184: 2009/03/10(火) 18:49:39.11 ID:bAeU3/rA0
~nのフィールド~

雪「    」


蒼星石「さあ真紅・・・」

真紅「ひいいいいあああああ!!!!」

蒼星石「君には氏んでもらうよ!」
ローゼンメイデン 愛蔵版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
185: 2009/03/10(火) 18:53:09.74 ID:bAeU3/rA0
ズバア!

蒼星石「いつのまにかローゼンメイデンは君と僕だけになった・・・」

蒼星石「本来なら君には何の恨みも無いが」

蒼星石「僕がアリスになるための尊い犠牲だ、分かってくれ給え・・・」

蒼星石「ハイぱっくんちょ・・・と」


ぴかああああああああ


186: 2009/03/10(火) 18:56:40.83 ID:bAeU3/rA0
ローゼン「おお、お前がアリスになったのか!蒼星石!」

蒼星石「ええ、そうです」

ローゼン「なんでも(ry」

蒼星石「ならまずは・・・・」

188: 2009/03/10(火) 19:01:50.31 ID:bAeU3/rA0
―――――――――――

ローゼン「・・・本当にそんな事でいいのか?」

蒼星石「ええ、お父様の名声で人を集め、錬金術の力で僕の素性を隠し」

蒼星石「世界一の探偵社を作る!」

蒼星石「僕は世界一の探偵になるんだ!」

蒼星石「とっちゃんの名にかけて!」きらきらきら

190: 2009/03/10(火) 19:06:57.10 ID:bAeU3/rA0
ローゼン「お、おお・・・蒼星石、こんなに立派になって・・・・」

ローゼン「お父様はうれしいぞ!」

蒼星石「あ、あと、以前の関係者の記憶消しといてください」

蒼星石「JUM君とか巴とか、いろいろめんどくさいですからね」

193: 2009/03/10(火) 19:21:39.04 ID:bAeU3/rA0
――こうして蒼星石の快進撃は始まった!――

西に事件が起こったと聞けば誰よりも早く駆けつけ
(犯人の首を刈って)解決し!
東に立て篭もり犯が居ると聞けば鏡を通って眠らせにいき!
同時に起こった場合は部下を向かわせる!

そうして一年も経つ頃には、ブルースター探偵社は全世界の
探偵三番手にまで成長していった!

194: 2009/03/10(火) 19:22:52.45 ID:3wsdlY5H0
>(犯人の首を刈って)
おいww

195: 2009/03/10(火) 19:26:58.10 ID:bAeU3/rA0
部下A「社長!またやりましたね!」

部下B「このまま行けばあの名探偵『L』をも超えることが出来るんじゃないですか!?」

蒼星石「自分の力を過信するな・・・」

蒼星石「まだ僕たちは創業して日が浅い・・・」

蒼星石「少しの失敗が即、氏に繋がると思え!」

部下一同「ハッ!」


=蒼星石は錬金術の力により外見は普通の人間になっています=

196: 2009/03/10(火) 19:33:08.05 ID:bAeU3/rA0
蒼星石「それにしてもローゼン・・・」

ローゼン「何でしょうか蒼星石様?」

=ローゼンは蒼星石の副官と言う位置づけになっています=

蒼星石「この前の銀行強盗だが・・・」

ローゼン「ああ、私たちが駆けつける前に心臓麻痺で氏んでいた・・・」

蒼星石「調べてみたんだが、どうも同じように心臓麻痺で氏んでいる犯罪者が多いんだ」

蒼星石「今はまだ数は少ないけど、何か事件の予感がする・・・」

蒼星石「ローゼン、君のところで調査を進めてはくれないか?」

蒼星石「何人駆り出してもいいから」

ローゼン「・・・・・はっ」

198: 2009/03/10(火) 19:38:06.62 ID:bAeU3/rA0
~同時刻、夜神家~

月「お、お前は誰だ!」

リューク「俺か?俺は氏神」

リューク「そのノートの落とし主だ」


~同時刻、Lの隠れ家~

L「・・・この犯罪者たち」

L「どうにも氏因に不自然な点が多いですね」

L「・・・・ワタリ、少し調べてもらいたい事があります」

199: 2009/03/10(火) 19:39:37.44 ID:ThIW+GKIO
………アリスってなんだろう

200: 2009/03/10(火) 19:43:07.27 ID:bAeU3/rA0
~そして数日後~

蒼星石「蒼星石推参!テ口リストめ!覚悟しろ!」

蒼星石「・・・って、あれ?」

テ口リストA「      」

テ口リストB「      」

テ口リストC「      」

テ口リストD「うぐっ・・・・」

テ口リストE「う、うわあああああ!!!!」

201: 2009/03/10(火) 19:49:26.68 ID:bAeU3/rA0
蒼星石「おい!落ち着け!何があった!?」

テ口リストD「     」

テ口リストE「な、仲間が、急に氏に出し・・・うぐっ!」

蒼星石「オイ待て!氏ぬな!しっかりしろ!」

テ口リストE「     」


蒼星石「何だこれは・・・」

202: 2009/03/10(火) 19:51:13.83 ID:OIcf4yYxO
デスノートねぇ……

マルコ「お兄ちゃん、一体どうしたの?」

嘘喰い「ん~?いや、ちょっとね~」

梶「獏さん?」

嘘喰い「困るよね~そんな掟破りなもんさ~、マルコ、ちょっと行ってもらいたいとこがあるんだけど」

マルコ「どこ?」

嘘喰い「桜田JUMの家」

203: 2009/03/10(火) 19:55:33.54 ID:bAeU3/rA0
~国際なんとか会議~

ワイワイガヤガヤ

ざわざわざわざわ

「ゴホン!静粛に!」

「(ry今回の議題は(ryと言う訳で(ry」

ざわざわざわざわ

「本当に心臓麻痺で犯罪者が氏ぬなんて事があるのかー!」

そうだそうだー

ざわざわざわ

「静粛に!静粛に!」がんがんがんがん



・・・・あれ?逆転裁判と混じってるな?

209: 2009/03/10(火) 20:31:24.37 ID:bAeU3/rA0

「とにかく!(ryブルースター(ry」

「蒼星石殿が(ryあのLも(ry」

なに!?蒼星石!?

ざわざわざざわ

ローゼンとつながりのある!?

わやわやわやわや


蒼星石「そう!僕は目の前で見たんだ!」

213: 2009/03/10(火) 20:37:15.45 ID:bAeU3/rA0
蒼星石「僕が駆けつけたとき・・・・どういう経緯で駆けつけたのかは聞かないでほしいんだけど」

蒼星石「テ口リスト達は奴に粛清されている最中だった・・・」

蒼星石「確かにあのテ口リストどもは犯罪者だ!」

蒼星石「だが!だからと言って人を頃していい訳ではない!」

蒼星石「僕は彼らを守ってやる事が出来なかった・・・」

蒼星石「僕は奴を許さない!必ず捕まえて氏刑台に送ると約束する!」

蒼星石「皆も立ち上がってくれ!この世紀の大犯罪者に!」

蒼星石「世界がキラの敵となるのだ!」


わーわーわー

蒼星石ー!
ぴーぴーぴー

214: 2009/03/10(火) 20:41:15.40 ID:bAeU3/rA0
L「ふむ・・・蒼星石・・・」

L「あれほどの大会社となりながらも決して姿を隠さず自身が前に出てくる・・・・」

L「キラに対する姿勢は本物のようですが・・・」

L「・・・ワタリ、彼女をマークしておいて下さい」

L(多分彼女もキラに負けず劣らずあくどい事をやっているに違いない)

L(いつか化けの皮をはがしてやる・・・・)

215: 2009/03/10(火) 20:46:55.73 ID:bAeU3/rA0
~ローゼン自宅~

ローゼン「く、くく・・・」

蒼星石「何がおかしいんだい?父さん?」

ローゼン「いや、何ね、お前が人頃しを許さないなどと言っているのを見ると・・・」

ローゼン「よくもまあその口が言えたものだな、と思ってね・・・」

蒼星石「何だそんな事か・・・いいんだよ、僕は人じゃない」

蒼星石「全人類が羨む至高の少女さ・・・・」

蒼星石「むしろ治安を維持してあげてるんだ、感謝してもらってもいいくらいだよ」

ローゼン「確かに・・・違いない・・・・」

ローゼン「ク・・・ハハ・・・・・」

蒼星石「ふ・・・ふふ・・・・」


「「ふはははははははははははは」」

217: 2009/03/10(火) 20:57:25.36 ID:bAeU3/rA0
~またもや数日後~

~そして数週間後~

L「捜査員が全滅した!?」
ワタリ「はい、そのようです・・・」
L「・・・・バカな」
L「どうやら、私自ら動かなければならないようだな」
ワタリ「・・・・L、蒼星石殿から・・・」
L「蒼星石!?」
L(何故このタイミングで・・・)
L(捜査員が殺されたのを知っていたのか?)
L(私が指示をしたことまで突き止めて?)

L(情報を集めるのが早すぎる!)


――――――――

蒼星石「今頃あっちは大慌てだろうね」
部下A改め腹心A「何故こちらが情報を持っているのか・・・」
部下B改め腹心B「社長は人の心の中に入り込めますからね・・・」
蒼星石「まさに楽してずるしていただきって奴さ」
蒼星石「キラには僕が出していた捜査員まで消された・・・」
蒼星石「早い所Lと手を組んでおきたいからね・・・」

218: 2009/03/10(火) 21:05:57.01 ID:bAeU3/rA0
さるさん怖いから一回の量多くしたら見にくくなってしまった・・・・

~ダイジェスト~

L「バンバンバン!」
松田「うわぁ~、やられた~」


蒼星石「・・・・と言うわけなんですよ」
L「・・・良いでしょう、手を組みましょうか」
蒼&L(・・・・・・・・・・信用は出来ないがな)


松田「うわ!蒼星石さんじゃないですか!」
蒼星石「どうも・・・・」
松田「あの会議のとき以来すっかりあなたのファンなんですよ!」
蒼星石「へ、へえ・・・」


松田「盗撮!?」
L「そう、それしか方法は無い」
蒼星石「あの娘の所なら僕が見るから大丈夫だよ」
松田(あ、この人女性だったんだ・・・ますますファンになったぞ!)

220: 2009/03/10(火) 21:15:27.57 ID:bAeU3/rA0
~また飛んで~

月「夜神月です、よろしくお願いします」
蒼星石「ああ、こちらこそよろしく」
L「よろしく・・・・・」

L(キラである確立は一番低かった・・・しかし・・・)
蒼星石(眠らせて心の中を見れば一発だな・・・・)


―――――――――

リューク「おい月、あの青い奴には気をつけろ」
月「どうしてだい?リューク・・・奴はLより遥かに頭が悪いと思うんだが・・・」
リューク「あいつは人間じゃない」
月「!?」
リューク「とにかく、アイツと二人きりにはなるな・・・」
月「ああ・・・わかった・・・」

222: 2009/03/10(火) 21:30:11.95 ID:bAeU3/rA0
~第二のキラ事件発生~

月「!?(ばかな!僕以外にノートを持ってる奴が居るのか!?)」
蒼星石「テープが届いてる・・・それに何かメモのような物も」

月(これは・・・・僕にしか判らないように書かれてあるが・・・)
リューク「会いたいってよ、どうする?」
月(そんな危ない真似できるか!)


224: 2009/03/10(火) 21:35:50.01 ID:bAeU3/rA0
L「班分けをして周辺を探しましょう」
月「僕は松田さんと組みます」
蒼星石「じゃあ僕は連れてきた部下と」
L「私は居残りですね」

―――――――――

蒼星石「今度は僕達の番か」
部下C「絶対にキラを見つけ出してやりましょうね!」
蒼星石「ああ・・・氏んで行った十人の捜査官のためにもね・・・」

月「僕達の番だな」
松田「月君、絶対キラを見つけようね!」
月「そうですね・・・」


ミサミサ「・・・・・見~つけた」

226: 2009/03/10(火) 21:42:45.80 ID:bAeU3/rA0
暴走って言われたって良いもんね・・・
一回やると決めたら最後までやるのが男なんだもんね・・・・

ミサミサ「あなたがキラですね?探しましたよ・・・」
ミサミサ「名前は・・・蒼星石?」

蒼星石(いきなり何を言っているんだこの子は?)

ミサミサ「憧れのキラさまがこんなカッコいい女性だったなんて・・・・」
ミサミサ「あなたは目を持っているんですか?」
ミサミサ「持ってないんだろうなあ・・・」

蒼星石(何だか知らんけど、このまま情報を聞き出すか・・・?)

ミサミサ「そうだ!お互いのノー・・・うぐ?」

227: 2009/03/10(火) 21:48:37.06 ID:bAeU3/rA0
蒼星石「おい!?どうした!?」
ミサミサ「あ・・・あな・・・ちが・・・」
ミサミサ「      」

リューク「危ないところだったなあ月・・・」
月「見つけたと手紙が来たのに一行に僕の所に現れないから、もしやと思ってきてみれば・・・」
月「今朝たまたまテレビで見ていたからよかった物の・・・」
月「しかし蒼星石の寿命が見えないって本当なのか・・・?」
リューク「ああ、見えねえな・・・言っただろう?アイツは人じゃない・・・」
月「奴の名前を書いても無駄って事か?」
リューク「そうだな、アイツは氏なないだろうよ・・・」


蒼星石「・・・・くそっ!また目の前で殺されてしまった!」
蒼星石「・・・でも、これで大分月がキラだと確信がもててきたぞ」
蒼星石「彼女がキラを見つけたのは僕達しか知らないからな・・・・」

231: 2009/03/10(火) 21:56:41.59 ID:bAeU3/rA0
L「・・・月君がキラ?」
蒼星石「大体の理由は今言ったとおりだよ」
L「信じられませんね・・・それに、それなら私がキラと言う事にもなりうる」
蒼星石「大丈夫、君はキラじゃないさ・・・・」
蒼星石(それに、万が一キラだったとしても、僕には関係の無い事だ)
蒼星石(後は月君の心の中に入れればいいんだけど・・・・)

L(ふむ・・・・しかし私も彼女と同意見です)
L(この調子ならば彼女にキラ捜査をまかせても大丈夫そうですね)
L(そして、片がついたところで貴女を消させていただく)
L(あなたは危ない・・・・危険すぎるからだ・・・・)

232: 2009/03/10(火) 22:02:59.87 ID:bAeU3/rA0
月「リューク、後は頼んだぞ」
リューク「次お前が捨てるといったときにノートの所有権を捨てさせる、だろ?」
月「ああ、流石に蒼星石の前でミサミサを消したのはまずい」
月「そろそろ追求が来るはずだ」
リューク「しかし大丈夫なのか?そんな事して・・・」
月「抜かりは無いさ・・・」

―――――――――

蒼星石「ねえ、月君・・・・」
月「何ですか?蒼星石さん(早速来たな・・・)」
蒼星石「なに、君も疲れてるみたいだからね・・・・マッサージでもしてあげようかと」
月(色仕掛けで来たか!しかしその手には乗らない!)
月「いえ、遠慮しておきますよ、蒼星石さんも疲れてるでしょうからね」
蒼星石(あれ?僕って結構可愛いはずなんだけどな?)
蒼星石「まあまあそう言わず・・・」
月「(ヤバイ!何をする気だ!?)す、捨てる!」

234: 2009/03/10(火) 22:12:58.14 ID:bAeU3/rA0
蒼星石「?」
月「・・・・・」
蒼星石(何だったんだ・・・?まあいいや、別室で夢に入らせてもらおう)
蒼星石「月君の様子がおかしいんで、休ませてきます」
L「どーぞよろしくお願いします」

~夢の中~

蒼星石「・・・・どう言う事だ!?」
蒼星石「月君がキラであると言う記憶がどこにも無い!」
蒼星石「なんで・・・・?」

―――――――――

リューク「お?早いな、月、もう復活か?」
月「ようはあの女一人を騙せれば良い訳だからな・・・」
月「僕しか使わないところに紙切れ一枚置いておけば、すぐに復活できる」
月「また捨てると言ったときは捨ててくれよ?リューク・・・・」
リューク(別にデスノートそのものじゃなくても隠し場所を書くなりなんなりで十分事が足りる)
リューク(さすがにL相手じゃ効かないだろうが、あの馬鹿女にはこれで十分のようだな・・・)

236: 2009/03/10(火) 22:23:47.25 ID:bAeU3/rA0
~国際電話~

ローゼン「おい、大丈夫か?蒼星石、月君がキラじゃないと判明したようだが」
蒼星石「失敗した事をくよくよしても仕方が無い・・・」
ローゼン「声の調子がおかしいぞ・・・やはり電話して正解だったようだな」
蒼星石「絶対にアイツがキラのはずだったんだ!そうとしか考えられない!」
蒼星石「僕は・・・僕はどうすれば・・・・!教えてよお父さん・・・」

ローゼン「・・・・父親として、そしてお前の副官として、これだけは言って置く」
ローゼン「諦めるな」
ローゼン「お前はその考えが正しいと思ったのだろう?その根拠も十分にあるんだろう?」
ローゼン「大丈夫、お前は賢い子だ」
ローゼン「会いには行けないが、私はお前の事を信じているぞ」
蒼星石「父さん・・・・・ありがとう・・・僕、また頑張ってみるよ」
ローゼン「その意気だ!」


松田(うわぁ~、蒼星石さんのちょっと弱い所見ちゃった~・・・)
松田(可愛いなぁ~・・・ますますファンですよ~・・・!)
松田(彼女に何かあったら、絶対僕が守ろう!)

237: 2009/03/10(火) 22:34:36.71 ID:bAeU3/rA0
~L、秘密回線~

L「・・・ワタリ、例の件ですが」
ワタリ「滞りなく調べあがっております・・・・・」
L「・・・!やはりブルースターの事件解決率」
L「犯人氏亡の件数が圧倒的に多い!」
ワタリ「どうしますか?L」
L「彼女、今まで一体何人の血を吸ってきたのか・・・」
L「部隊を待機させておいて下さい」
L「こちらの事件解決とともに、本社に突入させます」


~蒼星石サイド~

蒼星石「ところで・・・・」
ローゼン「Lの本拠地だな?調べ終わってあるぞ」
蒼星石「ふふっ・・・やっぱりウチの社員は優秀だねえ・・・」
ローゼン「奴は孤児院を開いて、後進を育てているらしい・・・」
ローゼン「いや、正確には奴の補佐をしているワタリと言う男がだが」
蒼星石「孤児院・・・それならまだ潰す必要も無さそうだね・・・」
ローゼン「後進候補は印をつけてある」
蒼星石「じゃあ、僕がLを倒したらそいつらも始末しちゃってくれ」

松田(!!!!!!!!)

238: 2009/03/10(火) 22:39:43.34 ID:bAeU3/rA0
松田(あわ、あわわ・・・凄い事聞いちゃったぞ・・・・)
松田(Lを倒す・・・?)
松田(ま、まさか彼女がキラなんじゃ?)
松田(ひ、ひぃ~~)
松田(え、Lに報告しないと・・・)

―――――――――――

L「そうですか・・・」
松田「そうなんですよ!」
L(ふむ・・・?これは彼女を潰す良い口実が出来たと受け取っていいんでしょうか?)
L「わかりました、彼女を三日間拘束しましょう」
L「そのついでに通話記録も貰っちゃってください」

241: 2009/03/10(火) 22:50:40.05 ID:bAeU3/rA0
蒼星石「僕を・・・・監禁する・・・・?」
L「松田があなたの電話を盗み聞きしていましてね」
松田「ちょ!L!あんたなんてこと!」
蒼星石(松田・・・!貴様!)
L「無実を証明したければ監禁されておいて下さい・・・と言う事ですよ」
松田「べ!別に盗み聞きしてたわけじゃないですからね!」
蒼星石(困ったな・・・・通話記録を取られたら僕は窮地に立たされる・・・)
蒼星石(いっそこの場で皆頃しにでもしてしまうか・・・?)
L「ちなみに、この場で私が氏ねばキラはあなたと言う事になるので悪しからず」
蒼星石(・・・チッ)
蒼星石「いいでしょう、それ位で無実が証明できるならおやすい御用です(レンピカ!いけっ!)」

すっ

L(ん?虫・・・?)
蒼星石(こうなったらそろそろ動きをかける!)

242: 2009/03/10(火) 22:57:04.89 ID:bAeU3/rA0
~ブルースター探偵社~

ローゼン「レンピカ!?何があった!」
レンピカ「・・・・・・!」(説明中)
ローゼン「・・・通話記録!」

ローゼン「間に合わなかったか!」

~Lサイド~

L「これは・・・・」
月「蒼星石・・・始末だと?」
L「まさか私のことをこれほどまでに調べられるとは思いませんでしたよ」
L「そしてこの発言、あなたがキラかどうかはともかく、犯罪者なのは明確です」
L「これは監禁三日じゃ済まなそうですね・・・」
L(よし!蒼星石は潰した!)

蒼星石「ま・・・まってくれ・・・」

244: 2009/03/10(火) 23:06:49.41 ID:bAeU3/rA0
L「・・・なんですか?(この期に及んでまだ何かあるのか?)」
蒼星石「僕は確かにあくどい事をやった・・・」
蒼星石「それで捕まったとしても仕方の無い事だろう」
蒼星石「でも!キラを捕まえたいという気持ちは本当だ!」
蒼星石「信じてはもらえないかもしれないけれど!」
蒼星石「どうか僕を、キラを捕まえるまでで良い!このチームに入れてくれないか!」

L(何を言い出すかと思えば・・・・)
松田「そ、そうですよ!どうせ捕まえられるんだから、せめて今位は彼女の自由にしてあげても良いじゃないですか!」
L(松田は黙ってろ!)
月(Lに対抗する人間が減るのは困るな・・・)
月(こいつ一人なら僕にだってどうにでもなる・・・・)
月「僕も松田さんの意見に賛成だ」
L(何!?)
月(貴様の思い通りにはさせないぞ・・・L!)

246: 2009/03/10(火) 23:16:01.72 ID:bAeU3/rA0
L(まあ良い・・・監禁してしまえばこっちの物だ・・・)
L「それでもこれから三日間は・・・」
蒼星石「ああ、良いよ、そうすれば僕がキラじゃない証明が出来るからね」
L「(監禁は覚悟済み・・か)そうですか、わかりました」

~独房内~

蒼星石(監視カメラがついてるから迂闊な真似は出来ない)
蒼星石(かと言って外の状況を知らなければお父さまに指示を出す事も出来ない)
蒼星石(あちらの判断に任せるしかないか・・・)

~外~

L「ブルースターに攻撃を仕掛けます」
月「やめろ!今こちらの戦力を削いでも意味はないだろう!」
L「今やらなければ二度とチャンスは来ません」
月(ぐっ・・・!)

247: 2009/03/10(火) 23:20:50.41 ID:bAeU3/rA0
月「しかし、キラの情報が一切つかめてないのにそんな・・・」
L「彼女は、キラ事件が終わったあと、第二のキラとなる可能性があります」
L「多分・・・彼女も何かしらの能力を持っている・・・」
L「でなければ一年でここまでの急成長を遂げることは出来ないでしょう」
月(そう言えば彼女と会って記憶の無い場所が一箇所ある・・・)
月(催眠術でもかけられたか・・・?)

L「さあ!ブルースターに突撃してください!」

248: 2009/03/10(火) 23:27:54.44 ID:bAeU3/rA0
L「・・・・・?応答がありませんね?」

~ブルースター本社~

ローゼン「回線をズッタズタにしてやった・・・・!」
ローゼン「妨害電波も出してある・・・!」
ローゼン「これでごまかせられるうちに、けりをつけてくれ!蒼星石!」

~Lサイド~

L「回線が切られている!」
月「何!?」
L「しかし心配は要りません・・・それならワタリ経由で連絡すればいいだけのこと」
L(動き出してきたようだな・・・!ブルースター!)

249: 2009/03/10(火) 23:36:18.74 ID:bAeU3/rA0
~ブルースター本社~

社員A「早く!バリケードを築け!」
社員B「シャッターを閉めろ!」

ローゼン「あ・・あ・・・ゴホン」
ローゼン「諸君!親愛なるブルースター探偵社の同士諸君よ!」
ローゼン「我らがボス、蒼星石は敵陣営に捕らえられた!」
ローゼン「しかし!三日!三日後にはボスはそれから開放され、我らを助けに来てくれる!」
ローゼン「これよりブルースター本社は要塞と化す!」
ローゼン「迫り来る外敵から三日!三日間守り抜けば我らの勝ちだ!」
ローゼン「必ず守り通すぞ!」

ウオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

~Lサイド~

L「攻めあぐねているようですね・・・・・」
月「ただの探偵社にか!?」
L「いえ、ただの探偵社ではありません・・・」
L「今入った情報によると、彼らはその社屋を要塞と化し、攻略部隊を迎撃しているようです」
L(これは私の独断・・・あまり長引くのもまずい・・・・)
L(どうやら、あちらにも中々優秀な人材がそろっているようですね・・・)

250: 2009/03/10(火) 23:46:43.66 ID:bAeU3/rA0
~一日経過~

蒼星石(本社は大丈夫だろうか・・・)
蒼星石(多分僕が居ない間になにか仕掛けられているはず)
蒼星石(お父様・・・どうかご無事で・・・)

~二日経過~

部隊長「くそっ!まだ落とせんのか!」
隊員A「どうも、やつらも武装しているみたいで・・・」
部隊長「近隣に気付かれないよう細々と攻めているが、これじゃ埒が明かん!」
隊員A「しかし、あまり派手な事をやっては・・・・」
部隊長「いや、どうしても無理だと思ったらヘリを持ち出しても良い事になっている」
部隊長(それほどまでに奴らは脅威なのか・・・?L・・・)

ローゼン「あと一日だ!踏ん張れ!」

うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!

252: 2009/03/10(火) 23:53:40.07 ID:bAeU3/rA0
~ラスト、三日目~

L(蒼星石に出てこられたら攻撃を続けるわけには行かない・・・!)
L「仕方ない!ヘリを出しましょう!」
月「お前、そんな事が・・・!」
L「許されるんですよ、月君・・・私はLですからね・・・」
月「・・・・!(世界一の探偵が、聞いて呆れる!)」
L「ワタリ!ヘリを出しなさい!全ての戦力を使って陥落させるのです!」

~ブルースター本社~

腹心A「ローゼン殿!一階が鎮圧されました!」
腹心B「二回も鎮圧され、現在三階で交戦中です!」
ローゼン「くっ・・・!」
ローゼン(間に合わないのか・・・?蒼星石・・・?)

254: 2009/03/11(水) 00:01:40.12 ID:j2IrBELR0
~数時間後~

蒼星石「三日経ったぞ!僕を解放しろ!」
L(タイムオーバーか!)
L(時間を稼がねば・・・)
L「蒼星石、あなたが監禁されている間も・・・・」
月「もうやめろL、お前の負けだ」
L「!!!!!」
月「アイツが出てくる前に部隊を撤収させろ」
月「・・・・・もうそれしかない」
L「くううっ!!!!(まさか私が敗北するとは・・・・!)」

―――――――――――

ローゼン「敵が引いていく!」
ローゼン「私達の勝ちだ!」

うわああああああああああああ

―――――――――――

蒼星石「・・・・僕が独房に入っている間、何かしたかい?」
L「いえ・・・なにもやっていませんよ・・・」
月「ああ、裁かれる人間は減ることなく、君が監禁される前と全く変わりは無かった」
蒼星石「そうですか・・・・」
蒼星石(どうせここで何を聞いてもしらばっくれられるのが落ちか・・・)
蒼星石(本社の方へ連絡を取らなければ)

258: 2009/03/11(水) 00:10:17.23 ID:j2IrBELR0
蒼星石(電話はもう使えない・・・・)
蒼星石「すいません、ちょっと僕出てきます」
L「どうぞご自由に」

蒼星石(・・・ピチカート、出ておいで)

すっ

蒼星石(これで本社と連絡を取り、現状の確認・・・)
蒼星石(そしてL・・・お前の始末、あと二日以内に終える!)


L「・・・・そろそろ危なくなってきますね」
松田「え?なにがです?」
L「これより、このチームを解散します」
松田「ええ!?何でですかぁ!?」
月「な!?正気か!L!」
L「月君も気をつけたほうが良い・・・彼女はこれから力づくで私達を始末しに来ますよ」
月「そんな・・・・!」
L「とにかく、私は逃げます」
L「もしかしたら、もう会う事も無いかもしれませんね」

259: 2009/03/11(水) 00:16:28.80 ID:j2IrBELR0
月「くそっ・・・!(こんな所で氏んでたまるか・・・!)」
リューク「災難だなぁ・・・月・・・・」
月「うるさい!」
松田「月君・・・誰と話してるんだい?」
月「・・・独り言ですよ」
月(Lはもう逃げた・・・ヘリを使って・・・)
月(僕はどうやって逃げる?)
月(僕には移動手段なんて無い・・・)
月(松田を囮に使うか・・・・)

月「松田さん、あなたはLの言った事を信じますか?」
松田「まっさかぁ~!あんなに可愛い人がそんな事するわけ無いじゃないか!」
月「ですよね・・・僕もそう思います・・・(コイツやっぱり根っからのあほだ・・・)」

月(アイツがこの部屋に入ったときが勝負・・・!)
月(松田がやられている間に、逃げ出してやる!)

260: 2009/03/11(水) 00:23:57.61 ID:j2IrBELR0
蒼星石(本社は無事だが武器弾薬が厳しい・・・)
蒼星石(孤児院を潰す事も出来ないか・・・?)
蒼星石(僕自身が出向くにしても、人に見られるとかなりマズイ)
蒼星石(となると、Lを倒して、指揮系統が混乱したとき・・・)
蒼星石(そこを突くしかないな・・・)
蒼星石「ただいま戻りました・・・・」

松田「あ!蒼星石さん!」
月(そ~っ)
松田「大変でしたよね!Lに色々ふっかけられて!」
松田「でも大丈夫!僕はあなたの味方ですよ!」
蒼星石「何を言って・・・・あれ?人が・・・」
松田「ああ、みんななら蒼星石さんが復讐しに来るって言って逃げちゃいましたよ」
蒼星石「!!!!!!!」
松田「酷い話ですよね!蒼星石さんがそんな事するはず無いのに!」

蒼星石「と言う事は、もうこの部屋にはあなたしか居ないの?」
松田「ええ、他の人はそれぞれ車に乗って逃げちゃいましたし・・・」
松田「あとは月君が・・・あれ?月く~ん?」
蒼星石「それじゃあ、もう良いわ」

ズパッ




262: 2009/03/11(水) 00:29:45.65 ID:j2IrBELR0
蒼星石「他の人間はどうだっていいけど、Lに逃げられるのは厄介だな・・・」
蒼星石「守りを固められたらいくら僕だって簡単には・・・」
蒼星石「・・・・・夜神月」
蒼星石「多分あいつがキラ・・・」
蒼星石「どうせ全員頃すんだ、もう確証がないなんて言ってられないよね」

―――――――――――

月「はあっ!はあっ!」
月「ここまで来れば・・・・」
月「あいつも追って来れないだろ・・・!」
リューク「・・・・ところがそうもいかねえ見たいだぜ・・・月」

蒼星石「やあ、こんばんわ、月君」
月「う、うわああああああ!!!!!!」

263: 2009/03/11(水) 00:32:53.93 ID:j2IrBELR0
蒼星石「人の顔を見て悲鳴を上げるなんて酷いなあ・・・」
月「ち、近寄るな!」
蒼星石「早速で悪いけど、眠ってもらうよ!」

――――――――――――

蒼星石「この記憶は・・・!!!」
蒼星石「やっぱりコイツがキラだったんだ!」
蒼星石「はー・・・なるほど・・・所有権・・・」
蒼星石「ノートの隠し場所は・・・?」

蒼星石「よし、もう君に用は無いよ」
蒼星石「自らを神と勘違いした哀れな人間よ・・・眠りなさい」

ズバッ

266: 2009/03/11(水) 00:37:13.01 ID:j2IrBELR0
――――――――――

蒼星石「これがデスノート・・・」
蒼星石「そして・・・」
リューク「よう」
蒼星石「君が氏神か・・・」
蒼星石「早速、目の交換をしてもらうよ」
リューク「ああ、わかった」
リューク(こいつ寿命無いから交換になってないんだよなあ・・・ただあげただけ)

蒼星石(これでLを頃す事が出来るようになったぞ・・・)
蒼星石(一回いって顔を見るだけ・・・実に簡単だ)
蒼星石(あとは他のメンバーだけど・・・・)

268: 2009/03/11(水) 00:41:10.77 ID:j2IrBELR0
ヒュッ

ズブッ

ヒュッ

ドシャッ

ヒュッ

メコッ

蒼星石「鏡を通って標的の前に現れ・・・」
蒼星石「手早く始末してまた帰る・・・・」
蒼星石「ははははは!!!何て楽な仕事なんだ!」
蒼星石「もうあとはLを残すのみとなってしまったぞ!」

蒼星石「ホーリエ、あっちに待機しているスィドリームと交代だ」
蒼星石「ついでに伝言を頼まれてくれ・・・」

269: 2009/03/11(水) 00:44:27.28 ID:j2IrBELR0
ワタリ「L・・・・・」

ドサッ

腹心A「まさか護衛もつけずに一人で居るとはな」
腹心B「まさか居場所が割れるとは思っていなかったんだろう、俺達を甘く見すぎだ」


~孤児院前~

蒼星石私兵「合図があったら突入だ」
蒼星石私兵「写真の子供をよく目に焼き付けて置けよ・・・」
蒼星石私兵「そいつが今回のターゲットだからな・・・」

270: 2009/03/11(水) 00:49:37.17 ID:j2IrBELR0
L「さすがにこの警備の中を突破は出来ないでしょう・・・」

蒼星石(僕が鏡の中から見てるとは気付かないんだろうなあ)
蒼星石(プククッ)
蒼星石(さて5・・4・・3・・2・・)

L「うっ・・!・・・ぐっ!?」

蒼星石「さよなら、L・・・君はよく頑張った方だよ」

~孤児院~

私兵「合図があったぞ!突入だ!」

うをおおおおおおお

ニア「・・・!」
メロ「なんだこいつら!?」
私兵「悪く思うなよ!」

ぱーんぱーん

273: 2009/03/11(水) 00:55:08.19 ID:j2IrBELR0
~ブルースター本社~

ローゼン「お帰りなさいませ、蒼星石様」
蒼星石「ああ、ただいま」
腹心A「頼まれた仕事は全て終わらせました」
腹心B「ただ、少し社屋の損害が・・・」
蒼星石「いや、良いよ、幸い氏人も出なかったようだし・・・」
蒼星石「風聞なんてどうにでもなるからね」

――――――――――――

ローゼン「それで、キラ事件は解決したのか・・・?」
蒼星石「ああ、キラはしとめたよ・・・これがその証拠」
ローゼン「何の変哲も無いノートに見えるが・・・・うおっ!」
リューク「こんちわ・・・お前も人じゃねえな・・・どうなってんだ一体」

275: 2009/03/11(水) 01:03:04.75 ID:G7Foq3CnO
青「それと、キラ事件は終わりじゃないよ」
ロ「どう言うことだ?」
青「僕がキラの座を引き継ぐのさ・・・」
青「キラは確かに犯罪者だが、同時に犯罪の抑制にもなっている」
青「僕は不氏身だ、永遠にこの世界の平和を維持することが出来るんだよ・・・」
ロ「・・・なんと!」

青「僕は新世界の神となる!」

276: 2009/03/11(水) 01:08:13.94 ID:G7Foq3CnO
こうして、蒼星石は、永く地球を統治し続ける神となる
ブルースター探偵社はますます勢いを上げ、世界一の探偵社となり、蒼星石の夢は成就された


蒼星石は、念願の世界一の名探偵となることが出来たのだ!



おわり

279: 2009/03/11(水) 01:12:07.52 ID:G7Foq3CnO
お、終わった・・・ラスト2レスでさるくらうってどう言うことだよ・・・

皆さん、長々とお付き合い頂きありがとうございました

gdgdにならないために展開むっちゃ早くしたから、ちょっと分かりにくい所があるかも知れないけど、そこは脳内補正で

280: 2009/03/11(水) 01:13:21.78 ID:2viSgGJ40

281: 2009/03/11(水) 01:24:08.05 ID:2lp7dhS+0

最後の2レスで青とかなってたから別人かとオモタ

引用: 真紅「JUM、お金を入れて頂戴」