お前ら「なんだァてめぇ…」

俺「お前がお前らか」

お前ら「だとしたらどうする」

俺「ぶっ飛ばす！！」ドン！

お前ら「お前らは俺の忠実な仲間！お前にあの男を使いこなせるか！？」

俺「使う…！？」ﾋﾞｷﾋﾞｷ

ガシャァン！！

お前ら「あれは…！？」

お前ら「机に本棚だ！俺さんとお前らはどうなったんだ！？」

お前ら「なにしやがるてめェ！！お前らに何年もかけて書かせた海図をよくも！！」

俺「やっとお前らを救う方法が分かった…」

俺「こんな部屋があるからいけねェんだ！お前らのいたくない場所なんて俺が全部ぶっ壊してやる！」

お前ら(ありがとう……！)ポロポロ

お前ら「氏にやがれェ！！」

俺「ゴムゴムのアーックス！！！！」

ドガァン！！！

お前ら「」

俺「お前らァ！！」

お前ら「！？」

俺「お前は俺の仲間だ！」ドン！

お前ら「うん…！！」

お前ら「ワンピースの意味を知ってるか」

お前ら「ひとつなぎ…だったろ確か」

お前ら「そうそうひとつなぎの大秘宝」

お前ら「そうだ、そしてワンピースを見た時海賊王であるお前らは笑った…何故だと思う？」

お前ら「ワンピースの正体が工口本だったとか」

俺「オイ待てよワンピースは自分で見つける！ネタ晴らしなんてやめろよ！」

お前ら「お前ら違和感を覚えた事は無いか？」

お前ら「違和感…？」

お前ら「そうだ」

俺「やめろ！！！」

お前ら「お前らはひとつなぎなんだよ」

お前ら「！！！！！」

お前ら「俺、お前だけが違う存在だ」

俺「やめろ！！やめろ！！」

お前ら「そうだ、海賊王が笑ったのはこの世の全ての人間がワンピースそのものだったと理解したからだ」

俺「やめろっつってんだろ！！！」

お前ら「この世にいる全ての人間は宝だ、誰もに将来があり、誰もに可能性がある」

俺「やめろ･･･」

お前ら「お前だけが宝じゃないんだよ、俺」ドン！

俺「やめおおおおおおおお！！！！！！！！！」

こうして一人の海賊の冒険は終わった…

ワンピース、完！