107: 2014/05/20(火) 19:53:53.26 ID:ZBzJ641L0
前回:【艦これ】料理好きの提督の日常~回鍋肉とチンジャオロース~
──別の日の朝──
ジリリリリリリリリリリリリリリリリr パシッ
提督「んぁぁぁぁぁ、ね、寝みぃ…。が、飯作らんと…。顔洗って目ェ覚まそう…。」
ガチャ ドンッ
提督「ん?」
そこにいたのは?安価です。
>>110
114: 2014/05/20(火) 22:28:34.37 ID:ZBzJ641L0
提督「足柄か、どうしたんだ?」
足柄「あ、あのね提督、料理…教えて欲しいな…って///」
提督「どうした?普段料理なんてしないのに…。」
足柄「い、いやたまに覚えてみるのもいいかなってね…ハハハ…。」(言えない、合コンの時のために覚えるなんて言えない…)
提督「そうか、なら今から鳳翔とみんなの朝飯作るから手伝ってくれ。」
足柄「わ、分かったわ、エプロンしてくるから待ってて!」
提督「っていうかエプロン持ってんのか?」
足柄「一応持ってるわよ…。」
提督「ならいいんだ。間違っても裸エプロンなんてしてくるんじゃないぞー。」
足柄「バカ!するわけないでしょ!こここ恋びt……///」
提督「恋がどうしたってぇ~?」ニヤニヤ
足柄「~ッ!バカ!///」タタタタタ・・・
提督「ちょっとからかいすぎたかな…」
足柄さんはなんだかんだ言われてるけど普通に可愛いよね。
117: 2014/05/21(水) 19:03:05.68 ID:hDV9f8R60
──厨房──
提督「で、だ…。正直なところお前どれだけ料理できるんだ?」
安価>>122 足柄の料理の腕前は?下から選んでください。
1、普通だがレパートリーがほぼ皆無 2、食えなくはないがあまりおいしくはない 3、食えない
なんか安価たまにしかしないって言ったけど結構しちゃってるな…。
そのうち何か縛り付きで皆さんの料理リクエスト安価するかもしれません。
161: 2014/05/21(水) 23:39:27.23 ID:hDV9f8R60
提督「じゃあ基本の出汁を取るところから始めようか。使う材料はこれだ。」
足柄「昆布6グラムにかつお節16グラム、あと水が650CCね。」
提督「まずは昆布の表面をさっと拭く。表面には汚れがついているときがあるからな。そうしたらその昆布を分量の水とともに鍋に入れるんだ。」
足柄「ふんふん。」
提督「そしたら10分間放置する。さて、その間に味噌汁の具のそうめんを茹でようか。あとそれだけじゃ味気ないから焼きふと増えるわかめちゃんでも用意しておこうか。わかめは水で戻しておいてくれ、それはできるだろう?」
足柄「ええ、書いてある通りでいいのよね?どのぐらい使う?」
提督「うーん、結構人数が多いから一袋全部使っちゃっていいよ、あと増えるから大きめのボウル使ってなー。」
足柄「分かったわ。」
167: 2014/05/23(金) 17:44:39.73 ID:a0zEMPvh0
──10分経過──
提督「よし、じゃあ火をつけるぞ。このときは中火にするんだ。そしてしばらく待つとだんだんふつふつと泡が上がってくる。それがそろそろ沸騰しますよと言う合図だ。」
足柄「あ、それ出たらもう沸騰直前だったんだ。知らなかったわ。」
提督「それが出たら昆布を取り出す。そしたらそこにかつお節を入れる。この時火は消しておくんだ。そしてかつお節が全部沈んだらそのまま大体7~8分置いておくんだ。その間にザルとボウル、キッチンペーパ^もしくは水で濡らして固く絞ったサラシを用意しておく、あ、きちんとザルをボウルに重ねろよー。」
足柄「分かってるわよー。」
提督「よし、いい具合に出汁が出た。そしたら、ざるにキッチンペーパーかサラシを敷くんだ。そこに出汁を流して濾すんだ。そうするとホラ…。」
足柄「あ、きれいなお出汁…。」
提督「そしたらそれを別の鍋に入れて火にかけまた沸騰直前まで持っていく。火を止め、味を見ながらみそを溶いていく。」
足柄「こんなものかしら?」
提督「もう少し入れてもいいかな。出汁がきいてるからあまり入れすぎると味が濃く感じるが、だからと言って入れなさ過ぎてもいけない。その辺は何回もやって自分の感覚を身に着けるんだ。」
足柄「じゃあ、これぐらいかしら?」
提督「うん。いい具合だな。そしたら椀に少量のそうめんと戻したわかめ、麩を入れておき、みんなに出す時に味噌汁を注げば出来上がりだ。」
足柄「今入れてもいいんじゃないの?」
提督「冷めてしまうし、具がわかめとそうめんだからふやけてしまうだろ。」
足柄「あ、そっか。」
提督「では次にとりかかろうか。」
169: 2014/05/26(月) 00:10:04.46 ID:yj8gqLj/0
提督「じゃあ次にだし巻き卵作ろうか。これは難しいから俺のをよく見ておいてくれ。」
足柄「分かったけどそんなに難しいの?」
提督「ああ、普通の厚焼き玉子と違って出汁が入ってる分柔らかいからな。撒くときに敗れやすいんだ。」
足柄「そうなのね、なら見ておくわね。材料は…。」
提督「卵3個、出汁50CC、醤油大さじ3、酒大さじ1、みりん大さじ1、砂糖大さじ5だ。」
足柄「OKよ。」
提督「ではまず卵を割りほぐしておこう。あ、カラザはキチンととっておけよ巻けなくなるからな。そして出汁に調味料をすべて合わせたら一度火にかけアルコールを飛ばし砂糖を溶かす。それを冷まして卵にお玉1.5杯ほど入れよう。その辺は好みで調節してくれ。あんまり入れすぎると焼けないから気を付けろよ。」
足柄「ふんふん。」
提督「卵焼き用のフライパンにキッチンペーパーを使ってサラダ油を塗って、お玉で一杯ずつ流していく。このとききちんとフライパンを温めておくように。そしたら菜箸でかき混ぜて薄焼きにしたらフライパンをあおる要領で箸で先の方をつまみ巻くんだ。ほいっ。」
足柄「案外できそうな気もするけど…。」
提督「ここだけならな。そして巻いたのを隅に寄せ、また卵液を流し込み巻いていく。これを卵液がなくまで繰り返していく。だんだんと難しくなっていくから気を付けろ。全部巻き終わったらまきすで包んでおいておく。あとはしっかり固まったころに切れば完成だ。」
足柄「…。これは難しそうね…。」
提督「そうだな。ちょっとかじった人でも難しいみたいだから練習だな、やっぱり。さ、次行くぞ。」
足柄「分かったけどそんなに難しいの?」
提督「ああ、普通の厚焼き玉子と違って出汁が入ってる分柔らかいからな。撒くときに敗れやすいんだ。」
足柄「そうなのね、なら見ておくわね。材料は…。」
提督「卵3個、出汁50CC、醤油大さじ3、酒大さじ1、みりん大さじ1、砂糖大さじ5だ。」
足柄「OKよ。」
提督「ではまず卵を割りほぐしておこう。あ、カラザはキチンととっておけよ巻けなくなるからな。そして出汁に調味料をすべて合わせたら一度火にかけアルコールを飛ばし砂糖を溶かす。それを冷まして卵にお玉1.5杯ほど入れよう。その辺は好みで調節してくれ。あんまり入れすぎると焼けないから気を付けろよ。」
足柄「ふんふん。」
提督「卵焼き用のフライパンにキッチンペーパーを使ってサラダ油を塗って、お玉で一杯ずつ流していく。このとききちんとフライパンを温めておくように。そしたら菜箸でかき混ぜて薄焼きにしたらフライパンをあおる要領で箸で先の方をつまみ巻くんだ。ほいっ。」
足柄「案外できそうな気もするけど…。」
提督「ここだけならな。そして巻いたのを隅に寄せ、また卵液を流し込み巻いていく。これを卵液がなくまで繰り返していく。だんだんと難しくなっていくから気を付けろ。全部巻き終わったらまきすで包んでおいておく。あとはしっかり固まったころに切れば完成だ。」
足柄「…。これは難しそうね…。」
提督「そうだな。ちょっとかじった人でも難しいみたいだから練習だな、やっぱり。さ、次行くぞ。」
170: 2014/05/26(月) 00:36:35.24 ID:yj8gqLj/0
提督「ではニラ玉作っていくぞー。まずは材料な。」
足柄「ニラ一束、卵2個、鶏ひき肉100グラム、水150CC、醤油、酒、みりん、砂糖各適量ね。」
提督「まずはニラを5センチほどに切って、卵は割りほぐしておく。卵には少量水を加えておいてくれ。大さじ1/2ぐらいでいいぞ。こうすると卵でとじるときに楽になるからな。」
足柄「卵の粘度を抑えるってこと?」
提督「そういうこと。じゃあ鍋に少しサラダ油を敷いて、鶏ひき肉を炒める。これはうまみを出すためなので好みで豚、牛、牛豚合挽きに変えてもらってもかまわん。薄味にするつもりだから鶏ひき肉にするが、濃い味にするのなら牛豚か豚でやると美味しいぞ。」
足柄「ねえ、どこ向いてしゃべってんの?」
提督「何度も言うがって初めてか、こっちに話だから気にしないでくれ。ひき肉が炒め終わったらそこににらを入れ少し炒めてしんなりしたら水を加える。そして少し煮る。そこに酒とみりん大さじ1.5を入れる。さてここからなんだが足柄、お前は甘いのとしょっぱいのどっちがいい?返答によって醤油と砂糖の量が変わるんだ。」
足柄の好みは?
>>175
177: 2014/05/26(月) 02:11:26.60 ID:yj8gqLj/0
足柄「私はしょっぱい方がいいわねー。」
提督「そうか、しょっぱい方だな。なら醤油大さじ4と砂糖は大さじ2ぐらいかな。この料理に関しては主がテキトーに作っていたものなので調味料についてはかなり大雑把なんだ。だから正直味付けに関しては各自で調節するしかないんだ。しょっぱすぎると思ったら水を足したり砂糖を増やしたりだな。そのうち完全版をうpするのでそっちを参考にしてほしいかな。一応の作り方だけは書いておくがな。あまり説得力はないんだが正直料理って自分で覚えるしかないからな。習うのはあくまで基本で、その後の味付けとかは規定どうりに作っても絶対どこかで各自の好みが出るから正直オリジナルは無いに等しいんだ。例えば足柄のように濃いめの味付けが好きなら少し濃い目になるし、薄目が好きなら薄目になってしまうっていうのがある。だから人のために料理を作るって本当は難しい事なんだ。」
足柄「そうなのね…。合コンのためなんて思ってた自分が恥ずかしいわ…。」
提督「ちょ、お前そんなこと考えてたのかよ…。ま、足柄が戦闘と結婚以外のことに興味を持ってくれたのはいいことだ。これからも続けてくれるとうれしいかな。っとと、ニラ玉の続きに戻らなくてはな。さ、味付けが済んだら、上から卵をかけて卵とじにする。ふたをかぶせて蒸らして卵を固めたら完成だ。ほれ、味はどうだ?味見をしてこの味を覚えておくんだ。さっきから見てるとそこまで問題はなさそうだから多分だ大丈夫だろう。」
足柄「…、うん。大丈夫ね。」
提督「なら、あとはデザートだな。正直スコーンは焼いてる時間がないのでレシピは今度に持ち越しだがな。鳳翔に作ってもらっておいたから大丈夫だろう。デザート類のバイキングの準備が出来たらみんなを放送で呼び出してくれ。」
足柄「分かったわ。」
──準備終了──
提督「よし、アナウンス掛けてくれ。」
足柄 ピンポーン ──朝食時間です、艦娘の皆さんは食堂に集まってください。── プッ
提督「さ、盛り付けで忙しくなるぞ、疲れたろうから足柄は食べてていいぞ。」
足柄「あら、ここまでやったからには最後までやるわよ。今日は食堂のお姉さんね。」
提督「いつもと違っていいんじゃないか。そういう足柄も俺は好きだぞ。あ、他意はないからな、期待するなよ。」
足柄「もう、提督ったら…。」
足柄(……、提督狙ってみるのも…、いいかもしれないわね…。)
提督「お、みんなが来たな。配置に付け-。」
足柄「了解よ。」
───────
那智「お、今日は足柄がいるのか。朝部屋にいないと思ったら提督を手伝っていたのか。感心だな。」
足柄「あら那智姉さん。なに?私がやったって不思議じゃないでしょう?」
那智「大方合コンかなんかのために習いに行ったんだろう、予想はつくさ。でも足柄が料理を覚えてくれるのは嬉しいがな。今度作ってくれよ。楽しみにしてるさ。」
足柄「姉さんったら…。」
那智「では、先に食べているぞ。」
足柄「ええ、またあとでね。はい次の人-。」
──足柄の料理の巻、完──
足柄の料理編は最後かなり駆け足になってしまいましたね。反省しています。読みにくかったりしたらどんどんご意見お寄せ下さいね。
引用: 【艦これ】料理好きの提督の日常
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