787: 2014/08/21(木) 12:32:01.21 ID:Kbm3XOOY0

提督「喋れっつわれてもなぁ……書くのじゃ駄目なの? アンケートみたいにさぁ」

青葉「それはちょっと、私としても困るので……ほら、解釈の余地が無いでしょう? 司令官が書いちゃうと」

要するに、でっちあげさせろや、ということだ。ニコニコしてても、どす黒さは透けてんぞ。顔。

提督「……お前、ホント、マスゴミな。これだから新聞なんて取らねえんだよ……」

青葉「いやー、男のツンデレって心底気持ち悪いですけど、司令官のは嫌いじゃないんですよ、私」

寒い寒い寒い寒い寒い……媚てきても、どす黒さはそのまんまである。というか、ツンデレでもないし、話題が唐突だ。

青葉「そんなに顔を歪めないで下さいよぉ……いくら腹黒い青葉でも、傷付いちゃいます」

提督「自覚あったんかい! ……はぁ、ツンデレってなんだよ急に」

青葉「毎号毎号、きっちり目を通してくれて、意見もくれるじゃないですか。そんな顔でも」

提督「……『そんな顔でも』? そんな顔『しながら』でも、だろ、腹黒」

青葉「あはは……青葉、噛んじゃいました☆」

提督「よーし腹黒、『噛む』のなんたるかを教えてやる。『噛む』ってのはな、『すいらいせんたん』だ」

青葉「ちょっと辞書引きますね、えーと『噛む』は……」

提督「おい腹黒、そういうのいいから。これじゃ、インタビュー始まらねえよ」

788: 2014/08/21(木) 12:54:22.10 ID:Kbm3XOOY0
提督「つーかな、嫌でも読むわ。執務室の机にも、自室の机にもいつの間にかあって、
   それを読んでないと答えりゃ、お前が音読し始めるじゃねえか」

青葉「こーんな腹黒美少女の読み聞かせがご不満ですか? あ、もっと耳元で囁きましょうか?」

提督「いや、やめてくれ、耳弱いから」

青葉「やー、ツンデレは許せる青葉でも、今のは吐きそうですね。耳が弱いとか、へそが弱いとか、○首が弱いとか、お○んこが弱いとか、
   そういうのは青葉レベルの腹黒美少女しか許されませんから。処刑ですよ、処刑!」

提督「そこまで言われる謂れはねえよ……つーかいいのか自分の発言は、マスコミさんよ」

青葉「こんな恥ずかしい事言うの……司令官の前だけなんですからねっ///」

提督「頬染めてまで腹黒さがにじみ出てるのなんて、世界広しといえど、青葉くらいだな」

青葉「ねえ、司令官さん、どうしたんですか? さっきから羽黒さんを何度も呼んで……」

提督「は? ……いや、人を巻き込むな。そんな腹黒さはお前しか持ってねえよ」

青葉「語るに落ちましたね……腹黒さんも羽黒だと思っている、と。メモしなきゃ」

提督「思っているも何も、事実だ。陰でぼろくそに貶されてたの聞いたから。だがオープン腹黒のお前の足元にも及ばん。
   所詮はムッツリ腹黒だ、レベルが違うよ」

789: 2014/08/21(木) 13:14:30.93 ID:Kbm3XOOY0
青葉「いやぁ、お褒めに預かり恐縮ですぅ……」

提督「待って、本気で喜んでるようにしか見えん。今この瞬間だけ、暁ちゃんくらい純粋に見える! 腹黒さどこに隠したの?」

青葉「どんな形であれ、他の女を貶めて褒めてもらうのは至福なんですよぉ……」

提督「うわ、『純粋』って言葉が汚れるからやめろマジで。『純粋』ってのは暁ちゃんの為にある言葉だし、そもそも褒めてねえ」

青葉「それは、司令官の感情論ですよ。純粋悪、という言葉もあります氏ね!」

提督「正論言われちゃったよ……ん? 語尾が荒くないか?」

青葉「気のせいですよぉ……でも、純粋なんて良い言葉じゃありません。純粋なお○んぽ、純粋なエ○ス、純粋な変O、純粋な○撮、純粋な○クハラ、純粋な援○少女、純粋な○ナホ、純粋な乱○……ね、そうでしょう?」

提督「とりあえず下品な言葉を足して並べるのやめろ。そんな説得は間違ってなかったとしても、納得したくない」

青葉「これは失礼しました! 美少女にあるまじき発言でしたね☆」

提督「腹黒を忘れてるぞ……いや、きょろきょろしなくても羽黒は居ねえよ」

青葉「散々言いましたが、司令官の考え方もいいと思います。『純粋』って、プラスのイメージを持ってる人、多いでしょう氏ね!」

790: 2014/08/21(木) 13:37:01.94 ID:Kbm3XOOY0
提督「……お前、俺の事嫌いだろ?」

青葉「何をおっしゃるんですか! 青葉は『純粋に』司令官をお慕いしていますよ!」

提督「……そう?」

青葉「……うぷぷぷ、司令官はちょろいですね! 腹黒と罵りまくった挙句、『腹黒さが透けて見えるぜ(キリッ』みたいに格好付けたくせに、ちょっと好意を向けられると、目が曇るくらいに喜んじゃうんですからね!」

提督「あー、腹黒うざいわーまじうざいわー……つーか喜んでねえし、勘違い乙」

青葉「罵倒を混ぜない司令官なんて、デレてるのと同じですよ! あと、青葉の腹黒さに負けないくらい、司令官のチョロさもにじみ出てますからね?」

提督「自分で言ってて悲しくならないか、それ……」

青葉「いいんですよ! 形はどうあれ、司令官といっしょっていうのは嬉しいのです!」

提督「……お前みたいな腹黒女が居るから、世の中の男子学生がイケると勘違いして告白して、玉砕するんだぞ。代表して詫びろ」

青葉「心外です! そんな全方面に腹黒さを向けている榛名と一緒にしないで下さい!」

提督「は、榛名?」

青葉「はっ!? 失礼しました、ビXチの間違いでした!」

提督「いや、間違ってな……間違ってるぞ、ちゃんと謝っとけ全国200万人の榛名ファンに」





791: 2014/08/21(木) 14:02:08.98 ID:Kbm3XOOY0
青葉「司令官メモ、腹黒さんは羽黒、榛名さんはビXチと思っている……と」

提督「前者は確定だが、後者は違う! 榛名は純粋無垢な大和撫子なんだ! ビXチだったらいいなというのは俺の願望に過ぎないから取り消してやってくれ!」

青葉「え……司令官はビXチがお好きなんですか?」

提督「いや、その……興奮するだろ、ギャップがあって」

青葉「どうみても、黒髪ロングで、何故か向こうから話しかけてくれて、何でもそつなくこなせて、性格も天使かと間違うほど優しいのに、男の影はなぜか無くて、数年前からひそかに自分に好意を寄せているような儚い系美少女が好きそうなのに、ビXチが好きなんですか!?」

提督「なげえよ……性癖くらい俺の勝手だろ腹黒」

青葉「ちなみに、榛名さんは処Oですよ」

提督「……」

青葉「あれ? どうしました? あまりのショックにE○になっちゃいました?」

提督「いや、それ聞いたら無性に榛名に謝りたくなった。変な妄想しててごめんなさい」

青葉「お望みならば、謝罪会見の席を設けましょうか? この辺一帯に生中継しましょう!」

提督「それはさぞかし視聴率が取れるだろうよ。代わりに俺が憲兵にしょっぴかれて、榛名がトラウマを抱えることになるぞ」

792: 2014/08/21(木) 14:19:36.70 ID:Kbm3XOOY0
青葉「ちなみに青葉は、司令官専用のビXチになら、なってあげてもいいですよ?」

司令官「腹黒のうえにビXチにまでなったら、もうどうしようもない気がするが……」

青葉「アオバビXチって、サノバビXチと似てません?」

司令官「なあ、自分で自分を傷つけるのはやめてくれ。性癖で俺をいじろうとしてるのかもしれんが、逆効果だ。聞いてるこっちが辛くなってくる」

青葉「腹黒ビXチな青葉のコトまで心配してくれるなんて司令官って優しいんですネ……心配してくれたお礼に、ビXチ、しよ?」

司令官「はい、この話やめ! 君、インタビュアー、OK?」

青葉「青葉、インタビューは飛ばして本番から見る派なんです」

司令官「……何の話かは分からんが、お前とは分かり合えそうにないな」

青葉「ふふ、ではインタビュー大好きな司令官、そろそろインタビューを始めましょうか?」

司令官「やっとかよ……毎回毎回、始まるまでが長すぎだよ」

青葉「前戯は大事ですよ、童O司令官さん♪」

司令官「もうその手は食わん……始めてくれ、青葉」

青葉「ちぇっ……では、次のイベントの……」


面倒くさいインタビュアー おわり


引用: 艦これSS投稿スレ2隻目