235: 2014/07/01(火) 22:13:26.82 ID:HB1Rb1ww0
ーーーー鎮守府・執務室
ソファーに座っているのはこの鎮守府の提督と、その秘書艦の金剛
今は22時過ぎで、やるべき仕事も片付いたので一息ついている所だった
提督「今日もこんな時間まですまないな」
金剛「問題nothing♪秘書として、妻としてテイトクを支えるのは当然デース!」
金剛の左手小指では、ケッコンカッコカリの指輪が輝いていた
提督「こんな良妻を持てて俺は幸福者だな」
金剛「んもー、そんなにおだてても何も出ないヨー」
楽しい夫婦での一時、ふと提督はイタズラを思い付いた
提督(そういえば、いつも金剛に甘えられたりふと甘い雰囲気になって「事」に及ぶことが多いけど、俺からガッツリと迫った事無かったな……たまには俺から行ってみても…………)
金剛「んー?どーしましたかテイトク……?そんな真剣な眼差しで見られたら恥ずかしいネー……///」
提督「金剛……」
金剛「……what!?」
金剛はソファーに優しく押し倒され、提督は金剛に覆い被さり、二人の顔はすぐ近くで見あっていた
金剛「テ、テイトクー、時間と場所もそうだけどタイミングとムードも……」
提督「時間はばっちり夜で、場所は今日はもう誰も来ない鍵のかかった執務室、タイミングは俺がこうしたいと思ったらからで、ムードは今の雰囲気……ダメか?」
金剛「…………///(noー!テイトクがいつもと違ってwildデース……///)」
提督「何故かわからないけど、お前を無性に愛おしいと思ったらこうせずにはいられなくなった……」
金剛「…………///(こんな風に言われるなんて初めてで……頭が沸騰してしまいマース……何も考えれないデス……)」
236: 2014/07/01(火) 22:15:09.06 ID:HB1Rb1wwo
提督「(もう一押しかな?)・・・金剛、お前が欲しい」
金剛「テイトク・・・///(もうどうなってもいいデス・・・///)」(目瞑る
提督「・・・・・・」
金剛「・・・・・・」
提督「・・・っくっくっく」
金剛「・・・テイトク?」
提督「ハッハッハッハッ」(起き上がり
金剛「・・・え?え!?」
提督「ごめんごめん。ちょっとからかうつもりだったんだけど・・・」
金剛「じゃあ・・・今のは・・・」
提督「いや、たまには俺から迫ってみたらどんな反応するかなってね。いやーいつもと違った反応でこれはこれで・・・」
金剛「・・・・・・」
提督「・・・あれ?金剛?」
金剛「・・・さっき言ってくれた事は・・・冗談って事は嘘だったんデスか・・・?」(涙目
提督「金剛・・・」
金剛「ワタシの事を愛おしいって言ってくれたのも、欲しいって迫ってくれたのも全部嘘だったんデスか!!」
提督「いやそれは・・・」
金剛「テイトク・・・///(もうどうなってもいいデス・・・///)」(目瞑る
提督「・・・・・・」
金剛「・・・・・・」
提督「・・・っくっくっく」
金剛「・・・テイトク?」
提督「ハッハッハッハッ」(起き上がり
金剛「・・・え?え!?」
提督「ごめんごめん。ちょっとからかうつもりだったんだけど・・・」
金剛「じゃあ・・・今のは・・・」
提督「いや、たまには俺から迫ってみたらどんな反応するかなってね。いやーいつもと違った反応でこれはこれで・・・」
金剛「・・・・・・」
提督「・・・あれ?金剛?」
金剛「・・・さっき言ってくれた事は・・・冗談って事は嘘だったんデスか・・・?」(涙目
提督「金剛・・・」
金剛「ワタシの事を愛おしいって言ってくれたのも、欲しいって迫ってくれたのも全部嘘だったんデスか!!」
提督「いやそれは・・・」
237: 2014/07/01(火) 22:15:56.82 ID:HB1Rb1wwo
涙目で訴える金剛に、提督はたじろいでしまう
その瞬間、ソファーに押し倒された時のまま横になっていた金剛はすかさず起き上がり提督をソファーへ押し倒した
提督「!?」
金剛「ふふーん、これで形勢逆転ネ」
提督「あ、嘘泣きしたな!」
金剛「本気で泣いてないだけデース!悲しかったのは本当なんだから・・・」
金剛はそう言うと、提督の胸板に顔を埋める
金剛「・・・本当なんだからね」
提督からは、金剛の表情を直接読み取る事はできなかった
提督「ごめん、悪かった。ただ、確かに冗談で迫ってみちゃったけど、言った事に嘘はないぞ。お前の事を愛おしいと思うし欲しいと思っているのも本当だ」
提督は右手でそっと金剛の頭をなでる
提督「何だかんだでヘタレだからさ、普段も金剛から甘えてもらったり何となくそういう雰囲気になった時にしかそういう事しなかった俺が悪い・・・」
金剛「・・・・・・」
提督「・・・許してくれないか?」
金剛「・・・許さないデス」
金剛「・・・今日、最後までさっきの強気で来てくれなきゃ許さないデース」
金剛「朝まで目を離したら、Noなんだからね・・・」
提督「わかった。でも流石に場所は寝室に移そうな」
金剛はいつもの笑顔で埋めていた顔を上げる
「テイトク、愛してるネ」
「俺も、愛してるぞ」
金剛「先にシャワーだけ浴びてくるネ」
提督「じゃあ一緒に浴びるか」
金剛「え!?」
提督「今夜はガッツリと迫って許してもらわないといけなしな、朝まで眠らせないつもりで行くぞ」
金剛「・・・不束者ですが、お手柔らかにお願いしマス///」
翌日、非番とはいえ珍しく昼過ぎに起き提督の私室を出て
少し遅めのランチを間宮食べに行く二人が青葉に激写され一悶着あったのは別の話である
239: 2014/07/01(火) 22:27:51.47 ID:6rhvLP/qO
乙!
ところで、本番のレスが足りないんじゃないですかねぇ……(チラッチラッ
ところで、本番のレスが足りないんじゃないですかねぇ……(チラッチラッ
240: 2014/07/01(火) 22:46:15.02 ID:9UmcPyV2o
乙なのです。いいですね、こういうの。
241: 2014/07/01(火) 22:48:11.64 ID:rV1NzTzy0
キングクリムゾン「それも私だ」
引用: 艦これSS投稿スレ2隻目
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