831: 2012/12/26(水) 20:14:18.12 ID:7I1X9EDj0
ドッ ワハハハ……
菜々「ガキ使面白ー……」
ワハハ……
菜々「……」
菜々「……はぁ」
菜々「はーっ……」
菜々「あーもう何やってんだろ……仕事が忙しいなんて嘘ついて、結局一人で年越しなんて……」
菜々「……我ながら、寂しいというか」
菜々「……」
菜々「……はぁ」
菜々「ガキ使面白ー……」
ワハハ……
菜々「……」
菜々「……はぁ」
菜々「はーっ……」
菜々「あーもう何やってんだろ……仕事が忙しいなんて嘘ついて、結局一人で年越しなんて……」
菜々「……我ながら、寂しいというか」
菜々「……」
菜々「……はぁ」
833: 2012/12/26(水) 20:18:14.45 ID:7I1X9EDj0
――――――――
一年前 実……ウサミン星
母「おー、菜々、ようやくかえってきとったの?さ、はよ入り」
菜々「……うん、ただいま。動いて大丈夫なの?」
母「あっはっは!わたしをそんな年寄りと同じにすんじゃないよ!
さーさーさっさと入りなさい!」ベシン
菜々「あいたっ!もー、お母さんったら……」
―――
菜々「お父さん、ただいま!」
父「……おお、菜々か、大きくなったな」
菜々「お父さん私身長かわってないよ」
父「……じゃあ、心が大きくなったんかのう」
菜々「それは凄いね……」
一年前 実……ウサミン星
母「おー、菜々、ようやくかえってきとったの?さ、はよ入り」
菜々「……うん、ただいま。動いて大丈夫なの?」
母「あっはっは!わたしをそんな年寄りと同じにすんじゃないよ!
さーさーさっさと入りなさい!」ベシン
菜々「あいたっ!もー、お母さんったら……」
―――
菜々「お父さん、ただいま!」
父「……おお、菜々か、大きくなったな」
菜々「お父さん私身長かわってないよ」
父「……じゃあ、心が大きくなったんかのう」
菜々「それは凄いね……」
835: 2012/12/26(水) 20:20:52.63 ID:7I1X9EDj0
父「ところで菜々は何しとるんじゃったっけ?」
菜々「え、うん……あ、アイドルのお仕事してるんだよ。東京で」
母「アイドルさんっていうのは大変なんじゃないの?」
菜々「そ、そうだよ!だからあんまり帰ってこれなくてごめんね」
母「かまわんよ。菜々がアイドルさんなる言うとったのは昔からしっとる。
夢のためなら私らは何もいわん」
菜々「……ありがとう、お母さん」
母「それより」
菜々「え?」
母「いつ結婚するの?」
菜々「はえっ!?」
父「おう……そうじゃそうじゃ、ワシもはよう孫の顔が見たいわ」
母「早くせんとお父さん氏ぬで」
菜々「ちょっ……ちょ!何いきなり!急に!」
菜々「え、うん……あ、アイドルのお仕事してるんだよ。東京で」
母「アイドルさんっていうのは大変なんじゃないの?」
菜々「そ、そうだよ!だからあんまり帰ってこれなくてごめんね」
母「かまわんよ。菜々がアイドルさんなる言うとったのは昔からしっとる。
夢のためなら私らは何もいわん」
菜々「……ありがとう、お母さん」
母「それより」
菜々「え?」
母「いつ結婚するの?」
菜々「はえっ!?」
父「おう……そうじゃそうじゃ、ワシもはよう孫の顔が見たいわ」
母「早くせんとお父さん氏ぬで」
菜々「ちょっ……ちょ!何いきなり!急に!」
838: 2012/12/26(水) 20:24:54.02 ID:7I1X9EDj0
母「いきなりも急もあらへんやろが。
去年もおととしもずーっと言っとるよ」
菜々「そ、そうだけどさぁ……」
父「相手探したろうか……?」
菜々「いやいや!いいよ!いいよ!
ほらアイドルってほら!恋愛とかご法度なんだ!」
母「そやかて……もう自分がいくつかわかっとるやろ?」
菜々「う……」
父「アイドルさんが大変なんはわかるけど……
菜々だっていつか働けなくなるんじゃないかのう……」
菜々「あう……」
母「もうアンタだって子どもちゃうねんから、いい人の一人や二人……」
菜々「ば、晩御飯の準備してくるよ!」
母「まちい!まだ話終わって無いで!」
―――――――――
菜々「……実家に帰るたびに、ぐちぐち言われるんだよねぇ」
菜々「いい人がいたらとっくに結婚してるっつーの……」ハァ
去年もおととしもずーっと言っとるよ」
菜々「そ、そうだけどさぁ……」
父「相手探したろうか……?」
菜々「いやいや!いいよ!いいよ!
ほらアイドルってほら!恋愛とかご法度なんだ!」
母「そやかて……もう自分がいくつかわかっとるやろ?」
菜々「う……」
父「アイドルさんが大変なんはわかるけど……
菜々だっていつか働けなくなるんじゃないかのう……」
菜々「あう……」
母「もうアンタだって子どもちゃうねんから、いい人の一人や二人……」
菜々「ば、晩御飯の準備してくるよ!」
母「まちい!まだ話終わって無いで!」
―――――――――
菜々「……実家に帰るたびに、ぐちぐち言われるんだよねぇ」
菜々「いい人がいたらとっくに結婚してるっつーの……」ハァ
839: 2012/12/26(水) 20:29:12.64 ID:7I1X9EDj0
菜々「それでこうして新年も一人で……」
菜々「クリスマスは仕事……あ」
『明日もクリスマス返上で、頑張るぞー!』
菜々「……ふふっ」
菜々「正月三が日って……事務所、空いてるのかな?」
――――――
翌日。プロダクション内
P「……なんという仕事の量だ、これがアイドル」
ちひろ「正月番組は視聴率勝負が激しいですからねぇ。当然といえば当然かと」
P「皆家に引きこもってテレビ……まぁ儲かるからありがたいんですけど」
ちひろ「全く正月くらいお休み欲しいもんですよ……」
ガチャ
菜々「おはようございまーす!」
P「は?菜々?」
菜々「クリスマスは仕事……あ」
『明日もクリスマス返上で、頑張るぞー!』
菜々「……ふふっ」
菜々「正月三が日って……事務所、空いてるのかな?」
――――――
翌日。プロダクション内
P「……なんという仕事の量だ、これがアイドル」
ちひろ「正月番組は視聴率勝負が激しいですからねぇ。当然といえば当然かと」
P「皆家に引きこもってテレビ……まぁ儲かるからありがたいんですけど」
ちひろ「全く正月くらいお休み欲しいもんですよ……」
ガチャ
菜々「おはようございまーす!」
P「は?菜々?」
842: 2012/12/26(水) 20:31:10.94 ID:7I1X9EDj0
P「おはヨーグルト。どうした菜々、今日は仕事ないぞ?」
菜々「知ってます!」
P「……へ?」
ちひろ「……ああ、なるほど」
P「……はい?」
ちひろ「菜々ちゃんは、もう初詣行ったの?」
菜々「はい?まだですけど?」
P「そういや俺も行ってないな」
ちひろ「じゃあプロデューサーさんと一緒に行って来たらどうですか?」
P「え?」
菜々「えっ」
菜々「……初詣」
菜々「知ってます!」
P「……へ?」
ちひろ「……ああ、なるほど」
P「……はい?」
ちひろ「菜々ちゃんは、もう初詣行ったの?」
菜々「はい?まだですけど?」
P「そういや俺も行ってないな」
ちひろ「じゃあプロデューサーさんと一緒に行って来たらどうですか?」
P「え?」
菜々「えっ」
菜々「……初詣」
846: 2012/12/26(水) 20:35:57.93 ID:7I1X9EDj0
菜々「(初詣なんて……いつから行ってないんだっけ?)」
――――――
菜々「……初詣?いいよそんなの。今更何をお願いするのって」
母「あんたにいい人が見つかるようによ」
菜々「あーもう!余計なお世話!ほっといてよ!」
――――――
菜々「……ええ!?これの納期って来週までなんですか!?」
上司「すまないねぇ」
菜々「は、早く言ってくださいよ!
もー!正月返上じゃないですか!」
――――――
菜々「……ご、合格しますように、合格しますように!
あ、おみくじください!」
―――――――
菜々「(……高校三年生の冬が最後かな?)」
――――――
菜々「……初詣?いいよそんなの。今更何をお願いするのって」
母「あんたにいい人が見つかるようによ」
菜々「あーもう!余計なお世話!ほっといてよ!」
――――――
菜々「……ええ!?これの納期って来週までなんですか!?」
上司「すまないねぇ」
菜々「は、早く言ってくださいよ!
もー!正月返上じゃないですか!」
――――――
菜々「……ご、合格しますように、合格しますように!
あ、おみくじください!」
―――――――
菜々「(……高校三年生の冬が最後かな?)」
850: 2012/12/26(水) 20:39:57.06 ID:7I1X9EDj0
P「まぁ俺は大丈夫ですけど……菜々はいいのか?用事とか」
菜々「あるように見えますか?」ニッコリ
P「……頑張って仕事とってくるわ」
菜々「構いませんよ、プロデューサーさんが一緒に行ってくれるなら。それでチャラにします!」
P「へいへい」
菜々「ウサミン星には初詣なんて概念はなかったんですよ!
だから、プロデューサーさんが案内してください!」
P「構わんぞ。俺も毎年行ってたからな。あそこの神社は」
菜々「わーい!じゃあ行きましょう!早く早く!」
P「あーもう、引っ張るなって。せめて着替えさせろ」
菜々「早くしてくださいね!」
菜々「あるように見えますか?」ニッコリ
P「……頑張って仕事とってくるわ」
菜々「構いませんよ、プロデューサーさんが一緒に行ってくれるなら。それでチャラにします!」
P「へいへい」
菜々「ウサミン星には初詣なんて概念はなかったんですよ!
だから、プロデューサーさんが案内してください!」
P「構わんぞ。俺も毎年行ってたからな。あそこの神社は」
菜々「わーい!じゃあ行きましょう!早く早く!」
P「あーもう、引っ張るなって。せめて着替えさせろ」
菜々「早くしてくださいね!」
851: 2012/12/26(水) 20:43:20.50 ID:7I1X9EDj0
――――――
菜々「あー……さぶぃぃ……」ガチガチ
P「そりゃそうだろ……一月なんだから」
菜々「ていっ!」
スポ
P「つべたっ!」
菜々「プロデューサーさんのポケットの中、あったかいですね!」
P「……(バカップルかよ)」
―――――――
prrrrrr……
ガチャ
ちひろ「はい、モバイルプロ。事務の千川ですが……」
ちひろ「え?本当ですか?はい、はい……」
ちひろ「かしこまりました、担当者に伝えておきます」 ガチャ
ちひろ「まさか、こんなことになるなんて……大丈夫かしら?」
菜々「あー……さぶぃぃ……」ガチガチ
P「そりゃそうだろ……一月なんだから」
菜々「ていっ!」
スポ
P「つべたっ!」
菜々「プロデューサーさんのポケットの中、あったかいですね!」
P「……(バカップルかよ)」
―――――――
prrrrrr……
ガチャ
ちひろ「はい、モバイルプロ。事務の千川ですが……」
ちひろ「え?本当ですか?はい、はい……」
ちひろ「かしこまりました、担当者に伝えておきます」 ガチャ
ちひろ「まさか、こんなことになるなんて……大丈夫かしら?」
852: 2012/12/26(水) 20:47:23.28 ID:7I1X9EDj0
ガヤガヤガヤ
P「ここでもやっぱり混むんだなぁ……」
菜々「普段は混まないんですか?」
P「そりゃあなあ。普段はガッラガラだぞ」
菜々「逆にガッラガラの時期に普段来るんですね」
P「……まーな、野暮用でな」
菜々「……(もしかして)」
――――――
P「……お、ただいま」
菜々「あ、おかえりなさい。どこ行ってたんですか?」
P「別に?野暮用だよ野暮用」
菜々「(……明日はそういえば、智恵理ちゃんの初ライブ)」
菜々「もしかしてプロデューサー、願掛けにでも行ってました?」
P「な、なんの事だってばよ!?」
菜々「(あーこれ間違いないわ)」
P「ここでもやっぱり混むんだなぁ……」
菜々「普段は混まないんですか?」
P「そりゃあなあ。普段はガッラガラだぞ」
菜々「逆にガッラガラの時期に普段来るんですね」
P「……まーな、野暮用でな」
菜々「……(もしかして)」
――――――
P「……お、ただいま」
菜々「あ、おかえりなさい。どこ行ってたんですか?」
P「別に?野暮用だよ野暮用」
菜々「(……明日はそういえば、智恵理ちゃんの初ライブ)」
菜々「もしかしてプロデューサー、願掛けにでも行ってました?」
P「な、なんの事だってばよ!?」
菜々「(あーこれ間違いないわ)」
857: 2012/12/26(水) 20:56:49.25 ID:7I1X9EDj0
―――――――
菜々「(担当アイドルの大きな仕事があるたびに)」
菜々「(神も信じていないのに、いちいち願掛けに……?)」
P「なんだよ、俺の顔に何かついてるか?」
菜々「はい!」
P「え?とってくれない?」
菜々「嫌です!」
P「何で!?」
菜々「(貴方についてるのは、きっと、お人よしの虫ですよ)」
――――――――
CuP「……ほう?わかりました。ありがとうございます」
ガチャ
CuP「……ふむ」
菜々「(担当アイドルの大きな仕事があるたびに)」
菜々「(神も信じていないのに、いちいち願掛けに……?)」
P「なんだよ、俺の顔に何かついてるか?」
菜々「はい!」
P「え?とってくれない?」
菜々「嫌です!」
P「何で!?」
菜々「(貴方についてるのは、きっと、お人よしの虫ですよ)」
――――――――
CuP「……ほう?わかりました。ありがとうございます」
ガチャ
CuP「……ふむ」
859: 2012/12/26(水) 21:00:07.05 ID:7I1X9EDj0
――――――
PaP「はいもしもしー……ええ?マジっすか?
はい、はい……わかりました。伝えておきます」
ガッチャン
PaP「ほほう……なるほどなるほど。
おおおおおおおいちょっとだれかいるかああああああああーーーっ!?」
――――――
ガヤガヤ…… ガヤガヤガヤヤ
菜々「プロデューサーさん!あっちに絵馬売ってますよ!絵馬!」
P「そりゃあ絵馬くらい売ってるだろ」
菜々「あ、こっちはなんかおみくじも」
P「いや正月だし」
菜々「わぁ、あっちで甘酒配ってます!」
P「楽しそうだなぁ」
菜々「楽しいですよ!」
PaP「はいもしもしー……ええ?マジっすか?
はい、はい……わかりました。伝えておきます」
ガッチャン
PaP「ほほう……なるほどなるほど。
おおおおおおおいちょっとだれかいるかああああああああーーーっ!?」
――――――
ガヤガヤ…… ガヤガヤガヤヤ
菜々「プロデューサーさん!あっちに絵馬売ってますよ!絵馬!」
P「そりゃあ絵馬くらい売ってるだろ」
菜々「あ、こっちはなんかおみくじも」
P「いや正月だし」
菜々「わぁ、あっちで甘酒配ってます!」
P「楽しそうだなぁ」
菜々「楽しいですよ!」
861: 2012/12/26(水) 21:03:26.57 ID:7I1X9EDj0
菜々「これがいいかなぁ……これもいいなぁ……」
P「決まったら言えよ」
菜々「はーい!」
prr……
P「ん?」
ピ
P「はい、もしもし?」
『あ、プロデューサーさんですか?』
P「携帯ですからね。で、どうしたんですかちひろさん。
別に言われなくてもすぐ帰ってきますって」
『ああいや、それがですね?』
P「はいはい……」
P「……え?」
菜々「決まりましたー!プロデューサーさん!これにします!」
P「……」
P「決まったら言えよ」
菜々「はーい!」
prr……
P「ん?」
ピ
P「はい、もしもし?」
『あ、プロデューサーさんですか?』
P「携帯ですからね。で、どうしたんですかちひろさん。
別に言われなくてもすぐ帰ってきますって」
『ああいや、それがですね?』
P「はいはい……」
P「……え?」
菜々「決まりましたー!プロデューサーさん!これにします!」
P「……」
862: 2012/12/26(水) 21:06:50.74 ID:7I1X9EDj0
菜々「……プロデューサーさん?」
P「……あ、おう」
菜々「プロデューサーさん、どうかしました?」
P「……いや、なんでもない。さ、お参りに行こうか」
菜々「おみくじも買っていきましょう!」
―――
ガラン ガラン……
パン パンッ
菜々「……えーっと」
菜々「(アイドルとしてのお仕事が成功して……)」
菜々「(プロデューサーさんに褒めてもらって……)」
菜々「(それで……なんというか、ずっと一緒っていうかそんな事考えてないけど)」
菜々「(いやでもずっと一緒にいたくないって言えばうそになるけどでもやっぱり一緒にいたいのは事実っていうか)」
菜々「(ああでもプロデューサーさんだってもっと若い娘のほうがいいっていうかていうかそもそもアイドルとプロデューサーが)」
P「いつまでお祈りしてんだ」
P「……あ、おう」
菜々「プロデューサーさん、どうかしました?」
P「……いや、なんでもない。さ、お参りに行こうか」
菜々「おみくじも買っていきましょう!」
―――
ガラン ガラン……
パン パンッ
菜々「……えーっと」
菜々「(アイドルとしてのお仕事が成功して……)」
菜々「(プロデューサーさんに褒めてもらって……)」
菜々「(それで……なんというか、ずっと一緒っていうかそんな事考えてないけど)」
菜々「(いやでもずっと一緒にいたくないって言えばうそになるけどでもやっぱり一緒にいたいのは事実っていうか)」
菜々「(ああでもプロデューサーさんだってもっと若い娘のほうがいいっていうかていうかそもそもアイドルとプロデューサーが)」
P「いつまでお祈りしてんだ」
865: 2012/12/26(水) 21:08:32.26 ID:7I1X9EDj0
――――――
スタ スタ スタ……
スタ……
菜々「……プロデューサーさん」
P「おう?」
菜々「さっき、何か言いかけてませんでした?」
P「え?」
菜々「……大丈夫です、ナナ、わかってますから」
P「……」
菜々「もともと、この歳でアイドルはじめようなんてのが無理があったんですよね」
菜々「子供のころから、ずっと、ずっと憧れてて」
菜々「アイドルになれる、ってだけで浮かれてて」
P「……」
スタ スタ スタ……
スタ……
菜々「……プロデューサーさん」
P「おう?」
菜々「さっき、何か言いかけてませんでした?」
P「え?」
菜々「……大丈夫です、ナナ、わかってますから」
P「……」
菜々「もともと、この歳でアイドルはじめようなんてのが無理があったんですよね」
菜々「子供のころから、ずっと、ずっと憧れてて」
菜々「アイドルになれる、ってだけで浮かれてて」
P「……」
867: 2012/12/26(水) 21:16:43.58 ID:dxKh8kCw0
菜々「お月見ライブの時は、本当に舞い上がるような気分でした」
菜々「本当にはしゃぎすぎて次の日は筋肉痛で寝込んでましたけどね」
P「あの時は大変だったな」
菜々「はい。晶葉ちゃんがうさみん星人たちを作ってくれなかったらどうなってたことか」
P「あいつの技術力はいったいなんなんだろうなぁ……」
菜々「でももうそれも限界かなぁって」
P「え?」
菜々「わかってるんです。自分の限界くらい、自分の終着点くらい」
菜々「最近のお仕事の入りが悪いのは、プロデューサーさんのせいじゃなくて、ナナのせいです」
P「な、菜々……」
菜々「それでもプロデューサーさんはお人よしだから、きっと私のために必氏にお仕事を探してくれると思うんです」
P「……」
菜々「でも、それじゃダメだって、プロデューサーさんの足をひっぱるだけだって」
菜々「……わかって、るんです」ポロ
菜々「本当にはしゃぎすぎて次の日は筋肉痛で寝込んでましたけどね」
P「あの時は大変だったな」
菜々「はい。晶葉ちゃんがうさみん星人たちを作ってくれなかったらどうなってたことか」
P「あいつの技術力はいったいなんなんだろうなぁ……」
菜々「でももうそれも限界かなぁって」
P「え?」
菜々「わかってるんです。自分の限界くらい、自分の終着点くらい」
菜々「最近のお仕事の入りが悪いのは、プロデューサーさんのせいじゃなくて、ナナのせいです」
P「な、菜々……」
菜々「それでもプロデューサーさんはお人よしだから、きっと私のために必氏にお仕事を探してくれると思うんです」
P「……」
菜々「でも、それじゃダメだって、プロデューサーさんの足をひっぱるだけだって」
菜々「……わかって、るんです」ポロ
869: 2012/12/26(水) 21:19:50.42 ID:dxKh8kCw0
菜々「親に、『いつ結婚するんだ』って口を酸っぱくして言われてるんです」
菜々「正直、うちの親ももう歳です」
菜々「だから、そろそろ実家に戻って身を固めようかなって……」
P「菜々」
菜々「……やめてください」
P「いやだから」
菜々「止めてください!プロデューサーさんが引き止めてくれようとするのはわかってます!」
菜々「貴方は骨の髄までいい人で、きっと自分が氏ぬまで私たちのプロデュースを止めません」
菜々「でもそれじゃあ、貴方が私たちの代わりに氏んじゃうんです!」
菜々「だから……私は」
P「いや、違うんだって菜々」
菜々「……はい?」ポロポロ
菜々「正直、うちの親ももう歳です」
菜々「だから、そろそろ実家に戻って身を固めようかなって……」
P「菜々」
菜々「……やめてください」
P「いやだから」
菜々「止めてください!プロデューサーさんが引き止めてくれようとするのはわかってます!」
菜々「貴方は骨の髄までいい人で、きっと自分が氏ぬまで私たちのプロデュースを止めません」
菜々「でもそれじゃあ、貴方が私たちの代わりに氏んじゃうんです!」
菜々「だから……私は」
P「いや、違うんだって菜々」
菜々「……はい?」ポロポロ
870: 2012/12/26(水) 21:22:42.58 ID:dxKh8kCw0
P「とりあえず、おめでとう」
菜々「……はい?」
P「……えーっとな、落ち着いて聞いてくれ?」
菜々「は、はぁ……」
P「あの超大手企業……ザイゲームス社主催のLIVEイベントが決まった」
菜々「……はえ?」
P「プロダクションからの一名選抜。ザイゲームス社からの直接のご指名だ」
P「わがモバプロからは、キュートな異星人アイドル、安部菜々、だそうだ」
菜々「は……い……?」
P「年明けから忙しくしてもうしわけないが、一緒にがんばろう」
菜々「……ふ、ふ」
P「ふ?」
菜々「……はい?」
P「……えーっとな、落ち着いて聞いてくれ?」
菜々「は、はぁ……」
P「あの超大手企業……ザイゲームス社主催のLIVEイベントが決まった」
菜々「……はえ?」
P「プロダクションからの一名選抜。ザイゲームス社からの直接のご指名だ」
P「わがモバプロからは、キュートな異星人アイドル、安部菜々、だそうだ」
菜々「は……い……?」
P「年明けから忙しくしてもうしわけないが、一緒にがんばろう」
菜々「……ふ、ふ」
P「ふ?」
872: 2012/12/26(水) 21:27:27.30 ID:dxKh8kCw0
菜々「ぶえええええええええええええん!!」ブワッ ガバーッ!!
P「ぬおあ!?ちょ!何だ!こんなとこで抱きつくな!」
菜々「だって、だってぇぇえ!!もう駄目かって!さっきプロデューサーさん電話してて!
すごい顔してたし!!」
P「ちひろさんから連絡を受けた時は驚いたよ。他にもPa社とCo社からも一人ずつだ。
ザイゲームスも粋な事するよ」
菜々「ええっ!?あの大手プロダクションからですか!?ど、どうしたらいいんですかずびっ!」
P「まずは涙と鼻水を拭け!とりあえずレッスンだろ、レッスン!」
菜々「そうでずね!れっずんですね!」
P「泣くか笑うか意気込むかどれかにしろ!」
ズズッ ズビーッ
P「俺の服で鼻をかむな顔をふくな!」
菜々「ふぅ、すっきりしました!
……さぁ、ぐずぐずしちゃいられません!プロダクションに戻りましょう!」
P「おう、急がないと、ちひろさんにドヤされるぞ」
菜々「その時は、プロデューサーがガチャを回してごきげんんとりですね!」
P「なんでそうなる!」
P「ぬおあ!?ちょ!何だ!こんなとこで抱きつくな!」
菜々「だって、だってぇぇえ!!もう駄目かって!さっきプロデューサーさん電話してて!
すごい顔してたし!!」
P「ちひろさんから連絡を受けた時は驚いたよ。他にもPa社とCo社からも一人ずつだ。
ザイゲームスも粋な事するよ」
菜々「ええっ!?あの大手プロダクションからですか!?ど、どうしたらいいんですかずびっ!」
P「まずは涙と鼻水を拭け!とりあえずレッスンだろ、レッスン!」
菜々「そうでずね!れっずんですね!」
P「泣くか笑うか意気込むかどれかにしろ!」
ズズッ ズビーッ
P「俺の服で鼻をかむな顔をふくな!」
菜々「ふぅ、すっきりしました!
……さぁ、ぐずぐずしちゃいられません!プロダクションに戻りましょう!」
P「おう、急がないと、ちひろさんにドヤされるぞ」
菜々「その時は、プロデューサーがガチャを回してごきげんんとりですね!」
P「なんでそうなる!」
873: 2012/12/26(水) 21:28:24.20 ID:dxKh8kCw0
菜々「ふふっ、冗談ですよ!さ、はやくいきましょ?プロデューサー!」
ギュッ
P「……おう!」
菜々「プロデューサーさん、今年もよろしくお願いしますね!」
終
ギュッ
P「……おう!」
菜々「プロデューサーさん、今年もよろしくお願いしますね!」
終

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