラッ

舞園「じゃあ、休憩しましょう。ジュースならたくさんあるし……冬でも水分補給は必要なんですよ?」ニコ…

山田「ま、僕は賛成ですぞ~喉かわきましたし」

戦刃「あんたなにもしてないじゃん…」

山田「ゴールキーパーは常にプレッシャーと戦っているんですぞぉー!!!」ぶひー

葉隠「俺は疲れたべぇええ」くたぁ…


ジェノ「えーつまんねぇ~もっと白夜様のプリンスシュート見たかったのにぃ~」

ジェノ「まあいいや。白夜さま~私と一緒にジュースの口移ししましょ~」はぁあーん

十神「寄るな来るな近づくな」


霧切「……じゃあ20分休憩」ピーーーッ

725: 2013/12/23(月) 22:57:31.13 ID:WASUSMwuO

舞園「じゃあ、ここから一人一本取っていってくださいね~」

………
……

葉隠「ぷはー生き返るべぇ…」

戦刃「はぁ…やっと動悸が落ち着いてきたかも…」

桑田「…………」ゴクゴクゴクゴク

桑田「ぷはっ!………クソッ」

石丸「…………」ギュッ



苗木(休憩中だし、誰かに話しかけてみようかな)


上にあがっている人で
安価↓2

730: 2013/12/23(月) 23:08:47.84 ID:WASUSMwuO

苗木「石丸くん」

石丸「ん、ああ…苗木くんか。何の用かね」

苗木「いや、その…」

石丸「…少し痛むだけだ」

石丸「君達には迷惑はかけないから安心したまえ」

苗木「だったらいいんだけど…」

石丸「……僕が君達の足を引っ張るわけがないだろう…」

石丸「はんっまだたかが二点差ではないか!このくらいのが返って燃えるというものだよ!黙って僕についてくるがいい、必ずな勝負を約束してやろう!!ハッハッハッハッ!!……ッ」

苗木「本当に大丈夫…?」ははは

石丸「君は黙って僕のサポートをしていればいいのだ!」ビシィ!

石丸「……しかし、腐川くんは難儀だな。なんとか対策を考えたいところだが…」

苗木「じゃあみんなで…」

石丸「フンッ残念ながら僕は桑田くんにずいぶん嫌われているようだからな。下手に顔を合わせないほうがいいだろう。君達で勝手にやってくれたまえ」

苗木「そ、そっか…」

731: 2013/12/23(月) 23:18:51.23 ID:WASUSMwuO

………
……

桑田「作戦ってもな~…」ポリポリ

戦刃「…腐川さんがいなかったらなんとかなってたんだけどね…」はぁ…

葉隠「腐川っちももちろんやべぇが、十神っちのシュートも俺にはとても防ぎきれねぇべ…」はぁ…

苗木「んん…なんかいい方法はないかな…」


1.しっかりフォーメーションを決めよう
2.みんなでパスの練習をしよう
3.イカサマをしよう
4.おい葉隠、相手チームのスパイしてこいよ

安価2↓

734: 2013/12/23(月) 23:28:18.74 ID:WASUSMwuO

苗木「みんなでパスの練習とか?」

桑田「まあ極論、腐川にボールを取られなきゃいい話だし…悪くねぇかもな」

葉隠「でもそんなに時間ないべ?」

戦刃「やらないよりはましだよ!よーしそうと決まったらさっそく始めよ!」

桑田「ついでに葉隠はボール取る練習でもしろよ。なんなら俺が蹴ってやるぜ?」バンッ

葉隠「や、やめろってええええ」

苗木「石丸くんも呼ぶ?」

戦刃「あー……そうだね。チームメイトだし。いいかな桑田くん?」

桑田「…勝手にしろ」バンッ

葉隠「だからやめろってええええ!!怒るべえええ!!!?」

735: 2013/12/23(月) 23:48:58.03 ID:WASUSMwuO

………
……

石丸「いやいや、本当に呼ばれるとは思わなかったが」

桑田「……足引っ張られても困るからな」ふんっ

戦刃「えっと!じゃあ時計回りにパスして行って…、」

石丸「いやもっと実践向きの方がいいのではないのかね?例えば、二人二人のチームに分かれて、攻守交代でボールを取り合う。キーパーの葉隠くんもしっかり特訓ができて一石二鳥だ!ハッハッハッハッ!!」

葉隠「休めると思ったのに…」だべべぇ…

桑田「ふんっまあいいんじゃね。じゃあ適当に分かれてさっさと始めようぜ」

戦刃「グッパでいいよね。せーの」

ぐっぱでわかれましょ!


☆コンマ判定

↓2つ分のレスのコンマが

どちらも奇数 →苗木と桑田がペア
奇数と偶数→苗木と戦刃がペア
どちらも偶数→苗木と石丸がペア


741: 2013/12/24(火) 00:03:41.17 ID:xHCzMKNBO

苗木「戦刃さんといっしょか」グー

戦刃「よし頑張ろうね!」グー

石丸「ハッハッハッ!僕らも頑張ろうではないか!」パー

桑田「………さっさと始めんぞ」パー

………
……

戦刃「えっと、私たちが二人でパスし合ってゴールまでいって…」

苗木「んで、石丸くんたちの妨害を避けながらシュートを決めればいいんだね?」

石丸「物分かりがよくて助かるぞ!」

桑田「俺、右らへん守っとくから。あとはお前がてきとうにやれや」

石丸「十分だ。協力してくれるだけありがたいものだよ」ふんっ

桑田「………」ぷいっ


苗木「えっと、はじめるよ?…えいっ」バンッ

戦刃「おっとっとっ…よしいくよー」

バンッバンッバンッ

戦刃「苗木くんパスッ!」バンッ

石丸「すきあり!」ズシャー

苗木「ああー!」


葉隠「こりゃあ当分休めそうだべ」

742: 2013/12/24(火) 00:12:03.00 ID:xHCzMKNBO

………
……

ハァハァ…

苗木「石丸くんが強過ぎて突破できないよ…」へとへと

石丸「実に情けない!同じクラスメイトとして僕は実に情けないぞ!!」

戦刃「ははは…ちょっと攻守交代してみようか」



石丸「よし、いくぞ桑田くん!」バンッ

桑田「……」バンッバンッバンッ

石丸「桑田くん、パスッ」

桑田「……」バンッバンッバンッ

苗木「ちょ、ちょっと桑田くん!パスの練習だよ?」

桑田「うぉら!!」

バッシューーーーン!!!

葉隠「ひえええ!!だからぁ!本気シュート決めてくんじゃねぇべ!!?」

石丸「…おいおい桑田くんパスしてくれないと練習にならないではないかね」

桑田「ふん、うっせぇ」

743: 2013/12/24(火) 00:21:48.62 ID:xHCzMKNBO

戦刃「…やっぱあの二人に組ませたのは失敗だったかも…」ヒソヒソ

苗木「まずったね…」ヒソヒソ

戦刃「で私考えたんだけどさ…」ヒソヒソ


1.戦刃のドリブルの単独練習という名目で苗木が石丸ペアに割り込む
2.とりあえず引きはがすために、個別レッスンに切り替える
3.葉隠も参加させる
4.でもあえて様子を見る

安価2↓

748: 2013/12/24(火) 00:33:52.03 ID:xHCzMKNBO

戦刃「あえて様子を見よう」ヒソヒソ

苗木「え、でも…」ヒソヒソ

戦刃「あのふたりがいつまでも仲違いしてたらそれこそ勝ちが遠のくからね…」ヒソヒソ

戦刃「でもなんか仲直りのきっかけを作ってあげないと…」ヒソヒソ

苗木「きっかけかぁ…」ヒソヒソ


石丸「なにを二人でコソコソしてるのかね!二周目はじめるぞ!」

戦刃「あ、うんいまいく!」

苗木(きっかけ、ねぇ…)

苗木(どうしようか…二人を観察してたらなんか突破口が見えてきたりしないかな…)


1.石丸くんに注目してみる
2.桑田くんに注目してみる
3.あえての葉隠

安価2↓

752: 2013/12/24(火) 11:19:13.73 ID:xHCzMKNBO

打ちながら寝落ちしてました…なにも言わずに消えちゃってすんましぇんorz
また夕方ごろだらだら更新しにきます


んで正直今後の展開を決めかねてるのでコンマに委ようとおもう(安価スレだし)


直下のレスのコンマが…

偶数→桑田ピンチ
奇数→石丸ピンチ
ゾロ目→江ノ島がなんとかする

754: 2013/12/24(火) 18:45:51.52 ID:xHCzMKNBO


苗木(石丸くんに注目してみよう…)


石丸「準備はいいかね?……桑田くんいくぞ!」バンッ

桑田「……」バンッバンッ

石丸「桑田くんパスッ!パスッ!」

桑田「……うっせえな」バンッ

石丸「おっとっと」バンッバンッ

戦刃「すきあり!」ズシャー

石丸「ハッハッハッハッそうはいかないぞ」バーンッ

戦刃「くそーまた取れなかった…」


苗木(口は悪いけど石丸くん自体は結構ちゃんとサッカーしてるんだよな…)


石丸「桑田くんパスだ!」バンッ

桑田「ん…」バンッ

バンッバンッバンッ

桑田「うぉりゃ!」

バーーーーンッ

葉隠「だべえええええ」


苗木(ボールを独り占めするわけでもなくちゃんと回してあげてるし)


石丸「桑田くんには脚力とコントロールがあるな!やはりおとなしくゴール前についていた方がいいのではないのかね?」ハッハッハッハッ

桑田「てめぇにとやかく言われる筋合いはないっての」ふんっ


苗木(そういう面では結構まわりのことを見てるんだよなぁ……それ以上にかなり強引な面が反感を買ってるんだけど)


霧切「じゃあそろそろ再開するわよ」ピーーーッ


石丸「む、もうそんな時間か」

戦刃「とりあえずやれるだけやるしかないみたいだね」

755: 2013/12/24(火) 19:03:54.79 ID:xHCzMKNBO

………
……


石丸「よし、みんな気合を入れていくぞ!桑田くんがボールを受けてくれ!」

桑田「分かった分かった」タリー

ジェノ「覚悟はいいかこのウニ坊主野郎!」ギャハハハ!


霧切「はじめ!」ピーーーッ


石丸「ほっ」バンッ

桑田「よっと」バンッ

バンッバンッバンッ

ジェノ「行かせないわよぉ~ん!」ギャハハハ!

桑田「負けてられっかよ!」バンッ

バンッバンッバンッバーンッバスバスバーンッ!!

桑田「おっしゃ!」バーンッ

ジェノ「あららららら~ん?抜かれちった!ウケる!!」ギャハハハ

石丸「桑田くんパスッパスッ!」

桑田「……仕方ねぇな」バンッ

石丸「おっと」バンッバンッバンッ

十神「おい腐川マークかけろ」

ジェノ「はいは~い!白夜さまぁ~!!」ギャハハハ

ジェノ「おいウニ坊主!ここはとおさねぇぞ!!」ゴラァ

石丸「ハッハッハッハッ!できるもんならしてみるがいい!」

バンッバンッバーンッバンッバンッバンッ!!

ジェノ「………チッ」

ジェノ「うぉらっ!!」バーーーーンッ

石丸「うおっ!?」よろっ

バターーーーンッ

グキッ

石丸「うぐ……っ」

苗木「石丸くん!?」

756: 2013/12/24(火) 19:22:09.79 ID:xHCzMKNBO

石丸「…ーッ…!」

戦刃「大丈夫?もしかしてひねった?」


十神「おい!腐川何をした!?」

ジェノ「何もしてないし!ちょっと足が当たっただけだし!」

霧切「イ工口ーカードね」ピーーーッ

ジェノ「はあぁあ!!?」


苗木「立てる?肩かすよ」

石丸「かたじけない…」

桑田「…ったくなにやってんだよ」

757: 2013/12/24(火) 20:00:02.76 ID:xHCzMKNBO

>応援席

石丸「すまないが少し休ませてもらおう…」

戦刃「湿布貼って包帯巻いとくから、とりあえず安静にして」

石丸「うむ。かたじけない…」

桑田「ったく。そうでなくても一人少ねぇってのによ」はぁ

石丸「……すまない」

桑田「…………」

桑田「まあ俺と戦刃がいるからなんとかなるっしょ。お前は黙って安静にしとけや」


霧切「始めるわよ…」ピーーーッ

苗木「じゃあいってくるね!」

タッタッ

舞園「石丸くんも応援しましょ?はい、ポンポンと拡声器」

石丸「うむ、そうだな……」

石丸「………情けない」グッ

758: 2013/12/24(火) 21:10:56.37 ID:xHCzMKNBO

苗木「よし、じゃあ石丸くんがいない間僕らで頑張ろう!」

桑田「ったりめーだっつーの」たりー

霧切「えっと、Aチームからのボールよね?」

戦刃「じゃあ私が打つから、桑田くんが受けて」

桑田「おうよ」

<三三七拍子!!フレフレフレッ!フレフレフレッ!フレフレフレフレフレフレフッ!ワーーーーー!Aチーム!!!

桑田「うるせぇ!黙って大人くししてやがれ石丸!」

<う、うむ…

霧切「じゃあはじめ!」ピーーーッ


759: 2013/12/24(火) 22:05:39.95 ID:xHCzMKNBO

戦刃「はっ」バンッ

桑田「よっす」バンッ

バンッバンッバンッバンッ

ジェノ「呼ばれて飛び出てジェノサイダ~ァ!!!」

ジェノ「今度は通させないんだからぁ!!このピアス野郎!!」ギャハハハ!!

桑田「取らせるかよ!」

バンッバンッ!バーンッバンッバンッバンッ!!

桑田「よっ!」バンッ!

ジェノ「あぁん、もうっ!!」

<うおおおお!!!桑田くんグッジョブだ!!!

桑田「ああああ、調子狂うな!パスッ」バンッ

苗木「うおっと」バンッ

バンッ、バンッバンッ、バンッ!

朝日奈「とりゃあー!」ズシャー

苗木「うわうわうわっ!!戦刃さん!」バーンッ

戦刃「まかせて!」バンッ

バンッバンッバンッバンッバンッバンッ!!

十神「おい腐川!」

ジェノ「はいはーい!!そこの女止まれやぁ!!」ギャハハハ!!

戦刃「パスッ!!」バーーーンッ

大和田「な、高っ!遠距離射撃か!?」

桑田「よっと!」ヘディング

ジェノ「なにいぃ!!いつの間にゴールにいぃ!?」

山田「こ、こないでくださいい!!」

桑田「いくぜっ!」

山田「いひゃああああ!!!」かがみ

バッシューーーーン!!!

霧切「2-3」ピーーーッ





760: 2013/12/24(火) 22:12:57.21 ID:xHCzMKNBO

>>応援席

石丸「うおおおお!!桑田くんんんん!!!」ガタッ!

舞園「ちょっと石丸くん落ち着いて」

江ノ島「んぁ?やっと決めたの?」ふわぁ

不二咲「フレフレッA班!フレフレッ桑田くん!かっこいいよぉ!!」わくわく

セレス「最初の頃より連携が取れ出した気がいたしますわね。これはまだまだ分かりませんわ…」ふふふ

石丸「ウムム………」うずうず

761: 2013/12/24(火) 22:23:11.56 ID:xHCzMKNBO

………
……

バンッバンッバンッバンッバンッ

戦刃「パスッ」バンッ

苗木「よっと!桑田くん!」バーンッ

桑田「任せろ!」

バンッバンッバンッ!!

ジェノ「おらおら!そこまでだ!」

<横だ!

桑田「!…フン!」バンッ

戦刃「おっしゃ!」バンッ

<うおおおおお!!

ジェノ「横にパスだとおおお!?」

戦刃「うおりゃああああ!!」

バンッバンッバンッ!!

戦刃「桑田くん!」バンッ

桑田「うおりゃあああ!」

山田「ややめてええええ!!!」ひー

バッシューーーーン!!!

霧切「3-3」ピーーーッ

<ブラボーー!!!


桑田「へっ!ゴールがザルすぎんだよ!このブーデー!!」

朝日奈「ちょっとおおお!何してんのよおお!!」

山田「だってぇ…怖いんですぞぉ……」


762: 2013/12/24(火) 22:32:05.90 ID:xHCzMKNBO

大和田「やべぇぞやべぇぞ追いつかれたぞ…」

朝日奈「あんたはちっとはボール取りなさいよ!!」

大神「うむ…、我がキーパーをした方がいいのだろうか…」

十神「フン、そうだな。それがいいだろう」




戦刃「やばいね、あっちキーパー変えてくるみたい」

桑田「マジかよ!くっそー」ポリポリ

苗木「大神さんならボールを全身で受け止めてきそうだから難儀だね…」


石丸「ちょっと君達!いいかね!」

763: 2013/12/24(火) 22:49:13.95 ID:xHCzMKNBO

石丸「えっほえっほ…」よろよろ

桑田「おいテメェ!大人しくしてろっていってんだろ!」

石丸「ハッハッハッハッ!静聴したまえ!!僕は応援席から相手チームを観察していてある事実に気づいたのだ!それを君らに教えてくれよう!!」よろよろ

石丸「…の前に苗木くん、少し肩を貸してくれ」

苗木「あ、うん…で、いまの本当!?」

桑田「ホントなんだろうなあ?つまんねぇことだったらシメんぞ!?」

石丸「ハッハッハッハッ!きっと有益な話さ。聞いて驚くがいい!」


石丸「腐川さんは視界が非常に狭い!!」


戦刃「どういうこと?」

石丸「先ほどの件で確信したんだのだよ。腐川さんは度の強いメガネをかけているからか、ほぼ正面しか見えていないようだ。先ほども桑田くんがゴールに移動していたことや、横にいた戦刃さんの存在に全く気づいていないようだった」

石丸「つまりっ!腐川さんの視界から外れるようなブレの大きい不規則なパスをすれば攻略が可能だ!フッハッハッハッハッ!!」

戦刃「なるほど!」

桑田「ほぉう。なかなかやるじゃねぇか」

苗木「すごいね!ボール回すことに夢中で全く気づいてなかったよ!」

石丸「ハッハッハッハッ!僕がいないことで負けてもらっては困るからな!!」

石丸「…足を引っ張るわけにもいくまい」

石丸「では、検討を祈るぞ!!ハッハッハッハッ!!」よろよろ…


苗木「とにかく、いまのアドバイスをもとに作戦を立てようよ!次はゴールまで正面突破じゃ通じないだろうし」

戦刃「うん!やろやろ!」

桑田「だな。うっし!シャクだけど石丸の分まで頑張ってやっか!」

764: 2013/12/24(火) 23:08:31.23 ID:xHCzMKNBO

………
……

霧切「えっと……Bチームが山田くんと大神さんをトレードね。Aチームは特に変更なしと、………じゃあはじめ!」ピーーーッ


ジェノ「ああ、もう!じれったいからあたしが最初のボール受けるねぇ~ん!!」ギャハハハ

十神「ふん!」バンッ

ジェノ「ああん白夜さまぁ!確かにあなたの愛を受け取りましたぁ~!」はぁあーん

ジェノ「いくぞオラアアアア!!!」

バーンッバンッバンッバンッバシューンバンッバンッ!バンッ!

戦刃「うおりゃぁ!」ズシャー

ジェノ「な、!」

戦刃「やりぃ~!」バンッバンッバンッ

ジェノ「また横からだどぉ…こざかしいいィィ~…」ギリギリ

ジェノ「返しやがれ!」ダダダ!

戦刃「残念でしたっ!」バッシューーーーン

桑田「よっと」ヘディング

ジェノ「クソヤロぉどもがあああああ!!!」

朝日奈「なんで!?腐川ちゃんが完全に攻略されてる!?」

朝日奈「さくらちゃん!!」

大神「ム、まかせろ…」

桑田「シュート!!」



桑田「…と、みせかけて!」パスッ

苗木「こっちだよっと!!」

バッシューーーーン

大神「んなっ、うおおおおおおおおおおお」

霧切「4-3」ピーーーッ

765: 2013/12/24(火) 23:15:04.58 ID:xHCzMKNBO

<うおおおおおおおおおお!僕は僕は感激しているぞおおおおお!!!ガタダダダンッ!

<ちょっとぉ!石丸くん落ち着いて!


桑田「やりぃ!苗木グッジョブ!」ハイタッチ

苗木「ハァハァ…すごい緊張した…」

戦刃「苗木くんカッコよかったよ!あと一点がんばろっ!」




ジェノ「くそおおおお……バカにしやがってえええ………」フシューフシュー

大神「すまぬ…」

朝日奈「さくらちゃんだけのせいじゃないよ!でも、まずったね…あっというまに追い詰められちゃった…」

十神「フン、あっちは腐川の弱点に完全に気がついたみたいだな…ならこっちは裏をかくだけだ」めがねくいっ

766: 2013/12/24(火) 23:37:30.43 ID:xHCzMKNBO

霧切「Aチームリーチ。あと一点でAチームの勝ちよ」

霧切「では、位置について…はじめ!」


大和田「い、いくぞ!?」バンッ

朝日奈「まかせて!」

バンッバンッバンッ

戦刃「ん、なにやらあちらもフォーメーションを変えてきたね…」

桑田「へ!今さら焦ってもおせぇんだよ!」

桑田「いまだ!もらった!」ズシャー

朝日奈「十神!」バンッ

戦刃「十神なら近くの私がマークして、…」

ジェノ「はいはーい!ジェノサイダーがテメェの前を通りますよー」バーンッ

戦刃「な、いつのまに!?」

十神「ふん、バカめ。視界の限界は誰にだってあるのだ」

十神「しかも腐川は動きは素早いからな」

ジェノ「まさに神出鬼没のジェノサイダー!!ギャハハハ!!」

桑田「でも、おめぇだって視界の弱点は…、」

朝日奈「腐川ちゃん!横!!」

ジェノ「ふん!あたしに同じ技が二度も通じると思うなっての!!」ビヨーーン!!

桑田「ハァ…?飛んだだとぉ…?」ズシャー

ジェノ「ギャハハハ!さすが白夜様ですうう!!」

バーンッバンッバンッバンッ!バンッ!バーンッ!!!

葉隠「…ふわぁ…ねみぃ………ってだ、だべえええええ!!完全に油断してたべええええ!!!」

桑田「くそっ!ゴールがらあきじゃねぇか!!」ダッ!

葉隠「た、たすけてくれええええええええひいいいいい!!!」

ジェノ「でも、ここであたしが打ってもつまんねぇかな?ガラ空きのゴールで打ってもつまんねぇしぃ~」ピタッ

桑田「なら遠慮なくとってやるよ!!」ダダダ!!ズシャー!!

ジェノ「なっ…!」




ジェノ「…なーんてね☆」キャピッ

バンッ!

桑田「なっ!?」

十神「ふん、反対側に人がいないとでも思ったのか」バンッ

ジェノ「はぁい!残念でェしたあァ!!!」ギャハハハ!!

バッシューーーーン!!

霧切「4-4」ピーーーッ

768: 2013/12/24(火) 23:43:24.43 ID:xHCzMKNBO

>>応援席

不二咲「ああ~!!」

江ノ島「ちょっとぉ!なにやってんのよぉ!!」

セレス「…ふふまた巻き返してきましたわね…賭けを変えなくてよかったですわ」

不二咲「え!賭けしてたの!?」

セレス「ふふふ。当たり前ですわ」


石丸「くぞぅ、この足が動けばっっ…」プルプル…

舞園「…結果がどうなっても安静にしておいてくださいね。止めるの大変なんですから…」はぁ…

769: 2013/12/24(火) 23:59:57.25 ID:xHCzMKNBO

桑田「……くそっ!舐めた真似しやがって!」ガンッ!

戦刃「まずいよ、お互いにリーチだ…」

苗木「一瞬も油断できないね…」



朝日奈「いえーい!さすが十神!噛ませなんて呼んでごめんね!」ハイタッチ!

十神「ふん、当然だろう…」

ジェノ「はん!あっちの手の内さえ把握できればこっちのもの!」

ジェノ「ああーん白夜さまぁ~もう最高!素敵!抱いて!!」ハァハァ

十神「フン…もしこのチームを勝利に導いてくれるというなら頭をなでなでするくらいはしてやらんこともない」メガネくいっ

ジェノ「うおおおおおおお!!俄然やる気出てきたああああああ!!!!」



>>応援席

石丸「がんばれ、がんばれ、がんばれ!!君たちならできる、できる、できる!!」

石丸「絶対に負けるんじゃないぞおおおおお!!!」

江ノ島「石丸うるさああああああい!!!でも負けんじゃないわよ苗木ィィ!!!」


不二咲「へーセレスさんそっちにかけるんだ。じゃあ、僕は反対側のチームに…」

セレス「ふふふ…後悔しても遅いですわよ」

770: 2013/12/25(水) 00:18:02.63 ID:cRAiFAVLO

霧切「じゃあそろそろ準備して」


桑田「あああ!もうこれ悩んでても仕方がねぇなここまで来たらやるしかねぇな!俺らのやることをやるだけだ!」

苗木「うん、もう楽しんだもん勝ちだよこんなの」

戦刃「だね!もうすでに十分楽しんでるけど!」

苗木「最後だからあれしたいな…」へへ

桑田「お、あれか?あれするか?」

戦刃「え?あれってなに?」

桑田「おい、お前も来いよ!」

石丸「よ、呼んだか…?」よたよた

桑田「ま、い・ち・お・う、チームメイトだし?」へへ

苗木「ははは、だね!じゃあ囲むよ!」

戦刃「あーあれね。はいはい」



桑田「…んと。まあなんだ。突然の石丸の乱入とか腐川が頭打って変になったりとか、石丸のケガとか…まあいろいろあったけどよ」

石丸「す、すまない…」

苗木「でも石丸くんがベンチですごく僕らのこと応援してくれてたの知ってるし」

戦刃「ちょっと強引なところは改めた方がいいと思うけど…」

桑田「まあ、結果なんだかんだ楽しめたし。…それでいいんじゃねぇの?」

戦刃「だからさ、勝っても負けても笑ってようね!!」

石丸「?ぅ……ぼくは、ぼぐはぁ!!」ズピー

苗木「さっそく泣いてどうすんのさ…」はは

桑田「じゃあ、苗木。お前が指揮を取れよ」

苗木「え、ぼく?」

苗木「じゃあ………みんな全力だしきるよ!!」


「「「「おーーーー!!!!」」」」






葉隠「………仲間に入れなかったからって別に泣いてないべ?」ズズッ

773: 2013/12/25(水) 00:36:07.16 ID:cRAiFAVLO

霧切「………いいかしら?じゃあ始めるわよ」ピーーーッ


桑田「いくぞぉ!苗木ィ!!」バンッ!

苗木「こいよォ!!うおおおお!!」バンッ!!

ジェノ「いくら気合を入れ直そうがむだだっつーの!!」ギャハハハ

ジェノ「ボールをおとなしく渡せやこのチビ介!!」ズシャー!

苗木「そ れ は 違 う よ ! !」バーーンッ!!

ジェノ「つ、強い!!」たじっ…

戦刃「ナイスパス!私だって負けてらんないんだから!!」

バンッバンッバンッバンッバンッバンッ!!!

朝日奈「それは私たちもだよ!!」

バンッバンッバンッ!バーン!バシュ!バーーンッバンッバンッバンッ!!

戦刃「体が軽い!こんな気持ちで戦うなんてはじめて!」

戦刃「もう、なにも怖くない…!!」バッシューーーーン!!!

朝日奈「なにこれ!早すぎ…腐川ちゃん!桑田をマークして!」ハァハァ

桑田「おら!苗木」ヘディング

ジェノ「こざかしいんだよおおお!!」ダダダッ!

ジェノ「おらァ!そのボールもらったぁ!!」ズシャー!!

苗木「なっ!」




苗木「…とでもいうと思った?」

戦刃「はーい、あなたの前をむくろちゃんが通りますよっと」ピョンッ!

ジェノ「はあぁあ!?」

桑田「はい、残念でした!ベロベロバー!!」ギャハハハ!!

ジェノ「このやろぉおおおおお」フシュー!!

戦刃「そのまま一気に決めさせて、もらうよ!!」

バッシューーーーン!!

ジェノ「くそがああああ!!おい[ピザ]!!取れなかったら八つ裂きにすっからな!!!」

山田「なっなっ!!ひっひいいいいい!!!」

山田「ぼ、ぼくだって、最後くらいいいとこ見せますぞ!!!!」

山田「うおりゃああああ!!!!!」デプゥーーン!!

桑田「なっ!あのブーデーお腹の肉で!!」

ピューーーン

苗木「あ、跳ね返ったボールが」

ジェノ「よくやった[ピザ]!!ギャハハハ!!」





ジェノ「」ボコッ…

774: 2013/12/25(水) 00:46:26.51 ID:cRAiFAVLO

ドッシーーーン!!

十神「おい!腐川!大丈夫か!」ゆさ!ゆさ!!

腐川「……ん、…」ピクッ…

腐川「え、なに…これ」キョロキョロ

十神「ま、まさか、元に戻ったのか!?」

腐川「な、なんの話?…まさかあいつが…!?」

十神「おい腐川!もう一度気絶してくれ!!頼む!!あいつがいないと困るんだ!!!」ガシッ!!!

腐川「ちょ、ちょっと!痛い!離して!」バシッ!!

十神「うおおおおおおおおおお」ガンッ!ガンッ!ガンッ!



霧切「腐川さんは大丈夫なのかしら…?」

腐川「な、なんの話か分からないけど、私、頭がぐわんぐわんするから保健室に行かせてもらうわ」よたよた…

十神「腐川あああああああああ」


桑田「おいメガネ。さっきはよくも俺に俺に舐めた真似してくれやがったじゃねぇか。覚悟は出来てんだろうな?」バキッボキッ

戦刃「前からそのメガネかち割りたいと思ってたんだよねぇ」バキッボキッ

苗木「ははは、十神くんにはいままでいろいろとお世話になったけど…今日は、ね?」ニコッ


十神「ああああ……」

朝日奈「ああーん!もう噛ませメガネぇ!!」うわーん!

775: 2013/12/25(水) 00:55:58.81 ID:cRAiFAVLO

………
……

桑田「うおりゃ!」

バッシューーーーン!!!


霧切「…ゲームセット!Aチームの勝利!!」

桑田「うおおおおおおお!!!!」

苗木「やったあああ!!!」

戦刃「いええええ!!!」

石丸「ぼぐば、ぼぐばぁ…!!」よたよた

石丸「ぼぼくばいま、もうれづにがんげきじてぃいるぞおおおお!!!」鼻水ブッシャー

舞園「ちょっと!石丸くん動かないでって言ったじゃないですか!もー!」




朝日奈「あーもう最悪ぅ!」はぁ

山田「もうサッカーなんて二度とやりたくないですぞ…」ハァ…

大神「ぬぅ……」

十神「」放心



>>応援席

江ノ島「やったぁー!苗木のチームが勝ったぁ!!」

セレス「………部屋に帰らせていただきますわ」ガタッ

不二咲「ちょ、ちょっとセレスさん!賭けに負けたからって逃げるのは悪いくせだよ!!」

776: 2013/12/25(水) 01:07:38.89 ID:cRAiFAVLO

………
……

江ノ島「なーえぎっ!おつかれっ!!」ぎゅー!

苗木「ちょ江ノ島さん」

江ノ島「ご褒美のチューだぞぉ!」

戦刃「なっ!それは苗木くんでも許さないんだから!!」

ギャアギャア


桑田「おい葉隠テメェ起きろ!」ガンッ!

葉隠「ひっ!…あ、もう終わったんか?」キョロキョロ

桑田「勝ったがずっと寝てたお前にはお疲れさま会の祝杯はやらねぇ」

葉隠「なっ!!そんなのなしだべええ!!許してくれってええええ!!!」




石丸「うううぅぅぅ…よかったよかったぁ!」プルプル

舞園「だ、か、ら!動かないでって言ってるでしょ!?怒りますよ!?」


………
……

なんとか見事勝利を納めた僕らはもう無我夢中で喜びあっていた

桑田くん、戦刃さん、石丸くん………葉隠くん

誰一人として欠けちゃいないんだ。みんなが一緒のチームでホントよかった!!!

桑田>>★★★
戦刃>>★★★
石丸>>★★☆ <これぞ青春だ!ハッハッハッハッ!

<…だべ?

784: 2013/12/25(水) 21:51:17.53 ID:/vLp6jvDO

☆ここまでのまとめ

苗木 >>> 平均値
大和田 >>> ヘタレ ★☆☆
石丸 >>> 暴君 ★★☆
不二咲 >>> パソコンオンチ ★★☆
桑田 >>> 肩関節不安定症 ★★★
十神 >>> 器用貧乏 ★★☆
山田 >>> 画伯 ★☆☆
葉隠 >>> お人好し ★★☆

大神 >>> 見かけ倒し ★☆☆
舞園 >>> 無愛想 ★★☆
江ノ島 >>> 存在感皆無(残念) ★★★
戦刃 >>> けが人(残念じゃない) ★★★
霧切 >>> バカ ★★★
朝日奈 >>> カナヅチ ★★☆
セレス >>> カモ ★☆☆
腐川 >>> 悪文作家 ★☆☆

持ち物>>>
話題の本
高級車の鍵
うごくコケシ
魔法使いウサミ



785: 2013/12/25(水) 21:53:23.23 ID:/vLp6jvDO
………
……

>体育館

苗木「えっとみんなジュースもった?…コホン。えー、まあ今日はいろいろとありましたが、お互いに今日は本当にお疲れさまでした!…えっと、じゃあ乾杯!」

「「「「かんぱ~い!!」」」」

カチーンッ!

江ノ島「はーい負けたBチームはしっかりお酌しなさいよねぇ~」

朝日奈「うぅ…いくら罰ゲームだからってこんな格好恥ずかしぃよぉ…」

大神「バニーとは…しかし、他にサイズはなかったのか?」ピッチピチ

大和田「男は執事服だからその点まだましか…」

江ノ島「ホントはおねえちゃんと苗木に着せる予定だったんだけどねぇ~まあこれはこれで面白いからいっか!…あっタメ口は禁止だからねっ?」キュルルン

江ノ島「おい、十神ィ!苗木のグラスが空いてんぞゴラ?」ファック!

十神「屈辱…」ぐぐぐ…

トポポポ…

苗木「えっと、ありがとう…」ははは

788: 2013/12/25(水) 22:04:08.99 ID:/vLp6jvDO
葉隠「おーい朝日奈っち!俺のグラスが空いてるぞ~!」ギャハハハ

朝日奈「あ!?」キッ

葉隠「ひいいい!!ちょっとした冗談だべええええ!!??」


腐川「わたしはいやよ!?絶対に!だって関係ないじゃない!!」

戦刃「はいはーい。ジェノサイダーさんはこっちに来ましょうね~」ぐいぐい

腐川「いやああああああああ!!」

ギャアギャア


桑田「石丸ゥ!かんぱーい!」

石丸「ウム!」カチーンッ

ハッハッハッハッ


江ノ島「おいテメェそのリーゼントうぜぇんだよ!切っていいか??」ギャハハハ!!

大和田「それだけは勘弁してください…」トポポポ…


苗木(体育館の真ん中に仮設された立食パーティーはこんな真冬なのにコートを脱いでTシャツ一枚になりたいくらいすごい熱気と盛り上がりだ)

苗木(せっかくだから誰かに話しかけてみようかな)

安価2↓

791: 2013/12/25(水) 22:13:48.65 ID:/vLp6jvDO

苗木「石丸く…、」

石丸「やあやあ苗木くん!んんん?グラスが空いてるじゃないか!!おいなにをしている!!どんどん持ってきたまえ!!」

大和田「は、はい。すみません」

トポポポ…

苗木「あ、うん。ありがと…、」

桑田「ほらどんどん飲め飲め!!ほれイッキ!イッキ!!」パンパン

石丸「こら!イッキの強要はダメだぞ!!」ビシィ!!

桑田「それはお酒の話だろ!?これはジュースだからいいんだよ!!」

石丸「なるほどその通りだ!!お恥ずかしい!!忘れろ忘れろ忘れろビーーム!!」

桑田「なんだそれチョーウケんだけど!!」ギャハハハ!!

石丸「ハッハッハッハッ!僕だって面白いことの一つくらい言えるのだよ!!」

ガヤガヤガヤガヤ!!!

苗木(て、テンションたけぇ…)たじっ…

苗木(無茶振りされる前に退散しておこう…)


苗木(あ、あそこのグループに声かけてみようかな)

安価↓ キャラ三人分

797: 2013/12/25(水) 22:31:42.56 ID:/vLp6jvDO
大神さんは★3でした…訂正



不二咲「僕も悪かったからさぁ機嫌直してよぉ…」おろおろ

セレス「フン、お情けなどいらないですわ。それならいっそ詰ってくださった方がはるかにマシです」

不二咲「だからごめんってぇ…」


苗木「二人、どうしたの?」

舞園「なにやらセレスさんの賭けがまた外れたみたいで、すっかりへそを曲げたようです…はあ、相変わらずですよね…」

苗木「セレスさんのそれはもはや能力だからね…自分の意思と逆の目にはるとかしたらすごい武器になったりして…」ははは

舞園「それはそれで彼女のプライドが許さないのでしょう…」


セレス「…山田くん?ロイヤルミルクティーはまだですの?」イライラ

山田「はいいっ!ただいま!!」カチャッ

セレス「てめぇはいちいち動作がとれェんだよこのクソラードがあああああ!!!そんなんだから試合でええええええ!!!!!」ガッチャーーーン!!!

山田「ひいいいいい!!!八つ当たりはやめていただきたいですぞおおおおお!!!!」ブヒー!!


不二咲「もうやだ…」ぐすっ

798: 2013/12/25(水) 22:37:23.44 ID:/vLp6jvDO

舞園「さっきからずっとあんな感じなんです…」はぁ…

苗木「不二咲さんも災難だね…」

舞園「苗木くんも飛び火する前に退散した方がいいですよ…勝利側だし…」

苗木「そのほうがいいかもね」ははは…

舞園「セレスさんはわたしがてきとうにご機嫌とっとくので…苗木くんはパーティー楽しんでください」タッタッ


<セレスさん、ハンカチです。紅茶飛び散ってますよ?

<あら。お気遣いに感謝ですわ…



苗木「セレスさんはどうすればいいんだろうな本当」

苗木「よし、次はあっちのグループに顔を出すか」


安価↓ 3人のキャラクター

805: 2013/12/25(水) 22:52:49.33 ID:/vLp6jvDO

江ノ島「ぷっは~!…あんれぇ~グラスが空いちゃったぞぉ~??」キュルルン☆

十神「……おつぎいたしましょうか」

江ノ島「たりめぇだろうが!!てめぇはいちいち言われねぇとわかんねぇのかこの噛ませメガネ!!メガネかちわんぞ!!」ファック!!

十神「……御意……」ふしゅーふしゅー

トポポポ…

十神「……いつか必ず復讐してやるからな……覚えてろ」ぶつぶつぶつ

江ノ島「んー?なんか言ったかなぁ??噛ませメガネくんっ!よーく聞こえなかったからもう一度言ってもらえるかな??」キュルルン☆

十神「なんでも、ありません」ぎゅう…

江ノ島「うんうん!それでいいのです」

江ノ島「ああーあお腹空いたなぁ~パスタ食べたいかも~」チラッチラッ

朝日奈「ど、どうぞ…」

江ノ島「さすが朝日奈は気が利くねぇ~」ジロジロ

朝日奈「あ、あんまり見ないで、…ください」カーッ



苗木(なんで江ノ島さんが女王さま気取ってるんだ…)

807: 2013/12/25(水) 22:58:00.54 ID:/vLp6jvDO

江ノ島「十神もすこしは朝日奈を見習えってんだよ!!」ギャハハハ!!

江ノ島「ゴクゴク…ぶはぁ!おい、グラス空いたぞ~とぉがみぃ~」

十神「精進します………」

トポポポ…

江ノ島「せんきゅー」

十神「………チッ」


苗木(十神くん爆発寸前だ…これは避難しとかないと…)ささっ


苗木(他のところは…)

安価↓ 3人のキャラクター

813: 2013/12/25(水) 23:11:29.15 ID:/vLp6jvDO

霧切「いいわよ。自分でつげるから…」

大和田「いや、それだと困るっつー…んです。はい。おつぎいたしますので」

霧切「いいから。ジュース瓶貸して」

大和田「そんなことしたら俺…私が江ノ島さまに怒られてしまうんで、…」

霧切「もういい。あっちのお菓子とってくる」

大和田「ちょ!お菓子ならお…私がとってきますので、おめ…霧切さんはここにいてください!」

霧切「自分でできるって言ってんでしょ!!!」バンッ

大和田「だから勝手にされると俺も困るっつーてんだろ!!!」バンッ!!

戦刃「はぁーい、大和田アウトー!!」ガシッ

戦刃「盾子ちゃんのところでまた調教しなおさないとねーうぷぷ」ズルズル

大和田「い、いやだあああああああああ」ズルズル



苗木「戦刃さんがテンション上がりすぎてキャラぶっ壊れてきたよ…さすが江ノ島の姉…」


814: 2013/12/25(水) 23:18:24.33 ID:/vLp6jvDO

<あんれぇ~?大和田くんまたやらかしたのぉ??…どうやらテメェにはドきっついお仕置きが必要なようだな!!ジャキン

<やめてください!リーゼントだけは!!アイデンティティなんです!!毎朝セット大変なんです!!!

<おねぇちゃーん、こいつ押さえてて~

<わかったー ガシッ

<だれか!だれかたすけてくれえええええええ!!!




…いつの間にか、楽しかったはずの体育館は江ノ島さんの怒号と敗者の悲痛な叫びがこだまする地獄絵図とかしていた……


苗木「どうしてこうなった…」

815: 2013/12/25(水) 23:32:27.65 ID:/vLp6jvDO

………
……

舞園「あら、もういい時間ですね。6時です」

霧切「そうね…そろそろお開きにしましょうか…」

不二咲「そうだね!ね!セレスさんも帰って休もう?!」

セレス「ふんっ」


桑田「はあぁ~あ?もう終わりかよ~!?まだまだ全然騒ぎたりねぇ~っての!!」たりー

石丸「ム!ならば、僕の部屋で二次会と行こうじゃないか!朝まで騒ぎまくろう!!」ハッハッハッハッ!

桑田「え、マジで!?風紀委員的にどつなんそれ!?」

石丸「ハッハッハッハッ!今日は機嫌がいいからな!!特別に許可するぞ!!!」ハッハッハッハッ!!

桑田「おめーいいとこあんじゃん!!つーわけだからまだまだ騒ぎたりねぇーやつは石丸ん部屋こいよな!!!」

葉隠「おれは眠いからパ…」

桑田「葉隠は参加な」ズルズル

葉隠「なんでだべえええええええ!?!?」


十神「ということだ!もうお役御免だぞ江ノ島!!」

江ノ島「え~つまんなぃのぉ~ねぇ?」

戦刃「ねぇ~」

十神「今日の俺にした数々の仕打ちをしっかり覚えておくがいい…必ずやお前に…、」

江ノ島「おねぇちゃん!私たちも二次会しよぉ!!」

戦刃「いいね!賛成!!」

きゃははははは!!!

十神「聞けェ!!!」



腐川「……髪なんてまたすぐ伸びるわよ」はぁ

大和田「うっ…うっ…」グスッ


816: 2013/12/25(水) 23:38:23.04 ID:/vLp6jvDO

………
……

それからの後片付けは敗者チームがやるってことで(なんだかさすがに申し訳ないな…)、僕はいったん部屋に帰ってきた


>苗木の部屋


苗木「ふわぁ…疲れた」ぼふっ

苗木「…、このまま布団に倒れたら寝ちゃう!」バサッ

苗木「この余韻をもうちょっと味わっておきたいからな…」


1.どこかにいこうか(場所指定)
2.誰かに会おうか(人物指定)
3.やっぱ寝よう…

安価↓2

820: 2013/12/25(水) 23:42:33.36 ID:/vLp6jvDO

苗木「んん~……」

苗木「眠いけどどうせだから二次会参加しよっかな」やっこらせっと

苗木「どこの二次会に参加しよう…」


1.石丸の部屋
2.江ノ島の部屋
3.他のところでも二次会やってないか探そう

安価↓2

823: 2013/12/25(水) 23:56:00.47 ID:/vLp6jvDO

>石丸の部屋

ガチャッ…

苗木「どうも、みんなやって…、」


桑田「うおおおおおおおおお!!!」カチャカチャカチャカチャカチャ

石丸「まけるかああああああ!!!」カチャカチャカチャカチャカチャ

バタンバタンバタンバタンバタン

桑田「ぐわー!!負けたあーー!!!」うがぁーー!!!

石丸「ほう。こういうのは今までやったことがなかったがなかなか興味深いな!!つぎはこのミニゲームをやろう!!!」

葉隠「くかー」zzz


苗木「…な、なにやってんの?」

石丸「ム!苗木くんもきたのかね!!」

桑田「苗木おせぇーぞ!!っつかみりゃわかんだろ!バッタンドミノだよ!!」

石丸「桑田くんとマリオパーティーをやっているのだ!最初は舐めていたがこれがなかなか面白い!苗木くんもどうかね!?」

苗木「いやぼくは…、」

桑田「よーし!次はエンドレスでパラパラブックだ!!苗木のコントローラーはこれな!!」ブスッ

苗木「あ、うん…」

苗木(こりゃ徹夜かな…たはは)

825: 2013/12/26(木) 00:02:43.92 ID:0R5cs5+DO

………
……

<ピクー!ピクー!!

石丸「な!赤ピクミンが溺れてしまった!!」あわあわ

桑田「なにしてんだよ!川を渡れるのは青ピクミンだけだって言ったじゃねぇか!貸せっ!」バッ

<ピク!ピク~!

<ふぉおーん!ふぉおーん!

石丸「なっ!青ピクミンが溺れている赤ピクミンをッ……!!」

石丸「な、なんて素晴らしいゲームなんだ……ッ!!!」鼻水プッシャー!!

桑田「おいテメェ!コントローラーに鼻水飛ばしてんじゃねぇ!!」

ギャアギャア


苗木「スースー」zzz

葉隠「ぐがっ……くかぁー」zzz

826: 2013/12/26(木) 00:10:38.44 ID:0R5cs5+DO

………
……

ちゅんちゅん…

桑田「おーてめぇ…なかなかやるじゃねぇか…」カチカチ

バシューンドヒューン

石丸「桑田くんこそ…」カチカチ

バンッ!バスッバスッバスッ

桑田「な、てめぇはめ技とかきたねぇぞ…」カチカチカチカチ…

石丸「ハッハッハッ…先ほどのお返しだよ…」カチカチカチカチ…

桑田「このてめぇ…このやろ…」カチ…カチ…ふらっ

石丸「なんだこのやろうとは…」カチ……カチ…

バッターーーン

桑田「くかーっ…」zzz

石丸「ウム、桑田くん…なにをしておるのかね…」ゆっさゆっさ

石丸「ウ、まぶたが………」フラッ

バタンッ!

石丸「くかぁ……」zzz



すやすやすや……

827: 2013/12/26(木) 00:14:07.82 ID:0R5cs5+DO

………
……

苗木「んん…」

苗木「………あ、いつの間にか寝ちゃってた…」むくっ

苗木「あれ」


石丸「くかー…」zzz

桑田「くかーー…」zzz


苗木「ぷっ。覆いかぶさるように仲良く寝てる」

苗木「そっとしておこっかな」

ガチャ…

828: 2013/12/26(木) 00:19:22.48 ID:0R5cs5+DO

>苗木の部屋

苗木「え、12時前!?…昼前まで寝ちゃってたか…」あちゃー

苗木「まあ疲れてたしな…」


苗木「ま、でもいまはいっぱい寝てスッキリしたし、どこか遊びに行こっかな」


1.運動場
2.娯楽室
3.花壇
4.美術室

安価↓2

831: 2013/12/26(木) 00:27:28.46 ID:0R5cs5+DO

………
……

>娯楽室

セレス「……わからないですわ」

苗木(セレスさんっていっつもここにいるな)

セレス「………はぁ」

セレス「私はどうすれば…」

苗木(後ろに立っている僕の存在に気づかないほど深刻な悩みをお持ちのようだ)


1.しばらく様子を見る
2.なんか声かけてみる
3.セレスのツインカールをつかんでチョココロネー!!って叫ぶ

安価↓2

834: 2013/12/26(木) 00:40:29.50 ID:0R5cs5+DO

苗木(しばらく様子を見るか…)


セレス「ダーツは矢がささらないし…」

セレス「将棋をすれば持ち駒がなくなるし…」

セレス「オセロをすれば一面相手の色で染まってしまうし…」

セレス「裏か表かの賭けをすれば、必ずわたしが張った面と逆のものが出る始末…」

セレス「ビンゴゲームにいたっては中央の穴以外開けたことがない…」

セレス「なんでこうも私はギャンブルの神様から見放されているのでしょう…」

セレス「………はぁ」


苗木(もはやそこまでいったら立派な才能だよ…)

苗木(でも、このままずっと落ち込まれてても困るし…でも一人じゃ手に負えないよなこりゃあ…)

1.みんなに協力してらもらってやらせでもするか
2.負ける能力を違うことに生かせないかみんなで考えてみるか
3.徹底的にセレスさんの傾向を分析してみるか
4.他

安価↓2

845: 2013/12/26(木) 21:03:54.89 ID:Ubj2vF5wO

苗木(まずはセレスさんの傾向を徹底的に分析してみよう。もしかしたらなにか分かるかもしれないし)

苗木(かといって僕一人が対戦してもけちょんけちょんにしちゃうだけだし、誰に相談してみるか)

ソロ~…ガチャッ…

>廊下

苗木「さて、誰に協力を頼もうかな…」

安価↓ 三人のキャラクター

853: 2013/12/26(木) 21:46:08.22 ID:Ubj2vF5wO

………
……

苗木「…というわけセレスさんを助けるために、協力して欲しいんだ」

舞園「んで徹底的に分析…ですか…」

朝日奈「まいいけど、具体的に私たちはなにをすればいいの?」

苗木「いや、具体的にはまだ…、」

十神「なんだ。そんなてきとうな感じで俺は呼ばれたのか。帰るぞ」

苗木「いやいや、待ってよ十神くん!」

舞園「とりあえず、セレスさんの能力を分析して、傾向から対策を探ればいいんですよね…」

朝日奈「傾向ってもなあ…セレスちゃんって、勝負ごとときたらそれはもう相手がぐぅの音もあげれぬほどことごとく完敗しちゃうから。まあだから超高校級のカモなんだけど…」

十神「でも彼女は勝負こどをやめない…奇妙だな…」

苗木「そうなんだよね…いつも娯楽室で一人で特訓してるみたいだし、今日も…」

朝日奈「ん~難儀だねぇ…なにか方法ないかなぁ…」

十神「仕方ない。ここは俺がひと肌やろう…」

朝日奈「え?なにする気?」

十神「ふん、一つ考えがある。無論、お前たちにも協力してもらうぞ?」ふふふ

854: 2013/12/26(木) 22:03:58.66 ID:Ubj2vF5wO

………
……

>娯楽室

ガチャ…

十神「邪魔するぞ」

セレス「あら、十神くん」

苗木「やあ」ははは
朝日奈「どもーセレスちゃん」
舞園「お邪魔しますね」

セレス「…と、みなさんお揃いで。どうしました?」

十神「フン、俺たちと勝負をしろ」

セレス「……あら。一体なにを企んでおられるのやら」ふふふ

十神「気分だ」

セレス「まあいいでしょう…で、なにをいたしましょう?」

十神「そうだな…トランプゲームをしよう」


1.ババ抜き
2.大富豪
3.七並べ
4.他

安価↓2

857: 2013/12/26(木) 22:25:39.79 ID:Ubj2vF5wO

十神「ババ抜きだ」

セレス「あらシンプルでいいですわね」ふふふ

苗木「じゃあカードを配るね!」シャッシャッ

………
……

朝日奈「同じ数字のペアは捨ててっと…」

十神「……ではセレスから時計回りにしよう。セレス、俺、苗木、舞園、朝日奈の順番だ」

セレス「あら、では遠慮なく…どれを取ろうかしら」

苗木(ん、十神くんのカードがこっちから丸見え…)

十神「…」チラッ

苗木(わざとこっちに見せてるのか!しかも手札にはババのカード!)

セレス「ふふ、明らかに他の手札より飛び出してるのがありますわね…」

セレス「古典的な仕掛けですわね。えらく舐められたものですわ」

十神「ふん、ならばどうする」

セレス「もちろん隣のカードをひかせてもらいますわ」スッ



セレス「とみせかけて、あえてこの飛び出ているの取らせていただきます」バッ!!

セレス「ふふふ、警戒して隣のを取るだろうという作戦はお見通しでしてよ…」



セレス「……………」

十神「どうした」

セレス「なんでも、ありませんでしてよ…?」ググ…

苗木(いまセレスさんの顔が思いっきりゆがんだのを見逃さなかったぞ…)

860: 2013/12/26(木) 22:38:33.07 ID:Ubj2vF5wO

………
……

朝日奈「っと…よし、一組揃った!」ポイッ

舞園「では、次は私がセレスさんから…」

セレス「………」グッ

苗木(うわ、真剣すぎて目が怖っ!)

舞園「じゃあこのカードを…」

セレス「………」ほっ

舞園「…とみせかけてやっぱりこっちにしますね」パ…

セレス「………」ぐぬぬぬぬ…

舞園「あの、カードおさえないで離してください…」ぐぐぐ

セレス「ふんっ」ぱっ

舞園「わ。ちょっと、急に離さないでくださいよ…あ、揃いました」

861: 2013/12/26(木) 23:04:50.24 ID:Ubj2vF5wO

………
……

朝日奈「あがりっ!」

十神「残るは苗木と舞園とセレスだな」

舞園「……じゃあ私はこれで」ぱ…

セレス「………」ぐぐぐ

舞園「ふんぬっ!!」バッ!!

セレス「っ……」

舞園「はい。私も上がりです」ポイッ

苗木「じゃ、じゃあセレスさん僕のをひいてくれるかな…」はは

セレス「わかりましたわ…」スッ…

セレス「ふふふふふ!!揃いましたわ!!あと二枚でしてよ!!!」ふふふふふ!!!ポイッ!

苗木(僕はあと一枚なんだけどな…)

セレス「さあ!どうぞ!」

苗木「あ、うん。じゃあとるね…」

セレス「………」チラッ…チラッ…

苗木(目は口ほどに物を言う)パッ

苗木「………あがり」ポイッ


セレス「……………」

864: 2013/12/26(木) 23:28:07.63 ID:Ubj2vF5wO

………
……

朝日奈「追い出されちゃったね…」

十神「フン。だが俺の予想は確信に変わったぞ」

舞園「…というと?」

十神「単純な話だ。あいつは確かに警戒心が強く、慎重だ」

十神「だがそれ以上に喜怒哀楽が表情に出やすい。あいつはポーカーフェイスのつもりなんだろうが…」

十神「よく観察してみると、考えていることが無意識な目の動きや手の力の入り具合から手に取るように分かる」

十神「また裏をかきすぎて逆に自分の首を締めている節もある…」

苗木(厄介だな…)

十神「その無意識の行動をどうにかできれば、いまより幾分かは改善されそうな気はするんだが…」




866: 2013/12/27(金) 00:44:18.80 ID:UiGQd2d3O

………
……

セレス「…で、これはなんの真似ですの?おちょくるのもいい加減にしないと怒りますわよ…?」

苗木(頭をすっぽり覆うみかん袋…あ、ウィッグは穴をあけて出してるけど…)

十神「次はこの状態でインディアンポーカーだ」

インディアンポーカーとは、カードを一枚自分に見えないように額に乗せ、相手のカードだけをみて駆け引きをしながら、最終的に相手より大きいカードを持っていた方が勝利というゲームである

十神「言うまでもなくこれは"言葉だけ"で駆け引きをするゲームだ」

苗木(なるほど、表情を消して駆け引きの練習をさせるのか…)

セレス「なにを企んでいるのかしりませんが、このセレス、勝負ことなら受けて立ちますことよ」ふふふ

苗木「じゃあ、二人ともこの山札から一枚取ってくれる?」

十神「フン」10




セレス「これでいいのかしら?」1



苗木「」

869: 2013/12/27(金) 00:51:42.19 ID:UiGQd2d3O

今日はあんまり進められませんでしたが、あまりにねむいので…おやすみんさい


874: 2013/12/27(金) 22:24:03.53 ID:UiGQd2d3O

セレス編再開!

875: 2013/12/27(金) 22:25:13.96 ID:UiGQd2d3O


朝日奈「」
舞園「」
十神「」

セレス「どうしたのですか十神くん?表情が引きつってましてよ?」ふふふ

十神「いや失礼、コホン………フン、そのカードさすがに変えた方がいいんじゃないのか?そんなカードではさすがにこちらもつまらないというものだ」

セレス「ふふふふふ!!そんなやっすい挑発には乗りませんことよ??どうやら私の数字があまりに大きすぎてどうにかして変えたいとお思いのようですわね。…まさかJOKERとかなのかしら?」

苗木(逆だよ!!!)

セレス「それに比べてあなたはなんと中途半端な数字…はあ、相手になりませんわ…」

十神「大丈夫だ。お前には負けてない」

セレス「強がりを…ふふふ」

十神「……じゃあせーので開けてみるか?」

セレス「いいですわよ?」


せーの!


セレス「」

十神「フンだから言っただろう…」

877: 2013/12/27(金) 22:27:34.18 ID:UiGQd2d3O


セレス「…ふふふ。これは練習ですわ」ぷるぷる

苗木(練習だったんだ)

十神「…まあいい。じゃあいまから文句無しの三本勝負だ。いいな?」

セレス「いいですわ。…今のカードはこちらによけておきますわね」

苗木(さりげなくもう一度1をひく可能性を除外したー!!)

シャッシャッ

十神「いくぞ」

十神「フン」4

苗木(お、十神くんもなかなか低いな。これはあるいは…)


セレス「……ふふふ。今度こそ勝利を確信いたしましたわ…」2


苗木「ああああああああ」

878: 2013/12/27(金) 22:39:38.44 ID:UiGQd2d3O

十神「お前…………」

セレス「あら今度こそ強いカードを引いてしまいました?ふふふ。まあどんなカードが出てもあなたのカードには負けえませんわ」

十神「ふん、お前のよりも弱いというなら俺のも相当だな…」

セレス「…………変えましょう」

苗木(おっセレスさん手札交換か)

セレス「こちらに捨てて山札から取り直せばいいの、です、…ね」

苗木(うわ、表情がみえないけど自分の手札だったカードをみてすごい顔がゆがんだのがみえた!!)

セレス「……取りますわね」サッ


セレス「…いかがですか」3


苗木(ちょっと上がったんだけどな…)

882: 2013/12/27(金) 22:51:15.52 ID:UiGQd2d3O

………
……

十神「どうやら俺の見当違いだったようだ…あいつは表情以前にすこぶる勝負運がない。原理は謎だがあいつが引くカードは常に俺のカードを下回っている…ある意味すごいことだ…」

朝日奈「あの様子だとサイコロの目で勝負しても、絶対相手のものより下の目を出したり…」

舞園「ダーツにいたってはかすりもしない、とか言ってましたね…」

はああぁぁぁ…

十神「お手上げだ。表情だけならなんとかなると思ったんだが、あいつはある種呪われている」

朝日奈「どうにかしてあげたいんだけど、こればっかりはね…」

舞園「…今度は私が試していいですか?」

十神「なにか策があるのか?」

舞園「ふふ、彼女の能力を逆手に取るんです…」

884: 2013/12/27(金) 23:10:38.22 ID:UiGQd2d3O


………
……

セレス「はぁ…今度はなんですか?耳栓して椅子に縄で縛られてみましょうか?」

舞園「ふふ…今度は私と組んでやってみましょう」

苗木「今度は二人一組で協力して戦うんだ。内容は簡単。最初に配られた5枚の手札の中からお互いの組で考えて順番に出しあうんだ、それで大きかった組の勝ち」

朝日奈「私が苗木とのタッグね」

セレス「なるほど、いいでしょう。これも駆け引きというわけですね」

苗木「じゃあ配るよ」

サッサッサッ…

舞園「苗木くんストップ」

苗木「え?」ピタ

舞園「残りの3枚は私の目をみて配ってみてください」

苗木「わ、わかった」

サッサッ…

セレス「さて、ご開帳ですわよ…」ペラっ

1.1.10.13.11

舞園「想像通り、って感じですね…」

セレス「き、KINGが私の手札に……?」ぷるぷる

886: 2013/12/27(金) 23:26:16.86 ID:UiGQd2d3O

舞園「…セレスさんは相手の初手をどう予想しますか?」

セレス「そうですわね…数字の大きいものを初手に出してきそうな予感がいたしますわ。ここはあえて数字の小さいものを出して様子を…」

舞園「そうですか分かりました」

苗木「いい?じゃあせーの、だよ」

せーの!

舞園「はいっ」11

セレス「な、なにを!?」ガタッ



朝日奈「あちゃ~マジかぁ…こんくらいで余裕だと思ったのにぃ」5


セレス「え?え?勝ちました?え?」

887: 2013/12/27(金) 23:56:45.29 ID:UiGQd2d3O

舞園「次は?」

セレス「えっと…そうですわね」

舞園「直感でお願いします」

セレス「相手は次こそは勝ちにくるはずですから大きめの数字を出してくるはずですわ…」

舞園「わかりました」


せーの


舞園「はいっ」10

朝日奈「え~また強いの出してきたか~ミスったぁ…」6


セレス「ど、どういうことです、これは…」

舞園「さあどんどん行きましょう。次は?」

………
……

舞園「トドメです!」13

朝日奈「くっそー最後の最後にデカイの残してたかー」12

セレス「え?」

苗木「あー負けたー」

セレス「え?」

舞園「セレスさん!勝ちましたよ私たち」ぽんぽん

セレス「……え?」

889: 2013/12/28(土) 00:54:38.90 ID:pUMyGyM6O

舞園「…こほん。以上により、セレスさんの能力の分析を終わります」

セレス「え?」

セレス「…私、勝てたんですか?」

舞園「勝てたんですよ。セレスさんのおかげで」

セレス「私のおかげ…」

セレス「……勝利の宣告はこれほどまでにうれしいものなのですわね……」ぶわっ

舞園「よかったですね、セレスさん」よしよし

セレス「勝てましたわ。私勝てたんですわ…うふふふふ…」

………
……

セレス「…なるほど。そういうことでしたのね」

朝日奈「つまりセレスさんの直感の逆の目を張ればいいってことだね!」

十神「なるほど。セレスの能力を逆に利用したのか…」

舞園「この性質さえ押さえればタッグチームにおいては無敵ですよ」

セレス「………」

セレス「…ですが、こんなの勝ったうちにはいるのでしょうか…」

セレス「だって私自身は…何も」

苗木「そんなことないよ!だって…」


1.だってこれはセレスさんにしかできないことじゃないか!!
2.協力して勝つって素敵なことだよ!!
3.他

安価↓2

892: 2013/12/28(土) 01:12:30.97 ID:pUMyGyM6O

苗木「協力して勝つって素敵なことだよ!!」

セレス「協力…」

苗木「セレスさんはいままでずっと一人での勝ちにこだわりすぎていたんた。でもそれは間違ってて、そんなんじゃいつまでたっても状況は変わりはしないんだよ!!」

苗木「セレスさんの能力はタッグを組むことで始めて輝くものなんだよ!!」

セレス「そうですわね…たしかに、いつかみんなを見返してやると自力で勝つことにこだわり、協力して勝つという発想をすっかり失念しておりましたわ」

セレス「………」

セレス「………はあ、そうですわ。そうでしたのね…」

セレス「………なんだか、楽しくなってきましたわ…」ふふふ

十神「フン、よかったな」

セレス「そうですわね…では次は苗木くんとタッグを組んでみようかしら…」ふふふ

朝日奈「じゃあ次は何をする~?」

セレス「ではもう一度ババ抜きなんていかがでして?」

893: 2013/12/28(土) 01:31:16.61 ID:pUMyGyM6O

その後のババ抜きはセレスさんが直感を僕に伝え、僕はその逆の目を張るというコンボで見事三人を蹴散らすことができた。

セレスさんもすっかり勝利の味を覚えたみたいで、次はあれを!これを!と片っ端からゲームに付き合わされてなかなか頭が疲れてしまった…

…でも嬉しそうだからいっか
よかったね、セレスさん!

★★★<ふふふ!




………
……

>苗木の部屋

苗木「…しかしセレスさんなかなか解放してくれなかった…」がくっ

苗木「今日はずっとセレスさんに付き合ってたな…まあでも解決してよかった。ほんとうに」

苗木「…ふわぁ…ねむい…」

苗木「……今日はもう寝よう…」もぞもぞ

苗木「明日もいいことありますように」

苗木「……おやすみなさい」すー


………
……

894: 2013/12/28(土) 01:39:51.22 ID:pUMyGyM6O

くう疲

てかそろそろ900っすね
当初は軽い気持ちで始めたのにいつの間にかこんな笑

まだまだ書いてないキャラいるし、こりゃ次スレ立てた方がいいかな…てか年内に終わるかな…

もし次スレ立てるとしたら
苗木「超高校級の欠点か…」??「完結編」
みたいな感じにしようとおもうので、

以下5レス、??のキャラを投票おねがいします、また今後のリクエストもあれば

903: 2013/12/28(土) 17:33:58.34 ID:pUMyGyM6O

残り100ほどをどうするか悩んだんですが、今日から時系列的にクリスマス編(のはず)なのでキリよく新スレ立ててきます!

ここはまたHTML依頼すればいいのかな?

とりあえず、新スレでもよろしくお願いします

906: 2013/12/28(土) 18:03:38.29 ID:AfL6Jj4BO

☆ここまでのまとめ

苗木 >>> 平均値
大和田 >>> ヘタレ ★☆☆
石丸 >>> 暴君 ★★☆
不二咲 >>> パソコンオンチ ★★☆
桑田 >>> 肩関節不安定症 ★★★
十神 >>> 器用貧乏 ★★☆
山田 >>> 画伯 ★☆☆
葉隠 >>> お人好し ★★☆

大神 >>> 見かけ倒し ★★★
舞園 >>> 無愛想 ★★☆
江ノ島 >>> 存在感皆無(残念) ★★★
戦刃 >>> けが人(残念じゃない) ★★★
霧切 >>> バカ ★★★
朝日奈 >>> カナヅチ ★★☆
セレス >>> カモ ★★★
腐川 >>> 悪文作家 ★☆☆

持ち物>>>
話題の本
高級車の鍵
うごくコケシ
魔法使いウサミ

907: 2013/12/28(土) 18:08:01.48 ID:AfL6Jj4BO

………
……

ちゅんちゅん…

苗木「んん…」のびー

苗木「まだ、ちょっと筋肉痛が残ってるな…」パキポキ

苗木「……二度寝するか」もぞもぞ


ピンポーン!ピンポーン!!


苗木「んんん!誰だよもー!」ガバッ

ガチャ


誰だ?

安価↓2

911: 2013/12/28(土) 18:29:28.42 ID:AfL6Jj4BO

苗木「あ、江ノ島さ…、」

江ノ島「グーモーニーン!なえぎきゅん☆」ぎゅう!

苗木「ぐるじい…」バンバン

江ノ島「えへへー今日もかわいい苗木きゅんに私様からお届けものでーす!」ペラっ

江ノ島「ハンコはここにお願いしまーす」ちゅー

苗木「あうんありがとうね」ははは

江ノ島「もうイケズぅ~」

苗木「えっとなになに…」

………

クリスマス会のお知らせ

今日の夜、食堂でクリスマス会するからみんなふるって参加してね~

来なかったら罰ゲームだぞ☆

………

苗木「あ、今日クリスマスか。てかずいぶん急じゃない?」

江ノ島「だってあたしも今朝おねぇちゃんに言われて気づいたんだも~ん!だからいまおねぇちゃんと協力して人集めに奔走しているの~!」きゅるるん☆

江ノ島「ま、そういうわけだからまた夜に食堂こいよな!…あ、プレゼント交換すっからちゃんと持って来いよ!?じゃあな!!」ファック!!

タッタッタッ…

苗木「え?プレゼントってそんな急に…あ、行っちゃった」


苗木「プレゼント急いで買いにいかなきゃ…」

どうしようか…

1.だれか誘って外に出てみる?
2.ガチャガチャですますか
3.ここでいままで取ったアイテム使わずいつ使うんだよ!

安価↓2

914: 2013/12/28(土) 18:40:51.16 ID:AfL6Jj4BO

苗木「学校はガチャくらいしかないし…ろくなものでないし…外に出て買いに行こうかな」

苗木「でも正直このあたり詳しくないしな~だれか誘おうか。詳しそうな人…」

………
……

朝日奈「…で私?まいいけど。私もちょうど買いにいかなきゃってなってたところだし」

朝日奈「で、どこにいく?確か学園の近くならいろいろ案内できると思うけど」

苗木「どんなのがある?」

朝日奈「うーん、例えば…」


1.大型ショッピングモール
2.若者向けのショップ街
3.高級志向のデパート
4.ディスカウントショップ

安価↓2

917: 2013/12/28(土) 18:56:47.54 ID:AfL6Jj4BO

朝日奈「若者向けのショップ街、とか?あそこならみんなが好きそうなのいっぱいあると思うし…」

苗木「じゃあそこ行こっか?」

朝日奈「…二人で?」

苗木「あ、他の人も誘った方がよかって?」

朝日奈「…ま、苗木ならいっか。さ、いこいこ!」

………
……

ザワザワ…ザワザワ…

朝日奈「ここだよ!」

苗木「うわ~あんまりこういうところはきたことがないから緊張するな。時期的にカップルも多いし」ははは

朝日奈「もう、変なこと言わないでよ!行くよ!」スタスタ

苗木「あ、うん。…あ、あそこの店良さげじゃない?なんの店かな?」

朝日奈「あ、あの店有名なんだよ!確か…」


1.パワーストーンのお店
2.かわいらしい雑貨屋
3.イケイケな服屋
4.アクセサリーショップ

安価↓2

921: 2013/12/28(土) 19:13:32.94 ID:AfL6Jj4BO

朝日奈「そう、パワーストーンのお店!」

苗木「パワーストーンか!おしゃれでいいかも、入ってみようよ」

………
……

苗木「へー詳しくないけど、いっぱい種類があるんだね~」

朝日奈「そうそう小石みたいなのから、ネックレス型までいろんな種類のがあるんだ。もちろん、色や形にもそれぞれ意味があって…あ、そうそうここのブレスレットは店員さんにオリジナルのものを作ってもらえることで有名なんだよ!」

朝日奈「一度来たいな~って思ってたんだ!」わくわく

苗木(朝日奈さんがすごく楽しそうに店内を見て回ってる。どうせだしなんか聞いてみよっかな)


1.やっぱアクセサリーとか興味あるの?
2.僕もオリジナルのもの作ってもらおっかな
3.朝日奈さんはプレゼントどんなのにする予定?

安価↓2

924: 2013/12/28(土) 19:34:58.71 ID:AfL6Jj4BO

苗木「僕もオリジナルのもの作ってもらおっかな」ははは

朝日奈「え!本当に!いいじゃんいいじゃん作ってもらいなよ!わたしも作ってるところ見たいし!」

朝日奈「あ、すみません~オリジナルブレスレット作って欲しいんですけど!」

………
……

店員「今日はどのようなものをお作りしましょうか。例えば…プレゼント用ですか?それともご自宅用ですか?」

苗木「(一応プレゼントのていでつくろうかな…)プレゼント用でお願いします」

店員「ふふ、お隣の彼女さんへのプレゼントですか?」

苗木「え?いや…、」

朝日奈「ち!違います!!そのただのクラスメイトですから!!!」ガタッ

店員「あらごめんなさい、とっても仲が良さそうにお見受けしたので…」ふふ

朝日奈「…もう失礼しちゃう」ぷいっ

苗木「ははは…」

店員「…プレゼント用ですね。ではコンセプトはいかがなさいましょうか?例えば金運、恋愛運、仕事運、…他にもあげたいもののイメージをいってもらえばこちらでオススメをお作りすることもできますよ?」

苗木「えっと、そうだなぁ…」


1.みんなの絆がより深まる感じの…
2.心が落ち着いてリラックスできるような…
3.みんなから愛される人になれる感じの…
4.心に火が付くかんじの情熱的な…

安価↓2

929: 2013/12/28(土) 20:32:03.99 ID:AfL6Jj4BO

苗木「みんなの絆がより深まる感じの…」

朝日奈「いいね!それいいと思う!」

苗木「そうかな」はは

店員「ふふ、クラスメイトの方にあげるのかしら?かしこまりました。しばらくお待ちくださいませ…」

………
……

店員「…こんな感じでいかがでしょうか?」シャラン

朝日奈「うわー素敵な色!私も欲しくなってきたなぁ…」

苗木「ほんとだキラキラしててきれいだね!」

店員「ありがとうございます。ではこちらの包紙でラッピングしておきますね」



絆のブレスレットを手に入れた!

930: 2013/12/28(土) 20:48:27.09 ID:AfL6Jj4BO

苗木「いい買い物だったね」

朝日奈「私も自分用に作ってもらっちゃった!ねぇねぇ似合うかな?」シャラン

苗木「白色と淡いピンクと赤の石が朝日奈さんの肌にはえてとってもいいと思うよ!」

朝日奈「ほんとに?うれしー」えへへぇ

苗木「ちなみにどういうイメージで作ったの?」

朝日奈「うんとねぇー、このピンクの石は女の子らしさ、赤の石は恋愛運だよ」

苗木「白は?」

朝日奈「白は、…」


朝日奈「困難に立ち向かう勇気…」


朝日奈「そのためのパワーをくれる石なんだって!えへへぇ」

931: 2013/12/28(土) 21:21:27.78 ID:AfL6Jj4BO

朝日奈「それはそうと、私もプレゼント決めなきゃなー」

苗木「案はあるの?」

朝日奈「ん~とね。プレゼントが誰に当たるかわかんないし、無難なキャラクターもののペンとかノートとか考えたんだけど、普通すぎるかな~」んー

苗木「じゃああそこの雑貨屋いってみる?他にいいのも見つかるかもだし」

朝日奈「そうだね。入ってみよ」

………
……

カランカラン…

朝日奈「うわーかわいいー!」

苗木「ファンシーな雰囲気の店だね…あれ、あそこにいるのってもしかして…」


誰がいた?

安価↓2

934: 2013/12/28(土) 21:35:08.40 ID:AfL6Jj4BO

苗木「大和田、くん……?」

苗木(え、なんでこんなファンシー趣味な店に大和田くんいるの?え?めっちゃ浮いてるんだけど?)

大和田「………!!」サッ

苗木(あ、気づいて隠れた…)

大和田「……あっ!」ガシャーン

苗木(隠れた勢いでリーゼントが陳列棚に引っかかって倒れた…)

大和田「す、すみません!すみません!」おろおろ

店員「い、いえ…」

朝日奈「?……あれ大和田?なんでいんの?」

大和田「よ、よう」はは

苗木「大和田くんもプレゼント?」

大和田「ん、まあな」

大和田「てかお前ら二人か?はっはっまさかデー…、」

朝日奈「違うし!リーゼントちぎるよ!!」

大和田「じょ、冗談じゃねぇかよ…」

朝日奈「もう男子ってすぐそういう話に持って行くんだから…」ぶつぶつ

苗木(せっかくだから大和田くんとなにか話そうかな)


1.大和田くんはひとり?
2.何を探してたの?
3.他

安価↓2

938: 2013/12/28(土) 21:52:40.96 ID:AfL6Jj4BO

苗木「何を探してたの?」

大和田「んーと、ペンとかノートとかでいいのねぇかなーってな。ほらこの犬のやつとかかわいくね?」

朝日奈「え!かぶった~最悪ぅ!変えてこよ!」タッタッ

大和田「な、なんだよ…」

苗木「でもいいと思うよそれ。てかほんとに大和田くんって犬好きだよね」

大和田「だろ!?実物には触れねぇから、せめてこういうグッズを集めてんだよ。この店にもよく来るんだぜ?」

苗木(よく来るんだ…)

大和田「じゃあ買ってくるわ」タッタッ


苗木「朝日奈さんはいいのあった?」

朝日奈「えへへ、あっちの方でいいの見つけちゃった~」

苗木「え、なになに?」

朝日奈「ひ、み、つぅ~」えへへぇ

朝日奈「私も買ってこよーっと」タッタッ

940: 2013/12/28(土) 22:09:12.06 ID:AfL6Jj4BO

苗木「なんとかみんな買えたね~」

朝日奈「よかったぁ~クリスマス会楽しみだなぁ」わくわく

大和田「…やっぱこれ自分用にしよっかな」ぶつぶつ

苗木「じゃあそろそろ戻る?」

朝日奈「そうだね、もう昼すぎだし。ついでだから昼食べていこっか」

苗木「そうだね。お腹空いてきたかも」

朝日奈「じゃああそこ入ろー」

大和田「明日同じの買いにくるか…」ぶつぶつ

………
……

>ファーストフード店

苗木「あ、ミスドじゃないんだ。いま全員が突っ込んだよ」

朝日奈「私だって毎日ドーナッツばっか食べてるばっかじゃないんだからね!あ、このセットで」

大和田「ハッピセットのこの犬のやつ…ひとつ…」

941: 2013/12/28(土) 22:17:21.37 ID:AfL6Jj4BO

………
……

朝日奈「でねー桑田がさくらちゃんにねー」

苗木「へぇー」もぐもぐ

大和田「……いいなこれ」カラカラ…

朝日奈「もうマジありえないよねー」もぐもぐ、チューー

苗木「はは、それはちょっとひどいね」ははは

大和田「………お、あそこに座ってるやつらもしかして」

朝日奈「あ、ほんとだ!気づかなかったよ。おーい!」



安価↓ キャラクター3人

945: 2013/12/28(土) 22:35:43.06 ID:AfL6Jj4BO

山田「ん?おお!みなさんお揃いでしたか!!」

腐川「あら全然気づかなかったわ…」

霧切「………あ、苗木くん」もぐもぐ

苗木「みんなもプレゼント買ってたの?」

腐川「まあ、そんなところかしら…」

霧切「腐川さんたちとはさっきそこで会ったの」

山田「その様子ですと苗木誠殿もプレゼントを買いにきたようですな!何かいいのは買えましたかな?」

苗木「うん、まあ楽しみにしててよ。山田くんもなにか買ったの?」

山田「ふふーん。僕はですね、迷ったのですが、結局自分にしかできないものをプレゼントにすることにしましたぞ!!」

苗木(絵か…)

朝日奈「腐川ちゃんは?」

腐川「なんで言わないといけないのよ…」

朝日奈「いいじゃんそのくらい~じゃあ霧切ちゃんは?」

霧切「カメ」

朝日奈「え?」

霧切「カメ」

948: 2013/12/28(土) 23:07:40.81 ID:AfL6Jj4BO

………
……

腐川「でもクリスマス会っていうけど、具体的に何をするつもりなのかしら…」チューー

山田「そういえばそうですなあ。朝、急に言われましたし」むむむぅ

朝日奈「プレゼント交換と…このまえのお疲れさま会的な立食パーティーとかかな?」

山田「どうせならビンゴ大会とかそういうミニゲームも欲しいところですなぁ~」

大和田「まあ戦刃が主催みたいだからなんとかなるだろ。そういやーなんかギリギリまで準備するとかいってたな」

苗木「江ノ島さんが変なことしなければいいけど」ははは

大和田「………俺の髪…」ズーン

腐川「そういえばそんなこともあったわね」

山田「あれ?ていうか大和田殿その髪は…」

大和田「ウイッグだよ!悪りぃかゴラァ!」ダンッ!!

山田「す、すみませええええん!」ぶひぃー

951: 2013/12/28(土) 23:25:50.54 ID:AfL6Jj4BO

朝日奈「あ、もう2時だ!」

山田「むむ!もうそんな時間でしたか!いやぁー皆さんと話しているとあっという間に時間が過ぎてしまいますなあ」

腐川「すっかり長居しちゃったわね…」

苗木「じゃあそろそろ戻ろっか。ね、霧切さ…、」

霧切「ちょっと待って急いで片付けるから」もぐもぐもぐもぐ

苗木「ゆっくりで、いいよ?」ははは

………
……

953: 2013/12/29(日) 00:07:08.64 ID:Z08lO3qIO

ねます!

959: 2013/12/29(日) 16:28:46.29 ID:Z08lO3qIO

>苗木の部屋

苗木「とりあえず部屋に戻ってきたわけだけど、夜のパーティーまでまだまだ時間あるな…」

苗木「とりあえず買ったプレゼントはしまっておいて」

苗木「よし、どこかに行こう」


1.中庭
2.音楽室
3.運動場
4.美術室

安価↓2

962: 2013/12/29(日) 16:42:47.51 ID:Z08lO3qIO

………
……

>中庭

苗木「中庭とかあんまり来たことないかも…」

苗木「植物係りが育ててるパンジーとかチューリップがたくさん植えてあるんだよね」

<よーし、よしよし…大人しくしてろよ…

苗木「…ん?奥に誰かいるのかな…」

大和田「よーしよしいい子だ…そのままだぞ…」じり…じり…

犬「くぅん?」

苗木(すごいへっぴり腰で子犬に手を伸ばしている大和田くんがいる…)

大和田「もうすこし、もうすこしだ俺…」じりじり…

犬「きゃん!!」

大和田「ひっ!」ビクゥ!

犬「きゃんきゃん!」タッタッ!!

大和田「あ、こら待て!!…あーったく」

ガサッ

大和田「ん?げっ、苗木いたのかよ」

苗木「あ、うんいまきたとこ」ははは

大和田「み、みてたのか…」

苗木「えっと、その、ごめん…」

苗木(気まずい……)


1.触ろうとしてたんだ?
2.子犬かわいいよね
3.今日もリーゼントいかすね
4.やっぱ怖い?
5.他


965: 2013/12/29(日) 17:04:18.27 ID:Z08lO3qIO

苗木「えっと、子犬かわいいよね」ははは

大和田「いいよなー子犬。ああー触りてぇ…」はぁ…

苗木「あれ大和田くんって見る専門とか言ってなかったっけ」

大和田「ん、まあ…でも触れるならやっぱ触りてぇよそりゃあ…」はぁ…

苗木「ふーん…」

苗木(なんか昔のトラウマでもあるのかな…)


1.噛まれるのが怖いとか?
2.触るコツ教えてあげるよ
3.他

安価↓2

968: 2013/12/29(日) 17:43:51.80 ID:Z08lO3qIO

苗木「…噛まれるのが怖い、とか?」

大和田「ん………」

大和田「………まあな」ぽりぽり

苗木「トラウマとか?」

大和田「……小せぇ頃、近所の番犬に殺されかけたことがあってな」

大和田「牙のある動物は子犬でもやっぱダメなんだよ……どうしても足が震えちまっていけねぇ……」

大和田「情けねぇよな…こんなんじゃいつまでたっても兄貴に顔向けできねぇよ…」ぎゅう…


1.誰にだって苦手なものはあるよ!
2.きっとあともう少しだよ!諦めないで!
3.段階を踏んだらいいんじゃないかな?

安価↓2


971: 2013/12/29(日) 18:27:15.68 ID:Z08lO3qIO

苗木「段階を踏んだらいいんじゃないかな?」

大和田「…どういうことだ?」

苗木「犬が怖いんならさ、そこをゴールにして少しづつ違うことで慣らしてしけばいいんじゃないかな?」

大和田「…ネコとかか?」

苗木「ネコのが下手したらハードル高いよ…」ははは

大和田「じゃあカメとかか?」

苗木「今度はハードル低すぎるような気がするけど…まあいいや」ははは…

苗木「とにかく比較的大人しくて、騒がない動物から段階を踏んで行けばいいんだよ!」

苗木「例えばうさぎとかオススメだよ」

大和田「なるほどな…やっぱ子犬が一番好きだからずっとそれにこだわってたが…やっぱそれじゃダメだったんだな」ぽりぽり

大和田「おっしゃ!じゃあさっそく今度動物園のふれあいコーナーいってうさぎ触ってくっか!なんか勇気出てきたぜ。ありがとよ、苗木!」へっへ

苗木(またシュールな図が…)

大和田「俺が触れるようになったらまた一緒に動物園めぐりしような!」

大和田くんとまた少し仲良くなれた気がした

★★☆<バウッ!

972: 2013/12/29(日) 18:41:48.54 ID:Z08lO3qIO

その後は大和田くんの犬に対する情熱をひたすらぶつけられた。これだけ熱意があれば、いつか犬に触れる日もくるかな?…相変わらず突然茂みから飛び出してきたネコにすごくビビってたけど

………
……

>苗木の部屋

苗木「ネコにひっかかれた…」いてて…

苗木「大和田くんはそれをみて物陰で逃げ隠れちゃったし…」

苗木「ま、いいや。もうちょっとくらいどこかに遊びにいこうかな」


1.視聴覚室
2.教室
3.廊下を散歩

安価↓2

975: 2013/12/29(日) 20:59:59.06 ID:g5sIMfufO

>教室

腐川「……」かきかき

ガラガラ…

腐川「!……あ、苗木」サッ

苗木「あれ、腐川さん?教室に一人でなにしてるの?(いまなにか隠したよな…)」

腐川「別に大したことじゃないわ…い、いちゃあ悪い?」

苗木「いや、別にいいんだけど…」ははは

腐川「………じゃあ私は帰るわ。またね」ガタッ

苗木「え、ちょっと!せっかくだしなにか話そうよ」

腐川「…………」

腐川「……まあいいけど、何か話すようなことある?」

苗木(そういえば腐川さんとは二人で話す機会ってあんまりなかったな。せっかくだから気になってることをぶつけてみようかな)


1.山田とのその後
2.サッカーでの騒動について
3.腐川さんの書く文章について

安価↓2

978: 2013/12/29(日) 21:45:00.24 ID:g5sIMfufO

苗木「そういえばこの前のサッカー大会の…、」

腐川「やめてよ!私の前でいまそいつの名前を出さないで!!」ガタンッ!

苗木「え、あ…その、ごめん…」

腐川「…!え、あ……」

腐川「急にどなってごめんなさい……」

苗木「あ、うん……」はは…

腐川「………」

苗木(気まずい…)

腐川「………」

腐川「………」チラッ

苗木「ど、どうしたの?」

腐川「……話の顛末は聞いたわ…その…ずいぶんとあいつが迷惑をかけたみたいね。ごめんなさい…」

苗木「いや、僕はなにかされたわけじゃないし、それに腐川さんとは別人格?っていうのか…とにかく腐川さんが悪いわけじゃ…、」

腐川「違うわ。私の責任なの」

腐川「……いつかはみんなに話しておいた方がいいとはずっと思ってたんだけど、結局今日の今日まで打ち明ける勇気が持てなくて、…あんなことに…」

腐川「………私の不甲斐なさが招いた結果だわ」しゅん…

苗木(理由は深く知らないけど、腐川さんは自分の責任だと思い込んで落ち込んでいるみたいだ…なんとかして励まさないと)


1.いつでもみんなに相談してくれたらいいんだよ!
2.僕でよかったら詳しく聞かせてほしいな…
3.詳しくは知らないけど、あんまり自分を攻め過ぎたらだめだよ?

安価↓2

981: 2013/12/29(日) 22:09:19.31 ID:g5sIMfufO

苗木「その…詳しくは知らないけど、あんまり自分を責め過ぎたらだめだよ?」

腐川「………優しいのね」

腐川「………」

腐川「………苗木には、いつか絶対話すわ……」チラッ

腐川「でもいまはまだ無理なの。気持ちの整理がまだついてないから……ごめんなさいね」

苗木「いいよ、腐川さんが話したい時に話してくれたら。待ってるからさ」

腐川「…………ありがとう…」

腐川「できるだけ、早めにケリをつけるわ…」

苗木(とりあえずいまは腐川さんが話してくれるまで待つか…)

………
……

982: 2013/12/29(日) 22:57:17.06 ID:g5sIMfufO

>苗木の部屋

苗木「とりあえず、腐川さんとは一旦別れてプレゼントを取りに部屋に帰ってきたけど…」

苗木「7時前か…そういえば具体的な時間を言われてなかったような気がするけど、そろそろ顔出せばいいのかな?」

苗木「よし、……プレゼントを確認して。食堂いくか」

………
……

>食堂

<ザワザワ…

苗木「あ、もう何人かきてるみたいだな」

ガラガラ…

誰がいた?

安価↓ キャラクター5人


988: 2013/12/29(日) 23:12:49.96 ID:g5sIMfufO

野郎しかいねぇ…笑

そうですね、では今度こそ新スレ立ててきます!
このまま引き続き新スレでクリスマス編投下していきます~

苗木「超高校級の欠点か…」江ノ島「完結編だゴラァ!」【前編】


引用: 【安価】苗木「超高校級の欠点か…」