1: 2009/02/05(木) 20:34:40.97 ID:aYq4yXsm0
真「何かしら…この黒いの?」

真「舌じゃとれないわね…」

翠「真紅、鏡とにらめっこしてどうかしたんですか?」

真「翠星石…歯に何か挟まってとれないのよ」

翠「なら、爪楊枝でも使えばいいです」

真「嫌よ、親父臭いじゃない」

翠「口にくわえてシーシーやるわけじゃあるまいし、そんなに気にすることないですぅ」

真「…」
ローゼンメイデン 愛蔵版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
2: 2009/02/05(木) 20:36:10.19 ID:aYq4yXsm0
真「チッチッ」

真「…とれないのだわ」

翠「ちょっと見せてみるです」

真「アーン」

翠「…えーと、どの歯ですか?」

真「しふぁふぉみひかふぁふぉおふふぁふぁにふぁんへほ」

4: 2009/02/05(木) 20:38:31.07 ID:aYq4yXsm0
翠「え?」

真「しらのみひかわほおふふぁらにはんへほ」

翠「…口を閉じるですぅ」

真「下の右側の奥から二番目よ」

翠「はい、口開けて」

真「アーン」

5: 2009/02/05(木) 20:39:52.62 ID:aYq4yXsm0
翠「けっこう大きいですね」

翠「翠星石が楊枝で………」チッチッ

翠「…とれないです」

真「ふぇ、ふぉふぇふぁいへほぅ?」

翠「口を閉じるです」

真「ね、とれないでしょう?」

翠「諦めるには早いです。 もう一度…」

J「何やってんだ、おま……え…ら………?」

6: 2009/02/05(木) 20:41:10.36 ID:aYq4yXsm0
J(二人ともあんなに顔を近づけて……ま  さ  か!?)

真「あらJUM、歯に何か挟まってとれないのよ」

J「は? それで、翠星石に見てもらってたのか?」

翠「そうですぅ。 チビ人間も手伝うです」

J「なんだ、僕はてっきり……」

真・翠「?」

J「いや、何でもない」

7: 2009/02/05(木) 20:42:28.87 ID:aYq4yXsm0
J「えっと、歯に何か挟まったんだよな」

J「楊枝じゃダメなのか?」

翠「爪楊枝ではびくともしないです」

J「そんなに堅いのか…?」

J「どれ、ちょっと見せてみろ」

真「アーン」

J「…どこだ?」

真「しふぁふぉみひかふぁふぉおふふぁふぁにふぁんへほ」

J「は?」

翠「下の右側の奥から二番目ですぅ」

9: 2009/02/05(木) 20:43:42.66 ID:aYq4yXsm0
J「あった…でかいな」チッチッ

J「…本当だ、がっちり固定されてる」チッチッ

J「ダメだ………ちょっと待ってろ」
ガチャ バタン





真「…」

翠「…真紅、もう口閉じていいですよ」

11: 2009/02/05(木) 20:44:55.29 ID:aYq4yXsm0
J「ほら、持って来たぞ」

真「これは何?」

J「糸ようじだよ。 爪楊枝よりはマシだろ」

J「ほら真紅、口開けろ」

真「アーン」

翠「…糸ようじって、歯の間に入れて使うんですよね」

J「当たり前だろ」

翠「あんなに堅く物が挟まってるのに、どうやって歯間に入れるんですか?」

J「…あ」

真「ふふぁえふぁいへほふへ(使えない下僕ね)」

12: 2009/02/05(木) 20:46:07.78 ID:aYq4yXsm0
J「でも、折角持って来たんだ。 やるだけやってみよう」

J「…それ!」ギギギ

J「くそっ、全く入っていかない………翠星石、お前も手伝え!」

翠「手伝えたって、どうやって…?」

J「僕の腕を下に引っ張るんだ!」

J・翠「…せーの、えいっ!!」ギギッギッ

真「いふぁい! いふぁい!!」

J・翠「ふんぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!」ギギッギギッギギギィィィィ
ブチィッ!!

J「!! あ…糸が…」
翠「切れた…ですぅ」

J「小林製薬さん、糸ようじを活躍させられずゴメンなさい」

17: 2009/02/05(木) 20:47:20.70 ID:aYq4yXsm0
J「もうどうにもならんので、助っ人を呼びました」

翠「蒼星石、金糸雀、何か良い案はないですか?」

蒼「糸ようじの糸が切れたんでしょ? 難しいなぁ…」

金「ところで、真紅はなんで口を開けてるのかしら?」

J「さぁ?」

翠「閉めろと言わんと閉めんのですぅ」










真「…(疲れた)」

20: 2009/02/05(木) 20:48:34.08 ID:aYq4yXsm0
金「丁度いいから、見せてもらうかしら」

蒼「じゃあ、僕も」

金「問題の歯はどこかしら?」

真「しふぁふぉみひかふぁふぉおふふぁふぁにふぁんへほ」

金・蒼「へ?」

翠「…下の右側の奥から二番目です」

金「うわ、何この黒いの」

蒼「これ食べカス?」

真「ほんふぁほふぉはへへふぁいふぁ」

翠「『こんな物食べてないわ』です」

J「お前…わかるのか」

21: 2009/02/05(木) 20:49:50.60 ID:aYq4yXsm0
金「ここはカナに任せるかしら。 てこの原理を使うかしら」

J「てこの原理…歯の間にどうやって?」

金「黒い物の下に僅かに空間があるかしら」

金「そこに何か丈夫な物を差し込んで、端から思いっ切り力をかけるかしら」

J「なるほど」

22: 2009/02/05(木) 20:51:57.77 ID:aYq4yXsm0
蒼「力点は端にかける力、作用点は黒い物として、支点はどこ?」

金「真紅の歯茎もしくは下唇」

真「ふぇ!?」

翠「この際しょうがないですぅ」

J「で、その丈夫な物には何を使うんだ?」

金「バイオリンの弦」

真「ふぉ!?」

翠「糸ようじよりは頑丈でしょうけど、歯の間に入るんですか?」

金「カナに掛かればちょちょいのちょいかしら! ………多分」

24: 2009/02/05(木) 20:53:13.75 ID:aYq4yXsm0
翠「やってみると入るもんですね」

金「カナの言った通りだったかしら!」

蒼「この弦、やけに硬いね」

金「特殊加工を施してあるから、そう簡単には折れないかしら」

J「そんな弦、普段何に使うんだよ…」

金「後は弦の端に板を括りつけて………」

金「この板にみんなで飛び乗るかしら」

真「いふぁい! ふぇっふぁいいふぁい!!(痛い! 絶対痛い!!)」

金「何言ってるかわからないけど、暴れると危険だからそこの椅子に縛りつけるかしら」

J「ほいきた」

真「ふぉ!? ほっ、はふぇふぁふぁい!!(ふぉ!? ちょっ、やめなさい!!)」

26: 2009/02/05(木) 20:54:30.69 ID:aYq4yXsm0
J「よし、これで滅多なことじゃ外れないだろ」

真「はぅぅ…」

蒼「流石JUM君、鮮やかな亀甲縛り」

翠「一体どこからロープを…」

金「真紅のためにもさっさと終わらせるかしら」

金「テーブルの上からみんなで板に飛び乗るかしら!」

28: 2009/02/05(木) 20:55:44.78 ID:aYq4yXsm0
金「Are you ready?」

J・翠・蒼「OK」

金「3、2、1…」

金・J・翠・蒼「GOーーーーーーー!!!」ダッ
ヒュ- ズドンッ!!!

真「がっ!!!!!!」
ドッ
バゴォォォォォ----------------------ンッ!!!!!

金・J・翠・蒼「oh…」

32: 2009/02/05(木) 20:56:57.56 ID:aYq4yXsm0
真「氏ぬ…冗談抜きで氏ぬ」

金「いや~、まさか椅子ごと真紅が吹っ飛ぶとは思わなかったかしら」

翠「水銀燈以外のドールが、宙に舞うのを初めて見たですぅ」

J「それは見事な弧を描いていたよ」

蒼「描いた軌跡が、まるで真っ赤な虹のようだった…」

真「いや、壁が壊れる程の衝撃だったのよ? 労りの言葉の一つや二つないの? って言うか謝れ」

35: 2009/02/05(木) 20:58:14.63 ID:aYq4yXsm0
蒼「さて、次は僕の案を試そうか」

真「もういいから……悪い予感しかしないのだわ」

蒼「歯間ブラシという手もあるけど、あの様子だと外部からの力で外すのは無理だと思うんだ」

J「そうだな」

真「無視された…」

蒼「そこで、黒い物を外すという考えから脱却してみよう」

翠「外さないで、どうするんですか?」

37: 2009/02/05(木) 20:59:29.01 ID:aYq4yXsm0
蒼「物自体を削ってしまえばいいんだよ」

真「けず…る…?」

金「削るって、道具はどうするのかしら?」

蒼「僕はね、アリスたる者歯も白く健康でなくてはいけないと思うんだ」

蒼「だから、歯科医の勉強をしていてね」

J「他のドール達に比べて、なんとも勤勉だな」

蒼「ローゼンメイデンとして、これくらい当然さ」

翠「いや、何か違う気が…」

39: 2009/02/05(木) 21:00:50.54 ID:aYq4yXsm0
金「それで、あのキュイ-ンってなるドリルを持っているのね?」

蒼「勿論。 ちなみにドリルじゃなくて、エアタービンね」

蒼「そういうわけだから真紅、口開けて」

真「それ、黒いのだけを削れるのよね?」

蒼「それは難しい。 多少両隣の歯も削れるだろうね」

真「貴女、歯は健康であるべきって自分で言ってたじゃない!」

J「何、歯の二本くらい僕が作ってやるさ」

蒼「ほら、JUM君もこう言ってくれてるし大丈夫だよ」

40: 2009/02/05(木) 21:02:09.24 ID:aYq4yXsm0
真「…」ダッ

J「あっ、逃げたぞ!」

蒼「みんな捕まえて!」

翠(なんかもうどうでもよくなってきた)

金「追撃のカノン!」

真「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」ドテッ
ポンッ ドスン!!!

銀「いったぁ…」

J・翠・蒼・金「!!??? 水銀燈!?」

43: 2009/02/05(木) 21:03:24.34 ID:aYq4yXsm0
翠「ちょ、え? えぇ!? 今、確かに真紅の口の中から出てきたですよ!!」

J「おい、真紅は!?」

金「カナの攻撃で伸びてるかしら」

蒼「えーと………さっきまで真紅の歯の間にあった物はなくなってるね」

翠「じゃあ、あの黒い物が水銀燈だったんですか!?」

J「どう間違ったって物理的に不可能だろ!」

蒼「でも…みんな見たんでしょ?」

金「水銀燈! 一体どういうことかしら?」

44: 2009/02/05(木) 21:04:51.34 ID:aYq4yXsm0
あ…ありのまま 数時間前に 起こった事を話わよ
『私は日向ぼっこをしていたと思ったら
いつのまにか雛苺に吹っ飛ばされていた』
な… 何を言ってるのか わからないと思うけど
私も何をされたのかわからなかったわぁ…
頭がどうにかなりそうだった…
雪華綺晶だとかアリスだとか
そんなジャンクなものじゃ 断じてない
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったわぁ…

46: 2009/02/05(木) 21:06:12.38 ID:aYq4yXsm0
蒼「おい、こいつアリスがジャンクとかほざきやがったぞ」

翠「雪華綺晶はともかくアリスをジャンクって…」

金「お父様に対する侮辱ともとれるかしら!」

銀「い、いや、今のは失言だったわぁ… でも、それ程雛苺が尋常じゃない力だったってことよぉ」

J「アリスへの執着心が強い水銀燈がここまで言うとは…」

金「そういえば、雛苺は?」

翠「巴の家に遊びに行ったはずですぅ」

雛「ただいまなの~」

J「なんというグッドタイミング」

47: 2009/02/05(木) 21:07:30.72 ID:aYq4yXsm0
雛「うゅ? みんな揃ってどうしたの?」

J「雛苺…一先ずそこに座れ」

雛「?」

J「お前、今日何してた?」

雛「巴と一緒にお絵かきとか竹刀であんなことやこんなことをしてたのよ」

J「…水銀燈に何かしなかったか?」

雛「!」

雛「……何も」

銀「嘘つきなさぁい! 私をグルングルン振り回したじゃないのぉ!」

雛「チッ(起きてやがったか)」

銀「あ、舌打った! 今、舌打った!」

蒼(言い方がうぜぇ)

翠「チビ苺、白状するです」

J「雛苺、話してくれるな?」

雛「…ばれたら、しょうがないの」

50: 2009/02/05(木) 21:08:53.21 ID:aYq4yXsm0
―数時間前

雛「今日は天気がいいから、お散歩しながら巴のお家に行くの」

のり「はい、雛苺ちゃんいってらっしゃい」

雛「いってきま~すなの」ガチャ バタン

52: 2009/02/05(木) 21:10:12.10 ID:aYq4yXsm0
雛「Frere Jacques, Frere Jacques♪」テクテク

雛「Dormez-vous? Dorme…ん?」

銀「…zzz」

雛「あれは水銀燈…屋根の上で寝てるの」

雛「あんな所で寝てたら、どう見ても不審者なの」

雛「きっと野良生活を続けた所為で、自尊心がジャンクになったのね」

雛「あのままじゃ姉妹の恥なの。 ヒナが起こしてあげるの」

雛「あの塀から登れそうね…」

雛「んしょ…んしょ…」ヨジヨジ

54: 2009/02/05(木) 21:11:34.92 ID:aYq4yXsm0
雛「ふぃ~、JUM登りで鍛えたクライミングの腕が役に立ったの」

雛「水銀燈起きるのよ!」ユサユサ

銀「…zzz」

雛「起きないとローザミスティカもらっちゃうのよ~?」

銀「…ムニャ……zzz」

雛「…全然起きそうにないの」

雛「…」

雛「……チャンスなの」

55: 2009/02/05(木) 21:12:49.64 ID:aYq4yXsm0
雛「seour Mercure, seour Mercure♪」

雛「Dormez-vous? Dormez-vous?♪」

雛「Sonnez les matines, Sonnez les matines♪」ガシッ

銀「! え…なに……雛苺…!? …何この体勢」

雛「Ding!」ブォン
雛「Ding!」ブォン ブォン
雛「Dong!」ブォン ブォン ブォン

銀「ちょっと、聞こえてないの!? なんで回してんのよ!!」

雛「Ding!」ブォン ブォン ブォン ブォン
雛「Ding!」ブォン ブォン ブォン ブォン ブォン

58: 2009/02/05(木) 21:15:41.20 ID:aYq4yXsm0
雛「だらっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!!」

雛「…ふぅ」

雛「ジャイアントスイング……いつもはくんくん人形だけど、一度動く物相手にやってみたかったの」

雛「自分より大きな相手は少しきついの」

雛「飛距離はかなり伸びたけど、回転数はまだまだね」

雛「目指せ500回転!! なの」

61: 2009/02/05(木) 21:17:08.86 ID:aYq4yXsm0
雛「―――ということなの」

J「それで真紅の所まで吹っ飛ばされて、口に入ったってことか…?」

銀「そうよぉ。 ローゼミスティカが飛び出る思いだったわ」

翠「なんで水銀燈は屋根の上なんかで寝てたですか?」

銀「え…よく晴れてて気持ち良かったから、日当たりのいい屋根の上で日向ぼっこしてたらいつの間にか寝てたのよ…」

蒼「自尊心がジャンクになったというのは間違ってないね」

銀「う…」

金「そんなことより、水銀燈が真紅の歯の間に挟まる程ミニサイズだったのが謎かしら」

蒼「空中で毒キノコでも口に入ったんじゃないの?」

62: 2009/02/05(木) 21:18:31.69 ID:aYq4yXsm0
その後、雛苺のジャイアントスイングには禁止令が出され、500回転の夢は儚く散ったと思われた
しかし、雛苺は密かに練習を続け、世界に名を轟かす程の口リレスラーになることを誰が予想しただろうか

64: 2009/02/05(木) 21:19:56.18 ID:aYq4yXsm0
メガネ小僧「ド○え○~ン!」

メガネ小僧「あれ、いないのかな…?」

メガネ小僧「まあ、いいや…」

メガネ小僧「確かこのあたりにス○アポ○ットが………あった、あった」

メガネ小僧「○ャ○○○の奴を倒すには………簡単に使えるしス○ール○○トでいいかな」

メガネ小僧「にひひ、ちょっと借りてくよ~」

メガネ小僧「…歩くのも面倒だし、タケコプターで行こっと」カチッ ブルルルルル

66: 2009/02/05(木) 21:21:16.36 ID:aYq4yXsm0
メガネ小僧「え~と…○ャ○○○の奴は…」

銀「AAAAAAAAAAAAA」

メガネ小僧「なんだアレ?」

銀「AAAAAAAAAAAAA」

メガネ小僧「ひ、人!? こっちに飛んで来る!!」
ドカァ
カチッ ピカァ

メガネ小僧「あっ! ○モ○○ライ○のスイッチがONに…」

銀「aaaaaaaaaa」

メガネ小僧「ど、どうしよう…小さくなったまま飛んで行っちゃった」

メガネ小僧「時間が経てば、勝手に切れるから大丈夫だよね… きっと…」

67: 2009/02/05(木) 21:22:32.29 ID:aYq4yXsm0
真「最近寒い日が続いたのに、今日は暖かいわね」

真「日も当たってるし、偶には庭に出てみようかしら」スタスタ
ガチャ バタン

真「お天道様が気持ちいいのだわ…」

真「…ウトウト………zzz」

…ヒュウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
銀「aaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!」

ガッ ズボ!
真「んぐぁ!」

真「……あら? 私としたことがこんな所で寝てしまうなんて…」

真「なんだか歯に違和感が…」



~ 真「何かしら…この黒いの?」 ~ 完

71: 2009/02/05(木) 21:24:19.34 ID:YhsHmQG9O
乙!

75: 2009/02/05(木) 21:27:50.01 ID:aYq4yXsm0
初ssだったんだけど、思ったより好評で良かった
何となく書き始めたらこんな展開になってた

雛苺が歌ってたのは「FRERE JACQUES」というフランスの童謡です
http://www.geocities.jp/ezokashi/f_frerejacques.html

79: 2009/02/05(木) 21:49:03.95 ID:aYq4yXsm0
今、気づいた

~ 真「何かしら…この黒いの?」 ~ 完

ではなくて

~ 真紅「歯の間に何か挟まっているのだわ」 ~ 完

です

引用: 真紅「歯の間に何か挟まっているのだわ」