1: 2013/10/22(火) 22:41:00 ID:ov4TYu/w
※進撃中学の話です
※文明等は深く考えないでください

クリスタ「そう。アニはLINEやって無いの?」

アニ「やってない。」

クリスタ「へえ、今時珍しい」

アニ(珍しい物なのかな……?私の中では当たり前になってたんだけど。)
進撃の巨人(34) (週刊少年マガジンコミックス)
2: 2013/10/22(火) 22:42:38 ID:ov4TYu/w
クリスタ「じゃあ、また放課後アニをLINEに招待しておくね」

アニ「えっ、そんなの別に……」

クリスタ「だって、私アニと一杯お話したいから。ね?」

アニ「仕方ないな……」ハァ

クリスタ「えへへ、有難うアニ!」

3: 2013/10/22(火) 22:43:17 ID:ov4TYu/w
――放課後

アニ「?メールが来てる。
   クリスタからだ。」

クリスタ『じゃあ、LINEの招待状送っておくね』

アニ「……」ハァ

アニ「」パチパチ

アニ「名前は、アニ、っと……。」パチパチ

アニ「ステータスメッセージ?
  ……解んないから空白でいいか」

4: 2013/10/22(火) 22:49:23 ID:ov4TYu/w
アニ「ID?これは適当いいかな……」

アニ「Reonheartっと……」パチパチ

アニ「『利用規約に同意しますか?』利用規約利用規約……」
アニ「」ジー

アニ「」ジー

アニ「……大丈夫だね。」

アニ「登録っと……」

アニ「これでいいのかな?」

5: 2013/10/22(火) 22:51:37 ID:ov4TYu/w
アニ「早速クリスタにLINEをやってみるか」

アニ「……」

アニ「……?」

アニ「どうやって送るんだろう?」

アニ「メールで聞いてみよう」

アニ「」パチパチ

『LINEに登録した。どうやったらクリスタとLINEが出来る?』

7: 2013/10/22(火) 22:52:20 ID:ov4TYu/w
ブーッブーッブーッ

アニ「クリスタからだ」

クリスタ『アニのLINEID教えてくれる?』

アニ「」パチパチ

アニ『Reonheart』

アニ「送信」

8: 2013/10/22(火) 22:53:18 ID:ov4TYu/w
ブーッブーッブーッ

クリスタ『LINEにメッセージを送ったから、見てみてくれる?』

アニ「もう送ったの?早い……
   参加中のトークでいいのかな?」

アニ「」パチパチ

アニ「あ、さっきは無かった何かが今度はある」

アニ「『クリスタ』……。これか」

9: 2013/10/22(火) 22:54:06 ID:ov4TYu/w
クリスタ《どう?入れた?》

アニ「」パチパチ

アニ《多分》

アニ「送信」

アニ「」

アニ「……」

アニ「………」

アニ「返信、まだかな……」

10: 2013/10/22(火) 22:54:51 ID:ov4TYu/w
――数分後

アニ「……」

アニ「いつものメールなら、もう返信が来てる筈なのに……。」

アニ「……そういえば、この右端の矢印はなんだろう」パチッ

アニ「あっ、携帯が読み込み始めた!」

クリスタ《送れてるから大丈夫だよ》

アニ「……画面が変わって、クリスタの新しいメッセージが書き込まれてる」

アニ「ここで画面を更新させるのか……成る程ね」

11: 2013/10/22(火) 22:55:21 ID:ov4TYu/w
クリスタ「うーん、本当にアニ大丈夫かなぁ……」

ピコピコッ

クリスタ「あっ、新しいメッセージ」

アニ《送れて良かった》

クリスタ「送るのに手間取ってたのかな?」

クリスタ「でも出来るみたいだし良かった」

12: 2013/10/22(火) 23:03:22 ID:ov4TYu/w
――次の日

アニ(あの後、色々クリスタと話してあんまり勉強が出来なかったな)

アニ(今度から規制しないと)

ライナー「オッス」

ベルトルト「おはよう、アニ」

アニ「ライナー、ベルトルト、おはよう」

ベルトルト「あれ、なんだかちょっと疲れてる?」

アニ「昨日遅くまで携帯触ってて」

13: 2013/10/22(火) 23:03:52 ID:ov4TYu/w
ライナー「アニが?珍しいな」

アニ「クリスタと遅くまでLINEしてたんだ。」

ライベル「「!!」」

ベルトルト(そっか、あのアニも友達と……。良かった。)

ライナー(クリスタとLINEなんて羨ましい)

ベルトルト「アニもLINE始めたんだね」

アニ「うん」

14: 2013/10/22(火) 23:04:37 ID:ov4TYu/w
ベルトルト「じゃあまた後でアニのアカウント教えてよ」

アニ「解った」コクリ

ライナー「俺もアニ(といつかクリスタ)のアカウント教えてくれ」

アニ「うん」コクリ

アニ「ていうか、二人ともLINEやってたんだね……」

ライナー「まあな」

15: 2013/10/22(火) 23:05:40 ID:ov4TYu/w
クリスタ「おはよう、アニ」

ユミル「よぉ」

アニ「おはよう」

クリスタ「昨日は遅くまでLINEしちゃったね。
  次からは時間を決めてやらないと」

アニ「うん」

ユミル「なんだ?アニ、LINEなんかしてんのか」

アニ「何か悪い事でもある?」

16: 2013/10/22(火) 23:06:32 ID:ov4TYu/w
ユミル「いや、らしくないなって思っただけだよ」

アニ「そういうアンタはやってないのかい?」

ユミル「あぁ。」

クリスタ「ユミル、『最近の色々は解んねぇ』って言ってLINEに登録してくれないんだ…」

アニ「ユミルはおばあちゃんか何かな訳?」

ユミル「何でも言ってくれ」

17: 2013/10/22(火) 23:07:13 ID:ov4TYu/w
キャッキャッ

ライベル「「……」」

ベルトルト「まさか、あのアニもSNSに手を出すなんてね」

ライナー「ああ……まったくだ」

ベルトルト「時代の流れってやつかな。」

ライナー「かもな」

ライナー「それより、また後で3人のグループ作ろうぜ」

ベルトルト「うん」

18: 2013/10/22(火) 23:08:32 ID:ov4TYu/w
――放課後

アニ「参加中のトークにはクリスタ、と……」

アニ「新しく登録したベルトルト。あとは兄貴って書いてあるライナー」

アニ「早速どっちかにLINEを送ってみよう。」

アニ「じゃあベルトルトから」パチパチ

ベルトルト《LINEデビューおめでとう!》

アニ《有難う、祝って貰えるほどのものじゃ無いけどね》

19: 2013/10/22(火) 23:09:29 ID:ov4TYu/w
アニ「昨日で、更新もばっちり」パチ

アニ「……まだ返信は来てないみたい。
  ライナーにも送ってみよう」パチパチ

ライナー《アニがまさかLINEするとはな》

アニ《クリスタに勧められたんだよ》

アニ「こんなものでいいかな」

20: 2013/10/22(火) 23:10:06 ID:ov4TYu/w
ベルトルト「あ、アニからLINEが来てる」

ベルトルト「何々……」

ベルトルト「……あはは、アニらしいや」

ベルトルト《でも本当に珍しくて。
     アニってLINEとかに疎いイメージがあるから》

21: 2013/10/22(火) 23:12:21 ID:ov4TYu/w
アニ「ベルトルトから」

アニ「疎いって……」

アニ「普段どんなイメージなんだろう」

アニ「まあいいか」

アニ《そうなの?
  たまにはいいじゃない》


ベルトルト《うん。僕もアニとLINEが出来て嬉しいしね》

アニ《私も、こうやって話すのが新鮮》

22: 2013/10/22(火) 23:12:57 ID:ov4TYu/w
ライナー「おっ、アニからメッセージが来てる」

ライナー「……クリスタからかー、あー羨ましい」

ライナー「またいつか教えて貰お」

ライナー《クリスタからなのか。
    アニもいい友人を持ったな》

23: 2013/10/22(火) 23:14:24 ID:ov4TYu/w
アニ「ライナーの方も見てみよう」パチパチ

アニ「ゆ、友人って……!」

アニ「く、クリスタと私は友人……なのか、な……?」パチパチ


アニ《私とクリスタは友人?》

ライナー《俺はそうだと思う》

ライナー《裏山》

アニ「裏山?」

ライナー「あ、本音が漏れた」

24: 2013/10/22(火) 23:15:42 ID:ov4TYu/w
今日はここまで
支援有難うございます

イメージとしては
アニ→ガラケー
クリスタ→スマホ
ライベルはどっちだろう…

よく考えたら進撃中で3人が幼馴染みみたいな場面が無かった気が…

33: 2013/10/23(水) 20:50:20 ID:PZ61KKvs
ライナー「でも本当にいいよな、アニ……」ハァ

ピコピコッ

ライナー「ん?ベルトルトからか」

ベルトルト《アニとLINE繋がった?》

ライナー《ああ。そっちは?》

ベルトルト《繋がったよ》

34: 2013/10/23(水) 20:55:11 ID:PZ61KKvs
ベルトルト《そっか、良かった》

ベルトルト《じゃあ、朝言ってたように3人でグループ作ろうよ!》

ライナー「そういや、そうだったな」

ライナー《解った。俺が作ってお前らを招待するから》

ベルトルト《了解》

35: 2013/10/23(水) 20:55:51 ID:PZ61KKvs
アニ「LINEって、ライナーはライナーだけに、ベルトルトはベルトルトだけにしかメッセージ送れないのかな」

アニ「だったらあんまり、普通のメールと変わらないな」

アニ「ん?」

アニ「『グループに招待されてます』?
  グループって?」

アニ「ベルトルトに聞いてみよう」パチパチ

アニ《グループに招待されてるって来てるんだけど、何か解る?》


ベルトルト「アニ、グループって解んないのか…」

ベルトルト《一対一じゃなくて、沢山の人とLINEが出来る機能だよ。》

ベルトルト《アニとライナーと僕が3人一気に話せるようにグループ作ったから。》

アニ《解った》

37: 2013/10/23(水) 21:01:45 ID:PZ61KKvs
グループ「三人衆」


ライナー《アニ、遅いな》

ベルトルト《どうやらグループが解らなかったみたい。》

ベルトルト《僕がアニから説明したから》

ライナー《おう、ありがとよ》

(アニが参加しました)

ベルトルト《きたよ》

アニ《こんにちは》

38: 2013/10/23(水) 21:03:14 ID:PZ61KKvs
ライナー《俺さ、前のテストの時に『あっ、また二人と週末のテスト勉強をする約束忘れちまった』って何回も思った事があったんだ》

ライナー《でも、学校に来たら忘れて、家にかえってまた思い出して…って事があってさ》

ベルトルト《あー、あるある》

ライナー《でもメールだったらやり取りしづらいから、ずっと悶々してたんだ》

ライナー《これならいつでも連絡が取り合えるな!》

アニ《うん》


アニ(LINEって思ったよりも楽しい…)

40: 2013/10/23(水) 21:06:54 ID:PZ61KKvs
――また次の日

アニ「」ハァ

アニ(また遅くまでやってて、勉強あんまり出来てない)

アニ(LINEは楽しい反面、時間食うな……)

ライナー「オッス、アニ」

アニ「おはよう、ライナー、ベルトルト」

ベルトルト「おはよう」

41: 2013/10/23(水) 21:09:50 ID:PZ61KKvs
ベルトルト「昨日もLINE、9時くらいまでやっちゃったね……」

ライナー「話が弾み過ぎたな」

アニ「またあんまり勉強出来てない…」

ベルトルト「僕も」

ライナー「俺もやったうちに入んねえわ…」

アニ「せめて、時間を決めてやらないと」

ベルトルト「そうだね」

42: 2013/10/23(水) 21:10:52 ID:PZ61KKvs
ライナー「じゃあ1時間だけってのはどうだ?」

ベルトルト「うん、せめてそれくらいじゃないと」

アニ「ちょっと多い気がするけど、LINEしてたらあっという間に過ぎるからね」

ライナー「じゃあそれで決まりな」

ベルトルト「了解」

アニ「解った」

43: 2013/10/23(水) 21:11:23 ID:PZ61KKvs
アニ「あ、クリスタにユミル」

クリスタ「おはよう、アニ」

ユミル「おはよ。またクリスタとLINE漬けだったのか?」

クリスタ「ううん、全然」

アニ「ライナーやベルトルトとやってた」

クリスタ「そっか。小さい頃からの付き合いだったっけ」

アニ「」コクリ

44: 2013/10/23(水) 21:12:27 ID:PZ61KKvs
ユミル「可哀想に、クリスタは放置されてたのか……」

クリスタ「いや、そんな訳じゃないけど……」

アニ「そんな事言うなら、ユミルもやったら?」

ユミル「いや、私はな、最近のは全然解んないんだって本当に」

クリスタ「たまに、ユミルが本当に同い年か解んなくなる……」

45: 2013/10/23(水) 21:13:00 ID:PZ61KKvs
――――――
――――
数日後

ヒッチ「~♪~♪♪」

ヒッチ「誰かLINEで知り合いるかな~」

ヒッチ「!?」

ヒッチ「アニ……まさか、あの女もLINEを……!?」

ヒッチ「に、似合わない……」

46: 2013/10/23(水) 21:13:50 ID:PZ61KKvs
――生徒会

ヒッチ「アニ!」

アニ「何?」

ヒッチ「あんた、まさかLINEやってたとはねー」

アニ「おかしい?」

ヒッチ「いや、あんたみたいな堅物が、LINEなんてなんか合わないなあって思っただけよ」

アニ「……て、なんで私がLINEやってるなんて解るの?」

ヒッチ「そりゃ、アンタのメアドが携帯に入ってるからよ」

47: 2013/10/23(水) 21:15:35 ID:PZ61KKvs
アニ「?」

ヒッチ「えっ、知らないの!?あり得な~い」

ヒッチ「電話帳に登録しているLINEユーザーは、お互いにLINE出来るのよ」

ヒッチ「あぁあ、これだから初心者は……」

アニ「し、知ってるけど、それくらい」

アニ(利用規約しか読んでなかった、また家に帰って確認してみよう)

48: 2013/10/23(水) 21:16:16 ID:PZ61KKvs
――――――
――――

クリスタ「さて、夕飯も食べたし、宿題しようっと」

ピコピコ

クリスタ「?誰からだろう?」

アニ《電話帳に登録しているLINEユーザーとLINE出来るって本当?》

クリスタ「アニ、知らなかったの……」

クリスタ「まあ、私ともIDのやりとりだったしね」

クリスタ《出来るよ》

49: 2013/10/23(水) 21:17:20 ID:PZ61KKvs
アニ《どうやってするの?》

クリスタ《確か、追加って所だったと思う》

アニ《有難う、早速やってみる》

クリスタ《いえいえ~》


アニ「追加、これかな」パチッ

アニ「『知り合いかも』、か…。
  ベルトルトにライナー、あとクリスタ」

50: 2013/10/23(水) 21:19:51 ID:PZ61KKvs
アニ「他には……生徒会関係でメールアドレスを交換した人とか
  『巨人ちゃん』?誰だろう、これ」

アニ「あ、確かにヒッチもやってる。」

アニ「……マルロも居た」

アニ(昨日ブロックの仕方を教わったんだっけ)

アニ「ブロックしておこうかな」パチパチ

51: 2013/10/23(水) 21:20:38 ID:PZ61KKvs
アニ「そういえば、あの4組のチーハン野郎……エレンはやってんのかな……」

アニ「メールアドレスは知らないし……」

アニ「……」

アニ「」ハッ

アニ「何考えてたんだ!さっさと理科の宿題しよう!!」

56: 2013/10/27(日) 10:17:31 ID:uD0oHgNw







アニがLINEにはまる中、とある所にもLINEの手が迫っていた……




.

57: 2013/10/27(日) 10:18:03 ID:uD0oHgNw
ジャン「お前らさ、LINEやってねえの?」

アルミン「え?」

エレン「ライナー?」

ジャン「んな事言ってねえよ」

ジャン「まさか、エレン、お前、LINE知らねえのかよ」

エレン「ああ。」

ジャン「」ブフォオォ

ジャン「マジかよwあり得ねえw
   流石チーハン野郎なだけあるわww」

アルミン「あんまり、笑いすぎるのわどうかと」

ジャン「いや、だってよ」

59: 2013/10/27(日) 10:22:16 ID:uD0oHgNw
ミカサ「」ゲシッ

ジャン「」ヒデブッ

アルミン「突然のミカサ!」

ミカサ「エレンを笑うなんて許さない」

アルミン「ほらね」

ジャン「おう……」

ミカサ「どうしたのエレン?ジャンに苛められたの?貶されたの?いけずされたの?悪口言われたの?何されたの?」

アルミン(わぁ…)

エレン「いや、LINEやってるかって聞かれて
   なあミカサ、LINEってなんだ?」

ミカサ「……!」

60: 2013/10/27(日) 10:26:26 ID:uD0oHgNw
ミカサ「エレン、貴方、LINEを知らないの……?」

エレン「な、なんだよ悪いか…」

ミカサ「ううん。」ヨコフリ

ミカサ「エレンはLINEなんかやらなくても大丈夫。
   LINEをやらなくたって私達の関係は変わらない」

エレン「お、おう……」

エレン「なあアルミン、LINEってなんだ?」

62: 2013/10/27(日) 10:33:14 ID:uD0oHgNw
アルミン「LINEって言うのは所謂簡易チャットみたいなものだよ
     携帯を使って一対一でやりとりしたり、沢山の人と連絡を取り合ったり出来るんだ」

エレン「へえ……」

エレン「まあ、ミカサの言った通り、俺にはLINEなんて使わなくても、学校来たりしてアルミンと話せるからな。
    俺にはいらねえな。」

アルミン「エレン……」グスッ

エレン「?アルミン?」

アルミン「いや、大丈夫だよ
    そうだね、LINEなんかしなくても」

63: 2013/10/27(日) 10:36:10 ID:uD0oHgNw
ハンジ「ところがどっこい、私達的にはみんなにLINEをして欲しい!!」ニュッ

ジャン「うおわっ!」

アルミン「先輩!」

ハンジ「やあやあ諸君」

リヴァイ「ごちゃごちゃ騒がしい」

ミカサ「それに部長」

ハンジ「一部始終は聞かせて貰ったよ。」ニコニコ

64: 2013/10/27(日) 10:43:42 ID:uD0oHgNw
エレン「なんで俺達にLINEを薦めるんですか?」

ハンジ「メールより、LINEの方が遠征とかの連絡をとりやすいんだ。
   無かったら無かったで、どんなに不便か……」

アルミン「?
   ハンジ先輩はLINEをやって無いんですか?」

ハンジ「いや、私はやってるよ。でもやってないのは……」チラリ

リヴァイ「俺だ」

アルミン(部長なんだ……)

ミカサ(部長なのに)

65: 2013/10/27(日) 11:00:38 ID:uD0oHgNw
リヴァイ「んなもんやらなくても連絡は回る」

ハンジ「それは私達が一年の時でしょ
   去年オルオ達に連絡が回らなくて大変な目にあったじゃない。」

ハンジ「それに今年は沢山部員が入ったんだしさー……」

ジャン「それでも部長はLINEをやらないんですか?」

ハンジ「やらないんじゃなくて出来ないんだ」

ジャン「は?」

66: 2013/10/27(日) 11:05:38 ID:uD0oHgNw
リヴァイ「俺はPHSだ」スッ

PHS「」ヤァ

エレン「」

ジャン「」

ミカサ(うわっ…)

アルミン(使ってる人初めて見た)

ハンジ「ほら、みんなドン引きだよ」

リヴァイ「この良さが解んねえのかよ」

ハンジ「良さって何だ、原作の30代設定ならともかくさ……」

71: 2013/10/27(日) 12:32:23 ID:uD0oHgNw
ハンジ「ま、取り敢えずLINE宜しくね
   この中でLINEやってる人は?」

ジャン「あ、はい」

ハンジ「私のメアド登録してるよね?」

ジャン「してます」

ハンジ「じゃあ多分友達追加の所で、私のアカウントがあると思うから
部員皆がLINE登録したら、私と皆でグループ作ってね」

ジャン「解りました」

エレン「今の先輩の言葉の意味解ったか?」

ミカサ「解らない」

72: 2013/10/27(日) 12:41:09 ID:uD0oHgNw
ジャン「サシャ達はLINEやってんのかな」

アルミン「さあ、聞いてみたら?」

ジャン「そうするか」

エレン「LINE登録しなきゃ駄目か?」

アルミン「先輩命令だしね」

ミカサ「別にしなくても……」

ミカサ(でもよく考えたら、学校だけじゃなくても、エレンと離れてても、話せる。
   エレンが何をし、何を見、何をして生きてるか解る)

ミカサ「ふふ……」

エレン「」ゾクッ

74: 2013/11/03(日) 20:19:02 ID:txGYT9D2
サシャ「らいんですか?」

エレン「そう。 先輩の指示でやれと。
   お前らはやってるか?」

コニー「いや、やってない」

サシャ「右に同じくです
   別にLINEなんかやらなくても、電話の連絡網で連絡を回せばいいじゃないですか」

アルミン「だから先輩命令なんだって……」

コニー「携帯ゲームより俺はPSP派かな
   一削ぎやろうぜ!」

アルミン「うん、LINEは携帯ゲームじゃないからね。」

75: 2013/11/03(日) 20:22:30 ID:txGYT9D2
ジャン「じゃあ今日家帰ったら5人に招待状送っとくわ」

サシャ「え~
   別にいいって言ってるじゃありませんかー……」

ミカサ「文句言わない。」

サシャ「ぶーぶー」

ミカサ「ジャン」

ジャン「なんだ?」

ミカサ「私は早くLINEをしたい。ので私とエレンに、招待状を真っ先に送って欲しい。」

ジャン「わ、解った」

ジャン(エレンもか?)

76: 2013/11/03(日) 20:27:37 ID:txGYT9D2
―――――――
――――
~放課後~

ミカサ「」パチッ ←携帯を開ける音

ミカサ「」パタン

ミカサ「」ハァ

ミカサ(ジャン、凄く遅い。
あんなに真っ先に送って欲しいと言ったのに、なんで送ってくれないの)イライラ

ミカサ(あと五分で来なかったら、明日カッターで削ぐ)イライラ

ミカサ「」パチッ

ミカサ「」パタン

79: 2013/11/03(日) 23:37:34 ID:txGYT9D2
ジャン「」ブルッ

ジャン(殺気……?)

ジャン「あっ、そうだそうだ、招待状送るの忘れてた」

ジャン「えっと……ミカサにチーハン野郎のっと」

ジャン「送信
   あとは残りの3人のも送って……」

ジャン「あー、危なかった、忘れる所だったぜ。」

ジャン(しかしあの殺気は何だったんだ……?)

80: 2013/11/03(日) 23:41:41 ID:txGYT9D2
ソンナノカンケーネエ
ハイ オッパッピー♪

ミカサ「来た。」パチッ

ミカサ「流石ジャン。あと少し遅かったら、ジャンの項は無かった」

ミカサ「でも、これでエレンとお話できる」パチパチ

ミカサ「名前は勿論みかりん」パチパチ

ミカサ「IDもmikarinにしよう」パチパチ

84: 2013/11/04(月) 10:28:15 ID:9.mc6Ftg
ミカサ「登録完了」

ミカサ「でも、これからどうすればいいの?」クビカシゲ

ミカサ「友達追加、これかも知れない」パチリ

ミカサ「……いっぱい人が出てきた。
   でもミカサやアルミンは登録してないみたい」

ミカサ「仕方ない、ジャンに聞こう」

85: 2013/11/04(月) 10:30:21 ID:9.mc6Ftg
ピコピコ

ミカサ《登録した》

ジャン《早いな》

ミカサ《まだみんなとは話せないの?》

ジャン《登録して無いんだろ》

ミカサ《そう》


ミカサ(まだなの、エレン)

86: 2013/11/04(月) 10:32:41 ID:9.mc6Ftg
ブェッキシ

エレン「おー、寒」

エレン「ん?メールが届いてら」パチッ

エレン「ジャンからかよ」

エレン「まああいつの事だからそんな大事なメールじゃねえだろ」

エレン「ご飯まで寝るか」ファアア

エレン「」zZ

87: 2013/11/04(月) 11:25:25 ID:9.mc6Ftg
ミカサ《エレンが来ない》

ミカサ《どうして》

ミカサ《なんで》

ピコピコッ ピコピコッ
ミカサ 未読53

ジャン(うわぁ…)

ピコピコッ ピコピコッ

ジャン(マジうぜえ…)

ジャン「ん?」

アルミン《登録したよ》

ジャン(救世主)

88: 2013/11/04(月) 11:29:56 ID:9.mc6Ftg
ジャン《アルミン、凄く待ってました》

アルミン《えっ、もしかして登録してないのって僕だけだったの?》

ジャン《いや、お前とミカサだけしか登録してないみたいなんだが》

ジャン《エレン厨のミカサがエレンエレン煩くて》

アルミン(うわぁ)

ジャン《ったく、早く登録してくんねーかな》

93: 2013/11/04(月) 22:51:08 ID:9.mc6Ftg
ミカサ《まだ?》

ジャン《おい、ミカサ》

ミカサ《何》

ジャン《アルミンも登録したみたいだから、話かけてみたらどうだ?》

ミカサ《アルミンも?》

ミカサ《解った》


ジャン「た、助かった……」

ジャン(すまんアルミン)

94: 2013/11/04(月) 22:53:36 ID:9.mc6Ftg
ミカサ《アルミン》

アルミン《ミカサ》

ミカサ《アルミンは登録したの》

アルミン《そうだよ。》

アルミン《エレンはまだなのかな》

ミカサ《解らない》

ミカサ《もしかすると登録の仕方に困っているのかもしれない》

アルミン《それはありそう》


エレン「…むにゃ…くちくしてやる……」zZ

95: 2013/11/04(月) 23:02:20 ID:9.mc6Ftg
アルミン《まだサシャやコニーも登録してないみたいだね》

ミカサ《そうなの?》

アルミン《何やってるんだろう》

ミカサ《さあ》


サシャ「えっ、知らないアドレスからメールが来てます……
内容読む前に削除ですよ削除!!」パチパチ

サシャ「……そういえばジャンのメール遅いですね、ちょっとメール送って聞いてみましょう」

サシャ「キルシュタインキルシュタイン……
あれ? ジャンのメールアドレスありません」


コニー「一削ぎするぜぇえ!」ピコピコ

96: 2013/11/04(月) 23:13:13 ID:9.mc6Ftg
ジャン「しかしあの三人登録遅え
仕方ねえな、今の奴らでグループ作るか」

ミカサ《?グループの招待状?》

アルミン《皆登録したのかな?》

ミカサ《とりあえず、入ってみる》


グループ「1-4調査部」

(アルミンが参加しました)

(ミカサが参加しました)

ジャン《きたきた》

アルミン《やあジャン》

ミカサ《もう皆は参加したの?》

ジャン《いや、まだだが、あとから追加できるから一応この面子とハンジ先輩と》

110: 2013/11/18(月) 20:55:06 ID:wtDj5hJY
アルミン《残りの三人は何してるんだろう?》

ジャン《さあな》

ミカサ《はやく》

アルミン《確かに来て欲しいね》

ジャン《だな》

アルジャン((主にエレンが))

112: 2013/11/18(月) 20:57:49 ID:wtDj5hJY
(ハンジが参加しました)

ハンジ《いや~ 遅くなってごめんね~》

ジャン《先輩》

アルミン《僕たちも今来た所なので大丈夫です》

ハンジ《そっかそっか!》

ハンジ《で、クラスのメンバーは皆揃ってる?》

アルミン《いえ、エレン、サシャ、コニーがまだです》

ハンジ《あれ?ミカサは?》

ミカサ《います》

114: 2013/11/18(月) 21:01:27 ID:wtDj5hJY
ハンジ《うおぅ、本当だ!》

ミカサ《びっくりする事ですか?》

ハンジ《いや、いるならいていいんだけどね》

ハンジ(突然反応来たし)

ハンジ《しかし、登録したメンバーだけでもこうやって揃うのも運がいいね》

ジャン《でもアルミンやミカサはさっき登録したばかりですし》

アルミン《だから偶々って訳じゃ無いんですけどね》

115: 2013/11/18(月) 21:04:26 ID:wtDj5hJY
ハンジ《ふんふん、成る程ね!》

ハンジ《確かLINEの招待したのってジャンだったよね?》

ジャン《はい》

ハンジ《本当に送信した?》

ジャン《しましたよ!!》

アルミン《心配ならもう一度送ってみたら?》

ハンジ《そうしてみよう ナイスアルミン!》

ジャン《解りました》

116: 2013/11/18(月) 21:08:31 ID:wtDj5hJY
ミカサ《すみません》

ハンジ《なに?》

ミカサ《エレンは私から招待しなおしてもいいでしょうか?》

アルミン《ミカサが?》

ミカサ《早くエレンとLINEしたい》

ハンジ《だってよ、ジャン。 それでいい?》

ジャン《全然オッケーです!!》


ジャン「ミカサが送ればエレンだって反応するかもしれねえしな
……それにあのしつこい催促からも解放されるかもしれないし……」

117: 2013/11/18(月) 21:11:16 ID:wtDj5hJY
ミカサ「思い立ったが吉日」

ミカサ「早速送ろう」パチパチ

ミカサ「」パチパチ

ミカサ「送信」


ミカサ「」チラッ

ミカサ「まだ来てない
ので、送る」パチパチ

ミカサ「送信」


ミカサ「……まだ来てない……」

ミカサ「もう一度」パチパチ

118: 2013/11/18(月) 21:16:53 ID:wtDj5hJY
エレン「」zZ

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「」ピクッ

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「……ん」

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「……一体何事なんだ……」

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「うるせぇな……」

119: 2013/11/18(月) 21:19:51 ID:wtDj5hJY
スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「メールか……、多すぎだろ」

エレン「イタメか何かか?」パチリ

メール 未読23

エレン「!!?」

エレン「え、なんだこれ……」

120: 2013/11/18(月) 21:24:18 ID:wtDj5hJY
「ミカサさんがLINE(ライン)に招待しています。 」×23

エレン「……」

エレン「えっ、全部これか……?」

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「」ビクッ

エレン「こ、これは登録したほうがいいのだろうか……
   確かハンジ先輩もそんな事を……」

エレン「……」

エレン「ここはアルミンだな」

121: 2013/11/18(月) 21:35:09 ID:wtDj5hJY
~er ist an Sieg♪

アルミン「電話だ」パチリ

アルミン「って、エレンからだ! なんだろう…」

アルミン「もしもし」

エレン『助けてくれ!!』

アルミン「エレン……!?どうしたの!?」

エレン『さっきからさっきから……!!』

アルミン(この電話越しからでも解るエレンの逼迫さ……)ゴクリ

アルミン「エレン、一体君に何が!?」

122: 2013/11/18(月) 21:37:43 ID:wtDj5hJY
エレン『メールが……』

アルミン「メールが?」

エレン『ミカサからのLINE招待のメールの受信が止まらねえ……』

アルミン「……ああ……」

アルミン(君ってやつは……)

アルミン「取り敢えず、LINEに登録してミカサにかまってあげなよ…」

エレン『嫌だ!!』

アルミン「」

123: 2013/11/18(月) 21:42:40 ID:wtDj5hJY
アルミン「な、何で……?」

エレン『だって怖ぇよ……
   この電話の最中にも5件は届いてる!』

アルミン「ご、5件って……そんなに……!?」

エレン『ああ! それに電話かけるまで25件も受信してんだよ……』

エレン『俺なんだかLINEが怖くなってきた……
助けてくれ、アルミン……』

アルミン「……」

アルミン(登録しないエレンに非があるとは思ったけど
    これはミカサの方にも原因がありそうだなあ……)

124: 2013/11/18(月) 21:46:45 ID:wtDj5hJY
今日は短いですがここまで
週末に更新宣言しときつつ、週明け更新でごめんなさい

因みに着信音はどちらもLinked Horizonより

130: 2013/11/24(日) 15:08:33 ID:ahSSCaes
ミカサ「」ジッ

ミカサ(来る気配が無い…)

ハイ オッパッピー♪

ミカサ「エレン!?」バッ

受信:アルミン

ミカサ「? アルミンから?
   一体なんだろう」

『あんまりエレンを脅さないであげて欲しい』

ミカサ「脅す? エレンを?」

131: 2013/11/24(日) 15:17:53 ID:ahSSCaes
ワカッタゼ ヒトトシテ ムクワレヌ ソノワケ♪

アルミン「」パチン

受信:ミカサ

アルミン(ミカサからの返事が来た)

アルミン「何々……」

『私はエレンを脅した覚えは無い。
 ただ早く、LINEに登録して欲しいだけ。』

アルミン(それが脅しって言うんだよ……)

132: 2013/11/24(日) 15:23:32 ID:ahSSCaes
エレン「アルミン、ミカサは何て?」

アルミン『登録するしか無いみたい。
    脅してるって自覚は無いみたいだ。』

エレン「何それ怖え」

エレン「仕方ねえな、登録するか……」

アルミン「うん。頑張って」

エレン(一体何が頑張ってなんだ……)

134: 2013/11/29(金) 17:00:50 ID:34FY1JbI
ミカサ「」ジーッ

ミカサ「やっと来た」ガタッ

ミカサ「エレン、なんで遅かったんだろう
登録方法が解らなかったの、それとも気がつかなかったの」

ミカサ「でも登録してくれただけでも嬉しい」

ミカサ「早速、早速エレンに送ろう」

138: 2013/12/09(月) 05:11:27 ID:tBpX3USA
エレン「うーん」

エレン「ここからどうするんだ……?」

エレン「……」

エレン「わかんね」

エレン ゴハンヨ-

エレン「おっ、母さんが呼んでる 下に下りるか」

パタパタ

ミカサ《エレン》

139: 2013/12/09(月) 05:23:18 ID:tBpX3USA
ミカサ《エレン》

ミカサ《エレン》

ミカサ《エレン》

ミカサ《エレン》

ミカサ《エレン》………


ミカサ「返信が来ない」

ミカサ「もしかして、無視されてる……?」ハッ

140: 2013/12/09(月) 05:42:00 ID:tBpX3USA
ミカサ「ううん」フルフル

ミカサ「エレンに限ってそんな事はない。 きっと気がついてないだけ」

ミカサ「ので、根気よくやれば大丈夫」

ミカサ「諦めたらそこで試合は終了」グッ

ミカサ「」パチパチ

ミカサ《エレン》

ミカサ《エレン》

……

141: 2013/12/09(月) 05:46:31 ID:tBpX3USA
エレン「は~」

エレン「やっぱり母さんが作ったチーハンは最高だな!」マンゾク

ケイタイ<チカッ チカッ

エレン「ん? メールが来てるな アルミンからか?」

『LINEに新しいメッセージが届いてます!』

エレン「」ゲッ

エレン「またLINEかよ!!」

143: 2013/12/15(日) 18:51:26 ID:O3zqCLhI
エレン(LINEってあれなのか……?イタズラメールの部類なのか……?)ガタガタ

スイマセンソコノミギニイェーガー♪

エレン「ひぃ!!」ガタッ

エレン「」ガタガタ

エレン「そ、そうか……!」

パチパチ

エレン「電源を切っていい話だったんじゃねえか……」フゥ


ミカサ「」パチパチ

――――
―――――――

144: 2013/12/15(日) 18:54:18 ID:O3zqCLhI
~次の日~

アルミン(昨日結局調査部のグループに入ったのはジャンにミカサに僕に先輩だけ)

アルミン(エレンも登録した事はしたみたいだけど、メッセージを送っても音沙汰無し。)

アルミン(どうしたんだろうなあ……)

ミカサ「おはよう、アルミン……」ボー

アルミン「おはようミカサ、って……えぇえ!?」

アルミン「ちょ、ちょっとどうしたの!?その目の下の隈!!」

145: 2013/12/15(日) 18:56:38 ID:O3zqCLhI
ミカサ「エレンに……ずっとLINE送ってた」

ミカサ「全然反応が無かったから、ずっと反応が来るまで送ってて」

ミカサ「気がついたら窓の外が明るくなってた」

アルミン「へ、へえ……」

アルミン(なにこれミカサこわい)

ミカサ「どうしてエレンは反応が無かったんだろう」

アルミン「さ、さあ……?」

アルミン(なんとなく理由は解るけれど)

146: 2013/12/15(日) 18:59:25 ID:O3zqCLhI
エレン「よう、ミカサ、アルミン」

アルミン「あ、エレン」

アルミン(噂をすればなんとやらだね)

ミカサ「エレン!」

エレン「」ビクッ

ミカサ「どうして昨日はメッセージの返信くれなかったの?」

エレン「えっ!?」

エレン(やっぱりあれはミカサのせいだったのか!!)

エレン「……そ、それは……」チラッ

147: 2013/12/15(日) 19:02:25 ID:O3zqCLhI
ミカサ「」ゴゴゴゴゴ

エレン(ひぃいい……!!)

エレン(これは『電源切ってた』なんて言ったら削がれる感じか!?)

エレン(だが、本当に怖かったんだ!!)

エレン(しかし、現在進行形でも怖い!!)ガタガタ

エレン(助けてくれ、アルミン!)チラッ

アルミン「」メソラシ

エレン「」

アルミン(ごめんエレン)ガタガタ

148: 2013/12/15(日) 19:11:45 ID:O3zqCLhI
ミカサ「どうして?」ゴゴゴゴ

エレン「」ガタガタガタ

エレン(そうか……!)ハッ

エレン「ほ、ほらミカサ、今日は英語の小テストがあるだろ!」

エレン「だからその勉強をしてたんだ……!」

ミカサ「英語の……?」

エレン「」コクンコクン

149: 2013/12/15(日) 19:21:15 ID:O3zqCLhI
ミカサ「」ジー

エレン「」ガタガタ

ミカサ「……なら仕方ない」

エレン「おう……」

エレン(た、助かった……)ヒヤアセダラダラ

アルミン「ミカサ!」

ミカサ「何?」

アルミン「ミカサもLINEは控えた方がいいと思うよ!」

ミカサ「……どうして?」

150: 2013/12/15(日) 19:29:44 ID:O3zqCLhI
アルミン「ほ、ほら……!四六時中LINEやってたらミカサも勉強出来ないし」

アルミン「それに、寝不足になって授業中に寝たらダメだからね!」

エレン「そ、そうだなアルミン!」

エレン「お前も前、比例が解んねえって言ってたのに、数学の時間に寝たら意味ねえしな!」

ミカサ「……確かに、そうかもしれない」

ミカサ「今晩から控える」

アルミン「うんうん、その方が絶対いいよ!」

エレン「アルミン、ナイス」ボソボソ

アルミン「ううん、大丈夫だよ」ボソボソ

アルミン「せっかく連絡用に登録したのに、使わなくなったら元も子もないからね」ボソボソ

151: 2013/12/16(月) 23:56:03 ID:rzCLNTRs
――学校

ジャン「おい、サシャにコニー!」

サシャ「なんでしょう?」

コニー「そんなにカリカリしたらエルヴィン先生みたいにハゲるぞ」

ジャン「あぁ、実は俺も……じゃねえ!!」

サシャ「おお、怖い怖い」

ジャン「怒らせてるのはお前らだ!!」

サシャ「なんですか、一体……」

コニー「朝から騒がしいな」

152: 2013/12/17(火) 00:00:30 ID:e0ZHOFak
ジャン「昨日なんでお前らLINEを登録してねえんだよ!!」

マルコ「ジャン……まあ落ち着いて……」

サシャ「LINEですか
   メールなんか来ませんでしたけど」

ジャン「なっ……!ちゃんと俺は送ったぞ……!」

サシャ「……そういえば知らないアドレスからメールが来てましたね……」

ジャン「それだよ!!」

サシャ「やっぱりそれでしたか!!」

153: 2013/12/17(火) 00:04:21 ID:e0ZHOFak
ジャン「それでしたかってお前……!」

サシャ「いや、知らないアドレスからだったんで直ぐに消したんですけど」

マルコ「それはいい心がけだね」

サシャ「でしょうでしょう?
   ですが、後からLINEの招待メールかと思って、ジャンに尋ねようとしたら、ジャンのメアドが登録されてなかったんですよ…!」

ジャン「本当か?」

サシャ「はい」

ジャン「……なんで俺のメアド登録してないんだよ……」ハァ

サシャ「こ、今晩登録しますから~!」

154: 2013/12/17(火) 00:07:21 ID:e0ZHOFak
ジャン「コニーのほうはどうなんだよ?」チラリ

コニー「俺か?」

コニー「うーん……
   昨日はタイタンハンターで1日潰したから、携帯見てねえや!」ハハハ

ジャン「そうか……」

ジャン(コニーの中では俺のメール<タイタンハンターなのか……)

マルコ(コニー、今日は英語の小テストがあるのに、また勉強してないのかな……)

158: 2013/12/18(水) 20:54:59 ID:7FJ.Yb0M
――――――
―――
――1年3組付近

ハンジ「――……てな訳で、君たち3組のみんなにもLINEをして貰いたいんだ!」

ライナー「……はあ」

ハンジ「4組の人には昨日言ったんだけどね。まだ皆登録してないんだ
    まったく、やることが遅くて困っちゃうよ!」

ハンジ「そんな事が無いように3組の君達には期待してるね」ニカッ

ベルトルト「でも、僕やライナーはLINEやってるし、クリスタも登録してるよね?」

クリスタ「うん。
    登録してないのは……」チラッ

ベルトルト「」チラッ

ハンジ「」チラッ

ユミル「……なんだよ」

159: 2013/12/18(水) 20:59:52 ID:7FJ.Yb0M
クリスタ「ううん、この四人だとユミルだけ登録してないなあって」

ユミル「なんだよ、悪いかよ」

リヴァイ「悪かねえ。
    俺だって登録してない」

ハンジ「リヴァイは登録『してない』じゃなくて『できない』でしょ」

ベルトルト「『できない』? なんでですか?」

クリスタ「今だったらガラケーだって出来ますし…」

ハンジ「ガラケーでもスマートフォンでもないんだ」

ベルユミクリ「「「えっ?」」」

160: 2013/12/18(水) 21:04:38 ID:rv67pz4E
ユミル「登録できないって、部長、アンタまさか……!」

リヴァイ「ほう?お前もなのか……?」

ハンジ「え?何々? まさか同じ理由?」

クリスタ「え? ユミルもガラケーとかスマホじゃないの?
    だったら何使ってるの?」

ユミル「嫌、私は……」

リヴァイ「まさかこんな所でPHSを使ってる奴を見つけるとはな……」

ユミル「……は?PHSだと?」

161: 2013/12/18(水) 21:09:39 ID:rv67pz4E
ユミル「私PHSなんてそんな古いもの使ってませんけど」

リヴァイ「何だと?」

リヴァイ「どうしてこの使いやすさ解らねえんだ」チッ

ハンジ「いや、メッセージ貰うこっちは読みづらいけどね」

ベルトルト(PHSか……なんか凄いな……)

クリスタ「ぴー、えいちえす?
    って……?」

リヴァイ「お前、知らないのか……?」

ユミル「しゃあねえだろ、中1の私達にとってPHSが普及してた頃はまだ幼かったんだからよ…」

162: 2013/12/18(水) 21:14:30 ID:7FJ.Yb0M
ハンジ「私達も普及してた頃は十分若かったけどね」

リヴァイ「今だって若ぇよ」

ハンジ「まあまあ」

ベルトルト「ユミル、君もLINEに登録出来ない理由があるの?」

ユミル「」ギクッ

ユミル「ま、まあな……」

クリスタ「でもPHSじゃないんでしょう? だったら何なの?」

ベルトルト「子ども閲覧制限的な何かがついてたりして」

ハンジ「いや、LINEは閲覧制限クリアするよ」

163: 2013/12/18(水) 21:18:32 ID:rv67pz4E
クリスタ「ねえユミル、やっぱり出来ないの?」

ユミル「ああ……」

クリスタ「なんなの?教えてよユミル」

ユミル「笑わ無いか?」

クリスタ「」コクン

ユミル「実は私の携帯は

   らく●くホンなんだ……」スッ

164: 2013/12/18(水) 21:22:04 ID:rv67pz4E
ベルトルト「」

ハンジ「」

リヴァイ「」

クリスタ「」

クリスタ「その……、ごめんねユミル……」

ユミル「おう……」

ハンジ「だ、だったら仕方ないね!
   クリスタ!」

クリスタ「はい!」

ハンジ「LINEで回ってきた連絡をユミルにメールする役割を担って欲しいんだけど」

クリスタ「解りました」

ユミル「なんかスマン」

クリスタ「ううん、いいよ」

165: 2013/12/18(水) 21:26:52 ID:rv67pz4E
ハンジ「じゃあ、グループ作成宜しくね~」バイバイ


クリスタ「ユミルが登録しない理由はそんな事があったんだね」

ユミル「ああ。黙っていて本当にスマン。
   笑われるかと思ってずっとはぐらかしてたんだ」

クリスタ「ううん、先輩も言ってた通りらく●くホンなら仕方ないし
    そんな事で笑わったりしないわ」ニコッ

ユミル「クリスタ……」

ベルトルト(ううん、美しい友情だね。
     それに比べて……)

ライナー「クリスタとLINEができる……」ブツブツ

ベルトルト(さっきから反応が無いと思ってたけどこの様だよ…)ハァ

170: 2013/12/31(火) 22:30:48 ID:iwO/xClk
――帰路

アニ「はぁ…」トボトボ

アニ(なんかマルロに凄く言われた… 『ブロックしてるだろ!』って…)

アニ(だってマルロと話す事無いし)

アニ(まあヒッチもだけど…)

アニ「はぁ…」

ライナー「ようアニ!今帰りか?」

アニ「ライナー、ベルトルト」

ベルトルト「生徒会お疲れ様」

アニ「そっちこそ、部活お疲れ」

171: 2013/12/31(火) 22:34:17 ID:iwO/xClk
ライナー「いや、今日は正規の部活には行ってない」

アニ「え?
   ……ああ」

ベルトルト「ちょっと色々、用事があってね」

アニ「掛け持ちは大変だね
   …まあ一つは部活として認めて無いけど」ギロッ

ベルトルト「べ、別に睨まなくても」

ライナー「あれもあれで面白いんだ
    アニも入れば良かったのにな」

アニ「私はいいよ」

172: 2013/12/31(火) 22:37:32 ID:iwO/xClk
ベルトルト「で、どうしたの?」

アニ「何が?」

ベルトルト「さっきため息ついてたから…」

アニ「ああ
   ちょっと、ね」

ライナー「なんだ?生徒会でいざこざか?」

アニ「生徒会メンバーのマルロのLINEをブロックしたら今日凄く怒られた」

アニ「ブロックしようがしまいが、私の勝手なのにさ…」ハァ

ベルトルト「そ、それは御愁傷様…」

173: 2013/12/31(火) 22:40:20 ID:iwO/xClk
ライナー「まあ気を落とすな、アニ
     人生諦めなければいい事だってあるんだ!
     そうだろ、ベルトルト!」

ベルトルト「はは…」

アニ「どうしたのアイツ、なんか何時に無くテンション高い」

ベルトルト「ライナーはライナーなりにいい事があったんだよ」

アニ「というと?」

ライナー「クリスタと!LINEが!出来るんだ!!」

アニ「ああ…」

ベルトルト「ね…」

174: 2013/12/31(火) 22:45:46 ID:iwO/xClk
ライナー「ついに俺にも春が来たんだよ…」

ベルトルト「それは良かったね」

アニ「でもなんでクリスタのLINEのアカウントを知ってるの?」

ベルトルト「LINEで、3組の調査部三人と、先輩で連絡取り合う為に教えあったんだ」

アニ「ん?三人?
   あんたと、ライナーと、クリスタと… ユミルは?」

ベルトルト「諸事情によりLINE登録不可なんだ」

アニ「ふうん…」

アニ(諸事情ってなんだろう… 親とか?)

175: 2013/12/31(火) 22:49:18 ID:iwO/xClk
アニ「あのさライナー」

ライナー「ん?なんだ?」

アニ「そんなにクリスタのアカウント知りたかったら、前々からクリスタに直接聞いたら良かったのに」

ライナー「それはダメだ、恥ずかしい」

アニ(あんたみたいな大男が恥ずかしがってる姿なんか、見てるこっちが恥ずかしいよ)

アニ「じゃあ私に聞いときゃ良かったのに」

ライナー「そういう故意的なのは駄目だ!」

ライナー「やっぱり、たまたま知ってこその醍醐味だろ……!!」

アニ「ごめん解んないし、解りたくない」

ベルトルト「右に同じ」

181: 2014/01/15(水) 22:02:24 ID:8ovmBoME
アニ(そうだ)

アニ「ね、ねえ…」

ライナー「ん?なんだ?」

アニ「…その、部活のLINEは他のクラスの部員とも繋がる予定なの?」

ベルトルト「多分そうじゃないかな…」

ベルトルト「まだ4組でLINEに入ってない人が居るとは言ってたけど
     最終的には皆やるんだと思うよ」

アニ「…そう」

182: 2014/01/15(水) 22:07:53 ID:8ovmBoME
アニ(だったらチーハン野郎も…)

ライナー「なんでそんな事聞くんだ?」

アニ「え?」

ライナー「まさか…生徒会の権力で調査部のLINEを取り締まるんだな…?」

アニ「いや、そんな権力無いし…」

ライナー「やめてくれよな…やっとクリスタとLINEが出来るんだ…
     俺を止めるなよ…」

アニ「止める気もしないよ…」

183: 2014/01/15(水) 22:10:51 ID:8ovmBoME
ベルトルト「あのさアニ」コソッ

アニ「何?」

ベルトルト「ライナー、ああ言う風に意気込んでるけど
     いざとなったら照れて出来ないタイプだよね…」

アニ「」ジッ

アニ「確かに…
  青春中の中学生かっての…」

ベルトルト「アニ、この世界では皆中学生だよ…」

185: 2014/01/15(水) 22:17:13 ID:8ovmBoME
――レオンハート家

アニ「」ハァ

アニ(今日も疲れたな…)

アニ「」パカッ

アニ(あ、LINE来てる
  誰からだろう…)

クリスタ《今日は体育疲れたねー(´・ω・)》

アニ(ああ… 確か今日は男女混合で持久走をやったんだ)パチパチ

アニ《そう? 私は大丈夫だったけど》

186: 2014/01/15(水) 22:20:30 ID:8ovmBoME
クリスタ《そりゃ、アニはうちのクラスの女子でぶっちぎって速かったもの!》

クリスタ《私ももっと体力があればなあ…》

アニ「クリスタは、運動部じゃなかった筈
   確か……吹奏楽部」

アニ《でも、吹奏楽部も筋トレとかあって大変じゃないの?》

クリスタ《うん もう、大変!》

クリスタ《でも、入部した時よりは腕立て伏せもできるようになったよ!》

アニ《そう》

187: 2014/01/15(水) 22:23:40 ID:8ovmBoME
クリスタ(ふふ、アニってばクラスでは寡黙だけど
    こうやって話合うと意外と話すなあ…)

アニ《そういえば 調査部でLINEをやったんでしょ?》

クリスタ《うん、そうよ》

クリスタ(誰から聞いたんだろう…
    アニはライナーやベルトルトと仲がいいみたいだから、そこからかしら…)

アニ《気をつけてね》

クリスタ「?」

188: 2014/01/15(水) 22:25:12 ID:8ovmBoME
クリスタ(気をつけて…?)

クリスタ《うん、解った》

クリスタ(何にかしら…?)

アニ(忠告はした
  あとは、相手次第)


ライナー「あああ、クリスタになんて話そうか…」

ライナー《なあベルトルト、どうすりゃいい!?》

ベルトルト《知らないよ》

189: 2014/01/15(水) 22:28:34 ID:8ovmBoME
――ブラウス家

サシャ「ふふふ…」

サシャ「ちゃんとLINEに入会しましたよ…
   これで明日ジャンに大目玉食らいませんね!」

サシャ「さて、早速誰かにメッセージを送ってみましょう」

サシャ「うーん… ジャン…アルミン…エレン… コニーはありませんね…」

サシャ「やっぱり、ここは同性のミカサに送ってみましょうか」パチパチ

190: 2014/01/15(水) 22:31:08 ID:8ovmBoME
ミカサ「」モクモク...

ハイ オッパッピー

ミカサ「メール」パカッ

ミカサ「LINEから…」

サシャ《LINEに登録しましたー!》

サシャ《早速ミカサに送ってみましたよー!》

ミカサ(サシャもやっと登録したみたい)ホッ

ミカサ《宜しく》

191: 2014/01/15(水) 22:33:30 ID:8ovmBoME
サシャ《ふふ、なんかLINEってチャットみたいですねー》

ミカサ《チャットはしたことない》

ミカサ《ので、解らない》

サシャ《そうですか…》

サシャ《そういえばなんでコニーはまだ登録してないんでしょうね?》

ミカサ《さあ》

サシャ(まだ一削ぎしてるんでしょうかねえ…)

192: 2014/01/15(水) 22:35:57 ID:8ovmBoME
ミカサ《そういえば》

サシャ《なんでしょう》

ミカサ《エレンにはもう送った?》

サシャ《いえ、まだです》

ミカサ《極力送らなくてもいい》

ミカサ《エレンは忙しい ので、反応しないかも知れないから》

サシャ「は、はあ…」

サシャ(なんでしょうか…
   画面から狂気染みた何かを感じます)

サシャ《解りました》

193: 2014/01/15(水) 22:39:15 ID:8ovmBoME
ミカサ《それでいい》

ミカサ《エレンには送らなくてもいいから》

サシャ(大切な事なので二回言ったパターンですね)

サシャ《解ってますよ~》

サシャ(こ、この狂気染みたミカサから離れましょう)

サシャ《あっ、私まだジャンに登録した事伝えて無いので、言いに行ってきます~》

ミカサ《解った》

サシャ「…」

サシャ「…き、極力ミカサともLINEは避けましょう」

216: 2014/02/09(日) 22:19:44 ID:QQVET1Ys
こんばんは>>1です
この間更新させましたが、どうしても書く気が失せてしまったので、この話はここで一旦終了させてもらいます
本当に申し訳ありません
このまま落としてくださるか、どなたか乗っ取っていただいても構いません
読んでくださった方、有難うございました

引用: アニ「LINE?」