1: 2014/02/11(火) 18:53:24 ID:b/jTfU2E
ニンフィア「こんなナリですけど、女の子じゃないですから!」

ニンフィア「僕はれっきとした漢です!」

シザリガー「あぁー、そうだな。お前は男の娘だもんな。知ってる知ってる」

ニンフィア「違います!漢です!」

シザリガー「…男の娘だろ?」

ニンフィア「まるで分かってないです!!」

シザリガー「残念だけど、俺から見ればお前は完全にメスにしか見えない」

シザリガー「よって男の娘」

ニンフィア「違いますよぉ……」グスッ

2: 2014/02/11(火) 19:00:59 ID:b/jTfU2E
ニンフィア「僕、実はサザンドラさんに憧れてるんです」

シザリガー「あいつ血の気が多いからやめとけ。喰われるぞ。性的な意味で」

ニンフィア「またそういう事言う!シザリガーさんよりは幾分紳士です!」

シザリガー「俺の方が男前だろ。いっちょ俺に抱かれとくか?」

ニンフィア「じ、冗談は止めて下さい!!僕は男ですよ!」

シザリガー「そんな赤い顔で否定されてもなぁ……」

ニンフィア「うっ、うっさいです!」

シザリガー「はいはい…」

3: 2014/02/11(火) 19:12:51 ID:b/jTfU2E
シザリガー「で、何でサザンドラの野郎に憧れてるんだよ」

ニンフィア「…その、カッコいいなぁ、て…」

シザリガー「お前…ホ〇だったのか……」

ニンフィア「違います!!いい加減怒りますよ!!」

ニンフィア「大体さっき、憧れって言ったじゃないですか!」

ニンフィア「恋愛感情とかそんなんじゃなくて憧れです!!」

シザリガー「…ジョークだよジョーク。んな過剰にムキになんなよ」

ニンフィア「言っていい冗談と悪い冗談がありますっ」プイッ

シザリガー「悪かったって」

ニンフィア「…」ツーン

4: 2014/02/11(火) 19:24:23 ID:b/jTfU2E
シザリガー「あっ、サザンドラの野郎!」

ニンフィア「えっ!?」

シザリガー「うっそーwww」

ニンフィア「……」

シザリガー「怒った?」

ニンフィア「…別に」プイッ

シザリガー「俺の事嫌い?」

ニンフィア「…嫌いじゃありません」

シザリガー「ほほう…」

ニンフィア「大嫌いです」

シザリガー「うわ、直球www」

5: 2014/02/11(火) 19:37:40 ID:b/jTfU2E
次の日

ニンフィア「」ズーン

シザリガー「よぉ、やけに暗いじゃねぇか。何かあったかぁ?」

ニンフィア「…僕…もう、バトルしたくないです……」

シザリガー「お、おう……本当に何があった?こりゃ、重症じゃねぇか…」

ニンフィア「ドレインキッス……」

シザリガー「え?」

ニンフィア「ドレインキッス…覚えさせられました……」

シザリガー「………ぷっ」

ニンフィア「笑わないで下さいよぉ!他人事だと思って!!」

シザリガー「だっておま、ドレインキッスって…ぷっ」

シザリガー「くくくっ……」

ニンフィア「笑うなぁっ!」

6: 2014/02/11(火) 19:50:31 ID:b/jTfU2E
ニンフィア「オスメス関係無くキスしないといけないんですよ!!」

ニンフィア「…」ウルッ

ニンフィア「キスで攻撃ってもう、嫌……」

シザリガー「くくっ、大丈夫だニンフィア。お前のその容姿なら野郎も喜ぶだろ、ぷっ…」

ニンフィア「そう言う問題じゃないです!!と言うか、いつまで笑ってるんですか!僕のこの状況を見て慰めの一つも無いなんてほんと悪魔ですねっ…!」

シザリガー「どwwんwまwいwww」

シザリガー「これでより一層女の子らしさが増したなwww」

シザリガー「んで、野郎にキスwww本当にホ〇になっちまったwww」

シザリガー「……………………………………………………………ワロエナイな…」

ニンフィア「マスターのばかぁ…」グスッ

7: 2014/02/11(火) 20:06:46 ID:b/jTfU2E
シザリガー「俺だったら即、マスター瞬殺レベルだな」

ニンフィア「わざわざ、ハートのウロコで技を覚えさせられたんですよ……」

シザリガー「いや、もうなんつーか…どんまいとしか言い様がないな…」

ニンフィア「…」グスッ

シザリガー「…ドレインキッスか…。効果自体は悪くないんだが、技が繰り出せる時の状況の繊細がなぁ…」

シザリガー「オスメス、どちらにも攻撃出来るって所に問題があるんだよ」

ニンフィア「…」

シザリガー「まだ、オスはメスに。メスはオスにキッス出来るって設定なら良かったんだがな……………」

シザリガー「これじゃ、オスのお前は本当にホ〇に…」

ニンフィア「いやあぁぁぁぁぁ!!!!」ダッ

シザリガー「あっ!おい!待て!」

11: 2014/02/12(水) 17:15:04 ID:rVZhFKLs

ニンフィア「ホ〇なんて」ダダダッ

ニンフィア「嫌だあぁぁぁぁぁ!!」ダダダッ

ドンッ!!

ニンフィア「ひゃっ…!」

サザンドラ「………」

ニンフィア「サ、サザンドラさん!」

サザンドラ「……」

ニンフィア「ごっ、ごめんなさい!怪我はありませんか!?」

サザンドラ「………ない」

ニンフィア「そうですか!良かったです!僕、ぼーとしてて…本当にごめんなさい」

サザンドラ「………気にしてない」

12: 2014/02/12(水) 17:29:21 ID:rVZhFKLs
ニンフィア(やっぱりサザンドラさんは優しいや)

ニンフィア(シザリガーさんなんかと違って!)

サザンドラ「…所でお前」

ニンフィア「はい!何でしょう?」ニコニコ

サザンドラ「…ホ〇、なのか…?」

ニンフィア「ブフォッ!!」

サザンドラ「…」

ニンフィア「なななななっ…!」

ニンフィア「どっ、どうしてそんな事をっ…!」

サザンドラ「………さっき、ホ〇がどうとか言ってたから」

ニンフィア「」

サザンドラ「………」

13: 2014/02/12(水) 17:40:47 ID:rVZhFKLs
ニンフィア「僕は…」

ニンフィア「僕は…!」

ニンフィア「ホ〇じゃありませんんんんんん!!!!!」クワッ

サザンドラ「」ビクッ

サザンドラ「そ、そうか……」

ニンフィア「そうですとも!!皆してホ〇ホ〇ホ〇ホ〇!!僕はそんなにホ〇臭いですか!?」

サザンドラ「いや…ホ〇臭いと言うか、マスターのポケモン達の中でお前とシザリガーと出来てるって噂が…」

ニンフィア「」

サザンドラ「…な、何かあったのか…?」

サザンドラ「良ければ話を聞くが」

ニンフィア「…」グスッ

14: 2014/02/12(水) 17:54:02 ID:rVZhFKLs
ニンフィア「実は……」

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ーーーーー

サザンドラ「ほう……そんな事が…」

ニンフィア「はい…」

サザンドラ「……そう言えば」

ニンフィア「?」

サザンドラ「俺は、さっきバトルシャトーの帰りだったんだが」

ニンフィア「はい」

サザンドラ「…マスターが次はニンフィア使うって言ってたな…」

ニンフィア「」

サザンドラ「………ドレインキッスだつたか?使う羽目に」

ニンフィア「皆まで言わないで下さいよ……」ウルッ

サザンドラ「……すまん」

15: 2014/02/12(水) 18:07:14 ID:rVZhFKLs
サザンドラ「……まだ、使ってないんだよな?」

ニンフィア「まだ処Oだよな?みたいな言い方しないで下さい」

サザンドラ「……重症だな…」

ニンフィア「…ドレインキッスは、今の所覚えたばかりなので使ってません」

ニンフィア「でも99%、明日ぐらいにバトルシャトーで使う事になるじゃないですか…」

サザンドラ「マ、マスターは優しいからメス相手にしか使わない可能性も…」

ニンフィア「オスの僕にドレインキッスを覚えさせるマスターが優しい訳がないですよ…」

サザンドラ「……すまん」

ニンフィア「惨めになるから謝らないで下さい…」

16: 2014/02/12(水) 18:20:47 ID:rVZhFKLs
次の日

シザリガー「よっ、ニンフィア」

ニンフィア「こんにちは…シザリガーさん……」ズーン

シザリガー「…その様子……お前、まさか…」

ニンフィア「そのまさか、ですよ…」

シザリガー「キスしたのかよwwwオスに?wwwワロタwww」

シザリガー「ワロタ……」

ニンフィア「………何で、僕なんでしょう?」

ニンフィア「イーブイなら沢山いた筈なのに…何で、何で、僕が……」ジワァ

シザリガー「何でって……そりゃあ……お前の特性が隠れ特性だからだろ?」

シザリガー「フェアリースキン、だったっけ?」

ニンフィア「ううう……」

シザリガー「………」

シザリガー「…最近、泣いてばっかだなお前…」
おしまい

17: 2014/02/13(木) 00:23:14 ID:lmzaaWPE
シザリガーもとばっちりだなw

引用: ニンフィア「女の子じゃないですから!」