460: 2013/01/16(水) 06:00:01.29 ID:598SNqY80
最初から:モバP「あー、今年も帰省楽しかったなー。早く帰って仕事しなきゃ」
前回:ちひろ「意識不明重体ドッキリ!」モバP「佐久間まゆ編」
ちひろ「次の人行きましょうか」
P「……もうやめましょうよ」
ちひろ「っというか次の人もうすぐ病院に来ます」
P「………誰ですか?」
ちひろ「楓さんです」
P「……正直予測できないです」
ちひろ「ふふっ、どういう反応するんでしょうねぇ。ではプロデューサーさんはスタンバイして下さい」
P(楽しんでるなぁこの人)
461: 2013/01/16(水) 06:02:57.53 ID:598SNqY80
―――病院の待合室――――
ちひろ(………来た)
ちひろ「楓さんお疲れ様です」
楓「あっちひろさーん、ふふっ、生中一丁乾杯♪(お疲れ様です♪)」
ちひろ「………楓さんもしかして酔ってます?」
楓「酔ってませんよー、でもちょっとだけお酒は飲んでます」
ちひろ(どう見てもかなり酔ってるし、雰囲気がいつもの楓さんじゃないなこれ)
ちひろ「酔っ払いはみんなそう言いますよ」
楓「……シラフでなんて会えませんよ」ボソ
ちひろ「えっ?」
楓「ふふっ、なんでもないです、私全然酔っぱらってませんよ?」
楓「じゃあ、面会してきますね」スタスタ
ちひろ「あ、はい」
ちひろ(見ていてかなり危なっかしい、楓さんでもあんな状態になるんですね……)
ちひろ(…私も準備しなきゃ)ニヤリ
ちひろ(………来た)
ちひろ「楓さんお疲れ様です」
楓「あっちひろさーん、ふふっ、生中一丁乾杯♪(お疲れ様です♪)」
ちひろ「………楓さんもしかして酔ってます?」
楓「酔ってませんよー、でもちょっとだけお酒は飲んでます」
ちひろ(どう見てもかなり酔ってるし、雰囲気がいつもの楓さんじゃないなこれ)
ちひろ「酔っ払いはみんなそう言いますよ」
楓「……シラフでなんて会えませんよ」ボソ
ちひろ「えっ?」
楓「ふふっ、なんでもないです、私全然酔っぱらってませんよ?」
楓「じゃあ、面会してきますね」スタスタ
ちひろ「あ、はい」
ちひろ(見ていてかなり危なっかしい、楓さんでもあんな状態になるんですね……)
ちひろ(…私も準備しなきゃ)ニヤリ
464: 2013/01/16(水) 06:11:16.72 ID:598SNqY80
――――病室――――
コンコン
ガチャ
楓「!」
楓「プロデューサー、こんなにひどいなんて………」
楓「ふふっやっぱりお酒飲んできてよかった、こんな姿シラフで見せられたら多分私ダメになっちゃうな」
楓「ふふふっ、もうなりかけてるか」
楓「プロデューサー、私事故の報せを聞いてからどんどんダメになっちゃってるんですよ?」
楓「仕事は失敗が増えて、夜はお酒ばっか飲んでます」
楓「もしプロデューサー氏んじゃったらってことばっかり考えちゃうんです」
楓「お酒は嫌な事を忘れさせてくるはずですよね?陽気になれて、不安がなくなる」
楓「でも……いくら飲んでもなくならないんですよ……」
楓「最悪な気分で飲み続けて、気付いたら朝なんです」
楓「もうダメですよね?」クス
P(………)
コンコン
ガチャ
楓「!」
楓「プロデューサー、こんなにひどいなんて………」
楓「ふふっやっぱりお酒飲んできてよかった、こんな姿シラフで見せられたら多分私ダメになっちゃうな」
楓「ふふふっ、もうなりかけてるか」
楓「プロデューサー、私事故の報せを聞いてからどんどんダメになっちゃってるんですよ?」
楓「仕事は失敗が増えて、夜はお酒ばっか飲んでます」
楓「もしプロデューサー氏んじゃったらってことばっかり考えちゃうんです」
楓「お酒は嫌な事を忘れさせてくるはずですよね?陽気になれて、不安がなくなる」
楓「でも……いくら飲んでもなくならないんですよ……」
楓「最悪な気分で飲み続けて、気付いたら朝なんです」
楓「もうダメですよね?」クス
P(………)
465: 2013/01/16(水) 06:19:47.47 ID:598SNqY80
楓「それに……お仕事……アイドル活動に対する意欲もどんどんなくなってきてるんです」
楓「私気付いたんです、私が上を目指してたのも全部プロデューサーがいたからなんだって」
楓「仕事が次のステップが進む度に、自分のことのように喜んでくれるあなたがいたから頑張れたんです」
楓「……ほら、プロデューサーがいないと、私全然ダメでしょう?」ジワ
楓「あなたがいないと、まともに生きていくことすらできない……」ポロポロ
楓「そんな風に……グスッ……いつの間にかなっちゃってたんです…
……お願いだから……グスッ……置いて行かないで下さい……」ポロポロ
P「置いて行きませんよ」
バッ
ギュ
楓「!」
P「楓さんをトップアイドルにするまでは、氏んでも氏にきれません」ギュー
楓「私気付いたんです、私が上を目指してたのも全部プロデューサーがいたからなんだって」
楓「仕事が次のステップが進む度に、自分のことのように喜んでくれるあなたがいたから頑張れたんです」
楓「……ほら、プロデューサーがいないと、私全然ダメでしょう?」ジワ
楓「あなたがいないと、まともに生きていくことすらできない……」ポロポロ
楓「そんな風に……グスッ……いつの間にかなっちゃってたんです…
……お願いだから……グスッ……置いて行かないで下さい……」ポロポロ
P「置いて行きませんよ」
バッ
ギュ
楓「!」
P「楓さんをトップアイドルにするまでは、氏んでも氏にきれません」ギュー
466: 2013/01/16(水) 06:20:27.93 ID:598SNqY80
楓「……プ、プロデューサー?」
P「はい俺です」
楓「……ホントにプロデューサーですか?」ジワ
P「そうですよ」
楓「よかった……グスッ……もうプロデューサーが……目を覚まさない
かもしれないって………グスッ……聞いて……私っ………私っ……」ポロポロ
P「大丈夫ですよ」ギュー
楓「……グスッ……グスッ……」ギュー
P「はい俺です」
楓「……ホントにプロデューサーですか?」ジワ
P「そうですよ」
楓「よかった……グスッ……もうプロデューサーが……目を覚まさない
かもしれないって………グスッ……聞いて……私っ………私っ……」ポロポロ
P「大丈夫ですよ」ギュー
楓「……グスッ……グスッ……」ギュー
467: 2013/01/16(水) 06:26:03.74 ID:598SNqY80
P「……と、ところで楓さん、あれを見てもらっていいですか…」
楓「……え?」
ちひろ「てってれー♪」
【 ド ッ キ リ 大☆成☆功 】
楓「……え?……え?」
P「すいません楓さん!ちひろさんに命令されて仕方がなかったんです!」
ちひろ「やだな~プロデューサーさんも共犯ですよ?共犯」
P「違いますからね?命令ですよ?」
楓「……え?」
ちひろ「てってれー♪」
【 ド ッ キ リ 大☆成☆功 】
楓「……え?……え?」
P「すいません楓さん!ちひろさんに命令されて仕方がなかったんです!」
ちひろ「やだな~プロデューサーさんも共犯ですよ?共犯」
P「違いますからね?命令ですよ?」
468: 2013/01/16(水) 06:27:24.22 ID:598SNqY80
楓「…………」
楓「…………」
楓「……プロデューサーが事故にあったっていうのも嘘なんですよね?」
ちひろ「そうですよ」
楓「………だったら許します、でもこういうのはもうナシにして下さいね?」
ちひろ「もちろんです♪」
楓「ちょっとプロデューサーと二人にしてもらっていいですか?」
ちひろ「了解です」
ガラッ
楓「…………」
楓「……プロデューサーが事故にあったっていうのも嘘なんですよね?」
ちひろ「そうですよ」
楓「………だったら許します、でもこういうのはもうナシにして下さいね?」
ちひろ「もちろんです♪」
楓「ちょっとプロデューサーと二人にしてもらっていいですか?」
ちひろ「了解です」
ガラッ
469: 2013/01/16(水) 06:29:25.03 ID:598SNqY80
楓「……プロデューサー」
P「はい」
楓「私結構怒ってますよ?」
P「本当にすいません!」
楓「でもプロデューサーになんともなくて本当によかったです。でも今回の罰として
責任はとってもらいますよ?」
P「……責任?」
楓「私が病室であなたに言ったことは全部本音ですよ?私にはプロデューサーがいないとダメって事もです」
楓「……」
楓「こ、ここまで言ったら分かってほしいんですけど」カァ
P「………」
P「……ぜ、善処します」
終わり
P「はい」
楓「私結構怒ってますよ?」
P「本当にすいません!」
楓「でもプロデューサーになんともなくて本当によかったです。でも今回の罰として
責任はとってもらいますよ?」
P「……責任?」
楓「私が病室であなたに言ったことは全部本音ですよ?私にはプロデューサーがいないとダメって事もです」
楓「……」
楓「こ、ここまで言ったら分かってほしいんですけど」カァ
P「………」
P「……ぜ、善処します」
終わり
471: 2013/01/16(水) 06:30:20.80 ID:17shcohY0
乙ですよぉ…
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります