110: 2014/12/07(日) 22:42:27.97 ID:FTuzwR160
前回はこちら
予告、まとまった時間が取れたときに“大鳳にこの謎が解けるか!?鎮守府エビフライ連続殺人事件”という鎮守府でのお遊び企画を安価形式で進行しようと思います
前回のリト捜索のバージョン2とでも思って下さい
それでは続き書いてきます
113: 2014/12/08(月) 02:44:19.26 ID:7jQHJ+PN0
・吹雪『私の一日』、投下します
氏者の目覚め
怠惰スーツ
236B→追加A→214C
氏者の目覚め
怠惰スーツ
236B→追加A→214C
114: 2014/12/08(月) 02:44:53.41 ID:7jQHJ+PN0
――――吹雪型私室。
「吹雪、起きて」
「んぅ……後五分……」
「起きないと、こうです」
「~~!? あ、頭がぐわんぐわんするぅ……」
「し、白雪、それやる時は先に何か言ってくれよ……」
「叢雲、もう終わった……?」
「終わったから耳栓外していいわよ、磯波」
「すぅ……すぅ……」
(初雪の怠惰スーツ、完全防音だからこういう時は便利ね)
「白雪、皆の鼓膜が大破しかねないからそれは非常手段でって言わなかったっけ……?」
「今日は加賀さんが外出する予定で、大淀さんもあきつ丸さんと他の鎮守府へ出掛けるから大変って言ってたのは吹雪だよ?」
「・・・あーっ!? すぐに引き継ぎしないと加賀さん達出掛けきゃあっ!?」
「ちょっと落ち着けっての、パジャマで行く気か」
「寝癖も酷いわ、整えてあげるからこっち来なさいよ」
「で、でも時間が……」
「――準備はゆっくりでいいわ、ここで引き継ぎをします」
「加賀さん!?」
「今日は午前に地域の方々との懇親会、午後は遊技場でのイベント運営と新規着任艦娘達との面談、夕方には昨日霧島達に頼んでおいた侵入者対策マニュアルのチェック、後は――」
「吹雪、起きて」
「んぅ……後五分……」
「起きないと、こうです」
「~~!? あ、頭がぐわんぐわんするぅ……」
「し、白雪、それやる時は先に何か言ってくれよ……」
「叢雲、もう終わった……?」
「終わったから耳栓外していいわよ、磯波」
「すぅ……すぅ……」
(初雪の怠惰スーツ、完全防音だからこういう時は便利ね)
「白雪、皆の鼓膜が大破しかねないからそれは非常手段でって言わなかったっけ……?」
「今日は加賀さんが外出する予定で、大淀さんもあきつ丸さんと他の鎮守府へ出掛けるから大変って言ってたのは吹雪だよ?」
「・・・あーっ!? すぐに引き継ぎしないと加賀さん達出掛けきゃあっ!?」
「ちょっと落ち着けっての、パジャマで行く気か」
「寝癖も酷いわ、整えてあげるからこっち来なさいよ」
「で、でも時間が……」
「――準備はゆっくりでいいわ、ここで引き継ぎをします」
「加賀さん!?」
「今日は午前に地域の方々との懇親会、午後は遊技場でのイベント運営と新規着任艦娘達との面談、夕方には昨日霧島達に頼んでおいた侵入者対策マニュアルのチェック、後は――」
115: 2014/12/08(月) 02:45:26.06 ID:7jQHJ+PN0
――――会議室。
「今日は御足労頂きありがとうございまひた!」
――お疲れ様、吹雪ちゃん。
――またうちにも食べに来てね。
――赤城の嬢ちゃんに超ドカ盛り作ったって言っといてくれや。
「はい、伝えておきますね」
(噛んじゃったの、バレてないといいなぁ……)
――――遊技場。
「焦らなくても参加賞のお菓子は全員分あるよー!」
――あっ、姉ちゃんのパンツ白だー!
「きゃあっ!?」
「そんなイタズラする子にはー弥生のお仕置きぴょん」
「ごめんなさい、して」
――痛い、痛いってば!? グリグリはやめてよ弥生姉ちゃん!
「や、弥生、私は大丈夫だから」
「イタズラには、しっかりお仕置き、です」
――ごめんなさいもうしないから許してっ!
「うん、もうしちゃ、ダメ」
「因みに弥生は今日はピンクだぴょん」
「ふんっ!」
「見切ったぴょん!」
「ちょうしんちゅう」
「しまっ――」
「せんしっぽ」
「見よう見まねで何で出来るんだぴょぉぉぉぉぉぉ……」
「イタズラはダメ、です」
(卯月、吹き飛んでったけど大丈夫かな……?)
「今日は御足労頂きありがとうございまひた!」
――お疲れ様、吹雪ちゃん。
――またうちにも食べに来てね。
――赤城の嬢ちゃんに超ドカ盛り作ったって言っといてくれや。
「はい、伝えておきますね」
(噛んじゃったの、バレてないといいなぁ……)
――――遊技場。
「焦らなくても参加賞のお菓子は全員分あるよー!」
――あっ、姉ちゃんのパンツ白だー!
「きゃあっ!?」
「そんなイタズラする子にはー弥生のお仕置きぴょん」
「ごめんなさい、して」
――痛い、痛いってば!? グリグリはやめてよ弥生姉ちゃん!
「や、弥生、私は大丈夫だから」
「イタズラには、しっかりお仕置き、です」
――ごめんなさいもうしないから許してっ!
「うん、もうしちゃ、ダメ」
「因みに弥生は今日はピンクだぴょん」
「ふんっ!」
「見切ったぴょん!」
「ちょうしんちゅう」
「しまっ――」
「せんしっぽ」
「見よう見まねで何で出来るんだぴょぉぉぉぉぉぉ……」
「イタズラはダメ、です」
(卯月、吹き飛んでったけど大丈夫かな……?)
116: 2014/12/08(月) 02:46:00.93 ID:7jQHJ+PN0
――――提督執務室。
「お疲れ吹雪。ほら、カフェオレだ」
「あっ、ありがとうございます」
「悪いな、今日は二人が居ないから任せっきりになって」
「司令官こそ、書類が山になってますよ」
「あー……まぁ、何とかなるさ」
「――こうしてると、初めて司令官と会った日を思い出しますね」
「あの時は書類じゃなくて段ボールの山だったがな」
「私の机が無くて、その段ボールで書類書いてました」
「お尻が痛いって言うからクッションは買ってやっただろ」
「クッションじゃなくて座布団でしたよ」
「大した差は無いだろ。それより、あの時座った瞬間に硬いってボソッと呟いたの、しっかり聞こえてたからな?」
「だって、本当に硬かったんです。結局あの座布団、最後は丸めてお昼寝の枕代わりに使うようになってましたし」
「枕にするにも硬かったがな」
「アレ、今もちゃんと仕舞っておいてあるんですよ?」
「俺が最後に見た時ですらボロボロだったのに、まだ置いてたのか」
「……だって、捨てられるわけないじゃないですか。硬くても、ボロボロでも、司令官から最初に貰った贈り物なんですから」
「――ハンカチと、少し焦げたクッキーだったな」
「さ、さぁ司令官、そろそろお話はこのぐらいにして書類をやっちゃいましょう」
「“辛い時も、苦しい時も、一緒に乗り越えて行きましょうね、司令官”、だったか」
「何で一言一句忘れずに覚えてるんですか!?」
「そりゃあ嬉しかったからな、本当の意味でお前達の提督になれた気がして」
「――艦娘としての私達の司令官は、貴方一人だけです。これからも、この先もずっと」
「……あぁ」
――――吹雪、今日は司令官とデートの約束じゃないんですか?
――――んぅ……えっ、今何時!?
――――マルナナサンマルです。
――――ち……ち……遅刻しちゃうー!
「お疲れ吹雪。ほら、カフェオレだ」
「あっ、ありがとうございます」
「悪いな、今日は二人が居ないから任せっきりになって」
「司令官こそ、書類が山になってますよ」
「あー……まぁ、何とかなるさ」
「――こうしてると、初めて司令官と会った日を思い出しますね」
「あの時は書類じゃなくて段ボールの山だったがな」
「私の机が無くて、その段ボールで書類書いてました」
「お尻が痛いって言うからクッションは買ってやっただろ」
「クッションじゃなくて座布団でしたよ」
「大した差は無いだろ。それより、あの時座った瞬間に硬いってボソッと呟いたの、しっかり聞こえてたからな?」
「だって、本当に硬かったんです。結局あの座布団、最後は丸めてお昼寝の枕代わりに使うようになってましたし」
「枕にするにも硬かったがな」
「アレ、今もちゃんと仕舞っておいてあるんですよ?」
「俺が最後に見た時ですらボロボロだったのに、まだ置いてたのか」
「……だって、捨てられるわけないじゃないですか。硬くても、ボロボロでも、司令官から最初に貰った贈り物なんですから」
「――ハンカチと、少し焦げたクッキーだったな」
「さ、さぁ司令官、そろそろお話はこのぐらいにして書類をやっちゃいましょう」
「“辛い時も、苦しい時も、一緒に乗り越えて行きましょうね、司令官”、だったか」
「何で一言一句忘れずに覚えてるんですか!?」
「そりゃあ嬉しかったからな、本当の意味でお前達の提督になれた気がして」
「――艦娘としての私達の司令官は、貴方一人だけです。これからも、この先もずっと」
「……あぁ」
――――吹雪、今日は司令官とデートの約束じゃないんですか?
――――んぅ……えっ、今何時!?
――――マルナナサンマルです。
――――ち……ち……遅刻しちゃうー!
122: 2014/12/09(火) 21:16:12.52 ID:ZHswbrvt0
・涼風『てやんでぇー!』、投下します
タイトルは落ち込んだ涼風が海に叫んだ一言です
タイトルは落ち込んだ涼風が海に叫んだ一言です
123: 2014/12/09(火) 21:16:47.91 ID:ZHswbrvt0
――――カフェ『バーニングラブ』
「大鳳さん、あたいに話ってなんだい?」
「私、ずっと涼風に聞こうと思ってたけど、聞けなかったことがあるの」
「いいよ、何でも聞いて、昨日今日知り合った仲じゃないんだしさ」
「あのね、涼風――何で、江戸っ子口調なの?」
「この口調かい? 実はさ、元々はあたいも普通に話してたんだよ」
「それなら、何で今の口調に?」
「ほら、あたいって五月雨と背格好とか髪の色とかよく似てるだろ? だから、せめて話せば一発でどっちか分かるように、今の口調にしたって訳さ」
「今みたいに髪を短くするとかじゃダメだったの?」
「そうする予定だったんだけど、あたいが切るなら私も切るって五月雨が言い出して……」
「五月雨、貴女のこと大好きだものね」
「気持ちは嬉しかったんだけど、それじゃ本末転倒になるし、たまたま前の鎮守府の近所にちゃきちゃきの江戸っ子の爺さんが居たから、その爺さんの話す言葉をマネし始めたのさ」
「居たのは関東の鎮守府だったの?」
「ううん、東北」
「じゃあ東北の方言でもよかったんじゃない?」
「大鳳さん、マネってさ、ある程度理解出来ないと無理なんだよ……」
(そこまで方言がキツイって、一体どこに居たのかしら……)
「――ちょっと待って、なら何で今は髪を短くしてるの?」
「そりゃあ……アレだよアレ、そういう気分だったってだけの話。もういいかい? 紅茶御馳走様!」
「えっ? ちょ、ちょっと涼か――行っちゃったわ……あっ金剛、紅茶お代わり」
――――涼風、ドライヤーお願いしてもいい?
――――いいよ、貸して。
――――もう涼風は伸ばさないの?
――――……五月雨は理由知ってるだろ、洗うのも楽だしあたいはもう絶対に伸ばさないよ。
――――(寝ぼけて私と間違えちゃったのぐらい許してあげればいいのになぁ……)
「大鳳さん、あたいに話ってなんだい?」
「私、ずっと涼風に聞こうと思ってたけど、聞けなかったことがあるの」
「いいよ、何でも聞いて、昨日今日知り合った仲じゃないんだしさ」
「あのね、涼風――何で、江戸っ子口調なの?」
「この口調かい? 実はさ、元々はあたいも普通に話してたんだよ」
「それなら、何で今の口調に?」
「ほら、あたいって五月雨と背格好とか髪の色とかよく似てるだろ? だから、せめて話せば一発でどっちか分かるように、今の口調にしたって訳さ」
「今みたいに髪を短くするとかじゃダメだったの?」
「そうする予定だったんだけど、あたいが切るなら私も切るって五月雨が言い出して……」
「五月雨、貴女のこと大好きだものね」
「気持ちは嬉しかったんだけど、それじゃ本末転倒になるし、たまたま前の鎮守府の近所にちゃきちゃきの江戸っ子の爺さんが居たから、その爺さんの話す言葉をマネし始めたのさ」
「居たのは関東の鎮守府だったの?」
「ううん、東北」
「じゃあ東北の方言でもよかったんじゃない?」
「大鳳さん、マネってさ、ある程度理解出来ないと無理なんだよ……」
(そこまで方言がキツイって、一体どこに居たのかしら……)
「――ちょっと待って、なら何で今は髪を短くしてるの?」
「そりゃあ……アレだよアレ、そういう気分だったってだけの話。もういいかい? 紅茶御馳走様!」
「えっ? ちょ、ちょっと涼か――行っちゃったわ……あっ金剛、紅茶お代わり」
――――涼風、ドライヤーお願いしてもいい?
――――いいよ、貸して。
――――もう涼風は伸ばさないの?
――――……五月雨は理由知ってるだろ、洗うのも楽だしあたいはもう絶対に伸ばさないよ。
――――(寝ぼけて私と間違えちゃったのぐらい許してあげればいいのになぁ……)
125: 2014/12/10(水) 00:26:43.35 ID:mv6TFMwr0
テイルズ、封神演義、メルブラで正解
元帥の現主力なら先の四名と二代目空母教導艦の千歳と二代目戦闘教導艦の霧島です、一代目は大鳳鎮守府で居酒屋と道場やってます
元帥の現主力なら先の四名と二代目空母教導艦の千歳と二代目戦闘教導艦の霧島です、一代目は大鳳鎮守府で居酒屋と道場やってます
126: 2014/12/10(水) 00:42:30.69 ID:mv6TFMwr0
※これは劇のようなものです。大鳳の行動がたまに突拍子もないものになったりするのをうまく制御しながら彼女に推理させて下さい。二時半までやって、また時間が出来た時に続きをやります。今日は触りだけになる予定。
「大変! 鎮守府で殺人事件が起きるなんて! 浦風、私達でこの事件の謎を解きましょう!」
「そ、そうじゃ。うちと姉さんで解決するんじゃー」
(緊張してる浦風可愛い)
「まずは犯行現場を確認しましょう。浦風、どこに行けばいいの?」
「えっとねぇ、最初は↓2じゃ」
以下の番号から選んでください。
1、空母寮
2、軽巡寮
3、駆逐艦寮
4、工廠
「大変! 鎮守府で殺人事件が起きるなんて! 浦風、私達でこの事件の謎を解きましょう!」
「そ、そうじゃ。うちと姉さんで解決するんじゃー」
(緊張してる浦風可愛い)
「まずは犯行現場を確認しましょう。浦風、どこに行けばいいの?」
「えっとねぇ、最初は↓2じゃ」
以下の番号から選んでください。
1、空母寮
2、軽巡寮
3、駆逐艦寮
4、工廠
129: 2014/12/10(水) 00:52:17.86 ID:mv6TFMwr0
――――工廠。
「マスター、マスター、あぁどうしましょう」
「メカ夕張、やっぱり被害者は夕張なのね」
「そうです。マスターが動かないのです」
「こ、これは……エビフライが口に詰まっとるんじゃ」
(こ、この氏因何とかならなかったの……ずっと見てるとお腹が苦しい……)
「姉さん、とにかく↓2するんじゃ」
・1、メカ夕張にそばを御馳走してもらう
・2、夕張の口からエビフライを引き抜く
・3、本当に氏んでいるか確認する
・4、ダイイングメッセージを調べる
「マスター、マスター、あぁどうしましょう」
「メカ夕張、やっぱり被害者は夕張なのね」
「そうです。マスターが動かないのです」
「こ、これは……エビフライが口に詰まっとるんじゃ」
(こ、この氏因何とかならなかったの……ずっと見てるとお腹が苦しい……)
「姉さん、とにかく↓2するんじゃ」
・1、メカ夕張にそばを御馳走してもらう
・2、夕張の口からエビフライを引き抜く
・3、本当に氏んでいるか確認する
・4、ダイイングメッセージを調べる
132: 2014/12/10(水) 01:08:09.63 ID:mv6TFMwr0
「あら? これは何かしら?」
――五月。
「五月って、皐月のことかねぇ?」
「でも、続きを書こうとして何かぐちゃぐちゃってした形跡があるわ。まだ続きがあったのかもしれない」
「マスター……だからあれほど文明機器に頼りすぎるといざという時困ると言っていたのに……」
「未完成なダイイングメッセージとか勘弁してくれないかしら」
「き、気を取り直して↓2じゃ」
・1、エビフライを調べる
・2、他の場所に移動する(空母寮、駆逐艦寮、軽巡寮のどれかを同時に指定)
・3、皐月が犯人だと決めつける
・4、夕張の脇をこそばす
――五月。
「五月って、皐月のことかねぇ?」
「でも、続きを書こうとして何かぐちゃぐちゃってした形跡があるわ。まだ続きがあったのかもしれない」
「マスター……だからあれほど文明機器に頼りすぎるといざという時困ると言っていたのに……」
「未完成なダイイングメッセージとか勘弁してくれないかしら」
「き、気を取り直して↓2じゃ」
・1、エビフライを調べる
・2、他の場所に移動する(空母寮、駆逐艦寮、軽巡寮のどれかを同時に指定)
・3、皐月が犯人だと決めつける
・4、夕張の脇をこそばす
135: 2014/12/10(水) 02:44:26.74 ID:mv6TFMwr0
「そういえば、本当に氏んでるの?」
「姉さん、よく刑事ドラマで見るアレをやってみるんじゃ」
「それじゃつまらなげふんげふん、ちゃんと確認できないわ浦風。だからこうしましょう、こちょこちょこちょこちょ」
「っ……っ……」
(夕張さん、顔真っ赤になっとる……)
「――ふぅ、ダメね、やっぱり氏んでるわ」
「(マスター、耐えきるとはナイスガッツです)」
「これ以上ここに居ても新しい情報は得られなさそうね。浦風、次の犯行現場に向かいましょう」
「だったら次は↓2じゃね」
・1、駆逐艦寮
・2、軽巡寮
・3、空母寮
「姉さん、よく刑事ドラマで見るアレをやってみるんじゃ」
「それじゃつまらなげふんげふん、ちゃんと確認できないわ浦風。だからこうしましょう、こちょこちょこちょこちょ」
「っ……っ……」
(夕張さん、顔真っ赤になっとる……)
「――ふぅ、ダメね、やっぱり氏んでるわ」
「(マスター、耐えきるとはナイスガッツです)」
「これ以上ここに居ても新しい情報は得られなさそうね。浦風、次の犯行現場に向かいましょう」
「だったら次は↓2じゃね」
・1、駆逐艦寮
・2、軽巡寮
・3、空母寮
137: 2014/12/10(水) 03:34:28.97 ID:mv6TFMwr0
――――駆逐艦寮。
「被害者は……長波に時雨、初風、朝雲もなの?」
「口にエビフライ、これは良いイラストが描けそう!」
「秋雲、せめて悲しむ演技ぐらいした方がえぇよ?」
「夕立もエビフライ食べたいっぽい!」
「この磯風が作ってやろう」
「本当の氏人が出かねないのでやめてください」
「流石に今度は真面目に調べてみましょうか。エビフライは車海老、衣はサクサクで美味しそうね」
「それ、真面目に調べてるって言っていいんじゃろうか……」
「浦風、私はこの鎮守府に来て学んだの。楽しいことは全力で楽しまないと損なのよ?」
(長波の頬を突っつきながら言われてもいまいちピンと来んよ姉さん)
「被害者は……長波に時雨、初風、朝雲もなの?」
「口にエビフライ、これは良いイラストが描けそう!」
「秋雲、せめて悲しむ演技ぐらいした方がえぇよ?」
「夕立もエビフライ食べたいっぽい!」
「この磯風が作ってやろう」
「本当の氏人が出かねないのでやめてください」
「流石に今度は真面目に調べてみましょうか。エビフライは車海老、衣はサクサクで美味しそうね」
「それ、真面目に調べてるって言っていいんじゃろうか……」
「浦風、私はこの鎮守府に来て学んだの。楽しいことは全力で楽しまないと損なのよ?」
(長波の頬を突っつきながら言われてもいまいちピンと来んよ姉さん)
138: 2014/12/10(水) 03:38:24.54 ID:mv6TFMwr0
流石に平日深夜だしこのスレ見てる人も少なかったですね、こんな感じでまた時間が出来た時にやります
・古鷹改二『やっちゃった……』、投下します
古鷹は天使(もう一つのスレから目を逸らしつつ)
・古鷹改二『やっちゃった……』、投下します
古鷹は天使(もう一つのスレから目を逸らしつつ)
139: 2014/12/10(水) 03:39:11.96 ID:mv6TFMwr0
――――古鷹型私室。
「加古、起きて、加古」
「んー……後五年……」
「もうっ、そんなに寝てたらすぐにお婆ちゃんになっちゃうよ。ほら、ちゃんと起きて」
「ふぁ~い……」
「今日は私が秘書艦の日だから、ちゃんとお昼御飯は自分で作るんだよ?」
「分かってるってば、あたしだって……やるときゃ、やる……ぐぅ」
「起き、て!」
「んがっ!?」
「あっ……やっちゃった……」
「加古、起きて、加古」
「んー……後五年……」
「もうっ、そんなに寝てたらすぐにお婆ちゃんになっちゃうよ。ほら、ちゃんと起きて」
「ふぁ~い……」
「今日は私が秘書艦の日だから、ちゃんとお昼御飯は自分で作るんだよ?」
「分かってるってば、あたしだって……やるときゃ、やる……ぐぅ」
「起き、て!」
「んがっ!?」
「あっ……やっちゃった……」
140: 2014/12/10(水) 03:39:50.99 ID:mv6TFMwr0
――――提督執務室。
「――それで、朝から加古は入渠って訳か」
「はい……羽黒さん達から聞いてたんですけど、予想してた以上に加減が難しくって……」
「まぁ普通ハリセンで机にめり込むような威力が出るとは思わんさ」
「提督、その、一緒に居るの怖くないですか?」
「もう慣れた。何度も吹き飛ばされたり爆発されたりぶん殴られたりしたからな、身体だけは頑丈だぞ」
「ふふっ、常勝不敗に不氏身も加えちゃいます?」
「冗談でもやめろ古鷹、あのクソ爺は本気でやりかねん。――ん?」
「なっ、何ですか提督。顔、近いです……」
「いや、ちょっとお前の目が気になってな」
「目?」
「やっぱりそうだ、夕立と一緒でお前も目の色が変わってるぞ。ほら、鏡見てみろ」
「ホントだ、黒に変わってる。全然気付かなかった……」
「左目の方は変わってないみたいだが、そっちの調子はどうだ?」
「えっと、えいっ」
「うぎゃあぁぁぁぁっ!?」
「提督っ!?」
「目がっ!? 目がぁぁぁぁっ!?」
「ごめんなさい、光の強さも加減出来なくなってるみたいで……」
「い、いや、俺の不注意だ、気にするな。暫く目を閉じてればそのうちなんとかなる」
「――あの、治るまで書類も出来ないですし、少し休憩しませんか?」
――――青葉、見ちゃいました。
――――何の事?
――――わざと光を強くしましたね?
――――うん、目の下に隈が出来てたし、休んでもらいたかったから。
――――またまたぁ、膝枕したかっただけじゃないんですかー?
――――青葉も、したいならしてあげるといいよ。
――――……ストレートに返されちゃうと、青葉ちょっと困っちゃいます。
「――それで、朝から加古は入渠って訳か」
「はい……羽黒さん達から聞いてたんですけど、予想してた以上に加減が難しくって……」
「まぁ普通ハリセンで机にめり込むような威力が出るとは思わんさ」
「提督、その、一緒に居るの怖くないですか?」
「もう慣れた。何度も吹き飛ばされたり爆発されたりぶん殴られたりしたからな、身体だけは頑丈だぞ」
「ふふっ、常勝不敗に不氏身も加えちゃいます?」
「冗談でもやめろ古鷹、あのクソ爺は本気でやりかねん。――ん?」
「なっ、何ですか提督。顔、近いです……」
「いや、ちょっとお前の目が気になってな」
「目?」
「やっぱりそうだ、夕立と一緒でお前も目の色が変わってるぞ。ほら、鏡見てみろ」
「ホントだ、黒に変わってる。全然気付かなかった……」
「左目の方は変わってないみたいだが、そっちの調子はどうだ?」
「えっと、えいっ」
「うぎゃあぁぁぁぁっ!?」
「提督っ!?」
「目がっ!? 目がぁぁぁぁっ!?」
「ごめんなさい、光の強さも加減出来なくなってるみたいで……」
「い、いや、俺の不注意だ、気にするな。暫く目を閉じてればそのうちなんとかなる」
「――あの、治るまで書類も出来ないですし、少し休憩しませんか?」
――――青葉、見ちゃいました。
――――何の事?
――――わざと光を強くしましたね?
――――うん、目の下に隈が出来てたし、休んでもらいたかったから。
――――またまたぁ、膝枕したかっただけじゃないんですかー?
――――青葉も、したいならしてあげるといいよ。
――――……ストレートに返されちゃうと、青葉ちょっと困っちゃいます。
144: 2014/12/11(木) 02:24:31.89 ID:oQfpbjib0
タイトル変更
・野分『あだ名』、投下します
大所帯になりましたね、陽炎型も
・野分『あだ名』、投下します
大所帯になりましたね、陽炎型も
145: 2014/12/11(木) 02:25:11.11 ID:oQfpbjib0
――――陽炎型私室。
「第一回、野分にあだ名を付けよう会議ー!」
「舞風が急に皆を集めた理由ってそれだったの?」
「そういう面白いんやったらウチは大歓迎や」
「私は普通に野分と呼んでもらえればいいんだけど……」
「甘い! 甘いよ野分! この個性派揃いの鎮守府で普通じゃ生き残れねぇってもんだ!」
「不知火も何か特別な個性を全面的に押し出すべきでしょうか」
「磯風も新しい自分というのを探す良い機会かもしれないな」
「二人はそのままで居てください、お願いですから」
「舞風、雪風思い付きました!」
「あっ、あたしもあたしもー」
「じゃあトップバッター二人でよろしくぅ!」
「雪風は“ノッチ”が良いと思います」
「あたしはねー“ワッキー”が良いと思うなぁ、うんうん」
(どうしよう、どっちも絶対嫌だ……)
「野分的にはどっちがいいの?」
「えっ!? えーっと……ほら、他の皆のも先に聞いた方がいいと思わない?」
「(野分、自分で逃げるタイミングを潰したわよ)」
「(そうは言ってもツチ……初風姉さんなら今のを切り抜けられたの?)」
「私は“のわのん”が良いと思うわ」
「(初風姉さん!?)」
「(ツチノコって言いかけた罰よ、精々まともなあだ名が付くのを祈りなさい)」
「他にはー?」
「もういっそ音読みにして“やぶ”でもいいんじゃない?」
「陽炎姉さん、今医者の漫画読んどるから言ったじゃろ」
「ブラックジャックは名医よ、ヤブじゃないわ」
「天津風は何か思い付いたか?」
「“ノワテキ”」
「もしかして、ビフテキを私が作ったからでしょうか……」
(島風のお昼御飯考えてるんやろなぁ)
「そこで密かに野分のイラスト描いてる秋雲は?」
「ん? そだねぇ、まだ出てないのなら“のわきち”かな」
「――よし、そろそろ出揃ったね。じゃあ野分、パパッと決めちゃってーどうぞ!」
「……“のわっち”じゃ、ダメ?」
「第一回、野分にあだ名を付けよう会議ー!」
「舞風が急に皆を集めた理由ってそれだったの?」
「そういう面白いんやったらウチは大歓迎や」
「私は普通に野分と呼んでもらえればいいんだけど……」
「甘い! 甘いよ野分! この個性派揃いの鎮守府で普通じゃ生き残れねぇってもんだ!」
「不知火も何か特別な個性を全面的に押し出すべきでしょうか」
「磯風も新しい自分というのを探す良い機会かもしれないな」
「二人はそのままで居てください、お願いですから」
「舞風、雪風思い付きました!」
「あっ、あたしもあたしもー」
「じゃあトップバッター二人でよろしくぅ!」
「雪風は“ノッチ”が良いと思います」
「あたしはねー“ワッキー”が良いと思うなぁ、うんうん」
(どうしよう、どっちも絶対嫌だ……)
「野分的にはどっちがいいの?」
「えっ!? えーっと……ほら、他の皆のも先に聞いた方がいいと思わない?」
「(野分、自分で逃げるタイミングを潰したわよ)」
「(そうは言ってもツチ……初風姉さんなら今のを切り抜けられたの?)」
「私は“のわのん”が良いと思うわ」
「(初風姉さん!?)」
「(ツチノコって言いかけた罰よ、精々まともなあだ名が付くのを祈りなさい)」
「他にはー?」
「もういっそ音読みにして“やぶ”でもいいんじゃない?」
「陽炎姉さん、今医者の漫画読んどるから言ったじゃろ」
「ブラックジャックは名医よ、ヤブじゃないわ」
「天津風は何か思い付いたか?」
「“ノワテキ”」
「もしかして、ビフテキを私が作ったからでしょうか……」
(島風のお昼御飯考えてるんやろなぁ)
「そこで密かに野分のイラスト描いてる秋雲は?」
「ん? そだねぇ、まだ出てないのなら“のわきち”かな」
「――よし、そろそろ出揃ったね。じゃあ野分、パパッと決めちゃってーどうぞ!」
「……“のわっち”じゃ、ダメ?」
146: 2014/12/11(木) 02:25:43.17 ID:oQfpbjib0
――――なぁ“のわっち”。
――――司令、その呼び方はやめて下さい。
――――舞風から聞いたぞ、最後はこの呼び方で折れたんだろ?
――――……このあだ名で、私はここに馴染めるんでしょうか。
――――もう、馴染んでるんじゃないか?
――――え?
――――少なくとも姉妹艦とは、な。
――――司令、その呼び方はやめて下さい。
――――舞風から聞いたぞ、最後はこの呼び方で折れたんだろ?
――――……このあだ名で、私はここに馴染めるんでしょうか。
――――もう、馴染んでるんじゃないか?
――――え?
――――少なくとも姉妹艦とは、な。
161: 2014/12/11(木) 12:11:21.75 ID:oQfpbjib0
・飛鷹『寒い』
・加賀vs元帥卯月『環境の変化』
・特Ⅰ型改二艦『お祝い』
・第六駆逐隊『練習』
・ながもん『陽炎と出掛ける』
以上五本でお送りします
今日の潜水艦の皆さんはキラ付けされていたようですね
・加賀vs元帥卯月『環境の変化』
・特Ⅰ型改二艦『お祝い』
・第六駆逐隊『練習』
・ながもん『陽炎と出掛ける』
以上五本でお送りします
今日の潜水艦の皆さんはキラ付けされていたようですね
170: 2014/12/12(金) 22:47:56.09 ID:O7UVGGF60
・飛鷹『寒い』、投下します
171: 2014/12/12(金) 22:48:33.44 ID:O7UVGGF60
――――秋田。
「寒い」
「そりゃ東北だからな」
「ねぇ、コート貸して」
「コートの上からコート着てどうする。それより何より俺が風邪引くわ」
「その時は責任持って私が看病してあげるわよ」
「それはそれは有難いことで……」
「じゃあポケット貸して」
「ポケットなんぞどうやって貸すんだよ」
「こうするのよ」
「……借りるっていうのか、コレ」
「何、文句あるの? 少なくともお互いの片手は暖かいんだからいいじゃない」
「手っていうか、腕だろ」
「くっつかないと歩きにくいのよ」
「満足そうなところ悪いんだが――もう着いたぞ、店」
「……二人で歩くのが楽しくて通り過ぎたから戻ろうとか言えないの?」
「……既に一度折り返してるんだよ」
「え?……じゃ、じゃあ、入りましょうか」
「あぁ、寒いしな」
(全然気付かなかった……え? ホントに?)
(正確には横ばっか見てて曲がる筋間違えたんだが、そこまで言わなくてもいいだろ)
「寒い」
「そりゃ東北だからな」
「ねぇ、コート貸して」
「コートの上からコート着てどうする。それより何より俺が風邪引くわ」
「その時は責任持って私が看病してあげるわよ」
「それはそれは有難いことで……」
「じゃあポケット貸して」
「ポケットなんぞどうやって貸すんだよ」
「こうするのよ」
「……借りるっていうのか、コレ」
「何、文句あるの? 少なくともお互いの片手は暖かいんだからいいじゃない」
「手っていうか、腕だろ」
「くっつかないと歩きにくいのよ」
「満足そうなところ悪いんだが――もう着いたぞ、店」
「……二人で歩くのが楽しくて通り過ぎたから戻ろうとか言えないの?」
「……既に一度折り返してるんだよ」
「え?……じゃ、じゃあ、入りましょうか」
「あぁ、寒いしな」
(全然気付かなかった……え? ホントに?)
(正確には横ばっか見てて曲がる筋間違えたんだが、そこまで言わなくてもいいだろ)
172: 2014/12/12(金) 22:49:11.97 ID:O7UVGGF60
「ふーん、きりたんぽってこんなのなんだ」
「味噌と鍋、とりあえずどっちも食うか」
「――熱っ!」
「いきなり頬張るなよ」
「少し冷めてると思ったのよ……」
「餅とはまた違った感じで美味いな」
「鍋も身体が芯から暖まるし、食感が変わっていいわね」
「間宮にも今度作ってもらえるように頼むか」
「鳳翔さんの方がいいんじゃない? あそこ囲炉裏あるし」
「あまり大人数で押し掛けるのもな……」
「そう? あの人なら喜ぶと思うけど、駆逐艦の子達を集めて作り方を教えるとか」
「お前も一緒に教えたらどうだ?」
「柄じゃないわよ」
「……鍋、よそってくれ」
「出汁だけでいいの?」
「具も入れろ、具も」
――――ちょっと提督! アレどういうこと!?
――――“飛鷹&鳳翔ときりたんぽを作ろう”って張り紙か?
――――鳳翔さんが凄い笑顔で作り方教えてくれたから断れないじゃないの!
――――まぁ、頑張れ。
――――……覚えてなさいよ!
――――楽しんでこいよー。
「味噌と鍋、とりあえずどっちも食うか」
「――熱っ!」
「いきなり頬張るなよ」
「少し冷めてると思ったのよ……」
「餅とはまた違った感じで美味いな」
「鍋も身体が芯から暖まるし、食感が変わっていいわね」
「間宮にも今度作ってもらえるように頼むか」
「鳳翔さんの方がいいんじゃない? あそこ囲炉裏あるし」
「あまり大人数で押し掛けるのもな……」
「そう? あの人なら喜ぶと思うけど、駆逐艦の子達を集めて作り方を教えるとか」
「お前も一緒に教えたらどうだ?」
「柄じゃないわよ」
「……鍋、よそってくれ」
「出汁だけでいいの?」
「具も入れろ、具も」
――――ちょっと提督! アレどういうこと!?
――――“飛鷹&鳳翔ときりたんぽを作ろう”って張り紙か?
――――鳳翔さんが凄い笑顔で作り方教えてくれたから断れないじゃないの!
――――まぁ、頑張れ。
――――……覚えてなさいよ!
――――楽しんでこいよー。
173: 2014/12/12(金) 22:58:52.14 ID:O7UVGGF60
遅くなりましたがエビフライ始めます
174: 2014/12/12(金) 22:59:38.54 ID:O7UVGGF60
「さて、誰から調べましょうか?」
「姉さん、一人ずつ頬をプニプニして遊んじゃいけんよ?」
「確認よ、確認」
「じゃあ↓2じゃ」
・1、長波
・2、時雨
・3、初風
・4、朝雲
「姉さん、一人ずつ頬をプニプニして遊んじゃいけんよ?」
「確認よ、確認」
「じゃあ↓2じゃ」
・1、長波
・2、時雨
・3、初風
・4、朝雲
177: 2014/12/12(金) 23:23:45.31 ID:O7UVGGF60
「時雨が床に指で何か書いてるわね、タルタルソースかしら」
「ケチャップじゃないんじゃね……」
「“2000”、って書いてあるみたい」
「何かの暗号じゃろか?」
「うーん……まだ情報が足りないわね」
「夕立、食堂でエビフライ食べてくるね」
「浦風、私達も晩御飯はエビフライにしましょうか」
「先に事件を解決せんといかんよ?」
「晩御飯になっても分からなかったら強制終了するわ」
「……とにかく↓2じゃ」
・1、時雨のエビフライを引き抜く
・2、他の三人を調べる(先の三人から指定)
・3、本当に氏んでいるか再度こそばして確認する
・4、周りの駆逐艦に情報を聞く
「ケチャップじゃないんじゃね……」
「“2000”、って書いてあるみたい」
「何かの暗号じゃろか?」
「うーん……まだ情報が足りないわね」
「夕立、食堂でエビフライ食べてくるね」
「浦風、私達も晩御飯はエビフライにしましょうか」
「先に事件を解決せんといかんよ?」
「晩御飯になっても分からなかったら強制終了するわ」
「……とにかく↓2じゃ」
・1、時雨のエビフライを引き抜く
・2、他の三人を調べる(先の三人から指定)
・3、本当に氏んでいるか再度こそばして確認する
・4、周りの駆逐艦に情報を聞く
180: 2014/12/12(金) 23:58:46.14 ID:O7UVGGF60
「コレ、抜いてみるわね」
「抜いたら爆発とかせんかねぇ?」
「爆発はしないと思うけど、大きな問題が出てくるわ」
「問題?」
「それはね浦風――口の中でふやけてるから衣が取れてしまうの」
「大丈夫じゃ姉さん、それ作り物じゃけぇ」
「えっ、私それ聞いてないわよ?」
「本物じゃったら間宮さんと鳳翔さんにお説教されとるよ、うちら皆」
「……それもそうね。――こっ、これはっ! 何の変哲もないエビフライだわ!」
(時雨が深呼吸してるけど見ないフリじゃ)
「じゃあ口に戻して、と。エビフライに何か証拠になりそうなものは無かったわよ」
「それなら次は↓2じゃ」
・1、周りの駆逐艦に話を聞く
・2、他の三人を調べる
・3、時雨の写真を撮る
・4、ズバリ推理する(犯人指定)
「抜いたら爆発とかせんかねぇ?」
「爆発はしないと思うけど、大きな問題が出てくるわ」
「問題?」
「それはね浦風――口の中でふやけてるから衣が取れてしまうの」
「大丈夫じゃ姉さん、それ作り物じゃけぇ」
「えっ、私それ聞いてないわよ?」
「本物じゃったら間宮さんと鳳翔さんにお説教されとるよ、うちら皆」
「……それもそうね。――こっ、これはっ! 何の変哲もないエビフライだわ!」
(時雨が深呼吸してるけど見ないフリじゃ)
「じゃあ口に戻して、と。エビフライに何か証拠になりそうなものは無かったわよ」
「それなら次は↓2じゃ」
・1、周りの駆逐艦に話を聞く
・2、他の三人を調べる
・3、時雨の写真を撮る
・4、ズバリ推理する(犯人指定)
183: 2014/12/13(土) 00:26:27.54 ID:CtPwdUDj0
「浜風と磯風は何か知らない?」
「初風は昨日の夜に誰かのところへ行っていたみたいです」
「妙高さんのところで無いことは確かだ」
「秋雲は何か知っとるん?」
「んー? 特に何も、昨日も長波にはいつも通り描くの手伝ってもらってたし、寝るまでは普通だったよ?」
「こら、長波のスカート捲っちゃいけんって!」
「やっぱしダメ?」
「原稿、手伝ってもらえなくなるんじゃない?」
「それはマジで困る!」
「夕立――は食堂行っちゃったし、まだ聞いてないのは……霰?」
「何?」
「貴女は何か知らない?」
「……朝雲は名前的に、犯人と相性悪そう」
「あ、相性?」
「うん、だって――むぐ?」
「ヒント与えすぎなのよアンタは、こっちでおとなしくしてなさい」
(霞、今どこから現れたのかしら……)
「姉さん、次は↓2じゃ」
1、夕立に話を聞きに食堂へ
2、時雨以外の三人を調べる
3、他の場所へ行く(軽巡寮or空母寮)
4、行動自由指定(あくまでお遊びの範囲内で)
「初風は昨日の夜に誰かのところへ行っていたみたいです」
「妙高さんのところで無いことは確かだ」
「秋雲は何か知っとるん?」
「んー? 特に何も、昨日も長波にはいつも通り描くの手伝ってもらってたし、寝るまでは普通だったよ?」
「こら、長波のスカート捲っちゃいけんって!」
「やっぱしダメ?」
「原稿、手伝ってもらえなくなるんじゃない?」
「それはマジで困る!」
「夕立――は食堂行っちゃったし、まだ聞いてないのは……霰?」
「何?」
「貴女は何か知らない?」
「……朝雲は名前的に、犯人と相性悪そう」
「あ、相性?」
「うん、だって――むぐ?」
「ヒント与えすぎなのよアンタは、こっちでおとなしくしてなさい」
(霞、今どこから現れたのかしら……)
「姉さん、次は↓2じゃ」
1、夕立に話を聞きに食堂へ
2、時雨以外の三人を調べる
3、他の場所へ行く(軽巡寮or空母寮)
4、行動自由指定(あくまでお遊びの範囲内で)
187: 2014/12/13(土) 01:02:58.36 ID:CtPwdUDj0
「長波をまずは見てみましょうか。これは、インクかしら?」
「“通常運転”? 何のことじゃ?」
「初風はケチャップ……というより、血糊ね」
「こっちは“静寂”じゃ。何か意味があるんかねぇ?」
「最後は朝雲ね。油性マジックっぽいわ、これ」
「“注意”、車にでも関係しとるんじゃろか」
「でも、静寂って車には関係無いわね」
「うーん……」
(首をひねって考える浦風可愛い)
「姉さん、真剣に考えとる?」
「か、カンガエテルワヨ?」
(でも、本当に全く見当がつかないわね……)
「“通常運転”? 何のことじゃ?」
「初風はケチャップ……というより、血糊ね」
「こっちは“静寂”じゃ。何か意味があるんかねぇ?」
「最後は朝雲ね。油性マジックっぽいわ、これ」
「“注意”、車にでも関係しとるんじゃろか」
「でも、静寂って車には関係無いわね」
「うーん……」
(首をひねって考える浦風可愛い)
「姉さん、真剣に考えとる?」
「か、カンガエテルワヨ?」
(でも、本当に全く見当がつかないわね……)
188: 2014/12/13(土) 01:07:26.20 ID:CtPwdUDj0
今回はここまで、次はもっとうまく書けるように頑張ろう……
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