1: 2009/03/10(火) 13:36:49.97 ID:t2TFjNS7O
JUM「え?何処に?」

真紅「背中だわ、背中」

チャリーン

JUM「・・で、何かあるの?」

真紅「特に何も・・・強いて言えば私が喜ぶぐらいだわ」

JUM「返せよ」
ローゼンメイデン 愛蔵版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
13: 2009/03/10(火) 14:33:20.93 ID:bAeU3/rA0
真紅「でもJUM、これには一つ問題があるのだわ」

JUM「なんだよ・・・・」

真紅「お金、体の中にあるから取り出せないのよ」

JUM(なんでコイツ金入れさせたんだ?)

15: 2009/03/10(火) 14:37:00.85 ID:bAeU3/rA0
真紅「取り出すには体を破壊するしかない・・・・・」

JUM「まて、もうお前の貯金箱設定はどうでもいい、語るのを止めろ」

真紅「お父様は私を作ったとき、ブタさん貯金箱にあこがれていたと言うわ」

JUM「語るなって言っただろうが!」

真紅「JUM、どうにかしてこの小銭を取り出してくれないかしら」

17: 2009/03/10(火) 14:40:36.92 ID:bAeU3/rA0
JUM(コイツ基本的に人の話聞かないのな)

真紅「さあ、はやく解決策を」

JUM「別に良いじゃないか、そのままだって。金ならまたやるからさ」

真紅「そういうわけには行かないのだわ」

真紅「このままでは歩く度に体の中を小銭が駆け回る事になってしまう」

真紅「・・・・・凄まじくうるさいわよ?」

18: 2009/03/10(火) 14:43:01.00 ID:bAeU3/rA0
JUM「・・・ならなんで小銭を入れさせたんだよ」

真紅「・・・・・から」ボソッ

JUM「あん?」

真紅「私の愛するJUMにもっと私の事を知ってもらいたかったからなのだわ!」

JUM(やばい、真紅可愛い・・・・)

20: 2009/03/10(火) 14:46:19.37 ID:bAeU3/rA0
JUM「それなら仕方ない、僕も真紅の為に一肌脱いでやるとするかな」

真紅(ちょろいのだわ。・・・・所詮中学生ね)

JUM「じゃあ、まずは一番古典的な方法から試してみるか」

真紅「・・・?(古典的?)」

ガシ

JUM「逆さまに振るんだよっ!」ぶんぶんぶんぶん

23: 2009/03/10(火) 14:48:44.54 ID:bAeU3/rA0
真紅「ごばああああああ!!!!」ぐんぐんぐんぐん

JUM「出ろ出ろ出ろ出ろッ!!!!」ぶんぶんぶんぶん

真紅(ぎゃああ、ちょろいなんて思ってごめんなさいなのだわ~!)

JUM「オラアアアア!!!!!」

24: 2009/03/10(火) 14:51:01.57 ID:bAeU3/rA0
JUM「出ないな・・・・」

真紅(これが因果応報・・・・お父様、真紅は東洋の神秘を知りました・・・・)

JUM「仕方ない、次の方法に移るか」

真紅「も、もう今みたいなのは勘弁なのだわ・・・」

JUM「心配するな、次はもっと静かな奴だから」

25: 2009/03/10(火) 14:52:17.24 ID:bAeU3/rA0
真紅「・・・それは?」

JUM「たけぐし」

真紅「それをどうするの?」

JUM「突っ込むの」

真紅「どこに?」

JUM「穴に」

28: 2009/03/10(火) 14:54:53.17 ID:bAeU3/rA0
真紅(お、犯される・・・!)

真紅「JUM,やっぱり別の方法に・・・」

JUM「ホラ横になれ、とれないだろ?」

JUM「・・・仰向けの方がいいな」

真紅(この姿勢、まるでJUMに押し倒されているよう・・・)

JUM「よし、入れるぞ」

31: 2009/03/10(火) 14:58:49.69 ID:bAeU3/rA0
真紅「・・・ん」

JUM「真紅の中、よく見えないな・・・・」

真紅「あ、JUM、そこは・・・!」

JUM「どこだ~?」ゴソゴソ

真紅「ああっ!」(JUM〈のたけぐし〉が中で動いてッ!)

JUM「あ、引っかいた」ガリッ

真紅「ああんッ!!!」

34: 2009/03/10(火) 15:02:42.43 ID:bAeU3/rA0
JUM「お~、みつけたみつけた」

真紅(やっと開放されるのだわ・・・)

JUM「よっ、ほっ、・・・中々出てこないな」

JUM「オイ真紅、お前穴広げたりとか出来ないのか?」

真紅「それが出来たらとっくにしているのだわ!」

40: 2009/03/10(火) 15:06:20.16 ID:bAeU3/rA0
真紅「て言うか、出来ないのならはやくどいてくれないかしら?」

真紅「こんな所翠の字にでも見られた日には・・・・」

JUM「む、なんだよ、人が折角親切でやってやってるって言うのに」

真紅「違うわ、あの子がこんな場面を見たら、発狂するでしょうという事よ」

真紅「ただでさえあの子は活躍の場が少ない雑魚人形なんですもの・・・」

43: 2009/03/10(火) 15:08:42.71 ID:bAeU3/rA0
真紅「その上あなたまで寝取られたとあっては最悪私たちの木を腐らせに来るわよ?」

JUM(あれ?僕こんなにもててたっけ?)

真紅「だから早くどいてちょうだ・・・」

翠星石「・・・なにやってるですかお前ら?」

46: 2009/03/10(火) 15:10:23.07 ID:bAeU3/rA0
JUM「あ・・・」

真紅(だから言わん乞っちゃ無い・・・)

翠星石「お、おま、おまおまおままままままま」

真紅「いけない!暴走する!」

翠星石「お前らぶっ潰してやるDEATHぅぅゥゥ!!!!」

48: 2009/03/10(火) 15:12:14.20 ID:bAeU3/rA0
真紅「奥義、絆パンチ!」ヒュボッ

JUM(誰との絆だよ)

翠星石「おぶっぐぅぅぅぅ!!!!」どっかーん

真紅「早く逃げましょう、JUM!」

JUM(翠星石・・・南無・・・)

51: 2009/03/10(火) 15:14:39.52 ID:bAeU3/rA0
真紅「はあ、はあ、ここまで来れば大丈夫なのだわ」

JUM「ところで、さっきの絆パンチって誰との絆だったんだ?なんか凄い音してたけど」

真紅「無論、我が命との絆よ」

JUM(僕じゃないのかよ!)

真紅「ホラ、そんなバカやってるうちに目的地に着いたわよ」

53: 2009/03/10(火) 15:16:45.60 ID:bAeU3/rA0
JUM(目的地?)

真紅「たのもー!たのもー!」

水銀燈「ハァイ・・・だれぇ?こんな昼間っから・・・・」

真紅「私よ、久しぶりね、水銀燈」

水銀燈「ゲエッ!真紅!」

63: 2009/03/10(火) 15:25:37.99 ID:bAeU3/rA0
水銀燈「アンタ、なんで私の家に来たのよ・・・」

真紅「もちろん、私の頼みを聞いてもらうためなのだわ」

水銀燈「私たち敵対関係よね?」

真紅「あら、あなたは可愛い妹が困っていると言うのに助けもしないというの?」

水銀燈「アンタなんか可愛くもなんとも無いわよ!」

64: 2009/03/10(火) 15:29:59.44 ID:bAeU3/rA0
~一方その頃桜田家~

蒼星石「やっほーう、遊びに来たよー」ガチャ

蒼星石「出来る事ならお茶請けとか出してくれても良いんだよー?」

蒼星石「おーい、のりさ~ん、誰も居ないのー?」

翠星石「・・・・・・」

蒼星石「ハ!あれは翠星石!」

蒼星石「どうしたんだい翠星石!一体何が・・・・」

蒼星石「・・・氏んでる」

69: 2009/03/10(火) 15:33:18.40 ID:bAeU3/rA0
真紅「・・・と言うわけなのよ」

水銀燈「へえ、それは大変ねえ・・・」

JUM(普通に悩み聞いてあげてるよコイツ)

水銀燈「お金の事は放って置いて、まずは翠星石をどうにかした方が良いんじゃないの?」

水銀燈「あの子目が覚めたらまた修羅と化すわよ?」

真紅「え~・・・また戻るのだわ・・・」

水銀燈「仕方ないから私もついていってあげるわよ・・・」

JUM(・・・僕のハーレムが着々と形作られていくな)

71: 2009/03/10(火) 15:35:33.53 ID:bAeU3/rA0
~桜田家~

蒼星石「これは・・・・密室殺人だ!」

蒼星石「いや、殺人形といった方が正しいかな・・・」←上手い事言ってちょっと得意げ

蒼星石「犯人は誰だ!犯人は・・・・」

蒼星石「とっちゃんの名にかけて僕がこの事件を解決してみせる!」

73: 2009/03/10(火) 15:38:31.27 ID:bAeU3/rA0
真紅「ただいまなのだわ~」

JUM「ただいま~」

水銀燈「ただいま~」



JUM「翠星石無事かなあ・・・・」

真紅「大丈夫でしょう、命をかけた絆とは言え、あの子がそう簡単にやられるわけ無いのだわ」

JUM(かっこよくもなんともねえよ)



蒼星石「お前らが犯人かァーー!!!!」

75: 2009/03/10(火) 15:41:24.32 ID:bAeU3/rA0
真紅「きゃあ!?蒼星石!?」

JUM「なんだよ!何が犯人なんだよ!?」

蒼星石「しらばっくれるんじゃあない!」

蒼星石「今翠星石が居間で氏んでいるのを発見した!」

蒼星石「犯人は必ず現場に戻ってくるという・・・・」

蒼星石「だからお前らが犯人だ!」


真紅「言ってる事がむちゃくちゃなのだわ!」

JUM(お前も人の事いえないけどな!)

78: 2009/03/10(火) 15:45:11.73 ID:bAeU3/rA0

・・・・・・(ダラダラダラダラ)

水銀燈「ちょ、ちょっと、蒼星石、落ち着きなさいよ・・・・」

蒼星石「・・・うん?」


蒼星石「君は何でのこのこと僕の前に現れたのかな?」

蒼星石「僕は忘れてないよ?君が僕のミスティカ奪ったの(いつ奪われたのかは知らないけど)」

水銀燈「え、そんな昔の事・・・・」

蒼星石「問答無用!」

ズパッ

水銀燈「あ、あら・・・?」

水銀燈は真っ二つになった!

81: 2009/03/10(火) 15:48:33.96 ID:bAeU3/rA0
真紅「ほああああ!?!?!?!?!?」

JUM「やばい!真紅、一旦逃げるぞ!」


蒼星石「これで迷宮入りかと思われた事件も解決さ!」

蒼星石「見ていてくれたかい・・・天国の翠星石・・・そしてとっちゃん・・・」

蒼星石「僕はこれから名探偵の道を歩む!」

~蒼星石が名探偵となり諸国を駆け巡り、月とたたかうのはまた別のお話~

82: 2009/03/10(火) 15:51:26.76 ID:bAeU3/rA0
JUM「みっちゃんさんの所に逃げ込もう!アイツは暫くすれば姉ちゃんがなだめてくれる!」

真紅「だわだわだわだわだわ」(口から泡吹いてる)

ダダダダダダダダダダダ

JUM「・・・・僕みっちゃんさんの家知らないじゃん」

84: 2009/03/10(火) 15:54:31.21 ID:bAeU3/rA0
巴「あら、桜田君じゃない、どうしたのこんな所で」

JUM「おお、柏葉!ちょうど良い、お前の家でかくまってくれ!」

巴「え?え?(男の子を家に呼ぶなんてそんな・・・・)」

JUM「お願いだ、頼むよ!な!?」

巴「(あっハァ~、桜田君の笑顔がまぶしいわ~)うん、わかった」

JUM「やった、ありがとう柏葉!」

真紅「・・・・」(白目向いてる)

86: 2009/03/10(火) 15:57:12.76 ID:bAeU3/rA0
巴「さ、上がって、桜田君」

JUM「いや~、悪いね・・・親御さんは?」

巴「今日は出かけてて居ないわ・・・」

JUM「へ、へぇ~・・・・」

JUM(コイツはデンジャーゾーンだぜ・・・あわよくば大人の階段上っちゃう?)

真紅「あなた私が居る事忘れてない?」(正気に戻った)

87: 2009/03/10(火) 15:58:27.86 ID:bAeU3/rA0
~桜田家三度~

のり「ただいま~」

雛苺「ただいまなの~」


・・・・・・・・・・・・・


「「きゃあああああああ!!!!!!」」

90: 2009/03/10(火) 16:01:21.57 ID:bAeU3/rA0
のり「すっすい、翠星石ちゃん!?」

雛苺「水銀燈まで・・・下手人は誰なの!」

(蒼い子は既にスタコラサしています)

雛苺「・・・これは鋭利な刃物で切断されている」

雛苺「・・・・こっちは鈍器のような物で腹部を一発」

雛苺(戦闘後に相打ちになったと見たほうが良さそうなの・・・・)

雛苺「・・・犯人が分かったの!」

93: 2009/03/10(火) 16:05:10.82 ID:bAeU3/rA0
のり「ほ、本当なのう・・・?」(泣)

雛苺「水銀燈の他に刃物を持っているのは一人だけしか居ないの」

雛苺「多分家に遊びに来たところを水銀燈に襲われて・・・・」

雛苺「翠星石がまずやられた・・・」

雛苺「腹部の打撲は真紅の絆パンチが受け流された物だと考えるの!」

雛苺「そうして激昂した下手人が水銀燈を真っ二つに切り裂いた・・・・」

雛苺「犯人は蒼星石なのよ!」

95: 2009/03/10(火) 16:06:54.08 ID:bAeU3/rA0
雛苺「真紅の姿が見えないのが気がかりなの・・・・」

雛苺「ヒナは真紅の事を探しにいってくるの!」

のり「き、気をつけてねえ~・・・」

のり(・・・・え?この氏体の始末私ひとりでやるの?)

100: 2009/03/10(火) 16:09:59.72 ID:bAeU3/rA0
~nのフィールド~

JUM「柏葉を襲おうとしたら追い出されてしまった・・・・」

真紅「本当に下劣ね!本当にあなたは下劣ね!」ぷんぷん

JUM「そう怒るなよ・・・・まじで柏葉可愛いんだから・・・・」

JUM(それに、真紅が居なければ成功してた節があるからな・・・・)

JUM(めげずに次回トライだ!)


102: 2009/03/10(火) 16:12:46.05 ID:bAeU3/rA0
JUM「・・・・ところで真紅、お前人工精霊増えてないか?」

真紅「え?あらやだホントだわ」

JUM「それもしかして翠星石のじゃあ・・・・」

真紅「ミスティカもいつの間にか私の体に入ってるわね・・・・」

「「・・・・・・・」」

JUM「蒼星石にばれない様にしまって置けよ・・・」

真紅「わかったのだわ・・・」

103: 2009/03/10(火) 16:15:49.47 ID:bAeU3/rA0
雛苺「あ!真紅!無事だったの!」

真紅「雛苺!どうしてここに!?」

雛苺「家が襲撃されてたから、心配になって探しに来たの」

雛苺「一体襲撃犯は誰なの!?」

真紅「!!!!!!」

真紅「・・・・・・・・・」

真紅「七番目なのだわ」

雛苺「七番目!?」

JUM(おーおー、ごまかしてるごまかしてる)

105: 2009/03/10(火) 16:19:28.60 ID:bAeU3/rA0
~またとある場所~

金糸雀「蒼星石、ちょっといいかしら?」

蒼星石「・・・!いつの間にそこへ?」

金糸雀「・・・・・それはヒ・ミ・ツかしら」

蒼星石(な、なんだ!?金糸雀から今までに無いプレッシャーを感じる!)

金糸雀(影が薄くて気付いて貰えなかったなんて口が裂けてもいえないかしら)

106: 2009/03/10(火) 16:23:50.02 ID:bAeU3/rA0
金糸雀「本題に入るかしら。蒼星石・・・あなた何故水銀燈を頃したの?」

蒼星石「・・・!(見られていた!?)」

金糸雀「一部始終、全て見ていたかしら」(盗み見て)

金糸雀「翠星石を頃したのは真紅かしら・・・・あなたもそれは分かっていたはず」

金糸雀「部屋の中に羽根が落ちてなかったもの・・・」

金糸雀「答えるかしら蒼星石!なんでお姉ちゃんを頃したの!?」

蒼星石「!!!!!!!!」





蒼星石(羽根に気付かなかったなんて言えないよなあ・・・・・)

107: 2009/03/10(火) 16:26:13.50 ID:bAeU3/rA0
金糸雀「答えないのならカナのバイオリンが炸裂するかしら・・・・」

蒼星石「ま、まあ待ってくれよ金糸雀・・・・」

ガシャン、からから・・・

蒼星石「ほら、僕もハサミを投げ捨てただろ?君も武器をしまってくれよ・・・・」

金糸雀「む・・・・それなら・・・・」

108: 2009/03/10(火) 16:29:00.14 ID:bAeU3/rA0
シャッ

金糸雀「    」

・・・ドサリ

蒼星石「・・・所詮策士といってもその程度か」

蒼星石「僕は水銀燈を倒してるんだよ?」

蒼星石「ハサミ以外に剣だって持っているに決まっているじゃないか」

蒼星石「あははははははははははは」


蒼星石(これで邪魔者は居なくなった・・・・ゆっくりと探偵業に移ろう・・・)

111: 2009/03/10(火) 16:32:04.28 ID:bAeU3/rA0
~桜田家~

真紅「だからね、雛苺、小銭を取るのを手伝ってほしいのよ」

雛苺「姉が貯金箱メイデンだったなんて今初めて知ったの・・・・」

JUM「ほんとローゼンってイカれてるよな」

真紅「それには私も同意なのだわ」

「「「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」」」



のり(丁度氏体を片付け終わった頃に帰ってきて・・・・)

のり(全部私にやらせるつもりだったのね・・・・)

112: 2009/03/10(火) 16:34:21.36 ID:bAeU3/rA0
雛苺「それなら、ホーリエにやってもらえばいいのよ」

JUM「それもそうだな、真紅、やってみろよ」

真紅「ホーリエは物質に触れることが出来ないのだわ・・・・」(KC一巻参照)

JUM(レンピカとメイメイは触れられるのにな・・・)

113: 2009/03/10(火) 16:36:22.52 ID:bAeU3/rA0
JUM「・・・もしかして真紅ってお遊び乙女なんじゃないか?」

真紅「!!!!!」

雛苺「え、ちょっと、JUM・・・・」

JUM「貯金箱だったり、人工精霊しょぼかったり、肉弾戦得意(笑)だったり」

JUM「とても至高の少女とは言えないよなwwww」

真紅「・・・・・・」ぷるぷるぷる

114: 2009/03/10(火) 16:38:27.21 ID:bAeU3/rA0
真紅「・・・・・・」

JUM「その上・・・」

雛苺「ちょっと!JUM!」

JUM「なんだよ雛苺・・・・あ」

真紅「・・・ふっ、・・・・ふぅぅっ・・・・」ぽろぽろぽろ

117: 2009/03/10(火) 16:40:47.48 ID:bAeU3/rA0
JUM「あ、いや、これは、その・・・・」

雛苺「JUM見損なったの!」

真紅「うう・・・ヒック・・・グス・・・・・」

JUM「いや、僕は、あの、悪く・・・」

雛苺「一旦頭冷やして出直してくるの!このヒキコモリが!!!」

雛苺「さ、いこ?真紅」

真紅「・・・・グス」コクリ

119: 2009/03/10(火) 16:43:12.69 ID:bAeU3/rA0
JUM「あ・・・が・・・・」

JUM(幼女にヒキコモリって罵られるの凄い心に来る・・・・・)

JUM「どうしよう・・・・」

のり「いってらっしゃい?ジュン君」

JUM「ねえちゃん・・・・」

JUM「そうだね、僕行って来るよ!」

JUM(柏葉のところに!)

120: 2009/03/10(火) 16:47:15.38 ID:bAeU3/rA0
JUM(あんな不人気居なくなってくれた方が良いんじゃあ~!)

JUM(むちゃくちゃな事ばかり言ってくるし)

JUM(さっきちょろいとか言ってたのも普通に伝わってきたしな・・・)

JUM(もう僕は女の涙なんかじゃ落ちないよ)

JUM(僕を落とせるのは僕自身だけさ!)←上手いこと言ったつもりでご満悦

JUM(柏葉に会いに行ってDT脱出してやるぜぇ~!)

JUM(不人気は一人で落ち込んでろ!いい薬だ!)

122: 2009/03/10(火) 16:49:51.89 ID:bAeU3/rA0
~nのフィールド~

雛苺「真紅・・・元気出して・・・?」

真紅「・・・・・・・・」

雛苺「ホラ、ここに落ちてたCDでも聴いて心を癒すのよ・・・・」

雛苺「え~と、なになに・・?」

雛苺(・・・・深紫?)

124: 2009/03/10(火) 16:57:12.57 ID:bAeU3/rA0
真紅「!!!!!」ガタガタガタガタ

雛苺「うおおお!真紅がいきなり揺れ出したの!」

真紅「!!!!!!」カッ!

雛苺「目が見開かれて・・・・!真紅!元気が戻ったのね!?」

真紅「もう大丈夫よ!雛苺!やっぱりロックは最高なのだわ!」

真紅「さあJUMに仕返しに行くわよ!しっかり捕まってなさい!」

真紅「私は流れ星になる!」

ビューン

雛苺「は!はやいのおおおお!!!!!」

125: 2009/03/10(火) 16:59:17.15 ID:bAeU3/rA0
~巴宅~

巴「ん・・・桜田君・・・」

JUM「はあはあ、柏葉綺麗だよはあはあ・・・・」


真紅「だらっしゃあああ!!!!!!」

バゴォーン!!!もくもくもく

JUM「な!何奴!」

巴(服!服!)

129: 2009/03/10(火) 17:01:49.44 ID:bAeU3/rA0
真紅「ロックの力で元気百倍!真紅様よ!」

真紅「JUM!あなた中学生の癖に裸になって不順異性交遊とはどういうつもり!?」

真紅「そして巴!あなたも・・・・・」


巴「・・・・・」

真紅「・・・・・・」


真紅「巴は服を着ているわね・・・・ならJUM!あなたが巴を襲う所だったって事じゃない!」

JUM(ええーー!!!!)

130: 2009/03/10(火) 17:04:13.55 ID:bAeU3/rA0
真紅「問答無用!帰ってのりと一緒におしり百叩きの刑なのだわ!」

JUM「ちょ、ま、と、巴!助けてくれ!」

巴「バイバイ、桜田君・・・あなたの事は忘れないわ・・・・」

JUM「このビXチがぁぁぁぁぁ!!!」

132: 2009/03/10(火) 17:10:04.99 ID:bAeU3/rA0
~桜田家~

のり「真紅ちゃんを慰めに出て行ったのかと思ったらこの子は!!!!」ぺんぺんぺん

JUM「いた!いたたた!」

真紅「クズ!この人間のクズが!」ヒュボッ

JUM「ぶおうっ!」

のり「このっ!このっ!」べしんべしん

JUM「あああああああ!!!!」

133: 2009/03/10(火) 17:13:06.76 ID:bAeU3/rA0
JUM「もう椅子に座れない・・・・・」

真紅「いい気味なのだわ」

のり「・・・あら、そういえばヒナちゃんは?」

真紅「あら?本当だわ居ない・・・nのフィールドに落っことしてきたかしら」


――――――――――――――――


雛苺「真紅~!どこなの~!助けてなの~!」

雪華綺晶「・・・・・」

雛苺「ハッ!あなたは誰!」

雪華綺晶「いただきます・・・・」

135: 2009/03/10(火) 17:16:46.09 ID:bAeU3/rA0
真紅「大変!すぐに助けに行かなければ!迷子になったらご飯に間に合わないわ!」

JUM「いってらっしゃい・・・・」

真紅「あなたも来るのよ!」

JUM「ケツが痛くてあるけん」

真紅「根性で何とかなさい!」

136: 2009/03/10(火) 17:18:37.59 ID:bAeU3/rA0
巴「ZZZZZZ」

めぐ「すーすー」

みっちゃん「ぐーぐー」

じじい「ごーごー・・・ぎぎぎ」


雪華綺晶「あとは真紅のマスターだけ・・・・」

137: 2009/03/10(火) 17:20:21.56 ID:bAeU3/rA0
蒼星石「巴~遊びに来たよ~」

蒼星石「雛苺のうにゅ~僕にも分けてよ~」

蒼星石「なんなら雛苺のモノマネもやるからさ~」

巴「ZZZZZZZZ」

蒼星石「な・・・寝ている!?」

138: 2009/03/10(火) 17:22:47.36 ID:bAeU3/rA0
蒼星石「お~い、起きてよ巴~・・・・」

蒼星石「起きないと悪戯しちゃうぞ~?」

蒼星石「・・・・ん?この汗のかき方・・・事後だな?」

蒼星石「しかもしてからそう時間も経っていない・・・・」

蒼星石「なんで寝ている・・・・?」


蒼星石「これは事件の香りがするぞ!」

139: 2009/03/10(火) 17:27:04.93 ID:bAeU3/rA0
蒼星石「巴は眠らされて居る!」

蒼星石「ちょっくら夢の中へ入らせてもらうよ・・・」

蒼星石「なあに悪いようにはしないさ・・・」

蒼星石「・・・は!これじゃ僕が変Oみたいじゃないか」

144: 2009/03/10(火) 17:30:36.66 ID:bAeU3/rA0
~nのフィールド~

真紅「この辺りから雛苺の気配がするのだわ・・・・」

JUM「おい真紅、あれ・・・・」

真紅「あれは雛苺のローザミスティカ!」

真紅「まさか雛苺はもう・・・!」

バシィ!

真紅「は!罠!」

JUM「真紅!」

145: 2009/03/10(火) 17:33:15.82 ID:bAeU3/rA0
雪華綺晶「おほほほほ・・・・まんまと罠にかかってくれましたね・・・」

真紅「お前は・・・七番目!」

JUM(喋り方が原作と違う気がするのは黙っておこう!)

雪「あとはそこのお兄さんを眠らせれば私の勝ち・・・・」

雪「ついでにそこの赤いののミスティカも頂いてしまおうかしら・・・・」

147: 2009/03/10(火) 17:36:10.79 ID:bAeU3/rA0
~nのフィールド、巴の精神世界~

蒼星石「・・・巴!」

巴「あら?蒼星石、何故ここに?」

蒼星石「話は後だ・・・ふーむ・・・」

蒼星石「ここを壊すとかよりも、巴を叩き起こせばそれで済みそうだな・・・」

巴「一体何を言っているの?」

蒼星石「問答無用!」

ズバババッ!

150: 2009/03/10(火) 17:40:28.45 ID:bAeU3/rA0
巴「きゃあああああ!!!!!」

蒼星石「鋏と剣の二刀流・・・」

蒼星石「その斬撃は、一振りする間に二回飛ぶという・・・」

蒼星石「・・・うん、横山光輝先生に習って霞の小太刀と名づけよう」

巴「     」

蒼星石「さあ、巴も起こした事だし、戻って・・・・」

巴「     」

蒼星石「・・・・・・」

巴「     」


蒼星石(間違えて心の木までズタズタにしてしまった・・・・)

152: 2009/03/10(火) 17:45:24.77 ID:bAeU3/rA0
~真紅サイド~

JUM「ぐーぐーぐー」

真紅「本当に使えない下僕なのだわぁぁぁぁ!!!」

雪「それじゃあ、お姉さまも、いただきま~す・・・」

真紅(誰か!誰か助けて!)


ピッカアアアアア


蒼星石「呼ばれて飛び出て!蒼星石、参上!」バン!

153: 2009/03/10(火) 17:47:32.66 ID:bAeU3/rA0
真紅「ギャ!蒼星石!?」

蒼星石「僕が来たからにはもう大丈夫だよ!真紅!」

雪「どうやって・・・ここに・・・・」

蒼星石「企業秘密って奴さ!」


―――――――――――

巴「      」

154: 2009/03/10(火) 17:51:34.31 ID:bAeU3/rA0
雪「く・・・でもまだ罠はたくさんある・・・!」

蒼星石「ピチカート!」

ぐおんぐおんぐおん

蒼星石「ソナーで罠の位置はしっかり把握さ!」

雪「うぬぬぬぬ」

蒼星石「出でよ黒翼!出でよ双剣!」

蒼星石「お前じゃあ僕には勝てない!」

真紅「あわわわわわわわわ」

155: 2009/03/10(火) 17:54:18.79 ID:bAeU3/rA0
雪「一旦・・・引かなければ・・・・」

シュッ

雪華綺晶の両足が切断される!

蒼星石「逃がさないよぉ?」

雪「ひ、ひいいいぃぃぃぃぃ!!!!」


真紅「」ガクガクブルブル

156: 2009/03/10(火) 17:56:21.87 ID:bAeU3/rA0
―――――――

雪「    」

蒼星石「はっはぁー!お掃除完了!」

真紅「・・・・!!!!」(失禁)

蒼星石「さあ真紅、今助けてあげるからね?」

真紅「あ、あわ・・・」

真紅「ヒィーー!!!」



ドグッ!

158: 2009/03/10(火) 17:59:35.28 ID:bAeU3/rA0
蒼星石「ゴフッ・・・・真紅・・・何で・・・・」ばたっ

真紅「はあっ!はあっ!」

真紅「はあ、はあ・・・」

真紅「・・・・・・ふぅー」

真紅「ああ、恐ろしかった・・・」

真紅「正直水銀燈を両断したときからコイツはもう恐怖の対象でしかなかったのだわ」

真紅「錯乱して頃しちゃったみたいだけど・・・・」

真紅「JUMも寝てるし誰も見てないわね」

真紅「これは私一人の胸にしまっておきましょう・・・・・」

159: 2009/03/10(火) 18:01:45.82 ID:bAeU3/rA0
JUM「ん・・うん・・・」

真紅「あらJUM、起きたのね」

JUM「一体どうなったんだ・・・?」

真紅「蒼星石と七番目が相打ちとなって果てたのだわ・・・」

真紅「蒼星石・・・貴女の勇士は私忘れないから・・・!」

161: 2009/03/10(火) 18:04:28.72 ID:bAeU3/rA0
真紅「さあ帰りましょう、JUM、もう雛苺や翠星石は居ないけども・・・・」

真紅「私達は強く生きていかなくてはならないのだわ・・・!」

JUM「ああ、そうだな・・・・っと、真紅、蒼星石のミスティカ貰ってかなくていいのか?」

真紅「ああ、そうね、私とした事が、すっかり忘れてたわ」

真紅「ハイぱっくんちょっと」

163: 2009/03/10(火) 18:07:04.53 ID:bAeU3/rA0
ぱああああああああああ

JUM「うおー!何だこの光はアア!!!!」

真紅「きゃああああ!!!なに!?なんなの!?」



「「うわあああああああ!!!!!!」」



・・・・・・・・・・・・・

真紅「うん・・・ここは・・・?」

ローゼン「気がついたようだね、真紅」

真紅「お父様!?なんでここに!?」

164: 2009/03/10(火) 18:10:57.45 ID:bAeU3/rA0
ローゼン「詳しい説明は面倒なので省くが、君はアリスになったのだよ、真紅」

真紅「ええー!喜びに打ち震えるシーンも面倒なので省くけど、私がアリスに!?」

ローゼン「そうだ!どたばたしてたから気付かなかったかも知れないがな!」

ローゼン「お前が翠星石を倒したときに、お父さんはとてもビックリしたぞ!」

真紅「それを知っているという事は私とJUMの絡みも全部見ていたということですか?」

ローゼン「もちろん!」

真紅「この変Oがァ!」ヒュボッ

166: 2009/03/10(火) 18:14:22.65 ID:bAeU3/rA0
サッ

真紅「何!?よけた!?」

ローゼン「父親たる物、娘のせいけん突きなどかわせて当然!」

ローゼン「もっと修行をつめい!」

真紅「く!屈辱なのだわ・・・!」


ローゼン「さあ真紅、折角アリスになれたんだ、パパに何でも言ってごらん?」

ローゼン「恋の相談も受け付けるぞ?お父さんのおうちに行くか?」

真紅(親として何か駄目な方向に突っ走っているのだわ・・・)

168: 2009/03/10(火) 18:17:24.54 ID:bAeU3/rA0
真紅「・・・ゴホン、それなら、一つだけ頼みがあります」

ローゼン「おう、言ってみなさい!可愛い娘のためならローゼン何肌だって脱いじゃうからね!」

真紅「私の体の中にある小銭を取り出していただけないでしょうか・・・?」

ローゼン「そんな事か!おやすい御用だ!」

ローゼン「私の夢はブタさん貯金箱だったが・・・最近のブタさんには取り出し口がついているからな!」

ローゼン「幾らでも魔改造してあげるよ!」

170: 2009/03/10(火) 18:23:31.38 ID:bAeU3/rA0
~数日後、桜田家~

真紅「ほらJUM、起きなさい、学校に遅刻するわよ」

JUM「お前・・・それは学校に行っていない僕に対するあてつけか・・・?」

真紅「なんとでも思うがいいわ、とにかく、寝坊の罰金五百円払ってもらいますからね」

JUM「く、くそぅ・・・・」

ローゼンの力により取り出し口をつけられた真紅は、桜田家における
高性能歩いて喋れる貯金箱人形へと生まれ変わった

寝坊罰金五百円
お残し罰金三百円
ちらかし罰金七百円
服を汚す罰金二百円
服を汚す(言えないバージョン)罰金千五百円
無勉強罰金八百円

172: 2009/03/10(火) 18:26:00.39 ID:bAeU3/rA0
こうしてJUMが何か失態をするたびに小遣いを手に入れることとなった真紅は、
うるさい同居人グリーンとストロベリーが居なくなったこの家で、幸せに暮らしましたとさ

めでたしめでたし


――ローゼンはほっとかれてます――


おわり

173: 2009/03/10(火) 18:28:00.82 ID:bAeU3/rA0
あ~、終わった終わった、皆さんどうもお疲れ様でした
俺別に駄目ローゼンの人じゃないんだけどなあ
あと、今回蒼星石なんも変O的な行動してないのに変O扱いされててww
彼女はやっぱりそんなイメージなのか

引用: 真紅「JUM、お金を入れて頂戴」