195: 2010/09/08(水) 23:28:55.27 ID:BVLLLsSO
朝
上条「あれ? 御坂じゃん。おーい御坂!」
美琴「ア、アンタか……ハァ」
上条「おいおいなんだそりゃ、いつもの元気はどうしたよ?」
美琴「うっさいわね……こっちは朝食抜きで元気が出ないの……」
上条「朝食抜き? 寝坊でもしたのか?」
美琴「いや、そうじゃなくて、今ダイエット中なのよ」
上条「……ダイエット?」ピクッ
美琴「ハァ、男は良いわよねー、そこまで体重のこと気にしなくて良いし……」
上条「ふっざけんなよ!!」
美琴「えっ?」
上条「ダイエットのために朝食を抜いただと? お前はそれで良いと思ってんのかよ!?」
美琴「ちょ、ちょっと落ち着いて」
上条「太ったからダイエットしたい! 少しでも痩せて見られたい! その気持ちは解る、でもなぁ! そんなことじゃ朝食を抜いて良い理由になんかならないんだよ!」
美琴(ダメだ……説教タイムだ)
上条「あれ? 御坂じゃん。おーい御坂!」
美琴「ア、アンタか……ハァ」
上条「おいおいなんだそりゃ、いつもの元気はどうしたよ?」
美琴「うっさいわね……こっちは朝食抜きで元気が出ないの……」
上条「朝食抜き? 寝坊でもしたのか?」
美琴「いや、そうじゃなくて、今ダイエット中なのよ」
上条「……ダイエット?」ピクッ
美琴「ハァ、男は良いわよねー、そこまで体重のこと気にしなくて良いし……」
上条「ふっざけんなよ!!」
美琴「えっ?」
上条「ダイエットのために朝食を抜いただと? お前はそれで良いと思ってんのかよ!?」
美琴「ちょ、ちょっと落ち着いて」
上条「太ったからダイエットしたい! 少しでも痩せて見られたい! その気持ちは解る、でもなぁ! そんなことじゃ朝食を抜いて良い理由になんかならないんだよ!」
美琴(ダメだ……説教タイムだ)
196: 2010/09/08(水) 23:29:50.22 ID:BVLLLsSO
上条「いいか御坂! 朝食を抜いてまうと、昼食のときに余分にエネルギーを摂取したり、空腹の影響でいつもより多量の昼食をとってしまう事もあるんだ! それに朝食抜きにより、栄養が身体に回らないと、体温の低下や肌の質の低下等様々な弊害が生まれるんだ! そのうえ、脳内の栄養も不十分になるために集中力が保たずに授業や仕事に集中できなかったり、ひどいときには頭痛を起こすことだってあるのさ! さらに、朝食を食べるという行為は一日の始まりな訳だから、食べなければ脳がまだ寝たままの状態だと勘違いして一日中眠気が覚めないことだってあるんだよ!!」
美琴「そ、そんなこと言ったってもう遅いのよ。私の朝食はもう……無いんだから」
上条「いいぜ」
美琴「?」
上条「テメェがまだそんなことを続けるなら……」
上条「まずはそのふざけた減量は俺がぶち[ピーーー]!!」ガボッ
美琴「! モガッ……これは」ムシャムシャ
美琴「そ、そんなこと言ったってもう遅いのよ。私の朝食はもう……無いんだから」
上条「いいぜ」
美琴「?」
上条「テメェがまだそんなことを続けるなら……」
上条「まずはそのふざけた減量は俺がぶち[ピーーー]!!」ガボッ
美琴「! モガッ……これは」ムシャムシャ
197: 2010/09/08(水) 23:30:56.55 ID:BVLLLsSO
上条「BLTサンドだ。ベーコン、レタス、トマトそしてそれらを包むパン。まんべんなく栄養を短時間で摂取出来る。それでも不安なら野菜ジュースか牛乳をドリンクとして飲めば良い。カ口リーも高く無いから、ダイエット中でも安心だ」
美琴「これで……私はちゃんとダイエット出来るのかしら……」ムシャムシャ ゴックン
上条「さあな、痩せるか痩せないかは本人のやる気次第だ。けどな、やり過ぎて身体を壊したら元も子もないんだ。ダイエットをするのなら無理無く自分のペースで進めて行くことだ」
美琴「わかった、私……頑張る! 頑張って黒子を見返してやるわ!」
上条「おう、その意気だ! じゃあ俺はこれで……」
美琴「早速ランニングよ!」ガシッ
上条「へ?」
美琴「朝ご飯食べたから、いつもより調子良いわよぉ!」
上条「なんで上条さんは引きずられているのでせうかぁ!?」
美琴「うぉぉぉぉ!!!」ダッダッダッダッ
上条「不幸だー!」ズルズル
美琴「これで……私はちゃんとダイエット出来るのかしら……」ムシャムシャ ゴックン
上条「さあな、痩せるか痩せないかは本人のやる気次第だ。けどな、やり過ぎて身体を壊したら元も子もないんだ。ダイエットをするのなら無理無く自分のペースで進めて行くことだ」
美琴「わかった、私……頑張る! 頑張って黒子を見返してやるわ!」
上条「おう、その意気だ! じゃあ俺はこれで……」
美琴「早速ランニングよ!」ガシッ
上条「へ?」
美琴「朝ご飯食べたから、いつもより調子良いわよぉ!」
上条「なんで上条さんは引きずられているのでせうかぁ!?」
美琴「うぉぉぉぉ!!!」ダッダッダッダッ
上条「不幸だー!」ズルズル
198: 2010/09/08(水) 23:31:41.18 ID:BVLLLsSO
昼
上条「まさか神裂が学園都市に来てたなんてな」
神裂「はい、仕事で来ていたのですが、もう終わりましたし」
上条「しかも昼食をおごって貰えるなんて……悪いななんか」
神裂「いつもあの子がお世話になっていますし、これくらいどうってことありませんよ」
店員「ご注文はお決まりでしょうか?」
上条「あ、ハンバーグランチと」
神裂「ミックスサラダを一つ、ノンオイルソースで」
店員「かしこまりました。少々おまち下さい」
上条「あれ神裂?サラダだけで良いのか?」
神裂「ええ……まぁ」
上条「? まぁいいや。ドリンクバー行くけどなんかいる?」
神裂「お水をお願いします」
上条「ハイハーイ、了解です」(さっきから水しか飲んで無いな)
――――――――――――――――
店員「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」
上条「頂きます」
神裂「頂きます」イソイソ
上条(サラダに乗っているソーセージスライスを小皿に除けている?)
上条「神裂、お前もしかしてダイエットしてるのか?」
上条「まさか神裂が学園都市に来てたなんてな」
神裂「はい、仕事で来ていたのですが、もう終わりましたし」
上条「しかも昼食をおごって貰えるなんて……悪いななんか」
神裂「いつもあの子がお世話になっていますし、これくらいどうってことありませんよ」
店員「ご注文はお決まりでしょうか?」
上条「あ、ハンバーグランチと」
神裂「ミックスサラダを一つ、ノンオイルソースで」
店員「かしこまりました。少々おまち下さい」
上条「あれ神裂?サラダだけで良いのか?」
神裂「ええ……まぁ」
上条「? まぁいいや。ドリンクバー行くけどなんかいる?」
神裂「お水をお願いします」
上条「ハイハーイ、了解です」(さっきから水しか飲んで無いな)
――――――――――――――――
店員「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」
上条「頂きます」
神裂「頂きます」イソイソ
上条(サラダに乗っているソーセージスライスを小皿に除けている?)
上条「神裂、お前もしかしてダイエットしてるのか?」
199: 2010/09/08(水) 23:32:31.93 ID:BVLLLsSO
神裂「は、はい。最近少し体重が増えて来たので……その……ダイエットを」
上条「それでサラダしか食わないのか?ソーセージも残すのか?」
神裂「カ口リーの少ない野菜だけ食べておけば痩せることが出来ると昔誰かに聞いたもので」
上条「その食生活、いつからやってるんだ?」
神裂「一週間くらい前からです。しかし中々体重はへらな……」
上条「ふっざけんなよ!!」
神裂「!!」
上条「アンタはそれで良いのかよ!? 一切肉類を食べられない生活で満足なのかよ!?」
神裂「そ、それは……」
上条「それでサラダしか食わないのか?ソーセージも残すのか?」
神裂「カ口リーの少ない野菜だけ食べておけば痩せることが出来ると昔誰かに聞いたもので」
上条「その食生活、いつからやってるんだ?」
神裂「一週間くらい前からです。しかし中々体重はへらな……」
上条「ふっざけんなよ!!」
神裂「!!」
上条「アンタはそれで良いのかよ!? 一切肉類を食べられない生活で満足なのかよ!?」
神裂「そ、それは……」
200: 2010/09/08(水) 23:33:12.99 ID:BVLLLsSO
上条「いいか神裂! 野菜しか食べないと確かに体重は減る、でもなぁ! そんな極端な食生活を続けると栄養が偏って生活習慣病に掛かりやすくなるんだ! しかも野菜しか消化しない胃は、最終的には野菜しか受け付けない、他の食べ物を食べてもすぐに吐き出すように、つまり拒食症になってしまうんだぞ! しかもダイエットに成功しても結局はその食生活から戻ろうとした時栄養を多く摂取してしまってリバウンドしちまうんだよ! しかも……」
神裂「うっせーんだよ! このど素人が!!」
上条「なっ!」
神裂「私だって頑張ったんですよ! バナナダイエットにヨーグルトダイエットに色々試してみた、でも駄目だった! 私の体重は減らなかった! もう私にはこれしか無いんですよ!」
上条「いいぜ」
神裂「へ?」
上条「テメェがまだそんなことを続けるって言うのなら……」
上条「まずはそのふざけた減量は俺がぶち[ピーーー]!」ガボッ
神裂「モガッ……これは、鶏のささみ?」
神裂「うっせーんだよ! このど素人が!!」
上条「なっ!」
神裂「私だって頑張ったんですよ! バナナダイエットにヨーグルトダイエットに色々試してみた、でも駄目だった! 私の体重は減らなかった! もう私にはこれしか無いんですよ!」
上条「いいぜ」
神裂「へ?」
上条「テメェがまだそんなことを続けるって言うのなら……」
上条「まずはそのふざけた減量は俺がぶち[ピーーー]!」ガボッ
神裂「モガッ……これは、鶏のささみ?」
201: 2010/09/08(水) 23:34:14.70 ID:BVLLLsSO
上条「ささみはたんぱく質などの必須栄養素が多く含まれていて、それでいてローカ口リーだ。その食感や風味からサッパリとした味付けの料理になりやすくダイエットには効果的だ。全く摂取しないなんてことはしてはいけない。適度に色々なものを摂取するのが大切なんだ」
神裂「それでは……私はもうこんな苦しいことを続けなくて良いのですね」
上条「ああ、無理に食生活を変えなくとも運動すればいいんだ」
神裂「分かりました! 私、ちょっと走ってきます」ガタッ
上条「さ、さすが聖人、今店を出たところなのにもう見えなくなっちまった」
上条「それにしても神裂の顔……輝いてたな」イケメンAA
店員「お客様、伝票をここに置いておきますね」
上条「あれ? 今日は神裂のおごり……」
上条「上条さんは財布持って来てませんよ……」
上条「不幸だーー!!」
神裂「それでは……私はもうこんな苦しいことを続けなくて良いのですね」
上条「ああ、無理に食生活を変えなくとも運動すればいいんだ」
神裂「分かりました! 私、ちょっと走ってきます」ガタッ
上条「さ、さすが聖人、今店を出たところなのにもう見えなくなっちまった」
上条「それにしても神裂の顔……輝いてたな」イケメンAA
店員「お客様、伝票をここに置いておきますね」
上条「あれ? 今日は神裂のおごり……」
上条「上条さんは財布持って来てませんよ……」
上条「不幸だーー!!」
202: 2010/09/08(水) 23:34:57.09 ID:BVLLLsSO
夕方
姫神「突然だけど。私はダイエット中」
姫神「かれこれ二週間も甘いものを我慢している」
姫神「しかし私の手には今。クレープが握られている」
姫神「ここで食べてしまっては全てが水の泡」
姫神「けど。ちょっとくらいなら……」
上条「ひめがみぃぃぃ!!」ダッダッダ
姫神「か。上条君!?」
上条「教えてやるよ! お前のその優しい減量はまだ終わっちゃいねぇってことを!」ガブッ
姫神「私のく。クレープが!」
上条「確かにダイエットに糖分は天敵だ……ムシャムシャ……けどな、あまり無理して拒み続けるとストレスがたまって、肌や脳にも優しく無いんだ」ゴクン
姫神「じゃあ。クレープ食べても。良かったんじゃ……?」
上条「こんなチョコシロップにホイップ、カスタード、バニラとストロベリーのアイスにコンデンスミルクをかけたクレープが良いと思ってんのか?」
姫神「そ。それは……」
上条「テメェがまだそんなことを続けるって言うのならまずはそのふざけた減量は俺がぶち[ピーーー]!」ガボッ
姫神「これは……クッキー?」
姫神「突然だけど。私はダイエット中」
姫神「かれこれ二週間も甘いものを我慢している」
姫神「しかし私の手には今。クレープが握られている」
姫神「ここで食べてしまっては全てが水の泡」
姫神「けど。ちょっとくらいなら……」
上条「ひめがみぃぃぃ!!」ダッダッダ
姫神「か。上条君!?」
上条「教えてやるよ! お前のその優しい減量はまだ終わっちゃいねぇってことを!」ガブッ
姫神「私のく。クレープが!」
上条「確かにダイエットに糖分は天敵だ……ムシャムシャ……けどな、あまり無理して拒み続けるとストレスがたまって、肌や脳にも優しく無いんだ」ゴクン
姫神「じゃあ。クレープ食べても。良かったんじゃ……?」
上条「こんなチョコシロップにホイップ、カスタード、バニラとストロベリーのアイスにコンデンスミルクをかけたクレープが良いと思ってんのか?」
姫神「そ。それは……」
上条「テメェがまだそんなことを続けるって言うのならまずはそのふざけた減量は俺がぶち[ピーーー]!」ガボッ
姫神「これは……クッキー?」
203: 2010/09/08(水) 23:35:45.75 ID:BVLLLsSO
上条「正確には、キャロットクッキーだ。砂糖は一切使わずにニンジンの持つ本来の甘さだけで作ったクッキーだ。しかも栄養もそこそこ取れる優れ物だ」
姫神「ありがとう。上条君」
上条「困った人間がいたら助ける。当たり前だろ?」
姫神「ところで。食べたクレープ代630円払ってくれる?」
上条「……」
姫神「……」
上条「じゃあな!」ダッ
姫神「逃げた!?」
姫神「それにしても。私の話だけ前の二つに比べて話が短い……」
姫神「こうやって。影が薄いのをまたネタにされるんだ……フフ」ズーン
――――――――――――――――
夜
上条「ただいまー」
イン「おかえりなんだよー」バクバク
上条「おい……冷蔵庫の前で何やってんだ」
イン「とうまが遅くて、おなかが減ってたんだよ」ムシャムシャ
上条「冷蔵庫……空っぽ」
イン「早く晩ご飯作って欲しいかも」グヒグビ
上条「インデックス……」
イン「なーに?」ガツガツ
上条「お前は少しは減量しろぉぉぉぉ!」
完
姫神「ありがとう。上条君」
上条「困った人間がいたら助ける。当たり前だろ?」
姫神「ところで。食べたクレープ代630円払ってくれる?」
上条「……」
姫神「……」
上条「じゃあな!」ダッ
姫神「逃げた!?」
姫神「それにしても。私の話だけ前の二つに比べて話が短い……」
姫神「こうやって。影が薄いのをまたネタにされるんだ……フフ」ズーン
――――――――――――――――
夜
上条「ただいまー」
イン「おかえりなんだよー」バクバク
上条「おい……冷蔵庫の前で何やってんだ」
イン「とうまが遅くて、おなかが減ってたんだよ」ムシャムシャ
上条「冷蔵庫……空っぽ」
イン「早く晩ご飯作って欲しいかも」グヒグビ
上条「インデックス……」
イン「なーに?」ガツガツ
上条「お前は少しは減量しろぉぉぉぉ!」
完
204: 2010/09/08(水) 23:39:33.34 ID:BVLLLsSO
以上です。
その減量をぶち[ピーーー]
を思いついてから、ぶぁーっと書いて行ったらこうなりました。
ダイエットの知識とかはかじる程度にしか知らないので細かい部分が間違っていたりするかも知れません。
後、saga忘れてました……今気付きました。
その減量をぶち[ピーーー]
を思いついてから、ぶぁーっと書いて行ったらこうなりました。
ダイエットの知識とかはかじる程度にしか知らないので細かい部分が間違っていたりするかも知れません。
後、saga忘れてました……今気付きました。
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