1: 2009/01/30(金) 01:52:54.62 ID:IT0qs38v0
時は200X年
世界は核の炎に包まれた

JUM「核戦争が本当に起きるなんて…」

JUM「真紅の機転でnのフィールドに逃げれたけれど」

JUM「…まるで荒野だな。ん…?エンジン音?」

ドドドドドド…
ローゼンメイデン 愛蔵版 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

3: 2009/01/30(金) 01:58:15.42 ID:IT0qs38v0
JUM「…バイク?」

ドドドドド…キィーッ

薔薇水晶「ひゃっはーここは通さねぇぜ!!」

薔薇水晶「通りたければ水と食料、ローザミスティカを置いていきな!」

JUM「(何言ってんだこいつ…あんまりかかわらないようにしよう)」

JUM「今何も無いんだ。すまない」

薔薇水晶「じゃあここで氏にな!」

4: 2009/01/30(金) 02:00:00.99 ID:IT0qs38v0
パシュッ

JUM「ボッ、ボウガン!ホントに撃ってきやがった!」

薔薇水晶「ひゃっはーどこに逃げても同じだぜ!」

???「待つのだわ!」

薔薇水晶「なんだぁてめぇは!!」

6: 2009/01/30(金) 02:02:55.28 ID:IT0qs38v0
真紅「その少年をはなすのだわ(…!!)」

薔薇水晶「てめぇこのボウガンが目にはいらねぇのか!?」

真紅「やめときなさい」

真紅「誇り高きローゼンメイデン第五ドール、真紅の前ではボウガンの矢など」

真紅「止まった棒に過ぎないのだわ」

薔薇水晶「なぁにィ!?ローゼンメイデンだとぉ?…バカが氏ねぇ!」

8: 2009/01/30(金) 02:05:47.90 ID:IT0qs38v0
ビュッ!…ササッ!!

薔薇水晶「な、そんなバカなッ!!」

真紅「もう一度チャンスをあげるのだわ」

真紅「でもはずしたら両目とも眼帯をすることになるけれども良くって?」

薔薇水晶「クッ…うるせぇ!!」

バシュッ

JUM「危ない真紅!」

10: 2009/01/30(金) 02:12:01.10 ID:IT0qs38v0

パシィッ

真紅「薔薇神拳奥義、二指真空把!」

ドシュ

薔薇水晶「ぎゃああああああ、目がぁァァ目がァ、きさま、許さんぞ!」

JUM「(すごい、飛んでくるボウガンの矢を掴み相手に投げ返した)」

真紅「目が見えない状態で私に勝てると?」

薔薇水晶「眼帯はフェイクだぁ!今度こそ氏にやがれ!」

13: 2009/01/30(金) 02:17:31.01 ID:IT0qs38v0
がしっ

薔薇水晶「ぐへへへ…このガキが人質では手も足も出せんだろ」

JUM「は、はなせ、眼帯野郎」

真紅「好きにするといいのだわ。でも次の瞬間お前は氏ぬ」

薔薇水晶「ぬかせーお前ら二人とも地獄行きだァ!!!」

真紅「だわわわわわわわわわわわわわっわっったぁあー」
ドドドドドドドドドドドドッ

真紅「薔薇真拳奥義ィ!薔薇百烈拳んんッ!!」

14: 2009/01/30(金) 02:21:45.83 ID:IT0qs38v0

薔薇水晶「きさまの拳など蚊ほども効かんわー今度はこっちの番d」

真紅「人体の経絡秘孔のうち、その百箇所をを突いた」



真紅「お前はもう氏んでいる」

15: 2009/01/30(金) 02:28:31.02 ID:IT0qs38v0
薔薇水晶「な、何ィ!そんなわけあ、わ、びゅー」


JUM「ありがとう真紅、二度も助けられちゃったな」

真紅「二度も?私はさっき助けただけだわ。それにアナタは誰?」

JUM「えっ?し、真紅悪ふざけはよせよ。ほら契約の指輪だってここに…なっくなってる…」

真紅「私は悪ふざけなんてしてないのだわ。それに貴方と契約をしたこともないのだわ」

JUM「一体どういうことだよ!翠星石や蒼星石、雛苺に水銀燈、雪華綺晶を忘れたのか?」

18: 2009/01/30(金) 02:35:31.34 ID:IT0qs38v0
真紅「雪華綺晶の居場所を知っているの!?」

ギュウウゥ

JUM「ぐ、首がしまってれ…それに知らない」

真紅「…そう。感情的になってごめんなさいね。」

真紅「雪華綺晶は私のミーディアムを奪い、そして私の胸に薔薇の形に傷をつけた」

真紅「私はどうやっても雪華綺晶を倒さなければいけないの…ジュンを取り戻すためにも」

JUM「(僕を?)僕もJUMって言うんだけど」

真紅「えっ!?…ふふ…どうやら私たい完全に無関係じゃないようね。じゃあ村に帰るからJUM抱っこして頂戴」

真紅「(…やはりこのJUMという少年ジュンに似ている)」


19: 2009/01/30(金) 02:40:05.31 ID:IT0qs38v0
のり「真紅ちゃんお帰りー、あ、ああ!!ジュン君!?」

ギュッ

真紅「落ち着きなさい、のり。この子はJUMであってジュンではないわ。」

真紅「そっくりだけど違う。第一少し幼いのだわ。それは契約した私が一番わかってるのだわ」

のり「でも驚いたなぁ、本当にジュン君そっくりなんだもの」

JUM「(のり姉ちゃんまで…ここは僕の知らないnのフィールドなのか?)」

雛苺「真紅ー雪華綺晶の場所わかったのー」

20: 2009/01/30(金) 02:43:55.61 ID:IT0qs38v0
JUM「やぁ雛苺」

雛苺「うゆ?ジュンのそっくりさんなのー」

JUM「ジュンと同じ名前のJUMだ。よろしくな」

雛苺「うぃー。そう真紅、雪華綺晶がサザンクロスにいるらしいのー」

真紅「サザンクロス!早速行くのだわ。JUM抱っこして走って行くわよ」

雛苺「ヒナもー」

21: 2009/01/30(金) 02:46:55.83 ID:IT0qs38v0
  サザンクロス


雪華綺晶「ふふふ…赤薔薇あなたからやってくるとはね」

真紅「雪華綺晶!あなたに会うために地獄のそこからはいもどったのだわ」

真紅「ジュンを返しなさいっ!」

雪華綺晶「ここまでこれたら返してあげます」

ブヒ、ブヒヒヒヒヒ

23: 2009/01/30(金) 02:50:26.10 ID:IT0qs38v0
真紅「豚を飼っているの?」

ブヒヒヒヒ

JUM「なんだコイツは…(朝青龍の何倍もある…)」

ドシン、ドシン

フォッセー「あなたが薔薇神拳を使う真紅さんですか?人を豚呼ばわりするとはいい度胸ですね」

真紅「豚はやはり豚小屋に行くのだわ」

雛苺「そーなの!豚はおとなしく消えろなの!」

24: 2009/01/30(金) 02:55:09.32 ID:IT0qs38v0
雪華綺晶「赤薔薇、あなたではその雌豚は倒せない。薔薇神拳は思っているほど万能で無いことを知りなさい」

真紅「ダワァーッ!」

ボゴッ!ムニュムニュ…

真紅「これはッ!?(腕が突いたところから動かない)」

フォッセー「私の身体はゴムみたいなものでしてね。ブヒッブヒヒヒ」

フォッセー「あなたの使う薔薇神拳でさえこの肉で衝撃を吸収してしまうので!す!よッ!」

ブォン!ドゴッ!

真紅「ぐっ!!がはっ」

25: 2009/01/30(金) 03:00:33.75 ID:IT0qs38v0
JUM&雛「真紅っ!」

フォッセー「私を倒せるのは雪華綺晶の拳、茨聖拳のみ」

雪華綺晶「経絡秘孔を突き内側の破壊を得意とする薔薇神拳」

雪華綺晶「そして私の拳、外部よりのすべての破壊を得意とする茨聖拳」

雪華綺晶「もっとも、茨聖拳の流れをくむ茨水鳥拳なら違ってくるかもしれませんね」

雪華綺晶「ですが使い手がその程度では」ニヤぁ

雛苺「ヒナは弱くないのー今回は手出し無用って真紅に言われたからなのー」

27: 2009/01/30(金) 03:04:33.28 ID:IT0qs38v0
雪華綺晶「衝撃を吸収する雌豚の身体では、薔薇神拳の力は無に等しいのです」

雪華綺晶「冥土の土産にいいものを見せてあげましょう」


真紅&雛苺「ジュン!!」

JUM「(…あれは僕…?)」

真紅「ジュン!私よ!真紅よ!」

ジュン「……」

雪華綺晶「ふふふ点このミーディアムはあなたのことは完全に忘れたそうですよ」

真紅「生きていただけでいい…もう一度会えただけで」ポロポロ

雪華綺晶「では氏になさい!!」

28: 2009/01/30(金) 03:07:09.12 ID:IT0qs38v0
真紅「……は……きなのだわ」

ゴゴゴゴゴゴゴ

雪華綺晶「?」

フォッセー「ブヒヒヒヒヒ」

真紅「薔薇神拳は無敵なのだわっ!」

真紅「ダァワァタタタタタタタタタタタタタタっッタタタタタ」

ドドドドドドドオドッドオドッ

フォッセー「わ、私の肉が!」

JUM「な、なんだ!?肉が波打ってる!」

29: 2009/01/30(金) 03:10:42.70 ID:IT0qs38v0
真紅「薔薇柔破斬ンンッ!!」

真紅「薔薇神拳の前には、一発やミーディアムの身体など脂肪の塊に過ぎないのだわ!」

フォッセー「に、肉が勝手に!はひっ、ひでぶっ!」


雪華綺晶「どうやら昔の赤薔薇ではないようですね…ですがっ!」

雪華綺晶「赤薔薇ごときではアストラル体である私に傷をつけることはできない!」

シュバババババッババッ

30: 2009/01/30(金) 03:14:14.69 ID:IT0qs38v0
バシィ!!…グググ

雪華綺晶「(私の拳が止められた!?)や、やはり昔の赤薔薇ではないようですね…なぜそこまで」

真紅「絆」

真紅「私を変えたのはジュンとの絆なのだわっ!!」

雪華綺晶「ふっそうですか…ですが!」シュッ

雪華綺晶「私よりも劣っている事に変わりはありません、よ!」バシュッ!ザシュ

雪華綺晶「茨獄斗拳!!!」

ドゴォ!!

31: 2009/01/30(金) 03:17:55.61 ID:IT0qs38v0
真紅「ぐふっ」バタッ

雪華綺晶「あなたの絆とはそんなものですか」

雪華綺晶「可哀想…そんな可哀想なあなたよりもこのミーディアムを先に送ってさしあげましょう」

ドスッ

JUM「む、胸を一突きだと!?」

ジュン「…」ガクッ

真紅「ああ、あぁぁぁ…ジュンが私のジュンが…」ポロポロ

雪華綺晶「悲しむ事はないです。すぐにあなたも送ってさしあげます」

スッ

32: 2009/01/30(金) 03:20:01.80 ID:IT0qs38v0
『シィイイイイイイイイインクゥウウウウウウウウウウウウウッッ』

真紅「(ジュン!?生きているの)」

ジュン「…」

『立ち上がるんだ!真紅!』

雪華綺晶「これで、とどめでs…な、何!?」

33: 2009/01/30(金) 03:23:18.19 ID:IT0qs38v0
真紅「ハァァァァアァァァアァアアァァアアアアア」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

真紅「ダワァタタァタタァタァタァタァタアタァァァアッ!!」

ドゴッドゴッドゴッゴドッゴドッゴドゴッドゴドッゴ

真紅「薔薇十字斬ッ!!」

雪華綺晶「ぐぅはっ」

真紅「あなたの奥義を破ったのは怒り、愛する人を奪った私の怒りなのだわ」

真紅「ジュンを頃した報いをうけてもらうわ」

34: 2009/01/30(金) 03:26:30.28 ID:IT0qs38v0
雪華綺晶「ふ…ふふふふっ…はははははははははあhっはは」

真紅「な、何がおかしいの?」

雛苺「し、真紅!ジュ、ジュンが…ジュンが」

雪華綺晶「そう…私達の戦いはまだ終わっていない」

JUM「これは…人形。どういうことなんだ?(このnのフィールドの僕は人形なのか?)」

真紅「ど、どういうこと!?答えなさい雪華綺晶!!」

35: 2009/01/30(金) 03:30:07.10 ID:IT0qs38v0
雪華綺晶「いない…ジュンはもういないの」

雪華綺晶「私とあなたの戦いは永久に決着がつかない」

雪華綺晶「私は実体を持たないアストラル体のドール。なのにあなたの攻撃を受けたのは何故だと思う?」

真紅「…」

雪華綺晶「少し前の話になるわね…この世界であなたとジュンが契約する前の話よ」

雪華綺晶「私は実体を持たないアストラル体として作られ、不遇な毎日を送っていた」

雪華綺晶「そこでマエストロ、ジュンに出会ったの」

36: 2009/01/30(金) 03:37:47.61 ID:IT0qs38v0
雪華綺晶「彼はいやな顔せず私のためにボディやドレスを作ってくれたわ」

雪華綺晶「私は彼に応えるために何でもしたわ。誘拐、略奪、破壊なんでもした」

雪華綺晶「でも、振り向いてはくれなかった。今だってそう…彼の中にはいつもあなたがいるから…ぐふっ」

雪華綺晶「もう私を愛してくれないのなら、記憶を消して何もないところからはじめればいい…」

雪華綺晶「だから私のあいつに頼んで記憶を消し、病魔に侵されていた彼の体の時の歯車をもどしたの」

雛苺「ジュン前見たときは元気だったのー」

真紅「見た目はそうだったのかもね、でもジュンは氏の灰を浴び放射線病になってしまったのだわ」

37: 2009/01/30(金) 03:41:00.65 ID:IT0qs38v0
真紅「核戦争が起きてシェルターに入れなかった人間はほぼ100%発症しているのだわ」

JUM「な、何を言っているんだ?ここはnのフィールドじゃないのか?」

真紅「nのフィールド、夢の世界だったらいいのにね…ここは現実世界よ」

雛苺「戦争のせいでうにゅーが食べられなくなったのー」

ジュン「(それじゃ一体僕はどこから来たんだ)」

真紅「それで、ジュンはどこにいるの?」



雪華綺晶「あなたの隣よ」

38: 2009/01/30(金) 03:44:05.13 ID:IT0qs38v0
真紅「冗談はよして」

雪華綺晶「彼の記憶を消し、身体の時の歯車を戻したと言わなかった?」

雪華綺晶「今の彼にとっては5年前の戦争も昨日起きたようなも、のね…」

雪華綺晶「そろそろ時間のよ…うです。ですが!はぁ…私は赤薔薇のォお姉さまの拳で、は氏にません!」

雪華綺晶「さようならお姉さま!ジュン!」

バッ

41: 2009/01/30(金) 03:49:38.83 ID:IT0qs38v0
そういい残すと雪華綺晶は自ら命を絶った。

その瞬間あたりは光に包まれ気がつくと僕は自分の部屋の机で突っ伏していたのだった。

JUM「あー漫画読みながら寝ちゃってたのか」

JUM「核戦争で人類が滅亡とかありえないよな」

JUM「まぁ十分堪能したからクーリングオフするか」

そんな僕の部屋ではドールズが皆そろって漫画を読みふけっている

アリスゲームはどうしたんだ?

42: 2009/01/30(金) 03:53:07.16 ID:IT0qs38v0
水銀燈「私の生涯に一遍の悔いは無いわぁ」

金糸雀「姉より優れた妹など存在しないかしら」

翠星石「さぁ宿命の膜を閉じるですぅ、水銀燈」

蒼星石「僕は天才だぁ」

雛苺「この悪魔め、てめぇらの血は何色なのー」


真紅「お前はもう氏んでいるのだわ」


                               夢オチ

43: 2009/01/30(金) 03:55:26.15 ID:VuWZ5xdIO

48: 2009/01/30(金) 04:05:39.87 ID:IT0qs38v0
エピローグ

JUM「ったく何て遊びしてやがる。僕は忙しいんださっさと下行ってくんくんでも見てろ」

雛苺「くんくんやってないのー」

翠星石「ニュースばっかでつまらんですぅ」

真紅「のりに上で遊んでるように言われたのだわ。ひどく慌ててていたけど」

JUM「(N○K教育でやってるくんくんがニュースで潰れるなんてただ事じゃないぞ、地震でも起きたか?)ちょっと下行ってくる」

のり「あ、あのね!あのね電話がねお父さんたちにねニュースがね」

JUM「落ち着けお茶漬けのり!(やっぱり地震でも起きたか、速報はっと)」

ポチッ  ザー

TV「この放送は…ープで繰り返し……されています。昨夜未明、国…から核ミサ…ルが打ち込まれ、ガガッ大変な混乱に陥ってます」

TV「氏者行方不明者、……不明、ザーッ、首…東京、大…主要…市とは連絡がとれま……。」

TV「尚、各国でも同様の被…で、世界的に混乱し……ます。ザザザーッ決して屋外に出な……ください。繰り返します。この放送は…」


                                                                       おわり

50: 2009/01/30(金) 04:10:45.86 ID:IT0qs38v0
拙い文章でしたが最後まで読んでくれた方、いろいろとアドバイスをくれた方ありがとうございます。
やっぱりアクション物は難しいですね。
いつも通り変O蒼星石書くのが自分には性に合っているのかもしれません。

こんな夜遅くまでありがとうお付き合いいただきありがとうございました

引用: 真紅「お前はもう死んでいるのだわ」