1: 2009/03/05(木) 14:30:32.41 ID:Bk+Wrbjy0
真紅「このままJUMと一緒にいたらJUMはますますダメになってしまうわ」
翠星石「で、でも・・・」
真紅「貴女がJUMを好きなのは知っているのだわ」
翠星石「!!!」
真紅「なら、尚更JUMをダメにしたくないはずでしょ?」
翠星石「それは・・・そうですけど・・・」
真紅「決まりね、今日の夜にJUMが寝てから皆で出て行くのだわ」
真紅「雛苺にも話してくるわ」
翠星石「で、でも・・・」
真紅「貴女がJUMを好きなのは知っているのだわ」
翠星石「!!!」
真紅「なら、尚更JUMをダメにしたくないはずでしょ?」
翠星石「それは・・・そうですけど・・・」
真紅「決まりね、今日の夜にJUMが寝てから皆で出て行くのだわ」
真紅「雛苺にも話してくるわ」
3: 2009/03/05(木) 14:32:35.41 ID:Bk+Wrbjy0
真紅「雛苺、ちょっとおいで」
雛苺「絶対嫌なのー!出て行きたくないのー!」
真紅「翠星石と私の話を聞いてたの?」
雛苺「わ、わざとじゃないの!たまたま聞こえてきただけなのよ!」
真紅「なら話は早いわ、今日の夜に出て行くわよ」
雛苺「絶対嫌なの・・・JUMと一緒がいいの・・・」
真紅「私たちといつまでも暮らしていたらJUMのためにならないのよ」
真紅「JUMにはJUMの人生があるの、そこを考えたことある?」
雛苺「・・・ないの」
真紅「JUMのことを想うなら一緒についてくるのだわ」
雛苺「・・・わかったのよ」
雛苺「絶対嫌なのー!出て行きたくないのー!」
真紅「翠星石と私の話を聞いてたの?」
雛苺「わ、わざとじゃないの!たまたま聞こえてきただけなのよ!」
真紅「なら話は早いわ、今日の夜に出て行くわよ」
雛苺「絶対嫌なの・・・JUMと一緒がいいの・・・」
真紅「私たちといつまでも暮らしていたらJUMのためにならないのよ」
真紅「JUMにはJUMの人生があるの、そこを考えたことある?」
雛苺「・・・ないの」
真紅「JUMのことを想うなら一緒についてくるのだわ」
雛苺「・・・わかったのよ」
4: 2009/03/05(木) 14:34:24.19 ID:Bk+Wrbjy0
真紅「あら、もう九時を3分も回ってしまったわ」
JUM「相変わらず寝るの早いな」
真紅「睡眠不足は乙女の敵なのだわ、おやすみJUM」
バタン
翠星石「翠星石も・・・寝るですぅ・・・」
バタン
雛苺「・・・おやすみなの」
バタン
JUM「やれやれ、電気ついてたら寝れないだろうし僕も寝ようかな」
JUM「相変わらず寝るの早いな」
真紅「睡眠不足は乙女の敵なのだわ、おやすみJUM」
バタン
翠星石「翠星石も・・・寝るですぅ・・・」
バタン
雛苺「・・・おやすみなの」
バタン
JUM「やれやれ、電気ついてたら寝れないだろうし僕も寝ようかな」
5: 2009/03/05(木) 14:36:19.34 ID:Bk+Wrbjy0
真紅「・・・」
JUM「zZZ」
真紅「翠星石、雛苺、起きるのだわ」
翠星石「・・・起きてるですよ」
雛苺「・・・」
真紅「窓をあけると風で起きてしまうかもしれないから鏡を通っていきましょ」
翠星石「・・・JUM、さよならですぅ・・・・元気に暮らすですよ」
雛苺「・・・ひ、ひなは泣かないの・・・絶対泣かないのよ・・・ヒック」
JUM「zZZ」
真紅「翠星石、雛苺、起きるのだわ」
翠星石「・・・起きてるですよ」
雛苺「・・・」
真紅「窓をあけると風で起きてしまうかもしれないから鏡を通っていきましょ」
翠星石「・・・JUM、さよならですぅ・・・・元気に暮らすですよ」
雛苺「・・・ひ、ひなは泣かないの・・・絶対泣かないのよ・・・ヒック」
6: 2009/03/05(木) 14:37:48.12 ID:Bk+Wrbjy0
真紅「忘れ物はない?」
翠星石「・・・大丈夫ですぅ」
雛苺「・・・ないの」
真紅「それじゃ、行くのだわ」
翠星石「・・・真紅は」
真紅「・・・」
翠星石「真紅は寂しくねえですか?」
真紅「・・・ここでしゃべるとJUMが起きてしまう、nのフィールドで話しましょ」
翠星石「・・・大丈夫ですぅ」
雛苺「・・・ないの」
真紅「それじゃ、行くのだわ」
翠星石「・・・真紅は」
真紅「・・・」
翠星石「真紅は寂しくねえですか?」
真紅「・・・ここでしゃべるとJUMが起きてしまう、nのフィールドで話しましょ」
9: 2009/03/05(木) 14:39:23.60 ID:Bk+Wrbjy0
翠星石「・・・さっきの質問に答えやがれです」
翠星石「お別れ1つしねえで出て行くなんて真紅はおかしいですよ!?」
雛苺「け、喧嘩はいけないのよ・・・」
真紅「・・・誰が」
真紅「誰がいつ寂しくないなんていったのよ・・・」
翠星石「・・・ごめんです」
真紅「・・・いいのよ、分かってもらえれば」
真紅「お別れをいうとね、2度と会えない気がしたの」
真紅「やはり私も・・・またいつか会いたいと想っていたのだわ」
翠星石「お別れ1つしねえで出て行くなんて真紅はおかしいですよ!?」
雛苺「け、喧嘩はいけないのよ・・・」
真紅「・・・誰が」
真紅「誰がいつ寂しくないなんていったのよ・・・」
翠星石「・・・ごめんです」
真紅「・・・いいのよ、分かってもらえれば」
真紅「お別れをいうとね、2度と会えない気がしたの」
真紅「やはり私も・・・またいつか会いたいと想っていたのだわ」
11: 2009/03/05(木) 14:41:21.75 ID:Bk+Wrbjy0
雛苺「これからひな達はどうするの・・・?」
真紅「3人で行動する必要なんてないわ、自分の思った道を進めばいいのよ」
翠星石「・・・翠星石は少し蒼星石のところに行くです」
タタタタッ
雛苺「・・・いっちゃったのよ」
真紅「私はアリスゲームを止めるためにお父様を探すわ」
雛苺「・・・」
真紅「雛苺はどうするの?」
雛苺「・・・真紅についていくの」
真紅「3人で行動する必要なんてないわ、自分の思った道を進めばいいのよ」
翠星石「・・・翠星石は少し蒼星石のところに行くです」
タタタタッ
雛苺「・・・いっちゃったのよ」
真紅「私はアリスゲームを止めるためにお父様を探すわ」
雛苺「・・・」
真紅「雛苺はどうするの?」
雛苺「・・・真紅についていくの」
12: 2009/03/05(木) 14:43:14.37 ID:Bk+Wrbjy0
翠星石「・・勢いで走ったものの」
翠星石「こんな時間に蒼星石が起きてるわけねえですね」
翠星石「それに蒼星石に知れたらJUMにもばれるかもしれねえです・・・」
水銀燈「あらぁ・・・翠星石じゃなぁい?」
翠星石「水銀燈ですか、どうしたです?」
水銀燈「どうしたも何も、この教会は私の家みたいなものよぉ?」
翠星石「・・・そいつぁ悪かったです、今出て行くです」
水銀燈「誰も出て行けなんて言ってないわぁ・・・一体どうしたの?お姉さんに話してみなさい?」
翠星石「実は・・・」
翠星石「こんな時間に蒼星石が起きてるわけねえですね」
翠星石「それに蒼星石に知れたらJUMにもばれるかもしれねえです・・・」
水銀燈「あらぁ・・・翠星石じゃなぁい?」
翠星石「水銀燈ですか、どうしたです?」
水銀燈「どうしたも何も、この教会は私の家みたいなものよぉ?」
翠星石「・・・そいつぁ悪かったです、今出て行くです」
水銀燈「誰も出て行けなんて言ってないわぁ・・・一体どうしたの?お姉さんに話してみなさい?」
翠星石「実は・・・」
15: 2009/03/05(木) 14:45:36.82 ID:Bk+Wrbjy0
水銀燈「なるほどねぇ、確かにこのままじゃあのミーディアムのためにならないわぁ」
翠星石「・・・やっぱりそうですよね」
水銀燈「けど出て行く必要なんてないと思うわよぉ」
翠星石「・・・どうしてですか?」
水銀燈「JUMは今高校に行こうと頑張っているのよ、それを邪魔しなければいても良いと思うわぁ」
水銀燈「まぁ、真紅には真紅の考えがあるかもしれないけどぉ」
翠星石「・・・」
水銀燈「まぁ、何か解決できる方法が見つかるまで一緒に暮らさなぁい?」
翠星石「・・・ありがてえです」
翠星石「・・・やっぱりそうですよね」
水銀燈「けど出て行く必要なんてないと思うわよぉ」
翠星石「・・・どうしてですか?」
水銀燈「JUMは今高校に行こうと頑張っているのよ、それを邪魔しなければいても良いと思うわぁ」
水銀燈「まぁ、真紅には真紅の考えがあるかもしれないけどぉ」
翠星石「・・・」
水銀燈「まぁ、何か解決できる方法が見つかるまで一緒に暮らさなぁい?」
翠星石「・・・ありがてえです」
18: 2009/03/05(木) 14:52:14.21 ID:Bk+Wrbjy0
翠星石「・・・いつの間にかに寝てしまってたです」
水銀燈「あら翠星石、おはよう」
翠星石「おはようです」
水銀燈「朝ごはんでも食べに行きましょぉ」
水銀燈「はい、これが道具よぉ」
翠星石「・・・この棒はなんですか?」
水銀燈「釣り竿よ釣り竿、これで魚をとるのよぉ」
翠星石「・・・随分アウトドアな生活してるんですねぇ」
水銀燈「慣れると楽しいわよぉ?」
水銀燈「あら翠星石、おはよう」
翠星石「おはようです」
水銀燈「朝ごはんでも食べに行きましょぉ」
水銀燈「はい、これが道具よぉ」
翠星石「・・・この棒はなんですか?」
水銀燈「釣り竿よ釣り竿、これで魚をとるのよぉ」
翠星石「・・・随分アウトドアな生活してるんですねぇ」
水銀燈「慣れると楽しいわよぉ?」
20: 2009/03/05(木) 14:55:21.38 ID:Bk+Wrbjy0
JUM「ふぁーあ、今日は珍しく性悪人形に起こされなかったな」
JUM「・・・あれ?」
JUM「鞄が3つともないな、蒼星石のところにでも行ってるのかな」
JUM「まぁ静かでいいや、もう一眠りしよう」
・
・
・
蒼星石「やぁJUM君、いつまでも寝ていたらいけないよ」
JUM「ふぁ・・・蒼星石か、おはよう」
JUM「・・・あれ?」
JUM「鞄が3つともないな、蒼星石のところにでも行ってるのかな」
JUM「まぁ静かでいいや、もう一眠りしよう」
・
・
・
蒼星石「やぁJUM君、いつまでも寝ていたらいけないよ」
JUM「ふぁ・・・蒼星石か、おはよう」
21: 2009/03/05(木) 14:59:32.35 ID:Bk+Wrbjy0
JUM「うちの呪い人形たちが蒼星石のところで迷惑かけなかったか?」
蒼星石「え?うちに来ていないよ?」
JUM「ん、けど鞄が全部ないけど」
蒼星石「おかしいなぁ、入れ違いかな」
JUM「ま、3人でいればなんとかなるだろう」
蒼星石「それもそうだね、真紅は強いし」
蒼星石「いや、金糸雀のところにいったかもしれないね」
JUM「金糸雀が来ることはあるけどこっちから行くようなことはなかったからな」
JUM「珍しいこともあるもんだ」
JUM・蒼星石「HAHAHAHAHAHA」
蒼星石「え?うちに来ていないよ?」
JUM「ん、けど鞄が全部ないけど」
蒼星石「おかしいなぁ、入れ違いかな」
JUM「ま、3人でいればなんとかなるだろう」
蒼星石「それもそうだね、真紅は強いし」
蒼星石「いや、金糸雀のところにいったかもしれないね」
JUM「金糸雀が来ることはあるけどこっちから行くようなことはなかったからな」
JUM「珍しいこともあるもんだ」
JUM・蒼星石「HAHAHAHAHAHA」
24: 2009/03/05(木) 15:04:14.94 ID:Bk+Wrbjy0
真紅「nのフィールドは広いわね・・・」
雛苺「・・・お父様がnのフィールドにいるとも限らないのよ」
真紅「まさに雲をつかむような話だわ」
雛苺「・・・今頃JUMはひな達がいなくなって驚いてるのよ」
真紅「忘れろとは言わないわ、けど考えるのはやめなさい」
真紅「寂しくなっちゃうから・・・」
雛苺「・・・うぃ」
雛苺「・・・お父様がnのフィールドにいるとも限らないのよ」
真紅「まさに雲をつかむような話だわ」
雛苺「・・・今頃JUMはひな達がいなくなって驚いてるのよ」
真紅「忘れろとは言わないわ、けど考えるのはやめなさい」
真紅「寂しくなっちゃうから・・・」
雛苺「・・・うぃ」
28: 2009/03/05(木) 15:08:48.63 ID:Bk+Wrbjy0
翠星石「朝ごはんのつもりで来たのはいいけどさっぱり釣れねえです」
水銀燈「そういうときもあるわぁ」
翠星石「今釣れたとしても昼ごはんにも間に合わねえですよ」
水銀燈「・・・お!きたわぁ!」
バシャーン
翠星石「これは大物ですね」
水銀燈「とりゃぁぁぁああああああ!」
翠星石「あ、網を持ってくるですぅ」
水銀燈「そういうときもあるわぁ」
翠星石「今釣れたとしても昼ごはんにも間に合わねえですよ」
水銀燈「・・・お!きたわぁ!」
バシャーン
翠星石「これは大物ですね」
水銀燈「とりゃぁぁぁああああああ!」
翠星石「あ、網を持ってくるですぅ」
30: 2009/03/05(木) 15:13:21.82 ID:Bk+Wrbjy0
蒼星石「ん、もうこんな時間か」
蒼星石「それじゃ僕は帰るよ、ドールズが帰ってきたらよろしくいっといてね」
JUM「ああ、またな」
蒼星石「それじゃ!」
JUM「・・・あいつら遅えなぁ」
のり「みんなー、ご飯よー」
JUM「僕はみんなが帰ってきてから食べるよー」
のり「はーい」
のり「あの子たちがきてからJUM君が元気になって本当によかった・・・」
蒼星石「それじゃ僕は帰るよ、ドールズが帰ってきたらよろしくいっといてね」
JUM「ああ、またな」
蒼星石「それじゃ!」
JUM「・・・あいつら遅えなぁ」
のり「みんなー、ご飯よー」
JUM「僕はみんなが帰ってきてから食べるよー」
のり「はーい」
のり「あの子たちがきてからJUM君が元気になって本当によかった・・・」
32: 2009/03/05(木) 15:16:50.95 ID:Bk+Wrbjy0
雛苺「真紅ぅ・・・お腹すいたの・・・」
真紅「そうね、今日はまだ一食も食べてないわね」
真紅「紅茶でも飲みながらやすみましょ」
真紅「はい雛苺、これにお湯と葉っぱを入れてね」
雛苺「カップはあってもお湯も葉っぱもないのよ・・・?」
真紅「・・・お腹すいたのなら缶詰も持ってきてるのだわ!」
雛苺「缶きりもないのよ・・・?」
真紅「・・・」
33: 2009/03/05(木) 15:21:13.65 ID:Bk+Wrbjy0
翠星石「・・・翠星石が家出してから丸一日たつです」
水銀燈「そういうこと数えるといつまで経っても元気でないわよぉ」
翠星石「・・・けど考えずにはいられねえです」
水銀燈「もっと楽しいこと考えるのよぉ」
水銀燈「明日は山で山菜をとりましょぉ!」
翠星石「アウトドアですねぇ・・・」
水銀燈「もう毒キノコと普通のキノコも見分けられるわよぉ?」
水銀燈「そういうこと数えるといつまで経っても元気でないわよぉ」
翠星石「・・・けど考えずにはいられねえです」
水銀燈「もっと楽しいこと考えるのよぉ」
水銀燈「明日は山で山菜をとりましょぉ!」
翠星石「アウトドアですねぇ・・・」
水銀燈「もう毒キノコと普通のキノコも見分けられるわよぉ?」
36: 2009/03/05(木) 15:25:13.89 ID:Bk+Wrbjy0
JUM「・・・あいつら何してんだよ」
のり「JUMくん・・・」
JUM「9時に寝ないとダメとかいってただろ・・・帰って来いよ」
のり「JUMくん・・・ほら、鞄がないからどこかに泊まっているのよ!きっとそうよ!」
JUM「僕たちに一言も言わずにか?」
のり「うぅ・・・」
JUM「僕は寝るよ・・・」
のり「JUMくん・・・」
のり「JUMくん・・・」
JUM「9時に寝ないとダメとかいってただろ・・・帰って来いよ」
のり「JUMくん・・・ほら、鞄がないからどこかに泊まっているのよ!きっとそうよ!」
JUM「僕たちに一言も言わずにか?」
のり「うぅ・・・」
JUM「僕は寝るよ・・・」
のり「JUMくん・・・」
38: 2009/03/05(木) 15:28:24.69 ID:Bk+Wrbjy0
真紅「あ、貴女は・・・何故ここに?」
蒼星石「やあ、真紅」
蒼星石「何故家を出て行ったの・・・翠星石はどこ?」
雛苺「・・・翠星石は蒼星石のところにいったのよ」
蒼星石「・・・嘘をついちゃいけないよ」
蒼星石「僕のところに翠星石はきていない」
真紅・雛苺「!!」
蒼星石「詳しく話してもらおうか」
蒼星石「やあ、真紅」
蒼星石「何故家を出て行ったの・・・翠星石はどこ?」
雛苺「・・・翠星石は蒼星石のところにいったのよ」
蒼星石「・・・嘘をついちゃいけないよ」
蒼星石「僕のところに翠星石はきていない」
真紅・雛苺「!!」
蒼星石「詳しく話してもらおうか」
40: 2009/03/05(木) 15:34:28.26 ID:Bk+Wrbjy0
蒼星石「・・・そんな精神不安定な状態の翠星石を1人でいかせたのか」
真紅「そ、それは・・・」
蒼星石「翠星石に何かあったら僕は君たちを許さないよ」ニコ
雛苺「ごめんなの・・・ごめんなの・・・」
蒼星石「あ、そうそう」
蒼星石「君たちの家出は逆効果みたいだよ」
蒼星石「JUM君君たちのこと心配してたよ」
真紅「・・・」
蒼星石「あの頭のいい真紅がこうなることを予想していなかったなんて思えないな」
雛苺「し、真紅・・・」
真紅「そ、それは・・・」
蒼星石「翠星石に何かあったら僕は君たちを許さないよ」ニコ
雛苺「ごめんなの・・・ごめんなの・・・」
蒼星石「あ、そうそう」
蒼星石「君たちの家出は逆効果みたいだよ」
蒼星石「JUM君君たちのこと心配してたよ」
真紅「・・・」
蒼星石「あの頭のいい真紅がこうなることを予想していなかったなんて思えないな」
雛苺「し、真紅・・・」
41: 2009/03/05(木) 15:38:07.44 ID:Bk+Wrbjy0
真紅「・・・確かにこうなることはわかっていたのだわ」
真紅「私はこの生活が好きだった・・・、だからアリスゲームなんかで壊されたくなかったの」
真紅「他人に壊されるくらいなら・・・自分の手で壊したかったのよ・・・」
蒼星石「・・・バカだね、本当にバカだよ」
真紅「貴女に何がわかるのよ!」
蒼星石「まだアリスゲームに固執してるドールがいると思っているの?」
蒼星石「みんな今の生活が気に入っているんだよ、あの水銀燈でさえも」
真紅「う、嘘よ・・・」
蒼星石「・・・自分の目で確かめればいいじゃない」
蒼星石「まぁ、翠星石に何かあったら僕がアリスゲームを再開しちゃうけどね」ニコ
真紅「私はこの生活が好きだった・・・、だからアリスゲームなんかで壊されたくなかったの」
真紅「他人に壊されるくらいなら・・・自分の手で壊したかったのよ・・・」
蒼星石「・・・バカだね、本当にバカだよ」
真紅「貴女に何がわかるのよ!」
蒼星石「まだアリスゲームに固執してるドールがいると思っているの?」
蒼星石「みんな今の生活が気に入っているんだよ、あの水銀燈でさえも」
真紅「う、嘘よ・・・」
蒼星石「・・・自分の目で確かめればいいじゃない」
蒼星石「まぁ、翠星石に何かあったら僕がアリスゲームを再開しちゃうけどね」ニコ
43: 2009/03/05(木) 15:41:49.92 ID:Bk+Wrbjy0
蒼星石「それじゃ、僕は帰るよ」
・
・
・
雛苺「真紅・・・明日JUMの家に帰るの・・・」
雛苺「それから・・・翠星石を探すのよ・・・」
真紅「わかってる・・・わかってるわ・・・けど、JUMにどんな顔して会えばいいの・・・?」
雛苺「・・・普通でいいのよ」
真紅「・・・もう、寝ましょ」
雛苺「・・・うぃ」
・
・
・
雛苺「真紅・・・明日JUMの家に帰るの・・・」
雛苺「それから・・・翠星石を探すのよ・・・」
真紅「わかってる・・・わかってるわ・・・けど、JUMにどんな顔して会えばいいの・・・?」
雛苺「・・・普通でいいのよ」
真紅「・・・もう、寝ましょ」
雛苺「・・・うぃ」
47: 2009/03/05(木) 15:45:45.14 ID:Bk+Wrbjy0
真紅「JUM・・・、ただいまなのだわ」
雛苺「・・・ただいまなの」
JUM「お前ら・・・心配したぞ・・・、翠星石は?」
真紅「・・・行方不明なのだわ」
雛苺「・・・何があったかきかないの?」
JUM「疲れてるんだろ?話したいときに話せばいいさ、今はもう寝るんだ」
真紅「JUM・・・ありがとう」
雛苺「・・・ただいまなの」
JUM「お前ら・・・心配したぞ・・・、翠星石は?」
真紅「・・・行方不明なのだわ」
雛苺「・・・何があったかきかないの?」
JUM「疲れてるんだろ?話したいときに話せばいいさ、今はもう寝るんだ」
真紅「JUM・・・ありがとう」
48: 2009/03/05(木) 15:49:30.67 ID:Bk+Wrbjy0
翠星石「どこまで登るですかぁ・・・」
水銀燈「二人分の山菜だもの、もう少し奥まで行かないとぉ」
翠星石「あ、何かキノコがあるですぅ」
水銀燈「ん、どれどれ・・・」
水銀燈「これは食べられないわねぇ、残念!」
翠星石「・・・悔しいですぅ」
水銀燈「あ、ゼンマイみつけたわぁ!」
翠星石「くるくるしてるですねぇ」
水銀燈「意外とおいしいわよぉ」
水銀燈「二人分の山菜だもの、もう少し奥まで行かないとぉ」
翠星石「あ、何かキノコがあるですぅ」
水銀燈「ん、どれどれ・・・」
水銀燈「これは食べられないわねぇ、残念!」
翠星石「・・・悔しいですぅ」
水銀燈「あ、ゼンマイみつけたわぁ!」
翠星石「くるくるしてるですねぇ」
水銀燈「意外とおいしいわよぉ」
49: 2009/03/05(木) 15:51:22.62 ID:Bk+Wrbjy0
真紅「JUM・・・ちょっといい?」
JUM「ん、おはよう。何か話す気になったか?」
真紅「実は・・・」
・
・
・
JUM「なるほど・・・蒼星石も居場所を知らないんじゃ手も足もでないなぁ」
真紅「・・・何かいい方法はないかしら」
JUM「みんなで探すのが1番じゃないかな、僕も手伝うよ」
真紅「けどJUMは外が・・・」
JUM「家族のためだろ、怖くないよ」
真紅「JUM・・・」
JUM「ん、おはよう。何か話す気になったか?」
真紅「実は・・・」
・
・
・
JUM「なるほど・・・蒼星石も居場所を知らないんじゃ手も足もでないなぁ」
真紅「・・・何かいい方法はないかしら」
JUM「みんなで探すのが1番じゃないかな、僕も手伝うよ」
真紅「けどJUMは外が・・・」
JUM「家族のためだろ、怖くないよ」
真紅「JUM・・・」
50: 2009/03/05(木) 15:53:33.13 ID:Bk+Wrbjy0
翠星石「今頃真紅たちはどうしてるですかね・・・」
水銀燈「案外寂しくなって家に帰っているかもしれないわよぉ」
翠星石「翠星石でさえも寂しいですのに真紅が寂しくないわけねえですよね!」
水銀燈「明日一回様子を見に行ったらどう?」
翠星石「・・・ちらっとだけ見るですぅ」
水銀燈「あ、山菜御飯が炊けたわぁ・・・」
翠星石「おお、意外といい匂いですねぇ」
水銀燈「案外寂しくなって家に帰っているかもしれないわよぉ」
翠星石「翠星石でさえも寂しいですのに真紅が寂しくないわけねえですよね!」
水銀燈「明日一回様子を見に行ったらどう?」
翠星石「・・・ちらっとだけ見るですぅ」
水銀燈「あ、山菜御飯が炊けたわぁ・・・」
翠星石「おお、意外といい匂いですねぇ」
51: 2009/03/05(木) 15:55:16.90 ID:Bk+Wrbjy0
JUM「それじゃ、翠星石を探しにいこうか」
真紅「絶対見つけるわ・・・そして元通りの生活に戻るのよ」
JUM「ああ、絶対見つけるぞ」
雛苺「がんばるの!」
JUM「とりあえず適当に町内くるっとみてくるか」
真紅「絶対見つけるわ・・・そして元通りの生活に戻るのよ」
JUM「ああ、絶対見つけるぞ」
雛苺「がんばるの!」
JUM「とりあえず適当に町内くるっとみてくるか」
52: 2009/03/05(木) 15:56:25.57 ID:Bk+Wrbjy0
翠星石「やっぱり行くのやめたいです」
水銀燈「いまさら何言ってるのよぉ、私もついて行くからぁ!」
翠星石「ま、まぁチラっと見るだけです!すぐに戻ればいいです!」
水銀燈「素直じゃないわねぇ」
翠星石「翠星石は素直です!」
水銀燈「はいはい、行きましょう行きましょう」
打ち切りfin
水銀燈「いまさら何言ってるのよぉ、私もついて行くからぁ!」
翠星石「ま、まぁチラっと見るだけです!すぐに戻ればいいです!」
水銀燈「素直じゃないわねぇ」
翠星石「翠星石は素直です!」
水銀燈「はいはい、行きましょう行きましょう」
打ち切りfin
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります