1: 2014/01/15(水) 11:25:37 ID:IJm7iSiI
エレン「くち…くちゅぃく…」
アルミン「…何言ってるの?」
エレン「なあアルミン、く…くちくってちゃんと言えるか?」
アルミン「駆逐」
エレン「お、おお…さすがアルミンだぜ…」
アルミン「逆になんで言えないの」
エレン「い、いやおれだって言おうとすれば言えるんだよ。でもなんていうかな…」
アルミン「まあ確かにエレンの言う「駆逐」はちゃんときこえないね」
エレン「そう!そうなんだよ!」
アルミン「…何言ってるの?」
エレン「なあアルミン、く…くちくってちゃんと言えるか?」
アルミン「駆逐」
エレン「お、おお…さすがアルミンだぜ…」
アルミン「逆になんで言えないの」
エレン「い、いやおれだって言おうとすれば言えるんだよ。でもなんていうかな…」
アルミン「まあ確かにエレンの言う「駆逐」はちゃんときこえないね」
エレン「そう!そうなんだよ!」
6: 2014/01/24(金) 12:25:05 ID:Hg3gA5Zg
アルミン「でも「駆逐」ってそんなに多用する言葉でもないからいいんじゃない?」
エレン「俺、くちゅく男子だぞ」
アルミン「駆逐男子ね。意味はわからないけど」
エレン「ま、悩んでてもしかたねえか。食堂行こうぜ」
7: 2014/01/24(金) 12:25:53 ID:Hg3gA5Zg
食堂
ミカサ「エレン、アルミン、こっち」クイクイ
エレン「おう」ガタッ
エレン「…みかちゃは言えるのか?く…くちゅ…くちくって?」
アルミン「ん?」
ミカサ「…駆逐」
エレン「おお!さすがはミカサだな」
8: 2014/01/24(金) 12:26:40 ID:Hg3gA5Zg
ミカサ「エレン…もう一度私の名前を言って」
エレン「はあ?何でだよ」
ミカサ「いいから」
エレン「…みかちゃ」
エレン「はっ!?」
ミカサ「…アルミン、どういうこと?」
アルミン「ごめん…僕にもさっぱりなんだ」
エレン「俺は…家族の名前まで言えないのか…」ズーン
ミカサ「…エレン、練習すれば言えるようになるはず。諦めるのは駆逐男子であるエレンらしくない」
アルミン「駆逐男子って定着してるの?」
9: 2014/01/24(金) 12:27:11 ID:Hg3gA5Zg
エレン「…そうだよな。俺は…くちゃくもみきゃしゃも必ず言えるようになってやる!」
ミカサ「まずは私の名前から練習するべき」
エレン「よし!み…みか…みかちゃ!」
ミカサ「…もっと連続で」
エレン「みかちゃ!みきゃさ!みかしゃ!ミサカ!」
アルミン「一つだけ変なの入ってるよ」
ミカサ「どれも捨てがたい…アルミン、改名するならどれがいいと思う?」
アルミン「目的が変わってるよ」
10: 2014/01/24(金) 12:27:54 ID:Hg3gA5Zg
エレン「みかちゃ!くちゅ…くちゅ…くちゅく!」
ミカサ「…ええ、私をクチュクチュしていい」
アルミン「お願いだからやめて」
ジャン「オイ!氏に急ぎ野郎!なにミカサの名前を侮辱してんだ!」
エレン「みかちゃの名前を侮辱するはずねぇだろ!!」
ミカサ「そのとおり、私はみかちゃ・アッカーマン」
アルミン「改名おめでとう」パチパチ
11: 2014/01/24(金) 12:28:40 ID:Hg3gA5Zg
ジャン「じゃ、じゃあ俺も言っていいってことだよな?…みかちゃ」
ミカサ「ジャン…セクハラ」
ジャン「理不尽!?」
エレン「でも…本当に何でこうなったんだ?昨日まで普通にみきゃさって言えてたし…」
ミカサ「エレンの好きな言葉が言えなくなっているんだと思う、きっと。いえ、絶対」
アルミン「願望丸出しだね」
12: 2014/01/24(金) 12:29:15 ID:Hg3gA5Zg
ジャン「じゃあ他にもあるかもしれねぇってことか…」
アルミン「じゃあ…巨人は?」
エレン「巨人」
アルミン「う~ん…訓練は?」
エレン「訓練」
アルミン「他にエレンが良く使う言葉は…調査兵団は?」
エレン「ちょうちゃへいだん」
ジャン「ダハハハ!何だよ、ちょうちゃへいだんって?」ゲラゲラ
エレン「テメェ!くちゅくしてやる!」ガシッ
ジャン「やんのか!?」ガシッ
13: 2014/01/24(金) 12:29:54 ID:Hg3gA5Zg
アルミン「や、やめなって!」アセアセ
ミカサ「ジャン…やめて」
ジャン「で、でも…」
ミカサ「やめて…本当にやめて」
ジャン「わかったよ…」
ミカサ「お願いだからやめて…」
ジャン「ミ…ミカサ?」
ミカサ「心の底からやめてください」
ジャン「…俺、人間やめるわ」ズーン
アルミン「戻ってきて、ジャン!」
14: 2014/01/24(金) 12:30:49 ID:Hg3gA5Zg
ミカサ「少し冗談を言ってみた」ピース
アルミン「分かりづらいよ!」
エレン「みかちゃ…くちゅく…ちょうちゃへいだん…」
ミカサ「…何も恥ずかしがる必要はない。それも一つの個性だと思えばいい。だからこれからもそのままでいい」
エレン「みかちゃ…」
ミカサ「そう…私はみかちゃ・アッカーマン」
アルミン「ブレないね、君も」
月日が流れ、エレンは巨人となってトロスト区奪還作戦を成功させた
そして、その危険性を考慮して、地下牢に幽閉されている
15: 2014/01/24(金) 12:31:33 ID:Hg3gA5Zg
エルヴィン「君の意志が「鍵」だ。この絶望から人類を救い出す「鍵」なんだ」
エレン「お…俺が……」
リヴァイ「オイ…さっさと答えろクズ野郎。お前がしたいことは何だ?」
エレン「ちょうちゃへいだんに入って…とにかく巨人をくちゅくしたいです」
リヴァイ「ほぅ……悪くない(むしろ良い)」ムクムク
リヴァイ「エルヴィン…コイツの世話は俺が責任持つ。上にはそう言っておけ…」ジュルリ
エレン「…え?」
この後、エレンの貞操が奪われるのは、また別のお話…
おしまい
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